JPH0632372A - 物品保護用緩衝装置 - Google Patents
物品保護用緩衝装置Info
- Publication number
- JPH0632372A JPH0632372A JP4185242A JP18524292A JPH0632372A JP H0632372 A JPH0632372 A JP H0632372A JP 4185242 A JP4185242 A JP 4185242A JP 18524292 A JP18524292 A JP 18524292A JP H0632372 A JPH0632372 A JP H0632372A
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- cushioning
- paper
- cushion
- elastic bag
- cushioning body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 保護物品を定位置で確実に支持し、比較的小
さな外力は弾性袋緩衝体で吸収し、大きな外力は紙筒緩
衝体で吸収する。 【構成】 外装体4の内底面4Aに紙筒緩衝体3が配置
され、その上に球状の弾性袋緩衝体2を載置して緩衝装
置1を構成する。この緩衝装置1の弾性袋緩衝体2上に
保護物品を内蔵した内装箱5を載せるようにしている。
さな外力は弾性袋緩衝体で吸収し、大きな外力は紙筒緩
衝体で吸収する。 【構成】 外装体4の内底面4Aに紙筒緩衝体3が配置
され、その上に球状の弾性袋緩衝体2を載置して緩衝装
置1を構成する。この緩衝装置1の弾性袋緩衝体2上に
保護物品を内蔵した内装箱5を載せるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品保護用緩衝装置に
関し、詳しくは、各種機械部品等を輸送取扱いする際
に、当該部品もしくは当該部品を収容した内装箱(保護
物品)などと、段ボール箱などからなる外装体との間に
介在させて、外装体に加わる外力の衝撃や振動などの衝
撃エネルギーを吸収し、前記保護物品が損傷するのを防
止する物品保護用緩衝装置に関するものである。
関し、詳しくは、各種機械部品等を輸送取扱いする際
に、当該部品もしくは当該部品を収容した内装箱(保護
物品)などと、段ボール箱などからなる外装体との間に
介在させて、外装体に加わる外力の衝撃や振動などの衝
撃エネルギーを吸収し、前記保護物品が損傷するのを防
止する物品保護用緩衝装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家電製品や精密測定機器、情報機
器等の衝撃や振動を嫌う物品を、輸送取扱いの際に保護
しておく緩衝装置としては、保護物品の外形状に対応し
て成形された発泡プラスチックブロックや、適当な形状
に裁断したり折り曲げたりした段ボール紙などを、保護
物品と外装体の間に介在させておくことが行われてい
る。
器等の衝撃や振動を嫌う物品を、輸送取扱いの際に保護
しておく緩衝装置としては、保護物品の外形状に対応し
て成形された発泡プラスチックブロックや、適当な形状
に裁断したり折り曲げたりした段ボール紙などを、保護
物品と外装体の間に介在させておくことが行われてい
る。
【0003】段ボール紙は、大きな衝撃力が加わったと
きに、座屈変形することによって衝撃エネルギーを有効
に吸収できるという機能を有しているが、弾力的な変形
性には劣るため、保護物品と外装体の間に隙間があいた
りしてガタツキが生じ易く、振動などがそのまま保護物
品に伝わったり、保護物品と緩衝装置や周囲のものとが
互いに擦れ合ったりして保護物品に傷が付いたりするこ
とになり、保護物品を十分に保護しておくことができな
いという欠点がある。
きに、座屈変形することによって衝撃エネルギーを有効
に吸収できるという機能を有しているが、弾力的な変形
性には劣るため、保護物品と外装体の間に隙間があいた
りしてガタツキが生じ易く、振動などがそのまま保護物
品に伝わったり、保護物品と緩衝装置や周囲のものとが
互いに擦れ合ったりして保護物品に傷が付いたりするこ
とになり、保護物品を十分に保護しておくことができな
いという欠点がある。
【0004】これに対し、発泡プラスチックは、ある程
度の弾力性があるため、保護物品に弾力的に当接して、
振動などが加わっても保護物品が移動しないように定位
置で確実に支持しておけるという機能を有し、また、大
きな衝撃力が加わったときには、前記段ボール紙と同様
に、永久変形を起こすことによって衝撃エネルギーを有
効に吸収するという機能も備えており、緩衝装置の材料
として好適なものとされている。
度の弾力性があるため、保護物品に弾力的に当接して、
振動などが加わっても保護物品が移動しないように定位
置で確実に支持しておけるという機能を有し、また、大
きな衝撃力が加わったときには、前記段ボール紙と同様
に、永久変形を起こすことによって衝撃エネルギーを有
効に吸収するという機能も備えており、緩衝装置の材料
として好適なものとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、発泡プラス
チックでも、一度大きな衝撃力が加わって、永久変形を
起こしてしまうと、保護物品との間に隙間があいたまま
になり、保護物品に弾力的に当接して定位置で支持して
おくという機能が果たせなくなる。従って、発泡プラス
チックを用いた緩衝装置も、物品の保護機能の点では必
ずしも十分ではなかった。また、このように永久変形を
起こした緩衝装置は、使用後に回収しても再使用するこ
とができなかった。
チックでも、一度大きな衝撃力が加わって、永久変形を
起こしてしまうと、保護物品との間に隙間があいたまま
になり、保護物品に弾力的に当接して定位置で支持して
おくという機能が果たせなくなる。従って、発泡プラス
チックを用いた緩衝装置も、物品の保護機能の点では必
ずしも十分ではなかった。また、このように永久変形を
起こした緩衝装置は、使用後に回収しても再使用するこ
とができなかった。
【0006】そのため、従来の発泡プラスチックからな
る緩衝装置は、保護物品の輸送取扱いに使用された後、
そのまま廃棄処分されていたが、大変に不経済であると
ともに、資源の無駄になっていた。しかも発泡プラスチ
ックは、嵩が大きく、風化し難いので埋設廃棄するには
好ましくないものである。また、焼却廃棄しようとする
と、高熱を発生して焼却炉を痛めたり、有毒ガスを発生
して環境を汚染したりする問題がある。
る緩衝装置は、保護物品の輸送取扱いに使用された後、
そのまま廃棄処分されていたが、大変に不経済であると
ともに、資源の無駄になっていた。しかも発泡プラスチ
ックは、嵩が大きく、風化し難いので埋設廃棄するには
好ましくないものである。また、焼却廃棄しようとする
と、高熱を発生して焼却炉を痛めたり、有毒ガスを発生
して環境を汚染したりする問題がある。
【0007】本発明は、上記従来の緩衝装置の問題点を
解消し、保護物品に対する保護機能が良好であるととも
に、発泡プラスチックのような廃棄に関する問題がな
く、資源の有効利用、経済性の点でも優れた物品保護用
緩衝装置を提供することを目的とする。
解消し、保護物品に対する保護機能が良好であるととも
に、発泡プラスチックのような廃棄に関する問題がな
く、資源の有効利用、経済性の点でも優れた物品保護用
緩衝装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の物品保護緩衝装
置は、球状または環状などの弾性袋緩衝体からなる弾性
袋緩衝材と、紙管や段ボールなどの紙筒緩衝体からなる
柱状緩衝材とを組み合わせて緩衝装置を構成し、該緩衝
装置を保護物品と外装体との間に配置し、前記紙筒緩衝
体の紙材間の摩擦力で外部から前記外装体に加わる衝撃
エネルギーを主として吸収することを特徴としている。
置は、球状または環状などの弾性袋緩衝体からなる弾性
袋緩衝材と、紙管や段ボールなどの紙筒緩衝体からなる
柱状緩衝材とを組み合わせて緩衝装置を構成し、該緩衝
装置を保護物品と外装体との間に配置し、前記紙筒緩衝
体の紙材間の摩擦力で外部から前記外装体に加わる衝撃
エネルギーを主として吸収することを特徴としている。
【0009】ここで、弾性袋緩衝体からなる弾性袋緩衝
材(以下、弾性袋緩衝体という)は、ゴム等の弾性材料で
形成された柔軟な球状または環状などの袋、すなわち弾
性袋緩衝体に空気を充填密封したものであり、充填され
た空気の弾力的な緩衝作用を利用する。弾性袋緩衝体の
形状は、球状のものが製造容易で緩衝効果にも優れ、ま
た、紙筒緩衝体の先端に安定して配置しやすいが、球状
以外にも、楕円球状,円筒状,多角面状,その他の形状
が用いられる。弾性袋緩衝体は後述する紙筒緩衝体の先
端にぴったりはまりこむように取り付けておけば、特別
な固定手段を設けておかなくても、ずれたり移動したり
することはないが、弾性袋緩衝体を紙筒緩衝体からなる
柱状緩衝材(以下、紙筒緩衝体という)に着脱自在に固定
する一時的な固定手段を設けておくこともできる。この
固定手段も、両面接着テープや各種係合構造などが採用
できる。弾性袋緩衝体に、空気の給排バルブを設けてお
くと、密閉空気の空気圧を変えて、弾力的な変形特性を
調整したり、不使用時に空気を抜いて大きさを小さくす
ることができる。
材(以下、弾性袋緩衝体という)は、ゴム等の弾性材料で
形成された柔軟な球状または環状などの袋、すなわち弾
性袋緩衝体に空気を充填密封したものであり、充填され
た空気の弾力的な緩衝作用を利用する。弾性袋緩衝体の
形状は、球状のものが製造容易で緩衝効果にも優れ、ま
た、紙筒緩衝体の先端に安定して配置しやすいが、球状
以外にも、楕円球状,円筒状,多角面状,その他の形状
が用いられる。弾性袋緩衝体は後述する紙筒緩衝体の先
端にぴったりはまりこむように取り付けておけば、特別
な固定手段を設けておかなくても、ずれたり移動したり
することはないが、弾性袋緩衝体を紙筒緩衝体からなる
柱状緩衝材(以下、紙筒緩衝体という)に着脱自在に固定
する一時的な固定手段を設けておくこともできる。この
固定手段も、両面接着テープや各種係合構造などが採用
できる。弾性袋緩衝体に、空気の給排バルブを設けてお
くと、密閉空気の空気圧を変えて、弾力的な変形特性を
調整したり、不使用時に空気を抜いて大きさを小さくす
ることができる。
【0010】次に紙筒緩衝体は、比較的腰のある厚紙や
段ボール紙などの紙材で形成され、円筒状あるいは多角
筒状に巻回した径の異なる内筒、外筒の間をマジックテ
ープ,両面テープ,粘着材,接着剤などで接着したもの
である。この内筒,外筒の位置がずれる時に両者の接着
層に発生する摩擦力によって大きな衝撃力を吸収するこ
とが可能となる。紙筒は径の異なる複数のものを同心円
状に重ねて使用することによってさらに大きな衝撃力を
吸収することが可能となる。また、衝撃力の大きさに応
じて、紙材は一重に巻回すだけでなく、多重に巻回して
おいてもよい。筒状に巻回した紙材の継目は、両面テー
プ,粘着材,接着剤などの紙材に対する通常の固定手段
で、永久的もしくは一時的に固定しておく。
段ボール紙などの紙材で形成され、円筒状あるいは多角
筒状に巻回した径の異なる内筒、外筒の間をマジックテ
ープ,両面テープ,粘着材,接着剤などで接着したもの
である。この内筒,外筒の位置がずれる時に両者の接着
層に発生する摩擦力によって大きな衝撃力を吸収するこ
とが可能となる。紙筒は径の異なる複数のものを同心円
状に重ねて使用することによってさらに大きな衝撃力を
吸収することが可能となる。また、衝撃力の大きさに応
じて、紙材は一重に巻回すだけでなく、多重に巻回して
おいてもよい。筒状に巻回した紙材の継目は、両面テー
プ,粘着材,接着剤などの紙材に対する通常の固定手段
で、永久的もしくは一時的に固定しておく。
【0011】更に、紙筒緩衝体は使用時にずれたり移動
したりしないように、外装体の内面、または保護物品の
表面に固定するための固定手段を設けておくことができ
る。固定手段としては、前記同様の両面テープなど、通
常の緩衝装置や包装体で採用されている固定手段が用い
られる。紙筒緩衝体の端部に、両面テープを貼り付けた
り、接着剤を塗布したりできるような平坦部が設けられ
ていると便利である。また、保護物品あるいは外装体の
表面と紙筒緩衝体に互いに係合可能な係合部を設けてお
けば、紙筒緩衝体を着脱自在に固定することも可能にな
る。
したりしないように、外装体の内面、または保護物品の
表面に固定するための固定手段を設けておくことができ
る。固定手段としては、前記同様の両面テープなど、通
常の緩衝装置や包装体で採用されている固定手段が用い
られる。紙筒緩衝体の端部に、両面テープを貼り付けた
り、接着剤を塗布したりできるような平坦部が設けられ
ていると便利である。また、保護物品あるいは外装体の
表面と紙筒緩衝体に互いに係合可能な係合部を設けてお
けば、紙筒緩衝体を着脱自在に固定することも可能にな
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、紙筒緩衝体は、紙筒がずれる
時に紙材間の接着層に発生する摩擦力によって主として
衝撃力を良好に吸収できるのに対し、弾性袋緩衝体は、
弾力的に変形および復元するので、振動などを良好に吸
収したり、保護物品に弾力的に当接することができる。
時に紙材間の接着層に発生する摩擦力によって主として
衝撃力を良好に吸収できるのに対し、弾性袋緩衝体は、
弾力的に変形および復元するので、振動などを良好に吸
収したり、保護物品に弾力的に当接することができる。
【0013】そこで、紙筒緩衝体の先端に弾性袋緩衝体
が配置されていれば、まず弾性袋緩衝体の弾性変形によ
り、外装体と保護物品との間をぴったりと隙間なく埋め
ることができ、緩衝装置が保護物品に弾力的に当接し
て、物品がずれたり移動しないように、定位置で確実に
支持しておくことができる。この状態で、振動や比較的
小さな外力が加わった場合は、弾性袋緩衝体の弾性変形
によって、良好に吸収することができる。
が配置されていれば、まず弾性袋緩衝体の弾性変形によ
り、外装体と保護物品との間をぴったりと隙間なく埋め
ることができ、緩衝装置が保護物品に弾力的に当接し
て、物品がずれたり移動しないように、定位置で確実に
支持しておくことができる。この状態で、振動や比較的
小さな外力が加わった場合は、弾性袋緩衝体の弾性変形
によって、良好に吸収することができる。
【0014】ただし、瞬間的に大きな衝撃力が加わった
場合は、弾性袋緩衝体は容易に変形するので、衝撃エネ
ルギーをあまり吸収することができない。しかし、紙筒
緩衝体の内筒,外筒の位置がずれるときに、紙材間の接
着層に発生する摩擦力によって大きな衝撃力を吸収する
ことができるので、弾性袋緩衝体で吸収できないような
大きな衝撃力を確実に吸収して、保護物品に衝撃力が伝
達されないようにできる。
場合は、弾性袋緩衝体は容易に変形するので、衝撃エネ
ルギーをあまり吸収することができない。しかし、紙筒
緩衝体の内筒,外筒の位置がずれるときに、紙材間の接
着層に発生する摩擦力によって大きな衝撃力を吸収する
ことができるので、弾性袋緩衝体で吸収できないような
大きな衝撃力を確実に吸収して、保護物品に衝撃力が伝
達されないようにできる。
【0015】紙筒緩衝体がずれによる永久変形をおこし
ても、弾性袋緩衝体が弾力的に復元すれば、保護物品は
再び安定位置に支持されることになる。これは、空気を
充填した弾性袋緩衝体の弾性復元量は、紙筒緩衝体のず
れ変形量よりもはるかに大きいからである。
ても、弾性袋緩衝体が弾力的に復元すれば、保護物品は
再び安定位置に支持されることになる。これは、空気を
充填した弾性袋緩衝体の弾性復元量は、紙筒緩衝体のず
れ変形量よりもはるかに大きいからである。
【0016】すなわち、本発明では、振動の吸収性能や
保護物品の支持機能に優れた弾性袋緩衝体と、衝撃力の
吸収性能に優れた紙筒緩衝体の特性を活かして、いずれ
の性能も発揮できる緩衝装置が得られることになる。
保護物品の支持機能に優れた弾性袋緩衝体と、衝撃力の
吸収性能に優れた紙筒緩衝体の特性を活かして、いずれ
の性能も発揮できる緩衝装置が得られることになる。
【0017】緩衝装置を保護物品の輸送保管に使用した
後、ずれ変形を起こした紙筒緩衝体は廃棄する必要があ
っても、弾性袋緩衝体の方は弾性変形をするだけなの
で、何度も再使用することができる。従って、紙材から
なり、比較的安価な紙筒緩衝体のみを取り替えるだけ
で、繰り返し使用することが可能となる。廃棄される紙
筒緩衝体は、展開すれば、大きさが非常に小さくなり、
また、焼却するのも簡単なので、廃棄処分も容易であ
る。
後、ずれ変形を起こした紙筒緩衝体は廃棄する必要があ
っても、弾性袋緩衝体の方は弾性変形をするだけなの
で、何度も再使用することができる。従って、紙材から
なり、比較的安価な紙筒緩衝体のみを取り替えるだけ
で、繰り返し使用することが可能となる。廃棄される紙
筒緩衝体は、展開すれば、大きさが非常に小さくなり、
また、焼却するのも簡単なので、廃棄処分も容易であ
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の要部斜視図を
示し、ゴム製の球状をなす球状弾性袋緩衝体2からなる
弾性袋緩衝材と、厚紙を円筒状に丸めた紙筒緩衝体3か
らなる柱状緩衝材とを組み合わせて、緩衝装置1を構成
している。
示し、ゴム製の球状をなす球状弾性袋緩衝体2からなる
弾性袋緩衝材と、厚紙を円筒状に丸めた紙筒緩衝体3か
らなる柱状緩衝材とを組み合わせて、緩衝装置1を構成
している。
【0019】球状弾性袋緩衝体2には、内部に空気を入
れたり、抜いたりできる給排バルブ2Aが取り付けられ
ており、所定圧力の空気が充填されている。
れたり、抜いたりできる給排バルブ2Aが取り付けられ
ており、所定圧力の空気が充填されている。
【0020】紙筒緩衝体3は、図2の使用状態を示す断
面図および図3の平面図に示すように、内筒31と外筒32
から構成されており、両者は、マジックテープ、両面テ
ープ、粘着材などの接着剤33によって接合されている。
面図および図3の平面図に示すように、内筒31と外筒32
から構成されており、両者は、マジックテープ、両面テ
ープ、粘着材などの接着剤33によって接合されている。
【0021】図1および図2に示すように、緩衝装置1
を使用するときには、段ボール箱などからなる外装体4
の内底面4Aの四隅などの適当な箇所に緩衝装置1を配
置する。図2に示すように、まず、紙筒緩衝体3の外筒
32を両面テープや接着剤等により外装体4の内底面4A
に固定すれば、確実に位置決めされる。紙筒緩衝体3の
内筒31の上端に球状弾性袋緩衝体2を載せれば、球状弾
性袋緩衝体2が移動したりはずれ落ちる心配はない。た
だし、球状弾性袋緩衝体2を粘着剤などで紙筒緩衝体3
の内筒31に一時的に固定しておいてもよい。
を使用するときには、段ボール箱などからなる外装体4
の内底面4Aの四隅などの適当な箇所に緩衝装置1を配
置する。図2に示すように、まず、紙筒緩衝体3の外筒
32を両面テープや接着剤等により外装体4の内底面4A
に固定すれば、確実に位置決めされる。紙筒緩衝体3の
内筒31の上端に球状弾性袋緩衝体2を載せれば、球状弾
性袋緩衝体2が移動したりはずれ落ちる心配はない。た
だし、球状弾性袋緩衝体2を粘着剤などで紙筒緩衝体3
の内筒31に一時的に固定しておいてもよい。
【0022】緩衝装置1の球状弾性袋緩衝体2の上に、
機械部品等の物品もしくは物品を収容した内装箱5(以
下、保護物品という)を載せて、外装体4を密閉するな
どした後に、輸送保管等に供される。なお、図示しない
が、緩衝装置1は、保護物品5の側面側や上面側になる
外装体4の内表面に取り付けておく場合もある。
機械部品等の物品もしくは物品を収容した内装箱5(以
下、保護物品という)を載せて、外装体4を密閉するな
どした後に、輸送保管等に供される。なお、図示しない
が、緩衝装置1は、保護物品5の側面側や上面側になる
外装体4の内表面に取り付けておく場合もある。
【0023】この状態で、輸送などを行い、外力が加わ
った場合、振動や小さな外力は、球状弾性袋緩衝体2で
良好に吸収される。しかし、大きな衝撃力が加わった場
合は、球状弾性袋緩衝体2は容易に変形するので、衝撃
エネルギーを吸収することができない。しかし、衝撃力
が紙筒緩衝体3に直接加わるようになると、この紙筒緩
衝体の内筒31と外筒32がずれ変形を起こすことによっ
て、衝撃力が良好に吸収されるので、保護物品5が大き
く揺さぶられたり移動させられたりすることがなく、確
実に保護しておくことができる。衝撃力がなくなれば、
紙筒緩衝体3の内筒31と外筒32はずれ変形したままにな
っても球状弾性袋緩衝体2は弾力的に復元して保護物品
5をもとの定位置に戻す。
った場合、振動や小さな外力は、球状弾性袋緩衝体2で
良好に吸収される。しかし、大きな衝撃力が加わった場
合は、球状弾性袋緩衝体2は容易に変形するので、衝撃
エネルギーを吸収することができない。しかし、衝撃力
が紙筒緩衝体3に直接加わるようになると、この紙筒緩
衝体の内筒31と外筒32がずれ変形を起こすことによっ
て、衝撃力が良好に吸収されるので、保護物品5が大き
く揺さぶられたり移動させられたりすることがなく、確
実に保護しておくことができる。衝撃力がなくなれば、
紙筒緩衝体3の内筒31と外筒32はずれ変形したままにな
っても球状弾性袋緩衝体2は弾力的に復元して保護物品
5をもとの定位置に戻す。
【0024】保護物品5の輸送などが終われば、外装体
4から保護物品5を取り出した後に、紙筒緩衝体3の上
端から球状弾性袋緩衝体2を取り去り、ずれ変形を起こ
した紙筒緩衝体3の内筒31と外筒32は、外装体4ととも
に、もしくは外装体4から取り外して廃棄すればよい。
球状弾性袋緩衝体2は再び、新たな紙筒緩衝体3と組み
合わせて、再利用することができる。球状弾性袋緩衝体
2を再利用場所まで輸送したり保管したりしておくとき
は、空気の給排バルブ2Aから空気を抜き出して、球状
弾性袋緩衝体2を扁平な状態にしておけば、大きさが小
さくなって取り扱いが行いやすくなり、輸送コストや保
管コストが削減できる。
4から保護物品5を取り出した後に、紙筒緩衝体3の上
端から球状弾性袋緩衝体2を取り去り、ずれ変形を起こ
した紙筒緩衝体3の内筒31と外筒32は、外装体4ととも
に、もしくは外装体4から取り外して廃棄すればよい。
球状弾性袋緩衝体2は再び、新たな紙筒緩衝体3と組み
合わせて、再利用することができる。球状弾性袋緩衝体
2を再利用場所まで輸送したり保管したりしておくとき
は、空気の給排バルブ2Aから空気を抜き出して、球状
弾性袋緩衝体2を扁平な状態にしておけば、大きさが小
さくなって取り扱いが行いやすくなり、輸送コストや保
管コストが削減できる。
【0025】次に図4は、本発明の第2の実施例の紙筒
緩衝体の平面図を示している。
緩衝体の平面図を示している。
【0026】この実施例では、球状弾性袋緩衝体2は前
記第1の実施例と同じものを用い、紙筒緩衝体3の内筒
34と外筒35を接着剤33で接合し、A部で円筒端部を重ね
合わせたものである。具体的には、マジックテープや両
面テープなどの接着剤33で位置決めした状態で厚紙や段
ボール紙で内,外筒34,35を同時に巻回すると一体化し
た紙筒緩衝体3が得られる。
記第1の実施例と同じものを用い、紙筒緩衝体3の内筒
34と外筒35を接着剤33で接合し、A部で円筒端部を重ね
合わせたものである。具体的には、マジックテープや両
面テープなどの接着剤33で位置決めした状態で厚紙や段
ボール紙で内,外筒34,35を同時に巻回すると一体化し
た紙筒緩衝体3が得られる。
【0027】図5は本発明の第3の実施例の使用状態を
示す要部断面図であり、ゴム製のドーナツ状をなす環状
弾性袋緩衝体6と厚紙や段ボール紙などの紙材を円筒状
に丸めた紙筒緩衝体3で緩衝装置1を構成する。
示す要部断面図であり、ゴム製のドーナツ状をなす環状
弾性袋緩衝体6と厚紙や段ボール紙などの紙材を円筒状
に丸めた紙筒緩衝体3で緩衝装置1を構成する。
【0028】環状弾性袋緩衝体6には、内部に空気を入
れたり、抜いたりできる給排バルブ6Aが取り付けられ
ており、所定圧力の空気が充填されている。
れたり、抜いたりできる給排バルブ6Aが取り付けられ
ており、所定圧力の空気が充填されている。
【0029】紙筒緩衝体3は、円筒状あるいは多角筒状
に巻回した径の異なる内筒31と外筒32から構成されてお
り、両者は、マジックテープ,両面テープ,粘着材など
の接着剤33によって接合されている。この緩衝装置を構
成する紙筒緩衝体3と、これを両脇で挾むように環状弾
性袋緩衝体6とが外装体4の内底面4A上に配置され、
環状弾性袋緩衝体6上に保護物品5が載置される。も
し、外部からの衝撃力が外装体4に加わると、この内筒
31と外筒32の位置がずれる時に紙材間の接着層に発生す
る摩擦力によって大きな衝撃力を吸収することが可能と
なる。
に巻回した径の異なる内筒31と外筒32から構成されてお
り、両者は、マジックテープ,両面テープ,粘着材など
の接着剤33によって接合されている。この緩衝装置を構
成する紙筒緩衝体3と、これを両脇で挾むように環状弾
性袋緩衝体6とが外装体4の内底面4A上に配置され、
環状弾性袋緩衝体6上に保護物品5が載置される。も
し、外部からの衝撃力が外装体4に加わると、この内筒
31と外筒32の位置がずれる時に紙材間の接着層に発生す
る摩擦力によって大きな衝撃力を吸収することが可能と
なる。
【0030】図6は本発明の第4の実施例の使用状態を
示す断面図であり、球状弾性袋緩衝体2は前記第1の実
施例と同じ構成のものであり、紙筒緩衝体3は、マジッ
クテープ,両面テープ,粘着材などの接着剤33によって
外装体4の側面4Bに接着されている。この紙筒緩衝体
3と外装体4の位置がずれる時に接着層に発生する摩擦
力によって大きな衝撃力を吸収することが可能となる。
示す断面図であり、球状弾性袋緩衝体2は前記第1の実
施例と同じ構成のものであり、紙筒緩衝体3は、マジッ
クテープ,両面テープ,粘着材などの接着剤33によって
外装体4の側面4Bに接着されている。この紙筒緩衝体
3と外装体4の位置がずれる時に接着層に発生する摩擦
力によって大きな衝撃力を吸収することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の物品保護用
緩衝装置は、保護物品を定位置で確実に支持したり、振
動などの比較的小さな力を良好に吸収できる弾性袋緩衝
体と、ずれ変形に伴う摩擦力によって大きな衝撃力を良
好に吸収できる紙筒緩衝体を組み合わせて用いることに
より、物品の保護を良好に果たすことができる。
緩衝装置は、保護物品を定位置で確実に支持したり、振
動などの比較的小さな力を良好に吸収できる弾性袋緩衝
体と、ずれ変形に伴う摩擦力によって大きな衝撃力を良
好に吸収できる紙筒緩衝体を組み合わせて用いることに
より、物品の保護を良好に果たすことができる。
【0032】特に、従来の紙あるいは発泡プラスチック
からなる緩衝装置では、大きな衝撃力が加わって材料が
永久変形を起こしてしまえば、保護物品と緩衝装置の間
に隙間があいてガタツキを生じ、それ以降は、保護物品
に傷がついたり、物品を良好に緩衝保護しておくことが
できなくなってしまう。しかし、本発明では、紙筒緩衝
体がずれ変形を起こした後も、弾性袋緩衝体の機能はま
ったく変わりなく発揮されるので、物品の緩衝保護を充
分に果たすことができる。
からなる緩衝装置では、大きな衝撃力が加わって材料が
永久変形を起こしてしまえば、保護物品と緩衝装置の間
に隙間があいてガタツキを生じ、それ以降は、保護物品
に傷がついたり、物品を良好に緩衝保護しておくことが
できなくなってしまう。しかし、本発明では、紙筒緩衝
体がずれ変形を起こした後も、弾性袋緩衝体の機能はま
ったく変わりなく発揮されるので、物品の緩衝保護を充
分に果たすことができる。
【0033】紙筒緩衝体と弾性袋緩衝体が個別の部品で
構成されており、永久変形を起こした紙筒緩衝体は取り
替える必要があっても、弾性袋緩衝体は繰り返し使用す
ることができるので、紙材からなる紙筒緩衝体が安価な
こととも相まって、非常に経済的である。また、紙筒緩
衝体は焼却等の廃棄処分が簡単に行えるので、従来の発
泡プラスチックのように、廃棄処分に困ることもない。
構成されており、永久変形を起こした紙筒緩衝体は取り
替える必要があっても、弾性袋緩衝体は繰り返し使用す
ることができるので、紙材からなる紙筒緩衝体が安価な
こととも相まって、非常に経済的である。また、紙筒緩
衝体は焼却等の廃棄処分が簡単に行えるので、従来の発
泡プラスチックのように、廃棄処分に困ることもない。
【図1】本発明の第1の実施例の要部斜視図である。
【図2】図1の使用状態を示す断面図である。
【図3】図1の紙筒緩衝体の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す紙筒緩衝体の平面
図である。
図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す使用状態の断面図
である。
である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す使用状態の断面図
である。
である。
1…緩衝装置、 2…球状弾性袋緩衝体(弾性袋緩衝
材)、 3…紙筒緩衝体(柱状弾性材)、 31,34…内
筒、 32,35…外筒、 33…接着剤、 4…外装体、4
A…内底面、 4B…側面、 5…内装箱(保護物品)、
6…環状弾性袋緩衝体。
材)、 3…紙筒緩衝体(柱状弾性材)、 31,34…内
筒、 32,35…外筒、 33…接着剤、 4…外装体、4
A…内底面、 4B…側面、 5…内装箱(保護物品)、
6…環状弾性袋緩衝体。
Claims (1)
- 【請求項1】 球状または環状などの弾性袋緩衝体から
なる弾性袋緩衝材と、紙管や段ボールなどの紙筒緩衝体
からなる柱状緩衝材とを組み合わせて緩衝装置を構成
し、該緩衝装置を保護物品と外装体の間に配置し、前記
紙筒緩衝体の紙材間の摩擦力で外部から前記外装体に加
わる衝撃エネルギーを主として吸収することを特徴とす
る物品保護用緩衝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185242A JPH0632372A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 物品保護用緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185242A JPH0632372A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 物品保護用緩衝装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632372A true JPH0632372A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16167379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4185242A Pending JPH0632372A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 物品保護用緩衝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632372A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7236440B2 (en) | 2001-09-13 | 2007-06-26 | Tdk Corporation | Optical recording medium |
| JP2010179252A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Daifuku Co Ltd | 農産物の搬送用受皿 |
| JP2018002266A (ja) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | 東海紙器株式会社 | 支持材 |
| JP6275217B1 (ja) * | 2016-09-08 | 2018-02-07 | 日鉄住金物流株式会社 | コンテナへのコイルの積載方法およびコイルの積載構造 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP4185242A patent/JPH0632372A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7236440B2 (en) | 2001-09-13 | 2007-06-26 | Tdk Corporation | Optical recording medium |
| JP2010179252A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Daifuku Co Ltd | 農産物の搬送用受皿 |
| JP2018002266A (ja) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | 東海紙器株式会社 | 支持材 |
| JP6275217B1 (ja) * | 2016-09-08 | 2018-02-07 | 日鉄住金物流株式会社 | コンテナへのコイルの積載方法およびコイルの積載構造 |
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