JPH06326099A - 半導体装置の配線形成方法 - Google Patents

半導体装置の配線形成方法

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JPH06326099A
JPH06326099A JP13410193A JP13410193A JPH06326099A JP H06326099 A JPH06326099 A JP H06326099A JP 13410193 A JP13410193 A JP 13410193A JP 13410193 A JP13410193 A JP 13410193A JP H06326099 A JPH06326099 A JP H06326099A
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layer
forming
metal wiring
insulating layer
groove
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JP13410193A
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Hirobumi Sumi
博文 角
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配線を形成するためのフォトリソグラフィ技術
及びドライエッチング技術による金属配線層のパターニ
ング工程を行う必要がなく、しかも、従来のように配線
上に形成された絶縁膜の研磨を行わずに、配線を含む絶
縁層の完全なる平坦化を可能とする、新規の半導体装置
の配線形成方法を提供する。 【構成】本発明の半導体装置の配線形成方法は、基体1
0上に絶縁層12を形成した後、この絶縁層に溝部14
を形成する工程と、溝部14内を含む絶縁層12上に金
属配線層20を形成する工程と、絶縁層12上の金属配
線層20を除去し、溝部14内に金属配線層を残し配線
22とする工程、から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂高温アルミニウム
スパッタ法、あるいは高融点金属又は高融点金属化合物
のCVD法による半導体装置の配線形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化に伴い、半導体装
置の製造プロセスの寸法ルールが微細化し、これに伴
い、半導体装置における配線幅も微細化してきている。
通常、配線材料として純アルミニウムあるいはアルミニ
ウム合金(以下、これらを総称してAl系合金とも呼
ぶ)、又は高融点金属が主に用いられている。そして、
例えば、絶縁層から成る下地上に所謂高温アルミニウム
スパッタ法によってAl系合金から成る金属配線層を形
成した後、かかる金属配線層をフォトリソグラフィ技術
及びエッチング技術によって所望のパターン形状にする
ことによって、Al系合金から成る配線が形成される。
その後、配線上に絶縁膜を形成し、かかる絶縁膜の平坦
化処理を行う。
【0003】金属配線層上にフォトリソグラフィ技術に
よってレジストパターンを形成するためには、露光時、
金属配線層による光の乱反射を抑える必要がある。露光
時、光の乱反射を抑えられない場合、光の乱反射の影響
でハレーションが生じ、形成されたレジストパターンに
はレジストの段切れ等の欠陥が生じる。従って、通常、
例えばTiONから成る反射防止膜を金属配線層上に形
成した後、レジストパターニングを行っている。
【0004】以下、高温アルミニウムスパッタ法に基づ
いた従来の半導体素子の製造プロセス例を、図6及び図
7を参照して説明する。
【0005】[工程−10]半導体基板から成る基体1
0に素子分離領域30及びゲート領域32を形成する。
その後、LDDイオン注入を行い、ゲートサイドウォー
ル34を形成し、ソース・ドレイン領域36を形成する
ためにイオン注入を行う(図6の(A)参照)。
【0006】[工程−20]その後、全面に層間絶縁層
38を形成し、次いで、層間絶縁層38に開口部40を
形成する(図6の(B)参照)。
【0007】[工程−30]次に、スパッタ法にて開口
部40を含む層間絶縁層38の全面にTi/TiN/T
iから成るバリア層50を形成した後、高温アルミニウ
ムスパッタ法によってAl系合金(例えば、Al−1w
t%Si)から成る金属配線層52を全面に堆積させ
る。その後、全面にTiONから成る反射防止膜54を
形成する。そして、反射防止膜54及び金属配線層52
をフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術に
よってパターニングすることにより配線56を形成する
(図6の(C)参照)。
【0008】[工程−40]次いで、平坦化処理を施
す。即ち、配線を含む全面にプラズマCVD法にてSi
2から成る第1の絶縁膜60を形成し、その上にプラ
ズマCVD法にてSiNから成るストッパー層62を形
成し、更にその上に厚いSiO2から成る第2の絶縁膜
64をCVD法にて形成する(図7の(A)参照)。
【0009】[工程−50]上部から第2の絶縁膜64
を研磨する。そしてストッパー層62が研磨面として現
れるまで研磨を行う(図7の(B)参照)。こうして、
配線56の上に平坦化された第1の絶縁膜60を形成す
る。
【0010】あるいは又、SiNから成るストッパー層
を用いる[工程−40]及び[工程−50]の代わり
に、以下の工程にて平坦化処理された絶縁膜を形成する
こともできる。
【0011】[工程−40’]プラズマCVD法にてS
iO2から成る絶縁膜70を形成する。
【0012】[工程−50’]その後、絶縁膜70上に
レジスト72を形成し、絶縁膜70の凸部が露出するよ
うにレジスト72をパターニングする(図8の(A)参
照)。
【0013】[工程−60’]次に、絶縁膜70をエッ
チングして、レジストを除去する(図8の(B)参
照)。
【0014】[工程−70’]その後、エッチングされ
ずに残った絶縁膜70の一部分70Aを研磨して、絶縁
膜70の平坦化を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】配線56が微細化すると、目的とする配線
幅を制御性よく形成することは困難になる。これは、下
地である層間絶縁層38の凹凸の影響を受けて金属配線
層52の表面には凹凸が生じるため、金属配線層52の
凹部内での反射防止膜のカバレッジが低下する。その結
果、その部分での光の反射率が低下するために光の乱反
射が生じ、結果としてハレーション等の影響で金属配線
層に対して目的のパターニング形状を形成できないから
である。
【0017】また、レジストパターニング後の配線構造
は、上からTiONから成る反射防止膜/金属配線層で
ある。レジストパターニング後、ドライエッチングによ
って金属配線層のパターニングを行う。この場合、通
常、エッチングガスとしてBCl3系ガスを用いる。と
ころが、BCl3系ガスでのエッチングはケミカル反応
のみであり、BCl3系ガスによってTiONから成る
反射防止膜をエッチングすることは不可能である。それ
故、物理的なスパッタ作用で反射防止膜をエッチングす
る必要がある。
【0018】このため、Al系合金から成る金属配線層
をエッチングする際に、スパッタ作用を有するエッチン
グ条件からケミカルエッチング条件へと変更する必要が
ある。ところが、反射防止膜/金属配線層の膜厚が不均
一な場合、このようなエッチング条件の変更により、こ
れらのエッチングが不均一となる問題を有する。
【0019】更に、SiNから成るストッパー層62を
用いる[工程−40]及び[工程−50]で説明した方
法は以下の問題点を有する。即ち、SiO2から成る第
2の絶縁膜64を研磨する際にストッパー層62を用い
ているが、SiO2とSiNの研磨に対する選択比は3
〜6程度しか得られない。そのため、SiNから成るス
トッパー層62が研磨の終点判定を行うべくストッパー
として機能せず、第1の絶縁膜60を研磨し過ぎる場合
がある。即ち、制御性良く第2の絶縁膜64を研磨する
ことができない。その結果、第1の絶縁膜60の完全な
平坦化が達成できないという問題を有する。
【0020】しかも、CVD法等によってSiO2若し
くはSOGから成る第1の絶縁膜60で配線間を埋め込
む際、配線の間隔が細いと、第1の絶縁膜60の埋め込
みが不十分となり、配線間の第1の絶縁膜60に「す
(ボイド)」60Aが発生するという問題も有している
(図9参照)。
【0021】一方、SiNから成るストッパー層を用い
ない[工程−40’]〜[工程−70’]で説明した方
法においても、絶縁膜70の研磨時、絶縁膜70の研磨
の終点判定は行っていない。このため、絶縁膜70を研
磨し過ぎるという問題を有する。
【0022】このように微細な半導体装置の製造におい
て、配線を形成した後その上に平坦な絶縁膜を形成する
従来の方法は上述のような種々の問題点を有しており、
これらの問題点を効果的に解決するための方法は未だな
い。
【0023】従って、本発明の目的は、配線を形成する
ためのフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技
術による金属配線層のパターニング工程を行う必要がな
く、しかも、従来のように配線上に形成された絶縁膜の
研磨を行わずに、配線を含む絶縁層の完全なる平坦化を
可能とする、新規の半導体装置の配線形成方法を提供す
ることにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体装置の配線形成方法は、基体上に絶
縁層を形成した後、この絶縁層に溝部を形成する工程
と、溝部内を含む絶縁層上に金属配線層を形成する工程
と、絶縁層上の金属配線層を除去し、溝部内に金属配線
層を残し配線とする工程、から成ることを特徴とする。
【0025】本発明の半導体装置の配線形成方法におい
ては、絶縁層に溝部を形成した後、溝部側壁に絶縁材料
から成るサイドウォールを形成する工程を更に含み、金
属配線層を形成する工程は、基体を高温に加熱した状態
でアルミニウムあるいはアルミニウム系合金をスパッタ
する工程から成ることが好ましい。
【0026】あるいは又、本発明の半導体装置の配線形
成方法においては、金属配線層を形成する工程は、高融
点金属あるいは高融点金属化合物のCVD法から成るこ
とが好ましい。
【0027】更に、絶縁層上の金属配線層を除去する工
程は、金属配線層のエッチバック工程から成り、あるい
は、金属配線層のケミカルメカニカルポリッシュ工程か
ら成ることが好ましい。
【0028】これらの好ましい態様においては、基体上
に絶縁層を形成する前に、基体上に層間絶縁層を形成す
る工程を更に含み、絶縁層に溝部を形成する工程には、
かかる層間絶縁層に開口部を形成する工程が含まれ、溝
部の幅は開口部の径よりも大きく、溝部内を含む絶縁層
上に金属配線層を形成する工程において、開口部内にも
金属配線層を形成することが望ましい。
【0029】あるいは又、これらの好ましい態様におい
ては、基体上に絶縁層を形成する前に、基体上に層間絶
縁層を形成し、かかる層間絶縁層に開口部を形成し、次
いで、開口部を金属配線材料で埋め込み、接続孔を形成
する工程を更に含み、溝部の幅は開口部の径よりも大き
いことが望ましい。この場合、開口部を金属配線材料で
埋め込む工程は、基体を高温に加熱した状態でアルミニ
ウムあるいはアルミニウム系合金をスパッタする工程か
ら成り、あるいは、高融点金属あるいは高融点金属化合
物のCVD法から成ることが望ましい。
【0030】
【作用】本発明においては、絶縁層上の金属配線層を除
去し、溝部内に金属配線層を残し配線とするので、従来
技術のようにフォトリソグラフィ技術及びドライエッチ
ング技術によって絶縁層上に形成された金属配線層のパ
ターニングを行う必要がない。また、絶縁層上の金属配
線層の除去による平坦化処理を行うので、従来の技術の
ような配線上に形成された絶縁膜の平坦化処理を行う必
要がない。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明の配線形成方法を説明する。
【0032】(実施例1)実施例1においては、半導体
基板から成る基体10上に絶縁層12に溝部14を形成
し、この溝部14を含む絶縁層12上に金属配線層20
を形成した後、絶縁層14上の金属配線層20をエッチ
バック法で除去し、溝部14内のみに金属配線層を残し
配線22を形成する。溝部14の側部にはSiNから成
るサイドウォール16を形成する。また、金属配線層を
構成する金属配線材料としてAl−1wt%Siを用
い、金属配線層を高温スパッタ法で形成する際の下地と
してTiから成るバリア層18を形成する。以下、半導
体装置等の模式的な一部断面図である図1を参照して、
実施例1の方法を具体的に説明する。
【0033】[工程−100]例えば半導体基板から成
る基体10上にSiO2から成る絶縁層12を形成す
る。絶縁層12の形成条件を、例えば以下のとおりとす
ることができる。 使用ガス: SiH4/O2/N2=250/250/1
00sccm 温度 : 420゜C 圧力 : 13.3Pa 膜厚 : 0.8μm
【0034】[工程−110]その後、フォトリソグラ
フィ技術及びドライエッチング技術によって、絶縁層1
2に溝部14を形成する(図1の(A)参照)。ドライ
エッチングの条件を、例えば以下のとおりとすることが
できる。 使用ガス : C48=50sccm RFパワー : 1200W 圧力 : 2Pa
【0035】[工程−120]その後、全面にプラズマ
CVD法にてSiN層を形成する。SiN層の形成条件
を、例えば以下のとおりとすることができる。 使用ガス : SiH4/NH3/N2=180/500
/720sccm 温度 : 200゜C 圧力 : 40Pa 膜厚 : 100nm 次いで、SiN層を、例えば以下の条件で全面エッチバ
ックする。 使用ガス : CHF3=50sccm RFパワー: 300W 圧力 : 2Pa これによって、溝部14の側壁にSiNから成るサイド
ウォール16が形成される(図1の(B)参照)。サイ
ドウォール16を形成することによって、次の工程でT
iからバリア層を形成したとき、絶縁層12によるバリ
ア層の酸化を防止することができる。また、溝部14の
底のコーナー部においてバリア層のバリア性が弱くな
り、後に形成する金属配線層がこの部分で突き抜けると
いう問題を防止することもできる。
【0036】[工程−130]次に、Tiから成るバリ
ア層18を溝部14を含む絶縁層12上にスパッタ法に
て形成した後、Al−1wt%Siから成る金属配線材
料を高温スパッタ法にて全面に堆積させて、Al系合金
から成る金属配線層20で溝部14を埋め込む(図1の
(C)参照)。バリア層18を、例えば以下の条件で形
成することができる。 使用ガス : Ar=100sccm パワー : 4kW 圧力 : 0.47Pa 成膜温度 : 150゜C 膜厚 : 50nm また、高温スパッタ法による金属配線材料の堆積条件
を、例えば以下のとおりとすることができる。 使用ガス : Ar=40sccm パワー : 22.5kW 圧力 : 0.47Pa 成膜温度 : 500゜C 膜厚 : 500nm
【0037】[工程−140]その後、金属配線層20
及びバリア層18をドライエッチング法にてエッチバッ
クする。これによって、溝部14内にのみ金属配線層2
0及びバリア層18を残し、溝部14内に金属配線層2
0及びバリア層18から成る配線22を形成する(図1
の(D)参照)。ドライエッチングの条件を、例えば以
下のとおりとすることができる。 使用ガス : BCl3/Cl2=60/90sccm マイクロ波パワー: 1000W RFパワー : 50W 圧力 : 0.016Pa
【0038】こうして、平坦な絶縁層12に埋め込まれ
た配線22が形成される。実施例1においては、従来の
方法のように反射防止膜の形成や金属配線層20等のレ
ジストパターニング処理及びドライエッチング処理が不
要となり、レジストパターニング時の光の散乱の問題、
エッチングが不均一となる問題を回避することができ
る。また、配線上の絶縁膜の形成や、かかる絶縁膜の平
坦化処理も不要である。
【0039】(実施例2)実施例2においても、半導体
基板から成る基体10上に絶縁層12に溝部14を形成
し、この溝部14を含む絶縁層12上に金属配線層20
を形成した後、絶縁層14上の金属配線層20を除去
し、溝部14内のみに金属配線層を残し配線22を形成
する。溝部14の側部にはSiNから成るサイドウォー
ル16を形成する。また、金属配線層を構成する金属配
線材料としてAl−1wt%Siを用い、金属配線層を
高温スパッタ法で形成する際の下地としてTiから成る
バリア層18を形成する。
【0040】実施例2が実施例1と異なる点は、ケミカ
ルメカニカルポリッシュ法で溝部14以外の金属配線層
20を除去する点にある。この場合、SiO2から成る
絶縁層12をストッパーとして機能させることにより、
ケミカルメカニカルポリッシュに対する金属配線層20
と絶縁層12の選択比を無限大まで設定することが可能
となる。以下、実施例2の方法を具体的に説明する。
【0041】 [工程−200]〜[工程−230]例えば半導体基板
から成る基体10上にSiO2から成る絶縁層12を形
成する。その後、フォトリソグラフィ技術及びドライエ
ッチング技術によって、絶縁層12に溝部14を形成す
る。次いで、全面にプラズマCVD法にてSiN層を形
成し、その後、SiN層を全面エッチバックし、溝部1
4の側壁にSiNから成るサイドウォール16を形成す
る。次に、Tiから成るバリア層18を溝部14を含む
絶縁層12上にスパッタ法にて形成した後、Al−1w
t%Siから成る金属配線材料を高温スパッタ法にて全
面に堆積させて、溝部14を金属配線層20で埋め込
む。以上の工程は、実施例1の[工程−100]〜[工
程−130]と同様とすることができる。
【0042】[工程−240]この工程は、実施例1の
[工程−140]と異なり、ケミカルメカニカルポリッ
シュ法によって絶縁層12上の金属配線層20及びバリ
ア層18を除去し、溝部14内に金属配線層20及びバ
リア層18を残し、配線22を形成する。ケミカルメカ
ニカルポリッシュには、図2に示す研磨装置を用いる。
ケミカルメカニカルポリッシュの条件を、例えば以下の
とおりとすることができる。 研磨プレート回転数 : 37rpm ウエハ保持試料台回転数: 17rpm 研磨圧力 : 5.5×108Pa パッド温度 : 40゜C H3PO4+HNO3+CH3COOH溶液を用いて、ケミ
カルメカニカルポリッシュを行う。尚、この溶液の流量
を225ml/分とした。
【0043】従来SiO2を研磨する場合はスラリー
(SiO2系の研磨剤+KOH+水)を用いるが、スラ
リーでSiO2を研磨する際、スラリーが研磨すべき面
内に均一に分布しないため、研磨し過ぎ等によりウエハ
内の研磨面の平坦化にばらつきが生じるという問題があ
る。Al−Siから成る金属配線層及びバリア層を研磨
する場合、スラリーを必要とせず、H3PO4+HNO3
+CH3COOH溶液等で金属配線層を研磨すること
で、金属配線層及びバリア層のみをエッチバックするこ
とが可能であり、ウエハ内の研磨面の平坦化にばらつき
も少ないという利点を有する。
【0044】これによって、平坦な絶縁層12に埋め込
まれた配線22が形成される。実施例2においては、従
来の方法のように金属配線層20のレジストパターニン
グ処理及びドライエッチング処理が不要となり、レジス
トパターニング時の光の散乱の問題、エッチングが不均
一となる問題を回避することができる。また、配線上の
絶縁膜の形成や、かかる絶縁膜の平坦化処理も不要であ
る。
【0045】(実施例3)実施例3は、実施例1と異な
り、予め半導体基板から成る基体10上の層間絶縁層3
8に開口部40を、また、層間絶縁層38上に形成され
た絶縁層12に溝部14を形成した後、Al−1wt%
Siから成る金属配線材料を高温スパッタ法にて開口部
40及び溝部14をAl系合金から成る金属配線層20
で埋め込み、更に絶縁層14上の金属配線層20及びバ
リア層18をエッチバックにて除去する方法である。
【0046】この場合、開口部40の側壁及び溝部14
の側部にSiNから成るサイドウォール16を形成する
ことで、安定した高温アルミニウムスパッタ法を実施す
ることができる。また、開口部40を金属配線層20で
埋め込むことによって、下層導体層と溝部14内の配線
22とが電気的に接続される。以下、半導体装置等の模
式的な一部断面図である図3及び図4を参照して、実施
例3の方法を説明する。
【0047】[工程−300]Si(100)から成る
半導体基板から成る基体10上に、通常の方法で素子分
離領域30及びゲート領域32を形成する。次いで、L
DDイオン注入を行った後、全面にゲートサイドウォー
ル34を形成するためにSiO2膜を堆積させる。Si
2膜の堆積条件を、例えば以下のとおりとすることが
できる。 使用ガス : SiH4/O2/N2=250/250/
100sccm 温度 : 420゜C 圧力 : 13.3Pa 膜厚 : 0.25μm 更に、SiO2膜の全面エッチバックを行い、ゲート側
壁にゲートサイドウォール34を形成する。全面エッチ
バックを、例えば以下の条件で行うことができる。 使用ガス : C48=50sccm RFパワー: 1200W 圧力 : 2Pa その後、ソース・ドレイン領域36の形成のために、不
純物イオン注入を、例えば以下の条件にて行う。 N型チャネルの形成 As 20KeV,5×1015/cm2 P型チャネルの形成 BF2 20KeV,3×1015/cm2 こうして、図3の(A)に模式的な一部断面図で示す構
造を得ることができる。
【0048】[工程−310]その後、SiO2及びB
PSGの2層から成る層間絶縁層38を、例えば以下の
条件のCVD法にて全面に形成する。 SiO2層の形成 使用ガス : TEOS 50sccm 圧力 : 40Pa 温度 : 720゜C 膜厚 : 400nm BPSG層の形成 使用ガス : SiH4/PH3/B26/O2/N2=8
0/7/7/1000/32000sccm 温度 : 400゜C 圧力 : 1.0×105Pa 膜厚 : 500nm 更に900゜C、20分のリフロー処理を行い、層間絶
縁層38の平坦化を行う。
【0049】[工程−320]次に、SiO2から成る
絶縁層12を全面に形成する。絶縁層12を、例えば以
下の条件で形成することができる。 使用ガス : SiH4/O2/N2=250/250/
100sccm 温度 : 420゜C 圧力 : 13.3Pa 膜厚 : 0.8μm
【0050】[工程−330]その後、実施例1の[工
程−110]と同様に、フォトリソグラフィ技術及びド
ライエッチング技術によって、絶縁層12に溝部14を
形成する(図3の(B)参照)。
【0051】[工程−340]次いで、レジストパター
ニング後ドライエッチングを行うことによって、層間絶
縁層38に開口部40を形成する(図3の(C)参
照)。ここで、溝部14の幅を開口部40の径よりも大
きくする。ドライエッチングの条件を、例えば以下のと
おりとすることができる。 使用ガス : C48 50sccm RFパワー: 1200W 圧力 : 2Pa 更に、開口部内にイオン注入を行うことにより、接合領
域を形成する。イオン注入の条件として、以下の例を挙
げることができる。 N型チャネルの形成 As 20KeV,5×1015/cm2 P型チャネルの形成 BF2 20KeV,3×1015/cm2 その後、1100゜C、10秒の活性化アニールを行
う。
【0052】[工程−350]その後、実施例1の[工
程−120]と同様に、全面にプラズマCVD法にてS
iN層を形成し、次いで、SiN層を全面エッチバック
し、これによって、開口部40の側壁及び溝部14の側
壁にSiNから成るサイドウォール16を形成する(図
4の(A)参照)。
【0053】[工程−360]次に、Ti/TiN/T
iから成るバリア層18を開口部40及び溝部14を含
む絶縁層12上にスパッタ法にて形成した後、Al−S
iから成る金属配線材料を高温スパッタ法にて全面に堆
積させて、開口部40及び溝部14を金属配線層20で
埋め込む(図4の(B)参照)。バリア層18を、例え
ば以下の条件で形成することができる。尚、バリア層1
8は3層から構成されるが、図4においては図面を簡素
化するために1層で表現した。また、他の図面において
も同様である。 Ti成膜条件 使用ガス : Ar=100sccm パワー : 4kW 圧力 : 0.47Pa 成膜温度 : 150゜C 膜厚 : 30nm TiN成膜条件 使用ガス : Ar/N2=40/70sccm パワー : 5kW 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 100nm また、高温スパッタ法による金属配線材料の堆積条件
を、例えば以下のとおりとすることができる。 使用ガス : Ar=40sccm パワー : 22.5kW 圧力 : 0.47Pa 成膜温度 : 500゜C 膜厚 : 500nm
【0054】[工程−370]その後、実施例1の[工
程−140]と同様に、金属配線層20及びバリア層1
8をドライエッチング法にてエッチバックする。これに
よって、開口部40内及び溝部14内にのみ金属配線層
20及びバリア層18を残し、溝部14内に金属配線層
及びバリア層から成る配線22を形成する(図4の
(C)参照)。ドライエッチングの条件を、例えば実施
例1の[工程−140]と同様とすることができる。ま
た、開口部40内に金属配線層20が埋め込まれた所謂
コンタクトホールが形成される。
【0055】尚、金属配線層20及びバリア層18をド
ライエッチング法にてエッチバックする代わりに、実施
例2の[工程−240]と同様に、ケミカルメカニカル
ポリッシュ法によって絶縁層12上の金属配線層20及
びバリア層18を除去し、溝部14内に金属配線層20
及びバリア層18を残して配線22を形成し、併せて、
開口部40に金属配線層20が埋め込まれた所謂コンタ
クトホールを形成してもよい。
【0056】(実施例4)実施例4は、実施例3の変形
である。実施例4が実施例3と相違する点は、開口部4
0を金属配線材料で埋め込んだ後、その上に絶縁層12
を堆積させ、かかる絶縁層12に溝部14を形成する
点、及び絶縁層12上の第2の金属配線層20Aをケミ
カルメカニカルポリッシュ法によって除去する点にあ
る。実施例4においては、実施例3の[工程−30
0]、[工程−310]及び[工程−340]は同様の
工程であり、その他の工程が異なる。以下、図5を参照
して、実施例4の方法を説明する。
【0057】 [工程−400]〜[工程−420] Si(100)の半導体基板から成る基体10上に、通
常の方法で素子分離領域30及びゲート領域32を形成
する。次いで、LDDイオン注入を行った後、ゲートサ
イドウォール34を形成し、ソース・ドレイン領域形成
のために、不純物イオン注入を行う。その後、SiO2
及びBPSGの2層から成る層間絶縁層38を、例えば
CVD法にて全面に形成し、リフロー処理を行い、層間
絶縁層38の平坦化を行う。次いで、層間絶縁層38
に、レジストパターニング後ドライエッチングにて開口
部40を形成し、開口部内にイオン注入を行うことによ
り、接合領域を形成させた後、活性化アニールを行う。
これらの工程は、実施例3の[工程−300]、[工程
−310]及び[工程−340]と同様とすることがで
きる。尚、次いで、SiNから成るサイドウォールを開
口部40の側壁に形成してもよい。
【0058】[工程−430] [工程−420]の後、Ti/TiN/Tiから成る第
1のバリア層42を全面に形成し、その後、全面にAl
−1wt%Siから成る金属配線材料を高温スパッタ法
にて成膜し第1の金属配線層44を形成する。第1のバ
リア層42の成膜条件及び高温スパッタ法の条件は、実
施例3の[工程−360]と同様とすることができる。
【0059】[工程−440]その後、ドライエッチン
グ法にてエッチバックを行い、開口部40内のみに第1
の金属配線層44及び第1のバリア層42を残す(図5
の(A)参照)。ドライエッチングの条件は、実施例1
の[工程−140]と同様とすることができる。これに
よって、開口部40に第1の金属配線層44が埋め込ま
れた所謂コンタクトホールが形成される。尚、ドライエ
ッチング法にてエッチバックの代わりに、ケミカルメカ
ニカルポリッシュ法によって開口部40内のみに第1の
金属配線層44及び第1のバリア層42を残してもよ
い。
【0060】[工程−450]次いで、全面にSiO2
から成る絶縁層12を形成する。絶縁層12を、例えば
実施例3の[工程−320]と同様の条件で形成するこ
とができる。
【0061】[工程−460]その後、実施例3の[工
程−330]と同様に、フォトリソグラフィ技術及びド
ライエッチング技術によって、絶縁層12に溝部14を
形成する。
【0062】[工程−470]その後、実施例3の[工
程−350]と同様に、全面にプラズマCVD法にてS
iN層を形成し、次いで、SiN層を全面エッチバック
し、これによって、溝部14の側壁にSiNから成るサ
イドウォール16を形成する(図5の(B)参照)
【0063】[工程−480]次に、実施例1の[工程
−130]と同様の方法で、厚さ30nmのTiから成
る第2のバリア層18Aを溝部14を含む絶縁層12上
にスパッタ法にて形成した後、Al−1wt%Siから
成る金属配線材料を高温スパッタ法にて全面に堆積させ
て、溝部14を第2の金属配線層20Aで埋め込む。
【0064】[工程−490]次いで、ケミカルメカニ
カルポリッシュ法によって絶縁層12上の第2の金属配
線層20A及び第2のバリア層18Aを除去し、溝部1
4内に第2の金属配線層20A及び第2のバリア層18
Aを残し、配線22を形成する(図5の(C)参照)。
ケミカルメカニカルポリッシュの条件は、実施例2の
[工程−240]と同様とすることができる。
【0065】尚、ケミカルメカニカルポリッシュ法によ
って絶縁層12上の第2の金属配線層20A及び第2の
バリア層18Aを除去する代わりに、実施例1の[工程
−140]と同様に、第2の金属配線層20A及び第2
のバリア層18Aをドライエッチング法にてエッチバッ
クし、これによって、溝部14内にのみ第2の金属配線
層20A及び第2のバリア層18Aを残し、溝部14内
に配線22を形成することもできる。
【0066】(実施例5)実施例5は実施例4の変形で
ある。実施例5が実施例4と相違する点は、予め開口部
40内にCVD法にてタングステンプラグを形成する
点、及び第2の金属配線層44等の除去をドライエッチ
によって行う点にある。
【0067】 [工程−500]〜[工程−520]これらの工程は、
実施例4の[工程−400]〜[工程−420]と同様
とすることができる。
【0068】[工程−530] [工程−520]の後、Ti/TiNから成る第1のバ
リア層42を全面にスパッタ法にて形成し、その後、全
面にタングステンから成る金属配線材料をCVD法にて
成膜する。TiN及びTiの成膜条件を、例えば以下の
とおりとすることができる。 TiNの成膜条件 使用ガス : Ar/N2=40/70sccm パワー : 5kW 圧力 : 0.47Pa 成膜温度 : 150゜C 膜厚 : 100nm Tiの成膜条件 使用ガス : Ar=100sccm パワー : 4kW 圧力 : 0.47Pa 成膜温度 : 150゜C 膜厚 : 50nm また、CVD法によるタングステンの成膜条件を、以下
に例示する。 使用ガス : WF6/H2=95/550sccm 成膜温度 : 450゜C 圧力 : 1.1×104Pa 膜厚 : 0.4μm
【0069】[工程−540]その後、ドライエッチン
グ法にてエッチバックを行い、開口部40内のみにタン
グステンから成る第1の金属配線層44及び第1のバリ
ア層42を残す。ドライエッチングの条件は、例えば以
下のとおりとすることができる。 使用ガス : SF6=50sccm マイクロ波パワー: 850W RFパワー : 150W 圧力 : 1.33Pa これによって、開口部40に第1の金属配線層44が埋
め込まれた所謂タングステンプラグから成るコンタクト
ホールが形成される。尚、ドライエッチング法によるエ
ッチバックの代わりに、ケミカルメカニカルポリッシュ
法によって開口部40内のみにタングステンから成る第
1の金属配線層44及び第1のバリア層42を残しても
よい。
【0070】[工程−550]次いで、全面にSiO2
から成る絶縁層12を形成する。絶縁層12を、例えば
実施例4の[工程−450]と同様の条件で形成するこ
とができる。その後、実施例4の[工程−460]と同
様に、フォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技
術によって、絶縁層12に溝部14を形成し、更に、実
施例4の[工程−470]と同様に、全面にプラズマC
VD法にてSiN層を形成し、次いで、SiN層を全面
エッチバックし、これによって、溝部14の側壁にSi
Nから成るサイドウォール16を形成する。尚、溝部1
4の幅を開口部40の径よりも大きくする。
【0071】[工程−560]次に、実施例4の[工程
−480]と同様の方法で、30nm厚さのTiから成
る第2のバリア層18Aを溝部14を含む絶縁層12上
にスパッタ法にて形成した後、Al−1wt%Siから
成る金属配線材料を高温スパッタ法にて全面に堆積させ
て、溝部14を第2の金属配線層20Aで埋め込む。
【0072】[工程−570]その後、実施例1の[工
程−140]と同様の方法で、第2の金属配線層20A
及び第2のバリア層18Aをドライエッチング法にてエ
ッチバックする。これによって、溝部14内にのみ第2
の金属配線層20A及び第2のバリア層18Aを残し、
溝部14内に第2の金属配線層及び第2のバリア層から
成る配線22を形成する。
【0073】尚、金属配線層20及びバリア層18をド
ライエッチング法にてエッチバックする代わりに、実施
例2の[工程−240]と同様に、ケミカルメカニカル
ポリッシュ法によって絶縁層12上の金属配線層20及
びバリア層18を除去し、溝部14内に金属配線層20
及びバリア層18を残して配線22を形成してもよい。
【0074】(実施例6)実施例6は実施例1の変形で
あり、実施例6においても、絶縁層12に溝部14を形
成し、この溝部14を含む絶縁層12上に金属配線層2
0を形成した後、絶縁層14上の金属配線層20をエッ
チバック法で除去し、溝部14内のみに配線22を形成
する。実施例6においては、金属配線層20を構成する
金属配線材料としてタングステン(W)を用いる。
【0075】[工程−600]例えば半導体基板から成
る基体10上にSiO2から成る絶縁層12を形成す
る。SiO2から成る絶縁層12の形成条件は、実施例
1の[工程−100]と同様とすることができる。
【0076】[工程−610]その後、フォトリソグラ
フィ技術及びドライエッチング技術によって、絶縁層1
2に溝部14を形成する。ドライエッチングの条件を、
例えば実施例1の[工程−110]と同様とすることが
できる。
【0077】[工程−620]次に、TiN及びTiか
ら成るバリア層18を溝部14を含む絶縁層12上にス
パッタ法にて形成する。バリア層18を、例えば以下の
条件で形成することができる。 TiNの成膜条件 使用ガス : Ar/N2=40/70sccm パワー : 5kW 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 100nm Ti成膜条件 使用ガス : Ar=100sccm パワー : 4kW 成膜温度 : 150゜C 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 50nm
【0078】[工程−630]次に、全面にタングステ
ンから成る金属配線材料をCVD法にて全面に堆積させ
て、溝部14を金属配線層20で埋め込む。タングステ
ンの成膜条件を、例えば以下のとおりとすることができ
る。 使用ガス : WF6/H2=95/550sccm 温度 : 450゜C 圧力 : 1.1×104Pa 膜厚 : 0.4μm
【0079】[工程−640]その後、金属配線層20
及びバリア層18を全面エッチバックし、溝部14内に
のみ金属配線層20及びバリア層18を残し、金属配線
層及びバリア層から成る配線22を形成する。エッチバ
ックの条件を、例えば以下のとおりとすることができ
る。 使用ガス : SF6=50sccm マイクロ波パワー: 850W RFパワー : 150W 圧力 : 1.33Pa
【0080】これによって、平坦な絶縁層12に埋め込
まれた配線22が形成される。実施例6においても、従
来の方法のように金属配線層20のレジストパターニン
グ処理及びドライエッチング処理が不要となり、レジス
トパターニング時の光の散乱の問題、エッチングが不均
一となる問題を回避することができる。また、配線上の
絶縁膜の形成や、かかる絶縁膜の平坦化処理も不要であ
る。
【0081】(実施例7)実施例7は実施例6の変形で
ある。実施例7が実施例6と相違する点は、絶縁層14
上の金属配線層20及びバリア層18の除去を、ケミカ
ルメカニカルポリッシュ法にて行う点にある。実施例7
においては、実施例6の[工程−630]までは同様の
工程であり、以降の工程が異なる。
【0082】 [工程−700]〜[工程−730]例えば半導体基板
から成る基体10上にSiO2から成る絶縁層12を形
成し、その後、フォトリソグラフィ技術及びドライエッ
チング技術によって絶縁層12に溝部14を形成し、次
いで、全面にタングステンから成る金属配線材料をCV
D法にて全面に堆積させて、溝部14を金属配線層20
で埋め込む。以上の工程は、実施例6の[工程−60
0]〜[工程−630]と同様とすることができる。
【0083】[工程−740]次いで、ケミカルメカニ
カルポリッシュ法によって絶縁層12上の金属配線層2
0及びバリア層18を除去し、溝部14内に金属配線層
20及びバリア層18を残し、配線22を形成する。こ
の工程は、実施例2の[工程−240]と同様とするこ
とができる。この場合、過酸化水素水(1重量%)+
(NH2)(CH22(NH2)(1重量%)+H2O等
の溶液を用いてケミカルメカニカルポリッシュ法を行え
ばよい。
【0084】実施例6及び実施例7にて説明したタング
ステンから成る金属配線層を溝部14に形成する方法
を、実施例3、実施例4及び実施例5に適用することが
できる。この場合、絶縁層12上の金属配線層20等の
除去、層間絶縁層38上の第1の金属配線層44等の除
去、あるいは絶縁層12上の第2の金属配線層20A等
の除去は、エッチバック法で除去してもよいし、ケミカ
ルメカニカルポリッシュ法で除去してもよい。
【0085】以上本発明を好ましい実施例に基づき説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。実施例にて用いた各種材料や条件は例示であり、
適宜変更することができる。
【0086】金属配線材料として、例えば、Cu、M
o、Ni、Co等の高融点金属、若しくはTiW、Zr
W、WN、W、WC、TiC、その他MoSi2、WS
2、TiSi2等のシリサイド(高融点金属化合物)を
用いることができる。金属配線材料の成膜方法も実施例
に限定されず、他の方法を用いてもよい。また、Al系
合金としては、純Al、あるいはAl−Si−Cu、A
l−Cu、Al−Ge等のAl合金を挙げることができ
る。
【0087】絶縁層12は専らSiO2から成るものと
して説明したが、SiO2の代わりに、BPSG、PS
G、BSG、AsSG、PbSG、SbSG、SOG、
SiONあるいはSiN等の公知の絶縁材料、あるいは
これらの層間絶縁層を積層したものから構成することが
できる。
【0088】また、バリア層を構成するTiNの代わり
に、TiONやTiWを用いることもできる。また、溝
部の形成、サイドウォールの形成、バリア層の形成の順
序を変更して、溝部の形成、バリア層の形成、サイドウ
ォールの形成とすることもできる。
【0089】バリア層がTi層/TiN、TiONある
いはTiW層/Ti層の構造を有し、しかも、溝部の形
成、バリア層の形成、サイドウォールの形成の順と工程
を変更する場合には、溝部14の側壁にSiNから成る
サイドウォール16を形成する代わりに、場合によって
はSiO2等、各種絶縁材料から成るサイドウォールを
形成してもよい。バリア層の最表面のTi層が絶縁層に
よって酸化されることを、TiN、TiONあるいはT
iW層によって回避することができるからである。この
場合、溝部の側壁にサイドウォールを形成する目的は、
溝部14の底のコーナー部においてバリア層のバリア性
が弱くなり、後に形成する金属配線層がこの部分で突き
抜けるという問題を防止することにある。
【0090】例えば、TEOS法により形成されたSi
2を用いる場合、SiO2層の形成条件及びエッチバッ
ク条件を以下のとおりとすることができる。 (熱CVD法の場合) 使用ガス : TEOS=50 sccm 圧 力 : 40Pa 成長温度 : 720゜C 成長速度 : 11nm/分 (プラズマCVD法の場合) 使用ガス : TEOS=50 sccm 圧 力 : 1300Pa RFパワー: 350W 成長温度 : 250゜C (SiO2層のエッチバック) 使用ガス : CHF3/O2=75/8 sccm 圧 力 : 5Pa パワー : 850W
【0091】基体としては、シリコン半導体基板、ある
いはソース・ドレイン領域が形成された半導体基板の他
にも、MgO基板、GaAs基板、超伝導トランジスタ
基板、下層配線層が形成された絶縁層、接続孔(コンタ
クトホール、ビヤホール、スルーホール)を形成して電
気的接続を形成する必要があるゲート電極等の各種素子
部、薄膜トランジスタを作製するための各種基板上に形
成されたシリコン層等を挙げることができる。
【0092】実施例5においては、所謂ブランケットタ
ングステンCVD法を用いて開口部40内にタングステ
ンプラグを形成したが、代わりに、所謂タングステン選
択CVD法にて開口部40内にタングステンプラグを形
成してもよい。この場合の条件を、例えば以下のとおり
とすることができる。 使用ガス : WF6/SiH4/H2/Ar=10/7
/1000/10 sccm 温 度 : 260゜C 圧 力 : 26Pa
【0093】本発明の方法は、MOS半導体装置以外の
他の半導体装置(例えば、バイポーラトランジスタ、C
CD)にも適用できる。又、Ti、TiN等のバリア層
を構成する金属層又は金属化合物層は、CVD等の成膜
法で形成することができる。
【0094】スパッタ法は、マグネトロンスパッタリン
グ装置、DCスパッタリング装置、RFスパッタリング
装置、ECRスパッタリング装置、また基板バイアスを
印加するバイアススパッタリング装置等各種のスパッタ
リング装置にて行うことができる。
【0095】
【発明の効果】本発明においては、配線を形成するため
のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術に
よる金属配線層のパターニング工程が不要である。従っ
て、従来のフォトリソグラフィ技術における光の乱反
射、あるいはドライエッチングにおけるエッチングの不
均一性を回避することができる。
【0096】また、微細な配線を有する半導体装置の作
製において、従来のように配線上に形成された絶縁膜の
形成、あるいはかかる絶縁膜の研磨を行わずに、配線を
含む絶縁層の完全なる平坦化が可能となる。従来のSi
2系絶縁膜は研磨における選択性が乏しいために研磨
の制御性が乏しかったが、金属配線層の研磨は絶縁層に
対する選択性が大きいので、研磨の制御性も格段に向上
する。
【0097】更に、溝部内のみに金属配線層を残すため
に、ケミカルメカニカルポリッシュ法あるいはドライエ
ッチング法によるエッチバックを採用することによっ
て、従来の技術を基本的にはそのまま用いることがで
き、半導体装置の製造コストが増加することもない。
【0098】尚、溝部内に絶縁材料から成るサイドウォ
ールを形成することで、高温アルミニウムスパッタ法に
よって溝部を安定して埋め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の方法の各工程を説明するための半導
体装置等の模式的な一部断面図である。
【図2】本発明の実施に適した研磨装置の模式図であ
る。
【図3】実施例3の方法の各工程を説明するための半導
体装置等の模式的な一部断面図である。
【図4】図3に引き続き、実施例3の方法の各工程を説
明するための半導体装置等の模式的な一部断面図であ
る。
【図5】実施例4の方法の各工程を説明するための半導
体装置等の模式的な一部断面図である。
【図6】従来の半導体素子の製造プロセス例における各
工程を説明するための半導体装置等の模式的な一部断面
図である。
【図7】図6に引き続き、従来の半導体素子の製造プロ
セス例における各工程を説明するための半導体装置等の
模式的な一部断面図である。
【図8】従来の半導体素子の製造プロセスの別の例にお
ける各工程を説明するための半導体装置等の模式的な一
部断面図である。
【図9】従来の半導体素子の製造プロセスにおける問題
点を説明するための図である。
【符号の説明】
10 基体 12 絶縁層 14 溝部 16 サイドウォール 18 バリア層 18A 第2のバリア層 20 金属配線層 20A 第2の金属配線層 22 配線 30 素子分離領域 32 ゲート領域 34 ゲートサイドウォール 36 ソース・ドレイン領域 38 層間絶縁層 40 開口部 42 第1のバリア層 44 第1の金属配線層 50 バリア層 52 金属配線層 54 反射防止膜 56 配線 60 第1の絶縁層 62 ストッパー層 64 第2の絶縁層 70 絶縁層 72 レジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/302 F 21/90 P 7514−4M

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体上に絶縁層を形成した後、該絶縁層に
    溝部を形成する工程と、 該溝部内を含む絶縁層上に金属配線層を形成する工程
    と、 絶縁層上の金属配線層を除去し、溝部内に金属配線層を
    残し配線とする工程、から成ることを特徴とする、半導
    体装置の配線形成方法。
  2. 【請求項2】絶縁層に溝部を形成した後、溝部側壁に絶
    縁材料から成るサイドウォールを形成する工程を更に含
    み、 金属配線層を形成する工程は、基体を高温に加熱した状
    態でアルミニウムあるいはアルミニウム系合金をスパッ
    タする工程から成ることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置の配線形成方法。
  3. 【請求項3】金属配線層を形成する工程は、高融点金属
    あるいは高融点金属化合物のCVD法から成ることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線形成方法。
  4. 【請求項4】絶縁層上の金属配線層を除去する工程は、
    金属配線層のエッチバック工程から成ることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体
    装置の配線形成方法。
  5. 【請求項5】絶縁層上の金属配線層を除去する工程は、
    金属配線層のケミカルメカニカルポリッシュ工程から成
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の半導体装置の配線形成方法。
  6. 【請求項6】基体上に絶縁層を形成する前に、基体上に
    層間絶縁層を形成する工程を更に含み、 絶縁層に溝部を形成する工程には、かかる層間絶縁層に
    開口部を形成する工程が含まれ、 該溝部の幅は該開口部の径よりも大きく、 溝部内を含む絶縁層上に金属配線層を形成する工程にお
    いて、前記開口部内にも金属配線層を形成することを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の
    半導体装置の配線形成方法。
  7. 【請求項7】基体上に絶縁層を形成する前に、基体上に
    層間絶縁層を形成し、かかる層間絶縁層に開口部を形成
    し、次いで、該開口部を金属配線材料で埋め込み、接続
    孔を形成する工程を更に含み、 溝部の幅は該開口部の径よりも大きいことを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の半導体装
    置の配線形成方法。
  8. 【請求項8】開口部を金属配線材料で埋め込む工程は、
    基体を高温に加熱した状態でアルミニウムあるいはアル
    ミニウム系合金をスパッタする工程から成ることを特徴
    とする請求項7に記載の半導体装置の配線形成方法。
  9. 【請求項9】開口部を金属配線材料で埋め込む工程は、
    高融点金属あるいは高融点金属化合物のCVD法から成
    ることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の配線
    形成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10509285A (ja) * 1995-09-14 1998-09-08 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 縮小したフィーチャーサイズのためのダマスクプロセス
KR100574912B1 (ko) * 1999-01-18 2006-05-02 삼성전자주식회사 화학 기계적 연마에 의해서 절연막 표면에 발생되는 스크래치에 기인하는 금속 브리지를 방지하는 반도체 장치의 금속 배선 구 조 체 및 그 제조방법
JP2010123972A (ja) * 1998-02-11 2010-06-03 Applied Materials Inc 低誘電率膜の堆積処理方法、基板処理システム、デュアルダマシン構造の形成方法、およびデュアルダマシン構造
JP2011524089A (ja) * 2008-06-11 2011-08-25 クロステック・キャピタル,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー Cmosイメージセンサの製造方法

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