JPH06328635A - 化粧シート - Google Patents
化粧シートInfo
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- JPH06328635A JPH06328635A JP5139181A JP13918193A JPH06328635A JP H06328635 A JPH06328635 A JP H06328635A JP 5139181 A JP5139181 A JP 5139181A JP 13918193 A JP13918193 A JP 13918193A JP H06328635 A JPH06328635 A JP H06328635A
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- JP
- Japan
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- layer
- resin layer
- film
- decorative sheet
- thermoplastic resin
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- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】表面層としてエチレン−ビニルアルコール共重
合体フイルムを使用した化粧シートにおいて、使用する
エチレン−ビニルアルコール共重合体フイルムの厚さを
出来るだけ薄くし、且つ、積層する他のフイルムとの接
着性を改良する。 【構成】30〜100ミクロンの厚さのエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体樹脂層2、接着性樹脂層3、ポリ
オレフイン系樹脂層4、接着性樹脂層5、熱可塑性樹脂
層6を順に積層した構成の多層共押出フイルムを使用
し、該多層共押出フイルムの熱可塑性樹脂層6面に絵柄
インキ層8と着色ベタインキ層を設けた構成、ないしは
熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8を設けた着色熱
可塑性樹脂フイルムを積層してエンボス、ワイピングを
行つた構成からなる。
合体フイルムを使用した化粧シートにおいて、使用する
エチレン−ビニルアルコール共重合体フイルムの厚さを
出来るだけ薄くし、且つ、積層する他のフイルムとの接
着性を改良する。 【構成】30〜100ミクロンの厚さのエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体樹脂層2、接着性樹脂層3、ポリ
オレフイン系樹脂層4、接着性樹脂層5、熱可塑性樹脂
層6を順に積層した構成の多層共押出フイルムを使用
し、該多層共押出フイルムの熱可塑性樹脂層6面に絵柄
インキ層8と着色ベタインキ層を設けた構成、ないしは
熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8を設けた着色熱
可塑性樹脂フイルムを積層してエンボス、ワイピングを
行つた構成からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面物性が優れ且つ低価
格な化粧シートに関する。
格な化粧シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建造物の内装、家具の仕上げその
他の物品の表面装飾に用いられる化粧シートとしては、
80〜100ミクロンの厚さの着色ポリ塩化ビニルシー
トに絵柄を印刷しその絵柄面に80〜100ミクロンの
厚さの透明ポリ塩化ビニルシートを熱ラミネーシヨンに
より積層した構成のものが主として使用されているが、
ポリ塩化ビニルは耐溶剤性等の表面物性が劣るという欠
点があつた。
他の物品の表面装飾に用いられる化粧シートとしては、
80〜100ミクロンの厚さの着色ポリ塩化ビニルシー
トに絵柄を印刷しその絵柄面に80〜100ミクロンの
厚さの透明ポリ塩化ビニルシートを熱ラミネーシヨンに
より積層した構成のものが主として使用されているが、
ポリ塩化ビニルは耐溶剤性等の表面物性が劣るという欠
点があつた。
【0003】上記ポリ塩化ビニルシートから構成される
化粧シートの表面物性を改良した化粧シートとして、例
えば実公平2−47015に記載されているような、表
面をエチレンと酢酸ビニルのランダム共重合体をケン化
して得られる結晶性ポリマ(エバール)からなるフイル
ムで構成したものが知られているが、これは壁紙として
使用される化粧シートであつて、前記ポリ塩化ビニルシ
ートの2層構成からなる化粧シートの代用として使用可
能なものではない。
化粧シートの表面物性を改良した化粧シートとして、例
えば実公平2−47015に記載されているような、表
面をエチレンと酢酸ビニルのランダム共重合体をケン化
して得られる結晶性ポリマ(エバール)からなるフイル
ムで構成したものが知られているが、これは壁紙として
使用される化粧シートであつて、前記ポリ塩化ビニルシ
ートの2層構成からなる化粧シートの代用として使用可
能なものではない。
【0004】上記の化粧シートは15ミクロンの薄いエ
バールフイルムを単体で表面材として使用した構成の壁
紙であり、透明ポリ塩化ビニルシートと着色ポリ塩化ビ
ニルシートからなる化粧シートの透明ポリ塩化ビニルシ
ートをエバールフイルムに変更しようとした場合、80
〜100ミクロンの厚さのエバールフイルムを使用しな
いと加工適性が悪くなる上に、エバールフイルムは熱接
着性が劣るために他の基材シートと積層する場合には熱
接着は不可能であり、2液硬化型のウレタン系接着剤等
を使用してドライラミネーシヨンにより積層する必要が
ある。また、80〜100ミクロンの厚さのエバールフ
イルムは高価であり出来た化粧シートがコスト高になる
という欠点があつた。
バールフイルムを単体で表面材として使用した構成の壁
紙であり、透明ポリ塩化ビニルシートと着色ポリ塩化ビ
ニルシートからなる化粧シートの透明ポリ塩化ビニルシ
ートをエバールフイルムに変更しようとした場合、80
〜100ミクロンの厚さのエバールフイルムを使用しな
いと加工適性が悪くなる上に、エバールフイルムは熱接
着性が劣るために他の基材シートと積層する場合には熱
接着は不可能であり、2液硬化型のウレタン系接着剤等
を使用してドライラミネーシヨンにより積層する必要が
ある。また、80〜100ミクロンの厚さのエバールフ
イルムは高価であり出来た化粧シートがコスト高になる
という欠点があつた。
【0005】本発明の目的は、化粧シートの表面層とし
て使用するエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層
の厚さを出来るだけ薄くして、尚且つ印刷、ラミネーシ
ヨン等の作業性が悪くならないようにすると共に、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体樹脂層の熱接着性を改
善して熱接着を可能にすることにより、表面にエチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂層を備え、耐溶剤性、
耐薬品性、耐候性、強靱性等の表面物性の優れた低価格
の化粧シートを提供することである。
て使用するエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層
の厚さを出来るだけ薄くして、尚且つ印刷、ラミネーシ
ヨン等の作業性が悪くならないようにすると共に、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体樹脂層の熱接着性を改
善して熱接着を可能にすることにより、表面にエチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂層を備え、耐溶剤性、
耐薬品性、耐候性、強靱性等の表面物性の優れた低価格
の化粧シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体樹脂層、接着性樹脂層、ポリオレフイン系
樹脂層、接着性樹脂層、熱可塑性樹脂層を順に積層した
構成の多層共押出フイルムからなることを特徴とする化
粧シートである。
ール共重合体樹脂層、接着性樹脂層、ポリオレフイン系
樹脂層、接着性樹脂層、熱可塑性樹脂層を順に積層した
構成の多層共押出フイルムからなることを特徴とする化
粧シートである。
【0007】前記多層共押出フイルムの熱可塑性樹脂層
面と熱可塑性樹脂フイルムとを絵柄インキ層を挟んで熱
接着により積層したことを特徴とする上記化粧シートで
ある。
面と熱可塑性樹脂フイルムとを絵柄インキ層を挟んで熱
接着により積層したことを特徴とする上記化粧シートで
ある。
【0008】前記多層共押出フイルムのエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体樹脂層面に、エンボス凹部、ワイ
ピングインキ、艶調整層を設けたことを特徴とする上記
の化粧シートである。
ルアルコール共重合体樹脂層面に、エンボス凹部、ワイ
ピングインキ、艶調整層を設けたことを特徴とする上記
の化粧シートである。
【0009】
【作用】化粧シートを構成する材料として、エチレン−
ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH層)、接着
性樹脂層、ポリオレフイン系樹脂層、接着性樹脂層、熱
可塑性樹脂層を順に積層した構成の多層共押出フイルム
を使用することにより、エチレン−ビニルアルコール共
重合体樹脂層を薄くすることができると共に、エチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂層の印刷、ラミネーシ
ヨン加工適性が改善されるので、表面にエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体樹脂層を備えた表面物性の優れた
低価格の化粧シートが得られる。
ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH層)、接着
性樹脂層、ポリオレフイン系樹脂層、接着性樹脂層、熱
可塑性樹脂層を順に積層した構成の多層共押出フイルム
を使用することにより、エチレン−ビニルアルコール共
重合体樹脂層を薄くすることができると共に、エチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂層の印刷、ラミネーシ
ヨン加工適性が改善されるので、表面にエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体樹脂層を備えた表面物性の優れた
低価格の化粧シートが得られる。
【0010】
【実施例】以下、図面を引用して本発明を説明する。図
1は本発明の多層共押出フイルムの積層構成を示す図、
図2は本発明の化粧シートの実施例の積層構成を示す
図、図3は本発明の化粧シートの他の実施例の積層構成
を示す図、図4は本発明の化粧シートの更に他の実施例
の積層構成を示す図であり、1は多層共押出フイルム、
2はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVO
H)層、3、5は接着性樹脂層、4はポリオレフイン系
樹脂層、6は熱可塑性樹脂層、7は熱可塑性樹脂フイル
ム、8は絵柄インキ層、9はエンボス凹部、10はワイピ
ングインキ、11は艶調整層、12は着色樹脂層をそれぞれ
示す。
1は本発明の多層共押出フイルムの積層構成を示す図、
図2は本発明の化粧シートの実施例の積層構成を示す
図、図3は本発明の化粧シートの他の実施例の積層構成
を示す図、図4は本発明の化粧シートの更に他の実施例
の積層構成を示す図であり、1は多層共押出フイルム、
2はエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVO
H)層、3、5は接着性樹脂層、4はポリオレフイン系
樹脂層、6は熱可塑性樹脂層、7は熱可塑性樹脂フイル
ム、8は絵柄インキ層、9はエンボス凹部、10はワイピ
ングインキ、11は艶調整層、12は着色樹脂層をそれぞれ
示す。
【0011】本発明で使用する多層共押出フイルム1
は、図1に示すように、EVOH層2、接着性樹脂層
3、ポリオレフイン系樹脂層4、接着性樹脂層5、熱可
塑性樹脂層6を順に積層した構成からなる。EVOH層
2の厚さは5〜20ミクロン、熱可塑性樹脂層6の厚さ
は10〜30ミクロンが適当であり、各層の厚さの比は
2:1:4:1:2を目処に設定するのがよく、全厚さ
は加工適性を考慮すると50〜100ミクロンのものが
適している。多層共押出フイルムの全厚を変える場合
は、EVOH層2と接着性樹脂層3と接着性樹脂層5と
熱可塑性樹脂層6の厚さをあまり変えずに、共押出適性
を損なわない範囲内で、比較的価格の安いポリオレフイ
ン系樹脂層4の厚さにより調整するのが好ましい。
は、図1に示すように、EVOH層2、接着性樹脂層
3、ポリオレフイン系樹脂層4、接着性樹脂層5、熱可
塑性樹脂層6を順に積層した構成からなる。EVOH層
2の厚さは5〜20ミクロン、熱可塑性樹脂層6の厚さ
は10〜30ミクロンが適当であり、各層の厚さの比は
2:1:4:1:2を目処に設定するのがよく、全厚さ
は加工適性を考慮すると50〜100ミクロンのものが
適している。多層共押出フイルムの全厚を変える場合
は、EVOH層2と接着性樹脂層3と接着性樹脂層5と
熱可塑性樹脂層6の厚さをあまり変えずに、共押出適性
を損なわない範囲内で、比較的価格の安いポリオレフイ
ン系樹脂層4の厚さにより調整するのが好ましい。
【0012】多層共押出フイルム1を構成する各層の
内、EVOH層2はエチレン共重合比率の比較的高い組
成のものが押出加工適性が優れており好ましい。接着性
樹脂層3、5としてはカルボニル基を含有する変成ポリ
オレフインが一般的に使用される。ポリオレフイン系樹
脂層4としてはポリエチレン、線状ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等が適して
いる。熱可塑性樹脂層6としてはポリエステル系樹脂、
塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂
等が熱接着性及び基材とのラミネート適性が優れており
好ましい。
内、EVOH層2はエチレン共重合比率の比較的高い組
成のものが押出加工適性が優れており好ましい。接着性
樹脂層3、5としてはカルボニル基を含有する変成ポリ
オレフインが一般的に使用される。ポリオレフイン系樹
脂層4としてはポリエチレン、線状ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等が適して
いる。熱可塑性樹脂層6としてはポリエステル系樹脂、
塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂
等が熱接着性及び基材とのラミネート適性が優れており
好ましい。
【0013】熱可塑性樹脂フイルム7は、多層共押出フ
イルム1の熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8を挟
んで熱接着により、多層共押出フイルム1と積層されて
使用されるものであり、熱可塑性樹脂フイルム7として
はポリエステル系樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂等が適している。熱可塑性樹脂
フイルム7は多層共押出フイルム1を構成する熱可塑性
樹脂層6と熱接着性を有することが必要であり熱可塑性
樹脂層6と同組成の樹脂を使用するとよい。
イルム1の熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8を挟
んで熱接着により、多層共押出フイルム1と積層されて
使用されるものであり、熱可塑性樹脂フイルム7として
はポリエステル系樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂等が適している。熱可塑性樹脂
フイルム7は多層共押出フイルム1を構成する熱可塑性
樹脂層6と熱接着性を有することが必要であり熱可塑性
樹脂層6と同組成の樹脂を使用するとよい。
【0014】熱可塑性樹脂フイルム7としては隠蔽性の
よい顔料で着色した着色フイルムとした方が絵柄インキ
層8に隠蔽性を付与することができるので好ましい。木
目柄のようにベタ色がセピア系の色で統一されている場
合には、1種類の着色熱可塑性樹脂フイルムを準備すれ
ばよいが、多種類のベタ色を使用する必要のある絵柄の
場合は、着色した熱可塑性樹脂フイルムを多種類準備す
るのを避けるために、絵柄インキ層8面に着色樹脂層12
を印刷インキのベタ印刷ないしコーテイングにより形成
して着色した熱可塑性樹脂フイルム7に代えてもよい。
よい顔料で着色した着色フイルムとした方が絵柄インキ
層8に隠蔽性を付与することができるので好ましい。木
目柄のようにベタ色がセピア系の色で統一されている場
合には、1種類の着色熱可塑性樹脂フイルムを準備すれ
ばよいが、多種類のベタ色を使用する必要のある絵柄の
場合は、着色した熱可塑性樹脂フイルムを多種類準備す
るのを避けるために、絵柄インキ層8面に着色樹脂層12
を印刷インキのベタ印刷ないしコーテイングにより形成
して着色した熱可塑性樹脂フイルム7に代えてもよい。
【0015】図2に示す構成の化粧シートは、多層共押
出フイルム1の熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8
を印刷により設けた着色した熱可塑性樹脂フイルム7の
絵柄インキ層8面を重ね合わせて、熱ラミネーシヨンに
より積層するか、ないしは熱可塑性樹脂層6面に絵柄イ
ンキ層8を設けた多層共押出フイルム1の絵柄インキ層
8面に、着色した熱可塑性樹脂フイルム7を重ね合わせ
て、熱ラミネーシヨンにより積層した後、上記積層体の
EVOH層2面に艶調整層11を印刷により設けた構成で
ある。上記の熱ラミネーシヨンは従来塩化ビニル樹脂を
使用した化粧シートの製造において実施されるのと同様
に熱ロールによる圧着により連続的に行われる。
出フイルム1の熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8
を印刷により設けた着色した熱可塑性樹脂フイルム7の
絵柄インキ層8面を重ね合わせて、熱ラミネーシヨンに
より積層するか、ないしは熱可塑性樹脂層6面に絵柄イ
ンキ層8を設けた多層共押出フイルム1の絵柄インキ層
8面に、着色した熱可塑性樹脂フイルム7を重ね合わせ
て、熱ラミネーシヨンにより積層した後、上記積層体の
EVOH層2面に艶調整層11を印刷により設けた構成で
ある。上記の熱ラミネーシヨンは従来塩化ビニル樹脂を
使用した化粧シートの製造において実施されるのと同様
に熱ロールによる圧着により連続的に行われる。
【0016】図3に示す構成の化粧シートは、多層共押
出フイルム1の熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8
を印刷により設けた着色した熱可塑性樹脂フイルム7の
絵柄インキ層8面を重ね合わせて、熱ラミネーシヨンに
より積層する際に、ないしは熱可塑性樹脂層6面に絵柄
インキ層8を設けた多層共押出フイルム1の絵柄インキ
層8面に、着色した熱可塑性樹脂フイルム7を重ね合わ
せて、熱ラミネーシヨンにより積層する際に、熱ロール
としてエンボスロールを使用することにより、熱ラミネ
ーシヨンと同時に多層共押出フイルム1のEVOH層2
面にエンボス凹部9を形成し、該エンボス凹部9にワン
ピングインキ10を充填し、その面に艶調整層11を設けた
構成である。エンボス凹部9の形成、ワイピングインキ
10の充填は従来公知のエンボス法、ワイピング法にて実
施できる。
出フイルム1の熱可塑性樹脂層6面に、絵柄インキ層8
を印刷により設けた着色した熱可塑性樹脂フイルム7の
絵柄インキ層8面を重ね合わせて、熱ラミネーシヨンに
より積層する際に、ないしは熱可塑性樹脂層6面に絵柄
インキ層8を設けた多層共押出フイルム1の絵柄インキ
層8面に、着色した熱可塑性樹脂フイルム7を重ね合わ
せて、熱ラミネーシヨンにより積層する際に、熱ロール
としてエンボスロールを使用することにより、熱ラミネ
ーシヨンと同時に多層共押出フイルム1のEVOH層2
面にエンボス凹部9を形成し、該エンボス凹部9にワン
ピングインキ10を充填し、その面に艶調整層11を設けた
構成である。エンボス凹部9の形成、ワイピングインキ
10の充填は従来公知のエンボス法、ワイピング法にて実
施できる。
【0017】図4に示す構成の化粧シートは、多層共押
出フイルム1のEVOH層2面にエンボス凹部9を形成
しエンボス凹部9にワンピングインキ10を充填しその上
面に艶調整層11を印刷により設けた多層共押出フイルム
1の熱可塑性樹脂層6面に、印刷により絵柄インキ層8
及び着色インキベタ層からなる着色樹脂層を12を設ける
か、乃至は印刷により絵柄インキ層8を設けた後にコー
テイングにより着色樹脂層12を設けた構成である。この
構成の化粧シートの場合には、図2〜3に示す化粧シー
トと異なり熱可塑性樹脂フイルム7に代えて、印刷され
た着色インキベタ層からなる着色樹脂層12、ないしはコ
ーテイングによる着色樹脂層12を設けたものである。
出フイルム1のEVOH層2面にエンボス凹部9を形成
しエンボス凹部9にワンピングインキ10を充填しその上
面に艶調整層11を印刷により設けた多層共押出フイルム
1の熱可塑性樹脂層6面に、印刷により絵柄インキ層8
及び着色インキベタ層からなる着色樹脂層を12を設ける
か、乃至は印刷により絵柄インキ層8を設けた後にコー
テイングにより着色樹脂層12を設けた構成である。この
構成の化粧シートの場合には、図2〜3に示す化粧シー
トと異なり熱可塑性樹脂フイルム7に代えて、印刷され
た着色インキベタ層からなる着色樹脂層12、ないしはコ
ーテイングによる着色樹脂層12を設けたものである。
【0018】絵柄インキ層8を形成するインキとしては
ブラスチツクフイルム印刷用の塩ビ−アクリル系、ウレ
タン系等の樹脂からなるインキが使用でき、艶調整層11
を形成する樹脂としては価格、作業性を考慮すると常温
硬化性の2液硬化型ウレタン樹脂からなるインキが最も
適している。艶調整層11の艶の調整は、2液硬化型ウレ
タン樹脂からなるインキに炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、タルク、硫酸バリウム、カオリン、シリカ、酸
化チタン等の無機質充填剤の適量添加して表面の艶の状
態を任意に調整することができる。
ブラスチツクフイルム印刷用の塩ビ−アクリル系、ウレ
タン系等の樹脂からなるインキが使用でき、艶調整層11
を形成する樹脂としては価格、作業性を考慮すると常温
硬化性の2液硬化型ウレタン樹脂からなるインキが最も
適している。艶調整層11の艶の調整は、2液硬化型ウレ
タン樹脂からなるインキに炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、タルク、硫酸バリウム、カオリン、シリカ、酸
化チタン等の無機質充填剤の適量添加して表面の艶の状
態を任意に調整することができる。
【0019】本発明の化粧シートは木質基材等の基材に
接着剤により積層されて表面物性の優れた化粧材として
使用される。また、通常用いられる曲面ラミネーターに
て、本化粧シートのEVOH層2と反対側の面に2液硬
化タイプの接着剤をナイフコーターにて塗布して、天然
木質基材に曲面ラミネートすることにより表面の耐溶剤
性の優れた比較的安価な木質化粧材が得られる。
接着剤により積層されて表面物性の優れた化粧材として
使用される。また、通常用いられる曲面ラミネーターに
て、本化粧シートのEVOH層2と反対側の面に2液硬
化タイプの接着剤をナイフコーターにて塗布して、天然
木質基材に曲面ラミネートすることにより表面の耐溶剤
性の優れた比較的安価な木質化粧材が得られる。
【0020】実施例1 エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(クラレ、エ
バールE105)15ミクロン、変成ポリエチレン樹脂
(三井石油化学工業、アドマーLF500)5ミクロ
ン、低密度ポリエチレン40ミクロン、変成ポリエチレ
ン樹脂(三井石油化学工業、アドマーLF500)5ミ
クロン、変成ポリエステル樹脂(コダツク、PETG)
15ミクロンの構成からなる厚さ80ミクロンの多層共
押出フイルムを得た。一方、厚さ80ミクロンの着色ポ
リ塩化ビニルシート(理研ビニル工業、W500)に塩
酢ビ−アクリル系インキ(昭和インク、化X)を用いて
絵柄インキ層を印刷した。上記多層共押出フイルムの変
成ポリエステル面と、着色ポリ塩化ビニルシートの印刷
面を重ねて、加熱温度170℃、速度20m/min 、圧力
25kg/cm2の条件で熱ラミネーシヨンを行うと同時にエ
チレン−ビニルアルコール共重合体樹脂面にエンボス凹
部を形成し、エンボス凹部にワイピングインキを充填し
た後、2液硬化型ウレタンインキからなる艶調整層を5
ミクロンの厚さにグラビア印刷方式にて設けて、耐溶剤
性等の表面物性の優れた安価な化粧シートを得た。
バールE105)15ミクロン、変成ポリエチレン樹脂
(三井石油化学工業、アドマーLF500)5ミクロ
ン、低密度ポリエチレン40ミクロン、変成ポリエチレ
ン樹脂(三井石油化学工業、アドマーLF500)5ミ
クロン、変成ポリエステル樹脂(コダツク、PETG)
15ミクロンの構成からなる厚さ80ミクロンの多層共
押出フイルムを得た。一方、厚さ80ミクロンの着色ポ
リ塩化ビニルシート(理研ビニル工業、W500)に塩
酢ビ−アクリル系インキ(昭和インク、化X)を用いて
絵柄インキ層を印刷した。上記多層共押出フイルムの変
成ポリエステル面と、着色ポリ塩化ビニルシートの印刷
面を重ねて、加熱温度170℃、速度20m/min 、圧力
25kg/cm2の条件で熱ラミネーシヨンを行うと同時にエ
チレン−ビニルアルコール共重合体樹脂面にエンボス凹
部を形成し、エンボス凹部にワイピングインキを充填し
た後、2液硬化型ウレタンインキからなる艶調整層を5
ミクロンの厚さにグラビア印刷方式にて設けて、耐溶剤
性等の表面物性の優れた安価な化粧シートを得た。
【0021】実施例2 エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(クラレ、エ
バールE105)15ミクロン、変成ポリプロピレン樹
脂(三井石油化学工業、アドマーQF305)5ミクロ
ン、低密度ポリエチレン40ミクロン、変成ポリプロピ
レン樹脂(三井石油化学工業、アドマーQF305)5
ミクロン、変成ポリエステル樹脂(コダツク、PET
G)15ミクロンの構成からなる厚さ80ミクロンの多
層共押出フイルムを得た。一方、厚さ80ミクロンの着
色アクリル樹脂シート(三菱レーヨン、HBM)に塩酢
ビ−アクリル系インキ(昭和インク、化X)を用いて絵
柄インキ層を印刷した。上記多層共押出フイルムの変成
ポリエステル面と、着色アクリル樹脂シートの印刷面を
重ねて、実施例1と同様に加工して、耐溶剤性等の表面
物性が優れ、塩ビを含まないので焼却時に有害ガスの発
生しない、安価な化粧シートを得た。
バールE105)15ミクロン、変成ポリプロピレン樹
脂(三井石油化学工業、アドマーQF305)5ミクロ
ン、低密度ポリエチレン40ミクロン、変成ポリプロピ
レン樹脂(三井石油化学工業、アドマーQF305)5
ミクロン、変成ポリエステル樹脂(コダツク、PET
G)15ミクロンの構成からなる厚さ80ミクロンの多
層共押出フイルムを得た。一方、厚さ80ミクロンの着
色アクリル樹脂シート(三菱レーヨン、HBM)に塩酢
ビ−アクリル系インキ(昭和インク、化X)を用いて絵
柄インキ層を印刷した。上記多層共押出フイルムの変成
ポリエステル面と、着色アクリル樹脂シートの印刷面を
重ねて、実施例1と同様に加工して、耐溶剤性等の表面
物性が優れ、塩ビを含まないので焼却時に有害ガスの発
生しない、安価な化粧シートを得た。
【0022】実施例3 実施例1で得られた多層共押出フイルムの変成ポリエス
テル樹脂面に、常温2液硬化型ウレタン系インキにて絵
柄層、厚さ20ミクロンの着色ベタインキ層を印刷にて
設けた後、多層共押出フイルムのEVOH層面にエンボ
ス凹部、ワイピングインキを設けて多層共押出フイルム
単層からなる、表面物性が優れ、焼却時に有害ガスが発
生しない、安価な化粧シートを得た。
テル樹脂面に、常温2液硬化型ウレタン系インキにて絵
柄層、厚さ20ミクロンの着色ベタインキ層を印刷にて
設けた後、多層共押出フイルムのEVOH層面にエンボ
ス凹部、ワイピングインキを設けて多層共押出フイルム
単層からなる、表面物性が優れ、焼却時に有害ガスが発
生しない、安価な化粧シートを得た。
【0023】
【発明の効果】エチレン−ビニルアルコール共重合体樹
脂(EVOH)層、接着性樹脂層、ポリオレフイン系樹
脂層、接着性樹脂層、熱可塑性樹脂層を順に積層した構
成の多層共押出フイルムの熱可塑性樹脂層面に絵柄イン
キ層と着色ベタインキ層を設けけた構成、乃至は上記多
層共押出フイルムの熱可塑性樹脂層面に、絵柄インキ層
を設けた着色熱可塑性樹脂フイルムを熱接着により積層
してエンボス、ワイピングを行つた構成として表面をE
VOH層で形成することにより、化粧シートの表面層を
形成するEVOH層の厚さを出来るだけ薄くすることを
可能にすると共にEVOH層の熱ラミネーション適性を
改善して、耐溶剤性、耐薬品性、耐候性、強靱性等の表
面物性の優れた低価格の化粧シートを提供することであ
る。
脂(EVOH)層、接着性樹脂層、ポリオレフイン系樹
脂層、接着性樹脂層、熱可塑性樹脂層を順に積層した構
成の多層共押出フイルムの熱可塑性樹脂層面に絵柄イン
キ層と着色ベタインキ層を設けけた構成、乃至は上記多
層共押出フイルムの熱可塑性樹脂層面に、絵柄インキ層
を設けた着色熱可塑性樹脂フイルムを熱接着により積層
してエンボス、ワイピングを行つた構成として表面をE
VOH層で形成することにより、化粧シートの表面層を
形成するEVOH層の厚さを出来るだけ薄くすることを
可能にすると共にEVOH層の熱ラミネーション適性を
改善して、耐溶剤性、耐薬品性、耐候性、強靱性等の表
面物性の優れた低価格の化粧シートを提供することであ
る。
【図1】本発明の多層共押出フイルムの積層構成を示す
図。
図。
【図2】本発明の化粧シートの実施例の積層構成を示す
図。
図。
【図3】本発明の化粧シートの他の実施例の積層構成を
示す図。
示す図。
【図4】本発明の化粧シートの更に他の実施例の積層構
成を示す図。
成を示す図。
1 多層共押出フイルム 2 エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層 3、5 接着性樹脂層 4 ポリオレフイン系樹脂層 6 熱可塑性樹脂層 7 熱可塑性樹脂フイルム 8 絵柄インキ層 9 エンボス凹部 10 ワイピングインキ 11 艶調整層 12 着色樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F
Claims (3)
- 【請求項1】 エチレン−ビニルアルコール共重合体樹
脂層、接着性樹脂層、ポリオレフイン系樹脂層、接着性
樹脂層、熱可塑性樹脂層を順に積層した構成の多層共押
出フイルムからなることを特徴とする化粧シート。 - 【請求項2】 前記多層共押出フイルムの熱可塑性樹脂
層面と熱可塑性樹脂フイルムとを絵柄インキ層を挟んで
熱接着により積層したことを特徴とする請求項1記載の
化粧シート。 - 【請求項3】 前記多層共押出フイルムのエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体樹脂層面に、エンボス凹部、ワ
イピングインキ、艶調整層を設けたことを特徴とする請
求項1、2記載の化粧シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139181A JPH06328635A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139181A JPH06328635A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 化粧シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328635A true JPH06328635A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15239453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5139181A Pending JPH06328635A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 化粧シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06328635A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018047361A1 (ja) | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 凸版印刷株式会社 | エンボス化粧シート及びその製造方法 |
| IT201900006548A1 (it) * | 2019-05-06 | 2020-11-06 | Vulcaflex Spa | Rivestimento polimerico durevole nel tempo |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP5139181A patent/JPH06328635A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018047361A1 (ja) | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 凸版印刷株式会社 | エンボス化粧シート及びその製造方法 |
| US10987912B2 (en) | 2016-09-12 | 2021-04-27 | Toppan Printing Co., Ltd. | Embossed decorative sheet and method for producing the same |
| IT201900006548A1 (it) * | 2019-05-06 | 2020-11-06 | Vulcaflex Spa | Rivestimento polimerico durevole nel tempo |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020108 |