JPH06320737A - インクジェットプリンタ用プリントヘッドの接合方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ用プリントヘッドの接合方法

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Publication number
JPH06320737A
JPH06320737A JP11302093A JP11302093A JPH06320737A JP H06320737 A JPH06320737 A JP H06320737A JP 11302093 A JP11302093 A JP 11302093A JP 11302093 A JP11302093 A JP 11302093A JP H06320737 A JPH06320737 A JP H06320737A
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JP
Japan
Prior art keywords
solder
joining
thin plate
particles
print heads
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11302093A
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English (en)
Inventor
Keiji Watanabe
啓司 渡辺
Kunihiro Tamahashi
邦裕 玉橋
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェットプリンタ用プリントヘッドの
接合において、有機系接着剤に比べ、インクによる腐
食、及び熱サイクルに対する耐熱性に強い半田を用い
て、インク流路への半田はみ出しを皆無または再現良く
制御でき、かつ荷重分布精度を大幅に緩和できる接合方
法を提供する。 【構成】 板厚10〜50μmのステンレス及びNiの
薄板の組み合わせからなる被接合物を、平均粒径0.5
〜10μmのSiC、SiO2またはAl23の粒子を
分散させた半田によって、真空中または不活性ガス中
で、加熱、加圧して接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タに用いられる薄板積層プリントヘッドの接合方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステンレス製及びNi製の厚さ1
0〜50μmの薄板からなるインクジェットプリンタ用
プリントヘッドの接合は、有機系接着剤を用いて行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術によ
れば、有機系の接着剤がインク及び熱サイクルにより劣
化し、インク漏れを生じる等、耐久性に問題があった。
そして、この問題を解決するためには、金属的な接合が
考えられる。ただし前記Ni製の薄板は電鋳で作製し、
耐熱温度が400℃程度のため、高温で接合するろう付
けは困難で、半田による接合となる。しかし、薄板積層
構造物であるプリントヘッドには高精度が要求され、イ
ンク流路を形成する穴形状も複雑であるため、半田材は
薄板上にメッキ等により形成する。また、接合において
は、印字時に混色発生の原因となるインク流路間のリー
クを防止するため、流路間の接合面が全面均一に接合し
ている必要がある。
【0004】前記薄板はステンレス製はエッチングで、
Ni製は電鋳でつくるが、いずれも数μm〜数十μmの
表面の凹凸は避けられない。従って、全面が接合するた
めには、半田の厚さは、少なくとも表面の凹凸より厚く
する必要がある。そうした場合、凹凸の高さのバラツキ
及び接合時の加圧分布のバラツキにより、インク流路へ
の、溶融した半田のはみ出しが避けられず、印字特性の
バラツキの原因となり、最悪の場合、流路が目詰りして
しまう。また、表面の凹凸の小さい高精度な薄板を用い
た場合でも、半田のはみ出しを小さくするには、いずれ
にせよ接合部の面内荷重分布を高精度に抑える必要があ
る。
【0005】本発明の目的は、簡単な接合方法で、イン
ク流路への半田はみ出しを皆無または再現良く制御で
き、かつ荷重分布精度を大幅に緩和できる接合方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、薄板積層構
造のプリントヘッドを有するインクジェットプリンタ用
プリントヘッドの接合方法において、前記薄板をスペー
サとして粒子を混入した半田で接合することによって達
成される。
【0007】これを具体例に基づいて説明すると、粒子
入の半田層をプリントヘッド用薄板に形成し、真空中あ
るいは不活性ガス中で加熱、加圧して接合する。粒子は
接合部の厚さを一定に保つスペーサの役目を果たす。粒
子入半田層の形成は、メッキで行う。これは、半田メッ
キ浴中に粒子を分散させておき、粒子入の半田を薄板に
形成する方式である。この方式は、複合メッキと呼ばれ
るもので、これまでは主にメッキ層の耐摩耗性向上が目
的で、Niメッキ中にSiCの粒子を分散させたものな
どが実用化されている。
【0008】前記粒子は、接合部の厚さを一定にすべ
く、均一な平均粒径及び接合時の加熱、加圧で変形しな
い強度、硬さ、耐熱性が必要である。また半田メッキ浴
と化学的な反応を起こさないことも必要である。従って
粒子の材質は、前記条件を満足するSiC、SiO2
たはAl23とした。
【0009】粒子の平均粒径は0.5〜10μmが良
い。この理由は、粒子の大きさを0.5μm以下としス
ペーサの役目を持たせたとき、半田接合部の厚さが1μ
m以下となり十分な接合強度が得られない。粒径10μ
m以上では粒子そのものによるインク流路の目詰りが生
じる場合がある。
【0010】
【作用】本発明によれば、前記材質及び粒径の粒子を分
散させた半田メッキを、プリントヘッド用薄板に形成し
たので、加熱によって溶融した半田が加圧されたとき、
粒子がスペーサの役目を果して接合部の厚さが均一にな
る。従って、インク流路への半田はみ出しを皆無または
再現良く制御できるので、接合不良による流路間のリー
クやはみ出しによる流路の目詰りが無く、安定した印字
特性が得ることができる。そしてこれらは、金属的な接
合のため、有機系接着剤に比べ、インクによる腐食、及
び熱サイクルに対する耐熱性に強い耐久性に優れた接合
部を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。
【0012】図1は本発明になる接合方法を適用したプ
リントヘッド用薄板の断面構造図、図2は同プリントヘ
ッド用薄板の外観形状図、図3は本発明になる接合方法
を適用したプリントヘッド用薄板の加熱、加圧方法の一
例を説明する図、図4は本発明になる接合方法で接合し
たプリントヘッド用薄板の接合部の断面構造図である。
【0013】本実施例では、プリントヘッドの一部を構
成するダイアフラム6(SUS304製、板厚20μ
m)、リストリクタ7(SUS304製、板厚50μ
m)、フィルタ8(Ni製、板厚20μm)の3枚の薄
板を接合した場合を示す。
【0014】ここで、本実施例の薄板の断面構造を図1
にて説明する。リストリクタ7は、図1(a)の構造で
あり、ステンレス1上の両側に下地メッキとしてNiメ
ッキ2を1μm、次に平均粒径3μmのSiC粒子3が
入ったPb−50Sn半田メッキ4を5μm形成した。
ダイアフラム6は、図1(b)の構造であり、ステンレ
ス1上に下地メッキとしてNiメッキ2を1μm、次に
粒子の入ってないPb−50Sn半田メッキ4を1μm
形成した。フィルタ8は、図1(c)の構造であり、N
i5上に粒子の入ってないPb−50Sn半田メッキ4
を1μm形成した。
【0015】次に、前記3枚の薄板を図3に示すように
上からダイアフラム6、リストリクタ7、フィルタ8の
順で位置合わせして、加熱・加圧治具10、10間にセ
ットし、図示しない接合室内で、真空中で300℃に加
熱するとともに、図示しない加圧装置で5kgf/cm
2の加圧力を加え、冷却後、接合室内を大気リークして
被接合物を取り出して接合完了である。
【0016】その結果、図4に示すように、接合部11
において粒子がスペーサの役目を果たし、均一な厚さの
接合部が得られ、半田のはみ出しを制御することができ
た。
【0017】なお、本実施例では、被接合物の接合雰囲
気を真空とした場合について例示したが、これに代えて
不活性ガス雰囲気としても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、薄板積層構造のプリン
トヘッドを有するインクジェットプリンタ用プリントヘ
ッドの接合方法において、前記薄板は、スペーサとして
の粒子を分散させた半田で接合することによって、均一
な接合部厚さが再現性良く得られ、インク流路への半田
のはみ出しを皆無または制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる接合方法を適用したプリントヘ
ッド用薄板の断面構造図である。
【図2】 本発明になる接合方法を適用したプリントヘ
ッド用薄板の外観形状図である。
【図3】 本発明になる接合方法を適用したプリントヘ
ッド用薄板の加熱、加圧方法の一例を説明する図であ
る。
【図4】 本発明になる接合方法で接合したプリントヘ
ッド用薄板の接合部の断面構造図である。
【符号の説明】
1はステンレス製薄板、2はNiメッキ、3は粒子、4
はPb−50Sn半田メッキ層、5はNi製薄板、6は
ダイアフラム、7はリストリクタ、8はフィルタ、9は
インク流路、10は加熱加圧治具、11は接合部であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板積層構造のプリントヘッドを有する
    インクジェットプリンタ用プリントヘッドの接合方法に
    おいて、前記薄板は、スペーサとしての粒子の入った半
    田で接合することを特徴とするインクジェットプリンタ
    用プリントヘッドの接合方法。
  2. 【請求項2】 前記粒子はSiC、SiO2またはAl2
    3であることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
    ットプリンタ用プリントヘッドの接合方法。
  3. 【請求項3】 前記粒子は平均粒径が0.5〜10μm
    であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    プリンタ用プリントヘッドの接合方法。
JP11302093A 1993-05-14 1993-05-14 インクジェットプリンタ用プリントヘッドの接合方法 Withdrawn JPH06320737A (ja)

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