JPH06320677A - 積層板の製造方法 - Google Patents

積層板の製造方法

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JPH06320677A
JPH06320677A JP11080593A JP11080593A JPH06320677A JP H06320677 A JPH06320677 A JP H06320677A JP 11080593 A JP11080593 A JP 11080593A JP 11080593 A JP11080593 A JP 11080593A JP H06320677 A JPH06320677 A JP H06320677A
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JP
Japan
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resin
weight
base material
parts
predetermined amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP11080593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Yano
正文 矢野
Yoshihiro Nakamura
吉宏 中村
Kenichi Ikeda
謙一 池田
Kazunaga Sakai
和永 坂井
Yoshinori Sato
美紀 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハロゲン系難燃剤を配合した熱硬化性樹脂ワ
ニスを所定量含浸付着させた基材を内層とし、乾性油変
性率が15重量%以上、32重量%以下のレゾールフェ
ノール樹脂100重量部に対して、りん酸エステル30
重量部以上80重量部以下を配合し、メラミン樹脂3重
量部以上30重量部以下を配合したワニスを所定量含浸
付着させた基材を表層として、積層成形する。 【効果】 マトリックス樹脂にハロゲン系難燃剤を配合
したものと同等の難燃性があり、かつ耐トラッキング性
はそれよりも優れたている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板用積層
板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板用積層板は、熱硬化性樹
脂をマトリックスとし、繊維質のシート材料を補強材と
したものが広く用いられている。この補強材は一般に基
材といわれている。
【0003】熱硬化性樹脂としては、通常の製品では、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂が用
いられ、特に耐熱性を要求されるような特殊な製品で
は、ポリイミド樹脂、トリアジン樹脂、ビスマレイミド
樹脂が用いられている。
【0004】基材としては、例えば、クラフト紙、リン
ター紙、ガラス混抄紙、ガラス不織布、ガラスクロスが
用いられている。
【0005】積層板に耐燃性を持たせるため、熱硬化性
樹脂に難燃剤を配合している。難燃剤としては、大別す
ると、りん系化合物、ちっ素系化合物、ハロゲン系化合
物、無機化合物がある。具体的には、ハロゲン系化合物
としては、ブロム化フェノール、ブロム化エポキシ、り
ん酸エステルなどのりん化合物、トリアジン化合物など
のちっ素化合物、水酸化アルミニウムなどの無機水酸化
物、三酸化アンチモンなどであり、これらは、単独で又
は併用して熱硬化性樹脂に添加される。これらの難燃剤
のうち、臭素を含む化合物がもっとも多用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電子機器の安全性向上
から、プリント配線板用積層板の耐トラッキング性に対
する要求も一段と厳しくなってきている。ところが、ハ
ロゲンを含む化合物は、難燃性がある反面、耐トラッキ
ング性については、これを逆にさせる作用があり、充分
な耐トラッキング性が得られない原因のひとつとなつて
いる。本発明は、ハロゲン化合物を難燃剤とする積層板
について、耐トラッキング性に優れた積層板を製造する
方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハロゲン系難
燃剤を配合した熱硬化性樹脂ワニスを所定量含浸付着さ
せた基材を内層とし、乾性油変性率が15重量%以上、
32重量%以下のレゾールフェノール樹脂100重量部
に対して、りん酸エステル30重量部以上80重量部以
下を配合し、メラミン樹脂3重量部以上30重量部以下
を配合したワニスを所定量含浸付着させた基材を表層と
して、積層成形することを特徴とする積層板の製造方法
である。
【0008】フェノール樹脂を変性するための乾性油と
しては、桐油、アマニ油、脱水ヒマシ油などが使用され
る。乾性油変性率が15%未満では、耐トラッキング性
を満足せず、32%を超えると打抜加工の際、打抜穴ま
わりに白化現象(目白)を発生する。
【0009】フェノール樹脂を合成するためにに用いら
れるフェノールとしては、フェノール、メタクレゾー
ル、パラクレゾール、オルソクレゾール、パライソプロ
ピルフェノール、パラターシャリーブチルフェノール、
パライソプロペニルフェノールオリゴマー、ノニルフェ
ノール、ビスフェノールAなどがある。レゾール化する
ための触媒は、アンモニア、トリエチルアミン、トリメ
チルアミンなどのアミン系化合物を単独または併用して
用いる。
【0010】フェノール樹脂に配合するりん酸エステル
としては、トリフェニルホスフェイト、クレジルジフェ
ニルホスフェイト、トリクレジルホスフェイト、イソプ
ロピルフェニルジフェニルホスフェイトなどがある。り
ん酸エステルの配合量が、フェノール樹脂100重量部
に対し、30重量部未満では難燃性を満足せず、80重
量部を超えると、打抜加の際、打抜穴まわりの白化現象
が著しい。
【0011】フェノール樹脂に配合するメラミン樹脂
は、一般市販品でよい。ベンゾグアナミン変性のメラミ
ン樹脂も使用できる。メラミン樹脂の配合量が、フェノ
ール樹脂100重量部に対し、3重量部未満では安定し
た難燃性を得られず、30重量部を超えると、打抜加工
時に層間はくりを発生しやすい。
【0012】内層に用いる樹脂は、通常の乾性油変性レ
ゾールフェノール樹脂でよく、難燃剤としてブロム化フ
ェノール樹脂やブロム化エポキシ樹脂などのブロム化合
物を配合して難燃性を持たせる。
【0013】予めメラミン変性フェノール樹脂で基材を
処理すると、難燃性が優れる。メラミン変性フェノール
樹脂はメラミン−フェノール共縮合物や、メラミン樹脂
とフェノール樹脂の混合物でも良い。付着量として、5
重量%未満では難燃性が低下し、25重量%以上では、
打抜加工の際、層間はくりを発生しやすい。
【0014】
【作用】トラッキングは、回路間に生ずる微細な放電に
よって、その放電路に沿ってマトリックス樹脂が炭化
し、回路間を短絡させる現象である。従って、トラッキ
ングは表面に生ずる。その表面の樹脂マトリックス中に
ハロゲンを含まないため、トラッキングを生じにくくな
る。難燃性は、りん酸エステル、メラミン樹脂によって
与えられる。
【0015】
【実施例】
プリプレグAの製造 桐油変性率25%のアンモニアレゾールフェノール樹脂
100重量部に対し、トリフェニルホスフェイト65重
量部、メラミン樹脂8重量部を配合し、トルエンとメタ
ノールの混合溶剤でワニスとし、クラフト紙に含浸乾燥
してプリプレグとした。
【0016】プリプレグBの製造 桐油変性率30%のアンモニアレゾールフェノール樹脂
100重量部に対し、ブロム化エポキシ樹脂20重量
部、トリフェニルホスフェイト30重量部、メラミン樹
脂8重量部を配合し、トルエンとメタノールの混合溶剤
でワニスとし、クラフト紙に含浸乾燥してプリプレグと
した。
【0017】プリプレグB6枚を内側に、その外側にプ
リプレグA各1枚、さらに厚さ35μmで接着剤付きの
銅はくを重ね、170℃、8MPaで80分間、加熱加
圧して、厚さ1.6mmの片面銅張積層板を得た。
【0018】比較例 比較のため、プリプレグB8枚と厚さ35μmで接着剤
付きの銅はくを重ね、以下実施例と同様にして、厚さ
1.6mmの片面銅張積層板を得た。
【0019】得られた積層板について、IECで規定さ
れる方法にしたがって耐トラッキング性を調べた。ま
た、ULで規定される垂直法によって難燃性を調べた。
その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、マトリックス樹脂にハ
ロゲン系難燃剤を配合したものと同等の難燃性があり、
かつ耐トラッキング性はそれよりも優れた積層板を得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 和永 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館工場内 (72)発明者 佐藤 美紀 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン系難燃剤を配合した熱硬化性樹
    脂ワニスを所定量含浸付着させた基材を内層とし、乾性
    油変性率が15重量%以上、32重量%以下のレゾール
    フェノール樹脂100重量部に対して、りん酸エステル
    30重量部以上80重量部以下を配合し、メラミン樹脂
    3重量部以上30重量部以下を配合したワニスを所定量
    含浸付着させた基材を表層として、積層成形することを
    特徴とする積層板の製造方法。
JP11080593A 1993-05-13 1993-05-13 積層板の製造方法 Pending JPH06320677A (ja)

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JP11080593A JPH06320677A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 積層板の製造方法

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JPH06320677A true JPH06320677A (ja) 1994-11-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443058B1 (ko) * 2000-04-18 2004-08-04 주식회사 서한안타민 난연성 멜라민 시트의 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443058B1 (ko) * 2000-04-18 2004-08-04 주식회사 서한안타민 난연성 멜라민 시트의 제조방법

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