JPH06326596A - Bi−CMOS回路 - Google Patents
Bi−CMOS回路Info
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- JPH06326596A JPH06326596A JP5148125A JP14812593A JPH06326596A JP H06326596 A JPH06326596 A JP H06326596A JP 5148125 A JP5148125 A JP 5148125A JP 14812593 A JP14812593 A JP 14812593A JP H06326596 A JPH06326596 A JP H06326596A
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- circuit
- channel mos
- transistor
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00346—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
- H03K19/00353—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in bipolar transistor circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/0008—Arrangements for reducing power consumption
- H03K19/001—Arrangements for reducing power consumption in bipolar transistor circuits
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/01—Modifications for accelerating switching
- H03K19/013—Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits
- H03K19/0136—Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by means of a pull-up or down element
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- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲート回路を構成するBi−CMOS回路に
関し、貫通電流を低減した低消費電力のBi−CMOS
回路を実現する。 【構成】 電源端子3にコレクタを出力端子2にエミッ
タを接続されたバイポーラトランジスタQ1と、出力端
子2にコレクタをグランド4にエミッタを接続されたバ
イポーラトランジスタQ2と、MOSトランジスタを含
んでなり入力信号電圧VINに基づいてバイポーラトラン
ジスタQ1とバイポーラトランジスタQ2とをスイッチ
ング制御し出力端子2の電圧VOUT をVINに応じた電圧
に制御する制御手段5とを具備したBi−CMOS回路
において、バイポーラトランジスタQ1がオンからオフ
となるときに、バイポーラトランジスタQ1のベースと
グランド4を一時的に導通させて、バイポーラトランジ
スタQ1をすみやかにオフさせるオフ手段6を具備する
構成。
関し、貫通電流を低減した低消費電力のBi−CMOS
回路を実現する。 【構成】 電源端子3にコレクタを出力端子2にエミッ
タを接続されたバイポーラトランジスタQ1と、出力端
子2にコレクタをグランド4にエミッタを接続されたバ
イポーラトランジスタQ2と、MOSトランジスタを含
んでなり入力信号電圧VINに基づいてバイポーラトラン
ジスタQ1とバイポーラトランジスタQ2とをスイッチ
ング制御し出力端子2の電圧VOUT をVINに応じた電圧
に制御する制御手段5とを具備したBi−CMOS回路
において、バイポーラトランジスタQ1がオンからオフ
となるときに、バイポーラトランジスタQ1のベースと
グランド4を一時的に導通させて、バイポーラトランジ
スタQ1をすみやかにオフさせるオフ手段6を具備する
構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はBi−CMOS回路に係
り、特に、ゲート回路を構成するBi−CMOS回路に
関する。
り、特に、ゲート回路を構成するBi−CMOS回路に
関する。
【0002】近年、コンピュータ装置等の高速化、低消
費電力化にともない、高速動作が可能で低消費電力の半
導体装置が要望されている。一方、アナログ回路とディ
ジタル回路の1チップ化への要求と上記の要求とから、
バイポーラトランジスタとMOSトランジスタが混在す
るBi−CMOS回路を形成された半導体装置が開発さ
れ使用されている。
費電力化にともない、高速動作が可能で低消費電力の半
導体装置が要望されている。一方、アナログ回路とディ
ジタル回路の1チップ化への要求と上記の要求とから、
バイポーラトランジスタとMOSトランジスタが混在す
るBi−CMOS回路を形成された半導体装置が開発さ
れ使用されている。
【0003】
【従来の技術】図67は、従来のインピーダンス型Bi
−CMOS回路の一例であるインバータ回路100の回
路図である。図において、入力端子1に入来する入力信
号電圧VINは所定のスレッショルド電圧Vth3 を基準に
反転され、出力端子2に出力電圧VOUT が出力される。
−CMOS回路の一例であるインバータ回路100の回
路図である。図において、入力端子1に入来する入力信
号電圧VINは所定のスレッショルド電圧Vth3 を基準に
反転され、出力端子2に出力電圧VOUT が出力される。
【0004】電源端子3には電源電圧VCCが入来してお
り、バイポーラトランジスタQ1はこの電源端子3にコ
レクタを、出力端子2にエミッタを接続されている。ま
た、バイポーラトランジスタQ2は出力端子2にコレク
タを、グランド4にエミッタを接続されている。両バイ
ポーラトランジスタQ1及びQ2のベースエミッタ間に
は、抵抗Z1及びZ2が接続されている。
り、バイポーラトランジスタQ1はこの電源端子3にコ
レクタを、出力端子2にエミッタを接続されている。ま
た、バイポーラトランジスタQ2は出力端子2にコレク
タを、グランド4にエミッタを接続されている。両バイ
ポーラトランジスタQ1及びQ2のベースエミッタ間に
は、抵抗Z1及びZ2が接続されている。
【0005】一方、電源端子3とバイポーラトランジス
タQ1のベースの間にはPチャネルMOSトランジスタ
MP1が、出力端子2とバイポーラトランジスタQ2の
ベースの間にはNチャネルMOSトランジスタMN1が
それぞれ図示のとおり接続されている。両MOSトラン
ジスタMP1及びMN1の各ゲートは入力端子1に接続
されており、これより各ゲートに入力信号電圧VINが入
来する。なお、MOSトランジスタMP1及びMN1
は、ここでは同一寸法に形成されているとする。ここ
で、図68はインバータ回路100の直流動作を表わす
図である。図68において、横軸と曲線Iは入力信号電
圧VINであり、曲線IIは出力電圧VOUT を、曲線III は
バイポーラトランジスタQ1のベース電圧V1 を、それ
ぞれ入力信号電圧VINに対して表している。
タQ1のベースの間にはPチャネルMOSトランジスタ
MP1が、出力端子2とバイポーラトランジスタQ2の
ベースの間にはNチャネルMOSトランジスタMN1が
それぞれ図示のとおり接続されている。両MOSトラン
ジスタMP1及びMN1の各ゲートは入力端子1に接続
されており、これより各ゲートに入力信号電圧VINが入
来する。なお、MOSトランジスタMP1及びMN1
は、ここでは同一寸法に形成されているとする。ここ
で、図68はインバータ回路100の直流動作を表わす
図である。図68において、横軸と曲線Iは入力信号電
圧VINであり、曲線IIは出力電圧VOUT を、曲線III は
バイポーラトランジスタQ1のベース電圧V1 を、それ
ぞれ入力信号電圧VINに対して表している。
【0006】すなわち、スレッショルド電圧Vth3 は曲
線Iと曲線IIとの交点A3 における入力信号電圧VINの
電圧であり、Vth3 =2.56〔V〕とされている。
線Iと曲線IIとの交点A3 における入力信号電圧VINの
電圧であり、Vth3 =2.56〔V〕とされている。
【0007】次に、図69乃至図72はインバータ回路
100の交流動作を表わす動作波形図である。図69乃
至図72において、横軸は時間t〔nsec〕を表して
いる。各図は、入力信号電圧VINを曲線I(図69,図
72)のとおり時間的に変化させたときの各部の電圧、
電流波形を表わしている。なお、以下の図において、同
一部分の電圧、電流を表わす曲線には同一のローマ数字
を付してある。
100の交流動作を表わす動作波形図である。図69乃
至図72において、横軸は時間t〔nsec〕を表して
いる。各図は、入力信号電圧VINを曲線I(図69,図
72)のとおり時間的に変化させたときの各部の電圧、
電流波形を表わしている。なお、以下の図において、同
一部分の電圧、電流を表わす曲線には同一のローマ数字
を付してある。
【0008】図69の曲線Iのとおりに入力信号電圧V
INを変化させたときの回路の動作について説明する。図
69は出力端子2における出力負荷の容量Co を1〔p
F〕とした場合を表し、曲線IVはバイポーラトランジス
タQ2のベース電圧、すなわちベースエミッタ間電圧V
BE2 であり、曲線IIと曲線III の差の電圧がバイポーラ
トランジスタQ1のベースエミッタ間電圧VBE1 であ
る。
INを変化させたときの回路の動作について説明する。図
69は出力端子2における出力負荷の容量Co を1〔p
F〕とした場合を表し、曲線IVはバイポーラトランジス
タQ2のベース電圧、すなわちベースエミッタ間電圧V
BE2 であり、曲線IIと曲線III の差の電圧がバイポーラ
トランジスタQ1のベースエミッタ間電圧VBE1 であ
る。
【0009】入力信号電圧VINがローレベルの時は、図
67において、PチャネルMOSトランジスタMP1が
オン、NチャネルMOSトランジスタMN1がオフとさ
れている。これにより、バイポーラトランジスタQ1が
オン、バイポーラトランジスタQ2がオフとなるように
スイッチング制御される。
67において、PチャネルMOSトランジスタMP1が
オン、NチャネルMOSトランジスタMN1がオフとさ
れている。これにより、バイポーラトランジスタQ1が
オン、バイポーラトランジスタQ2がオフとなるように
スイッチング制御される。
【0010】すなわち、VBE1 及びVBE2 は図69のた
とえばt1 付近において約0.6〔V〕及び0〔V〕と
なっており、バイポーラトランジスタQ1がオン、バイ
ポーラトランジスタQ2がオフとされていることがわか
る。
とえばt1 付近において約0.6〔V〕及び0〔V〕と
なっており、バイポーラトランジスタQ1がオン、バイ
ポーラトランジスタQ2がオフとされていることがわか
る。
【0011】入力信号電圧VINがハイレベルの時は、図
67において、PチャネルMOSトランジスタMP1が
オフ、NチャネルMOSトランジスタMN1がオンとさ
れている。これにより、バイポーラトランジスタQ1が
オフ、バイポーラトランジスタQ2がオンとなるように
スイッチング制御される。
67において、PチャネルMOSトランジスタMP1が
オフ、NチャネルMOSトランジスタMN1がオンとさ
れている。これにより、バイポーラトランジスタQ1が
オフ、バイポーラトランジスタQ2がオンとなるように
スイッチング制御される。
【0012】すなわち、VBE1 及びVBE2 は図69のた
とえばt2 付近において約0〔V〕及び0.5〔V〕と
なっており、バイポーラトランジスタQ1がオフ、バイ
ポーラトランジスタQ2がオンとされていることがわか
る。したがって、出力電圧VOUT は、入力信号電圧VIN
を反転した曲線IIのとおりの波形となる。
とえばt2 付近において約0〔V〕及び0.5〔V〕と
なっており、バイポーラトランジスタQ1がオフ、バイ
ポーラトランジスタQ2がオンとされていることがわか
る。したがって、出力電圧VOUT は、入力信号電圧VIN
を反転した曲線IIのとおりの波形となる。
【0013】この出力電圧VOUT の波形は、出力負荷容
量Co に応じて変わり、Co =0〔pF〕のときは曲線
IIよりも矩形波に近い波形となり、Co =2〔pF〕の
ときは曲線IIよりもさらになまった波形となる。
量Co に応じて変わり、Co =0〔pF〕のときは曲線
IIよりも矩形波に近い波形となり、Co =2〔pF〕の
ときは曲線IIよりもさらになまった波形となる。
【0014】また、バイポーラトランジスタQ1のベー
ス電圧V1 の波形も、図70に示すとおり出力負荷容量
Co に応じて出力電圧VOUT の波形(図示せず)ととも
に変わる。図70において、曲線IIIaはCo =0〔p
F〕のときのV1 の波形、曲線IIIbはCo =2〔pF〕
のときのV1 の波形である。
ス電圧V1 の波形も、図70に示すとおり出力負荷容量
Co に応じて出力電圧VOUT の波形(図示せず)ととも
に変わる。図70において、曲線IIIaはCo =0〔p
F〕のときのV1 の波形、曲線IIIbはCo =2〔pF〕
のときのV1 の波形である。
【0015】ところで、入力信号電圧VINがローレベル
からハイレベルとなって出力電圧VOUT がハイレベルか
らローレベルとされる際には、NチャネルMOSトラン
ジスタMN1がオフからオンとなったときに瞬間的に抵
抗Z1に電流が流れる。このため、バイポーラトランジ
スタQ1のVBE1 が抵抗Z1による電圧降下分の電圧と
なり、バイポーラトランジスタQ1がオンした状態で出
力電圧VOUT がハイレベルからローレベルに変化する。
からハイレベルとなって出力電圧VOUT がハイレベルか
らローレベルとされる際には、NチャネルMOSトラン
ジスタMN1がオフからオンとなったときに瞬間的に抵
抗Z1に電流が流れる。このため、バイポーラトランジ
スタQ1のVBE1 が抵抗Z1による電圧降下分の電圧と
なり、バイポーラトランジスタQ1がオンした状態で出
力電圧VOUT がハイレベルからローレベルに変化する。
【0016】次の図71は、出力負荷容量Co をパラメ
ータとしてVBE1 の値(曲線IIと曲線III との差の値)
の変化を示している。図71において、曲線Va はCo
=0〔pF〕のときのVBE1 の波形、曲線VはCo =1
〔pF〕のときのVBE1 の波形、曲線Vb はCo =2
〔pF〕のときのVBE1 の波形である。
ータとしてVBE1 の値(曲線IIと曲線III との差の値)
の変化を示している。図71において、曲線Va はCo
=0〔pF〕のときのVBE1 の波形、曲線VはCo =1
〔pF〕のときのVBE1 の波形、曲線Vb はCo =2
〔pF〕のときのVBE1 の波形である。
【0017】図71が示すように、VBE1 は、前述のと
おり出力電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされ
る(図69参照)t=211〔nsec〕付近において
一時的に急増し、その後に減少する。このため、VBE1
が急増した際に、電源からバイポーラトランジスタQ1
に余分な貫通電流が流れる。
おり出力電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされ
る(図69参照)t=211〔nsec〕付近において
一時的に急増し、その後に減少する。このため、VBE1
が急増した際に、電源からバイポーラトランジスタQ1
に余分な貫通電流が流れる。
【0018】この様子は次の図72に示されている。図
72は、入力信号電圧VIN(曲線I)及び出力電圧VOU
T (曲線II)とともに、電源電流ICCを曲線VIで、グラ
ンド電流ICCを曲線VIIで、Co =1〔pF〕のときに
ついて表している。
72は、入力信号電圧VIN(曲線I)及び出力電圧VOU
T (曲線II)とともに、電源電流ICCを曲線VIで、グラ
ンド電流ICCを曲線VIIで、Co =1〔pF〕のときに
ついて表している。
【0019】図72に示すとおり、入力信号電圧VINが
VCC/2に立ち下がってから出力電圧VOUT がVCC/2
に立ち上がるまでの伝播遅延時間tpLHは440〔p
sec〕、入力信号電圧VINがVCC/2に立ち上がって
から出力電圧VOUT がVCC/2に立ち下がるまでの伝播
遅延時間tpHLは415〔psec〕とされている。
VCC/2に立ち下がってから出力電圧VOUT がVCC/2
に立ち上がるまでの伝播遅延時間tpLHは440〔p
sec〕、入力信号電圧VINがVCC/2に立ち上がって
から出力電圧VOUT がVCC/2に立ち下がるまでの伝播
遅延時間tpHLは415〔psec〕とされている。
【0020】また、t=201〔nsec〕付近におい
て流れる電源電流ICCは、出力負荷容量Co を充電して
出力電圧VOUT をローレベルからハイレベルとするため
に必要な電流である。しかし、t=211〔nsec〕
付近においては出力電圧VOUT はハイレベルからローレ
ベルとされるため、このときに3〜4〔mA〕流れる電
源電流ICCは本来不要な電流である。このとき消費され
る不要電力PLOSSを、電源電流ICCを積分して信号の周
波数で除算することにより求めると、PLOSS=38.4
〔μW/MHz〕となる。
て流れる電源電流ICCは、出力負荷容量Co を充電して
出力電圧VOUT をローレベルからハイレベルとするため
に必要な電流である。しかし、t=211〔nsec〕
付近においては出力電圧VOUT はハイレベルからローレ
ベルとされるため、このときに3〜4〔mA〕流れる電
源電流ICCは本来不要な電流である。このとき消費され
る不要電力PLOSSを、電源電流ICCを積分して信号の周
波数で除算することにより求めると、PLOSS=38.4
〔μW/MHz〕となる。
【0021】そこで、図71の斜線部分のVBE1 の増大
をなくして、出力電圧VOUT がハイレベルからローレベ
ルとされるときの電源電流ICCを低減したBi−CMO
S回路として、図73に示す回路が知られている。
をなくして、出力電圧VOUT がハイレベルからローレベ
ルとされるときの電源電流ICCを低減したBi−CMO
S回路として、図73に示す回路が知られている。
【0022】図73に示すインバータ回路110は、入
力端子1に対し、PチャネルMOSトランジスタMP1
及びNチャネルMOSトランジスタMN1と並列に接続
されたNチャネルMOSトランジスタMN2を有してい
る。また、各MOSトランジスタMP1、MN1及びM
N2は、それぞれ同一寸法に形成されているとする。図
示のとおり、NチャネルMOSトランジスタMN2はソ
ースを接地され、ドレインをバイポーラトランジスタQ
1のベースに接続されており、入力信号電圧VINがロー
レベルからハイレベル、すなわち出力電圧VOUT がハイ
レベルからローレベルとされるときに、入力信号電圧V
INに応じてNチャネルMOSトランジスタMN1と同時
にオンする。これにより、NチャネルMOSトランジス
タMN2は、バイポーラトランジスタQ1のベース電流
を引き抜いてこれを速やかにオフさせるように作用す
る。
力端子1に対し、PチャネルMOSトランジスタMP1
及びNチャネルMOSトランジスタMN1と並列に接続
されたNチャネルMOSトランジスタMN2を有してい
る。また、各MOSトランジスタMP1、MN1及びM
N2は、それぞれ同一寸法に形成されているとする。図
示のとおり、NチャネルMOSトランジスタMN2はソ
ースを接地され、ドレインをバイポーラトランジスタQ
1のベースに接続されており、入力信号電圧VINがロー
レベルからハイレベル、すなわち出力電圧VOUT がハイ
レベルからローレベルとされるときに、入力信号電圧V
INに応じてNチャネルMOSトランジスタMN1と同時
にオンする。これにより、NチャネルMOSトランジス
タMN2は、バイポーラトランジスタQ1のベース電流
を引き抜いてこれを速やかにオフさせるように作用す
る。
【0023】ここで、図74はインバータ回路110の
直流動作を表わす図である。図示のとおり、スレッショ
ルド電圧Vth4 は曲線Iと曲線IIとの交点A4 における
入力信号電圧VINの電圧であり、NチャネルMOSトラ
ンジスタMN2を設けたことによりVth3 より0.89
〔V〕低下して、Vth4 =1.70〔V〕とされてい
る。
直流動作を表わす図である。図示のとおり、スレッショ
ルド電圧Vth4 は曲線Iと曲線IIとの交点A4 における
入力信号電圧VINの電圧であり、NチャネルMOSトラ
ンジスタMN2を設けたことによりVth3 より0.89
〔V〕低下して、Vth4 =1.70〔V〕とされてい
る。
【0024】次に、図75乃至図78はインバータ回路
110の交流動作を表わす動作波形図であり、図75は
図69と、図76は図70と、図77は図71と、図7
8は図72と同一条件での動作を表している。なお、図
75及び図78において曲線Iで表わす入力信号電圧V
INの波形は、図69及び図72と同一とする。
110の交流動作を表わす動作波形図であり、図75は
図69と、図76は図70と、図77は図71と、図7
8は図72と同一条件での動作を表している。なお、図
75及び図78において曲線Iで表わす入力信号電圧V
INの波形は、図69及び図72と同一とする。
【0025】まず図78に示すとおり、出力電圧VOUT
がハイレベルからローレベルとされるとき(t=210
〜211〔nsec〕)に流れる不要な電源電流ICC
は、前述したNチャネルMOSトランジスタMN2の作
用によって0.5〔mA〕程度の問題ないレベルに低減
されている。このとき消費される不要電力PLOSSを計算
により求めると、PLOSS=32.4〔μW/MHz〕と
なる。
がハイレベルからローレベルとされるとき(t=210
〜211〔nsec〕)に流れる不要な電源電流ICC
は、前述したNチャネルMOSトランジスタMN2の作
用によって0.5〔mA〕程度の問題ないレベルに低減
されている。このとき消費される不要電力PLOSSを計算
により求めると、PLOSS=32.4〔μW/MHz〕と
なる。
【0026】この値は、図67のインバータ回路100
よりも6〔μW/MHz〕、16%低減されている。ま
た、Vth4 が低下したことにより、伝播遅延時間tpL
Hはインバータ回路100より440〔psec〕(+
100〔%〕)遅れて880〔psec〕、伝播遅延時
間tpHLは85〔psec〕速まり330〔pse
c〕となる。
よりも6〔μW/MHz〕、16%低減されている。ま
た、Vth4 が低下したことにより、伝播遅延時間tpL
Hはインバータ回路100より440〔psec〕(+
100〔%〕)遅れて880〔psec〕、伝播遅延時
間tpHLは85〔psec〕速まり330〔pse
c〕となる。
【0027】さらに、NチャネルMOSトランジスタM
N2の作用によって、出力電圧VOUT がハイレベルから
ローレベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1
のベース電圧V1 の立ち下がりが速くなる。すなわち、
図75に示すとおり、出力電圧VOUT はCoの影響で緩
やかに立ち下がるのに対し、V1 はこれよりも急峻に立
ち下がる。しかも、図76に示すとおり、V1 の立ち下
がり時間はCoの値にかかわらずほぼ一定とされる。
N2の作用によって、出力電圧VOUT がハイレベルから
ローレベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1
のベース電圧V1 の立ち下がりが速くなる。すなわち、
図75に示すとおり、出力電圧VOUT はCoの影響で緩
やかに立ち下がるのに対し、V1 はこれよりも急峻に立
ち下がる。しかも、図76に示すとおり、V1 の立ち下
がり時間はCoの値にかかわらずほぼ一定とされる。
【0028】したがって、図77に示すとおり、出力電
圧VOUT がハイレベルからローレベルとされるときのV
BE1 の増加はなくなるのに対し、Co=2〔pF〕のと
きで逆方向に3〔V〕の電圧(EB逆電圧)が発生して
しまう。EB逆電圧の発生は、トランジスタの信頼性を
損なうことが知られている。
圧VOUT がハイレベルからローレベルとされるときのV
BE1 の増加はなくなるのに対し、Co=2〔pF〕のと
きで逆方向に3〔V〕の電圧(EB逆電圧)が発生して
しまう。EB逆電圧の発生は、トランジスタの信頼性を
損なうことが知られている。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のBi−CMOS回路では、出力電圧VOUT がハイレ
ベルからローレベルとされるときの不要な電源電流ICC
を低減すると、Vthの低下により出力電圧VOUT がロー
レベルからハイレベルとされるときの伝播遅延時間tp
LHが遅れるともに、EB逆電圧が発生してトランジス
タの信頼性を損なう問題があった。
来のBi−CMOS回路では、出力電圧VOUT がハイレ
ベルからローレベルとされるときの不要な電源電流ICC
を低減すると、Vthの低下により出力電圧VOUT がロー
レベルからハイレベルとされるときの伝播遅延時間tp
LHが遅れるともに、EB逆電圧が発生してトランジス
タの信頼性を損なう問題があった。
【0030】そこで、不要な電源電流ICCを低減し、か
つ伝播遅延時間tpLHの遅れとEB逆電圧の発生を緩
和するBi−CMOS回路として、以下に示す回路が考
えられる。
つ伝播遅延時間tpLHの遅れとEB逆電圧の発生を緩
和するBi−CMOS回路として、以下に示す回路が考
えられる。
【0031】図79に示すインバータ回路120は、図
73のNチャネルMOSトランジスタMN2のソースと
グランドとの間に直列に接続されたNチャネルMOSト
ランジスタMN3を有している。各MOSトランジスタ
MP1、MN1、MN2及びMN3はそれぞれ同一寸法
に形成されているものとする。
73のNチャネルMOSトランジスタMN2のソースと
グランドとの間に直列に接続されたNチャネルMOSト
ランジスタMN3を有している。各MOSトランジスタ
MP1、MN1、MN2及びMN3はそれぞれ同一寸法
に形成されているものとする。
【0032】図示のとおり、NチャネルMOSトランジ
スタMN3はソースを接地され、ドレインをNチャネル
MOSトランジスタMN2のソースに接続されている。
また、ゲートを電源端子3に接続されてバイアスされる
ことで、ソースドレイン間のインピーダンスを一定とさ
れ、抵抗素子として作用している。したがって、バイポ
ーラトランジスタQ1のベースとグランド間に接続され
るインピーダンスが従来の回路よりも大きくなること
で、スレッショルド電圧の低下が軽減される。
スタMN3はソースを接地され、ドレインをNチャネル
MOSトランジスタMN2のソースに接続されている。
また、ゲートを電源端子3に接続されてバイアスされる
ことで、ソースドレイン間のインピーダンスを一定とさ
れ、抵抗素子として作用している。したがって、バイポ
ーラトランジスタQ1のベースとグランド間に接続され
るインピーダンスが従来の回路よりも大きくなること
で、スレッショルド電圧の低下が軽減される。
【0033】ここで、図80はこのときのインバータ回
路120の直流動作を表わす図である。図示のとおり、
スレッショルド電圧Vth5 は曲線Iと曲線IIとの交点A
5 における入力信号電圧VINの電圧であり、Nチャネル
MOSトランジスタMN2及びMN3を設けたことによ
りVth3 より0.66〔V〕低下して、Vth5 =1.9
0〔V〕とされている。すなわち、NチャネルMOSト
ランジスタMN3の作用により、Vth5 の低下はVth4
よりも0.22〔V〕緩和されている。
路120の直流動作を表わす図である。図示のとおり、
スレッショルド電圧Vth5 は曲線Iと曲線IIとの交点A
5 における入力信号電圧VINの電圧であり、Nチャネル
MOSトランジスタMN2及びMN3を設けたことによ
りVth3 より0.66〔V〕低下して、Vth5 =1.9
0〔V〕とされている。すなわち、NチャネルMOSト
ランジスタMN3の作用により、Vth5 の低下はVth4
よりも0.22〔V〕緩和されている。
【0034】次に、図81乃至図84はインバータ回路
120の交流動作を表わす動作波形図であり、図81は
図69と、図82は図70と、図83は図71と、図8
4は図72と同一条件での動作を表している。また、図
81及び図84において曲線Iで表わす入力信号電圧V
INの波形は、図69及び図72と同一とする。
120の交流動作を表わす動作波形図であり、図81は
図69と、図82は図70と、図83は図71と、図8
4は図72と同一条件での動作を表している。また、図
81及び図84において曲線Iで表わす入力信号電圧V
INの波形は、図69及び図72と同一とする。
【0035】図84に示すとおり、出力電圧VOUT がハ
イレベルからローレベルとされるとき(t=210〜2
11〔nsec〕)に流れる不要な電源電流ICCは、
0.5〔mA〕程度の問題ないレベルに低減されてい
る。このとき消費される不要電力PLOSSを計算により求
めると、PLOSS=31.3〔μW/MHz〕となる。
イレベルからローレベルとされるとき(t=210〜2
11〔nsec〕)に流れる不要な電源電流ICCは、
0.5〔mA〕程度の問題ないレベルに低減されてい
る。このとき消費される不要電力PLOSSを計算により求
めると、PLOSS=31.3〔μW/MHz〕となる。
【0036】この値は、図67のインバータ回路100
よりも7.1〔μW/MHz〕、18%低減されてい
る。また、伝播遅延時間tpLHはインバータ回路10
0より345〔psec〕(+78〔%〕)遅れて78
5〔psec〕、伝播遅延時間tpHLは75〔pse
c〕速まり340〔psec〕となる。
よりも7.1〔μW/MHz〕、18%低減されてい
る。また、伝播遅延時間tpLHはインバータ回路10
0より345〔psec〕(+78〔%〕)遅れて78
5〔psec〕、伝播遅延時間tpHLは75〔pse
c〕速まり340〔psec〕となる。
【0037】さらに、出力電圧VOUT がハイレベルから
ローレベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1
のベース電圧V1 の立ち下がりは、図73のインバータ
回路110と同様に出力電圧VOUT の立ち下がりよりも
速くなり(図81)、しかも、V1 の立ち下がり時間は
Coの値にかかわらずほぼ一定とされる(図82)。そ
して、図83に示すとおり、負荷容量Co があるとき
の、出力電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされ
るときのVBE1 の増加はなくなり、Co=2〔pF〕の
ときのEB逆電圧は、インバータ回路110より0.7
6〔V〕低減されて−2.25〔V〕となる。
ローレベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1
のベース電圧V1 の立ち下がりは、図73のインバータ
回路110と同様に出力電圧VOUT の立ち下がりよりも
速くなり(図81)、しかも、V1 の立ち下がり時間は
Coの値にかかわらずほぼ一定とされる(図82)。そ
して、図83に示すとおり、負荷容量Co があるとき
の、出力電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされ
るときのVBE1 の増加はなくなり、Co=2〔pF〕の
ときのEB逆電圧は、インバータ回路110より0.7
6〔V〕低減されて−2.25〔V〕となる。
【0038】次に、図78の回路構成において、Pチャ
ネルMOSトランジスタMP1の寸法に対して、各MO
SトランジスタMN1、MN2及びMN3の寸法がそれ
ぞ1/2に形成されている場合の動作波形について説明
する。
ネルMOSトランジスタMP1の寸法に対して、各MO
SトランジスタMN1、MN2及びMN3の寸法がそれ
ぞ1/2に形成されている場合の動作波形について説明
する。
【0039】ここで、図85は各MOSトランジスタが
上記の寸法のときのインバータ回路120の直流動作を
表わす図である。図示のとおり、スレッショルド電圧V
th6は曲線Iと曲線IIとの交点A6 における入力信号電
圧VINの電圧であり、各MOSトランジスタの寸法比を
変えたことによりVth5 より0.25〔V〕上昇して、
Vth6 =2.15〔V〕とされている。すなわち、Vth
6 の低下はVth4 よりも0.47〔V〕緩和されてい
る。 次に、図86乃至図89は各MOSトランジスタ
が上記の寸法のときのインバータ回路120の交流動作
を表わす動作波形図であり、図86は図69と、図87
は図70と、図88は図71と、図89は図72と同一
条件での動作を表している。また、図86及び図89に
おいて曲線Iで表わす入力信号電圧VINの波形は、図6
9及び図72と同一とする。
上記の寸法のときのインバータ回路120の直流動作を
表わす図である。図示のとおり、スレッショルド電圧V
th6は曲線Iと曲線IIとの交点A6 における入力信号電
圧VINの電圧であり、各MOSトランジスタの寸法比を
変えたことによりVth5 より0.25〔V〕上昇して、
Vth6 =2.15〔V〕とされている。すなわち、Vth
6 の低下はVth4 よりも0.47〔V〕緩和されてい
る。 次に、図86乃至図89は各MOSトランジスタ
が上記の寸法のときのインバータ回路120の交流動作
を表わす動作波形図であり、図86は図69と、図87
は図70と、図88は図71と、図89は図72と同一
条件での動作を表している。また、図86及び図89に
おいて曲線Iで表わす入力信号電圧VINの波形は、図6
9及び図72と同一とする。
【0040】図89に示すとおり、出力電圧VOUT がハ
イレベルからローレベルとされるとき(t=210〜2
11〔nsec〕)に流れる不要な電源電流ICCは、
0.3〔mA〕程度の問題ないレベルに低減されてい
る。このとき消費される不要電力PLOSSを計算により求
めると、PLOSS=29.6〔μW/MHz〕となる。
イレベルからローレベルとされるとき(t=210〜2
11〔nsec〕)に流れる不要な電源電流ICCは、
0.3〔mA〕程度の問題ないレベルに低減されてい
る。このとき消費される不要電力PLOSSを計算により求
めると、PLOSS=29.6〔μW/MHz〕となる。
【0041】この値は、図67のインバータ回路100
よりも8.8〔μW/MHz〕、23〔%〕低減されて
いる。また、伝播遅延時間tpLHはインバータ回路1
00より235〔psec〕(+53〔%〕)遅れて6
75〔psec〕、伝播遅延時間tpHLはインバータ
回路100と等しく415〔psec〕となる。伝播遅
延時間tpLHの遅れは、MOSトランジスタが全て同
一寸法の場合に比べて110〔psec〕緩和されてい
る。 さらに、出力電圧VOUT がハイレベルからローレ
ベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1のベー
ス電圧V1 の立ち下がりは、図73のインバータ回路1
10と同様に出力電圧VOUT の立ち下がりよりも速くな
り(図86)、しかも、V1 の立ち下がり時間はCoの
値にかかわらずほぼ一定とされる(図87)。 そし
て、図88に示すとおり、負荷容量Coがあるときの、
出力電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされると
きのVBE1 の増加はなくなる。Co=2〔pF〕のとき
のEB逆電圧は−2.17〔V〕であり、MOSトラン
ジスタが全て同一寸法の場合(−2.25〔V〕)とほ
ぼ同等である。 ここで、以上説明した従来のBi−C
MOS回路であるインバータ回路100,110及び1
20の各特性を、図13にまとめて示した。
よりも8.8〔μW/MHz〕、23〔%〕低減されて
いる。また、伝播遅延時間tpLHはインバータ回路1
00より235〔psec〕(+53〔%〕)遅れて6
75〔psec〕、伝播遅延時間tpHLはインバータ
回路100と等しく415〔psec〕となる。伝播遅
延時間tpLHの遅れは、MOSトランジスタが全て同
一寸法の場合に比べて110〔psec〕緩和されてい
る。 さらに、出力電圧VOUT がハイレベルからローレ
ベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1のベー
ス電圧V1 の立ち下がりは、図73のインバータ回路1
10と同様に出力電圧VOUT の立ち下がりよりも速くな
り(図86)、しかも、V1 の立ち下がり時間はCoの
値にかかわらずほぼ一定とされる(図87)。 そし
て、図88に示すとおり、負荷容量Coがあるときの、
出力電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされると
きのVBE1 の増加はなくなる。Co=2〔pF〕のとき
のEB逆電圧は−2.17〔V〕であり、MOSトラン
ジスタが全て同一寸法の場合(−2.25〔V〕)とほ
ぼ同等である。 ここで、以上説明した従来のBi−C
MOS回路であるインバータ回路100,110及び1
20の各特性を、図13にまとめて示した。
【0042】このように、出力電圧VOUT がハイレベル
からローレベルとされるときの不要な電源電流ICCを低
減しつつ、このときのEB逆電圧を低減し、出力電圧V
OUTがローレベルからハイレベルとされるときの伝播遅
延時間tpLHの遅れを緩和することが考えられてい
る。
からローレベルとされるときの不要な電源電流ICCを低
減しつつ、このときのEB逆電圧を低減し、出力電圧V
OUTがローレベルからハイレベルとされるときの伝播遅
延時間tpLHの遅れを緩和することが考えられてい
る。
【0043】ここで、NチャネルMOSトランジスタM
N3の大きさを小さくしていけばVthの低下を防いでよ
り満足な特性を得ることができる。しかし、Nチャネル
MOSトランジスタMN3には入力信号電圧VINが入来
しており、多入力のゲート回路を構成する場合にはNチ
ャネルMOSトランジスタMN3の大きさを小さくする
と素子や配線のレイアウト上の制約条件が増え、パター
ン設計が困難になる問題がある。そこで、図13のとお
りに、すべての特性を満足なものにすることは不可能で
あった。
N3の大きさを小さくしていけばVthの低下を防いでよ
り満足な特性を得ることができる。しかし、Nチャネル
MOSトランジスタMN3には入力信号電圧VINが入来
しており、多入力のゲート回路を構成する場合にはNチ
ャネルMOSトランジスタMN3の大きさを小さくする
と素子や配線のレイアウト上の制約条件が増え、パター
ン設計が困難になる問題がある。そこで、図13のとお
りに、すべての特性を満足なものにすることは不可能で
あった。
【0044】そこで、本発明は上記の問題を解決したB
i−CMOS回路を提供することを目的とする。
i−CMOS回路を提供することを目的とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明では図1の原理図のとおり構成した。
めに、本発明では図1の原理図のとおり構成した。
【0046】すなわち、電源端子3にコレクタを出力端
子2にエミッタを接続された第1のバイポーラトランジ
スタQ1と、出力端子2にコレクタをグランド4にエミ
ッタを接続された第2のバイポーラトランジスタQ2
と、MOSトランジスタを含んでなり入力信号電圧に基
づいて第1のバイポーラトランジスタQ1と第2のバイ
ポーラトランジスタQ2とをスイッチング制御し出力端
子2の電圧を入力信号電圧に応じた電圧に制御する制御
手段5とを具備したBi−CMOS回路において、第1
のバイポーラトランジスタQ1がオンからオフとなると
きに、第1のバイポーラトランジスタQ1のベースとグ
ランド4を、前記制御手段に流れる電流に応じて一時的
に導通させて、第1のバイポーラトランジスタQ1をす
みやかにオフさせるオフ手段6を具備する構成とした。
子2にエミッタを接続された第1のバイポーラトランジ
スタQ1と、出力端子2にコレクタをグランド4にエミ
ッタを接続された第2のバイポーラトランジスタQ2
と、MOSトランジスタを含んでなり入力信号電圧に基
づいて第1のバイポーラトランジスタQ1と第2のバイ
ポーラトランジスタQ2とをスイッチング制御し出力端
子2の電圧を入力信号電圧に応じた電圧に制御する制御
手段5とを具備したBi−CMOS回路において、第1
のバイポーラトランジスタQ1がオンからオフとなると
きに、第1のバイポーラトランジスタQ1のベースとグ
ランド4を、前記制御手段に流れる電流に応じて一時的
に導通させて、第1のバイポーラトランジスタQ1をす
みやかにオフさせるオフ手段6を具備する構成とした。
【0047】
【作用】上記構成の本発明回路によれば、制御手段5が
第1のバイポーラトランジスタQ1をオンからオフにス
イッチング制御するときに、オフ手段6は第1のバイポ
ーラトランジスタQ1のベースとグランド4を、制御手
段5に流れる電流に応じて一時的に導通させて第1のバ
イポーラトランジスタQ1をすみやかにオフさせるよう
に作用し、定常的には、第1のバイポーラトランジスタ
Q1のベースはグランド4に対してハイインピーダンス
とされるように作用する。
第1のバイポーラトランジスタQ1をオンからオフにス
イッチング制御するときに、オフ手段6は第1のバイポ
ーラトランジスタQ1のベースとグランド4を、制御手
段5に流れる電流に応じて一時的に導通させて第1のバ
イポーラトランジスタQ1をすみやかにオフさせるよう
に作用し、定常的には、第1のバイポーラトランジスタ
Q1のベースはグランド4に対してハイインピーダンス
とされるように作用する。
【0048】従って、第1のバイポーラトランジスタに
流れる貫通電流を削減できるとともに、ベース・エミッ
タ間の逆電圧を緩和できる。また、オフ手段6の存在に
より制御手段5の論理を決定するスレッショルド電圧が
実質的に高くなり、MOSトランジスタサイズを変える
ことなく第1のバイポーラトランジスタのスイッチング
動作にマッチングさせることができる。
流れる貫通電流を削減できるとともに、ベース・エミッ
タ間の逆電圧を緩和できる。また、オフ手段6の存在に
より制御手段5の論理を決定するスレッショルド電圧が
実質的に高くなり、MOSトランジスタサイズを変える
ことなく第1のバイポーラトランジスタのスイッチング
動作にマッチングさせることができる。
【0049】
【実施例】図2は、本発明の第1の実施例になるインピ
ーダンス型Bi−CMOS回路のインバータ回路10の
回路図である。図において、入力端子1に入来する入力
信号電圧VINは所定のスレッショルド電圧Vth1 を基準
に反転され、出力端子2に出力電圧VOUT が出力され
る。なお、出力端子2には、図示しない負荷容量が結合
されている。
ーダンス型Bi−CMOS回路のインバータ回路10の
回路図である。図において、入力端子1に入来する入力
信号電圧VINは所定のスレッショルド電圧Vth1 を基準
に反転され、出力端子2に出力電圧VOUT が出力され
る。なお、出力端子2には、図示しない負荷容量が結合
されている。
【0050】電源端子3には電源電圧VCCが入来してお
り、第1のバイポーラトランジスタであるバイポーラト
ランジスタQ1はこの電源端子3にコレクタを、出力端
子2にエミッタを接続されている。
り、第1のバイポーラトランジスタであるバイポーラト
ランジスタQ1はこの電源端子3にコレクタを、出力端
子2にエミッタを接続されている。
【0051】また、第2のバイポーラトランジスタであ
るバイポーラトランジスタQ2は出力端子2にコレクタ
を、グランド4にエミッタを接続されている。両バイポ
ーラトランジスタQ1及びQ2のベースエミッタ間に
は、抵抗Z1及びZ2が接続されている。
るバイポーラトランジスタQ2は出力端子2にコレクタ
を、グランド4にエミッタを接続されている。両バイポ
ーラトランジスタQ1及びQ2のベースエミッタ間に
は、抵抗Z1及びZ2が接続されている。
【0052】一方、電源端子3とバイポーラトランジス
タQ1のベースの間にはPチャネルMOSトランジスタ
MP1が、出力端子2とバイポーラトランジスタQ2の
ベースの間には、第1のNチャネルMOSトランジスタ
であるNチャネルMOSトランジスタMN1がそれぞれ
図示のとおり接続されている。
タQ1のベースの間にはPチャネルMOSトランジスタ
MP1が、出力端子2とバイポーラトランジスタQ2の
ベースの間には、第1のNチャネルMOSトランジスタ
であるNチャネルMOSトランジスタMN1がそれぞれ
図示のとおり接続されている。
【0053】両MOSトランジスタMP1及びMN1の
各ゲートは入力端子1に接続されており、これより各ゲ
ートに入力信号電圧VINが入来する。両MOSトランジ
スタMP1及びMN1で上記の制御手段(5)を構成し
ている。
各ゲートは入力端子1に接続されており、これより各ゲ
ートに入力信号電圧VINが入来する。両MOSトランジ
スタMP1及びMN1で上記の制御手段(5)を構成し
ている。
【0054】また、第2のNチャネルMOSトランジス
タMN2であるNチャネルMOSトランジスタMN2
は、入力端子1に対してPチャネルMOSトランジスタ
MP1及びNチャネルMOSトランジスタMN1と並列
に接続されており、そのドレインはバイポーラトランジ
スタQ1のベースに接続されている。
タMN2であるNチャネルMOSトランジスタMN2
は、入力端子1に対してPチャネルMOSトランジスタ
MP1及びNチャネルMOSトランジスタMN1と並列
に接続されており、そのドレインはバイポーラトランジ
スタQ1のベースに接続されている。
【0055】さらに、NチャネルMOSトランジスタM
N2のソースには、共通接続されたNチャネルMOSト
ランジスタMN4のソースとドレインが接続されてい
る。第3のNチャネルMOSトランジスタであるNチャ
ネルMOSトランジスタMN4のソースは接地されてい
る。これらNチャネルMOSトランジスタMN3及びM
N4で上記のオフ手段(6)を構成している。
N2のソースには、共通接続されたNチャネルMOSト
ランジスタMN4のソースとドレインが接続されてい
る。第3のNチャネルMOSトランジスタであるNチャ
ネルMOSトランジスタMN4のソースは接地されてい
る。これらNチャネルMOSトランジスタMN3及びM
N4で上記のオフ手段(6)を構成している。
【0056】NチャネルMOSトランジスタMN3及び
MN4は、PチャネルMOSトランジスタMP1がバイ
ポーラトランジスタQ1をオンからオフにするときに、
バイポーラトランジスタQ1のベースとグランドを一時
的に導通させてすみやかにオフさせるように作用する。
MN4は、PチャネルMOSトランジスタMP1がバイ
ポーラトランジスタQ1をオンからオフにするときに、
バイポーラトランジスタQ1のベースとグランドを一時
的に導通させてすみやかにオフさせるように作用する。
【0057】各MOSトランジスタMP1、MN1、M
N2、及びMN4の寸法はインバータ回路120の場合
と同一であり、それぞれ同一寸法に形成されているもの
とする。
N2、及びMN4の寸法はインバータ回路120の場合
と同一であり、それぞれ同一寸法に形成されているもの
とする。
【0058】ここで、図3はインバータ回路10の直流
動作を表わす図である。すなわち、スレッショルド電圧
Vth1 は曲線I(入力信号電圧VIN)と曲線II(出力電
圧VOUT )との交点A1 における入力信号電圧VINの電
圧であり、Vth1 =2.28〔V〕とされている。イン
バータ回路100のVth3 に対するこの値の低下は0.
28〔V〕に過ぎず、インバータ回路120のVth5 よ
り0.38〔V〕高い値とされている。
動作を表わす図である。すなわち、スレッショルド電圧
Vth1 は曲線I(入力信号電圧VIN)と曲線II(出力電
圧VOUT )との交点A1 における入力信号電圧VINの電
圧であり、Vth1 =2.28〔V〕とされている。イン
バータ回路100のVth3 に対するこの値の低下は0.
28〔V〕に過ぎず、インバータ回路120のVth5 よ
り0.38〔V〕高い値とされている。
【0059】次に、図4乃至図7はインバータ回路10
の交流動作を表わす動作波形図である。図4乃至図7に
おいて、横軸は時間t〔nsec〕を表している。
の交流動作を表わす動作波形図である。図4乃至図7に
おいて、横軸は時間t〔nsec〕を表している。
【0060】各図は、入力信号電圧VINを曲線I(図
4,図7)のとおり時間的に変化させたときの各部の電
圧、電流波形を表わしており、入力信号電圧VINの波形
は図69及び図72と同一である。また、図4は図69
と、図5は図70と、図6は図71と、図7は図72と
同一条件での動作を表している。
4,図7)のとおり時間的に変化させたときの各部の電
圧、電流波形を表わしており、入力信号電圧VINの波形
は図69及び図72と同一である。また、図4は図69
と、図5は図70と、図6は図71と、図7は図72と
同一条件での動作を表している。
【0061】図4の曲線Iのとおりに入力信号電圧VIN
を変化させたときのインバータ回路10の動作について
説明する。
を変化させたときのインバータ回路10の動作について
説明する。
【0062】入力信号電圧VINが定常的にローレベルの
時は、図2において、PチャネルMOSトランジスタM
P1がオン、NチャネルMOSトランジスタMN1がオ
フとされている。これにより、バイポーラトランジスタ
Q1がオン、バイポーラトランジスタQ2がオフとなる
ようにスイッチング制御される。同時に、NチャネルM
OSトランジスタMN2はオフとされており、Nチャネ
ルMOSトランジスタMN4もオフとされている。
時は、図2において、PチャネルMOSトランジスタM
P1がオン、NチャネルMOSトランジスタMN1がオ
フとされている。これにより、バイポーラトランジスタ
Q1がオン、バイポーラトランジスタQ2がオフとなる
ようにスイッチング制御される。同時に、NチャネルM
OSトランジスタMN2はオフとされており、Nチャネ
ルMOSトランジスタMN4もオフとされている。
【0063】すなわち、VBE1 及びVBE2 は図4のたと
えばt1 付近において約0.6〔V〕及び0〔V〕とな
っており、バイポーラトランジスタQ1がオン、バイポ
ーラトランジスタQ2がオフとされていることがわか
る。
えばt1 付近において約0.6〔V〕及び0〔V〕とな
っており、バイポーラトランジスタQ1がオン、バイポ
ーラトランジスタQ2がオフとされていることがわか
る。
【0064】入力信号電圧VINが定常的にハイレベルの
時は、図2において、PチャネルMOSトランジスタM
P1がオフ、NチャネルMOSトランジスタMN1がオ
ンとされている。これにより、バイポーラトランジスタ
Q1がオフ、バイポーラトランジスタQ2がオンとなる
ようにスイッチング制御される。
時は、図2において、PチャネルMOSトランジスタM
P1がオフ、NチャネルMOSトランジスタMN1がオ
ンとされている。これにより、バイポーラトランジスタ
Q1がオフ、バイポーラトランジスタQ2がオンとなる
ようにスイッチング制御される。
【0065】すなわち、VBE1 及びVBE2 は図4のたと
えばt2 付近において約0〔V〕及び0.5〔V〕とな
っており、バイポーラトランジスタQ1がオフ、バイポ
ーラトランジスタQ2がオンとされていることがわか
る。したがって、出力電圧VOUT は、入力信号電圧VIN
を反転した曲線IIのとおりの波形となる。
えばt2 付近において約0〔V〕及び0.5〔V〕とな
っており、バイポーラトランジスタQ1がオフ、バイポ
ーラトランジスタQ2がオンとされていることがわか
る。したがって、出力電圧VOUT は、入力信号電圧VIN
を反転した曲線IIのとおりの波形となる。
【0066】ところで、入力信号電圧VINがローレベル
からハイレベルとなって出力電圧VOUT がハイレベルか
らローレベルとされる際には、NチャネルMOSトラン
ジスタMN1がオフからオンとなるのと同時に、Nチャ
ネルMOSトランジスタMN2もオフからオンとなる。
からハイレベルとなって出力電圧VOUT がハイレベルか
らローレベルとされる際には、NチャネルMOSトラン
ジスタMN1がオフからオンとなるのと同時に、Nチャ
ネルMOSトランジスタMN2もオフからオンとなる。
【0067】これにより、NチャネルMOSトランジス
タMN2のソースに接続されたNチャネルMOSトラン
ジスタMN4のゲートがハイレベルとされ、Nチャネル
MOSトランジスタMN4はNチャネルMOSトランジ
スタMN2と同時にオンとなる。
タMN2のソースに接続されたNチャネルMOSトラン
ジスタMN4のゲートがハイレベルとされ、Nチャネル
MOSトランジスタMN4はNチャネルMOSトランジ
スタMN2と同時にオンとなる。
【0068】したがって、バイポーラトランジスタQ1
のベースはグランドと導通状態とされてバイポーラトラ
ンジスタQ1のベース電圧V1 は急峻に低下し、バイポ
ーラトランジスタQ1はすみやかにオフとなる。しか
し、このときNチャネルMOSトランジスタMN4は可
変インピーダンスとされているために、V1 の低下速度
は図73または図79のインバータ回路(110又は1
20)の場合よりは遅くなる。
のベースはグランドと導通状態とされてバイポーラトラ
ンジスタQ1のベース電圧V1 は急峻に低下し、バイポ
ーラトランジスタQ1はすみやかにオフとなる。しか
し、このときNチャネルMOSトランジスタMN4は可
変インピーダンスとされているために、V1 の低下速度
は図73または図79のインバータ回路(110又は1
20)の場合よりは遅くなる。
【0069】すなわち、ベース電圧V1 の波形は、図5
に示すとおり出力電圧VOUT の波形(図示せず)ととも
に出力負荷容量Co に応じて変わり、図76、図82及
び図87の場合よりも、Co の値が大きくなったときの
立ち下がりが遅くなる。
に示すとおり出力電圧VOUT の波形(図示せず)ととも
に出力負荷容量Co に応じて変わり、図76、図82及
び図87の場合よりも、Co の値が大きくなったときの
立ち下がりが遅くなる。
【0070】したがって、図6が示すように、バイポー
ラトランジスタQ1のVBE1 の急増を抑制して、バイポ
ーラトランジスタQ1のEB逆電圧をCo =2〔pF〕
のときで1.1〔V〕とすることができる。このため、
VBE1 の急増による電源からバイポーラトランジスタQ
1への余分な貫通電流を低減することもできる。
ラトランジスタQ1のVBE1 の急増を抑制して、バイポ
ーラトランジスタQ1のEB逆電圧をCo =2〔pF〕
のときで1.1〔V〕とすることができる。このため、
VBE1 の急増による電源からバイポーラトランジスタQ
1への余分な貫通電流を低減することもできる。
【0071】図7に示すとおり、t=210〜211
〔nsec〕付近において流れる不要な電源電流ICCを
従来よりも低減することができ、このとき消費される不
要電力PLOSSを計算により求めると、PLOSS=28.1
〔μW/MHz〕となる。また、入力信号電圧VINがV
CC/2に立ち上がってから出力電圧VOUT がVCC/2に
立ち下がるまでの伝播遅延時間tpHLは350〔ps
ec〕とされている。
〔nsec〕付近において流れる不要な電源電流ICCを
従来よりも低減することができ、このとき消費される不
要電力PLOSSを計算により求めると、PLOSS=28.1
〔μW/MHz〕となる。また、入力信号電圧VINがV
CC/2に立ち上がってから出力電圧VOUT がVCC/2に
立ち下がるまでの伝播遅延時間tpHLは350〔ps
ec〕とされている。
【0072】ところで、バイポーラトランジスタQ1が
オフとされて、NチャネルMOSトランジスタMN4の
共通ドレインゲートの電位がグランドに対してそのVth
分だけ高い電圧まで低下すると、NチャネルMOSトラ
ンジスタMN4はオフとされる。すなわち、Nチャネル
MOSトランジスタMN4は定常的にはオフしており、
PチャネルMOSトランジスタMP1がバイポーラトラ
ンジスタQ1をオンからオフにスイッチング制御すると
きに一時的にオンとなって、バイポーラトランジスタQ
1のベースをグランドと導通させる。
オフとされて、NチャネルMOSトランジスタMN4の
共通ドレインゲートの電位がグランドに対してそのVth
分だけ高い電圧まで低下すると、NチャネルMOSトラ
ンジスタMN4はオフとされる。すなわち、Nチャネル
MOSトランジスタMN4は定常的にはオフしており、
PチャネルMOSトランジスタMP1がバイポーラトラ
ンジスタQ1をオンからオフにスイッチング制御すると
きに一時的にオンとなって、バイポーラトランジスタQ
1のベースをグランドと導通させる。
【0073】したがって、入力信号電圧VINがハイレベ
ルからローレベルとなって出力電圧VOUT がローレベル
からハイレベルとされる際にはNチャネルMOSトラン
ジスタMN4はオフしており、NチャネルMOSトラン
ジスタMN2のドレインとグランド間はハイインピーダ
ンス、すなわち、バイポーラトランジスタQ1のベース
はグランド4に対してハイインピーダンスとされてい
る。
ルからローレベルとなって出力電圧VOUT がローレベル
からハイレベルとされる際にはNチャネルMOSトラン
ジスタMN4はオフしており、NチャネルMOSトラン
ジスタMN2のドレインとグランド間はハイインピーダ
ンス、すなわち、バイポーラトランジスタQ1のベース
はグランド4に対してハイインピーダンスとされてい
る。
【0074】このため、入力信号電圧VINがハイレベル
からローレベルとなってPチャネルMOSトランジスタ
MP1がオフからオンとなったとき、PチャネルMOS
トランジスタMP1が供給する電流はグランド側に流れ
ることがなく、その殆どをバイポーラトランジスタQ1
に供給してスイッチング動作をすみやかに行なうことが
できる。
からローレベルとなってPチャネルMOSトランジスタ
MP1がオフからオンとなったとき、PチャネルMOS
トランジスタMP1が供給する電流はグランド側に流れ
ることがなく、その殆どをバイポーラトランジスタQ1
に供給してスイッチング動作をすみやかに行なうことが
できる。
【0075】バイポーラトランジスタQ1がオフからオ
ンにすみやかにスイッチングする結果、伝播遅延時間t
pLHの遅れが緩和され、図7に図示のとおり595
〔psec〕とすることができる。この値は、図67の
インバータ回路100よりも35〔%〕遅れているが、
各素子を同一条件で形成された図73のインバータ回路
110の場合の半分以下の遅れとされている。
ンにすみやかにスイッチングする結果、伝播遅延時間t
pLHの遅れが緩和され、図7に図示のとおり595
〔psec〕とすることができる。この値は、図67の
インバータ回路100よりも35〔%〕遅れているが、
各素子を同一条件で形成された図73のインバータ回路
110の場合の半分以下の遅れとされている。
【0076】次に、図2の回路構成において、Pチャネ
ルMOSトランジスタMP1の寸法に対して、各MOS
トランジスタMN1、MN2及びMN4の寸法がそれぞ
1/2に形成されている場合の動作波形について説明す
る。
ルMOSトランジスタMP1の寸法に対して、各MOS
トランジスタMN1、MN2及びMN4の寸法がそれぞ
1/2に形成されている場合の動作波形について説明す
る。
【0077】ここで、図8は各MOSトランジスタが上
記の寸法のときのインバータ回路10の直流動作を表わ
す図である。図示のとおり、スレッショルド電圧Vth6
は曲線Iと曲線IIとの交点A6 における入力信号電圧V
INの電圧であり、各MOSトランジスタの寸法比を変え
たことによりVth1 より0.20〔V〕上昇して、Vth
2 =2.48〔V〕とされている。すなわち、Vth2 の
低下はVth5 よりも更に0.33〔V〕緩和され、Vth
3 に対して僅かに0.08〔V〕低い値とされている。
記の寸法のときのインバータ回路10の直流動作を表わ
す図である。図示のとおり、スレッショルド電圧Vth6
は曲線Iと曲線IIとの交点A6 における入力信号電圧V
INの電圧であり、各MOSトランジスタの寸法比を変え
たことによりVth1 より0.20〔V〕上昇して、Vth
2 =2.48〔V〕とされている。すなわち、Vth2 の
低下はVth5 よりも更に0.33〔V〕緩和され、Vth
3 に対して僅かに0.08〔V〕低い値とされている。
【0078】次に、図9乃至図12は各MOSトランジ
スタが上記の寸法のときのインバータ回路10の交流動
作を表わす動作波形図であり、図9は図69と、図10
は図70と、図11は図71と、図12は図72と同一
条件での動作を表している。また、図9及び図12にお
いて曲線Iで表わす入力信号電圧VINの波形は、図69
及び図72と同一とする。 図12に示すとおり、出力
電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされるとき
(t=210〜211〔nsec〕)に流れる不要な電
源電流ICCは、0.3〔mA〕程度の問題ないレベルに
低減されている。このとき消費される不要電力PLOSSを
計算により求めると、PLOSS=27.1〔μW/MH
z〕となる。
スタが上記の寸法のときのインバータ回路10の交流動
作を表わす動作波形図であり、図9は図69と、図10
は図70と、図11は図71と、図12は図72と同一
条件での動作を表している。また、図9及び図12にお
いて曲線Iで表わす入力信号電圧VINの波形は、図69
及び図72と同一とする。 図12に示すとおり、出力
電圧VOUT がハイレベルからローレベルとされるとき
(t=210〜211〔nsec〕)に流れる不要な電
源電流ICCは、0.3〔mA〕程度の問題ないレベルに
低減されている。このとき消費される不要電力PLOSSを
計算により求めると、PLOSS=27.1〔μW/MH
z〕となる。
【0079】この値は、図67のインバータ回路100
よりも11.3〔μW/MHz〕、29%低減されてい
る。また、伝播遅延時間tpLHはインバータ回路10
0より90〔psec〕(+20〔%〕)遅れて530
〔psec〕となる。伝播遅延時間tpLHの遅れは、
MOSトランジスタが全て同一寸法の場合に比べると6
5〔psec〕緩和されている。
よりも11.3〔μW/MHz〕、29%低減されてい
る。また、伝播遅延時間tpLHはインバータ回路10
0より90〔psec〕(+20〔%〕)遅れて530
〔psec〕となる。伝播遅延時間tpLHの遅れは、
MOSトランジスタが全て同一寸法の場合に比べると6
5〔psec〕緩和されている。
【0080】さらに、出力電圧VOUT がハイレベルから
ローレベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1
のベース電圧V1 の立ち下がりは、MOSトランジスタ
が全て同一寸法の場合とほぼ同様であり、伝播遅延時間
tpHLは430〔psec〕となる。また、V1 は出
力電圧VOUT の立ち下がりとほぼ同時に立ち下がり(図
9)、その立ち下がり時間はCoの値に幾分影響される
(図10)。
ローレベルとされるときのバイポーラトランジスタQ1
のベース電圧V1 の立ち下がりは、MOSトランジスタ
が全て同一寸法の場合とほぼ同様であり、伝播遅延時間
tpHLは430〔psec〕となる。また、V1 は出
力電圧VOUT の立ち下がりとほぼ同時に立ち下がり(図
9)、その立ち下がり時間はCoの値に幾分影響される
(図10)。
【0081】そして、図11に示すとおり、負荷容量C
oがあるときの、出力電圧VOUT がハイレベルからロー
レベルとされるときのVBE1 の増加はなくなる。Co=
2〔pF〕のときのEB逆電圧は−0.78〔V〕であ
り、MOSトランジスタが全て同一寸法の場合(−1.
15〔V〕)よりも低減される。
oがあるときの、出力電圧VOUT がハイレベルからロー
レベルとされるときのVBE1 の増加はなくなる。Co=
2〔pF〕のときのEB逆電圧は−0.78〔V〕であ
り、MOSトランジスタが全て同一寸法の場合(−1.
15〔V〕)よりも低減される。
【0082】ここで、以上説明した本発明になるBi−
CMOS回路であるインバータ回路10の各特性を、図
13にまとめて示した。
CMOS回路であるインバータ回路10の各特性を、図
13にまとめて示した。
【0083】このように上記した本実施例の構成によれ
ば、貫通電流を低減しつつ、EB逆電圧を低減し、伝播
遅延時間tpLHの遅れを緩和することができる。な
お、貫通電流の大きさは、NチャネルMOSトランジス
タMN4のシュレッショルド電圧を調整することである
程度変化させることができる。
ば、貫通電流を低減しつつ、EB逆電圧を低減し、伝播
遅延時間tpLHの遅れを緩和することができる。な
お、貫通電流の大きさは、NチャネルMOSトランジス
タMN4のシュレッショルド電圧を調整することである
程度変化させることができる。
【0084】また、多入力のゲート回路を構成する場合
でもNチャネルMOSトランジスタMN4は1つ設けれ
ば良いため、NチャネルMOSトランジスタMN4の大
きさを可変してもパターン設計が困難になることなく従
来と同様にレイアウトできる。
でもNチャネルMOSトランジスタMN4は1つ設けれ
ば良いため、NチャネルMOSトランジスタMN4の大
きさを可変してもパターン設計が困難になることなく従
来と同様にレイアウトできる。
【0085】また、NチャネルMOSトランジスタMN
2の大きを小さくすることなく、NチャネルMOSトラ
ンジスタMN4の大きさをPチャネルMOSトランジス
タMP1に対して小さく形成することで、Vthの値を容
易に調整することができる。すなわち、NチャネルMO
SトランジスタMN1、MN2を同一サイズのままで、
NチャネルMOSトランジスタMN2のスレッショルド
電圧を実質的に調整できる。
2の大きを小さくすることなく、NチャネルMOSトラ
ンジスタMN4の大きさをPチャネルMOSトランジス
タMP1に対して小さく形成することで、Vthの値を容
易に調整することができる。すなわち、NチャネルMO
SトランジスタMN1、MN2を同一サイズのままで、
NチャネルMOSトランジスタMN2のスレッショルド
電圧を実質的に調整できる。
【0086】なお、NチャネルMOSトランジスタMN
4に替えて、1つまたは複数のダイオードを用いてもよ
い。さらに、NチャネルMOSトランジスタに替えてバ
イポーラトランジスタを用いてもよい。
4に替えて、1つまたは複数のダイオードを用いてもよ
い。さらに、NチャネルMOSトランジスタに替えてバ
イポーラトランジスタを用いてもよい。
【0087】ここで、図14は本発明の第1の実施例に
よるNチャネルMOSトランジスタMN4を有するイン
バータの変形例の回路図である。図14に示すインバー
タ回路15は、PチャネルMOSトランジスタMP1と
並列に接続されたPチャネルMOSトランジスタMP2
を有しており、伝播遅延時間tpLHをより小さくする
ように構成されている。
よるNチャネルMOSトランジスタMN4を有するイン
バータの変形例の回路図である。図14に示すインバー
タ回路15は、PチャネルMOSトランジスタMP1と
並列に接続されたPチャネルMOSトランジスタMP2
を有しており、伝播遅延時間tpLHをより小さくする
ように構成されている。
【0088】このインバータ回路15は、更にオフ手段
(NチャネルMOSトランジスタMN2及びMN4)を
有しており、上記実施例と同様の効果を得ることができ
る。図15は本発明の第1の実施例によるNチャネルM
OSトランジスタMN14を用いた2入力のナンドゲー
ト20を示している。
(NチャネルMOSトランジスタMN2及びMN4)を
有しており、上記実施例と同様の効果を得ることができ
る。図15は本発明の第1の実施例によるNチャネルM
OSトランジスタMN14を用いた2入力のナンドゲー
ト20を示している。
【0089】すなわち、NチャネルMOSトランジスタ
MN1と抵抗Z2の間にNチャネルMOSトランジスタ
MN5が、NチャネルMOSトランジスタMN2とNチ
ャネルMOSトランジスタMN4の間にNチャネルMO
SトランジスタMN6が、電源端子3とバイポーラトラ
ンジスタQ1との間にPチャネルMOSトランジスタM
P3が、それぞれ図示のとおり接続されている。
MN1と抵抗Z2の間にNチャネルMOSトランジスタ
MN5が、NチャネルMOSトランジスタMN2とNチ
ャネルMOSトランジスタMN4の間にNチャネルMO
SトランジスタMN6が、電源端子3とバイポーラトラ
ンジスタQ1との間にPチャネルMOSトランジスタM
P3が、それぞれ図示のとおり接続されている。
【0090】そして、NチャネルMOSトランジスタM
N5及びMN6と、PチャネルMOSトランジスタMP
3の各ゲートに入力端子7を介して入力信号電圧VIN′
が入来する周知の構成である。
N5及びMN6と、PチャネルMOSトランジスタMP
3の各ゲートに入力端子7を介して入力信号電圧VIN′
が入来する周知の構成である。
【0091】このナンドゲート20は、NチャネルMO
SトランジスタMN2及びMN4及びMN6からなるオ
フ手段を有しており、NチャネルMOSトランジスタM
N4の大きさを調整することで、容易に上記実施例と同
様の効果を得ることができる。
SトランジスタMN2及びMN4及びMN6からなるオ
フ手段を有しており、NチャネルMOSトランジスタM
N4の大きさを調整することで、容易に上記実施例と同
様の効果を得ることができる。
【0092】次に、図16は本発明の第1の実施例によ
るNチャネルMOSトランジスタMN4を用いた2入力
のナンドゲート25の回路図である。この2入力ナンド
ゲート25は、PチャネルMOSトランジスタMP1と
並列に接続されたPチャネルMOSトランジスタMP2
と、PチャネルMOSトランジスタMP3と並列に接続
されたPチャネルMOSトランジスタMP4とを有して
おり、伝播遅延時間tpLHをより小さくするように構
成されている。
るNチャネルMOSトランジスタMN4を用いた2入力
のナンドゲート25の回路図である。この2入力ナンド
ゲート25は、PチャネルMOSトランジスタMP1と
並列に接続されたPチャネルMOSトランジスタMP2
と、PチャネルMOSトランジスタMP3と並列に接続
されたPチャネルMOSトランジスタMP4とを有して
おり、伝播遅延時間tpLHをより小さくするように構
成されている。
【0093】このナンドゲート25は、更にオフ手段
(NチャネルMOSトランジスタMN2及びMN4及び
MN6)を有しており、上記実施例と同様の効果を得る
ことができる。
(NチャネルMOSトランジスタMN2及びMN4及び
MN6)を有しており、上記実施例と同様の効果を得る
ことができる。
【0094】ここで、図17は、インバータ回路15と
ナンドゲート25の半導体チップ上でのレイアウトの一
例を示す図である。図17中、図14及び図16と同一
構成部分には同一符号を付してある。また、図18はイ
ンバータ回路15とナンドゲート25の図17に示すレ
イアウトに沿う回路構成(図18の下側部分)を示す図
である。図17からわかるように、NチャネルMOSト
ランジスタMN1、MN2とMN4とを同一サイズのト
ランジスタ形成領域を用いて構成することができる。
ナンドゲート25の半導体チップ上でのレイアウトの一
例を示す図である。図17中、図14及び図16と同一
構成部分には同一符号を付してある。また、図18はイ
ンバータ回路15とナンドゲート25の図17に示すレ
イアウトに沿う回路構成(図18の下側部分)を示す図
である。図17からわかるように、NチャネルMOSト
ランジスタMN1、MN2とMN4とを同一サイズのト
ランジスタ形成領域を用いて構成することができる。
【0095】図19は本発明の第1の実施例によるNチ
ャネルMOSトランジスタMN4を用いた2入力のノア
ゲート30を示している。
ャネルMOSトランジスタMN4を用いた2入力のノア
ゲート30を示している。
【0096】図19に示すように、NチャネルMOSト
ランジスタMN1と並列にNチャネルMOSトランジス
タMN7が、NチャネルMOSトランジスタMN2と並
列にNチャネルMOSトランジスタMN8が接続され、
PチャネルMOSトランジスタMP1とバイポーラトラ
ンジスタQ1との間にPチャネルMOSトランジスタM
P5が図示のとおり接続されている。
ランジスタMN1と並列にNチャネルMOSトランジス
タMN7が、NチャネルMOSトランジスタMN2と並
列にNチャネルMOSトランジスタMN8が接続され、
PチャネルMOSトランジスタMP1とバイポーラトラ
ンジスタQ1との間にPチャネルMOSトランジスタM
P5が図示のとおり接続されている。
【0097】そして、NチャネルMOSトランジスタM
N7及びMN8と、PチャネルMOSトランジスタMP
5の各ゲートに入力端子7を介して入力信号電圧VIN′
が入来する周知の構成である。
N7及びMN8と、PチャネルMOSトランジスタMP
5の各ゲートに入力端子7を介して入力信号電圧VIN′
が入来する周知の構成である。
【0098】このノアゲート30は、NチャネルMOS
トランジスタMN2及びMN4及びMN8からなるオフ
手段を有しており、NチャネルMOSトランジスタMN
4の大きさを調整することで、容易に上記実施例と同様
の効果を得ることができる。ここで、図20にIEDM
89−439に開示されている回路構成を示す。Nチャ
ネルMOSトランジスタMN3のゲートには、出力端子
2からの出力電圧VOUT を2つのインバータINV1お
よびINV2を介して、フィードバックされている。図
20に示す回路構成も本発明のように、第1のバイポー
ラトランジスタQ1のベースとグランド4を一時的に動
通させている。しかしながら、本発明の構成は、図20
に示す構成よりも次の点で有利である。
トランジスタMN2及びMN4及びMN8からなるオフ
手段を有しており、NチャネルMOSトランジスタMN
4の大きさを調整することで、容易に上記実施例と同様
の効果を得ることができる。ここで、図20にIEDM
89−439に開示されている回路構成を示す。Nチャ
ネルMOSトランジスタMN3のゲートには、出力端子
2からの出力電圧VOUT を2つのインバータINV1お
よびINV2を介して、フィードバックされている。図
20に示す回路構成も本発明のように、第1のバイポー
ラトランジスタQ1のベースとグランド4を一時的に動
通させている。しかしながら、本発明の構成は、図20
に示す構成よりも次の点で有利である。
【0099】第1に、図20に示す構成では2つのイン
バータINV1およびINV2を必要とするので、本発
明の構成よりも複雑であり、レイアウト上からも不利で
ある。第2に、出力電圧VOUTがハイからローに立ち下
がると、インバータINV1とINV2で決まる遅延時
間だけ遅れてNチャネルMOSトランジスタMN3がオ
ンからオフする。従って、入力信号VINが立ち上るとき
にはNチャネルMOSトランジスタMN2およびMN3
が同時にオンとなる期間が生じ、バイポーラトランジス
タQ1のベースにはグランド電位になる。したがって、
バイポーラトランジスタQ1のベース・エミッタ間には
逆電圧が印加されてしまうという問題点がある。前述し
たように、本発明ではこのような問題点は生じない。
バータINV1およびINV2を必要とするので、本発
明の構成よりも複雑であり、レイアウト上からも不利で
ある。第2に、出力電圧VOUTがハイからローに立ち下
がると、インバータINV1とINV2で決まる遅延時
間だけ遅れてNチャネルMOSトランジスタMN3がオ
ンからオフする。従って、入力信号VINが立ち上るとき
にはNチャネルMOSトランジスタMN2およびMN3
が同時にオンとなる期間が生じ、バイポーラトランジス
タQ1のベースにはグランド電位になる。したがって、
バイポーラトランジスタQ1のベース・エミッタ間には
逆電圧が印加されてしまうという問題点がある。前述し
たように、本発明ではこのような問題点は生じない。
【0100】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。Bi−CMOS回路では前述した問題点の他に、
次のような問題点がある。この問題点を図21および図
22を参照して説明する。
する。Bi−CMOS回路では前述した問題点の他に、
次のような問題点がある。この問題点を図21および図
22を参照して説明する。
【0101】図21はBi−CMOS回路を用いた論理
回路である。入力信号INはゲート回路Aを介して入力
信号IN1として多入力ノア(NOR)回路Cに与えら
れ、またインバータAおよびBを介して入力信号IN2
としてノアゲートCに与えられる。このような回路にお
いては、ある入力条件で、出力にロー(L)→ハイ
(H)→ロー(L)のグリッジが発生する。このある入
力条件とは、ノアゲートCの1つの入力端子がLからH
に変化し、他の入力端子にHからLに変化した場合(論
理出力L)である。
回路である。入力信号INはゲート回路Aを介して入力
信号IN1として多入力ノア(NOR)回路Cに与えら
れ、またインバータAおよびBを介して入力信号IN2
としてノアゲートCに与えられる。このような回路にお
いては、ある入力条件で、出力にロー(L)→ハイ
(H)→ロー(L)のグリッジが発生する。このある入
力条件とは、ノアゲートCの1つの入力端子がLからH
に変化し、他の入力端子にHからLに変化した場合(論
理出力L)である。
【0102】このグリッジについて、図22および図2
3を参照して説明する。図22は図21の論理回路の交
流動作波形図であり、図23は2入力ノアゲートCの回
路図である。図23に示すように、ノアゲートCはPチ
ャネルMOSトランジスタMP1、MP2、Nチャネル
MOSトランジスタMN1、MN2、バイポーラトラン
ジスタQ1、Q2および抵抗R1、R2を有する。ま
た、インバータAおよびBはそれぞれ、図67に示す回
路構成を有する。
3を参照して説明する。図22は図21の論理回路の交
流動作波形図であり、図23は2入力ノアゲートCの回
路図である。図23に示すように、ノアゲートCはPチ
ャネルMOSトランジスタMP1、MP2、Nチャネル
MOSトランジスタMN1、MN2、バイポーラトラン
ジスタQ1、Q2および抵抗R1、R2を有する。ま
た、インバータAおよびBはそれぞれ、図67に示す回
路構成を有する。
【0103】図21および図22において、入力信号I
NがHからLに変化した場合、論理上出力信号OUTは
Lレベルになるが、下記の理由によりL→H→Lのグリ
ッジが発生する。入力信号INがLからHに変化する
と、図22の時刻t1で、入力信号IN1はインバータ
Aの遅延時間後、LからHに変化し始める。この時の入
力信号IN1のレベルはまず、電圧VOL(グランド電
位)からVOH(VCC)−VBET1(図23に示す
トランジスタのベース・エミッタ電圧)まで迅速に立上
り、その後VOHまでゆっくりと立ち上がる。
NがHからLに変化した場合、論理上出力信号OUTは
Lレベルになるが、下記の理由によりL→H→Lのグリ
ッジが発生する。入力信号INがLからHに変化する
と、図22の時刻t1で、入力信号IN1はインバータ
Aの遅延時間後、LからHに変化し始める。この時の入
力信号IN1のレベルはまず、電圧VOL(グランド電
位)からVOH(VCC)−VBET1(図23に示す
トランジスタのベース・エミッタ電圧)まで迅速に立上
り、その後VOHまでゆっくりと立ち上がる。
【0104】ここで、PチャネルMOSトランジスタM
P1およびMP2のシュレッショルド電圧VTHをバイ
ポーラトランジスタQ1およびQ2のベース・エミッタ
電圧Vの1/2とすると、入力信号IN1と受け取るP
チャネルMOSトランジスタMP1は、図22の時刻t
3でオンからオフに切り換わる。
P1およびMP2のシュレッショルド電圧VTHをバイ
ポーラトランジスタQ1およびQ2のベース・エミッタ
電圧Vの1/2とすると、入力信号IN1と受け取るP
チャネルMOSトランジスタMP1は、図22の時刻t
3でオンからオフに切り換わる。
【0105】次に、入力信号IN2はインバータAとB
の遅延後、時刻T2でHからLに切り換わる。この時点
で、入力信号IN2を受け取るPチャネルMOSトラン
ジスタMP2はオンからオフに切り換わる。そのため、
時刻T2とT3の間は、PチャネルMOSトランジスタ
MP1およびMP2がオン状態となり、バイポーラトラ
ンジスタQ1もオンとなる。
の遅延後、時刻T2でHからLに切り換わる。この時点
で、入力信号IN2を受け取るPチャネルMOSトラン
ジスタMP2はオンからオフに切り換わる。そのため、
時刻T2とT3の間は、PチャネルMOSトランジスタ
MP1およびMP2がオン状態となり、バイポーラトラ
ンジスタQ1もオンとなる。
【0106】また、時刻T1以降はNチャネルMOMO
SトランジスタMN1およびMN2はオン状態のため、
バイポーラトランジスタQ2もオンとなっている。した
がって、時刻t2とt3の間はバイポーラトランジスタ
Q1およびQ2がオン−オン状態となり、出力信号OU
Tのレベルは中間レベルVOH/2になってしまう。こ
の問題点を解決するために、本発明の第2の実施例で
は、図24の点線のブロックで示すように、ノアゲート
Cのプルアップ側のバイポーラトランジスタQ1のベー
スとエミッタ間にグリッド抑制用の素子7Aを挿入し
て、入力信号IN1がLからHに変化する時にベースを
ディスチャージすることで、バイポーラトランジスタQ
1がオンに変化するのを防止している。
SトランジスタMN1およびMN2はオン状態のため、
バイポーラトランジスタQ2もオンとなっている。した
がって、時刻t2とt3の間はバイポーラトランジスタ
Q1およびQ2がオン−オン状態となり、出力信号OU
Tのレベルは中間レベルVOH/2になってしまう。こ
の問題点を解決するために、本発明の第2の実施例で
は、図24の点線のブロックで示すように、ノアゲート
Cのプルアップ側のバイポーラトランジスタQ1のベー
スとエミッタ間にグリッド抑制用の素子7Aを挿入し
て、入力信号IN1がLからHに変化する時にベースを
ディスチャージすることで、バイポーラトランジスタQ
1がオンに変化するのを防止している。
【0107】また、図25に示すように、電源VCCと
PチャネルMOSトランジスタMP1のソースとの間に
点線のブロックで示すグリッド抑制用の素子(レベルシ
フト素子)7Bを設け、入力信号IN1がLからHにな
る時のPチャネルMOSトランジスタMP1のスレッシ
ョルド電圧を大きくすることでオンからオフの変化を高
速にして、プルアップ側のバイポーラトランジスタQ1
のベース電流をカットしてオフからオンに変化するのを
防止している。
PチャネルMOSトランジスタMP1のソースとの間に
点線のブロックで示すグリッド抑制用の素子(レベルシ
フト素子)7Bを設け、入力信号IN1がLからHにな
る時のPチャネルMOSトランジスタMP1のスレッシ
ョルド電圧を大きくすることでオンからオフの変化を高
速にして、プルアップ側のバイポーラトランジスタQ1
のベース電流をカットしてオフからオンに変化するのを
防止している。
【0108】図26は、ノアゲートのバイポーラトラン
ジスタQ1のベース・エミッタ間にNチャネルMOSト
ランジスタMN9を設けた構成を示す。NチャネルMO
SトランジスタMN9のゲートは入力信号IN1を受け
取り、ドレインおよびソースはそれぞれはバイポーラト
ランジスタのベースおよびエミッタに接続されている。
ジスタQ1のベース・エミッタ間にNチャネルMOSト
ランジスタMN9を設けた構成を示す。NチャネルMO
SトランジスタMN9のゲートは入力信号IN1を受け
取り、ドレインおよびソースはそれぞれはバイポーラト
ランジスタのベースおよびエミッタに接続されている。
【0109】図27は図26に示す第2の実施例による
ノアゲートの交流動作波形図であり、図28は図23に
示す従来のノアゲートの交流動作波形図である。図27
および図28において、●付の細い実線は入力信号IN
1を示し、●がない細い実線は入力信号IN2を示し、
太い実線は出力信号OUTを示し、一点鎖線はバイポー
ラトランジスタQ1のベース電圧を示し、点線はバイポ
ーラトランジスタQ2のべース電圧を示す。図27に示
すように、図26の構成では、入力信号IN1がLから
Hに立ち上がることによるベース電圧の立ち上がりは抑
制され、バイポーラトランジスタQ1のベース・エミッ
タ電圧は最大で約0.2Vである。したがって、バイポ
ーラトランジスタQ1はオンしない。
ノアゲートの交流動作波形図であり、図28は図23に
示す従来のノアゲートの交流動作波形図である。図27
および図28において、●付の細い実線は入力信号IN
1を示し、●がない細い実線は入力信号IN2を示し、
太い実線は出力信号OUTを示し、一点鎖線はバイポー
ラトランジスタQ1のベース電圧を示し、点線はバイポ
ーラトランジスタQ2のべース電圧を示す。図27に示
すように、図26の構成では、入力信号IN1がLから
Hに立ち上がることによるベース電圧の立ち上がりは抑
制され、バイポーラトランジスタQ1のベース・エミッ
タ電圧は最大で約0.2Vである。したがって、バイポ
ーラトランジスタQ1はオンしない。
【0110】他方、図28に示すように、図23の従来
構成では、入力信号IN1がLからHに立ち上がること
によりベース電圧は大きく立ち上がり、ベース・エミッ
タ電圧はほぼ0.9Vとなり、バイポーラトランジスタ
Q1がオンしてしまう。
構成では、入力信号IN1がLからHに立ち上がること
によりベース電圧は大きく立ち上がり、ベース・エミッ
タ電圧はほぼ0.9Vとなり、バイポーラトランジスタ
Q1がオンしてしまう。
【0111】図29は、図23の従来のノアゲートの入
力信号IN1およびIN2と出力信号OUTのみを示
し、図30は図23の従来のノアゲートの出力信号(実
線)と図26の第2の実施例のノアゲートとの出力信号
(破線)を拡大して示したものである。図30から、図
23の回路構成に比べ、図26の回路構成ではグリッジ
が良く抑制されていることが判る。
力信号IN1およびIN2と出力信号OUTのみを示
し、図30は図23の従来のノアゲートの出力信号(実
線)と図26の第2の実施例のノアゲートとの出力信号
(破線)を拡大して示したものである。図30から、図
23の回路構成に比べ、図26の回路構成ではグリッジ
が良く抑制されていることが判る。
【0112】図31は、図24に示す構成に対応する他
の構成を示す回路図である。図31では図26のNチャ
ネルMOSトランジスタMN9に代えて、PチャネルM
OSトランジスタMP6とゲート回路G1を設けた構成
である。ゲート回路(インバータ)G1の入力端子は入
力信号IN1を受け取り、出力端子はPチャネルMOS
トランジスタMP6のゲートに接続されている。また、
PチャネルMOSトランジスタMP6のソースおよびト
レインはそれぞれ、プルアップ側のバイポーラトランジ
スタQ1のベースおよびエミッタに接続されている。ゲ
ート回路(インバータ)は図67に示す回路構成を有す
る。
の構成を示す回路図である。図31では図26のNチャ
ネルMOSトランジスタMN9に代えて、PチャネルM
OSトランジスタMP6とゲート回路G1を設けた構成
である。ゲート回路(インバータ)G1の入力端子は入
力信号IN1を受け取り、出力端子はPチャネルMOS
トランジスタMP6のゲートに接続されている。また、
PチャネルMOSトランジスタMP6のソースおよびト
レインはそれぞれ、プルアップ側のバイポーラトランジ
スタQ1のベースおよびエミッタに接続されている。ゲ
ート回路(インバータ)は図67に示す回路構成を有す
る。
【0113】図32は、図31の回路の交流動作波形図
である。図32に示すように、一点鎖線で示すバイポー
ラトランジスタQ1のベースと太い実線で示すエミッタ
(出力信号)との電位差は、図27のベース・エミッタ
電圧よりも多少大きく、僅かながらバイポーラトランジ
スタQ1に電流が流れる。したがって、図30に示すよ
うに、図31の回路構成で発生するグリッジは図26に
示す回路構成で発生するグリッジよりも多少大きい。し
かしながら、図30の点線で示すように、従来回路で発
生するグリッジよりはかなり小さく抑制されている。
である。図32に示すように、一点鎖線で示すバイポー
ラトランジスタQ1のベースと太い実線で示すエミッタ
(出力信号)との電位差は、図27のベース・エミッタ
電圧よりも多少大きく、僅かながらバイポーラトランジ
スタQ1に電流が流れる。したがって、図30に示すよ
うに、図31の回路構成で発生するグリッジは図26に
示す回路構成で発生するグリッジよりも多少大きい。し
かしながら、図30の点線で示すように、従来回路で発
生するグリッジよりはかなり小さく抑制されている。
【0114】図33は図24に示す構成に対応する他の
構成を示す回路図である。NチャネルMOSトランジス
タMN9のドレインは、PチャネルMOSトランジスタ
MP1とMP2との接続点に接続されている。すなわ
ち、NチャネルMOSトランジスタMN9は、Pチャネ
ルMOSトランジスタMP1とMP2との接続点から電
流を引き抜く。
構成を示す回路図である。NチャネルMOSトランジス
タMN9のドレインは、PチャネルMOSトランジスタ
MP1とMP2との接続点に接続されている。すなわ
ち、NチャネルMOSトランジスタMN9は、Pチャネ
ルMOSトランジスタMP1とMP2との接続点から電
流を引き抜く。
【0115】図34は図33に示す回路の交流動作波形
図である。バイポーラトランジスタQ1のベース・エミ
ッタ間は逆バイアスとなるが、図35の実線で示す従来
回路のグリッジよりも、図35の破線で示すように、グ
リッジは多少抑制されている。
図である。バイポーラトランジスタQ1のベース・エミ
ッタ間は逆バイアスとなるが、図35の実線で示す従来
回路のグリッジよりも、図35の破線で示すように、グ
リッジは多少抑制されている。
【0116】図36は図31の回路の変形例である。P
チャネルMOSトランジスタMP6のソースはPチャネ
ルMOSトランジスタMP1とMP2との接続点に接続
されている。すなわち、PチャネルMOSトランジスタ
MP6は、PチャネルMOSトランジスタMP1とMP
2との接続点から電流を引き抜く。
チャネルMOSトランジスタMP6のソースはPチャネ
ルMOSトランジスタMP1とMP2との接続点に接続
されている。すなわち、PチャネルMOSトランジスタ
MP6は、PチャネルMOSトランジスタMP1とMP
2との接続点から電流を引き抜く。
【0117】図37は図36の回路の交流動作波形図で
ある。プルアップ側のバイポーラトランジスタQ1のベ
ース・エミッタ電圧は、図28の特性に比べ多少改善さ
れており、図35の点線に示すように従来よりは小さい
グリッジとなる。
ある。プルアップ側のバイポーラトランジスタQ1のベ
ース・エミッタ電圧は、図28の特性に比べ多少改善さ
れており、図35の点線に示すように従来よりは小さい
グリッジとなる。
【0118】図38は、図25に示す回路構成に対応し
た回路構成を示す。図38に示すように、レベルシフト
素子として動作するPチャネルMOSトランジスタMP
6と抵抗R3が設けられている。PチャネルMOSトラ
ンジスタMP6のソースは電源VCCに接続され、ドレ
インはPチャネルMOSトランジスタMP1のソースに
接続されている。また、PチャネルMOSトランジスタ
MP6のゲートは接地されるとともに、抵抗R3を介し
てPチャネルMOSトランジスタMP6のドレインに接
続されている。
た回路構成を示す。図38に示すように、レベルシフト
素子として動作するPチャネルMOSトランジスタMP
6と抵抗R3が設けられている。PチャネルMOSトラ
ンジスタMP6のソースは電源VCCに接続され、ドレ
インはPチャネルMOSトランジスタMP1のソースに
接続されている。また、PチャネルMOSトランジスタ
MP6のゲートは接地されるとともに、抵抗R3を介し
てPチャネルMOSトランジスタMP6のドレインに接
続されている。
【0119】図39は、図38に示す回路の交流動作波
形図である。入力信号IN1が立ち上がることでバイポ
ーラトランジスタQ1のベースおよびエミッタ電圧も立
ち上がるが、それらの最大値は図28に示す従来構成の
場合よりも小さい。図40の破線に示すように、図38
の回路で発生するグリッジは従来回路で発生するグリッ
ジよりも抑制されている。
形図である。入力信号IN1が立ち上がることでバイポ
ーラトランジスタQ1のベースおよびエミッタ電圧も立
ち上がるが、それらの最大値は図28に示す従来構成の
場合よりも小さい。図40の破線に示すように、図38
の回路で発生するグリッジは従来回路で発生するグリッ
ジよりも抑制されている。
【0120】図41は図25に示す回路構成に対応する
他の構成例を示す。図示のように、電源VCCとPチャ
ネルMOSトランジスタMP1のソースとの間には抵抗
R4が設けられ、これらの接続点は抵抗R3を介して接
地されている。この抵抗R3とR4は図25に示すレベ
ルシフト素子として機能する。
他の構成例を示す。図示のように、電源VCCとPチャ
ネルMOSトランジスタMP1のソースとの間には抵抗
R4が設けられ、これらの接続点は抵抗R3を介して接
地されている。この抵抗R3とR4は図25に示すレベ
ルシフト素子として機能する。
【0121】図42は、図41に示す回路の交流動作波
形図である。入力信号IN1が立ち上がることでバイポ
ーラトランジスタQ1のベースおよびエミッタ電圧も立
ち上がるが、それらの最大値は図28に示す従来構成の
場合よりも小さい。図40の破線に示すように、図41
の回路で発生するグリッジは従来回路で発生するグリッ
ジよりも抑制されている。
形図である。入力信号IN1が立ち上がることでバイポ
ーラトランジスタQ1のベースおよびエミッタ電圧も立
ち上がるが、それらの最大値は図28に示す従来構成の
場合よりも小さい。図40の破線に示すように、図41
の回路で発生するグリッジは従来回路で発生するグリッ
ジよりも抑制されている。
【0122】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。第3の実施例は、第2に実施例と同様に、Bi−
CMOS回路の出力端子に発生するグリッジを抑制する
ことを意図している。特に、第3の実施例は、図43に
示す論理回路の出力端子に発生するグリッジを抑制する
ことを意図している。
する。第3の実施例は、第2に実施例と同様に、Bi−
CMOS回路の出力端子に発生するグリッジを抑制する
ことを意図している。特に、第3の実施例は、図43に
示す論理回路の出力端子に発生するグリッジを抑制する
ことを意図している。
【0123】図43は、Bi−CMOSゲートアレイで
使用されるラッチ系の内部マクロ(ラッチマクロ)の回
路図である。図43の回路は、図44の破線で囲んだブ
ロックに相当する。すなわち、図43の回路は2つのア
ンドゲートAND1およびAND2と1つのナンドゲー
トNAND1を構成する。図43の回路は6つのPチャ
ネルMOSトランジスタMP11−MP16と、6つの
NチャネルMOSトランジスタMN11−MN16と、
2つのバイポーラトランジスタQ3、Q4と、2つの抵
抗R11、R12とを有する。直列に接続されたPチャ
ネルMOSトランジスタMP11とMP12、MP13
とMP14、MP15とMP16はそれぞれ電源VCC
と抵抗R11との間に接続されている。NチャネルMO
SトランジスタMN11、MN12およびMN13は、
抵抗R11とR12の間に直列に接続されている。ま
た、NチャネルMOSトランジスタMN14、MN15
およびMN16は抵抗R11とR12との間に直列に接
続されている。抵抗R11はバイポーラトランジスタQ
3とエミッタとベースの間に接続され、梃子鵜R12は
バイポーラトランジスタQ4のエミッタとベースの間に
接続されている。バイポーラトランジスタQ3のコレク
タには電源電圧VCCが与えられ、そのエミッタとバイ
ポーラトランジスタQ4のコレクタは相互に接続され、
出力端子を構成している。また、バイポーラトランジス
タQ4のエミッタは接地されている。
使用されるラッチ系の内部マクロ(ラッチマクロ)の回
路図である。図43の回路は、図44の破線で囲んだブ
ロックに相当する。すなわち、図43の回路は2つのア
ンドゲートAND1およびAND2と1つのナンドゲー
トNAND1を構成する。図43の回路は6つのPチャ
ネルMOSトランジスタMP11−MP16と、6つの
NチャネルMOSトランジスタMN11−MN16と、
2つのバイポーラトランジスタQ3、Q4と、2つの抵
抗R11、R12とを有する。直列に接続されたPチャ
ネルMOSトランジスタMP11とMP12、MP13
とMP14、MP15とMP16はそれぞれ電源VCC
と抵抗R11との間に接続されている。NチャネルMO
SトランジスタMN11、MN12およびMN13は、
抵抗R11とR12の間に直列に接続されている。ま
た、NチャネルMOSトランジスタMN14、MN15
およびMN16は抵抗R11とR12との間に直列に接
続されている。抵抗R11はバイポーラトランジスタQ
3とエミッタとベースの間に接続され、梃子鵜R12は
バイポーラトランジスタQ4のエミッタとベースの間に
接続されている。バイポーラトランジスタQ3のコレク
タには電源電圧VCCが与えられ、そのエミッタとバイ
ポーラトランジスタQ4のコレクタは相互に接続され、
出力端子を構成している。また、バイポーラトランジス
タQ4のエミッタは接地されている。
【0124】PチャネルMOSトランジスタMP11、
MP13およびMP15とNチャネルMOSトランジス
タMN14、MN15およびMN16で図44のアンド
ゲートAND1を構成し、PチャネルMOSトランジス
タMP12、MP14およびMP16とNチャネルMO
SトランジスタMN11、MN12およびMN13とで
図44のアンドゲートAND2を構成する。また、バイ
ポーラトランジスタQ3とQ4および抵抗R11とR1
2でナンドゲートNAND1を構成する。
MP13およびMP15とNチャネルMOSトランジス
タMN14、MN15およびMN16で図44のアンド
ゲートAND1を構成し、PチャネルMOSトランジス
タMP12、MP14およびMP16とNチャネルMO
SトランジスタMN11、MN12およびMN13とで
図44のアンドゲートAND2を構成する。また、バイ
ポーラトランジスタQ3とQ4および抵抗R11とR1
2でナンドゲートNAND1を構成する。
【0125】データ信号DはアンドゲートAND2に与
えられ、ラッチイネーブル信号XGはアンドゲートAN
D1に与えられるとともに、インバータINV1を介し
て反転信号GとしてアンドゲートAND2に与えられ
る。クリア信号CRはアンドゲートAND1およびAN
D2に与えられる。アンドゲートAND1およびAND
2の出力端子はナンドゲートNAND1の入力端子にそ
れぞれ接続され、ナンドゲートNAND1の出力信号は
インバータINV2を介してアンドゲートAND1の入
力信号Qとなる。
えられ、ラッチイネーブル信号XGはアンドゲートAN
D1に与えられるとともに、インバータINV1を介し
て反転信号GとしてアンドゲートAND2に与えられ
る。クリア信号CRはアンドゲートAND1およびAN
D2に与えられる。アンドゲートAND1およびAND
2の出力端子はナンドゲートNAND1の入力端子にそ
れぞれ接続され、ナンドゲートNAND1の出力信号は
インバータINV2を介してアンドゲートAND1の入
力信号Qとなる。
【0126】なお、入力側のインバータINV1は1つ
のCMOSインバータで構成され、出力側のインバータ
INV2は図67に示すBi−CMOSインバータで構
成される。
のCMOSインバータで構成され、出力側のインバータ
INV2は図67に示すBi−CMOSインバータで構
成される。
【0127】図43のノードN1には6つのPチャネル
MOSトランジスタが接続されており、大きな容量が接
続されていることになる。したがって、PチャネルMO
SトランジスタMP11とMP12が同時にオン状態に
なったときに、この容量に蓄積された電荷がディスチャ
ージされ、貫通電流としてバイポーラトランジスタQ3
のベースに流れ込み、オンさせる。この結果、出力信号
XQに図43に示すようなグリッジが発生する。Pチャ
ネルMOSトランジスタMP11とMP12がオンにな
る条件は、これらの入力信号XGとGによって決まる。
MOSトランジスタが接続されており、大きな容量が接
続されていることになる。したがって、PチャネルMO
SトランジスタMP11とMP12が同時にオン状態に
なったときに、この容量に蓄積された電荷がディスチャ
ージされ、貫通電流としてバイポーラトランジスタQ3
のベースに流れ込み、オンさせる。この結果、出力信号
XQに図43に示すようなグリッジが発生する。Pチャ
ネルMOSトランジスタMP11とMP12がオンにな
る条件は、これらの入力信号XGとGによって決まる。
【0128】このようなグリッジが発生するメカニズム
は以下のとおりである。いま、データ信号DはHレベル
にあるものとする。このときのラッチ出力QはHで、ラ
ッチ出力XQはLである(図45参照)。ここで、ラッ
チイネーブル信号XGの信号線が長い場合、その立ち上
がり波形は顕著に鈍る。ラッチイネーブル信号XGの鈍
った波形はそのままラッチマクロに入力されるが、その
反転信号Gは信号XGをラッチマクロ内のインバータI
NV1で反転させて生成している。このインバータIN
V1のシュレッショルドレベルは振幅のほぼ半分であ
る。一方、鈍った立ち上がり波形のラッチイネーブル信
号XGは図43のPチャネルMOSトランジスタMP1
1のゲートに与えられ、またその反転信号GはPチャネ
ルMOSトランジスタMP12のゲートに与えられる。
したがって、図45に示すように、PチャネルMOSト
ランジスタMP11とMP12が同時にオンとなる期間
PPRD1が発生し、電源VCCからの電流とノードN
1の容量からの電荷が抵抗R11には流れず、バイポー
ラトランジスタQ3のゲートに流れオンさせる。しかし
ながら、ラッチイネーブル信号XQがLレベルのとき
は、バイポーラトランジスタQ3はオフしていなければ
ならない。しかしながら、上述のようにトランジスタQ
3はオンとなり、出力信号にグリッジが発生する。この
グリッジは次段のマクロにそのまま伝播してしまい、次
段のマクロを誤動作させてしまう。
は以下のとおりである。いま、データ信号DはHレベル
にあるものとする。このときのラッチ出力QはHで、ラ
ッチ出力XQはLである(図45参照)。ここで、ラッ
チイネーブル信号XGの信号線が長い場合、その立ち上
がり波形は顕著に鈍る。ラッチイネーブル信号XGの鈍
った波形はそのままラッチマクロに入力されるが、その
反転信号Gは信号XGをラッチマクロ内のインバータI
NV1で反転させて生成している。このインバータIN
V1のシュレッショルドレベルは振幅のほぼ半分であ
る。一方、鈍った立ち上がり波形のラッチイネーブル信
号XGは図43のPチャネルMOSトランジスタMP1
1のゲートに与えられ、またその反転信号GはPチャネ
ルMOSトランジスタMP12のゲートに与えられる。
したがって、図45に示すように、PチャネルMOSト
ランジスタMP11とMP12が同時にオンとなる期間
PPRD1が発生し、電源VCCからの電流とノードN
1の容量からの電荷が抵抗R11には流れず、バイポー
ラトランジスタQ3のゲートに流れオンさせる。しかし
ながら、ラッチイネーブル信号XQがLレベルのとき
は、バイポーラトランジスタQ3はオフしていなければ
ならない。しかしながら、上述のようにトランジスタQ
3はオンとなり、出力信号にグリッジが発生する。この
グリッジは次段のマクロにそのまま伝播してしまい、次
段のマクロを誤動作させてしまう。
【0129】図46は次段のマクロの誤動作を説明する
ための図である。図44のラッチマクロの出力信号XQ
は2つのノアゲートに順次伝播するものとする。図46
のグラフは、各ノードの電圧波形を示す。出力信号XG
の電圧波形V(5)には、ピーク電圧が約2.2Vのグ
リッジが生じており、最初のノアゲートの出力電圧波形
V(11)および次のノアゲートの出力電圧波形V(1
2)に大きく現れる。第3の実施例は、PチャネルMO
SトランジスタMP11とMP12が同時にオン状態に
あるときでもトランジスタQ3をオンさせることなく構
成することで、グリッジの発生を防止している。
ための図である。図44のラッチマクロの出力信号XQ
は2つのノアゲートに順次伝播するものとする。図46
のグラフは、各ノードの電圧波形を示す。出力信号XG
の電圧波形V(5)には、ピーク電圧が約2.2Vのグ
リッジが生じており、最初のノアゲートの出力電圧波形
V(11)および次のノアゲートの出力電圧波形V(1
2)に大きく現れる。第3の実施例は、PチャネルMO
SトランジスタMP11とMP12が同時にオン状態に
あるときでもトランジスタQ3をオンさせることなく構
成することで、グリッジの発生を防止している。
【0130】図47は、本発明の第3の実施例の回路図
である。図47中、図43と同一の構成部品には同一の
参照番号を付してある。図47の回路は図43の回路に
バイパス回路35を付加することで構成される。バイパ
ス回路35は、直列にせつぞくされたPチャネルMOS
トランジスタMP18とNチャネルMOSトランジスタ
MN18とを有する。PチャネルMOSトランジスタM
P18のソースはノードN1に接続され、NチャネルM
OSトランジスタMN18のソースは接地されている。
これらのMOSトランジスタMP18およびMN18の
ゲートには、ラッチイネーブル信号XGがあたえられ
る。以下、説明の都合上、PチャネルMOSトランジス
タMP18のゲートに与えられるラッチイネーブル信号
XGを信号XG’とし、NチャネルMOSトランジスタ
MN18のゲートに与えられるラッチイネーブル信号X
Gを信号XG”とする。
である。図47中、図43と同一の構成部品には同一の
参照番号を付してある。図47の回路は図43の回路に
バイパス回路35を付加することで構成される。バイパ
ス回路35は、直列にせつぞくされたPチャネルMOS
トランジスタMP18とNチャネルMOSトランジスタ
MN18とを有する。PチャネルMOSトランジスタM
P18のソースはノードN1に接続され、NチャネルM
OSトランジスタMN18のソースは接地されている。
これらのMOSトランジスタMP18およびMN18の
ゲートには、ラッチイネーブル信号XGがあたえられ
る。以下、説明の都合上、PチャネルMOSトランジス
タMP18のゲートに与えられるラッチイネーブル信号
XGを信号XG’とし、NチャネルMOSトランジスタ
MN18のゲートに与えられるラッチイネーブル信号X
Gを信号XG”とする。
【0131】図48は、図47に示す回路の交流動作波
形図である。MOSトランジスタMP18とMN18
は、MOSトランジスタMP11とMP12のいずれも
がオン状態となる前にオン状態となる。したがって、電
源VCCからの電流およびノードN1に蓄積されている
電荷はMOSトランジスタMP18およびMN18を通
り、グランドGNDに流れる。この結果、微小電流がバ
イポーラトランジスタQ3のベースに流れるだけであ
り、出力信号XQにはグリッジがほとんど発生しない。
形図である。MOSトランジスタMP18とMN18
は、MOSトランジスタMP11とMP12のいずれも
がオン状態となる前にオン状態となる。したがって、電
源VCCからの電流およびノードN1に蓄積されている
電荷はMOSトランジスタMP18およびMN18を通
り、グランドGNDに流れる。この結果、微小電流がバ
イポーラトランジスタQ3のベースに流れるだけであ
り、出力信号XQにはグリッジがほとんど発生しない。
【0132】図49は、図47に示すラッチマクロ回路
が後段に接続された論理回路(図49では図46と同様
にノアゲート)マクロにどのような影響を与えるかを示
す図である。図47に示すラッチマクロの出力信号V
(5)に現れるグリッジは約2Vであり、図46のグリ
ッジよりも小さい。また、後段のノアゲートの出力信号
V(11)およびV(12)は出力信号V(5)の影響
は抑制されており、図47の対応する出力信号よりも良
好である。したがって、後段の倫理回路が誤動作するこ
とはない。
が後段に接続された論理回路(図49では図46と同様
にノアゲート)マクロにどのような影響を与えるかを示
す図である。図47に示すラッチマクロの出力信号V
(5)に現れるグリッジは約2Vであり、図46のグリ
ッジよりも小さい。また、後段のノアゲートの出力信号
V(11)およびV(12)は出力信号V(5)の影響
は抑制されており、図47の対応する出力信号よりも良
好である。したがって、後段の倫理回路が誤動作するこ
とはない。
【0133】図50は第3の実施例のバイパス回路の第
1の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図5
0のバイパス回路35Aは、図47に示すPチャネルM
OSトランジスタMP18およびNチャネルMOSトラ
ンジスタMN18からなる直列回路に、PチャネルMO
SトランジスタMP19およびNチャネルMOSトラン
ジスタMN19からなる直列回路を並列に接続した構成
である。なお、図50では便宜上、図47に示すNチャ
ネルMOSトランジスタMN11−MN16をブロック
で示してある。図47の回路構成に比べ、図49に示す
回路構成はノードN1の容量に蓄積されている電荷をよ
り急速にグランドに流すことができる。図51は第3の
実施例のバイパス回路の第2の変形例を有するラッチマ
クロの回路図である。図51のバイパス回路35Bは、
図47に示すバイパス回路35にNチャネルMOSトラ
ンジスタMN19をMN18に並列に接続した構成であ
る。このようにNチャネルMOSトランジスタMN19
を設けたことで、NチャネルMOSトランジスタMN1
8とMN19がオンした直後の電荷の引き抜きを図47
の回路構成に比べ、より高速に行うことができる。
1の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図5
0のバイパス回路35Aは、図47に示すPチャネルM
OSトランジスタMP18およびNチャネルMOSトラ
ンジスタMN18からなる直列回路に、PチャネルMO
SトランジスタMP19およびNチャネルMOSトラン
ジスタMN19からなる直列回路を並列に接続した構成
である。なお、図50では便宜上、図47に示すNチャ
ネルMOSトランジスタMN11−MN16をブロック
で示してある。図47の回路構成に比べ、図49に示す
回路構成はノードN1の容量に蓄積されている電荷をよ
り急速にグランドに流すことができる。図51は第3の
実施例のバイパス回路の第2の変形例を有するラッチマ
クロの回路図である。図51のバイパス回路35Bは、
図47に示すバイパス回路35にNチャネルMOSトラ
ンジスタMN19をMN18に並列に接続した構成であ
る。このようにNチャネルMOSトランジスタMN19
を設けたことで、NチャネルMOSトランジスタMN1
8とMN19がオンした直後の電荷の引き抜きを図47
の回路構成に比べ、より高速に行うことができる。
【0134】図52は第3の実施例のバイパス回路の第
3の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図5
2のバイパス回路35Cは、図47に示すバイパス回路
35のPチャネルMOSトランジスタMP18のソース
をバイポーラトランジスタQ3のベースに接続すること
で構成される。この接続によってPチャネルMOSトラ
ンジスタMP18のスレッショルド電圧が低くなるた
め、オンからオフへの変化が図47に示す回路より早め
に起こる。だたし、バイパス能力としては図47のバイ
パス回路35より低いので、例えばNチャネルMOSト
ランジスタをMN18に並列に接続することが望まし
い。
3の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図5
2のバイパス回路35Cは、図47に示すバイパス回路
35のPチャネルMOSトランジスタMP18のソース
をバイポーラトランジスタQ3のベースに接続すること
で構成される。この接続によってPチャネルMOSトラ
ンジスタMP18のスレッショルド電圧が低くなるた
め、オンからオフへの変化が図47に示す回路より早め
に起こる。だたし、バイパス能力としては図47のバイ
パス回路35より低いので、例えばNチャネルMOSト
ランジスタをMN18に並列に接続することが望まし
い。
【0135】図53は第3の実施例のバイパス回路の第
4の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図5
3のバイパス回路35Dは、直列に接続された2つのP
チャネルMOSトランジスタMP21とMP22とを有
する。PチャネルMOSトランジスタMP21のゲート
は、インバータINV3の出力端子に接続され、その出
力信号GをG’として受け取る。また、PチャネルMO
SトランジスタMP22のゲートは、ラッチマクロのゲ
ートイネーブル信号XGをXG’として受け取る。Pチ
ャネルMOSトランジスタMP21のソースはバイポー
ラトランジスタQ3のベースに接続され、PチャネルM
OSトランジスタMP22のドレインは接地されてい
る。
4の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図5
3のバイパス回路35Dは、直列に接続された2つのP
チャネルMOSトランジスタMP21とMP22とを有
する。PチャネルMOSトランジスタMP21のゲート
は、インバータINV3の出力端子に接続され、その出
力信号GをG’として受け取る。また、PチャネルMO
SトランジスタMP22のゲートは、ラッチマクロのゲ
ートイネーブル信号XGをXG’として受け取る。Pチ
ャネルMOSトランジスタMP21のソースはバイポー
ラトランジスタQ3のベースに接続され、PチャネルM
OSトランジスタMP22のドレインは接地されてい
る。
【0136】図54は、図53のバイパス回路35Dの
動作を示す図である。PチャネルMOSトランジスタM
P11とMP12が共にオン状態にあるときには、バイ
パス回路35Dの2つのPチャネルMOSトランジスタ
MP21とMP22もオン状態にある(期間PRD
1)。したがって、電源VCCからの電流およびノード
N1の容量に蓄積された電荷がバイパス回路35Dを通
り、グランドに流れる。したがって、バイポーラトラン
ジスタQ3のベースには微小電流が流れるのみであり、
グリッジの発生が抑制される。
動作を示す図である。PチャネルMOSトランジスタM
P11とMP12が共にオン状態にあるときには、バイ
パス回路35Dの2つのPチャネルMOSトランジスタ
MP21とMP22もオン状態にある(期間PRD
1)。したがって、電源VCCからの電流およびノード
N1の容量に蓄積された電荷がバイパス回路35Dを通
り、グランドに流れる。したがって、バイポーラトラン
ジスタQ3のベースには微小電流が流れるのみであり、
グリッジの発生が抑制される。
【0137】図55は、図53に示すラッチマクロ回路
が後段に接続される論理回路(図46と同様にノアゲー
ト)マクロにどのような影響を与えるかを示す図であ
る。図55に示すラッチマクロの出力信号V(5)に現
れるグリッジは約1.2Vであり、図46のグリッジよ
りも小さい。また、後段のノアゲートの出力信号V(1
1)およびV(12)は出力信号V(5)の影響は抑制
されており、図47の対応する出力信号よりも良好であ
る。したがって、後段の倫理回路が誤動作することはな
い。
が後段に接続される論理回路(図46と同様にノアゲー
ト)マクロにどのような影響を与えるかを示す図であ
る。図55に示すラッチマクロの出力信号V(5)に現
れるグリッジは約1.2Vであり、図46のグリッジよ
りも小さい。また、後段のノアゲートの出力信号V(1
1)およびV(12)は出力信号V(5)の影響は抑制
されており、図47の対応する出力信号よりも良好であ
る。したがって、後段の倫理回路が誤動作することはな
い。
【0138】図56は、第3の実施例のバイパス回路の
第5の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図
56に示すバイパス回路53Eは、図53に示すPチャ
ネルMOSトランジスタMP21とMP22からなる直
列回路に、PチャネルMOSトランジスタMP23とM
P24からなる直列回路を並列に接続した構成である。
PチャネルMOSトランジスタMP23とMP24のゲ
ートにはそれぞれ、インバータINV3の出力信号Gと
ラーチイネブル信号が印加される。バイパス回路53E
は、図53のバイパス回路53Dよりも高いバイパス能
力を有している。
第5の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図
56に示すバイパス回路53Eは、図53に示すPチャ
ネルMOSトランジスタMP21とMP22からなる直
列回路に、PチャネルMOSトランジスタMP23とM
P24からなる直列回路を並列に接続した構成である。
PチャネルMOSトランジスタMP23とMP24のゲ
ートにはそれぞれ、インバータINV3の出力信号Gと
ラーチイネブル信号が印加される。バイパス回路53E
は、図53のバイパス回路53Dよりも高いバイパス能
力を有している。
【0139】図57は、図56に示すラッチマクロ回路
が後段に接続される論理回路(図46と同様にノアゲー
ト)マクロのどのような影響を与えるかを示す図であ
る。図57にバイパス回路35Eは高いバイパス能力を
有するので、図53の回路に対応する図55に比べ、グ
リッジがより効果的に抑制されている。
が後段に接続される論理回路(図46と同様にノアゲー
ト)マクロのどのような影響を与えるかを示す図であ
る。図57にバイパス回路35Eは高いバイパス能力を
有するので、図53の回路に対応する図55に比べ、グ
リッジがより効果的に抑制されている。
【0140】図58は、第3の実施例のバイパス回路の
第6の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図
58のバイパス回路35Fは、図53のバイパス回路3
5DのPチャネルMOSトランジスタMP22に並列に
PチャネルMOSトランジスタMP24を接続した構成
である。図58のバイパス回路35Fは、そのバイパス
動作の初期における電荷引き抜き動作を促進することが
できる。
第6の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図
58のバイパス回路35Fは、図53のバイパス回路3
5DのPチャネルMOSトランジスタMP22に並列に
PチャネルMOSトランジスタMP24を接続した構成
である。図58のバイパス回路35Fは、そのバイパス
動作の初期における電荷引き抜き動作を促進することが
できる。
【0141】図59は、第3の実施例のバイパス回路の
第7の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図
59のバイパス回路35Gは図53のバイパス回路35
Dと同様に2つのPチャネルMOSトランジスタMP2
1とMP22を有するが、MOSトランジスタMP21
のソースがノードN1に接続されている点で図53のバ
イパス回路35Dとは相違する。このバイパス回路35
Gでも、図53のバイパス回路53Dとほぼ同様の効果
が得られる。
第7の変形例を有するラッチマクロの回路図である。図
59のバイパス回路35Gは図53のバイパス回路35
Dと同様に2つのPチャネルMOSトランジスタMP2
1とMP22を有するが、MOSトランジスタMP21
のソースがノードN1に接続されている点で図53のバ
イパス回路35Dとは相違する。このバイパス回路35
Gでも、図53のバイパス回路53Dとほぼ同様の効果
が得られる。
【0142】以上のとおり、第2および第3の実施例
は、Bi−CMOS回路でのグリッジの発生を抑制する
構成を有している。このグリッジは、上記説明した他、
次に説明する原因により発生することもある。すなわ
ち、一般に、MOSあるいはBi−CMOSのASIC
(Application Specific Int
egrated Circuit)においては、ゲート
(マクロセル)の種類によりその論理の切り替わりを決
める入力スレッショルド電圧が異なっている。ところ
が、このスレッショルド電圧が標準値から極端にずれた
ゲートにノイズ(例えば、デバイス内部で発生するノイ
ズ)が入力されると、そのノイズを通常入力と同様に取
り込んでしまう可能性があり、デバイスの誤動作の原因
となって、信頼性を低下させる。特に、取り込んだノイ
ズ(グリッジ)が後段の回路に伝播し、種々の問題を引
き起こす。
は、Bi−CMOS回路でのグリッジの発生を抑制する
構成を有している。このグリッジは、上記説明した他、
次に説明する原因により発生することもある。すなわ
ち、一般に、MOSあるいはBi−CMOSのASIC
(Application Specific Int
egrated Circuit)においては、ゲート
(マクロセル)の種類によりその論理の切り替わりを決
める入力スレッショルド電圧が異なっている。ところ
が、このスレッショルド電圧が標準値から極端にずれた
ゲートにノイズ(例えば、デバイス内部で発生するノイ
ズ)が入力されると、そのノイズを通常入力と同様に取
り込んでしまう可能性があり、デバイスの誤動作の原因
となって、信頼性を低下させる。特に、取り込んだノイ
ズ(グリッジ)が後段の回路に伝播し、種々の問題を引
き起こす。
【0143】例えば、図60に示す3入力ノアゲートを
構成する3つのPチャネルMOSトランジスタMP2
5、MP26、MP27と3つのNチャネルMOSトラ
ンジスタMN25、MN26、MN27のスレッショル
ド電圧は、通常の1対のCMOSインバータを構成する
MOSトランジスタのスレッショルド電圧よりもかなり
小さい。いま、入力信号IN1、IN2、IN3のいず
れもがLレベル(グランドレベル)にあるときに、いず
れか1つの入力信号にグランドレベルからプラス方向に
発生するノイズが乗ると、対応するNチャネルMOSト
ランジスタがオンしてしまい、あたかもHレベルのデー
タが入力されたかのように誤動作してしまう。また、入
力信号数が増えるにつれて、上記問題点は顕著になる。
構成する3つのPチャネルMOSトランジスタMP2
5、MP26、MP27と3つのNチャネルMOSトラ
ンジスタMN25、MN26、MN27のスレッショル
ド電圧は、通常の1対のCMOSインバータを構成する
MOSトランジスタのスレッショルド電圧よりもかなり
小さい。いま、入力信号IN1、IN2、IN3のいず
れもがLレベル(グランドレベル)にあるときに、いず
れか1つの入力信号にグランドレベルからプラス方向に
発生するノイズが乗ると、対応するNチャネルMOSト
ランジスタがオンしてしまい、あたかもHレベルのデー
タが入力されたかのように誤動作してしまう。また、入
力信号数が増えるにつれて、上記問題点は顕著になる。
【0144】以上の点に鑑み、本発明の第4の実施例で
は、ゲートの種類によってそのゲートに適切な入力スレ
ッショルド電圧を、電源電圧を制御することで設定可能
とした構成を有することを特徴としている。
は、ゲートの種類によってそのゲートに適切な入力スレ
ッショルド電圧を、電源電圧を制御することで設定可能
とした構成を有することを特徴としている。
【0145】図61は、本発明の第4の実施例の原理を
示すブロック図である。第4の実施例は、基準電圧発生
回路40を有する。この基準電圧発生回路40は、電源
VCCとGNDの間に接続され、複数の電圧V1、V
2、...、G1、G2(VCC>V1>V2>・・・
>G1>G2>GND)を発生する。これらの電圧のう
ち、マクロセル(ゲート)42が最適のスレッショルド
電圧で動作するような電圧を選択(図61ではV1とG
1)し、マクロセル42に与える。ただし、マクロセル
42のうち、いずれか一方の電源電圧はVCCまたはG
NDであってもよい。すなわち、少なくとも、高電位側
または低電位側のいずれか一方の電源電圧を基準電圧発
生回路40で生成した電圧とする。なお、マクロセル4
2は、CMOS回路やBi−CMOS回路を含む論理回
路である。
示すブロック図である。第4の実施例は、基準電圧発生
回路40を有する。この基準電圧発生回路40は、電源
VCCとGNDの間に接続され、複数の電圧V1、V
2、...、G1、G2(VCC>V1>V2>・・・
>G1>G2>GND)を発生する。これらの電圧のう
ち、マクロセル(ゲート)42が最適のスレッショルド
電圧で動作するような電圧を選択(図61ではV1とG
1)し、マクロセル42に与える。ただし、マクロセル
42のうち、いずれか一方の電源電圧はVCCまたはG
NDであってもよい。すなわち、少なくとも、高電位側
または低電位側のいずれか一方の電源電圧を基準電圧発
生回路40で生成した電圧とする。なお、マクロセル4
2は、CMOS回路やBi−CMOS回路を含む論理回
路である。
【0146】図62は、図60の3入力ノアゲートに適
用した構成を示す。図62では、高電位側はVCCと
し、低電圧側を基準電圧発生回路40で生成した電圧G
2(>GND)を用いている。これにより、Nチャネル
MOSトランジスタMN25、MN26、MN27のソ
ース電位はグランドレベルよりも高くなり、これらのM
OSトランジスタのスレッショルド電圧は実質的に高く
なる。従って、入力信号にグリッジが乗ってもNチャネ
ルMOSトランジスタMN25−MN27はオンし難く
なり、出力信号OUTにはグリッジの影響は現れない。
用した構成を示す。図62では、高電位側はVCCと
し、低電圧側を基準電圧発生回路40で生成した電圧G
2(>GND)を用いている。これにより、Nチャネル
MOSトランジスタMN25、MN26、MN27のソ
ース電位はグランドレベルよりも高くなり、これらのM
OSトランジスタのスレッショルド電圧は実質的に高く
なる。従って、入力信号にグリッジが乗ってもNチャネ
ルMOSトランジスタMN25−MN27はオンし難く
なり、出力信号OUTにはグリッジの影響は現れない。
【0147】なお、図62の場合は、出力信号OUTの
Lレベルはグランドレベルよりも多少高くなるが、次段
の回路の状態を変化させない範囲内であれば問題はな
い。また、図62の回路に前述のバイポーラトランジス
タQ1およびQ2を接続した回路でも、上述の効果と同
様の効果が得られる。
Lレベルはグランドレベルよりも多少高くなるが、次段
の回路の状態を変化させない範囲内であれば問題はな
い。また、図62の回路に前述のバイポーラトランジス
タQ1およびQ2を接続した回路でも、上述の効果と同
様の効果が得られる。
【0148】図63は、基準電圧発生回路40の一構成
例を示す回路図である。図示するように、基準電圧発生
回路40は抵抗R5を挟んで、複数のダイオードD1、
D2とD3、D4を直列に接続した構成である。ダイオ
ードD1−D4は通常のダイオードの他、ショットキー
ダイオードやダイオード接続のトランジスタなどで構成
できる。また、ダイオードの数も任意に設定できる。ダ
イオードに替えて、直列に接続されたラダー型の抵抗網
を用いてもよい。
例を示す回路図である。図示するように、基準電圧発生
回路40は抵抗R5を挟んで、複数のダイオードD1、
D2とD3、D4を直列に接続した構成である。ダイオ
ードD1−D4は通常のダイオードの他、ショットキー
ダイオードやダイオード接続のトランジスタなどで構成
できる。また、ダイオードの数も任意に設定できる。ダ
イオードに替えて、直列に接続されたラダー型の抵抗網
を用いてもよい。
【0149】図64は、第4の実施例による基準電圧発
生回路を具備する半導体デバイスの平面図である。図6
4において、半導体チップ50上にはベーシックセル領
域52とその周囲のI/O領域56とが形成されてい
る。ベーシックセル領域52には、行および列方向に配
列された複数のマクロセル54を有する。ベーシックセ
ル領域52とI/O領域56との中間領域には、複数の
基準電圧発生回路62と64が配列されている。このう
ち、電圧V1、V2(<VCC)を発生する基準電圧発
生回路62は行方向に配列され、電圧G1、G2(>G
ND)を発生する基準電圧発生回路64は列方向に配列
されている。基準電圧発生回路62からは、電圧V1と
V2の電源線がマクロセル54上を列方向に通り、基準
電圧発生回路64からは電圧G1とG2の電源線がマク
ロセル54上を行方向に通っている。なお、信頼性を確
保するために、向い合う同一電圧の電源線は相互に接続
されている。各マクロセル54では、最適なスレッショ
ルド電圧が設定されるように、VCC、V1、V2の中
から1つの電圧、またGND、G1、G2の中から1つ
の電圧が与えられている。
生回路を具備する半導体デバイスの平面図である。図6
4において、半導体チップ50上にはベーシックセル領
域52とその周囲のI/O領域56とが形成されてい
る。ベーシックセル領域52には、行および列方向に配
列された複数のマクロセル54を有する。ベーシックセ
ル領域52とI/O領域56との中間領域には、複数の
基準電圧発生回路62と64が配列されている。このう
ち、電圧V1、V2(<VCC)を発生する基準電圧発
生回路62は行方向に配列され、電圧G1、G2(>G
ND)を発生する基準電圧発生回路64は列方向に配列
されている。基準電圧発生回路62からは、電圧V1と
V2の電源線がマクロセル54上を列方向に通り、基準
電圧発生回路64からは電圧G1とG2の電源線がマク
ロセル54上を行方向に通っている。なお、信頼性を確
保するために、向い合う同一電圧の電源線は相互に接続
されている。各マクロセル54では、最適なスレッショ
ルド電圧が設定されるように、VCC、V1、V2の中
から1つの電圧、またGND、G1、G2の中から1つ
の電圧が与えられている。
【0150】基準電圧発生回路62は、例えば図63の
回路からダイオードD3、D4を取り除いた構成であ
り、基準電圧発生回路64はダイオードD1、D2を取
り除いた構成である。
回路からダイオードD3、D4を取り除いた構成であ
り、基準電圧発生回路64はダイオードD1、D2を取
り除いた構成である。
【0151】I/O領域56には、外部からの電源電圧
VCCを受けるパッド58と、グランド電位を受けるパ
ッド60が配列されている。各パッド58と60から延
びる電源線は、マクロセル54上を通る。なお、便宜上
図示を省略してあるが、電源電圧VCCとGNDは、各
基準電圧発生回路62と64に供給されている。
VCCを受けるパッド58と、グランド電位を受けるパ
ッド60が配列されている。各パッド58と60から延
びる電源線は、マクロセル54上を通る。なお、便宜上
図示を省略してあるが、電源電圧VCCとGNDは、各
基準電圧発生回路62と64に供給されている。
【0152】なお、基準電圧発生回路62と64の配列
は図64に示したものに限られず、例えば図64の上側
および右側のみにそれぞれ基準電圧発生回路62および
64を配列した構成であっても良い。
は図64に示したものに限られず、例えば図64の上側
および右側のみにそれぞれ基準電圧発生回路62および
64を配列した構成であっても良い。
【0153】また、図65に示すように、チップ50A
に電圧V1、V2、G1、G2を外部から供給すること
としてもよい。I/O領域54には、電圧V1およびV
2が外部から与えられるパッド66および68と、電圧
G1およびG2が外部から与えられる電圧G1およびG
2が与えられるバッド70および72が配列されてい
る。
に電圧V1、V2、G1、G2を外部から供給すること
としてもよい。I/O領域54には、電圧V1およびV
2が外部から与えられるパッド66および68と、電圧
G1およびG2が外部から与えられる電圧G1およびG
2が与えられるバッド70および72が配列されてい
る。
【0154】図66は、電源電圧VCCよりも低い電圧
V1で動作する3入力ナンドゲートの構成を示す図であ
る。3入力ナンドゲートは3つのPチャネルMOSトラ
ンジスタMP28、MP29、MP30と3つのNチャ
ネルMOSトランジスタMN28、MN29、MN30
とを有する。PチャネルMOSトランジスタMP28−
MP30のソースには、電源電圧VCCよりも低い電圧
V1が与えられるので、これらのMOSトランジスタの
スレッショルド電圧はマイナス側に変移する。従って、
マイナス方向のグリッジが発生してもPチャネルMOS
トランジスタMP28−MP30がオンすることはな
い。
V1で動作する3入力ナンドゲートの構成を示す図であ
る。3入力ナンドゲートは3つのPチャネルMOSトラ
ンジスタMP28、MP29、MP30と3つのNチャ
ネルMOSトランジスタMN28、MN29、MN30
とを有する。PチャネルMOSトランジスタMP28−
MP30のソースには、電源電圧VCCよりも低い電圧
V1が与えられるので、これらのMOSトランジスタの
スレッショルド電圧はマイナス側に変移する。従って、
マイナス方向のグリッジが発生してもPチャネルMOS
トランジスタMP28−MP30がオンすることはな
い。
【0155】以上、本発明の実施例を説明した。本発明
はこれらの実施例に限定されず、他の実施例や種々の変
形例などを含む。
はこれらの実施例に限定されず、他の実施例や種々の変
形例などを含む。
【0156】
【発明の効果】上述の如く請求項1に記載の本発明によ
れば、制御手段が第1のバイポーラトランジスタをオン
からオフにスイッチング制御するときに、オフ手段は第
1のバイポーラトランジスタのベースとグランドを一時
的に導通させて第1のバイポーラトランジスタをすみや
かにオフさるので、出力電圧がハイレベルからローレベ
ルとなるときに第1のバイポーラトランジスタのベース
エミッタ間電圧が急増して電源からの不要な貫通電流が
流れることがなく、また、定常的には第1のバイポーラ
トランジスタのベースはグランドに対してハイインピー
ダンスとされているので、制御手段が第1のバイポーラ
トランジスタをオンからオフにスイッチング制御して出
力電圧がローレベルからハイレベルとなるときに第1の
バイポーラトランジスタのベースからグランドに電流が
流れないので伝播遅延時間tpLHの遅れを緩和するこ
とができる等の特徴がある。
れば、制御手段が第1のバイポーラトランジスタをオン
からオフにスイッチング制御するときに、オフ手段は第
1のバイポーラトランジスタのベースとグランドを一時
的に導通させて第1のバイポーラトランジスタをすみや
かにオフさるので、出力電圧がハイレベルからローレベ
ルとなるときに第1のバイポーラトランジスタのベース
エミッタ間電圧が急増して電源からの不要な貫通電流が
流れることがなく、また、定常的には第1のバイポーラ
トランジスタのベースはグランドに対してハイインピー
ダンスとされているので、制御手段が第1のバイポーラ
トランジスタをオンからオフにスイッチング制御して出
力電圧がローレベルからハイレベルとなるときに第1の
バイポーラトランジスタのベースからグランドに電流が
流れないので伝播遅延時間tpLHの遅れを緩和するこ
とができる等の特徴がある。
【0157】また、請求項5および8に記載の発明によ
れば、第1のバイポーラトランジスタに流れる貫通電流
を制限するので、出力電圧に発生するグリッジを抑制す
ることができる。
れば、第1のバイポーラトランジスタに流れる貫通電流
を制限するので、出力電圧に発生するグリッジを抑制す
ることができる。
【0158】さらに、請求項11に記載の発明によれ
ば、ゲートの種類に応じて論理のスイッチングを決定す
るスレッショルド電圧を設定できるので、出力電圧に発
生するグリッジを抑制することができる。
ば、ゲートの種類に応じて論理のスイッチングを決定す
るスレッショルド電圧を設定できるので、出力電圧に発
生するグリッジを抑制することができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図3】図2のインバータ回路10の直流動作を表わす
図である。
図である。
【図4】図2のインバータ回路10の交流動作波形図で
ある。
ある。
【図5】図2のインバータ回路10の交流動作波形図で
ある。
ある。
【図6】図2のインバータ回路10の交流動作波形図で
ある。
ある。
【図7】図2のインバータ回路10の交流動作波形図で
ある。
ある。
【図8】図2のインバータ回路10の直流動作を表わす
図である。
図である。
【図9】図2のインバータ回路10の交流動作波形図で
ある。
ある。
【図10】図2のインバータ回路10の交流動作波形図
である。
である。
【図11】図2のインバータ回路10の交流動作波形図
である。
である。
【図12】図2のインバータ回路10の交流動作波形図
である。
である。
【図13】各インバータ回路の特性比較図である。
【図14】本発明の第1の実施例の変形例の回路図であ
る。
る。
【図15】本発明の第1の実施例の他の変形例の回路図
である。
である。
【図16】本発明の第1の実施例の更に他の変形例の回
路図である。
路図である。
【図17】本発明回路の半導体チップ上でのレイアウト
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図18】図17に示すレイアウトに沿った回路図であ
る。
る。
【図19】本発明の第1の実施例の更に他の変形例の回
路図である。
路図である。
【図20】第1の実施例に関連する従来のインバータの
回路図である。
回路図である。
【図21】従来のBi−CMOS回路を用いた論理回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図22】図21に示す論理回路の動作を示す交流動作
波形図である。
波形図である。
【図23】図21に示すノアゲートの回路図である。
【図24】本発明の第2の実施例の構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図25】本発明の第2の実施例の他の構成を示す回路
図である。
図である。
【図26】図24に示す構成の一構成例を示す回路図で
ある。
ある。
【図27】図26に示す回路の動作を示す交流動作波形
図である。
図である。
【図28】図21に示す回路の動作を示す回路図であ
る。
る。
【図29】図21に示す回路の入出力特性を示す交流動
作波形図である。
作波形図である。
【図30】図23、図26、図31の回路で発生するグ
リッジを示す交流動作波形図である。
リッジを示す交流動作波形図である。
【図31】図24に示す構成に対応する他の構成例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図32】図31に示す回路の動作を示す交流動作波形
図である。
図である。
【図33】図24に示す構成に対応する他の構成例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図34】図33に示す回路の動作を示す交流動作波形
図である。
図である。
【図35】図23、図33、図36で発生するグリッジ
を示す交流動作波形図である。
を示す交流動作波形図である。
【図36】図25に示す構成に対応する一構成例を示す
回路図である。
回路図である。
【図37】図36に示す回路の動作を示す回路図であ
る。
る。
【図38】図25に示す構成に対応する他の構成例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図39】図38に示す回路の動作を示す交流動作波形
図である。
図である。
【図40】図23、図38、図41の回路で発生するグ
リッジを示す交流動作波形図である。
リッジを示す交流動作波形図である。
【図41】図25に示す構成に対応する他の構成例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図42】図41に示す回路の動作を示す回路図であ
る。
る。
【図43】グリッジが問題となる従来のラッチマクロの
回路図である。
回路図である。
【図44】図43のラッチマクロのブロック図である。
【図45】図43に示す従来回路の動作を示す交流動作
波形図である。
波形図である。
【図46】図43に示す従来回路で発生するグリッジが
後段の回路に与える影響を示す図である。
後段の回路に与える影響を示す図である。
【図47】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図48】図47に示す回路の動作を示す回路図であ
る。
る。
【図49】図47に示す回路で発生するグリッジが後段
の回路に与える影響を示す図である。
の回路に与える影響を示す図である。
【図50】第3の実施例のバイパス回路の第1の変形例
を有するラッチマクロの回路図である。
を有するラッチマクロの回路図である。
【図51】第3の実施例のバイパス回路の第2の変形例
を有するラッチマクロの回路図である。
を有するラッチマクロの回路図である。
【図52】第3の実施例のバイパス回路の第3の変形例
を有するラッチマクロの回路図である。
を有するラッチマクロの回路図である。
【図53】第3の実施例のバイパス回路の第4の変形例
を有するラッチマクロの回路図である。
を有するラッチマクロの回路図である。
【図54】図53に示す回路の動作を示す交流動作波形
図である。
図である。
【図55】図53に示す回路で発生するグリッジが後段
の回路に与える影響を示す図である。
の回路に与える影響を示す図である。
【図56】第3の実施例のバイパス回路の第5の変形例
を有するラッチマクロの回路図である。
を有するラッチマクロの回路図である。
【図57】図56に示す回路で発生するグリッジが後段
の回路に与える影響を示す図である。
の回路に与える影響を示す図である。
【図58】第3の実施例のバイパス回路の第6の変形例
を有するラッチマクロの回路図である。
を有するラッチマクロの回路図である。
【図59】第3の実施例のバイパス回路の第7の変形例
を有するラッチマクロの回路図である。
を有するラッチマクロの回路図である。
【図60】グリッジの発生が問題となる従来の3入力ノ
アゲートの回路図である。
アゲートの回路図である。
【図61】本発明の第4の実施例の原理を示すブロック
図である。
図である。
【図62】第4の実施例の構成例を示す回路図である。
【図63】図61に示す基準電圧発生回路の一構成例の
回路図である。
回路図である。
【図64】第4の実施例による半導体デバイスの平面図
である。
である。
【図65】第4の実施例による他の半導体デバイスの平
面図である。
面図である。
【図66】第4の実施例の他の構成例を示す回路図であ
る。
る。
【図67】従来のBi−CMOS回路の一例の回路図で
ある。
ある。
【図68】図67のインバータ回路100の直流動作を
表わす図である。
表わす図である。
【図69】図67のインバータ回路100の交流動作波
形図である。
形図である。
【図70】図67のインバータ回路100の交流動作波
形図である。
形図である。
【図71】図67のインバータ回路100の交流動作波
形図である。
形図である。
【図72】図67のインバータ回路100の交流動作波
形図である。
形図である。
【図73】従来のBi−CMOS回路の他の例の回路図
である。
である。
【図74】図73のインバータ回路110の直流動作を
表わす図である。
表わす図である。
【図75】図73のインバータ回路110の交流動作波
形図である。
形図である。
【図76】図73のインバータ回路110の交流動作波
形図である。
形図である。
【図77】図73のインバータ回路110の交流動作波
形図である。
形図である。
【図78】図73のインバータ回路110の交流動作波
形図である。
形図である。
【図79】従来のBi−CMOS回路の更に他の例の回
路図である。
路図である。
【図80】図79のインバータ回路120の直流動作を
表わす図である。
表わす図である。
【図81】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
【図82】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
【図83】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
【図84】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
【図85】図79のインバータ回路120の直流動作を
表わす図である。
表わす図である。
【図86】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
【図87】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
【図88】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
【図89】図79のインバータ回路120の交流動作波
形図である。
形図である。
1 入力端子 2 出力端子 3 電源端子 4 グランド 5 制御手段 6 オフ手段 10,15,100,110,120 インバータ回路 20,25 ナンドゲート 30 ノアゲート 35 バイパス回路 40 基準電圧発生回路 Q1,Q2 バイポーラトランジスタ MN1〜MN8 NチャネルMOSトランジスタ MP1〜MP5 PチャネルMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神山 雅充 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大道 等 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 造酒 恒二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 信三 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 蛯原 康 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 第1の電源線(VCC)に接続されるコ
レクタと、出力端子(2)に接続されるエミッタを有す
る第1のバイポーラトランジスタ(Q1)と、 該出力端子(2)に接続されるコレクタと、第2の電源
線(GND)に接続されるエミッタを有する第2のバイ
ポーラトランジスタ(Q2)と、 MOSトランジスタを含んでなり、入力信号電圧に基づ
いて該第1のバイポーラトランジスタ(Q1)と第2の
バイポーラトランジスタ(Q2)とをスイッチング制御
し、該出力端子(2)の電圧を該入力信号電圧に応じた
電圧に制御する制御手段(5)と を具備したBi−C
MOS回路において、 該第1のバイポーラトランジスタ(Q1)がオンからオ
フとなるときに、該第1のバイポーラトランジスタ(Q
1)のベースと第2の電源線(4)を、前記制御手段に
流れる電流に応じて一時的に導通させて、該第1のバイ
ポーラトランジスタ(Q1)をすみやかにオフさせるオ
フ手段(6)を具備したことを特徴とするBi−CMO
S回路。 - 【請求項2】 前記第1の電源線(VCC)にソース
を、入力端子(1)にゲートを、前記第1のバイポーラ
トランジスタ(Q1)のベースにドレインを接続された
PチャネルMOSトランジスタ(MP1)と、該入力端
子(1)にゲートを、前記出力端子(2)にドレイン
を、前記第2のバイポーラトランジスタ(Q2)のベー
スにソースを接続された第1のNチャネルMOSトラン
ジスタ(MN1)とで前記制御手段(5)を構成されると
ともに、 該入力端子(1)にゲートを、該第1のバイポーラトラ
ンジスタ(Q1)のベースにドレインを接続された第2
のNチャネルMOSトランジスタ(MN2)と、該第2
のNチャネルMOSトランジスタ(MN2)のソースに
ゲートとドレインとを接続され、第2の電源線(GN
D)にソースを接続された第3のNチャネルMOSトラ
ンジスタ(MN4)とで前記オフ手段(6)を構成され
てなることを特徴とする請求項1記載のBi−CMOS
回路。 - 【請求項3】 前記第2のNチャネルMOSトランジス
タ(MN2)及び第3のNチャネルMOSトランジスタ
(MN4)の寸法は、それぞれ前記PチャネルMOSト
ランジスタ(MP1)の寸法よりも小さく形成されてな
ることを特徴とする請求項2記載のBi−CMOS回
路。 - 【請求項4】 前記第3のNチャネルMOSトランジス
タ(MN4)の寸法は、前記第2のNチャネルMOSト
ランジスタ(MN2)の寸法よりも小さく形成されてな
ることを特徴とする請求項2記載のBi−CMOS回
路。 - 【請求項5】 第1の電源線(VCC)に接続されるコ
レクタと、出力端子(2)に接続されるエミッタを有す
る第1のバイポーラトランジスタ(Q1)と、 該出力端子(2)に接続されるコレクタと、第2の電源
線(GND)に接続されるエミッタを有する第2のバイ
ポーラトランジスタ(Q2)と、 MOSトランジスタを含んでなり、異なるタイミングで
与えられる複数の入力信号電圧に基づいて該第1のバイ
ポーラトランジスタ(Q1)と第2のバイポーラトラン
ジスタ(Q2)とをノア論理に基づいてスイッチング制
御し、該出力端子(2)の電圧を該複数の入力信号電圧
に応じた電圧に制御する制御手段(5)とを具備したB
i−CMOS回路において、 前記複数の入力信号電圧が順次ローレベルからハイレベ
ルにスイッチする際に、前記第1の電源線から第1のバ
イポーラトランジスタに流れるベース電流を制限して前
記出力端子に発生するグリッジを抑制する抑制手段(7
A、7B)を有することを特徴とするBi−CMOS回
路。 - 【請求項6】 前記抑制手段は、前記複数の入力電圧信
号の1つがローレベルからハイレベルに変化するときに
オンして、前記第1のバイポーラトランジスタのベース
を前記第2の電源線に接続する手段(7A)を有するこ
とを特徴とする請求項5記載のBi−CMOS回路。 - 【請求項7】 前記抑制手段は、前記第1の電源線と前
記制御手段のMOSトランジスタを介して前記第1のバ
イポーラトランジスタのベースとを接続する電流路内に
設けられたレベルシフト手段(7B)を有することを特
徴とする請求項5記載のBi−CMOS回路。 - 【請求項8】 第1の電源線(VCC)に接続されるコ
レクタと、出力端子(2)に接続されるエミッタを有す
る第1のバイポーラトランジスタ(Q3)と、 該出力端子(2)に接続されるコレクタと、第2の電源
線(GND)に接続されるエミッタを有する第2のバイ
ポーラトランジスタ(Q4)と、 MOSトランジスタを含んでなり、入力信号電圧に基づ
いて該第1のバイポーラトランジスタ(Q3)と第2の
バイポーラトランジスタ(Q4)とをスイッチング制御
し、該出力端子(2)の電圧を該入力信号電圧に応じた
電圧に制御する制御手段(5)とを具備したBi−CM
OS回路において、 前記複数の入力信号電圧が異なる論理レベル間でスイッ
チする際に、前記第1の電源線から第1のバイポーラト
ランジスタに流れるベース電流を前記第2の電源線にバ
イパスして前記出力端子に発生するグリッジを抑制する
バイパス手段(35、35A−35G)を有することを
特徴とするBi−CMOS回路。 - 【請求項9】 前記制御手段は前記第1のバイポーラト
ランジスタのベースとエミッタ間に直列に接続された少
なくとも2つのMOSトランジスタを有し、前記バイパ
ス手段は前記少なくとも2つのMOSトランジスタの接
続点と前記第2の電源線との間に接続されていることを
特徴とする請求項8記載のBi−CMOS回路。 - 【請求項10】 前記制御手段は前記第1のバイポーラ
トランジスタのベースとエミッタ間に直列に接続された
少なくとも2つのMOSトランジスタを有し、 前記バイパス手段は前記第1のバイポーラトランジスタ
のベースと前記第2の電源線との間に接続されているこ
とを特徴とする請求項8記載のBi−CMOS回路。 - 【請求項11】 複数のMOSトランジスタを含んでな
り、入力信号電圧に基づいてスイッチングする複数のM
OSトランジスタを有する論理ゲートを含む半導体集積
回路において、 前記論理ゲートの種類に応じて前記複数のMOSトラン
ジスタのスレッショルド電圧に応じた電源電圧を発生し
て、前記論理ゲートの出力端子に発生するグリッジを抑
制する手段(40)を有することを特徴とする半導体集
積回路。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP5148125A JPH06326596A (ja) | 1993-03-17 | 1993-06-18 | Bi−CMOS回路 |
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| US08/718,015 US5754061A (en) | 1993-03-17 | 1996-09-03 | Bi-CMOS circuits with enhanced power supply noise suppression and enhanced speed |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-57528 | 1993-03-17 | ||
| JP5752893 | 1993-03-17 | ||
| JP5148125A JPH06326596A (ja) | 1993-03-17 | 1993-06-18 | Bi−CMOS回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06326596A true JPH06326596A (ja) | 1994-11-25 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP (1) | JPH06326596A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JPH05268058A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-15 | Hitachi Ltd | ゲート回路及びそれを含む半導体装置 |
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-
1994
- 1994-02-10 FR FR9401498A patent/FR2704371B1/fr not_active Expired - Fee Related
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1996
- 1996-09-03 US US08/718,015 patent/US5754061A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2704371B1 (fr) | 1997-05-09 |
| FR2704371A1 (fr) | 1994-10-28 |
| US5754061A (en) | 1998-05-19 |
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