JPH06320930A - 流体圧式アクティブサスペンション - Google Patents

流体圧式アクティブサスペンション

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JPH06320930A
JPH06320930A JP13547693A JP13547693A JPH06320930A JP H06320930 A JPH06320930 A JP H06320930A JP 13547693 A JP13547693 A JP 13547693A JP 13547693 A JP13547693 A JP 13547693A JP H06320930 A JPH06320930 A JP H06320930A
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JP
Japan
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working fluid
pressure
supply
discharge
passage
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Application number
JP13547693A
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English (en)
Inventor
Osamu Takeda
修 武田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH06320930A publication Critical patent/JPH06320930A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータ内の目標圧力が急激に繰返し
増減する場合にもエンジンの負荷が急激に変動すること
を防止し車輌のスムーズな走行を可能にする。 【構成】 作動流体室28を有するアクチュエータ26
と、エンジン16により駆動されるポンプ18と、ポン
プと作動流体室とを接続する作動流体供給通路20、3
2と、作動流体排出通路32、14と、車輌の走行状態
に応じて作動流体室内の目標圧力を演算する目標圧力演
算装置60と、目標圧力に応じて作動流体の給排を制御
するサーボ弁22と、目標圧力に応じて供給通路20内
の圧力を制御する供給圧力制御装置58、60とを有す
る。供給圧力制御装置は供給通路内の圧力を低減すると
きには圧力の減少率を所定値以上に規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌のサス
ペンションに係り、更に詳細には流体圧式のアクティブ
サスペンションに係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌の流体圧式のアクティブ
サスペンションの一つとして、例えば特開平4−151
317号公報に記載されている如く、各車輪に対応して
設けられ作動流体室に対し作動流体が給排されることに
より対応する部位の車高を増減するアクチュエータと、
エンジンにより駆動されるポンプを含む作動流体供給源
と、作動流体供給源と作動流体室とを連通接続する作動
流体供給通路と、一端にて作動流体室と連通する作動流
体排出通路と、車輌の走行状態に応じて作動流体室内の
目標圧力を演算する目標圧力演算手段と、作動流体供給
通路及び作動流体排出通路の途中に設けられ目標圧力に
応じて作動流体室に対する作動流体の給排を制御する制
御弁と、作動流体供給通路の制御弁より上流側の部分と
作動流体排出通路の制御弁より下流側の部分とを選択的
に連通接続するライン圧調整弁と、ライン圧調整弁を制
御することにより制御弁より上流側の作動流体供給通路
内の圧力(ライン圧)を目標圧力に応じて制御するライ
ン圧制御手段とを有する流体圧式アクティブサスペンシ
ョンは既に知られている。
【0003】かかるアクティブサスペンションによれ
ば、ライン圧調整弁が制御されることによってライン
圧、即ち制御弁より上流側の作動流体供給通路内の圧力
が実際にアクチュエータに於て消費される圧力に正確に
対応する必要最小限の値に調整されるので、ポンプの消
費馬力のロスを低減してエンジンに対する負荷を軽減し
燃費を向上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
のアクティブサスペンションに於ては、車輌がスラロー
ム走行したりワインディングロードを走行する場合の如
く目標圧力が比較的急激に繰返し増減する場合にはポン
プの負荷も比較的急激に繰返し増減し、そのためエンジ
ンの負荷も比較的急激に繰返し増減してしまい、そのた
め車輌がスムーズに走行できないという問題がある。
【0005】本発明は、従来の流体圧式のアクティブサ
スペンションに於ける上述の如き問題に鑑み、車輌がス
ラローム走行したりワインディングロードを走行するよ
うな場合にもエンジンの負荷が急激には変動せず、これ
により車輌がスムーズに走行し得るよう改良された流体
圧式のアクティブサスペンションを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、各車輪に対応して設けられ作動流体室に対
し作動流体が給排されることにより対応する部位の車高
を増減するアクチュエータと、エンジンにより駆動され
るポンプを含む作動流体供給源と、前記作動流体供給源
と前記作動流体室とを連通接続する作動流体供給通路
と、一端にて前記作動流体室と連通する作動流体排出通
路と、車輌の走行状態に応じて前記作動流体室内の目標
圧力を演算する目標圧力演算手段と、前記作動流体供給
通路及び前記作動流体排出通路の途中に設けられ前記目
標圧力に応じて前記作動流体室に対する作動流体の給排
を制御する給排制御手段と、前記目標圧力に応じて前記
給排制御手段より上流側の前記作動流体供給通路内の圧
力を制御する供給圧力制御手段とを有し、前記供給圧力
制御手段は前記作動流体供給通路内の圧力を低減すると
きには圧力の減少率を所定値以上に規制するよう構成さ
れた流体圧式アクティブサスペンションによって達成さ
れる。
【0007】
【作用】上述の如き構成によれば、作動流体室内の目標
圧力に応じて給排制御手段より上流側の作動流体供給通
路内の圧力を制御する供給圧力制御手段は作動流体供給
通路内の圧力を低減するときには圧力の減少率を所定値
以上に規制するよう構成されているので、目標圧力が急
激に低下する場合にも作動流体供給通路内の圧力は急激
には低下せず、従って車輌がスラローム走行したりワイ
ンディングロードを走行する場合の如く目標圧力が比較
的急激に繰返し増減する場合にもポンプの負荷が急激に
は変動せず、これにより従来に比してエンジンの負荷の
変動も低減され、車輌のスムーズな走行が可能になる。
【0008】また上述の請求項2の構成によれば、供給
圧力検出手段により作動流体供給通路内の圧力が検出さ
れ、例えば作動流体供給通路よりの作動流体漏れ等の異
常や目標圧力の急激な上昇により作動流体供給通路内の
圧力が目標圧力以下になると、給排中止手段によって給
排制御手段による作動流体室に対する作動流体の給排が
中止されるので、作動流体供給通路内の圧力が作動流体
室内の圧力よりも低いことにより作動流体室内の作動流
体が給排制御手段を経て作動流体供給通路へ逆流するこ
と及びこれに起因して車体の姿勢が乱れることを確実に
回避することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0010】図1は本発明による流体圧式アクティブサ
スペンションの一つの実施例の流体回路を示す概略構成
図、図2は図1に示されたサーボ弁等を制御する電子制
御装置を示すブロック線図である。
【0011】図1に於て、10は作動流体としてのオイ
ルを貯容するリザーバを示している。リザーバ10には
接続通路12の一端及び作動流体排出通路14の一端が
接続されている。接続通路12の他端はエンジン16に
より駆動される定容積型のポンプ18の吸入側に接続さ
れている。ポンプ18の吐出側には作動流体供給通路2
0の一端が接続されている。作動流体供給通路20の他
端及び作動流体排出通路14の他端は3ポート3位置切
換式のサーボ弁22のPポート及びRポートにそれぞれ
連通接続されている。各作動流体排出通路14の途中に
は他の車輪よりの作動流体排出通路との連通接続部14
aよりもサーボ弁22の側に逆止弁24が設けられてお
り、この逆止弁はサーボ弁22よりリザーバ10へ向か
う作動流体の流れのみを許すようになっている。
【0012】サーボ弁22のAポートには一端にてアク
チュエータ26の作動流体室28に連通接続され途中に
遮断弁30を有する接続通路32の他端が接続されてい
る。サーボ弁22はそのソレノイド24へ供給される制
御信号により、全てのポートの連通を遮断する切換位置
22aと、ポートPとポートAとを連通接続する切換位
置22bと、ポートRとポートAとを連通接続する切換
位置22cとに切換わり、これにより作動流体室28に
対する作動流体の給排を制御するようになっている。
【0013】図示の如くアクチュエータ26は一種のシ
リンダーピストン装置であり、図には示されていないが
車輪を支持するサスペンション部材と車体との間に配設
され、作動流体室28に対し作動流体が給排されること
により対応する部位の車高を増減するようになってい
る。作動流体室28には通路34により気液ばね装置3
6が接続されており、通路34の途中には絞り38が設
けられている。かくして気液ばね装置36はサスペンシ
ョンスプリング又は補助的なサスペンションスプリング
として作用し、絞り38は減衰力を発生するようになっ
ている。
【0014】遮断弁30はパイロット圧力制御装置40
により制御されたパイロット圧力Pc を取込み、パイロ
ット圧力Pc が開弁所定値を越えると開弁し、パイロッ
ト圧力が閉弁所定値以下になると閉弁するよう構成され
ている。パイロット圧力制御装置40は作動流体供給通
路20とリザーバ10とを連通接続する接続通路42
と、該通路の途中に設けられた固定絞り44及び可変絞
り46とを含み、固定絞りと可変絞りとの間の圧力をパ
イロット圧力Pc として遮断弁30へ供給するようにな
っている。
【0015】作動流体供給通路20の途中にはフィルタ
48及びポンプ18よりサーボ弁22へ向う作動流体の
流れのみを許す逆止弁50が設けられている。また逆止
弁50より下流側の作動流体供給通路20には該通路内
の作動流体に対し蓄圧作用をなすアキュームレータ52
が連通接続されており、また供給通路20内の作動流体
の圧力(ライン圧)Ps を検出する圧力センサ54が設
けられている。
【0016】図示の実施例に於ては、逆止弁50より下
流側の作動流体供給通路20及び逆止弁24より下流側
の作動流体排出通路14はリリーフ通路56により互い
に連通接続されており、リリーフ通路56の途中にはリ
リーフ弁58が設けられている。リリーフ弁58はそれ
より上流側のリリーフ通路56内の圧力をパイロット圧
力として取込むソレノイド弁であり、そのソレノイド5
8aへ供給される制御信号により開閉されると共に開弁
量が増減され、これにより作動流体供給通路20及びア
キュームレータ52内の圧力、即ちライン圧Ps を増減
し得るようになっている。
【0017】尚サーボ弁22、逆止弁24、アクチュエ
ータ26、遮断弁30、接続通路32、気液ばね装置3
6、絞り38等は各車輪に対応して設けられている。ま
た図2に於ては右前輪、左前輪、右後輪、左後輪に対応
するサーボ弁はそれぞれ22fr、22fl、22rr、22
rlにて示されている。
【0018】サーボ弁22、パイロット圧力制御装置4
0及びリリーフ弁58は図2に詳細に示された電子制御
装置60により制御されるようになっている。電気式制
御装置60はマイクロコンピュータ62を含んでいる。
マイクロコンピュータ62は図2に示されている如き一
般的な構成のものであってよく、中央処理ユニット(C
PU)64と、リードオンリメモリ(ROM)66と、
ランダムアクセスメモリ(RAM)68と、入力ポート
装置70と、出力ポート装置72とを有し、これらは双
方性のコモンバス74により互いに接続されている。
【0019】入力ポート装置70には、圧力センサ54
より供給通路20内の圧力Ps を示す信号、図1には示
されていない横加速度センサ76より車体の横加速度を
示す信号、前後加速度センサ78より車体の前後加速度
を示す信号、シフトセンサ80よりオートマチックトラ
ンスミッションのシフトレバーのシフト位置を示す信
号、車速センサ82より車速を示す信号、操舵角センサ
84より操舵角を示す信号が入力され、また車高センサ
の如き一群のセンサ86より車輌の他の走行状態に関す
る信号が入力されるようになっている。
【0020】入力ポート装置70はそれに入力された信
号を適宜に処理し、ROM66に記憶されているプログ
ラムに基くCPU64の指示に従い、CPU及びRAM
68へ処理された信号を出力するようになっている。R
OM66は図3に示された制御プログラムを記憶してい
る。CPU64は図3に示されたフローチャートに基き
後述の如く種々の演算及び信号の処理を行うようになっ
ている。出力ポート装置72はCPU64の指示に従
い、駆動回路88〜94を経てサーボ弁22fr、22r
l、22rr、22rlの対応する可変絞りへ制御信号を出
力し、駆動回路96を経てパイロット圧力制御装置40
の可変絞り44へ制御信号を出力し、駆動回路98を経
てリリーフ弁58へ制御信号を出力するようになってい
る。
【0021】制御装置60による制御は図には示されて
いないイグニッションスイッチの閉成により開始され、
イグニッションスイッチの開成後しばらくして終了され
る。またアクティブサスペンションの作動開始時にはス
テップ10に先立ちパイロット圧力制御装置40が制御
されることによりパイロット圧力Pc が漸増され、これ
により遮断弁30が全開状態になるまで漸次開弁され
る。尚必要ならば、かかる制御の詳細については例えば
本願出願人と同一の出願人の出願にかかる特願平2−1
99883号明細書を参照されたい。
【0022】まずステップ10に於ては圧力センサ54
により検出されたライン圧Ps を示す信号、横加速度セ
ンサ76により検出された車体の横加速度を示す信号、
前後加速度センサ78により検出された車体の前後加速
度を示す信号、シフトセンサ80により検出されたオー
トマチックトランスミッションのシフトレバーのシフト
位置を示す信号、車速センサ82により検出された車速
を示す信号、操舵角センサ84により検出された操舵角
を示す信号が入力され、また車高センサの如き一群のセ
ンサ86により検出された車輌の他の走行状態に関する
信号の読込みが行われ、しかる後ステップ20へ進む。
【0023】ステップ20に於てはステップ10に於て
読込まれた信号に基き車体の姿勢や車輌の乗り心地性を
制御するための各アクチュエータ26の作動流体室28
内の目標圧力Pai( i=fr、rl、rr、rl)が演算され、
ステップ30に於てはステップ20に於て演算された目
標圧力Paiのうちの最大値Pmax が選択される。尚ステ
ップ20に於ける目標圧力の演算は本発明の要旨をなす
ものではなく、車体の姿勢や車輌の乗り心地性が良好に
制御されるよう車輌の走行状態に応じて演算される限り
任意の態様にて実施されてよい。
【0024】ステップ40に於ては目標圧力の最大値P
max に余裕α(正の定数)を加算することによりライン
圧Ps の目標値Psaが演算され、ステップ50に於ては
ライン圧の目標値Psaが実際のライン圧Ps 以上である
か否かの判別が行われ、Psa≧Ps である旨の判別が行
われたときにはステップ60に於てライン圧の指令値P
c が目標値Psaに設定されると共にタイマのカウント値
T1 が0にリセットされ、Psa≧Ps ではない旨の判別
が行われたときにはステップ70に於てタイマのカウン
ト値T1 がΔT1 (正の定数)インクリメントされる。
【0025】ステップ80に於てはタイマのカウント値
T1が基準値T1c(正の定数)以上であるか否かの判別
が行われ、T1 ≧T1cではない旨の判別が行われたとき
にはライン圧の指令値Pc が前回値にホールドされた状
態でステップ100へ進み、T1 ≧T1cである旨の判別
が行われたときにはステップ90に於て指令値Ps がΔ
P(正の定数)デクリメントされた後ステップ100へ
進む。
【0026】ステップ100に於てはリリーフ弁58へ
制御信号が出力されることによりライン圧Ps が指令値
Pc に制御され、ステップ110に於てはライン圧Ps
がステップ30に於て選択された目標圧力の最大値Pma
x 以下であるか否か、即ちサーボ弁22がその切換位置
22bに切換えられた場合に作動流体室内の作動流体が
供給通路20へ逆流する状態にあるか否かの判別が行わ
れ、Ps ≦Pmax である旨の判別が行われたときにはス
テップ120に於てタイマのカウント値T2 がΔT2
(正の定数)インクリメントされた後ステップ150へ
進み、Ps ≦Pmax ではない旨の判別が行われたときに
はステップ130に於てタイマのカウント値T2 が0に
リセットされた後ステップ140へ進む。
【0027】ステップ140に於てはステップ20に於
て演算された目標圧力Paiに基き各サーボ弁22へ供給
される目標電流が演算されると共に目標電流にて各サー
ボ弁が制御されることにより、各アクチュエータの作動
流体室内の圧力がステップ20に於て演算された目標圧
力に制御され、これにより車体の姿勢制御や車輌の乗り
心地制御等のアクティブ制御が実行され、しかる後ステ
ップ10へ戻る。
【0028】ステップ150に於てはタイマのカウント
値T2 が基準値T2c以上であるか否かの判別が行われ、
T2 ≧T2cではない旨の判別が行われたときにはステッ
プ160に於て各サーボ弁に対しそれらに対応する部位
の車高を標準車高に制御する指令信号が出力された後ス
テップ10へ戻り、T2 ≧T2cである旨の判別が行われ
たときにはパイロット圧力制御装置40の可変絞り44
へ制御信号が出力されることによってパイロット圧力P
c が低減され、これにより遮断弁30が閉弁され、図3
に示されたフローチャートによる制御が終了される。
【0029】かくして図示の実施例によれば、ステップ
20に於て車輌の走行状態に基き各アクチュエータ26
の作動流体室28内の目標圧力Paiが演算され、ステッ
プ30に於て目標圧力の最大値Tmax が選択され、ステ
ップ40に於てライン圧の目標値Psaが演算される。そ
してステップ50に於てライン圧の目標値Psaが実際の
ライン圧Ps 以上である旨の判別が行われたときにはス
テップ60に於て指令値Pc が目標値Psaに更新され、
ライン圧の目標値Psaが実際のライン圧Ps 未満である
旨の判別が行われたときにはステップ70〜90に於て
指令値Pc が所定時間経過後に漸次低減され、ステップ
100に於てライン圧Ps が指令値Pcに制御される。
【0030】従って目標圧力の最大値Pmax が増大する
場合にはその増大に応じてライン圧Ps が増大され、目
標圧力の最大値が減少する場合にはライン圧Ps の減少
率が所定値に規制され、ライン圧が急激に減少すること
に起因してポンプ18及びエンジン16の負荷が急激に
減少することが回避され、これにより車輌のスムーズな
走行が確保される。
【0031】例えばスラローム走行することにより目標
圧力の最大値Pmax が図4及び図5に於て破線にて示さ
れている如く変動すると、ライン圧Ps が目標圧力の最
大値Pmax に応じて増減制御される従来のアクティブサ
スペンションに於てはライン圧のPs は図5に於て仮想
線にて示されている如く比較的急激に繰返し変動し、こ
れによりポンプ及びエンジンの負荷も比較的急激に繰返
し変動してしまう。
【0032】これに対し図示の実施例によれば、目標圧
力の最大値Pmax の減少時にはライン圧の指令値Pc が
漸次低減されるので、ライン圧Ps は図4に於て実線に
て示されている如く変動し、従来のアクティブサスペン
ションの場合に比してライン圧Ps の減少率が低減され
ることによってその変動が穏やかになり、これによりポ
ンプ及びエンジンの負荷の変動率を低減することができ
る。
【0033】また図示の実施例によれば、ステップ11
0に於てライン圧Ps が目標圧力の最大値Pmax 以下で
あるか否かの判別が行われ、ライン圧Ps が最大値Pma
x 以下であるときにはアクティブ制御が行われないの
で、作動流体室内の作動流体がサーボ弁を経て作動流体
供給通路20へ逆流することに起因する車体姿勢の乱れ
を確実に防止することができる。
【0034】更に図示の実施例によれば、ライン圧Ps
が最大値Pmax 以下である旨の判別が行われてもその判
別が所定時間以上継続して行われない限り遮断弁30は
閉弁されないので、ステップ110に於ける肯定判別が
例えば圧力センサのノイズ等に起因する一時的な検出異
常によるものであるにも拘らず遮断弁30が閉弁されア
クティブ制御が中止されてしまうことを確実に防止する
ことができる。
【0035】尚上述の実施例に於ては、ステップ50に
於て否定判別が行われると必ずステップ70〜90が実
行されるようになっているが、ステップ50に於て否定
判別が行われた場合に現在のライン圧の目標値Psan
kサイクル前のライン圧の目標値Psan-k との偏差ΔP
saが演算され、偏差ΔPsaが基準値Pse(負の定数)以
上のときにはステップ60へ進み、偏差ΔPsaが基準値
Pse未満のときにはステップ70へ進むよう構成されて
もよい。
【0036】また上述の実施例に於ては、ポンプ18は
定容積型のポンプであるが、このポンプは可変容量型の
ポンプであってもよく、その場合にはライン圧の目標値
Psaが減少する過程に於てはリリーフ弁58が開弁され
ると共にポンプの吐出流量が低減されるよう構成されて
よい。
【0037】また上述の実施例に於ては、各アクチュエ
ータの作動流体室に対する作動流体の給排を制御する制
御弁は流量制御弁であるが、この制御弁は圧力制御弁で
あってもよい。
【0038】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0039】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、上述
の本発明の請求項1の構成によれば、供給圧力制御手段
は作動流体供給通路内の圧力を低減するときには圧力の
減少率を所定値以上に規制するようになっているので、
作動流体室内の目標圧力が急激に低下する場合にも作動
流体供給通路内の圧力は急激には低下せず、従って車輌
がスラローム走行したりワインディングロードを走行す
る場合の如く目標圧力が比較的急激に繰返し増減する場
合にもポンプの負荷が急激には変動せず、これにより従
来に比してエンジンの負荷の変動を低減し、車輌をスム
ーズに走行させることができる。
【0040】また上述の本発明の請求項2の構成によれ
ば、例えば作動流体供給通路よりの作動流体漏れ等の異
常や目標圧力の急激な上昇により作動流体供給通路内の
圧力が目標圧力以下になると、給排中止手段によって給
排制御手段による作動流体室に対する作動流体の給排が
中止されるので、作動流体供給通路内の圧力が作動流体
室内の圧力よりも低いことにより作動流体室内の作動流
体が給排制御手段を経て作動流体供給通路へ逆流するこ
と及びこれに起因して車体の姿勢が乱れることを確実に
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流体圧式アクティブサスペンショ
ンの一つの実施例の流体回路を示す概略構成図である。
【図2】サーボ弁等を制御する電子制御装置を示すブロ
ック線図である。
【図3】図2に示された電子制御装置により達成される
制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図示の実施例に於て車輌がスラローム走行する
場合於ける目標圧力の最大値Pmax 及びライン圧Ps の
変化の一例を示すタイムチャートである。
【図5】従来のアクティブサスペンションに於て車輌が
スラローム走行する場合に於ける目標圧力の最大値Pma
x 及びライン圧Ps の変化の一例を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
10…リザーバ 16…エンジン 18…ポンプ 20…作動流体供給通路 22…サーボ弁 26…アクチュエータ 28…作動流体室 30…遮断弁 32…接続通路 36…気液ばね装置 38…絞り 40…パイロット圧力制御装置 52…アキュームレータ 58…リリーフ弁 60…電子制御装置 62…マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各車輪に対応して設けられ作動流体室に対
    し作動流体が給排されることにより対応する部位の車高
    を増減するアクチュエータと、エンジンにより駆動され
    るポンプを含む作動流体供給源と、前記作動流体供給源
    と前記作動流体室とを連通接続する作動流体供給通路
    と、一端にて前記作動流体室と連通する作動流体排出通
    路と、車輌の走行状態に応じて前記作動流体室内の目標
    圧力を演算する目標圧力演算手段と、前記作動流体供給
    通路及び前記作動流体排出通路の途中に設けられ前記目
    標圧力に応じて前記作動流体室に対する作動流体の給排
    を制御する給排制御手段と、前記目標圧力に応じて前記
    給排制御手段より上流側の前記作動流体供給通路内の圧
    力を制御する供給圧力制御手段とを有し、前記供給圧力
    制御手段は前記作動流体供給通路内の圧力を低減すると
    きには圧力の減少率を所定値以上に規制するよう構成さ
    れた流体圧式アクティブサスペンション。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の流体圧式アクティブサス
    ペンションに於て、前記作動流体供給通路内の圧力を検
    出する供給圧力検出手段と、前記作動流体供給通路内の
    圧力が前記目標圧力以下のときには前記給排制御手段に
    よる前記作動流体室に対する作動流体の給排を中止する
    給排中止手段とを有する流体圧式アクティブサスペンシ
    ョン。
JP13547693A 1993-05-13 1993-05-13 流体圧式アクティブサスペンション Pending JPH06320930A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004035333A1 (ja) * 2002-10-18 2004-04-29 Kayaba Kogyo Kabusiki Kaisha 捩り剛性力制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004035333A1 (ja) * 2002-10-18 2004-04-29 Kayaba Kogyo Kabusiki Kaisha 捩り剛性力制御装置
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