JPH0632213Y2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JPH0632213Y2
JPH0632213Y2 JP1989018952U JP1895289U JPH0632213Y2 JP H0632213 Y2 JPH0632213 Y2 JP H0632213Y2 JP 1989018952 U JP1989018952 U JP 1989018952U JP 1895289 U JP1895289 U JP 1895289U JP H0632213 Y2 JPH0632213 Y2 JP H0632213Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は塗装装置に関し、一層詳細には、2系統の経路
を交互に切り換えながら塗料の色替を行う塗装装置であ
って、色替操作が容易であり、しかも色替の前後におい
て前色の塗料を洗浄した排液によって後色に混色が生ず
る不都合を防止出来るよう構成した塗装装置に関する。
[考案の背景] 近年、自動車産業にあっては車体の塗装工程は高度に自
動化され、搬送されてくる車体に対して次々と塗装装置
による塗装作業が行われている。
このような塗装工程においては、塗料の色を替えて連続
して塗装を行う場合がある。その際、車体の搬送時間内
に塗料の色替を完了しておくことが塗装工程の効率向上
に直結する。斯かる要請を背景として多数色の塗料を夫
々供給する弁を備えた装置(以下、色替弁装置という)
から供給される塗料を塗装ガンから噴霧し、色を替えて
別の塗料で塗装する際には、溶剤を塗料の経路中に送給
して前色の塗料を洗浄し、次いで、次色の塗料を経路に
送給するように構成した塗装装置が種々提案されてい
る。
本出願人が特開昭第63-224758号公報において開示した
塗装装置はその好適な一例である。
然しながら、この塗装装置の使用実績を積んだ結果、塗
料を次色に切り替える際に色替弁装置のマニホールドを
洗浄した溶剤の排液が経路内に流れてしまい、次色の塗
料が供給された時に色の混色が発生する懸念がある。
[考案の目的] 本考案は前記の塗装装置を改良しその不都合を克服する
ためになされたものであって、2系統の塗料供給経路
と、色替弁装置、溶剤を供給する洗浄弁装置とを接続す
る方向制御弁に可及的に近接してダンプ弁を設けること
により、洗浄後の排液が前記塗料供給経路に流入した次
色の塗料との混色が発生するのを防止し、従って、塗装
の品位向上に資する塗装装置を提供することを目的とす
る。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本考案は被塗装物に向け
て塗料を噴霧する塗装機と、エア弁、シンナー弁および
複数の塗料弁を備える色替弁装置と、エア弁およびシン
ナー弁を備える洗浄弁装置と、夫々がトリガ弁およびダ
ンプ弁を介して前記塗装機の直上流側にて合流する第1
および第2の塗料供給経路とを有し、前記色替弁装置お
よび前記洗浄弁装置と、前記第1および第2の塗料供給
経路の上流端との間が4ポート弁を介して接続された塗
装装置において、 前記第1および第2の塗料供給経路には、前記4ポート
弁の下流側近傍に夫々該第1および第2の塗料供給経路
から分岐するダンプ経路が設けられるとともに、 前記各分岐部には、前記4ポート弁の切り替え動作と同
時に、該切り替えられた4ポート弁を介して前記色替弁
装置に連通するいずれかの塗料供給経路を前記ダンプ経
路側に切り替えることにより、該切り替えられたダンプ
経路を該色替弁装置に連通するダンプ弁が備えられるこ
とを特徴とする。
[実施態様] 次に、本考案に係る塗装装置について好適な実施態様を
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本実施態様に係る塗装装置全体の回路系統図で
あり、この塗装装置10は複数色の塗料を選択的に切り換
えこれを供給するための色替弁装置12と、塗料切り換え
の際に流路を洗浄する溶剤を供給するための第1の洗浄
弁装置14とを方向制御弁16を介して並列に配管される第
1の経路18、第2の経路20に接続し、前記第1経路18、
第2経路20を第1トリガ弁22、第2トリガ弁24および第
1のダンプ弁26、第2のダンプ弁28を備えるコネクショ
ンマニホールド30を介して第3の経路32に合流せしめ、
この第3経路32の下流に塗装機34を設け、この塗装機34
から被塗装物Wに対して塗料を噴霧するように構成され
る。
先ず、色替弁装置12はシンナー等の溶剤の供給を制御す
る第1のシンナー弁36と、シンナーを圧送するための圧
縮空気を制御する第1のエア弁38と、異なる色彩の塗料
を供給可能なように各色に対応して設けられた所要数の
塗料弁P1乃至Pnとが並列に接続された塗料マニホー
ルド40を含む。前記マニホールド40の出口側は本実施態
様では、4ポート2位置のソレノイド駆動型式の方向制
御弁16の一方の入口ポートに接続されている。
これに対し、第1洗浄弁装置14は第2のエア弁42および
第2のシンナー弁44を備え、実質的に前述した色替弁装
置12の第1エア弁38、第1シンナー弁36を独立させた構
成となっている。このような第1洗浄弁装置14の出口側
は前記方向制御弁16の他方の入口ポートに接続されてい
る。
次に、前記方向制御弁16の一方の出口ポートに接続され
ている第1経路18にいおては、3ポート2位置の方向制
御弁からなる第3のダンプ弁48が前記方向制御弁16に可
及的に近接した下流位置に設けられる。この場合、当該
第3ダンプ弁48の出口側のポートA、Bの中、ポートB
はダンプ経路を介してドレンタンク49側と接続される。
同様に、第2経路20において方向制御弁16の下流直下に
第4のダンプ弁50が設けられ、その出口ポートC、Dの
中、Dはダンプ経路を介してドレンタンク51側と接続さ
れている。また、これら第3ダンプ弁48、第4ダンプ弁
50の下流には夫々塗料の流量を制御するための第1およ
び第2のペイントレギュレータ52、54が配設される。こ
のような第1経路18、第2経路20の終端は3ポート弁か
らなる第1、第2トリガ弁22、24の入口ポートに夫々接
続されている。
第1トリガ弁22、第2トリガ弁24の2つの出口ポートの
中、一方は第1ダンプ弁26、第2ダンプ弁28の入口ポー
トと接続され、また、これら第1トリガ弁22、第2トリ
ガ弁24の他方の出口ポートはコネクションマニホールド
30に対して並列に接続されている。前記第1ダンプ弁2
6、第2ダンプ弁28の出口ポートは夫々ドレンタンク55、
56に接続される。
コネクションマニホールド30の入口側には前記第1洗浄
弁装置14と同様に構成され、第3のエア弁58、第3のシ
ンナー弁60を有する第2洗浄弁装置62が接続され、一
方、当該コネクションマニホールド30の出力側は第3経
路32を介して塗装機34と接続されている。この場合、第
1経路18、第2経路20は夫々ドレンタンク55、56への連
通と第3経路32への連通とをコネクションマニホールド
30の第1ダンプ弁26、第2ダンプ弁28を介して切換可能
なように構成されている。
前記塗装機34は塗料の断続をするため、その内部に設け
られた第3トリガ弁64、第5ダンプ弁66およびノズル68
を含む。この場合、第3トリガ弁64、第5ダンプ弁66を
切り換えて第3経路32がノズル68、ドレンタンク69のい
ずれかに連通するように自在に切り換えることが出来る
よう構成されている。
本実施態様に係る塗装装置は、基本的には、以上のよう
に構成されるものであり、次に、その作用並びに効果に
ついて説明する。
第1図に示すように、色替弁装置12は第1経路18に連通
し、一方、第1洗浄粘度装置14は第2経路20と連通して
いる。この状態下に、例えば、赤色の塗料で塗装してい
るものとし、その赤色の塗料が第1塗料弁P1より圧送
されるものとすれば、赤色の塗料は方向制御弁16を介し
第1経路18、第1ペイントレギュータ52、第1トリガ弁
22および第3経路32を経て塗装機34のノズル68から被塗
装物Wに対して噴霧される。ここで、第2図は塗料の色
替並びに塗料の経路の洗浄工程に沿って各種バルブ類の
作動状況を示すタイムチャートであり、赤色の塗料から
次色の塗料、例えば、第2塗料弁P2から供給される白
の塗料への色替を行う操作につき、この第2図を適宜参
照しながら説明する。
先ず、時刻t1において、色替弁装置12の第1塗料弁P
1を閉じ、これと同時に第1シンナー弁36を開いて塗料
マニホールド40に適量のシンナーを送ってこの塗料マニ
ホールド40から方向制御弁16へ至る経路にシンナーを満
たす。この時、第1経路18内の赤色の塗料はシンナーに
よって押されながら第1トリガ弁22、第3経路32を介し
て塗装機34のノズル68から継続して噴霧されている状況
にある。
次いで、塗料マニホールド40から方向制御弁16までの経
路にシンナーが満たされる直前の時刻t2において、方
向制御弁16をポジションIからポジションIIに切り換え
る。すなわち、色替弁装置12を第2経路20と連通させ、
第1洗浄弁装置14を第1経路18と連通させる。以下、第
1経路18、第2経路20における工程が夫々同時に進行し
ていくが、説明の便宜上、第1経路18、第2経路20とに
分けて説明していく。
第2経路20においては、第4ダンプ弁50が切り換えら
れ、この第4ダンプ弁50の下流はドレンタンク51に連通
する。そして、色替弁装置12の第1シンナー弁36、第1
エア弁38を作動させながらシンナーおよびエアを供給
し、塗料マニホールド40から方向制御弁16までの経路を
洗浄する。その排液は前記第4ダンプ弁50からドレンタ
ンク51に排出される。これにより、第2経路20は赤色の
塗料を含んだシンナーによる汚染から免れる。
以上のような洗浄作業は所定時間、この場合、時刻t3
まで継続し、その後、第4ダンプ弁50は閉じられる。そ
して、色替弁装置12において、次色の塗料、例えば、白
色の塗料の供給を制御する塗料弁P2を開き、第2経路
20にこの白色の塗料を圧送する。第2経路20の下流にあ
って、第2ダンプ弁28はドレンタンク56と連通させてお
き第2経路20に白色の塗料を満たす。
一方、第2経路20で上述の工程が進行している間、第1
経路18では赤色の塗料を洗浄する工程が行われる。すな
わち、時刻t2において、方向制御弁16が切り換わった
時以後、第1洗浄弁装置14では第2シンナー弁44、第2
エア弁42が交互に作動され、この第2シンナー弁44、第
2エア弁42より圧送されるシンナー並びにエアによって
第1経路18内が洗浄される。この場合、洗浄開始直後で
は第1経路18内に赤色の塗料が残っているため、第1ト
リガ弁22はそのまま第3経路32側へ連通させておき、シ
ンナーによって塗料を押しながら塗装機34のノズル68か
ら赤色の塗料の噴霧が続行される。この場合、第2シン
ナー弁44、第2エア弁42を共に開いてシンナーとエアで
塗料を押してもよい。そして、第1経路18内がシンナー
並びにエアに置換されるに至って、第1トリガ弁22が第
1ダンプ弁26側に切り換わると共に、この第1ダンプ弁
26がドレンタンク55と連通する。これにより、第1経路
18内を洗浄した排液はドレンタンク55へと排出される。
以後、第1経路18内が完全に洗浄されるまで、第1洗浄
弁装置14の備える第2シンナー弁44と第2エア弁42の作
動を交互に続ける。
また、上記洗浄作業と並行して第2洗浄弁装置62の備え
る第3シンナー弁60、第3エア弁58を開いて第3経路32
の洗浄を行う。その排液は塗装機34の第3トリガ弁64、
第5ダンプ弁66を介してドレンタンク69に排出される。
この間に適宜前記第3トリガ弁64をノズル68側に切り換
え、当該ノズル68の洗浄を併せ行う。なお、第3経路32
の長さは第1経路18の長さに較べ短いので、この第3経
路32の洗浄に要する時間は比較的短くて済む。
こうして時刻t4に至ってコネクションマニホールド30
においては、第2トリガ弁24の切換操作が行われ、この
第2トリガ弁24はコネクションマニホールド30と連通す
る。また、同時に第2ダンプ弁28とドレンタンク55との
連通状態が遮断される。これにより第2経路20から白色
の塗料が第3経路32へ供給される。この塗料は塗装機34
のノズル68から噴霧され、以後、白色の塗料での塗装工
程が遂行される。なお、これ以後、白色の塗料から他の
色の塗料に切り換える時は、塗料マニホールド40から方
向制御弁16までの経路の洗浄排液を第3ダンプ弁48から
排出した後、第1経路18へは塗料を供給し、第2経路20
では前色の塗料の洗浄を同様にして行う。
以上のように、第1通路18、第2通路20においては、一
方には塗料を流し、他方では前色の塗料の洗浄を行う。
そして、塗料の色を替えるに際しては、色替弁装置12の
塗料マニホールド40から方向制御弁16までの経路を洗浄
した排液を当該方向制御弁16に接近させて設けた第3ダ
ンプ弁48、第4ダンプ弁50から排出させて、第1経路1
8、第2経路20には流れないようにしているため、塗料
の混色の発生が防止されることになる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、色替弁装置と洗浄弁装
置とを方向制御弁を介して2系統の経路と接続し、塗料
の供給と洗浄とを交互に行なえる塗装装置において、前
記方向制御弁に近接させてダンプ弁を設け、このダンプ
弁を介して色替弁装置のマニホールド洗浄液の排出を行
っている。このため、経路に洗浄液が流れ、次色の塗料
との混色が発生し、塗装品位が低下するという不都合の
発生を未然に防止出来る利点がある。
以上、本考案について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本考案はこの実施態様に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々の設計の変
更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る塗装装置の回路系統図、 第2図は第1図の塗装装置における各種バルブの作動状
況を示すタイムチャートである。 10……塗装装置、12……色替弁装置 14……洗浄弁装置、16……方向制御弁 18……第1経路、20……第2経路 22、24……トリガ弁、26、28……ダンプ弁 30……コネクションマニホールド 32……第3経路、34……塗装機 36……エア弁、40……塗料マニホールド 48、50……ダンプ弁 52、54……ペイントレギュレータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗装物に向けて塗料を噴霧する塗装機
    と、エア弁、シンナー弁および複数の塗料弁を備える色
    替弁装置と、エア弁およびシンナー弁を備える洗浄弁装
    置と、夫々がトリガ弁およびダンプ弁を介して前記塗装
    機の直上流側にて合流する第1および第2の塗料供給経
    路とを有し、前記色替弁装置および前記洗浄弁装置と、
    前記第1および第2の塗料供給経路の上流端との間が4
    ポート弁を介して接続された塗装装置において、 前記第1および第2の塗料供給経路には、前記4ポート
    弁の下流側近傍に夫々該第1および第2の塗料供給経路
    から分岐するダンプ経路が設けられるとともに、 前記各分岐部には、前記4ポート弁の切り替え動作と同
    時に、該切り替えられた4ポート弁を介して前記色替弁
    装置に連通するいずれかの塗料供給経路を前記ダンプ経
    路側に切り替えることにより、該切り替えられたダンプ
    経路を該色替弁装置に連通するダンプ弁が備えられるこ
    とを特徴とする塗装装置。
JP1989018952U 1989-02-22 1989-02-22 塗装装置 Expired - Fee Related JPH0632213Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5924165U (ja) * 1982-08-03 1984-02-15 トヨタ自動車株式会社 回転霧化塗装装置
JPS5982967A (ja) * 1982-11-04 1984-05-14 Nissan Motor Co Ltd 塗装の色替方法およびその装置
JPH0822399B2 (ja) * 1987-03-16 1996-03-06 本田技研工業株式会社 塗装装置

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