JPH0632246U - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JPH0632246U
JPH0632246U JP6887792U JP6887792U JPH0632246U JP H0632246 U JPH0632246 U JP H0632246U JP 6887792 U JP6887792 U JP 6887792U JP 6887792 U JP6887792 U JP 6887792U JP H0632246 U JPH0632246 U JP H0632246U
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JP
Japan
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brake fluid
cylinder side
fluid pressure
master cylinder
throttle
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JP6887792U
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Inventor
秀明 高橋
幸雄 須藤
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキ液中の異物が入り込むことによって
ブレーキ液路の絞りの機能が損われることを未然に回避
する。 【構成】 ボディ1の孔1A内に第1および第2のスプ
ール11および21を上下動自在に嵌装し、第2のスプ
ール21の上端部に絞り部材9を設け、第1のスプール
11の下端と絞り部材9が下方位置P1 にて圧接したと
きに、絞り部材9の絞り溝9Bが所定の断面積の絞り通
路を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブレーキ液圧制御装置に係り、詳しくは、車両のアンチロックブレ ーキシステム(ABS)に組込まれるブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の液圧制御装置としては、例えば、実開平3−52269号公報 に記載されたものが知られている。
【0003】 かかる液圧制御装置は、マスターシリンダとホイールシリンダとの間の連通路 に、リザーバからマスターシリンダへのブレーキ液の戻し通路を合流させ、それ らの合流部分に、絞り量が固定された絞り部、つまり流路断面が所定の大きさに 固定された絞り部を設けている。そして、その絞り部によって、戻し通路中の脈 圧がマスターシリンダに伝わること、つまりリザーバからマスターシリンダへブ レーキ液を圧送するポンプによって発生するブレーキ液の脈圧がマスターシリン ダへ伝わることを防止する構成となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の液圧制御装置は、絞り部の流路断面が常に小さいままであ るため、その絞り部にブレーキ液中の異物が入り込み、ブレーキ液中の脈圧を充 分に低減させることができなくなって、その脈圧に起因する騒音やブレーキペダ ルへのキックバックが発生するおそれがあった。
【0005】 本考案の目的は、ブレーキ液中の異物の入り込みによってブレーキ液路の絞り 部の機能が損われることを未然に回避することができるブレーキ液圧制御装置を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案のブレーキ液圧制御装置は、ブレーキペダルの踏み込み量に応じたブレ ーキ液圧を出力するマスターシリンダと、入力したブレーキ液圧に応じて車輪の 制動力を発生するホイールシリンダとの連通路中に接続されるブレーキ液圧制御 装置であって、前記マスターシリンダ側のブレーキ液圧が所定以上のときに第1 の位置から第2の位置に移動する第1の移動体と、前記第1の移動体と対向しか つ前記ホイールシリンダ側のブレーキ液圧が前記マスターシリンダ側のブレーキ 液圧よりも所定以上高圧となったときに前記第1の位置から前記第2の位置に移 動する第2の移動体と、前記第2の移動体が前記第1の位置にあるときに前記マ スターシリンダ側と前記ホイールシリンダ側とを連通する第1の連通路と、前記 第1および第2の移動体の対向部の一方側に開口して前記マスターシリンダ側と 前記ホイールシリンダ側とを連通する第2の連通路と、前記第1および第2の移 動体の対向部の他方側に設けられて該第1および第2の移動体が互いに圧接した ときに前記第2の連通路の開口部分を絞る絞り部と、前記第2の連通路中に介在 されて前記ホイールシリンダ側から前記マスターシリンダ側へのブレーキ液の流 動を許容しかつそれとは逆方向のブレーキ液の流動を阻止する一方向弁とを備え てなることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案のブレーキ液圧制御装置は、マスターシリンダ側とホイールシリンダ側 の圧力差に応じて移動する第1および第2の移動体によって、両シリンダ間の連 通路の開口部分を絞ったり開いたりすることにより、ブレーキ液中の異物が入り 込むことによってブレーキ液路の絞りの機能が損われることを未然に回避して、 その絞りの機能を充分に発揮する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1において1は、第1よび第2のポート1Aおよび1Bが設けられたボディ であり、第1のポート1Aは、ブレーキペダルの踏み込み量に応じたブレーキ液 圧を出力するマスターシリンダ(図示せず)に管接続され、第2のポート1Bは 、ABSの制御ユニット(図示せず)を介してホイールシリンダに管接続される 。そのホイールシリンダは、入力したブレーキ液圧に応じて車輪の制動力を発生 するものである。制御ユニットには、逆止弁や電磁弁を介して第2のポート1B とホイールシリンダとの間を連通、遮断するブレーキ液通路と、ポンプによって リザーバ内から送圧されてくるブレーキ液を第2のポート1Bに導く戻し通路が 構成されている。
【0010】 ボディ1には、上下方向に貫通しかつ第1および第2のポート1Aおよび1B に連通する孔1Cが設けられており、その孔1Cの上端部がスクリュー2によっ て液密的に閉塞され、その下端部がプラグ3およびスクリュー4によって液密的 に閉塞されている。また、孔1C内には、第1および第2のスプール(第1およ び第2の移動体)11および21が上下に並びかつそれぞれが上下方向に摺動自 在に嵌合されている。第1のスプール11はスプリング5によって下方へ付勢さ れ、一方、第2のスプール21はスプリング6によって上方へ付勢されており、 それらの付勢力は、前者のスプリング5の方が後者のスプリング6よりも大きく 設定されている。したがって、通常は図1に示すように、第1のスプール11が 下方への移動限位置にあって、その下端と第2のスプール21の上端部分が所定 の下方位置(第1の位置)P1 上にて圧接している。
【0011】 第2のスプール21には、上下方向に貫通する第1の貫通孔21Aと、その貫 通孔21Aの中間部分から径方向外方に貫通する第2の貫通孔21Bが形成され ており、第2の貫通孔21Bの外側開口部は、第2のスプール21の上下動の如 何に拘らず、ボディ1側の環状溝1Dと対向する。その環状溝1Dは第2のポー ト1Bに連通している。したがって、第1,第2の貫通孔21A,21Bは、ホ イールシリンダとマスターシリンダとの間を連通しかつ第1のスプール11との 対向位置に開口部分を有する連通路(第2の連通路)を形成することになる。ま た、スプール21の上方側外周面には切欠き部21Cが形成されており、この切 欠き部21Cは、スプール21の上端部分が下方位置P1 にあるときに後述する 上室R1 と環状溝1Dとを連通し、またスプール21の上端部分が後述する上方 位置(第2の位置)P2 にあるときには上室R1 と環状溝1Dとの間を連通しな い。したがって、この切欠き部21Cは、スプール21が下方位置P1 にあると きにホイールシリンダとマスターシリンダとの間を連通する連通路(第1の連通 路)を形成することになる。
【0012】 第1の貫通孔21Aの下端部には、その部分の内径を小さく絞る絞り部材7が 嵌着され、また、その貫通孔21Aの上端部には、図2に示すように一方向弁8 と絞り部材9が備えられている。一方向弁8は、スプリング8Aによって下方へ 付勢されるボール8Bを弁体として備えており、図中下方から上方へのブレーキ 液の流動を許容し、それとは逆方向のブレーキ液の流動を阻止する。絞り部材9 には、その中央部分を上下方向に貫通する貫通孔9Aと、その上面部に形成され て貫通孔9Aの上側開口部から放射状に延在する絞り溝9Bが形成されている。 なお、図1において10Aおよび10Bは環状のシール部材である。
【0013】 次に、作用について説明する。
【0014】 ボディ1の孔1C内における第2のスプール21の上側の液室(以下、「上室 」という)R1 は、常時、第1のポート1Aを介して図示しないマスターシリン ダに連通し、一方、そのスプール21の下側の液室(以下、「下室」という)R 2 は、常時、絞り部材7、第1,第2の貫通孔21A,21B、環状溝1D、お よび第2のポート1Bを介して図示しないABSの制御ユニット内の前述したブ レーキ液通路と戻し通路に連通されている。このような上室R1 およびR2 の内 圧はブレーキの操作状態に応じて変化し、そして「ブレーキの非操作時」、「通 常のブレーキ操作時」、および「ABS作動時(リザーバ内のブレーキ液を戻し 通路に圧送するポンプの作動時)」におけるそれらの内圧の変化によって、液圧 制御装置は次のように動作する。
【0015】 「ブレーキの非操作時」 上室R1 および下室R2 の内圧が共に大気圧に近い低圧となり、図1および図 2に示すように、第1のスプール11が下方への移動限位置にあって、その下端 と第2のスプール21の絞り部材9の上面部が下方位置P1 にて圧接している。 このとき、スプール21の切欠き部21Cが上室R1 と環状溝1Dとの間を連通 している。したがって、ポート1A,1Bは連通状態にある。
【0016】 「通常のブレーキ操作時」 ABSが作動しない通常のブレーキ操作時は、上室R1 内の圧力が上昇し、図 3に示すように、スプール11がスプリング5の付勢力に抗して上方限位置まで 押し上げられ、その下端が上方位置P2 上に位置する。一方、スプール21は、 図3に示すように下方に位置して、ブレーキ操作量に応じて変化するポート1A 側からポート1B側へのブレーキ液の流動、およびその逆方向の流動を許容する 。すなわち、前者のブレーキ液の流動時にはスプール21が下方に押圧維持され ることにより、切欠き部21Cを通してブレーキ液の流動が許容され、一方、後 者のブレーキ液の流動時には、切欠き部21Cおよび一方向弁8を通してブレー キ液の流動が許容される。また、後者の流動時には、絞り部材7の作用によって 下室R2 内の圧力上昇が遅れてスプール21の上方への移動が抑えられることに なり、また絞り部材9の貫通孔9Aおよび絞り溝9Bが上方へ開口して、それら の内部にブレーキ液中の異物がつまることもない。
【0017】 結局、この通常のブレーキ操作時もポート1A,1Bが連通状態となる。また 、ブレーキ操作が解除されたときは、前述した図1および図2の状態に戻る。
【0018】 「ABS作動時」 ABSが作動し、リザーバ内のブレーキ液がポンプによって戻し通路に圧送さ れて、それがポート1B内に導かれると、図4に示すように、スプール21が上 方へ移動して、その上端部分の絞り部材9とスプール11の下端が上方位置P2 上にて圧接する。したがって、スプール21の切欠き部21Cは上室R1 と環状 溝1Dとの間を連通しなくなり、また絞り部材9は、図2の場合と同様に、スプ ール11によって貫通孔9Aの開口部が塞がれると共に絞り溝9Bが所定の断面 積の絞り通路を成すように絞られ、その絞り通路を通して貫通孔9Aが上室R1 内に連通する。
【0019】 この結果、ポート1B内に圧送されたブレーキ液は、一方向弁8を通り、そし て上述した絞り通路を成す絞り溝9Bによって絞られてからポート1A内に流動 して、マスターシリンダ内に戻される。その際、絞り溝9Bは、その絞り作用に よって、ブレーキ液中の脈圧がマスターシリンダに伝わること、つまりリザーバ 内のブレーキ液を戻し通路内に圧送するポンプによって発生するブレーキ液中の 脈圧がマスターシリンダに伝わることを防止することになる。なお、ブレーキ操 作が解除されたときは、前述した図1および図2の状態に戻り、ポート1A,1 Bの間がブレーキ液をスムーズに通す連通状態となる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のブレーキ液圧制御装置は、マスターシリンダ側 とホイールシリンダ側の圧力差に応じて移動する第1および第2の移動体によっ て、両シリンダ間の連通路の開口部分を絞ったり開いたりする構成であるから、 ブレーキ液中の異物が入り込むことによってブレーキ液路の絞りの機能が損われ ることを未然に回避して、その絞りの機能を充分に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブレーキ非操作時の状
態の縦断面図である。
【図2】図1のII円部の拡大断面図である。
【図3】図1に示すブレーキ液圧制御装置の通常のブレ
ーキ操作時の状態の縦断面図である。
【図4】図1に示すブレーキ液圧制御装置のABS作動
時の状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 1A 第1のポート 1B 第2のポート 2 スクリュー 3 プラグ 4 スクリュー 5,6 スプリング 7 絞り部材 8 一方向弁 9 絞り部材 9A 貫通孔 9B 絞り溝 11 第1のスプール(第1の移動体) 21 第2のスプール(第2の移動体) 21A,21B 貫通孔(第2の連通路) 21C 切欠き部(第1の連通路) R1 上室 R2 下室 P1 下方位置(第1の位置) P2 上方位置(第2の位置)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの踏み込み量に応じたブ
    レーキ液圧を出力するマスターシリンダと、入力したブ
    レーキ液圧に応じて車輪の制動力を発生するホイールシ
    リンダとの連通路中に接続されるブレーキ液圧制御装置
    であって、 前記マスターシリンダ側のブレーキ液圧が所定以上のと
    きに第1の位置から第2の位置に移動する第1の移動体
    と、 前記第1の移動体と対向しかつ前記ホイールシリンダ側
    のブレーキ液圧が前記マスターシリンダ側のブレーキ液
    圧よりも所定以上高圧となったときに前記第1の位置か
    ら前記第2の位置に移動する第2の移動体と、 前記第2の移動体が前記第1の位置にあるときに前記マ
    スターシリンダ側と前記ホイールシリンダ側とを連通す
    る第1の連通路と、 前記第1および第2の移動体の対向部の一方側に開口し
    て前記マスターシリンダ側と前記ホイールシリンダ側と
    を連通する第2の連通路と、 前記第1および第2の移動体の対向部の他方側に設けら
    れて該第1および第2の移動体が互いに圧接したときに
    前記第2の連通路の開口部分を絞る絞り部と、 前記第2の連通路中に介在されて前記ホイールシリンダ
    側から前記マスターシリンダ側へのブレーキ液の流動を
    許容しかつそれとは逆方向のブレーキ液の流動を阻止す
    る一方向弁とを備えてなることを特徴とするブレーキ液
    圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の連通路の開口部分には外方に
    延在する絞り溝が形成され、 前記絞り部は、前記第1および第2の移動体が互いに圧
    接したときに前記絞り溝を除く前記第2の連通路の開口
    部分を塞ぐものであることを特徴とする請求項1に記載
    のブレーキ液圧制御装置。
JP6887792U 1992-10-02 1992-10-02 ブレーキ液圧制御装置 Pending JPH0632246U (ja)

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