JPH06329035A - ラックハウジングのマウント構造 - Google Patents
ラックハウジングのマウント構造Info
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- JPH06329035A JPH06329035A JP14285793A JP14285793A JPH06329035A JP H06329035 A JPH06329035 A JP H06329035A JP 14285793 A JP14285793 A JP 14285793A JP 14285793 A JP14285793 A JP 14285793A JP H06329035 A JPH06329035 A JP H06329035A
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ラックハウジング5の外周に形成される一対
の相対向する環状壁面23、24の間において、そのラ
ックハウジング5の外周に嵌合されるマウンティングラ
バー25を介し、そのラックハウジング5は支持部材2
0により支持されると共にブラケット30が支持部材2
0に固定される。そのブラケット30と環状壁面23、
24との間でのマウンティングラバー25のラック軸線
方向の弾性圧縮量は、その支持部材20と環状壁面2
3、24との間でのマウンティングラバー25のラック
軸線方向の弾性圧縮量よりも小さい。 【効果】 ラックハウジングをラック軸線方向に変位さ
せようとする荷重がブラケットと支持部材とに作用した
場合、ブラケットの荷重負担を支持部材の荷重負担より
も小さくすることができ、ラックハウジングのマウント
構造の強度バランスを保ち、ブラケットの肉厚を小さく
して車両重量と材料コストを低減することができる。
の相対向する環状壁面23、24の間において、そのラ
ックハウジング5の外周に嵌合されるマウンティングラ
バー25を介し、そのラックハウジング5は支持部材2
0により支持されると共にブラケット30が支持部材2
0に固定される。そのブラケット30と環状壁面23、
24との間でのマウンティングラバー25のラック軸線
方向の弾性圧縮量は、その支持部材20と環状壁面2
3、24との間でのマウンティングラバー25のラック
軸線方向の弾性圧縮量よりも小さい。 【効果】 ラックハウジングをラック軸線方向に変位さ
せようとする荷重がブラケットと支持部材とに作用した
場合、ブラケットの荷重負担を支持部材の荷重負担より
も小さくすることができ、ラックハウジングのマウント
構造の強度バランスを保ち、ブラケットの肉厚を小さく
して車両重量と材料コストを低減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラックハウジングのマウ
ント構造に関し、例えばラックピニオン式ステアリング
装置において、そのラックを覆うハウジングを車体にマ
ウントする際に利用できる。
ント構造に関し、例えばラックピニオン式ステアリング
装置において、そのラックを覆うハウジングを車体にマ
ウントする際に利用できる。
【0002】
【従来の技術】図9及び図10に示すラックピニオン式
のパワーステアリング装置101は、操舵により回転す
るピニオンに噛み合うラック102と、このラック10
2を覆うラックハウジング103とを備え、そのピニオ
ンの回転によりラック102が車両幅方向に移動するこ
とで、そのラック102に連結される車輪の操舵がなさ
れる。
のパワーステアリング装置101は、操舵により回転す
るピニオンに噛み合うラック102と、このラック10
2を覆うラックハウジング103とを備え、そのピニオ
ンの回転によりラック102が車両幅方向に移動するこ
とで、そのラック102に連結される車輪の操舵がなさ
れる。
【0003】上記ラックハウジング103を車体のクロ
スメンバー104に取り付けるため、そのラックハウジ
ング103の外周に一対の相対向する環状壁面106、
107が形成され、その環状壁面106、107の間に
おいてラックハウジング103の外周にマウンティング
ラバー108が嵌合され、そのマウンティングラバー1
08を介しラックハウジング103はクロスメンバー1
04の支持部104aにより支持され、そのマウンティ
ングラバー108を介しブラケット110がボルト11
1によりクロスメンバー104に固定されている。
スメンバー104に取り付けるため、そのラックハウジ
ング103の外周に一対の相対向する環状壁面106、
107が形成され、その環状壁面106、107の間に
おいてラックハウジング103の外周にマウンティング
ラバー108が嵌合され、そのマウンティングラバー1
08を介しラックハウジング103はクロスメンバー1
04の支持部104aにより支持され、そのマウンティ
ングラバー108を介しブラケット110がボルト11
1によりクロスメンバー104に固定されている。
【0004】そのクロスメンバー104の支持部104
aと一対の環状壁面106、107との間、および、そ
のブラケット110と一対の環状壁面106、107と
の間でマウンティングラバー108は弾性的に圧縮さ
れ、これにより、車体とステアリング装置との間での振
動伝達がマウンティングラバー108により防止され
る。
aと一対の環状壁面106、107との間、および、そ
のブラケット110と一対の環状壁面106、107と
の間でマウンティングラバー108は弾性的に圧縮さ
れ、これにより、車体とステアリング装置との間での振
動伝達がマウンティングラバー108により防止され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のラックハウ
ジング103のマウント構造にあっては、操舵用車輪か
らラック102を介してラックハウジング103をラッ
ク軸線方向に変位させようとする荷重が作用した場合、
その荷重は前記環状壁面106、107からマウンティ
ングラバー108を介しクロスメンバー104とブラケ
ット110とに作用する。しかし、一般的にブラケット
110はクロスメンバー104に比べ剛性が小さい。ま
た、一般的にラック102の中心Cは、ブラケット11
0のクロスメンバー104への取付け面Sよりもブラケ
ット110側に偏倚するため、ブラケット110の方が
クロスメンバー104よりも荷重負担が大きい。そのた
め、ブラケット110の肉厚は強度向上のため大きくさ
れ、車両重量と材料コストを増大させる一因となってい
た。
ジング103のマウント構造にあっては、操舵用車輪か
らラック102を介してラックハウジング103をラッ
ク軸線方向に変位させようとする荷重が作用した場合、
その荷重は前記環状壁面106、107からマウンティ
ングラバー108を介しクロスメンバー104とブラケ
ット110とに作用する。しかし、一般的にブラケット
110はクロスメンバー104に比べ剛性が小さい。ま
た、一般的にラック102の中心Cは、ブラケット11
0のクロスメンバー104への取付け面Sよりもブラケ
ット110側に偏倚するため、ブラケット110の方が
クロスメンバー104よりも荷重負担が大きい。そのた
め、ブラケット110の肉厚は強度向上のため大きくさ
れ、車両重量と材料コストを増大させる一因となってい
た。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
このできるステアリング装置の支持構造を提供すること
を目的とする。
このできるステアリング装置の支持構造を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラックと、こ
のラックを覆うラックハウジングと、そのラックハウジ
ングの外周に形成される一対の相対向する環状壁面と、
その環状壁面の間においてラックハウジングの外周に嵌
合されるマウンティングラバーと、そのマウンティング
ラバーを介しラックハウジングを支持する支持部材と、
そのマウンティングラバーを介し支持部材に固定される
ブラケットとを備え、その支持部材と一対の環状壁面と
の間、および、そのブラケットと一対の環状壁面との間
で前記マウンティングラバーが弾性的に圧縮されるラッ
クハウジングのマウント構造において、前記ブラケット
と環状壁面との間でのマウンティングラバーのラック軸
線方向の弾性圧縮量を、前記支持部材と環状壁面との間
でのマウンティングラバーのラック軸線方向の弾性圧縮
量よりも小さくすることを特徴とする。
のラックを覆うラックハウジングと、そのラックハウジ
ングの外周に形成される一対の相対向する環状壁面と、
その環状壁面の間においてラックハウジングの外周に嵌
合されるマウンティングラバーと、そのマウンティング
ラバーを介しラックハウジングを支持する支持部材と、
そのマウンティングラバーを介し支持部材に固定される
ブラケットとを備え、その支持部材と一対の環状壁面と
の間、および、そのブラケットと一対の環状壁面との間
で前記マウンティングラバーが弾性的に圧縮されるラッ
クハウジングのマウント構造において、前記ブラケット
と環状壁面との間でのマウンティングラバーのラック軸
線方向の弾性圧縮量を、前記支持部材と環状壁面との間
でのマウンティングラバーのラック軸線方向の弾性圧縮
量よりも小さくすることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の構成によれば、ラックハウジングをラ
ック軸線方向に変位させようとする荷重が作用した場
合、その荷重は環状壁面からマウンティングラバーを介
し支持部材とブラケットとに作用する。そのマウンティ
ングラバーのラック軸線方向の弾性圧縮量は、ブラケッ
トと環状壁面との間における方が支持部材と環状壁面と
の間におけるよりも小さいので、ブラケットの荷重負担
を支持部材の荷重負担よりも小さくすることができる。
ック軸線方向に変位させようとする荷重が作用した場
合、その荷重は環状壁面からマウンティングラバーを介
し支持部材とブラケットとに作用する。そのマウンティ
ングラバーのラック軸線方向の弾性圧縮量は、ブラケッ
トと環状壁面との間における方が支持部材と環状壁面と
の間におけるよりも小さいので、ブラケットの荷重負担
を支持部材の荷重負担よりも小さくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0010】図8に示すラックピニオン式のパワーステ
アリング装置1は、操舵用ハンドルに連結される入力軸
2と、この入力軸2に連結されるピニオン3と、このピ
ニオン3に噛み合うラック4と、そのピニオン3とラッ
ク4を覆うラックハウジング5と、このラックハウジン
グ5に連結されると共にラック4を覆うシリンダチュー
ブ6とを備え、そのラック4にボールジョイント、タイ
ロッド、ナックルアーム等を介し操舵用車輪が連結さ
れ、操舵によるピニオン3の回転によってラック4が車
両幅方向(図8において左右方向)に移動することで、
そのラック4に連結される車輪の操舵がなされる。ま
た、そのシリンダチューブ6の内部に、ラック4の外周
に設けられたピストン10により仕切られる一対の油室
11、12が形成され、そこに入力軸2の外周のコント
ロールバルブ13を介し操舵抵抗と操舵方向に応じた圧
油が供給されることで、ピストン10を介し操舵補助力
が付与される。
アリング装置1は、操舵用ハンドルに連結される入力軸
2と、この入力軸2に連結されるピニオン3と、このピ
ニオン3に噛み合うラック4と、そのピニオン3とラッ
ク4を覆うラックハウジング5と、このラックハウジン
グ5に連結されると共にラック4を覆うシリンダチュー
ブ6とを備え、そのラック4にボールジョイント、タイ
ロッド、ナックルアーム等を介し操舵用車輪が連結さ
れ、操舵によるピニオン3の回転によってラック4が車
両幅方向(図8において左右方向)に移動することで、
そのラック4に連結される車輪の操舵がなされる。ま
た、そのシリンダチューブ6の内部に、ラック4の外周
に設けられたピストン10により仕切られる一対の油室
11、12が形成され、そこに入力軸2の外周のコント
ロールバルブ13を介し操舵抵抗と操舵方向に応じた圧
油が供給されることで、ピストン10を介し操舵補助力
が付与される。
【0011】図1にも示すように、そのラックハウジン
グ5の外周に一対のフランジ21、22が一体的に形成
されることで一対の相対向する環状壁面23、24が設
けられている。図4にも示すように、その環状壁面2
3、24の間において、ラックハウジング5の外周にマ
ウンティングラバー25が嵌合されている。
グ5の外周に一対のフランジ21、22が一体的に形成
されることで一対の相対向する環状壁面23、24が設
けられている。図4にも示すように、その環状壁面2
3、24の間において、ラックハウジング5の外周にマ
ウンティングラバー25が嵌合されている。
【0012】そのマウンティングラバー25は、ラック
ハウジング5の外周に沿う筒状部分25aと、この筒状
部分25aの両端にあって環状壁面23、24に沿う環
状部分25b、25cと、内方に突出してラックハウジ
ング5に形成された凹部5aに挿入される内向き突出部
25dと、外方に突出する外向き突出部25eと、この
外向き突出部25eの内周に形成されると共にラックハ
ウジング5に形成された突出部5bが挿入される凹部2
5fと、軸方向に沿う割り溝25gとを有する。
ハウジング5の外周に沿う筒状部分25aと、この筒状
部分25aの両端にあって環状壁面23、24に沿う環
状部分25b、25cと、内方に突出してラックハウジ
ング5に形成された凹部5aに挿入される内向き突出部
25dと、外方に突出する外向き突出部25eと、この
外向き突出部25eの内周に形成されると共にラックハ
ウジング5に形成された突出部5bが挿入される凹部2
5fと、軸方向に沿う割り溝25gとを有する。
【0013】そのマウンティングラバー25を介しラッ
クハウジング5は車体のクロスメンバー(支持部材)2
0により支持されている。そのクロスメンバー20は、
マウンティングラバー25の筒状部分25aの外周面と
一対の環状部分25b、25cの内面に沿う支持部20
aを有する。
クハウジング5は車体のクロスメンバー(支持部材)2
0により支持されている。そのクロスメンバー20は、
マウンティングラバー25の筒状部分25aの外周面と
一対の環状部分25b、25cの内面に沿う支持部20
aを有する。
【0014】そのラックハウジング5は、図5にも示す
ように、クロスメンバー20よりも剛性の小さなブラケ
ット30を介しクロスメンバー20に固定されている。
そのブラケット30は鋼板製で、マウンティングラバー
25の筒状部分25aの外周面に沿うU字形状部30a
と、マウンティングラバー25の一対の環状部分25
b、25cの内面に沿う一対の側壁部30b、30c
と、一対の脚部30d、30eと、そのU字形状部30
aに形成される通孔30hとを有する。そのU字形状部
30aに形成される通孔30hに、マウンティングラバ
ー25の外向き突出部25eが挿通され、各脚部30
d、30eに形成されたボルト通孔30f、30gに挿
通されるボルト(図示省略)がクロスメンバー20に締
結されることによって、ラックハウジング5はクロスメ
ンバー20に固定される。
ように、クロスメンバー20よりも剛性の小さなブラケ
ット30を介しクロスメンバー20に固定されている。
そのブラケット30は鋼板製で、マウンティングラバー
25の筒状部分25aの外周面に沿うU字形状部30a
と、マウンティングラバー25の一対の環状部分25
b、25cの内面に沿う一対の側壁部30b、30c
と、一対の脚部30d、30eと、そのU字形状部30
aに形成される通孔30hとを有する。そのU字形状部
30aに形成される通孔30hに、マウンティングラバ
ー25の外向き突出部25eが挿通され、各脚部30
d、30eに形成されたボルト通孔30f、30gに挿
通されるボルト(図示省略)がクロスメンバー20に締
結されることによって、ラックハウジング5はクロスメ
ンバー20に固定される。
【0015】そのクロスメンバー20の支持部20aと
ブラケット30とが、そのマウンティングラバー25の
一対の環状部分25b、25cの間に圧入される。これ
により、その支持部20aとラックハウジング5の一対
の環状壁面23、24との間、および、そのブラケット
30と一対の環状壁面23、24との間で、マウンティ
ングラバー25は弾性的に圧縮され、車体とステアリン
グ装置との間での振動伝達がマウンティングラバー25
により防止される。なお、ラック4の中心はブラケット
30のクロスメンバー20への取り付け面よりもブラケ
ット30側に偏倚する。
ブラケット30とが、そのマウンティングラバー25の
一対の環状部分25b、25cの間に圧入される。これ
により、その支持部20aとラックハウジング5の一対
の環状壁面23、24との間、および、そのブラケット
30と一対の環状壁面23、24との間で、マウンティ
ングラバー25は弾性的に圧縮され、車体とステアリン
グ装置との間での振動伝達がマウンティングラバー25
により防止される。なお、ラック4の中心はブラケット
30のクロスメンバー20への取り付け面よりもブラケ
ット30側に偏倚する。
【0016】図1に示すように、そのブラケット30と
でマウンティングラバー25を挟む位置での環状壁面2
3、24のラック軸線方向間隔t1と、クロスメンバー
20の支持部20aとでマウンティングラバー25を挟
む位置での環状壁面23、24のラック軸線方向間隔T
1とは等しくされ、また、ブラケット30のラック軸線
方向幅w1とクロスメンバー20の支持部20aのラッ
ク軸線方向幅W1とは等しくされている。そして、その
ブラケット30と環状壁面23、24との間に挟まれる
部分でのマウンティングラバー25の自然状態(図中仮
想線で示す)での肉厚d1は、クロスメンバー20の支
持部20aと環状壁面23、24との間に挟まれる部分
でのマウンティングラバー25の自然状態(図中仮想線
で示す)での肉厚D1よりも薄くされている。これによ
り、そのブラケット30と環状壁面23、24との間で
のマウンティングラバー25のラック軸線方向の弾性圧
縮量は、そのクロスメンバー20の支持部20aと環状
壁面23、24との間でのマウンティングラバー25の
ラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小さくされている。
でマウンティングラバー25を挟む位置での環状壁面2
3、24のラック軸線方向間隔t1と、クロスメンバー
20の支持部20aとでマウンティングラバー25を挟
む位置での環状壁面23、24のラック軸線方向間隔T
1とは等しくされ、また、ブラケット30のラック軸線
方向幅w1とクロスメンバー20の支持部20aのラッ
ク軸線方向幅W1とは等しくされている。そして、その
ブラケット30と環状壁面23、24との間に挟まれる
部分でのマウンティングラバー25の自然状態(図中仮
想線で示す)での肉厚d1は、クロスメンバー20の支
持部20aと環状壁面23、24との間に挟まれる部分
でのマウンティングラバー25の自然状態(図中仮想線
で示す)での肉厚D1よりも薄くされている。これによ
り、そのブラケット30と環状壁面23、24との間で
のマウンティングラバー25のラック軸線方向の弾性圧
縮量は、そのクロスメンバー20の支持部20aと環状
壁面23、24との間でのマウンティングラバー25の
ラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小さくされている。
【0017】上記構成によれば、ラックハウジング5を
ラック軸線方向に変位させようとする荷重が作用した場
合、その荷重は環状壁面23、24からマウンティング
ラバー25を介しクロスメンバー20の支持部20aと
ブラケット30とに作用する。そのマウンティングラバ
ー25のラック軸線方向の弾性圧縮量は、ブラケット3
0と環状壁面23、24との間における方がクロスメン
バー20の支持部20aと環状壁面23、24との間に
おけるよりも小さくされている。これにより、ブラケッ
ト30の荷重負担をクロスメンバー20の荷重負担より
も小さくすることができるので、ラックハウジング5の
マウント構造の強度バランスを保ち、ブラケットの肉厚
を小さくして車両重量と材料コストを低減することがで
きる。
ラック軸線方向に変位させようとする荷重が作用した場
合、その荷重は環状壁面23、24からマウンティング
ラバー25を介しクロスメンバー20の支持部20aと
ブラケット30とに作用する。そのマウンティングラバ
ー25のラック軸線方向の弾性圧縮量は、ブラケット3
0と環状壁面23、24との間における方がクロスメン
バー20の支持部20aと環状壁面23、24との間に
おけるよりも小さくされている。これにより、ブラケッ
ト30の荷重負担をクロスメンバー20の荷重負担より
も小さくすることができるので、ラックハウジング5の
マウント構造の強度バランスを保ち、ブラケットの肉厚
を小さくして車両重量と材料コストを低減することがで
きる。
【0018】なお、ステアリング装置1は上記マウント
構造だけでなく補助マウント構造を介し車体にマウント
されている。すなわち、図6、図7にも示すように、そ
のシリンダチューブ6の外周に補助マウンティングラバ
ー45が嵌合され、このラバー45を介し鋼板製の補助
ブラケット50がクロスメンバー20に固定されてい
る。その補助マウンティングラバー45は、シリンダチ
ューブ6の外周に沿う筒状部分45aと、この筒状部分
45aの両端にあって外方に突出する環状部分45b、
45cと、外方に突出する外向き突出部45eと、軸方
向に沿う割り溝45gとを有する。その補助ブラケット
50は、その補助マウンティングラバー45の筒状部分
45aの外周面に沿うU字形状部50aと、一対の側壁
部50b、50cと、一対の脚部50d、50eと、そ
のU字形状部50aに形成される通孔50hとを有す
る。そのU字形状部50aに形成される通孔50hに、
補助マウンティングラバー45の外向き突出部45eが
挿通され、各脚部50d、50eに形成されたボルト通
孔50f、50gに挿通されるボルト(図示省略)がク
ロスメンバー20に締結されることによって、シリンダ
チューブ6はクロスメンバー20に固定される。
構造だけでなく補助マウント構造を介し車体にマウント
されている。すなわち、図6、図7にも示すように、そ
のシリンダチューブ6の外周に補助マウンティングラバ
ー45が嵌合され、このラバー45を介し鋼板製の補助
ブラケット50がクロスメンバー20に固定されてい
る。その補助マウンティングラバー45は、シリンダチ
ューブ6の外周に沿う筒状部分45aと、この筒状部分
45aの両端にあって外方に突出する環状部分45b、
45cと、外方に突出する外向き突出部45eと、軸方
向に沿う割り溝45gとを有する。その補助ブラケット
50は、その補助マウンティングラバー45の筒状部分
45aの外周面に沿うU字形状部50aと、一対の側壁
部50b、50cと、一対の脚部50d、50eと、そ
のU字形状部50aに形成される通孔50hとを有す
る。そのU字形状部50aに形成される通孔50hに、
補助マウンティングラバー45の外向き突出部45eが
挿通され、各脚部50d、50eに形成されたボルト通
孔50f、50gに挿通されるボルト(図示省略)がク
ロスメンバー20に締結されることによって、シリンダ
チューブ6はクロスメンバー20に固定される。
【0019】そのブラケット30と補助ブラケット50
とは形状が類似することから、組み立てミスが生じない
ように、識別手段が設けられている。すなわち、マウン
ティングラバー25の外向き突出部25eとブラケット
30のU字形状部30aに形成される通孔30hとは、
ラック軸線方向の寸法がラック軸線方向に直角な方向の
寸法よりも長くされ、一方、補助マウンティングラバー
45の外向き突出部45eと補助ブラケット50のU字
形状部50aに形成される通孔50hとは、ラック軸線
方向に直角な方向の寸法がラック軸線方向の寸法よりも
長くされている。
とは形状が類似することから、組み立てミスが生じない
ように、識別手段が設けられている。すなわち、マウン
ティングラバー25の外向き突出部25eとブラケット
30のU字形状部30aに形成される通孔30hとは、
ラック軸線方向の寸法がラック軸線方向に直角な方向の
寸法よりも長くされ、一方、補助マウンティングラバー
45の外向き突出部45eと補助ブラケット50のU字
形状部50aに形成される通孔50hとは、ラック軸線
方向に直角な方向の寸法がラック軸線方向の寸法よりも
長くされている。
【0020】図2は第2実施例を示し、上記第1実施例
との相違は、ブラケット30のラック軸線方向幅w2と
クロスメンバー20の支持部20aのラック軸線方向幅
W2とを等しくし、また、ブラケット30と環状壁面2
3、24との間に挟まれる部分でのマウンティングラバ
ー25の自然状態での肉厚d2と、クロスメンバー20
の支持部20aと環状壁面23、24との間に挟まれる
部分でのマウンティングラバー25の自然状態での肉厚
D2とを等しくし、ブラケット30とでマウンティング
ラバー25を挟む位置での環状壁面23、24のラック
軸線方向間隔t2を、クロスメンバー20の支持部20
aとでマウンティングラバー25を挟む位置での環状壁
面23、24のラック軸線方向間隔T2よりも大きくし
ている。これにより、そのブラケット30と環状壁面2
3、24との間でのマウンティングラバー25のラック
軸線方向の弾性圧縮量を、そのクロスメンバー20の支
持部20aと環状壁面23、24との間でのマウンティ
ングラバー25のラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小
さくしている。他は第1実施例と同様である。
との相違は、ブラケット30のラック軸線方向幅w2と
クロスメンバー20の支持部20aのラック軸線方向幅
W2とを等しくし、また、ブラケット30と環状壁面2
3、24との間に挟まれる部分でのマウンティングラバ
ー25の自然状態での肉厚d2と、クロスメンバー20
の支持部20aと環状壁面23、24との間に挟まれる
部分でのマウンティングラバー25の自然状態での肉厚
D2とを等しくし、ブラケット30とでマウンティング
ラバー25を挟む位置での環状壁面23、24のラック
軸線方向間隔t2を、クロスメンバー20の支持部20
aとでマウンティングラバー25を挟む位置での環状壁
面23、24のラック軸線方向間隔T2よりも大きくし
ている。これにより、そのブラケット30と環状壁面2
3、24との間でのマウンティングラバー25のラック
軸線方向の弾性圧縮量を、そのクロスメンバー20の支
持部20aと環状壁面23、24との間でのマウンティ
ングラバー25のラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小
さくしている。他は第1実施例と同様である。
【0021】図3は第3実施例を示し、第1実施例との
相違は、ブラケット30と環状壁面23、24との間に
挟まれる部分でのマウンティングラバー25の自然状態
での肉厚d3と、クロスメンバー20の支持部20aと
環状壁面23、24との間に挟まれる部分でのマウンテ
ィングラバー25の自然状態での肉厚D3とを等しく
し、また、ブラケット30とでマウンティングラバー2
5を挟む位置での環状壁面23、24のラック軸線方向
間隔t3と、クロスメンバー20の支持部20aとでマ
ウンティングラバー25を挟む位置での環状壁面23、
24のラック軸線方向間隔T3とを等しくし、ブラケッ
ト30のラック軸線方向幅w3を、クロスメンバー20
の支持部20aのラック軸線方向幅W3よりも小さくし
ている。これにより、そのブラケット30と環状壁面2
3、24との間でのマウンティングラバー25のラック
軸線方向の弾性圧縮量を、そのクロスメンバー20の支
持部20aと環状壁面23、24との間でのマウンティ
ングラバー25のラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小
さくしている。他は第1実施例と同様である。
相違は、ブラケット30と環状壁面23、24との間に
挟まれる部分でのマウンティングラバー25の自然状態
での肉厚d3と、クロスメンバー20の支持部20aと
環状壁面23、24との間に挟まれる部分でのマウンテ
ィングラバー25の自然状態での肉厚D3とを等しく
し、また、ブラケット30とでマウンティングラバー2
5を挟む位置での環状壁面23、24のラック軸線方向
間隔t3と、クロスメンバー20の支持部20aとでマ
ウンティングラバー25を挟む位置での環状壁面23、
24のラック軸線方向間隔T3とを等しくし、ブラケッ
ト30のラック軸線方向幅w3を、クロスメンバー20
の支持部20aのラック軸線方向幅W3よりも小さくし
ている。これにより、そのブラケット30と環状壁面2
3、24との間でのマウンティングラバー25のラック
軸線方向の弾性圧縮量を、そのクロスメンバー20の支
持部20aと環状壁面23、24との間でのマウンティ
ングラバー25のラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小
さくしている。他は第1実施例と同様である。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、要は、ブラケットと環状壁面との間でのマ
ウンティングラバーのラック軸線方向の弾性圧縮量を、
支持部材と環状壁面との間でのマウンティングラバーの
ラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小さくすればよい。
また、ラックピニオン式ステアリング装置以外にも本発
明は適用できる。
のではなく、要は、ブラケットと環状壁面との間でのマ
ウンティングラバーのラック軸線方向の弾性圧縮量を、
支持部材と環状壁面との間でのマウンティングラバーの
ラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小さくすればよい。
また、ラックピニオン式ステアリング装置以外にも本発
明は適用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明のラックハウジングのマウント構
造によれば、ラックハウジングをラック軸線方向に変位
させようとする荷重がブラケットと支持部材とに作用し
た場合、ブラケットの荷重負担を支持部材の荷重負担よ
りも小さくすることができるので、ラックハウジングの
マウント構造の強度バランスを保ち、ブラケットの肉厚
を小さくして車両重量と材料コストを低減することがで
きる。
造によれば、ラックハウジングをラック軸線方向に変位
させようとする荷重がブラケットと支持部材とに作用し
た場合、ブラケットの荷重負担を支持部材の荷重負担よ
りも小さくすることができるので、ラックハウジングの
マウント構造の強度バランスを保ち、ブラケットの肉厚
を小さくして車両重量と材料コストを低減することがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例に係るステアリング装置の
マウント構造を示す断面図
マウント構造を示す断面図
【図2】本発明の第2実施例に係るステアリング装置の
マウント構造を示す断面図
マウント構造を示す断面図
【図3】本発明の第3実施例に係るステアリング装置の
マウント構造を示す断面図
マウント構造を示す断面図
【図4】図1のIV‐IV線断面図
【図5】図4のV矢視図
【図6】本発明の実施例に係るステアリング装置の補助
マウント構造を示す断面図
マウント構造を示す断面図
【図7】図6のVII矢視図
【図8】本発明の実施例に係るステアリング装置の要部
の側面図
の側面図
【図9】従来例に係るステアリング装置のマウント構造
を示す断面図
を示す断面図
【図10】図9のX矢視図
4 ラック 5 ラックハウジング 20 クロスメンバー 23、24 環状壁面 25 マウンティングラバー 30 ブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】 ラックと、このラックを覆うラックハウ
ジングと、そのラックハウジングの外周に形成される一
対の相対向する環状壁面と、その環状壁面の間において
ラックハウジングの外周に嵌合されるマウンティングラ
バーと、そのマウンティングラバーを介しラックハウジ
ングを支持する支持部材と、そのマウンティングラバー
を介し支持部材に固定されるブラケットとを備え、その
支持部材と一対の環状壁面との間、および、そのブラケ
ットと一対の環状壁面との間で前記マウンティングラバ
ーが弾性的に圧縮されるラックハウジングのマウント構
造において、前記ブラケットと環状壁面との間でのマウ
ンティングラバーのラック軸線方向の弾性圧縮量を、前
記支持部材と環状壁面との間でのマウンティングラバー
のラック軸線方向の弾性圧縮量よりも小さくすることを
特徴とするラックハウジングのマウント構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14285793A JPH06329035A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ラックハウジングのマウント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14285793A JPH06329035A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ラックハウジングのマウント構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06329035A true JPH06329035A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15325236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14285793A Pending JPH06329035A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ラックハウジングのマウント構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06329035A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007118826A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Nissan Motor Co Ltd | 操舵装置 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP14285793A patent/JPH06329035A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007118826A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Nissan Motor Co Ltd | 操舵装置 |
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