JPH06329725A - チタン化合物触媒成分及びそれから形成された触媒 - Google Patents
チタン化合物触媒成分及びそれから形成された触媒Info
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- JPH06329725A JPH06329725A JP28243092A JP28243092A JPH06329725A JP H06329725 A JPH06329725 A JP H06329725A JP 28243092 A JP28243092 A JP 28243092A JP 28243092 A JP28243092 A JP 28243092A JP H06329725 A JPH06329725 A JP H06329725A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 [A] マグネシウム、チタン及びハロゲン
を必須成分とする高活性チタン成分(a−1)を、酸素
に結合した活性水素を含有する有機化合物(a−2)で
さらに処理することにより形成された成分であつて、且
つ該成分中に含まれる有機化合物(a−2)及び該有機
化合物(a−2)に由来する酸素含有基の量(X)とチ
タンの量(Y)とのモル比(X):(Y)が4〜10
0:1であるチタン化合物触媒成分、又はその有機アル
ミニウム化合物処理物、但し上記において、該高活性チ
タン成分(a−1)は、該必須成分のほかに、酸素に結
合した活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び
該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基を更に
有することができる。 【効果】 触媒を用いることにより、分子量分布や組成
分布の狭いオレフイン重合体もしくは共重合体を高い触
媒効率で製造することができる。
を必須成分とする高活性チタン成分(a−1)を、酸素
に結合した活性水素を含有する有機化合物(a−2)で
さらに処理することにより形成された成分であつて、且
つ該成分中に含まれる有機化合物(a−2)及び該有機
化合物(a−2)に由来する酸素含有基の量(X)とチ
タンの量(Y)とのモル比(X):(Y)が4〜10
0:1であるチタン化合物触媒成分、又はその有機アル
ミニウム化合物処理物、但し上記において、該高活性チ
タン成分(a−1)は、該必須成分のほかに、酸素に結
合した活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び
該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基を更に
有することができる。 【効果】 触媒を用いることにより、分子量分布や組成
分布の狭いオレフイン重合体もしくは共重合体を高い触
媒効率で製造することができる。
Description
【0001】本発明は、分子量分布や組成成分の狭いオ
レフイン重合体もしくは共重合体を高い触媒効率で製造
するのに適したオレフインの重合方法に関する。
レフイン重合体もしくは共重合体を高い触媒効率で製造
するのに適したオレフインの重合方法に関する。
【0002】なお、本発明において、重合という語は単
独重合のみならず共重合を包含した意で用いることがあ
り、同様に重合体という語は単独重合体のみならず共重
合体を包含した意で用いることがある。
独重合のみならず共重合を包含した意で用いることがあ
り、同様に重合体という語は単独重合体のみならず共重
合体を包含した意で用いることがある。
【0003】オレフイン重合体は、フイルム、テープ、
シート、繊維、中空成形品、射出成形品など非常に多く
の成形品に加工されて使用されている。これら各製品に
おいて、透明性、耐衝撃性などが優れたものを得るため
には、分子量分布や組成分布の狭い重合体を用いるのが
よい。とくに共重合体にあつては、共重合する少割合の
オレフイン共重合体の含有量が増えるにしたがい、組成
分布の広狭が共重合体の物性に及ぼす影響が大きくなる
傾向にあつた。またワツクスグレードのような比較的低
分子量の共重合体においても、顔料分散剤のような用途
に供する場合には、ブロツキング防止の点から組成分布
の狭いものが望まれていた。分布の狭いオレフイン重合
体を得る方法として、バナジウム系触媒成分と有機アル
ミニウム化合物触媒成分から形成される触媒を用いてオ
レフインを重合させるのが有効であるが、とくにオレフ
インの共重合において単独触媒当りの重合体収量が少な
いという欠点がある。上記バナジウム系触媒成分の代り
に、従来提案されているようなマグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性固体チタン成分を用
いると、単位触媒当りの重合体収量を飛躍的に増加させ
ることは可能であるが、例えばエチレンと炭素数3以上
のα−オレフインとの共重合においては組分分布の充分
に狭い共重合体を得ることが難かしく、概して得られる
共重合体の融点は高かつた。
シート、繊維、中空成形品、射出成形品など非常に多く
の成形品に加工されて使用されている。これら各製品に
おいて、透明性、耐衝撃性などが優れたものを得るため
には、分子量分布や組成分布の狭い重合体を用いるのが
よい。とくに共重合体にあつては、共重合する少割合の
オレフイン共重合体の含有量が増えるにしたがい、組成
分布の広狭が共重合体の物性に及ぼす影響が大きくなる
傾向にあつた。またワツクスグレードのような比較的低
分子量の共重合体においても、顔料分散剤のような用途
に供する場合には、ブロツキング防止の点から組成分布
の狭いものが望まれていた。分布の狭いオレフイン重合
体を得る方法として、バナジウム系触媒成分と有機アル
ミニウム化合物触媒成分から形成される触媒を用いてオ
レフインを重合させるのが有効であるが、とくにオレフ
インの共重合において単独触媒当りの重合体収量が少な
いという欠点がある。上記バナジウム系触媒成分の代り
に、従来提案されているようなマグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性固体チタン成分を用
いると、単位触媒当りの重合体収量を飛躍的に増加させ
ることは可能であるが、例えばエチレンと炭素数3以上
のα−オレフインとの共重合においては組分分布の充分
に狭い共重合体を得ることが難かしく、概して得られる
共重合体の融点は高かつた。
【0004】本発明者らは、このような高活性固体チタ
ン成分を用いた重合方法の技術課題を克服できる改良方
法を開発すべき研究を進めてきた。
ン成分を用いた重合方法の技術課題を克服できる改良方
法を開発すべき研究を進めてきた。
【0005】その結果、上述のような従来利用されてき
た高活性固体チタン成分を、特定の条件を充足する条件
下に更に処理することにより形成されるチタン化合物触
媒成分と、特定のハロゲン/アルミニウム(原子比)条
件を充足するハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒
成分との組み合わせを満足する触媒の存在下にオレフイ
ンを重合もしくは共重合することによつて、分子量分布
や組成分布の狭いオレフイン重合体もしくは共重合体
を、高い触媒効率をもつて製造することが可能となるこ
とを発見した。
た高活性固体チタン成分を、特定の条件を充足する条件
下に更に処理することにより形成されるチタン化合物触
媒成分と、特定のハロゲン/アルミニウム(原子比)条
件を充足するハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒
成分との組み合わせを満足する触媒の存在下にオレフイ
ンを重合もしくは共重合することによつて、分子量分布
や組成分布の狭いオレフイン重合体もしくは共重合体
を、高い触媒効率をもつて製造することが可能となるこ
とを発見した。
【0006】上記新しい知見に基いて更に研究を進めた
結果、本発明者等は、[A] マグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−
1)を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物
(a−2)でさらに処理することにより形成された成分
であつて、且つ該有機化合物(a−2)及び/又は該有
機化合物(a−2)に由来する酸素含有基の(X)とチ
タンの量(Y)とのモル比(X):(Y)が4〜10
0:1であるチタン化合物触媒成分、又はその有機アル
ミニウム化合物処理物、但し上記において、該高活性チ
タン成分(a−1)は、該必須成分のほかに、酸素に結
合した活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び
/又は該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基
を更に有することができ、この場合には、上記量(X)
は上記有機化合物(a−2)及び/又は該有機化合物
(a−2)に由来する酸素含有基の量(X1)と上記有
機化合物(a−2)′及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基の量(X2)との合計量を
意味するものとする、及び[B] ハロゲン/アルミニ
ウム(原子比)が、1以上で且つ2未満であるハロゲン
含有有機アルミニウム化合物触媒成分とから形成された
触媒の存在下に、オレフインを重合もしくは共重合する
ことによつて、前記従来法の技術課題が克服できて、高
い触媒効率をもつて、分子量分布や組成分布の狭い所望
のオレフイン重合体もしくは共重合体を工業的に有利に
製造できることを知つた。
結果、本発明者等は、[A] マグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−
1)を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物
(a−2)でさらに処理することにより形成された成分
であつて、且つ該有機化合物(a−2)及び/又は該有
機化合物(a−2)に由来する酸素含有基の(X)とチ
タンの量(Y)とのモル比(X):(Y)が4〜10
0:1であるチタン化合物触媒成分、又はその有機アル
ミニウム化合物処理物、但し上記において、該高活性チ
タン成分(a−1)は、該必須成分のほかに、酸素に結
合した活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び
/又は該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基
を更に有することができ、この場合には、上記量(X)
は上記有機化合物(a−2)及び/又は該有機化合物
(a−2)に由来する酸素含有基の量(X1)と上記有
機化合物(a−2)′及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基の量(X2)との合計量を
意味するものとする、及び[B] ハロゲン/アルミニ
ウム(原子比)が、1以上で且つ2未満であるハロゲン
含有有機アルミニウム化合物触媒成分とから形成された
触媒の存在下に、オレフインを重合もしくは共重合する
ことによつて、前記従来法の技術課題が克服できて、高
い触媒効率をもつて、分子量分布や組成分布の狭い所望
のオレフイン重合体もしくは共重合体を工業的に有利に
製造できることを知つた。
【0007】従つて、本発明の目的はオレフインの改善
された重合方法を提供するためにある。
された重合方法を提供するためにある。
【0008】本発明の上記目的及び更に多くの他の目的
ならびに利点は、以下の記載から一層明らかとなるであ
ろう。
ならびに利点は、以下の記載から一層明らかとなるであ
ろう。
【0009】本発明で用いるチタン化合物触媒成分
[A]は、マグネシウム、チタン及びハロゲンを必須成
分とする高活性チタン成分(a−1)を、酸素に結合し
た活性水素を含有する有機化合物(a−2)でさらに処
理することにより形成された成分であつて、且つ該有機
化合物(a−2)及び/又は該有機化合物(a−2)に
由来する酸素含有基の量(X)とチタンの量(Y)との
モル比(X):(Y)が4〜100:1であるチタン化
合物触媒成分である。
[A]は、マグネシウム、チタン及びハロゲンを必須成
分とする高活性チタン成分(a−1)を、酸素に結合し
た活性水素を含有する有機化合物(a−2)でさらに処
理することにより形成された成分であつて、且つ該有機
化合物(a−2)及び/又は該有機化合物(a−2)に
由来する酸素含有基の量(X)とチタンの量(Y)との
モル比(X):(Y)が4〜100:1であるチタン化
合物触媒成分である。
【0010】上記高活性チタン成分(a−1)及びその
製法に関しては、すでに数多くの提案が知られており、
従来、該成分(a−1)と有機アルミニウム化合物触媒
成分とを組み合わせオレフインの重合に利用されてきた
成分である。
製法に関しては、すでに数多くの提案が知られており、
従来、該成分(a−1)と有機アルミニウム化合物触媒
成分とを組み合わせオレフインの重合に利用されてきた
成分である。
【0011】該高活性チタン成分(a−1)は、マグネ
シウム、チタン及びハロゲンを必須成分として含有し、
例えばマグネシウム/チタン(原子比)が好ましくは2
ないし100、とくに好ましくは4ないし70、ハロゲ
ン/チタン(原子比)が好ましくは4ないし100、と
くに好ましくは10ないし70の範囲にある。またその
比表面積は、例えば3m2/g以上、好ましくは40m2
/g以上、さらに好ましくは100ないし800m2/
gである。そして、室温におけるヘキサン洗浄のような
簡単な手段では、該チタン成分(a−1)は含有するチ
タン成分を脱離しないのが普通である。そして通常は、
そのX線スペクトルが、触媒調製に用いたマグネシウム
化合物の如何にかかわらずマグネシウム化合物に関して
低結晶性を示すか、又はマグネシウムジハライドの通常
の市販品のそれに比べ非常に低結晶化されていることが
望ましい。
シウム、チタン及びハロゲンを必須成分として含有し、
例えばマグネシウム/チタン(原子比)が好ましくは2
ないし100、とくに好ましくは4ないし70、ハロゲ
ン/チタン(原子比)が好ましくは4ないし100、と
くに好ましくは10ないし70の範囲にある。またその
比表面積は、例えば3m2/g以上、好ましくは40m2
/g以上、さらに好ましくは100ないし800m2/
gである。そして、室温におけるヘキサン洗浄のような
簡単な手段では、該チタン成分(a−1)は含有するチ
タン成分を脱離しないのが普通である。そして通常は、
そのX線スペクトルが、触媒調製に用いたマグネシウム
化合物の如何にかかわらずマグネシウム化合物に関して
低結晶性を示すか、又はマグネシウムジハライドの通常
の市販品のそれに比べ非常に低結晶化されていることが
望ましい。
【0012】該高活性チタン成分(a−1)はまた前記
必須成分に加え、他に元素、金属、官能基、電子供与体
などが含有されていてもよい。例えばケイ素、アルミニ
ウム、ジルコニウム、ハフニウムなどの元素または金
属、アルコキシ基、アリールオキシ基などの官能基、エ
ステル、アミン、エーテル、ケトン、酸無水物、酸アミ
ド、酸塩化物などの電子供与体などが含有されていても
よい。一般にはこれらのうち、電子供与体をあまり多量
に含有していないものが好適である。
必須成分に加え、他に元素、金属、官能基、電子供与体
などが含有されていてもよい。例えばケイ素、アルミニ
ウム、ジルコニウム、ハフニウムなどの元素または金
属、アルコキシ基、アリールオキシ基などの官能基、エ
ステル、アミン、エーテル、ケトン、酸無水物、酸アミ
ド、酸塩化物などの電子供与体などが含有されていても
よい。一般にはこれらのうち、電子供与体をあまり多量
に含有していないものが好適である。
【0013】このような高活性チタン成分(a−1)
は、例えばマグネシウム化合物(又はマグネシウム金
属)およびチタン化合物を、直接あるいは電子供与体や
前記他の元素、金属などの化合物の一種以上の共存下で
接触あるいは反応させる方法、また、例えば、マグネシ
ウム化合物(又はマグネシウム金属)およびチタン化合
物のいずれか一方、あるいは双方を予め電子供与体や他
の元素、金属などの化合物と予備的に予備接触処理をし
ておいてから、両者を接触あるいは反応させる方法など
によつて得ることができる。上記他の元素、金属などの
化合物例としては、有機アルミニウム化合物やハロゲン
含有ケイ素化合物を挙げることができる。該有機アルミ
ニウム化合物は、たとえばトリアルキルアルミニウム、
各種アルキルアルミニウムハライド、各種アルキルアル
ミニウムアルコキシドなどから選ぶことができる。また
該ハロゲン含有ケイ素化合物は、たとえば四塩化ケイ
素、アルコキシハロゲン化ケイ素、アリロキシハロゲン
化ケイ素、ハロポリシロキサンなどから選ぶことができ
る。
は、例えばマグネシウム化合物(又はマグネシウム金
属)およびチタン化合物を、直接あるいは電子供与体や
前記他の元素、金属などの化合物の一種以上の共存下で
接触あるいは反応させる方法、また、例えば、マグネシ
ウム化合物(又はマグネシウム金属)およびチタン化合
物のいずれか一方、あるいは双方を予め電子供与体や他
の元素、金属などの化合物と予備的に予備接触処理をし
ておいてから、両者を接触あるいは反応させる方法など
によつて得ることができる。上記他の元素、金属などの
化合物例としては、有機アルミニウム化合物やハロゲン
含有ケイ素化合物を挙げることができる。該有機アルミ
ニウム化合物は、たとえばトリアルキルアルミニウム、
各種アルキルアルミニウムハライド、各種アルキルアル
ミニウムアルコキシドなどから選ぶことができる。また
該ハロゲン含有ケイ素化合物は、たとえば四塩化ケイ
素、アルコキシハロゲン化ケイ素、アリロキシハロゲン
化ケイ素、ハロポリシロキサンなどから選ぶことができ
る。
【0014】このような高活性固体チタン成分(a−
1)を製造する方法については、すでに非常に多くの提
案によつて当業界に知られている。例えば特公昭46−
34092号、同47−41676号、同50−322
70号、同53−46799号、同54−25517
号、同57−19122号、特開昭56−811号、同
56−11988号などに開示の製法などを例示するこ
とができる。
1)を製造する方法については、すでに非常に多くの提
案によつて当業界に知られている。例えば特公昭46−
34092号、同47−41676号、同50−322
70号、同53−46799号、同54−25517
号、同57−19122号、特開昭56−811号、同
56−11988号などに開示の製法などを例示するこ
とができる。
【0015】高活性チタン成分(a−1)の調製に用い
ることのできるマグネシウム化合物としては、酸化マグ
ネシウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタルサイト、
マグネシウムのカルボン酸塩、アルコキシマグネシウ
ム、アリロキシマグネシウム、アルコキシマグネシウム
ハライド、アリロキシマグネシウムハライド、マグネシ
ウムジハライド、アルキルマグネシウムハライド、アリ
ールマグネシウムハライド、ジアルキルマグネシウム、
あるいはアルキルマグネシウムハライドのような有機マ
グネシウム化合物とシラノールやシロキサンとの反応物
などを例示することができる。これらマグネシウム化合
物の製法にはとくべつな制約はなく、適宜に選択するこ
とができる。また高活性チタン成分(a−1)の調製に
用いることのできるチタン化合物の例としては、テトラ
ハロゲン化チタン、アウコキシチタンハライド、アリロ
キシチタンハライド、テトラアルコキシチタン、テトラ
アリロキシチタンなどを例示できる。
ることのできるマグネシウム化合物としては、酸化マグ
ネシウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタルサイト、
マグネシウムのカルボン酸塩、アルコキシマグネシウ
ム、アリロキシマグネシウム、アルコキシマグネシウム
ハライド、アリロキシマグネシウムハライド、マグネシ
ウムジハライド、アルキルマグネシウムハライド、アリ
ールマグネシウムハライド、ジアルキルマグネシウム、
あるいはアルキルマグネシウムハライドのような有機マ
グネシウム化合物とシラノールやシロキサンとの反応物
などを例示することができる。これらマグネシウム化合
物の製法にはとくべつな制約はなく、適宜に選択するこ
とができる。また高活性チタン成分(a−1)の調製に
用いることのできるチタン化合物の例としては、テトラ
ハロゲン化チタン、アウコキシチタンハライド、アリロ
キシチタンハライド、テトラアルコキシチタン、テトラ
アリロキシチタンなどを例示できる。
【0016】更に、高活性チタン成分(a−1)の調製
に用いることのできる電子供与体としては、アルコー
ル、フエノール類、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、
エステル、酸アミド、酸無水物、アルコキシシラン化合
物の如き含酸素電子供与体、アンモニア、アミン、ニト
リル、イソシアネートの如き含窒素電子供与体などを例
示することができる。
に用いることのできる電子供与体としては、アルコー
ル、フエノール類、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、
エステル、酸アミド、酸無水物、アルコキシシラン化合
物の如き含酸素電子供与体、アンモニア、アミン、ニト
リル、イソシアネートの如き含窒素電子供与体などを例
示することができる。
【0017】より具体的には、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、オク
タノール、2−エチルヘキサノール、ドデカノール、オ
クタデシルアルコール、オレイルアルコール、ベンジル
アルコール、フエニルエチルアルコール、クミルアルコ
ール、イソプロピルベンジルアルコールなどの炭素数1
ないし18のアルコール類;フエノール、クレゾール、
キシレノール、エチルフエノール、プロピルフエノー
ル、クミルフエノール、ナフトールなどの低級アルキル
基を有してよい炭素数6ないし15のフエノール類;ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、アセトフエノン、ベンゾフエノンなどの炭素数3な
いし15のケトン類;アセトアルデヒド、プロピオンア
ルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、ト
ルアルデヒド、ナフトアルデヒドなどの炭素数2ないし
15のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸
シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、吉
草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、
メタクリル酢酸メチル、クロトン酸エチル、シクロヘキ
サンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチ
ル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オク
チル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フエニル、安
息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、エトキシ安息香酸エチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジイソブチル、マロン酸ジイソブチル、γ
−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フ
タリド、炭酸エチレンなどの炭酸数2ないし18の有機
酸エステル類;ケイ酸エチルのような無機酸エステル
類;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トルイル
酸クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2ないし1
5の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエーテル、
イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフエニルエー
テルなどの炭素数2ないし20のエーテル類;酢酸アミ
ド、安息香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド
類;メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、ト
リブチルアミン、ピペリジン、トリベンジルアミン、ア
ニリン、ピリジン、ピコリン、テトラメチルエチレンジ
アミンなどのアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、トルニトリルなどのニトリル類;などを挙げること
ができる。これら電子供与体は、2種以上用いることが
できる。
ル、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、オク
タノール、2−エチルヘキサノール、ドデカノール、オ
クタデシルアルコール、オレイルアルコール、ベンジル
アルコール、フエニルエチルアルコール、クミルアルコ
ール、イソプロピルベンジルアルコールなどの炭素数1
ないし18のアルコール類;フエノール、クレゾール、
キシレノール、エチルフエノール、プロピルフエノー
ル、クミルフエノール、ナフトールなどの低級アルキル
基を有してよい炭素数6ないし15のフエノール類;ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、アセトフエノン、ベンゾフエノンなどの炭素数3な
いし15のケトン類;アセトアルデヒド、プロピオンア
ルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、ト
ルアルデヒド、ナフトアルデヒドなどの炭素数2ないし
15のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸
シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、吉
草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、
メタクリル酢酸メチル、クロトン酸エチル、シクロヘキ
サンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチ
ル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オク
チル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フエニル、安
息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、エトキシ安息香酸エチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジイソブチル、マロン酸ジイソブチル、γ
−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フ
タリド、炭酸エチレンなどの炭酸数2ないし18の有機
酸エステル類;ケイ酸エチルのような無機酸エステル
類;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トルイル
酸クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2ないし1
5の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエーテル、
イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフエニルエー
テルなどの炭素数2ないし20のエーテル類;酢酸アミ
ド、安息香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド
類;メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、ト
リブチルアミン、ピペリジン、トリベンジルアミン、ア
ニリン、ピリジン、ピコリン、テトラメチルエチレンジ
アミンなどのアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、トルニトリルなどのニトリル類;などを挙げること
ができる。これら電子供与体は、2種以上用いることが
できる。
【0018】本発明におけるチタン化合物触媒成分
[A]は、上述したようなマグネシウム、チタン及びハ
ロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−1)
を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a
−2)でさらに処理することによつて形成できる。
[A]は、上述したようなマグネシウム、チタン及びハ
ロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−1)
を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a
−2)でさらに処理することによつて形成できる。
【0019】該有機化合物(a−2)の例としては、水
酸基、カルボキシル基含有有機化合物の如き酸素に結合
した活性水素を含有する有機化合物、たとえばアルコー
ル類、フエノール類、カルボン酸類などを例示すること
ができる。このような有機化合物(a−2)の具体例と
しては、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n
−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノー
ル、2−エチルヘキサノール、n−デカノール、n−デ
シルアルコール、オレイルアルコール、エトキシエタノ
ール、n−ブトキシエタノール、1−ブトキシ−2−プ
ロパノール、2−クロルエタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどの如き1価もしくは多価
のC1〜C18の脂肪族アルコール類;例えばシクロペン
タノール、シクロヘキサノールなどの如きC5〜C12の
脂環族アルコール類;例えばベンジルアルコール、フエ
ニルエチルアルコール、α,α−ジメチルベンジルアル
コールなどの如きC7〜C15の芳香族アルコール類;フ
エノール、クレゾール、キシレノール、エチルフエノー
ル、イソプロピルフエノール、t−ブチルフエノール、
ヒドロキノン、ビスフエノールAなどの如きC6〜C16
のフエノール類;例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉
草酸、カプリル酸、カプロン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、コハク酸、アジピン酸などの如きC2〜C18の脂
肪族カルボン酸類;例えばシクロヘキサンカルボン酸な
どの脂環族カルボン酸類;例えば安息香酸、トルイル
酸、サリチル酸、フタル酸などの如きC7〜C15の芳香
族カルボン酸類;などを挙げることができる。これらの
中ではアルコール類とくには炭素数1ないし12の脂肪
族アルコールが好ましく、とりわけエタノールが好まし
い。
酸基、カルボキシル基含有有機化合物の如き酸素に結合
した活性水素を含有する有機化合物、たとえばアルコー
ル類、フエノール類、カルボン酸類などを例示すること
ができる。このような有機化合物(a−2)の具体例と
しては、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n
−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノー
ル、2−エチルヘキサノール、n−デカノール、n−デ
シルアルコール、オレイルアルコール、エトキシエタノ
ール、n−ブトキシエタノール、1−ブトキシ−2−プ
ロパノール、2−クロルエタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどの如き1価もしくは多価
のC1〜C18の脂肪族アルコール類;例えばシクロペン
タノール、シクロヘキサノールなどの如きC5〜C12の
脂環族アルコール類;例えばベンジルアルコール、フエ
ニルエチルアルコール、α,α−ジメチルベンジルアル
コールなどの如きC7〜C15の芳香族アルコール類;フ
エノール、クレゾール、キシレノール、エチルフエノー
ル、イソプロピルフエノール、t−ブチルフエノール、
ヒドロキノン、ビスフエノールAなどの如きC6〜C16
のフエノール類;例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉
草酸、カプリル酸、カプロン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、コハク酸、アジピン酸などの如きC2〜C18の脂
肪族カルボン酸類;例えばシクロヘキサンカルボン酸な
どの脂環族カルボン酸類;例えば安息香酸、トルイル
酸、サリチル酸、フタル酸などの如きC7〜C15の芳香
族カルボン酸類;などを挙げることができる。これらの
中ではアルコール類とくには炭素数1ないし12の脂肪
族アルコールが好ましく、とりわけエタノールが好まし
い。
【0020】以上に例示したような酸素に結合した活性
水素を含有する有機化合物(a−2)による前記多価活
性チタン成分(a−1)の処理は、該処理によつて形成
されるチタン化合物触媒成分[A]中の該有機化合物
(a−2)たとえば上記例示の如きアルコール類、フエ
ノール類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物
(a−2)に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ
基、アリーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X)と
チタン量(Y)とのモル比(X):(Y)が4ないし1
00:1、好ましく6〜50:1となるように行われ
る。
水素を含有する有機化合物(a−2)による前記多価活
性チタン成分(a−1)の処理は、該処理によつて形成
されるチタン化合物触媒成分[A]中の該有機化合物
(a−2)たとえば上記例示の如きアルコール類、フエ
ノール類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物
(a−2)に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ
基、アリーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X)と
チタン量(Y)とのモル比(X):(Y)が4ないし1
00:1、好ましく6〜50:1となるように行われ
る。
【0021】前記したように、本発明において上記高活
性チタン成分(a−1)は、その必須成分であるマグネ
シウム、チタン及びハロゲンのほかに、酸素に結合した
活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び/又は
該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基を更に
含有することができる。該有機化合物(a−2)′の例
は前記有機化合物(a−2)について例示したと同様で
あるが、これら両者は同一種でも異なつていてもよい。
このような場合には、上記量(X)は、上記有機化合物
(a−2)及び/または該有機化合物(a−2)に由来
する酸素含有基の量(X1)と、上記有機化合物(a−
2)′たとえば上記例示の如きアルコール類、フエノー
ル類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ基、ア
リーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X2)との合
計量を意味する。
性チタン成分(a−1)は、その必須成分であるマグネ
シウム、チタン及びハロゲンのほかに、酸素に結合した
活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び/又は
該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基を更に
含有することができる。該有機化合物(a−2)′の例
は前記有機化合物(a−2)について例示したと同様で
あるが、これら両者は同一種でも異なつていてもよい。
このような場合には、上記量(X)は、上記有機化合物
(a−2)及び/または該有機化合物(a−2)に由来
する酸素含有基の量(X1)と、上記有機化合物(a−
2)′たとえば上記例示の如きアルコール類、フエノー
ル類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ基、ア
リーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X2)との合
計量を意味する。
【0022】そして、該高活性チタン成分(a−1)
が、該必須成分のほかに、該有機化合物(a−2)′及
び/又は該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有
有機を更に有する場合には、上記量(X1)とチタンの
量(Y)とのモル比(X1):(Y)の値が2以上、さ
らには4以上となるように上記処理を行なうのが好まし
い。
が、該必須成分のほかに、該有機化合物(a−2)′及
び/又は該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有
有機を更に有する場合には、上記量(X1)とチタンの
量(Y)とのモル比(X1):(Y)の値が2以上、さ
らには4以上となるように上記処理を行なうのが好まし
い。
【0023】尚、チタン化合物触媒成分[A]中の上記
有機化合物(a−2)、(a−2)′及びそれらの由来
する酸素含有機の含有量は、例えば該触媒成分[A]を
無機酸水溶液で加水分解し、これにアセトンを加え充分
に溶解せしめたものをガスクロマトグラフイーによつて
定量することができる。また上記アセトン系では充分に
溶解し難いものについては、アセトンの代りに適当な有
機溶媒、例えばクロロホルムの如きものを用いて同様に
行うことができる。本発明における(X)、(X1)、
(X2)の量はこのようにして測定される。
有機化合物(a−2)、(a−2)′及びそれらの由来
する酸素含有機の含有量は、例えば該触媒成分[A]を
無機酸水溶液で加水分解し、これにアセトンを加え充分
に溶解せしめたものをガスクロマトグラフイーによつて
定量することができる。また上記アセトン系では充分に
溶解し難いものについては、アセトンの代りに適当な有
機溶媒、例えばクロロホルムの如きものを用いて同様に
行うことができる。本発明における(X)、(X1)、
(X2)の量はこのようにして測定される。
【0024】本発明において、上記モル比(X):
(Y)が4〜100:1を逸脱し、該モル比が4:1よ
り小さい場合には、酸素に結合した活性水素を含有する
化合物(a−2)による処理効果が小さく、また10
0:1を超える場合には、それによつて改善効果が更に
増大するわけではなく、むしろハロゲン含有有機アルミ
ニウム化合物触媒成分の使用量を増加させねばならない
という不経済な面を生ずるので、好ましくない。
(Y)が4〜100:1を逸脱し、該モル比が4:1よ
り小さい場合には、酸素に結合した活性水素を含有する
化合物(a−2)による処理効果が小さく、また10
0:1を超える場合には、それによつて改善効果が更に
増大するわけではなく、むしろハロゲン含有有機アルミ
ニウム化合物触媒成分の使用量を増加させねばならない
という不経済な面を生ずるので、好ましくない。
【0025】高活性チタン成分(a−1)の酸素に結合
した活性水素を有する有機化合物(a−2)による上記
処理に際して、該有機化合物(a−2)の使用量は、例
えば該化合物の種類や処理温度などの条件によつても適
宜に変化できるが、高活性チタン成分(a−1)中のチ
タン1原子当り、約1〜約50モル、より好ましくは約
2〜約30モルの如き使用量を例示することができる。
した活性水素を有する有機化合物(a−2)による上記
処理に際して、該有機化合物(a−2)の使用量は、例
えば該化合物の種類や処理温度などの条件によつても適
宜に変化できるが、高活性チタン成分(a−1)中のチ
タン1原子当り、約1〜約50モル、より好ましくは約
2〜約30モルの如き使用量を例示することができる。
【0026】上記処理は、不活性媒体中、好ましくは不
活性炭化水素媒体中で、高活性チタン成分(a−1)を
該媒体に希釈した状態で行うのがよい。この際利用する
不活性炭化水素の例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、デカン、灯油などの脂肪族炭化水
素、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘ
キサンなどの脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素、エチレ
ンクロリド、エチルクロリド、クロルベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素、あるいはこれらの混合物などを挙げ
ることができる。不活性炭化水素媒体中で接触処理を行
う場合高活性チタン成分(a−1)の濃度は適宜に選択
できるが、例えばチタン原子換算で1ないし200ミリ
モル/l程度の濃度で行うのがよい。有機化合物(a−
2)による高活性チタン成分(a−1)の処理温度も適
宜に選択でき、例えば約−20℃〜約+180℃、とく
には約20℃〜約120℃の如き温度を好ましくは例示
できる。また処理時間は、処理温度によつても適宜に変
更選択できるが、たとえば数分ないし数十時間の範囲で
適宜選択することができる。
活性炭化水素媒体中で、高活性チタン成分(a−1)を
該媒体に希釈した状態で行うのがよい。この際利用する
不活性炭化水素の例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、デカン、灯油などの脂肪族炭化水
素、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘ
キサンなどの脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素、エチレ
ンクロリド、エチルクロリド、クロルベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素、あるいはこれらの混合物などを挙げ
ることができる。不活性炭化水素媒体中で接触処理を行
う場合高活性チタン成分(a−1)の濃度は適宜に選択
できるが、例えばチタン原子換算で1ないし200ミリ
モル/l程度の濃度で行うのがよい。有機化合物(a−
2)による高活性チタン成分(a−1)の処理温度も適
宜に選択でき、例えば約−20℃〜約+180℃、とく
には約20℃〜約120℃の如き温度を好ましくは例示
できる。また処理時間は、処理温度によつても適宜に変
更選択できるが、たとえば数分ないし数十時間の範囲で
適宜選択することができる。
【0027】かくして得られるチタン触媒成分[A]
は、不活性溶媒で充分洗浄してから用いてもよく、ある
いは上記処理懸濁液のままで使用してもよい。
は、不活性溶媒で充分洗浄してから用いてもよく、ある
いは上記処理懸濁液のままで使用してもよい。
【0028】本発明な於いては、上述のようにして得る
ことのできるチタン化合物触媒成分[A]の代りに重合
系に供するに先立つて、予め少量の有機アルミニウム化
合物で予備処理したものを用いることもできる。
ことのできるチタン化合物触媒成分[A]の代りに重合
系に供するに先立つて、予め少量の有機アルミニウム化
合物で予備処理したものを用いることもできる。
【0029】この予備処理には、比較的穏和な条件を採
用することが好ましく、さもないと却つて予備処理によ
つて触媒性能を悪化させることがある。予備処理は、前
記例示の如き不活性炭化水素媒体中、チタン化合物触媒
成分[A]をチタン原子換算で1ないし200ミリモル
/l程度の濃度とし、有機アルミニウム化合物をチタン
1原子当り、20モル以下、好ましくは1ないし10モ
ル程度用い、−20ないし120℃の条件で行うのが好
ましい。
用することが好ましく、さもないと却つて予備処理によ
つて触媒性能を悪化させることがある。予備処理は、前
記例示の如き不活性炭化水素媒体中、チタン化合物触媒
成分[A]をチタン原子換算で1ないし200ミリモル
/l程度の濃度とし、有機アルミニウム化合物をチタン
1原子当り、20モル以下、好ましくは1ないし10モ
ル程度用い、−20ないし120℃の条件で行うのが好
ましい。
【0030】この予備処理に利用する有機アルミニウム
化合物は、ハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒成
分として用いるものと同じであつてもよいし、或はま
た、例えばトリエチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウムのようなトリアルキルアルミニウムなどであ
つてもよい。とくにトリアルキルアルミニウムの使用が
好ましい。
化合物は、ハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒成
分として用いるものと同じであつてもよいし、或はま
た、例えばトリエチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウムのようなトリアルキルアルミニウムなどであ
つてもよい。とくにトリアルキルアルミニウムの使用が
好ましい。
【0031】上記予備処理物は、チタン化合物触媒成分
[A]におけるモル比(X):(Y)が4:1以下にな
ることがあるが、その場合にも充分本発明の改善効果は
得られる。
[A]におけるモル比(X):(Y)が4:1以下にな
ることがあるが、その場合にも充分本発明の改善効果は
得られる。
【0032】有機アルミニウム化合物予備処理チタン触
媒成分は、不活性炭化水素でよく洗浄してから重合に供
することができる。あるいは上記の予備処理の懸濁液の
状態で重合系に供することができるが、この場合は、予
備処理に使用した有機アルミニウム化合物は触媒(B)
成分の一部として使用されることになるので、予備処理
に使用する有機アルミニウム化合物の両者を結合して、
全体としてハロゲン/Alの原子比が、1以上2未満の
範囲になるように新たに添加する有機アルミニウム化合
物の種類及び量を選択する。
媒成分は、不活性炭化水素でよく洗浄してから重合に供
することができる。あるいは上記の予備処理の懸濁液の
状態で重合系に供することができるが、この場合は、予
備処理に使用した有機アルミニウム化合物は触媒(B)
成分の一部として使用されることになるので、予備処理
に使用する有機アルミニウム化合物の両者を結合して、
全体としてハロゲン/Alの原子比が、1以上2未満の
範囲になるように新たに添加する有機アルミニウム化合
物の種類及び量を選択する。
【0033】本発明に於いては、以上に詳しく説明した
チタン化合物触媒成分[A]と組み合わせる有機アルミ
ニウム化合物触媒成分として、[B]ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)が1以上で且つ2未満、好ましくは
1.25〜1.75である平均組成を有するハロゲン含有
有機アルミニウム化合物触媒成分を用いることが重要で
ある。
チタン化合物触媒成分[A]と組み合わせる有機アルミ
ニウム化合物触媒成分として、[B]ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)が1以上で且つ2未満、好ましくは
1.25〜1.75である平均組成を有するハロゲン含有
有機アルミニウム化合物触媒成分を用いることが重要で
ある。
【0034】該ハロゲン/アルミニウム(原子比)が、
1未満のハロゲン成分が過少すぎるハロゲン含有有機ア
ルミニウム化合物や、ハロゲン不含有有機アルミニウム
化合物を触媒成分[B]として用いた場合には、分子量
分布や組成分布の狭い所望の重合体を得ることが難し
く、また高温重合における活性が劣るという欠点がある
ので好ましくない。一方該ハロゲン/アルミニウム(原
子比)が2以上のハロゲン成分の比率が上記範囲よりさ
らに多い成分を使用した場合には、重合活性が劣るので
好ましくない。
1未満のハロゲン成分が過少すぎるハロゲン含有有機ア
ルミニウム化合物や、ハロゲン不含有有機アルミニウム
化合物を触媒成分[B]として用いた場合には、分子量
分布や組成分布の狭い所望の重合体を得ることが難し
く、また高温重合における活性が劣るという欠点がある
ので好ましくない。一方該ハロゲン/アルミニウム(原
子比)が2以上のハロゲン成分の比率が上記範囲よりさ
らに多い成分を使用した場合には、重合活性が劣るので
好ましくない。
【0035】ハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒
成分[B]としては、ハロゲン/アルミニウム(原子
比)が1以上で且つ2未満の条件を充足する有機アルミ
ニウム化合物或は該条件を充分する混合物が利用でき
る。例えば、ジアルキルアルミニウムハライド、アルキ
ルアルミニウムセスキハライド、これらの混合物、更に
はこれらとアルキルアルミニウムジハライドの上記ハロ
ゲン/アルミニウム(原子比)を充足する混合物などを
例示することができる。更には、これらのアルキルアル
ミニウムハライド類のアルキル基の一部が、水素、アル
コキシル基などで置換したものであつてもよい。このよ
うな化合物としてはまた、上記アルキルアルミニウムハ
ライド類とアルコールの反応物であつてもよい。具体的
には、ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルア
ルミニウムクロリド、エチルアルミニウムセスキクロリ
ド、イソブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルア
ルミニウムセスキブロミドのようなアルキルアルミニウ
ムハライド類、これらアルキルアルミニウムハライド類
と先に例示のアルコールとの反応物などを好適例として
示すことができる。
成分[B]としては、ハロゲン/アルミニウム(原子
比)が1以上で且つ2未満の条件を充足する有機アルミ
ニウム化合物或は該条件を充分する混合物が利用でき
る。例えば、ジアルキルアルミニウムハライド、アルキ
ルアルミニウムセスキハライド、これらの混合物、更に
はこれらとアルキルアルミニウムジハライドの上記ハロ
ゲン/アルミニウム(原子比)を充足する混合物などを
例示することができる。更には、これらのアルキルアル
ミニウムハライド類のアルキル基の一部が、水素、アル
コキシル基などで置換したものであつてもよい。このよ
うな化合物としてはまた、上記アルキルアルミニウムハ
ライド類とアルコールの反応物であつてもよい。具体的
には、ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルア
ルミニウムクロリド、エチルアルミニウムセスキクロリ
ド、イソブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルア
ルミニウムセスキブロミドのようなアルキルアルミニウ
ムハライド類、これらアルキルアルミニウムハライド類
と先に例示のアルコールとの反応物などを好適例として
示すことができる。
【0036】さらにまた、重合系においてハロゲン/ア
ルミニウム(原子比)が1以上で且つ2未満のハロゲン
含有有機アルミニウムに転化しうるものを使用してもよ
く、例えばトリアルキルアルミニウム、アルキルアルミ
ニウムハライド、アルミニウムトリハライドなどの任意
の混合物で且つハライドとアルミニウムを上記ハロゲン
/アルミニウム(原子比)条件を充足する割合としたも
の、例えばトリエチルアルミニウムにエチルアルミニウ
ムセスキクロリドを2倍モル以上混合したもの、あるい
は前記の如きアルミニウム化合物と、これと反応してハ
ロゲン含有有機アルミニウム化合物を形成させうるアル
ミニウム化合物以外の化合物との上記ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)条件を充足する割合の混合物などの形
で使用することもできる。後者の例としては、例えばト
リエチルアルミニウムと四塩化ケイ素との4:1〜2:
1(モル比)の混合物、ジエチルアルミニウムクロリド
に1.5倍モル以下のn−ブチルクロリドを加えた混合
物、ジn−ヘキシルマグネシウムと三塩化アルミニウム
との1.5/1〜3/1の混合物などを例示することが
できる。
ルミニウム(原子比)が1以上で且つ2未満のハロゲン
含有有機アルミニウムに転化しうるものを使用してもよ
く、例えばトリアルキルアルミニウム、アルキルアルミ
ニウムハライド、アルミニウムトリハライドなどの任意
の混合物で且つハライドとアルミニウムを上記ハロゲン
/アルミニウム(原子比)条件を充足する割合としたも
の、例えばトリエチルアルミニウムにエチルアルミニウ
ムセスキクロリドを2倍モル以上混合したもの、あるい
は前記の如きアルミニウム化合物と、これと反応してハ
ロゲン含有有機アルミニウム化合物を形成させうるアル
ミニウム化合物以外の化合物との上記ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)条件を充足する割合の混合物などの形
で使用することもできる。後者の例としては、例えばト
リエチルアルミニウムと四塩化ケイ素との4:1〜2:
1(モル比)の混合物、ジエチルアルミニウムクロリド
に1.5倍モル以下のn−ブチルクロリドを加えた混合
物、ジn−ヘキシルマグネシウムと三塩化アルミニウム
との1.5/1〜3/1の混合物などを例示することが
できる。
【0037】本発明の方法においては、以下に詳しく説
明したチタン化合物触媒成分[A]とハロゲン含有有機
アルミニウム化合物触媒成分[B]とから形成された触
媒の存在下に、オレフインを重合もしくは共重合する。
明したチタン化合物触媒成分[A]とハロゲン含有有機
アルミニウム化合物触媒成分[B]とから形成された触
媒の存在下に、オレフインを重合もしくは共重合する。
【0038】重合に用いるオレフインの例としては、エ
チレン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテンなどを例示できる。これらは単独
重合のみならずランダム共重合、ブロツク共重合を行う
ことができる。共重合に際しては、共役ジエンや非共役
ジエンのような多不飽和化合物を共重合成分に選ぶこと
ができる。本発明は、とくにエチレンの単独重合又はエ
チレンと少割合のα−オレフインの共重合によつて樹脂
状重合体を製造する方法として最適である。
チレン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテンなどを例示できる。これらは単独
重合のみならずランダム共重合、ブロツク共重合を行う
ことができる。共重合に際しては、共役ジエンや非共役
ジエンのような多不飽和化合物を共重合成分に選ぶこと
ができる。本発明は、とくにエチレンの単独重合又はエ
チレンと少割合のα−オレフインの共重合によつて樹脂
状重合体を製造する方法として最適である。
【0039】重合は、液相、気相の何れの相においても
行うことができる。液相重合を行う場合は、ヘキサン、
ヘプタン、灯油のような不活性溶媒を反応媒体としても
よいが、オレフインそれ自身を反応媒体とすることもで
きる。触媒の使用量は、反応容積1l当り、チタン触媒
成分[A]をチタン原子に換算して約0.0001ない
し約1.0ミリモル、有機アルミニウム化合物触媒成分
[B]を[A]成分中のチタン原子1モルに対し、
[B]成分中の金属原子が約1ないし約2000モル、
好ましくは約5ないし約500モル比となるようにする
のが好ましい。
行うことができる。液相重合を行う場合は、ヘキサン、
ヘプタン、灯油のような不活性溶媒を反応媒体としても
よいが、オレフインそれ自身を反応媒体とすることもで
きる。触媒の使用量は、反応容積1l当り、チタン触媒
成分[A]をチタン原子に換算して約0.0001ない
し約1.0ミリモル、有機アルミニウム化合物触媒成分
[B]を[A]成分中のチタン原子1モルに対し、
[B]成分中の金属原子が約1ないし約2000モル、
好ましくは約5ないし約500モル比となるようにする
のが好ましい。
【0040】重合に際し、分子量を調節する目的で水素
を共存させることができる。
を共存させることができる。
【0041】オレフインの重合温度は、好ましくは約2
0℃ないし約300℃、一層好ましくは約50℃ないし
約230℃である。とくにエチレンの単独重合、又はエ
チレンと少量のα−オレフインの共重合を行う場合に
は、生成する重合体又は共重合体が不活性炭化水素媒体
に溶解する条件での溶液重合を行うのが好ましく、例え
ば約100℃ないし約230℃の如き重合温度がとくに
推奨される。
0℃ないし約300℃、一層好ましくは約50℃ないし
約230℃である。とくにエチレンの単独重合、又はエ
チレンと少量のα−オレフインの共重合を行う場合に
は、生成する重合体又は共重合体が不活性炭化水素媒体
に溶解する条件での溶液重合を行うのが好ましく、例え
ば約100℃ないし約230℃の如き重合温度がとくに
推奨される。
【0042】重合圧力としては大気圧ないし約200k
g/cm2、好ましくは約2ないし約50kg/cm2の
如き範囲を採用するのがよい。
g/cm2、好ましくは約2ないし約50kg/cm2の
如き範囲を採用するのがよい。
【0043】重合は、回分式、半連続式、連続式の何れ
の方法においても行うことができるが、工業的には連続
重合方式をとるのが有利である。さらに重合は、重合条
件の異なる2以上の重合帯域で行つてもよい。
の方法においても行うことができるが、工業的には連続
重合方式をとるのが有利である。さらに重合は、重合条
件の異なる2以上の重合帯域で行つてもよい。
【0044】本発明によれば重合活性が高く、しかも分
布の狭い重合体を製造することができる。とくに前述の
エチレン共重合においては、組成分布の狭い共重合体の
製造が可能である。
布の狭い重合体を製造することができる。とくに前述の
エチレン共重合においては、組成分布の狭い共重合体の
製造が可能である。
【0045】次に実施例を示す。
【0046】以下に示す実施例中、生成共重合体の組成
分布を表わすのに、次式(1)で表わされるパラメータ
ーUを用いた。
分布を表わすのに、次式(1)で表わされるパラメータ
ーUを用いた。
【0047】
【数1】 U=100×(Cw/Cu−1)・・・・・(1) 但し、式中Cwは重量平均分岐度を示し、Cnは数平均
分岐度を示す。
分岐度を示す。
【0048】該Uは分子量には無関係な共重合体の組成
成分の分布を示すパラメーターであつて、この値が小さ
いほど組成分布が狭いことを意味する。例えば、該Uが
大きすぎると組成成分が広すぎて、フイルムに成形した
場合透明性、耐引裂性、耐衝撃性、耐ブロツキング性、
低温ヒートシール性に劣つたものとなり、本発明共重合
体の優れた諸性質及びその優れた性質をバランスよく兼
備した性質を発揮し難い。
成分の分布を示すパラメーターであつて、この値が小さ
いほど組成分布が狭いことを意味する。例えば、該Uが
大きすぎると組成成分が広すぎて、フイルムに成形した
場合透明性、耐引裂性、耐衝撃性、耐ブロツキング性、
低温ヒートシール性に劣つたものとなり、本発明共重合
体の優れた諸性質及びその優れた性質をバランスよく兼
備した性質を発揮し難い。
【0049】尚、上記Uを算出する式(1)においてC
w及びCnは以下の方法により測定決定された値であ
る。
w及びCnは以下の方法により測定決定された値であ
る。
【0050】エチレン共重合体の組成成分を行うために
該共重合体をp−キシレンとブチルセロソルブとの混合
溶媒(容量比:80/20)に、耐熱可塑性安定剤2,
5−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノールの共
存下で、溶解後、硅藻土(商品名セライト560ジヨン
マンビル社(米)製)にコーテイングしたものを円筒状
カラムに充填し、前記混合溶媒と同一組成の溶媒をカラ
ム内に移送・流出させながら、カラム内温度を30℃か
ら5℃きざみで120℃迄階段的に上昇させて、コーテ
イングしたエチレン共重合体を分別後メタノールに再沈
後、濾別・乾燥して分別を得る。次いで各分別物の炭素
数1000当たりの分岐Cを13C−NMR法により求
め、分岐数C各成分区分の累積量分率(w)とが次の式
(2)対策正規分布に従つているとして、最小自乗法に
よりCw及びCnを求める。
該共重合体をp−キシレンとブチルセロソルブとの混合
溶媒(容量比:80/20)に、耐熱可塑性安定剤2,
5−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノールの共
存下で、溶解後、硅藻土(商品名セライト560ジヨン
マンビル社(米)製)にコーテイングしたものを円筒状
カラムに充填し、前記混合溶媒と同一組成の溶媒をカラ
ム内に移送・流出させながら、カラム内温度を30℃か
ら5℃きざみで120℃迄階段的に上昇させて、コーテ
イングしたエチレン共重合体を分別後メタノールに再沈
後、濾別・乾燥して分別を得る。次いで各分別物の炭素
数1000当たりの分岐Cを13C−NMR法により求
め、分岐数C各成分区分の累積量分率(w)とが次の式
(2)対策正規分布に従つているとして、最小自乗法に
よりCw及びCnを求める。
【0051】
【数2】
【0052】但し式中βは β2=21n(Cw/Cn)....(3) で表わされ、Co2は Co2=Cw・Cn........(4) で表わされる。
【0053】
【実施例】実施例1 <触媒調製>窒素雰囲気下、市販の無水塩化マグネシウ
ム10モルを脱水精製したヘキサン20lに懸濁させ、
撹拌しながらエタノール60モルを1時間かけて滴下
後、室温にて1時間反応した。これに26モルのジエチ
ルアルミニウムクロリドを室温で滴下し、2時間撹拌を
続けた。つぎに四塩化チタン60モルを加えた後、系を
80℃に昇温して3時間撹拌しながら反応を行なつた。
反応後の固体部を分離し、精製ヘキサンによりくり返し
洗浄した。該固体(A−1)の組成は以下の様であつ
た。
ム10モルを脱水精製したヘキサン20lに懸濁させ、
撹拌しながらエタノール60モルを1時間かけて滴下
後、室温にて1時間反応した。これに26モルのジエチ
ルアルミニウムクロリドを室温で滴下し、2時間撹拌を
続けた。つぎに四塩化チタン60モルを加えた後、系を
80℃に昇温して3時間撹拌しながら反応を行なつた。
反応後の固体部を分離し、精製ヘキサンによりくり返し
洗浄した。該固体(A−1)の組成は以下の様であつ
た。
【0054】 ──────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEt *) OEt/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 3.7 67.0 20.0 0.4 4.8 1.4 ──────────────────────────────── つぎに、精製ヘキサンに懸濁した(A−1)(Ti濃度
50mmol/l)のTiに換算して500ミリモルに
対し、5モルのエタノールを室温で加え、50℃に昇温
して、1.5時間反応させた。反応後、固体部を精製ヘ
キサンにてくり返し洗浄した。この様にして得られた触
媒(A−2)の組成は以下の様であつた。
50mmol/l)のTiに換算して500ミリモルに
対し、5モルのエタノールを室温で加え、50℃に昇温
して、1.5時間反応させた。反応後、固体部を精製ヘ
キサンにてくり返し洗浄した。この様にして得られた触
媒(A−2)の組成は以下の様であつた。
【0055】 ──────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEt *) OEt/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 1.2 53.0 16.0 0.1 22.6 20.0 ──────────────────────────────── *) 生成固体をH2O−アセトンで分解抽出後ガスクロ
にてエタノールとして定量した。
にてエタノールとして定量した。
【0056】<重合>内容積200lの連続重合反応器
を用い、脱水精製したヘキサンを100l/hr、ジエ
チルアルミニウムクロライド7ミリモル/hr、エチル
アルミニウムセスキクロライド14ミリモル/hr、上
記で得られた触媒(A−2)をTiに換算して0.5ミ
リモル/hr、の割合で連続的に供給し、重合器内にお
いて同時に、エチレン1.3kg/hr、4−メチル−
1−ペンテン19kg/hr、水素45l/hrの割合
で連続的に供給し、重合温度165℃、全圧30kg/
cm2、滞留時間1時間、溶媒ヘキサンに対する共重合
体温度を130g/lとなる条件下で共重合を行つた。
触媒活性は21,700g−共重合体/mmol−Ti
に相当した。
を用い、脱水精製したヘキサンを100l/hr、ジエ
チルアルミニウムクロライド7ミリモル/hr、エチル
アルミニウムセスキクロライド14ミリモル/hr、上
記で得られた触媒(A−2)をTiに換算して0.5ミ
リモル/hr、の割合で連続的に供給し、重合器内にお
いて同時に、エチレン1.3kg/hr、4−メチル−
1−ペンテン19kg/hr、水素45l/hrの割合
で連続的に供給し、重合温度165℃、全圧30kg/
cm2、滞留時間1時間、溶媒ヘキサンに対する共重合
体温度を130g/lとなる条件下で共重合を行つた。
触媒活性は21,700g−共重合体/mmol−Ti
に相当した。
【0057】得られた共重合体の結果を第2表に示し
た。分子量分布、組成分布ともに非常に狭いものであつ
た。
た。分子量分布、組成分布ともに非常に狭いものであつ
た。
【0058】つぎに、該共重合体を市販の高圧ポリエチ
レン用チユーブラーフイルム成型機(モダンマシナリー
製)で幅350mm、厚さ30μのフイルムとした。成
型条件は樹脂温度180℃、スクリユー回転数100r
pm、ダイ径100mm中、ダイスリツト幅0.7mm
である。次に該フイルムを以下の方法により評価した。
レン用チユーブラーフイルム成型機(モダンマシナリー
製)で幅350mm、厚さ30μのフイルムとした。成
型条件は樹脂温度180℃、スクリユー回転数100r
pm、ダイ径100mm中、ダイスリツト幅0.7mm
である。次に該フイルムを以下の方法により評価した。
【0059】ヘイズ(%):ASTM D 1003 衝撃強度(kg−cm/cm):東洋精機製フイルムイ
ンパクトデスターを用いて測定した。衝撃頭球面は1φ
とした。
ンパクトデスターを用いて測定した。衝撃頭球面は1φ
とした。
【0060】エルメンドルフ引裂強度(kg/cm):
ASTM D 1922 ブロツキング値(g):ASTM D 1893に準じ、
剥離バーをガラス製、剥離速度を20cm/minとし
た。
ASTM D 1922 ブロツキング値(g):ASTM D 1893に準じ、
剥離バーをガラス製、剥離速度を20cm/minとし
た。
【0061】ヒートシール開始温度(℃):東洋テスタ
ー製ヒートシーラーを用い、指定温度で圧力2kg/c
m2、シール時間1秒間でヒートシールした。試験片幅
は15mmとし、剥離試験速度300mm/minとし
た。ヒートシール開始温度は、剥離試験の際、試験片の
破断の仕方がシール面の剥離によらず、厚反部分の破断
によるようになり始める温度とした。
ー製ヒートシーラーを用い、指定温度で圧力2kg/c
m2、シール時間1秒間でヒートシールした。試験片幅
は15mmとし、剥離試験速度300mm/minとし
た。ヒートシール開始温度は、剥離試験の際、試験片の
破断の仕方がシール面の剥離によらず、厚反部分の破断
によるようになり始める温度とした。
【0062】結果を第3表に示した。
【0063】比較例1 実施例1において、Ti触媒成分として(A−2)を用
いた代りに、エタノールと反応させる前の(A−1)を
用いる他は実施例1と同様に連続共重合を行なつた。触
媒活性は19,100g共重合体/mmol−Tiであ
つた。物性を表2に、成形フイルムの評価は結果を表3
に示した。ここで得られた重合物は組成分布が幾分広
く、フイルムの耐ブロツキング性が不充分である。
いた代りに、エタノールと反応させる前の(A−1)を
用いる他は実施例1と同様に連続共重合を行なつた。触
媒活性は19,100g共重合体/mmol−Tiであ
つた。物性を表2に、成形フイルムの評価は結果を表3
に示した。ここで得られた重合物は組成分布が幾分広
く、フイルムの耐ブロツキング性が不充分である。
【0064】比較例2 実施例1と同様の実施例において、有機Al化合物成分
としてトリエチルアルミニウム20mmol/hr、T
i触媒成分として(A−2)の代りにエタノールと反応
させる前の(A−1)をTi原子に換算して0.42m
mol/hr、エチレン13kg/hr、水素40l/
hr、4−メチル−1−ペンテン30kg/hrの割合
で連続的に供給し、重合を行つた。触媒活性は31,0
00g−共重合体/mmol−Tiに相当した。結果を
表2および表3に示した。
としてトリエチルアルミニウム20mmol/hr、T
i触媒成分として(A−2)の代りにエタノールと反応
させる前の(A−1)をTi原子に換算して0.42m
mol/hr、エチレン13kg/hr、水素40l/
hr、4−メチル−1−ペンテン30kg/hrの割合
で連続的に供給し、重合を行つた。触媒活性は31,0
00g−共重合体/mmol−Tiに相当した。結果を
表2および表3に示した。
【0065】ここで得た重合物は組成分布がかなり広
く、フイルムの透明性、耐ブロツキング性、低温ヒート
シール性に劣つていた。
く、フイルムの透明性、耐ブロツキング性、低温ヒート
シール性に劣つていた。
【0066】実施例2 <触媒調製>実施例1で得られた(A−1)成分を用
い、これのTiに換算して50ミリモルに対し、250
ミリモルのエタノールを加え、これ以後の操作は実施例
1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成は
以下の様であつた。
い、これのTiに換算して50ミリモルに対し、250
ミリモルのエタノールを加え、これ以後の操作は実施例
1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成は
以下の様であつた。
【0067】 ──────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEt OEt/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 1.7 51.5 19.0 0.2 20.9 13.0 ──────────────────────────────── <重合>実施例1において、実施例1で得られた(A−
2)成分を用いた代りに、本実施例で得られた(A−
2)成分を用いた他は実施例1と同様にエチレンと4−
メチル−1−ペンテンの連続共重合を行なつた。
2)成分を用いた代りに、本実施例で得られた(A−
2)成分を用いた他は実施例1と同様にエチレンと4−
メチル−1−ペンテンの連続共重合を行なつた。
【0068】結果を表2および表3に示した。
【0069】実施例1と同様、分子量分布、組成分布と
もに非常に狭い共重合体が得られた。
もに非常に狭い共重合体が得られた。
【0070】成形フイルムは、実施例1に対し、密度を
下げたことに対応して、透明性、衝撃強度、ヒートシー
ル性が向上した。このヒートシール開始温度は、市販の
酢酸ビニル含量5wt%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体フイルムのそれに匹敵する値である。
下げたことに対応して、透明性、衝撃強度、ヒートシー
ル性が向上した。このヒートシール開始温度は、市販の
酢酸ビニル含量5wt%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体フイルムのそれに匹敵する値である。
【0071】比較例3 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)のヘキサン懸濁
液を用い、これのTiに換算して30ミリモルに対し、
エタノール60ミリモルを加え、これ以後の操作は実施
例1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成
は以下の様であつた。
液を用い、これのTiに換算して30ミリモルに対し、
エタノール60ミリモルを加え、これ以後の操作は実施
例1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成
は以下の様であつた。
【0072】 ──────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEt OEt/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 3.4 59.1 20.0 0.3 11.0 3.4 ──────────────────────────────── <重合>上記で得た(A−2)成分を用い、表1に示し
た条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンの連続
共重合体を行なつた。結果を表2および表3に示した。
得られた重合物は組成分布が広く、実施例2で得られた
共重合体と同一の密度でありながら、フイルムの透明
性、衝撃強度、ヒートシール性に優れるものであること
の特徴が出ていない。一方、耐ブロツキング性は著しく
不充分である。
た条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンの連続
共重合体を行なつた。結果を表2および表3に示した。
得られた重合物は組成分布が広く、実施例2で得られた
共重合体と同一の密度でありながら、フイルムの透明
性、衝撃強度、ヒートシール性に優れるものであること
の特徴が出ていない。一方、耐ブロツキング性は著しく
不充分である。
【0073】比較例4 実施例1で得た(A−1)のヘキサン懸濁液を用い、こ
れのTi原子に換算して50ミリモルに対し、エタノー
ル1モルを加え、これ以後の操作は実施例1と全く同様
にして(A−2)成分を調製した。組成は以下の様であ
つた。
れのTi原子に換算して50ミリモルに対し、エタノー
ル1モルを加え、これ以後の操作は実施例1と全く同様
にして(A−2)成分を調製した。組成は以下の様であ
つた。
【0074】 ──────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEt OEt/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 0.3 36.6 12.5 0.1 43.5 149 ──────────────────────────────── <重合>上記で得た(A−2)成分を用い、実施例2と
同じ条件で連続重合を開始したところ、全く重合が起こ
らないため、表1に示した有機アルミニウム化合物触媒
成分(B)の供給速度を徐々に上げていつた。該速度が
110mmol/hrとなつたところで安定な運転が可
能となつた。触媒活性は12,100g重合体/mmo
l−Tiに相当した。得られた重合物のMIは1.7
8、密度は0.919g/cm3であつた。重合物中の触
媒残渣が極めて多く、このため、重合物が発泡し、フイ
ルムに成形することができなかつた。
同じ条件で連続重合を開始したところ、全く重合が起こ
らないため、表1に示した有機アルミニウム化合物触媒
成分(B)の供給速度を徐々に上げていつた。該速度が
110mmol/hrとなつたところで安定な運転が可
能となつた。触媒活性は12,100g重合体/mmo
l−Tiに相当した。得られた重合物のMIは1.7
8、密度は0.919g/cm3であつた。重合物中の触
媒残渣が極めて多く、このため、重合物が発泡し、フイ
ルムに成形することができなかつた。
【0075】実施例3〜8 <重合>実施例1で得られた(A−2)成分を用い、表
1に示した重合条件にてエチレンとα−オレフインとの
連続共重合を行なつた。結果を表2および表3に示し
た。
1に示した重合条件にてエチレンとα−オレフインとの
連続共重合を行なつた。結果を表2および表3に示し
た。
【0076】実施例9 実施例1で得られた(A−2)成分を用い、表1に示し
た重合条件にて、エチレンの単独重合を行なつた。触媒
活性は19,400g−PE/mmol−Tiに相当し
た。得られたポリエチレンのMIは9.70、密度は0.
968g/cm3であつた。Mw/Mnは2.1であり、
分子量分布の極めて狭いものであつた。 実施例10 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)成分のヘキサン
懸濁液4l(Tiに換算して200ミリモル)を用い、
まず精製ヘキサン2lを加えた。(このときTi濃度3
3mmol/l)つぎに、2モルのエタノールを室温で
加え、80℃で昇温し、2時間反応させた。反応後室温
まで放冷した。この懸濁液の2l(Tiに換算して66
ミリモル)を別の反応器に移した。残りは実施例10お
よび11で用いた。
た重合条件にて、エチレンの単独重合を行なつた。触媒
活性は19,400g−PE/mmol−Tiに相当し
た。得られたポリエチレンのMIは9.70、密度は0.
968g/cm3であつた。Mw/Mnは2.1であり、
分子量分布の極めて狭いものであつた。 実施例10 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)成分のヘキサン
懸濁液4l(Tiに換算して200ミリモル)を用い、
まず精製ヘキサン2lを加えた。(このときTi濃度3
3mmol/l)つぎに、2モルのエタノールを室温で
加え、80℃で昇温し、2時間反応させた。反応後室温
まで放冷した。この懸濁液の2l(Tiに換算して66
ミリモル)を別の反応器に移した。残りは実施例10お
よび11で用いた。
【0077】つぎに、トリエチルアルミニウム200ミ
リモルを室温で徐々に滴下し、1.5時間室温にて反応
させた。反応後、固体部を精製ヘキサンにてくり返し洗
浄した後、ヘキサン懸濁液とした。
リモルを室温で徐々に滴下し、1.5時間室温にて反応
させた。反応後、固体部を精製ヘキサンにてくり返し洗
浄した後、ヘキサン懸濁液とした。
【0078】該固体(A−2)の組成は以下の様であつ
た。
た。
【0079】 ──────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEt OEt/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 2.4 53.5 16.0 0.7 21.1 9.3 ──────────────────────────────── <重合>上記で得た(A−2)成分を用い、表1に示し
た条件でエチレンとブテン−1との連続共重合を行なつ
た。結果を表2および表3に示した。
た条件でエチレンとブテン−1との連続共重合を行なつ
た。結果を表2および表3に示した。
【0080】このように低い密度でも、ペレツトがブロ
ツキングすることなく容易にフイルム成形することがで
きた。密度が低いことに対応して極めて透明でヒートシ
ール性の優れたフイルムとなつた。
ツキングすることなく容易にフイルム成形することがで
きた。密度が低いことに対応して極めて透明でヒートシ
ール性の優れたフイルムとなつた。
【0081】実施例11、12 <触媒調製>実施例10で得た、エタノール反応後のヘ
キサン懸濁液4l(Tiに換算して131ミリモル)を
用い、これにジエチルアルミニウムクロリド400ミリ
モルを室温で徐々に滴下し、室温にて2時間反応させ
た。反応後、2lをとり出し、固体部を精製ヘキサンに
てくり返し洗浄し、ヘキサン懸濁液とした。これを実施
例11の重合に用いた。該触媒固体の組成は以下の様で
あつた。
キサン懸濁液4l(Tiに換算して131ミリモル)を
用い、これにジエチルアルミニウムクロリド400ミリ
モルを室温で徐々に滴下し、室温にて2時間反応させ
た。反応後、2lをとり出し、固体部を精製ヘキサンに
てくり返し洗浄し、ヘキサン懸濁液とした。これを実施
例11の重合に用いた。該触媒固体の組成は以下の様で
あつた。
【0082】 ──────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEt OEt/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 2.3 50.2 16.0 0.3 23.1 10.6 ──────────────────────────────── 残りのものは、そのまま実施例12の重合に用いた。
【0083】<重合>上記で得たチタン触媒成分を用
い、表1に示した条件で重合を行なつた。結果を表2お
よび表3に示した。
い、表1に示した条件で重合を行なつた。結果を表2お
よび表3に示した。
【0084】実施例13〜17 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)のヘキサン懸濁
液を用い、表4に示した酸素に結合した活性水素を含有
する有機化合物により、表4に示した条件で処理した。
液を用い、表4に示した酸素に結合した活性水素を含有
する有機化合物により、表4に示した条件で処理した。
【0085】得られたチタン触媒成分(A−2)の組成
も示した。
も示した。
【0086】<重合>上記で得たチタン触媒成分を用
い、表1に示した条件でエチレンと4−メチル−1−ペ
ンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。いずれの場合も分子量分布、組成分布ともに非常に
狭い共重合体が得られた。
い、表1に示した条件でエチレンと4−メチル−1−ペ
ンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。いずれの場合も分子量分布、組成分布ともに非常に
狭い共重合体が得られた。
【0087】比較例5 <重合>重合1で得られた(A−2)成分を用い、有機
アルミニウム触媒成分(B)としてエチルアルミニウム
ジクロリドを用いた他は、重合に実施例1と同様にして
連続重合を開始したが、重合速度が極めて遅く、器内圧
力が上昇しだしたため、(A−2)成分、(B)成分と
もに3.2mmol/hr、(B)成分90mmol/
hrまで増やしたところで定常運転が可能となつた。こ
のとき触媒活性は4,100g−重合体/mmol−T
iと極めて低く、ペレツトが着色していた。また、触媒
残渣が多いため、発泡してフイルム成形ができなかつ
た。
アルミニウム触媒成分(B)としてエチルアルミニウム
ジクロリドを用いた他は、重合に実施例1と同様にして
連続重合を開始したが、重合速度が極めて遅く、器内圧
力が上昇しだしたため、(A−2)成分、(B)成分と
もに3.2mmol/hr、(B)成分90mmol/
hrまで増やしたところで定常運転が可能となつた。こ
のとき触媒活性は4,100g−重合体/mmol−T
iと極めて低く、ペレツトが着色していた。また、触媒
残渣が多いため、発泡してフイルム成形ができなかつ
た。
【0088】比較例6 <重合>実施例10で得られた(A−2)成分を用い、
表1に示した条件でエチレンとブテン−1との連続共重
合を行なつた。得られた共重合体は実施例12と同じ密
度でありながらこの場合には、ペレツトがブロツキング
し、フイルムに成形できなかつた。
表1に示した条件でエチレンとブテン−1との連続共重
合を行なつた。得られた共重合体は実施例12と同じ密
度でありながらこの場合には、ペレツトがブロツキング
し、フイルムに成形できなかつた。
【0089】実施例18 <触媒調製>窒素雰囲気下、市販の無水塩化マグネシウ
ム1モルを脱水精製したn−デカン2lに懸濁させ、撹
拌しながら3モルの2−エチルヘキサノールを加え、1
20℃に3時間保つた。反応後、固体は消滅し、無色透
明の溶液となつた。このようにして塩化マグネシウム−
2−エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液を得た。
このものは室温でも無色透明溶液のままであつた。
ム1モルを脱水精製したn−デカン2lに懸濁させ、撹
拌しながら3モルの2−エチルヘキサノールを加え、1
20℃に3時間保つた。反応後、固体は消滅し、無色透
明の溶液となつた。このようにして塩化マグネシウム−
2−エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液を得た。
このものは室温でも無色透明溶液のままであつた。
【0090】つぎに、別の反応器に、窒素中でn−デカ
ンを1.5l、四塩化チタンを2.4モル入れ、0℃まで
冷却した。ついで上記で得た塩化マグネシウム−2−エ
チルヘキサノール錯体のn−デカン溶液をMgに換算し
て800ミリモルを撹拌しながら0℃にて滴下した。滴
下後80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後固体部
をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デカン懸濁液とし
た。(Ti濃度60mmol/l)このようにして得ら
れた固体部(A−1)の組成は以下の様であつた。
ンを1.5l、四塩化チタンを2.4モル入れ、0℃まで
冷却した。ついで上記で得た塩化マグネシウム−2−エ
チルヘキサノール錯体のn−デカン溶液をMgに換算し
て800ミリモルを撹拌しながら0℃にて滴下した。滴
下後80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後固体部
をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デカン懸濁液とし
た。(Ti濃度60mmol/l)このようにして得ら
れた固体部(A−1)の組成は以下の様であつた。
【0091】 ─────────────────────────── Ti Cl Mg OEH *) OEH/Ti (wt%) モル比 ─────────────────── 5.2 54.0 19.0 13.4 0.93 ─────────────────────────── *) 2−エチルヘキソキシ基 水−アセトンにて加水分解、アセトン抽出後ガスクロマ
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール600ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール600ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
【0092】このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であつた。
(A−2)の組成は以下の様であつた。
【0093】 ────────────────────────────────── Ti Cl Mg OEH OEt (OEH+OEt)/Ti (wt%) モル比 ────────────────────── 2.0 47.2 15.0 4.1 16.0 9.4 ────────────────────────────────── <重合>上記で得られた(A−2)成分を用い、表1に
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なつた。結果を表2に示した。
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なつた。結果を表2に示した。
【0094】実施例18の2 <重合>実施例1と同様の連続重合反応器を用い、脱水
精製したヘキサンを60l/hr、エチルアルミニウム
セスキクロリド47ミリモル/hr、実施例1で得たT
i触媒成分(A−2)をTiに換算して2.8ミリモル
/hrの割合で連続的に供給し、重合器内において、同
時に、エチレン12kg/hr、4−メチル−1−ペン
テン8kg/hr、水素520l/hrの割合で連続的
に供給し、重合温度180℃、全圧40kg/cm2、
滞留時間2時間、重合体濃度を200g/lとなる条件
下で、エチレン/4−メチル−1−ペンテン共重合ワツ
クスの連続重合を行なつた。触媒活性は7,100g−
共重合体/mmol−Tiに相当した。得られた共重合
ワツクスの粘度平均分子量は3,700、密度は0.91
2であつた。
精製したヘキサンを60l/hr、エチルアルミニウム
セスキクロリド47ミリモル/hr、実施例1で得たT
i触媒成分(A−2)をTiに換算して2.8ミリモル
/hrの割合で連続的に供給し、重合器内において、同
時に、エチレン12kg/hr、4−メチル−1−ペン
テン8kg/hr、水素520l/hrの割合で連続的
に供給し、重合温度180℃、全圧40kg/cm2、
滞留時間2時間、重合体濃度を200g/lとなる条件
下で、エチレン/4−メチル−1−ペンテン共重合ワツ
クスの連続重合を行なつた。触媒活性は7,100g−
共重合体/mmol−Tiに相当した。得られた共重合
ワツクスの粘度平均分子量は3,700、密度は0.91
2であつた。
【0095】つぎに、該ワツクスと顔料(フタロシアニ
ンブルー)とを1対1で配合し、三本ロールで120℃
で混練した。このもの1gと市販の高圧法ポリエチレン
38gとをブラベンダーブラストグラフで混練後、厚さ
100三のシートとした。顔料は粗粒子が全く見られず
極めて均一に分散していた。また、ロール混練時、ワツ
クス分のロールへの付着も全く見られず顔料分散剤とし
て極めて良好な性能であることがわかつた。
ンブルー)とを1対1で配合し、三本ロールで120℃
で混練した。このもの1gと市販の高圧法ポリエチレン
38gとをブラベンダーブラストグラフで混練後、厚さ
100三のシートとした。顔料は粗粒子が全く見られず
極めて均一に分散していた。また、ロール混練時、ワツ
クス分のロールへの付着も全く見られず顔料分散剤とし
て極めて良好な性能であることがわかつた。
【0096】実施例19 実施例18で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
0.5l(Tiに換算して30ミリモル)をとり、これ
に室温にて150ミリモルの2−エチルヘキサノールを
加え80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後、0℃
まで冷却し、35ミリモルのトリエチルアルミニウムを
滴下し、滴下後、0℃にて2時間反応させた。反応後、
固体部をn−デカンにてくり返し洗浄し、n−デカン懸
濁液とした。このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であつた。
0.5l(Tiに換算して30ミリモル)をとり、これ
に室温にて150ミリモルの2−エチルヘキサノールを
加え80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後、0℃
まで冷却し、35ミリモルのトリエチルアルミニウムを
滴下し、滴下後、0℃にて2時間反応させた。反応後、
固体部をn−デカンにてくり返し洗浄し、n−デカン懸
濁液とした。このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であつた。
【0097】 ────────────────────────────── Ti Cl Mg Al OEH OEH/Ti (wt%) モル比 ───────────────────── 0.8 49.0 16.0 0.4 23.8 10.7 ────────────────────────────── <重合>上記で得られたチタン触媒成分(A−2)を用
い、表1に示した条件にてエチレンと4−メチル−1−
ペンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。
い、表1に示した条件にてエチレンと4−メチル−1−
ペンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。
【0098】比較例7 <重合>実施例18において、チタン触媒成分として
(A−2)を用いた代りに、エタノールと反応させる前
の(A−1)を用いた他は実施例18と同様に重合を行
なつた。結果を表2に示した。
(A−2)を用いた代りに、エタノールと反応させる前
の(A−1)を用いた他は実施例18と同様に重合を行
なつた。結果を表2に示した。
【0099】
【表1】
【0100】
【表2】
【0101】
【表3】
【0102】
【表4】
【0103】
【表5】
【0104】
【表6】
【0105】
【表7】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月28日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】本発明は、分子量分布や組成成分の狭いオ
レフイン重合体もしくは共重合体を高い触媒効率で製造
するのに適したオレフインの重合方法に関する。
レフイン重合体もしくは共重合体を高い触媒効率で製造
するのに適したオレフインの重合方法に関する。
【0002】なお、本発明において、重合という語は単
独重合のみならず共重合を包含した意で用いることがあ
り、同様に重合体という語は単独重合休のみならず共重
合体を包含した意で用いることがある。
独重合のみならず共重合を包含した意で用いることがあ
り、同様に重合体という語は単独重合休のみならず共重
合体を包含した意で用いることがある。
【0003】オレフイン重合体は、フイルム、テープ、
シート、繊維、中空成形品、射出成形品など非常に多く
の成形品に加工されて使用されている。これら各製品に
おいて、透明性、耐衝撃性などが優れたものを得るため
には、分子量分布や組成分布の狭い重合体を用いるのが
よい。とくに共重合体にあつては、共重合する少割合の
オレフイン共重合体の含有量が増えるにしたがい、組成
分布の広狭が共重合体の物性に及ぼす影響が大きくなる
傾向にあつた。またワツクスグレードのような比較的低
分子量の共重合体においても、顔料分散剤のような用途
に供する場合には、ブロツキング防止の点から組成分布
の狭いものが望まれていた。分布の狭いオレフイン重合
体を得る方法として、バナジウム系触媒成分と有機アル
ミニウム化合物触媒成分から形成される触媒を用いてオ
レフインを重合させるのが有効であるが、とくにオレフ
インの共重合において単独触媒当りの重合体収量が少な
いという欠点がある。上記バナジウム系触媒成分の代り
に、従来提案されているようなマグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性固体チタン成分を用
いると、単位触媒当りの重合体収量を飛躍的に増加させ
ることは可能であるが、例えばエチレンと炭素数3以上
のα−オレフインとの共重合においては組分分布の充分
に狭い共重合体を得ることが難かしく、概して得られる
共重合体の融点は高かつた。
シート、繊維、中空成形品、射出成形品など非常に多く
の成形品に加工されて使用されている。これら各製品に
おいて、透明性、耐衝撃性などが優れたものを得るため
には、分子量分布や組成分布の狭い重合体を用いるのが
よい。とくに共重合体にあつては、共重合する少割合の
オレフイン共重合体の含有量が増えるにしたがい、組成
分布の広狭が共重合体の物性に及ぼす影響が大きくなる
傾向にあつた。またワツクスグレードのような比較的低
分子量の共重合体においても、顔料分散剤のような用途
に供する場合には、ブロツキング防止の点から組成分布
の狭いものが望まれていた。分布の狭いオレフイン重合
体を得る方法として、バナジウム系触媒成分と有機アル
ミニウム化合物触媒成分から形成される触媒を用いてオ
レフインを重合させるのが有効であるが、とくにオレフ
インの共重合において単独触媒当りの重合体収量が少な
いという欠点がある。上記バナジウム系触媒成分の代り
に、従来提案されているようなマグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性固体チタン成分を用
いると、単位触媒当りの重合体収量を飛躍的に増加させ
ることは可能であるが、例えばエチレンと炭素数3以上
のα−オレフインとの共重合においては組分分布の充分
に狭い共重合体を得ることが難かしく、概して得られる
共重合体の融点は高かつた。
【0004】本発明者らは、このような高活性固体チタ
ン成分を用いた重合方法の技術課題を克服できる改良方
法を開発すべき研究を進めてきた。
ン成分を用いた重合方法の技術課題を克服できる改良方
法を開発すべき研究を進めてきた。
【0005】その結果、上述のような従来利用されてき
た高活性固体チタン成分を、特定の条件を充足する条件
下に更に処理することにより形成されるチタン化合物触
媒成分と、特定のハロゲン/アルミニウム(原子比)条
件を充足するハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒
成分との組み合わせを満足する触媒の存在下にオレフイ
ンを重合もしくは共重合することによつて、分子量分布
や組成分布の狭いオレフイン重合体もしくは共重合体
を、高い触媒効率をもつて製造することが可能となるこ
とを発見した。
た高活性固体チタン成分を、特定の条件を充足する条件
下に更に処理することにより形成されるチタン化合物触
媒成分と、特定のハロゲン/アルミニウム(原子比)条
件を充足するハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒
成分との組み合わせを満足する触媒の存在下にオレフイ
ンを重合もしくは共重合することによつて、分子量分布
や組成分布の狭いオレフイン重合体もしくは共重合体
を、高い触媒効率をもつて製造することが可能となるこ
とを発見した。
【0006】上記新しい知見に基いて更に研究を進めた
結果、本発明者等は、[A] マグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−
1)を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物
(a−2)でさらに処理することにより形成された成分
であつて、且つ該成分中に含まれる有機化合物(a−
2)及び/又は該有機化合物(a−2)に由来する酸素
含有基の量(X)とチタンの量(Y)とのモル比
(X):(Y)が4〜100:1であるチタン化合物触
媒成分、又はその有機アルミニウム化合物処理物、但し
上記において、該高活性チタン成分(a−1)は、該必
須成分のほかに、酸素に結合した活性水素を含有する有
機化合物(a−2)′及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基を更に有することができ、
この場合には、上記量(X)は上記成分中に含まれる有
機化合物(a−2)及び該有機化合物(a−2)に由来
する酸素含有基の量(X1)と上記有機化合物(a−
2)′及び該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含
有基の量(X2)との合計量を意味するものとする、及
び[B] ハロゲン/アルミニウム(原子比)が、1以
上で且つ2未満であるハロゲン含有有機アルミニウム化
合物触媒成分とから形成された触媒の存在下に、オレフ
インを重合もしくは共重合することによつて、前記従来
法の技術課題が克服できて、高い触媒効率をもつて、分
子量分布や組成分布の狭い所望のオレフイン重合体もし
くは共重合体を工業的に有利に製造できることを知つ
た。
結果、本発明者等は、[A] マグネシウム、チタン及
びハロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−
1)を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物
(a−2)でさらに処理することにより形成された成分
であつて、且つ該成分中に含まれる有機化合物(a−
2)及び/又は該有機化合物(a−2)に由来する酸素
含有基の量(X)とチタンの量(Y)とのモル比
(X):(Y)が4〜100:1であるチタン化合物触
媒成分、又はその有機アルミニウム化合物処理物、但し
上記において、該高活性チタン成分(a−1)は、該必
須成分のほかに、酸素に結合した活性水素を含有する有
機化合物(a−2)′及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基を更に有することができ、
この場合には、上記量(X)は上記成分中に含まれる有
機化合物(a−2)及び該有機化合物(a−2)に由来
する酸素含有基の量(X1)と上記有機化合物(a−
2)′及び該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含
有基の量(X2)との合計量を意味するものとする、及
び[B] ハロゲン/アルミニウム(原子比)が、1以
上で且つ2未満であるハロゲン含有有機アルミニウム化
合物触媒成分とから形成された触媒の存在下に、オレフ
インを重合もしくは共重合することによつて、前記従来
法の技術課題が克服できて、高い触媒効率をもつて、分
子量分布や組成分布の狭い所望のオレフイン重合体もし
くは共重合体を工業的に有利に製造できることを知つ
た。
【0007】従つて、本発明の目的はオレフインの改善
された重合方法を提供するためにある。
された重合方法を提供するためにある。
【0008】本発明の上記目的及び更に多くの他の目的
ならびに利点は、以下の記載から一層明らかとなるであ
ろう。
ならびに利点は、以下の記載から一層明らかとなるであ
ろう。
【0009】本発明で用いるチタン化合物触媒成分
[A]は、マグネシウム、チタン及びハロゲンを必須成
分とする高活性チタン成分(a−1)を、酸素に結合し
た活性水素を含有する有機化合物(a−2)でさらに処
理することにより形成された成分であつて、且つ該有機
化合物(a−2)及び/又は該有機化合物(a−2)に
由来する酸素含有基の量(X)とチタンの量(Y)との
モル比(X):(Y)が4〜100:1であるチタン化
合物触媒成分である。
[A]は、マグネシウム、チタン及びハロゲンを必須成
分とする高活性チタン成分(a−1)を、酸素に結合し
た活性水素を含有する有機化合物(a−2)でさらに処
理することにより形成された成分であつて、且つ該有機
化合物(a−2)及び/又は該有機化合物(a−2)に
由来する酸素含有基の量(X)とチタンの量(Y)との
モル比(X):(Y)が4〜100:1であるチタン化
合物触媒成分である。
【0010】上記高活性チタン成分(a−1)及びその
製法に関しては、すでに数多くの提案が知られており、
従来、該成分(a−1)と有機アルミニウム化合物触媒
成分とを組み合わせオレフインの重合に利用されてきた
成分である。
製法に関しては、すでに数多くの提案が知られており、
従来、該成分(a−1)と有機アルミニウム化合物触媒
成分とを組み合わせオレフインの重合に利用されてきた
成分である。
【0011】該高活性チタン成分(a−1)は、マグネ
シウム、チタン及びハロゲンを必須成分として含有し、
例えばマグネシウム/チタン(原子比)が好ましくは2
ないし100、とくに好ましくは4ないし70、ハロゲ
ン/チタン(原子比)が好ましくは4ないし100、と
くに好ましくは10ないし70の範囲にある。またその
比表面積は、例えば3m2/g以上、好ましくは40m
2/g以上、さらに好ましくは100ないし800m2
/gである。そして、室温におけるヘキサン洗浄のよう
な簡単な手段では、該チタン成分(a−1)は含有する
チタン成分を脱離しないのが普通である。そして通常
は、そのX線スペクトルが、触媒調製に用いたマグネシ
ウム化合物の如何にかかわらずマグネシウム化合物に関
して低結晶性を示すか、又はマグネシウムジハライドの
通常の市販品のそれに比べ非常に低結晶化されているこ
とが望ましい。
シウム、チタン及びハロゲンを必須成分として含有し、
例えばマグネシウム/チタン(原子比)が好ましくは2
ないし100、とくに好ましくは4ないし70、ハロゲ
ン/チタン(原子比)が好ましくは4ないし100、と
くに好ましくは10ないし70の範囲にある。またその
比表面積は、例えば3m2/g以上、好ましくは40m
2/g以上、さらに好ましくは100ないし800m2
/gである。そして、室温におけるヘキサン洗浄のよう
な簡単な手段では、該チタン成分(a−1)は含有する
チタン成分を脱離しないのが普通である。そして通常
は、そのX線スペクトルが、触媒調製に用いたマグネシ
ウム化合物の如何にかかわらずマグネシウム化合物に関
して低結晶性を示すか、又はマグネシウムジハライドの
通常の市販品のそれに比べ非常に低結晶化されているこ
とが望ましい。
【0012】該高活性チタン成分(a−1)はまた前記
必須成分に加え、他に元素、金属、官能基、電子供与体
などが含有されていてもよい。例えばケイ素、アルミニ
ウム、ジルコニウム、ハフニウムなどの元素または金
属、アルコキシ基、アリールオキシ基などの官能基、エ
ステル、アミン、エーテル、ケトン、酸無水物、酸アミ
ド、酸塩化物などの電子供与体などが含有されていても
よい。一般にはこれらのうち、電子供与体をあまり多量
に含有していないものが好適である。
必須成分に加え、他に元素、金属、官能基、電子供与体
などが含有されていてもよい。例えばケイ素、アルミニ
ウム、ジルコニウム、ハフニウムなどの元素または金
属、アルコキシ基、アリールオキシ基などの官能基、エ
ステル、アミン、エーテル、ケトン、酸無水物、酸アミ
ド、酸塩化物などの電子供与体などが含有されていても
よい。一般にはこれらのうち、電子供与体をあまり多量
に含有していないものが好適である。
【0013】このような高活性チタン成分(a−1)
は、例えばマグネシウム化合物(又はマグネシウム金
属)およびチタン化合物を、直接あるいは電子供与体や
前記他の元素、金属などの化合物の一種以上の共存下で
接触あるいは反応させる方法、また、例えば、マグネシ
ウム化合物(又はマグネシウム金属)およびチタン化合
物のいずれか一方、あるいは双方を予め電子供与体や他
の元素、金属などの化合物と予備的に予備接触処理をし
ておいてから、両者を接触あるいは反応させる方法など
によつて得ることができる。上記他の元素、金属などの
化合物例としては、有機アルミニウム化合物やハロゲン
含有ケイ素化合物を挙げることができる。該有機アルミ
ニウム化合物は、たとえばトリアルキルアルミニウム、
各種アルキルアルミニウムハライド、各種アルキルアル
ミニウムアルコキシドなどから選ぶことができる。また
該ハロゲン含有ケイ素化合物は、たとえば四塩化ケイ
素、アルコキシハロゲン化ケイ素、アリロキシハロゲン
化ケイ素、ハロポリシロキサンなどから選ぶことができ
る。
は、例えばマグネシウム化合物(又はマグネシウム金
属)およびチタン化合物を、直接あるいは電子供与体や
前記他の元素、金属などの化合物の一種以上の共存下で
接触あるいは反応させる方法、また、例えば、マグネシ
ウム化合物(又はマグネシウム金属)およびチタン化合
物のいずれか一方、あるいは双方を予め電子供与体や他
の元素、金属などの化合物と予備的に予備接触処理をし
ておいてから、両者を接触あるいは反応させる方法など
によつて得ることができる。上記他の元素、金属などの
化合物例としては、有機アルミニウム化合物やハロゲン
含有ケイ素化合物を挙げることができる。該有機アルミ
ニウム化合物は、たとえばトリアルキルアルミニウム、
各種アルキルアルミニウムハライド、各種アルキルアル
ミニウムアルコキシドなどから選ぶことができる。また
該ハロゲン含有ケイ素化合物は、たとえば四塩化ケイ
素、アルコキシハロゲン化ケイ素、アリロキシハロゲン
化ケイ素、ハロポリシロキサンなどから選ぶことができ
る。
【0014】このような高活性固体チタン成分(a−
1)を製造する方法については、すでに非常に多くの提
案によつて当業界に知られている。例えば特公昭46−
34092号、同47−41676号、同50−322
70号、同53−46799号、同54−25517
号、同57−19122号、特開昭56−811号、同
56−11988号などに開示の製法などを例示するこ
とができる。
1)を製造する方法については、すでに非常に多くの提
案によつて当業界に知られている。例えば特公昭46−
34092号、同47−41676号、同50−322
70号、同53−46799号、同54−25517
号、同57−19122号、特開昭56−811号、同
56−11988号などに開示の製法などを例示するこ
とができる。
【0015】高活性チタン成分(a−1)の調製に用い
ることのできるマグネシウム化合物としては、酸化マグ
ネシウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタルサイト、
マグネシウムのカルボン酸塩、アルコキシマグネシウ
ム、アリロキシマグネシウム、アルコキシマグネシウム
ハライド、アリロキシマグネシウムハライド、マグネシ
ウムジハライド、アルキルマグネシウムハライド、アリ
ールマグネシウムハライド、ジアルキルマグネシウム、
あるいはアルキルマグネシウムハライドのような有機マ
グネシウム化合物とシラノールやシロキサンとの反応物
などを例示することができる。これらマグネシウム化合
物の製法にはとくべつな制約はなく、適宜に選択するこ
とができる。また高活性チタン成分(a−1)の調製に
用いることのできるチタン化合物の例としては、テトラ
ハロゲン化チタン、アウコキシチタンハライド、アリロ
キシチタンハライド、テトラアルコキシチタン、テトラ
アリロキシチタンなどを例示できる。
ることのできるマグネシウム化合物としては、酸化マグ
ネシウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタルサイト、
マグネシウムのカルボン酸塩、アルコキシマグネシウ
ム、アリロキシマグネシウム、アルコキシマグネシウム
ハライド、アリロキシマグネシウムハライド、マグネシ
ウムジハライド、アルキルマグネシウムハライド、アリ
ールマグネシウムハライド、ジアルキルマグネシウム、
あるいはアルキルマグネシウムハライドのような有機マ
グネシウム化合物とシラノールやシロキサンとの反応物
などを例示することができる。これらマグネシウム化合
物の製法にはとくべつな制約はなく、適宜に選択するこ
とができる。また高活性チタン成分(a−1)の調製に
用いることのできるチタン化合物の例としては、テトラ
ハロゲン化チタン、アウコキシチタンハライド、アリロ
キシチタンハライド、テトラアルコキシチタン、テトラ
アリロキシチタンなどを例示できる。
【0016】更に、高活性チタン成分(a−1)の調製
に用いることのできる電子供与体としては、アルコー
ル、フエノール類、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、
エステル、酸アミド、酸無水物、アルコキシシラン化合
物の如き含酸素電子供与体、アンモニア、アミン、ニト
リル、イソシアネートの如き含窒素電子供与体などを例
示することができる。
に用いることのできる電子供与体としては、アルコー
ル、フエノール類、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、
エステル、酸アミド、酸無水物、アルコキシシラン化合
物の如き含酸素電子供与体、アンモニア、アミン、ニト
リル、イソシアネートの如き含窒素電子供与体などを例
示することができる。
【0017】より具体的には、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、オク
タノール、2−エチルヘキサノール、ドデカノール、オ
クタデシルアルコール、オレイルアルコール、ベンジル
アルコール、フエニルエチルアルコール、クミルアルコ
ール、イソプロピルベンジルアルコールなどの炭素数1
ないし18のアルコール類;フエノール、クレゾール、
キシレノール、エチルフエノール、プロピルフエノー
ル、クミルフエノール、ナフトールなどの低級アルキル
基を有してよい炭素数6ないし15のフエノール類;ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、アセトフエノン、ベンゾフエノンなどの炭素数3な
いし15のケトン類;アセトアルデヒド、プロピオンア
ルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、ト
ルアルデヒド、ナフトアルデヒドなどの炭素数2ないし
15のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸
シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、吉
草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、
メタクリル酢酸メチル、クロトン酸エチル、シクロヘキ
サンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチ
ル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オク
チル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フエニル、安
息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、エトキシ安息香酸エチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジイソブチル、マロン酸ジイソブチル、γ
−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フ
タリド、炭酸エチレンなどの炭酸数2ないし18の有機
酸エステル類;ケイ酸エチルのような無機酸エステル
類;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トルイル
酸クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2ないし1
5の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエーテル、
イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフエニルエー
テルなどの炭素数2ないし20のエーテル類;酢酸アミ
ド、安息香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド
類;メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、ト
リブチルアミン、ピペリジン、トリベンジルアミン、ア
ニリン、ピリジン、ピコリン、テトラメチルエチレンジ
アミンなどのアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、トルニトリルなどのニトリル類;などを挙げること
ができる。これら電子供与体は、2種以上用いることが
できる。
ル、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、オク
タノール、2−エチルヘキサノール、ドデカノール、オ
クタデシルアルコール、オレイルアルコール、ベンジル
アルコール、フエニルエチルアルコール、クミルアルコ
ール、イソプロピルベンジルアルコールなどの炭素数1
ないし18のアルコール類;フエノール、クレゾール、
キシレノール、エチルフエノール、プロピルフエノー
ル、クミルフエノール、ナフトールなどの低級アルキル
基を有してよい炭素数6ないし15のフエノール類;ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、アセトフエノン、ベンゾフエノンなどの炭素数3な
いし15のケトン類;アセトアルデヒド、プロピオンア
ルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、ト
ルアルデヒド、ナフトアルデヒドなどの炭素数2ないし
15のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸
シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、吉
草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、
メタクリル酢酸メチル、クロトン酸エチル、シクロヘキ
サンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチ
ル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オク
チル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フエニル、安
息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、エトキシ安息香酸エチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジイソブチル、マロン酸ジイソブチル、γ
−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フ
タリド、炭酸エチレンなどの炭酸数2ないし18の有機
酸エステル類;ケイ酸エチルのような無機酸エステル
類;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トルイル
酸クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2ないし1
5の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエーテル、
イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフエニルエー
テルなどの炭素数2ないし20のエーテル類;酢酸アミ
ド、安息香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド
類;メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、ト
リブチルアミン、ピペリジン、トリベンジルアミン、ア
ニリン、ピリジン、ピコリン、テトラメチルエチレンジ
アミンなどのアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、トルニトリルなどのニトリル類;などを挙げること
ができる。これら電子供与体は、2種以上用いることが
できる。
【0018】本発明におけるチタン化合物触媒成分
[A]は、上述したようなマグネシウム、チタン及びハ
ロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−1)
を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a
−2)でさらに処理することによつて形成できる。
[A]は、上述したようなマグネシウム、チタン及びハ
ロゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−1)
を、酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a
−2)でさらに処理することによつて形成できる。
【0019】該有機化合物(a−2)の例としては、水
酸基、カルボキシル基含有有機化合物の如き酸素に結合
した活性水素を含有する有機化合物、たとえばアルコー
ル類、フエノール類、カルボン酸類などを例示すること
ができる。このような有機化合物(a−2)の具体例と
しては、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n
−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノー
ル、2−エチルヘキサノール、n−デカノール、n−デ
シルアルコール、オレイルアルコール、エトキシエタノ
ール、n−ブトキシエタノール、1−ブトキシ−2−プ
ロパノール、2−クロルエタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどの如き1価もしくは多価
のC1〜C18の脂肪族アルコール類;例えばシクロペ
ンタノール、シクロヘキサノールなどの如きC5〜C
12の脂環族アルコール類;例えばベンジルアルコー
ル、フエニルエチルアルコール、α,α−ジメチルベン
ジルアルコールなどの如きC7N15の芳香族アルコー
ル類;フエノール、クレゾール、キシレノール、エチル
フエノール、イソプロピルフエノール、t−ブチルフエ
ノール、ヒドロキノン、ビスフエノールAなどの如きC
6〜C16のフエノール類;例えば酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸、カプリル酸、カプロン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、コハク酸、アジピン酸などの如きC
2〜C18の脂肪族カルボン酸類;例えばシクロヘキサ
ンカルボン酸などの脂環族カルボン酸類;例えば安息香
酸、トルイル酸、サリチル酸、フタル酸などの如きC7
〜C15の芳香族カルボン酸類;などを挙げることがで
きる。これらの中ではアルコール類とくには炭素数1な
いし12の脂肪族アルコールが好ましく、とりわけエタ
ノールが好ましい。
酸基、カルボキシル基含有有機化合物の如き酸素に結合
した活性水素を含有する有機化合物、たとえばアルコー
ル類、フエノール類、カルボン酸類などを例示すること
ができる。このような有機化合物(a−2)の具体例と
しては、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n
−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノー
ル、2−エチルヘキサノール、n−デカノール、n−デ
シルアルコール、オレイルアルコール、エトキシエタノ
ール、n−ブトキシエタノール、1−ブトキシ−2−プ
ロパノール、2−クロルエタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどの如き1価もしくは多価
のC1〜C18の脂肪族アルコール類;例えばシクロペ
ンタノール、シクロヘキサノールなどの如きC5〜C
12の脂環族アルコール類;例えばベンジルアルコー
ル、フエニルエチルアルコール、α,α−ジメチルベン
ジルアルコールなどの如きC7N15の芳香族アルコー
ル類;フエノール、クレゾール、キシレノール、エチル
フエノール、イソプロピルフエノール、t−ブチルフエ
ノール、ヒドロキノン、ビスフエノールAなどの如きC
6〜C16のフエノール類;例えば酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸、カプリル酸、カプロン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、コハク酸、アジピン酸などの如きC
2〜C18の脂肪族カルボン酸類;例えばシクロヘキサ
ンカルボン酸などの脂環族カルボン酸類;例えば安息香
酸、トルイル酸、サリチル酸、フタル酸などの如きC7
〜C15の芳香族カルボン酸類;などを挙げることがで
きる。これらの中ではアルコール類とくには炭素数1な
いし12の脂肪族アルコールが好ましく、とりわけエタ
ノールが好ましい。
【0020】以上に例示したような酸素に結合した活性
水素を含有する有機化合物(a−2)による前記多価活
性チタン成分(a−1)の処理は、該処理によつて形成
されるチタン化合物触媒成分[A]中の該有機化合物
(a−2)たとえば上記例示の如きアルコール類、フエ
ノール類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物
(a−2)に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ
基、アリーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X)と
チタン量(Y)とのモル比(X):(Y)が4ないし1
00:1、好ましく6〜50:1となるように行われ
る。
水素を含有する有機化合物(a−2)による前記多価活
性チタン成分(a−1)の処理は、該処理によつて形成
されるチタン化合物触媒成分[A]中の該有機化合物
(a−2)たとえば上記例示の如きアルコール類、フエ
ノール類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物
(a−2)に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ
基、アリーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X)と
チタン量(Y)とのモル比(X):(Y)が4ないし1
00:1、好ましく6〜50:1となるように行われ
る。
【0021】前記したように、本発明において上記高活
性チタン成分(a−1)は、その必須成分であるマグネ
シウム、チタン及びハロゲンのほかに、酸素に結合した
活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び/又は
該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基を更に
含有することができる。該有機化合物(a−2)′の例
は前記有機化合物(a−2)について例示したと同様で
あるが、これら両者は同一種でも異なつていてもよい。
このような場合には、上記量(X)は、上記有機化合物
(a−2)及び/または該有機化合物(a−2)に由来
する酸素含有基の量(X1)と、上記有機化合物(a−
2)′たとえば上記例示の如きアルコール類、フエノー
ル類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ基、ア
リーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X2)との合
計量を意味する。
性チタン成分(a−1)は、その必須成分であるマグネ
シウム、チタン及びハロゲンのほかに、酸素に結合した
活性水素を含有する有機化合物(a−2)′及び/又は
該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有基を更に
含有することができる。該有機化合物(a−2)′の例
は前記有機化合物(a−2)について例示したと同様で
あるが、これら両者は同一種でも異なつていてもよい。
このような場合には、上記量(X)は、上記有機化合物
(a−2)及び/または該有機化合物(a−2)に由来
する酸素含有基の量(X1)と、上記有機化合物(a−
2)′たとえば上記例示の如きアルコール類、フエノー
ル類、カルボン酸類など及び/又は該有機化合物(a−
2)′に由来する酸素含有基たとえばアルコキシ基、ア
リーロキシ基、アシルオキシ基などの量(X2)との合
計量を意味する。
【0022】そして、該高活性チタン成分(a−1)
が、該必須成分のほかに、該有機化合物(a−2)′及
び/又は該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有
有機を更に有する場合には、上記量(X1)とチタンの
量(Y)とのモル比(X1):(Y)の値が2以上、さ
らには4以上となるように上記処理を行なうのが好まし
い。
が、該必須成分のほかに、該有機化合物(a−2)′及
び/又は該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含有
有機を更に有する場合には、上記量(X1)とチタンの
量(Y)とのモル比(X1):(Y)の値が2以上、さ
らには4以上となるように上記処理を行なうのが好まし
い。
【0023】尚、チタン化合物触媒成分[A]中の上記
有機化合物(a−2)、(a−2)′及びそれらの由来
する酸素含有機の含有量は、例えば該触媒成分[A]を
無機酸水溶液で加水分解し、これにアセトンを加え充分
に溶解せしめたものをガスクロマトグラフイーによつて
定量することができる。また上記アセトン系では充分に
溶解し難いものについては、アセトンの代りに適当な有
機溶媒、例えばクロロホルムの如きものを用いて同様に
行うことができる。本発明における(X)、(X1)、
(X2)の量はこのようにして測定される。
有機化合物(a−2)、(a−2)′及びそれらの由来
する酸素含有機の含有量は、例えば該触媒成分[A]を
無機酸水溶液で加水分解し、これにアセトンを加え充分
に溶解せしめたものをガスクロマトグラフイーによつて
定量することができる。また上記アセトン系では充分に
溶解し難いものについては、アセトンの代りに適当な有
機溶媒、例えばクロロホルムの如きものを用いて同様に
行うことができる。本発明における(X)、(X1)、
(X2)の量はこのようにして測定される。
【0024】本発明において、上記モル比(X):
(Y)が4〜100:1を逸脱し、該モル比が4:1よ
り小さい場合には、酸素に結合した活性水素を含有する
化合物(a−2)による処理効果が小さく、また10
0:1を超える場合には、それによつて改善効果が更に
増大するわけではなく、むしろハロゲン含有有機アルミ
ニウム化合物触媒成分の使用量を増加させねばならない
という不経済な面を生ずるので、好ましくない。
(Y)が4〜100:1を逸脱し、該モル比が4:1よ
り小さい場合には、酸素に結合した活性水素を含有する
化合物(a−2)による処理効果が小さく、また10
0:1を超える場合には、それによつて改善効果が更に
増大するわけではなく、むしろハロゲン含有有機アルミ
ニウム化合物触媒成分の使用量を増加させねばならない
という不経済な面を生ずるので、好ましくない。
【0025】高活性チタン成分(a−1)の酸素に結合
した活性水素を有する有機化合物(a−2)による上記
処理に際して、該有機化合物(a−2)の使用量は、例
えば該化合物の種類や処理温度などの条件によつても適
宜に変化できるが、高活性チタン成分(a−1)中のチ
タン1原子当り、約1〜約50モル、より好ましくは約
2〜約30モルの如き使用量を例示することができる。
した活性水素を有する有機化合物(a−2)による上記
処理に際して、該有機化合物(a−2)の使用量は、例
えば該化合物の種類や処理温度などの条件によつても適
宜に変化できるが、高活性チタン成分(a−1)中のチ
タン1原子当り、約1〜約50モル、より好ましくは約
2〜約30モルの如き使用量を例示することができる。
【0026】上記処理は、不活性媒体中、好ましくは不
活性炭化水素媒体中で、高活性チタン成分(a−1)を
該媒体に希釈した状態で行うのがよい。この際利用する
不活性炭化水素の例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、デカン、灯油などの脂肪族炭化水
素、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘ
キサンなどの脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素、エチレ
ンクロリド、エチルクロリド、クロルベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素、あるいはこれらの混合物などを挙げ
ることができる。不活性炭化水素媒体中で接触処理を行
う場合高活性チタン成分(a−1)の濃度は適宜に選択
できるが、例えばチタン原子換算で1ないし200ミリ
モル/l程度の濃度で行うのがよい。有機化合物(a−
2)による高活性チタン成分(a−1)の処理温度も適
宜に選択でき、例えば約−20℃〜約+180℃、とく
には約20℃〜約120℃の如き温度を好ましくは例示
できる。また処理時間は、処理温度によつても適宜に変
更選択できるが、たとえば数分ないし数十時間の範囲で
適宜選択することができる。
活性炭化水素媒体中で、高活性チタン成分(a−1)を
該媒体に希釈した状態で行うのがよい。この際利用する
不活性炭化水素の例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、デカン、灯油などの脂肪族炭化水
素、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘ
キサンなどの脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素、エチレ
ンクロリド、エチルクロリド、クロルベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素、あるいはこれらの混合物などを挙げ
ることができる。不活性炭化水素媒体中で接触処理を行
う場合高活性チタン成分(a−1)の濃度は適宜に選択
できるが、例えばチタン原子換算で1ないし200ミリ
モル/l程度の濃度で行うのがよい。有機化合物(a−
2)による高活性チタン成分(a−1)の処理温度も適
宜に選択でき、例えば約−20℃〜約+180℃、とく
には約20℃〜約120℃の如き温度を好ましくは例示
できる。また処理時間は、処理温度によつても適宜に変
更選択できるが、たとえば数分ないし数十時間の範囲で
適宜選択することができる。
【0027】かくして得られるチタン触媒成分[A]
は、不活性溶媒で充分洗浄してから用いてもよく、ある
いは上記処理懸濁液のままで使用してもよい。
は、不活性溶媒で充分洗浄してから用いてもよく、ある
いは上記処理懸濁液のままで使用してもよい。
【0028】本発明な於いては、上述のようにして得る
ことのできるチタン化合物触媒成分[A]の代りに重合
系に供するに先立つて、予め少量の有機アルミニウム化
合物で予備処理したものを用いることもできる。
ことのできるチタン化合物触媒成分[A]の代りに重合
系に供するに先立つて、予め少量の有機アルミニウム化
合物で予備処理したものを用いることもできる。
【0029】この予備処理には、比較的穏和な条件を採
用することが好ましく、さもないと却つて予備処理によ
つて触媒性能を悪化させることがある。予備処理は、前
記例示の如き不活性炭化水素媒体中、チタン化合物触媒
成分[A]をチタン原子換算で1ないし200ミリモル
/1程度の濃度とし、有機アルミニウム化合物をチタン
1原子当り、20モル以下、好ましくは1ないし10モ
ル程度用い、−20ないし120℃の条件で行うのが好
ましい。
用することが好ましく、さもないと却つて予備処理によ
つて触媒性能を悪化させることがある。予備処理は、前
記例示の如き不活性炭化水素媒体中、チタン化合物触媒
成分[A]をチタン原子換算で1ないし200ミリモル
/1程度の濃度とし、有機アルミニウム化合物をチタン
1原子当り、20モル以下、好ましくは1ないし10モ
ル程度用い、−20ないし120℃の条件で行うのが好
ましい。
【0030】この予備処理に利用する有機アルミニウム
化合物は、ハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒成
分として用いるものと同じであつてもよいし、或はま
た、例えばトリエチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウムのようなトリアルキルアルミニウムなどであ
つてもよい。とくにトリアルキルアルミニウムの使用が
好ましい。
化合物は、ハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒成
分として用いるものと同じであつてもよいし、或はま
た、例えばトリエチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウムのようなトリアルキルアルミニウムなどであ
つてもよい。とくにトリアルキルアルミニウムの使用が
好ましい。
【0031】上記予備処理物は、チタン化合物触媒成分
[A]におけるモル比(X):(Y)が4:1以下にな
ることがあるが、その場合にも充分本発明の改善効果は
得られる。
[A]におけるモル比(X):(Y)が4:1以下にな
ることがあるが、その場合にも充分本発明の改善効果は
得られる。
【0032】有機アルミニウム化合物予備処理チタン触
媒成分は、不活性炭化水素でよく洗浄してから重合に供
することができる。あるいは上記の予備処理の懸濁液の
状態で重合系に供することができるが、この場合は、予
備処理に使用した有機アルミニウム化合物は触媒(B)
成分の一部として使用されることになるので、予備処理
に使用する有機アルミニウム化合物の両者を結合して、
全体としてハロゲン/Alの原子比が、1以上2未満の
範囲になるように新たに添加する有機アルミニウム化合
物の種類及び量を選択する。
媒成分は、不活性炭化水素でよく洗浄してから重合に供
することができる。あるいは上記の予備処理の懸濁液の
状態で重合系に供することができるが、この場合は、予
備処理に使用した有機アルミニウム化合物は触媒(B)
成分の一部として使用されることになるので、予備処理
に使用する有機アルミニウム化合物の両者を結合して、
全体としてハロゲン/Alの原子比が、1以上2未満の
範囲になるように新たに添加する有機アルミニウム化合
物の種類及び量を選択する。
【0033】本発明に於いては、以上に詳しく説明した
チタン化合物触媒成分[A]と組み合わせる有機アルミ
ニウム化合物触媒成分として、[B]ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)が1以上で且つ2未満、好ましくは
1.25〜1.75である平均組成を有するハロゲン含
有有機アルミニウム化合物触媒成分を用いることが重要
である。
チタン化合物触媒成分[A]と組み合わせる有機アルミ
ニウム化合物触媒成分として、[B]ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)が1以上で且つ2未満、好ましくは
1.25〜1.75である平均組成を有するハロゲン含
有有機アルミニウム化合物触媒成分を用いることが重要
である。
【0034】該ハロゲン/アルミニウム(原子比)が、
1未満のハロゲン成分が過少すぎるハロゲン含有有機ア
ルミニウム化合物や、ハロゲン不含有有機アルミニウム
化合物を触媒成分[B]として用いた場合には、分子量
分布や組成分布の狭い所望の重合体を得ることが難し
く、また高温重合における活性が劣るという欠点がある
ので好ましくない。一方該ハロゲン/アルミニウム(原
子比)が2以上のハロゲン成分の比率が上記範囲よりさ
らに多い成分を使用した場合には、重合活性が劣るので
好ましくない。
1未満のハロゲン成分が過少すぎるハロゲン含有有機ア
ルミニウム化合物や、ハロゲン不含有有機アルミニウム
化合物を触媒成分[B]として用いた場合には、分子量
分布や組成分布の狭い所望の重合体を得ることが難し
く、また高温重合における活性が劣るという欠点がある
ので好ましくない。一方該ハロゲン/アルミニウム(原
子比)が2以上のハロゲン成分の比率が上記範囲よりさ
らに多い成分を使用した場合には、重合活性が劣るので
好ましくない。
【0035】ハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒
成分[B]としては、ハロゲン/アルミニウム(原子
比)が1以上で且つ2未満の条件を充足する有機アルミ
ニウム化合物或は該条件を充分する混合物が利用でき
る。例えば、ジアルキルアルミニウムハライド、アルキ
ルアルミニウムセスキハライド、これらの混合物、更に
はこれらとアルキルアルミニウムジハライドの上記ハロ
ゲン/アルミニウム(原子比)を充足する混合物などを
例示することができる。更には、これらのアルキルアル
ミニウムハライド類のアルキル基の一部が、水素、アル
コキシル基などで置換したものであつてもよい。このよ
うな化合物としてはまた、上記アルキルアルミニウムハ
ライド類とアルコールの反応物であつてもよい。具体的
には、ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルア
ルミニウムクロリド、エチルアルミニウムセスキクロリ
ド、イソブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルア
ルミニウムセスキブロミドのようなアルキルアルミニウ
ムハライド類、これらアルキルアルミニウムハライド類
と先に例示のアルコールとの反応物などを好適例として
示すことができる。
成分[B]としては、ハロゲン/アルミニウム(原子
比)が1以上で且つ2未満の条件を充足する有機アルミ
ニウム化合物或は該条件を充分する混合物が利用でき
る。例えば、ジアルキルアルミニウムハライド、アルキ
ルアルミニウムセスキハライド、これらの混合物、更に
はこれらとアルキルアルミニウムジハライドの上記ハロ
ゲン/アルミニウム(原子比)を充足する混合物などを
例示することができる。更には、これらのアルキルアル
ミニウムハライド類のアルキル基の一部が、水素、アル
コキシル基などで置換したものであつてもよい。このよ
うな化合物としてはまた、上記アルキルアルミニウムハ
ライド類とアルコールの反応物であつてもよい。具体的
には、ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルア
ルミニウムクロリド、エチルアルミニウムセスキクロリ
ド、イソブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルア
ルミニウムセスキブロミドのようなアルキルアルミニウ
ムハライド類、これらアルキルアルミニウムハライド類
と先に例示のアルコールとの反応物などを好適例として
示すことができる。
【0036】さらにまた、重合系においてハロゲン/ア
ルミニウム(原子比)が1以上で且つ2未満のハロゲン
含有有機アルミニウムに転化しうるものを使用してもよ
く、例えばトリアルキルアルミニウム、アルキルアルミ
ニウムハライド、アルミニウムトリハライドなどの任意
の混合物で且つハライドとアルミニウムを上記ハロゲン
/アルミニウム(原子比)条件を充足する割合としたも
の、例えばトリエチルアルミニウムにエチルアルミニウ
ムセスキクロリドを2倍モル以上混合したもの、あるい
は前記の如きアルミニウム化合物と、これと反応してハ
ロゲン含有有機アルミニウム化合物を形成させうるアル
ミニウム化合物以外の化合物との上記ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)条件を充足する割合の混合物などの形
で使用することもできる。後者の例としては、例えばト
リエチルアルミニウムと四塩化ケイ素との4:1〜2:
1(モル比)の混合物、ジエチルアルミニウムクロリド
に1.5倍モル以下のn−ブチルクロリドを加えた混合
物、ジn−ヘキシルマグネシウムと三塩化アルミニウム
との1.5/1〜3/1の混合物などを例示することが
できる。
ルミニウム(原子比)が1以上で且つ2未満のハロゲン
含有有機アルミニウムに転化しうるものを使用してもよ
く、例えばトリアルキルアルミニウム、アルキルアルミ
ニウムハライド、アルミニウムトリハライドなどの任意
の混合物で且つハライドとアルミニウムを上記ハロゲン
/アルミニウム(原子比)条件を充足する割合としたも
の、例えばトリエチルアルミニウムにエチルアルミニウ
ムセスキクロリドを2倍モル以上混合したもの、あるい
は前記の如きアルミニウム化合物と、これと反応してハ
ロゲン含有有機アルミニウム化合物を形成させうるアル
ミニウム化合物以外の化合物との上記ハロゲン/アルミ
ニウム(原子比)条件を充足する割合の混合物などの形
で使用することもできる。後者の例としては、例えばト
リエチルアルミニウムと四塩化ケイ素との4:1〜2:
1(モル比)の混合物、ジエチルアルミニウムクロリド
に1.5倍モル以下のn−ブチルクロリドを加えた混合
物、ジn−ヘキシルマグネシウムと三塩化アルミニウム
との1.5/1〜3/1の混合物などを例示することが
できる。
【0037】本発明の方法においては、以下に詳しく説
明したチタン化合物触媒成分[A]とハロゲン含有有機
アルミニウム化合物触媒成分[B]とから形成された触
媒の存在下に、オレフインを重合もしくは共重合する。
明したチタン化合物触媒成分[A]とハロゲン含有有機
アルミニウム化合物触媒成分[B]とから形成された触
媒の存在下に、オレフインを重合もしくは共重合する。
【0038】重合に用いるオレフインの例としては、エ
チレン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテンなどを例示できる。これらは単独
重合のみならずランダム共重合、ブロツク共重合を行う
ことができる。共重合に際しては、共役ジエンや非共役
ジエンのような多不飽和化合物を共重合成分に選ぶこと
ができる。本発明は、とくにエチレンの単独重合又はエ
チレンと少割合のα−オレフインの共重合によつて樹脂
状重合体を製造する方法として最適である。
チレン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテンなどを例示できる。これらは単独
重合のみならずランダム共重合、ブロツク共重合を行う
ことができる。共重合に際しては、共役ジエンや非共役
ジエンのような多不飽和化合物を共重合成分に選ぶこと
ができる。本発明は、とくにエチレンの単独重合又はエ
チレンと少割合のα−オレフインの共重合によつて樹脂
状重合体を製造する方法として最適である。
【0039】重合は、液相、気相の何れの相においても
行うことができる。液相重合を行う場合は、ヘキサン、
ヘプタン、灯油のような不活性溶媒を反応媒体としても
よいが、オレフインそれ自身を反応媒体とすることもで
きる。触媒の使用量は、反応容積1l当り、チタン触媒
成分[A]をチタン原子に換算して約0.0001ない
し約1.0ミリモル、有機アルミニウム化合物触媒成分
[B]を[A]成分中のチタン原子1モルに対し、
[B]成分中の金属原子が約1ないし約2000モル、
好ましくは約5ないし約500モル比となるようにする
のが好ましい。
行うことができる。液相重合を行う場合は、ヘキサン、
ヘプタン、灯油のような不活性溶媒を反応媒体としても
よいが、オレフインそれ自身を反応媒体とすることもで
きる。触媒の使用量は、反応容積1l当り、チタン触媒
成分[A]をチタン原子に換算して約0.0001ない
し約1.0ミリモル、有機アルミニウム化合物触媒成分
[B]を[A]成分中のチタン原子1モルに対し、
[B]成分中の金属原子が約1ないし約2000モル、
好ましくは約5ないし約500モル比となるようにする
のが好ましい。
【0040】重合に際し、分子量を調節する目的で水素
を共存させることができる。
を共存させることができる。
【0041】オレフインの重合温度は、好ましくは約2
0℃ないし約300℃、一層好ましくは約50℃ないし
約230℃である。とくにエチレンの単独重合、又はエ
チレンと少量のα−オレフインの共重合を行う場合に
は、生成する重合体又は共重合体が不活性炭化水素媒体
に溶解する条件での溶液重合を行うのが好ましく、例え
ば約100℃ないし約230℃の如き重合温度がとくに
推奨される。
0℃ないし約300℃、一層好ましくは約50℃ないし
約230℃である。とくにエチレンの単独重合、又はエ
チレンと少量のα−オレフインの共重合を行う場合に
は、生成する重合体又は共重合体が不活性炭化水素媒体
に溶解する条件での溶液重合を行うのが好ましく、例え
ば約100℃ないし約230℃の如き重合温度がとくに
推奨される。
【0042】重合圧力としては大気圧ないし約200k
g/cm2、好ましくは約2ないし約50kg/cm2
の如き範囲を採用するのがよい。
g/cm2、好ましくは約2ないし約50kg/cm2
の如き範囲を採用するのがよい。
【0043】重合は、回分式、半連続式、連続式の何れ
の方法においても行うことができるが、工業的には連続
重合方式をとるのが有利である。さらに重合は、重合条
件の異なる2以上の重合帯域で行つてもよい。
の方法においても行うことができるが、工業的には連続
重合方式をとるのが有利である。さらに重合は、重合条
件の異なる2以上の重合帯域で行つてもよい。
【0044】本発明によれば重合活性が高く、しかも分
布の狭い重合体を製造することができる。とくに前述の
エチレン共重合においては、組成分布の狭い共重合体の
製造が可能である。
布の狭い重合体を製造することができる。とくに前述の
エチレン共重合においては、組成分布の狭い共重合体の
製造が可能である。
【0045】次に実施例を示す。
【0046】以下に示す実施例中、生成共重合体の組成
分布を表わすのに、次式(1)で表わされるパラメータ
ーUを用いた。
分布を表わすのに、次式(1)で表わされるパラメータ
ーUを用いた。
【0047】
【数1】 U=100×(Cw/Cu−1)・・・・・(1) 但し、式中Cwは重量平均分岐度を示し、Cnは数平均
分岐度を示す。
分岐度を示す。
【0048】該Uは分子量には無関係な共重合体の組成
成分の分布を示すパラメーターであつて、この値が小さ
いほど組成分布が狭いことを意味する。例えば、該Uが
大きすぎると組成成分が広すぎて、フイルムに成形した
場合透明性、耐引裂性、耐衝撃性、耐ブロツキング性、
低温ヒートシール性に劣つたものとなり、本発明共重合
体の優れた諸性質及びその優れた性質をバランスよく兼
備した性質を発揮し難い。
成分の分布を示すパラメーターであつて、この値が小さ
いほど組成分布が狭いことを意味する。例えば、該Uが
大きすぎると組成成分が広すぎて、フイルムに成形した
場合透明性、耐引裂性、耐衝撃性、耐ブロツキング性、
低温ヒートシール性に劣つたものとなり、本発明共重合
体の優れた諸性質及びその優れた性質をバランスよく兼
備した性質を発揮し難い。
【0049】尚、上記Uを算出する式(1)においてC
w及びCnは以下の方法により測定決定された値であ
る。
w及びCnは以下の方法により測定決定された値であ
る。
【0050】エチレン共重合体の組成成分を行うために
該共重合体をp−キシレンとブチルセロソルブとの混合
溶媒(容量比:80/20)に、耐熱可塑性安定剤2,
5−ジーtert−ブチル−4−メチルフエノールの共
存下で、溶解後、硅藻土(商品名セライト560ジヨン
マンビル社(米)製)にコーテイングしたものを円筒状
カラムに充填し、前記混合溶媒と同一組成の溶媒をカラ
ム内に移送・流出させながら、カラム内温度を30℃か
ら5℃きざみで120℃迄階段的に上昇させて、コーテ
イングしたエチレン共重合体を分別後メタノールに再沈
後、濾別・乾燥して分別を得る。次いで各分別物の炭素
数1000当たりの分岐Cを13C−NMR法により求
め、分岐数C各成分区分の累積量分率(w)とが次の式
(2)対策正規分布に従つているとして、最小自乗法に
よりCw及びCnを求める。
該共重合体をp−キシレンとブチルセロソルブとの混合
溶媒(容量比:80/20)に、耐熱可塑性安定剤2,
5−ジーtert−ブチル−4−メチルフエノールの共
存下で、溶解後、硅藻土(商品名セライト560ジヨン
マンビル社(米)製)にコーテイングしたものを円筒状
カラムに充填し、前記混合溶媒と同一組成の溶媒をカラ
ム内に移送・流出させながら、カラム内温度を30℃か
ら5℃きざみで120℃迄階段的に上昇させて、コーテ
イングしたエチレン共重合体を分別後メタノールに再沈
後、濾別・乾燥して分別を得る。次いで各分別物の炭素
数1000当たりの分岐Cを13C−NMR法により求
め、分岐数C各成分区分の累積量分率(w)とが次の式
(2)対策正規分布に従つているとして、最小自乗法に
よりCw及びCnを求める。
【0051】
【数2】
【0052】但し式中βは β2=21n(Cw/Cn)・・・・(3) で表わされ、Co2は CO2=Cw・Cn........(4) で表わされる。
【0053】
【実施例】実施例1 <触媒調製>窒素雰囲気下、市販の無水塩化マグネシウ
ム10モルを脱水精製したヘキサン201に懸濁させ、
撹拌しながらエタノール60モルを1時間かけて滴下
後、室温にて1時間反応した。これに26モルのジエチ
ルアルミニウムクロリドを室温で滴下し、2時間撹拌を
続けた。つぎに四塩化チタン60モルを加えた後、系を
80℃に昇温して3時間撹拌しながら反応を行なつた。
反応後の固体部を分離し、精製ヘキサンによりくり返し
洗浄した。該固体(A−1)の組成は以下の様であつ
た。
ム10モルを脱水精製したヘキサン201に懸濁させ、
撹拌しながらエタノール60モルを1時間かけて滴下
後、室温にて1時間反応した。これに26モルのジエチ
ルアルミニウムクロリドを室温で滴下し、2時間撹拌を
続けた。つぎに四塩化チタン60モルを加えた後、系を
80℃に昇温して3時間撹拌しながら反応を行なつた。
反応後の固体部を分離し、精製ヘキサンによりくり返し
洗浄した。該固体(A−1)の組成は以下の様であつ
た。
【0054】 つぎに、精製ヘキサンに懸濁した(A−1)(Ti濃度
50mmol/l)のTiに換算して500ミリモルに
対し、5モルのエタノールを室温で加え、50℃に昇温
して、1.5時間反応させた。反応後、固体部を精製ヘ
キサンにてくり返し洗浄した。この様にして得られた触
媒(A−2)の組成は以下の様であつた。
50mmol/l)のTiに換算して500ミリモルに
対し、5モルのエタノールを室温で加え、50℃に昇温
して、1.5時間反応させた。反応後、固体部を精製ヘ
キサンにてくり返し洗浄した。この様にして得られた触
媒(A−2)の組成は以下の様であつた。
【0055】
【0056】<重合>内容積200lの連続重合反応器
を用い、脱水精製したヘキサンを100l/hr、ジエ
チルアルミニウムクロライド7ミリモル/hr、エチル
アルミニウムセスキクロライド14ミリモル/hr、上
記で得られた触媒(A−2)をTiに換算して0.5ミ
リモル/hr、の割合で連続的に供給し、重合器内にお
いて同時に、エチレン1.3kg/hr、4−メチル−
1−ペンテン19kg/hr、水素45l/hrの割合
で連続的に供給し、重合温度165℃、全圧30kg/
cm2、滞留時間1時間、溶媒ヘキサンに対する共重合
体温度を130g/lとなる条件下で共重合を行つた。
触媒活性は21,700g−共重合体/mmol−Ti
に相当した。
を用い、脱水精製したヘキサンを100l/hr、ジエ
チルアルミニウムクロライド7ミリモル/hr、エチル
アルミニウムセスキクロライド14ミリモル/hr、上
記で得られた触媒(A−2)をTiに換算して0.5ミ
リモル/hr、の割合で連続的に供給し、重合器内にお
いて同時に、エチレン1.3kg/hr、4−メチル−
1−ペンテン19kg/hr、水素45l/hrの割合
で連続的に供給し、重合温度165℃、全圧30kg/
cm2、滞留時間1時間、溶媒ヘキサンに対する共重合
体温度を130g/lとなる条件下で共重合を行つた。
触媒活性は21,700g−共重合体/mmol−Ti
に相当した。
【0057】得られた共重合体の結果を第2表に示し
た。分子量分布、組成分布ともに非常に狭いものであつ
た。
た。分子量分布、組成分布ともに非常に狭いものであつ
た。
【0058】つぎに、該共重合体を市販の高圧ポリエチ
レン用チユーブラーフイルム成型機(モダンマシナリー
製)で幅350mm、厚さ30μのフイルムとした。成
型条件は樹脂温度180℃、スクリユー回転数100r
pm、ダイ径100mm中、ダイスリツト幅0.7mm
である。次に該フイルムを以下の方法により評価した。
レン用チユーブラーフイルム成型機(モダンマシナリー
製)で幅350mm、厚さ30μのフイルムとした。成
型条件は樹脂温度180℃、スクリユー回転数100r
pm、ダイ径100mm中、ダイスリツト幅0.7mm
である。次に該フイルムを以下の方法により評価した。
【0059】ヘイズ(%):ASTM D 1003 衝撃強度(kg−cm/cm):東洋精機製フイルムイ
ンパクトデスターを用いて測定した。衝撃頭球面は1φ
とした。
ンパクトデスターを用いて測定した。衝撃頭球面は1φ
とした。
【0060】エルメンドルフ引裂強度(kg/cm):
ASTM D 1922 ブロツキング値(g):ASTM D 1893に準
じ、剥離バーをガラス製、剥離速度を20cm/min
とした。
ASTM D 1922 ブロツキング値(g):ASTM D 1893に準
じ、剥離バーをガラス製、剥離速度を20cm/min
とした。
【0061】ヒートシール開始温度(℃):東洋テスタ
ー製ヒートシーラーを用い、指定温度で圧力2kg/c
m2、シール時間1秒間でヒートシールした。試験片幅
は15mmとし、剥離試験速度300mm/minとし
た。ヒートシール開始温度は、剥離試験の際、試験片の
破断の仕方がシール面の剥離によらず、厚反部分の破断
によるようになり始める温度とした。
ー製ヒートシーラーを用い、指定温度で圧力2kg/c
m2、シール時間1秒間でヒートシールした。試験片幅
は15mmとし、剥離試験速度300mm/minとし
た。ヒートシール開始温度は、剥離試験の際、試験片の
破断の仕方がシール面の剥離によらず、厚反部分の破断
によるようになり始める温度とした。
【0062】結果を第3表に示した。
【0063】比較例1 実施例1において、Ti触媒成分として(A−2)を用
いた代りに、エタノールと反応させる前の(A−1)を
用いる他は実施例1と同様に連続共重合を行なつた。触
媒活性は19,100g共重合体/mmol−Tiであ
つた。物性を表2に、成形フイルムの評価は結果を表3
に示した。ここで得られた重合物は組成分布が幾分広
く、フイルムの耐ブロツキング性が不充分である。
いた代りに、エタノールと反応させる前の(A−1)を
用いる他は実施例1と同様に連続共重合を行なつた。触
媒活性は19,100g共重合体/mmol−Tiであ
つた。物性を表2に、成形フイルムの評価は結果を表3
に示した。ここで得られた重合物は組成分布が幾分広
く、フイルムの耐ブロツキング性が不充分である。
【0064】比較例2 実施例1と同様の実施例において、有機Al化合物成分
としてトリエチルアルミニウム20mmol/hr、T
i触媒成分として(A−2)の代りにエタノールと反応
させる前の(A−1)をTi原子に換算して0.42m
mol/hr、エチレン13kg/hr、水素401/
hr、4−メチル−1−ペンテン30kg/hrの割合
で連続的に供給し、重合を行つた。触媒活性は31,0
00g−共重合体/mmol−Tiに相当した。結果を
表2および表3に示した。
としてトリエチルアルミニウム20mmol/hr、T
i触媒成分として(A−2)の代りにエタノールと反応
させる前の(A−1)をTi原子に換算して0.42m
mol/hr、エチレン13kg/hr、水素401/
hr、4−メチル−1−ペンテン30kg/hrの割合
で連続的に供給し、重合を行つた。触媒活性は31,0
00g−共重合体/mmol−Tiに相当した。結果を
表2および表3に示した。
【0065】ここで得た重合物は組成分布がかなり広
く、フイルムの透明性、耐ブロツキング性、低温ヒート
シール性に劣つていた。
く、フイルムの透明性、耐ブロツキング性、低温ヒート
シール性に劣つていた。
【0066】実施例2 <触媒調製>実施例1で得られた(A−1)成分を用
い、これのTiに換算して50ミリモルに対し、250
ミリモルのエタノールを加え、これ以後の操作は実施例
1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成は
以下の様であつた。
い、これのTiに換算して50ミリモルに対し、250
ミリモルのエタノールを加え、これ以後の操作は実施例
1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成は
以下の様であつた。
【0067】 <重合>実施例1において、実施例1で得られた(A−
2)成分を用いた代りに、本実施例で得られた(A−
2)成分を用いた他は実施例1と同様にエチレンと4−
メチル−1−ペンテンの連続共重合を行なつた。
2)成分を用いた代りに、本実施例で得られた(A−
2)成分を用いた他は実施例1と同様にエチレンと4−
メチル−1−ペンテンの連続共重合を行なつた。
【0068】結果を表2および表3に示した。
【0069】実施例1と同様、分子量分布、組成分布と
もに非常に狭い共重合体が得られた。
もに非常に狭い共重合体が得られた。
【0070】成形フイルムは、実施例1に対し、密度を
下げたことに対応して、透明性、衝撃強度、ヒートシー
ル性が向上した。このヒートシール開始温度は、市販の
酢酸ビニル含量5wt%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体フイルムのそれに匹敵する値である。
下げたことに対応して、透明性、衝撃強度、ヒートシー
ル性が向上した。このヒートシール開始温度は、市販の
酢酸ビニル含量5wt%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体フイルムのそれに匹敵する値である。
【0071】比較例3 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)のヘキサン懸濁
液を用い、これのTiに換算して30ミリモルに対し、
エタノール60ミリモルを加え、これ以後の操作は実施
例1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成
は以下の様であつた。
液を用い、これのTiに換算して30ミリモルに対し、
エタノール60ミリモルを加え、これ以後の操作は実施
例1と全く同様にして(A−2)成分を調製した。組成
は以下の様であつた。
【0072】 <重合>上記で得た(A−2)成分を用い、表1に示し
た条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンの連続
共重合体を行なつた。結果を表2および表3に示した。
得られた重合物は組成分布が広く、実施例2で得られた
共重合体と同一の密度でありながら、フイルムの透明
性、衝撃強度、ヒートシール性に優れるものであること
の特徴が出ていない。一方、耐ブロツキング性は著しく
不充分である。
た条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンの連続
共重合体を行なつた。結果を表2および表3に示した。
得られた重合物は組成分布が広く、実施例2で得られた
共重合体と同一の密度でありながら、フイルムの透明
性、衝撃強度、ヒートシール性に優れるものであること
の特徴が出ていない。一方、耐ブロツキング性は著しく
不充分である。
【0073】比較例4 実施例1で得た(A−1)のヘキサン懸濁液を用い、こ
れのTi原子に換算して50ミリモルに対し、エタノー
ル1モルを加え、これ以後の操作は実施例1と全く同様
にして(A−2)成分を調製した。組成は以下の様であ
つた。
れのTi原子に換算して50ミリモルに対し、エタノー
ル1モルを加え、これ以後の操作は実施例1と全く同様
にして(A−2)成分を調製した。組成は以下の様であ
つた。
【0074】 <重合>上記で得た(A−2)成分を用い、実施例2と
同じ条件で連続重合を開始したところ、全く重合が起こ
らないため、表1に示した有機アルミニウム化合物触媒
成分(B)の供給速度を徐々に上げていつた。該速度が
110mmol/hrとなつたところで安定な運転が可
能となつた。触媒活性は12,100g重合体/mmo
l−Tiに相当した。得られた重合物のMlは1.7
8、密度は0.919g/cm3であつた。重合物中の
触媒残渣が極めて多く、このため、重合物が発泡し、フ
イルムに成形することができなかつた。
同じ条件で連続重合を開始したところ、全く重合が起こ
らないため、表1に示した有機アルミニウム化合物触媒
成分(B)の供給速度を徐々に上げていつた。該速度が
110mmol/hrとなつたところで安定な運転が可
能となつた。触媒活性は12,100g重合体/mmo
l−Tiに相当した。得られた重合物のMlは1.7
8、密度は0.919g/cm3であつた。重合物中の
触媒残渣が極めて多く、このため、重合物が発泡し、フ
イルムに成形することができなかつた。
【0075】実施例3〜8 <重合>実施例1で得られた(A−2)成分を用い、表
1に示した重合条件にてエチレンとα−オレフインとの
連続共重合を行なつた。結果を表2および表3に示し
た。
1に示した重合条件にてエチレンとα−オレフインとの
連続共重合を行なつた。結果を表2および表3に示し
た。
【0076】実施例9 実施例1で得られた(A−2)成分を用い、表1に示し
た重合条件にて、エチレンの単独重合を行なつた。触媒
活性は19,400g−PE/mmol−Tiに相当し
た。得られたポリエチレンのMIは9.70、密度は
0.968g/cm3であつた。Mw/Mnは2.1で
あり、分子量分布の極めて狭いものであつた。実施例10 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)成分のヘキサン
懸濁液41(Tiに換算して200ミリモル)を用い、
まず精製ヘキサン21を加えた。(このときTi濃度3
3mmol/l)つぎに、2モルのエタノールを室温で
加え、80℃で昇温し、2時間反応させた。反応後室温
まで放冷した。この懸濁液の21(Tiに換算して66
ミリモル)を別の反応器に移した。残りは実施例10お
よび11で用いた。
た重合条件にて、エチレンの単独重合を行なつた。触媒
活性は19,400g−PE/mmol−Tiに相当し
た。得られたポリエチレンのMIは9.70、密度は
0.968g/cm3であつた。Mw/Mnは2.1で
あり、分子量分布の極めて狭いものであつた。実施例10 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)成分のヘキサン
懸濁液41(Tiに換算して200ミリモル)を用い、
まず精製ヘキサン21を加えた。(このときTi濃度3
3mmol/l)つぎに、2モルのエタノールを室温で
加え、80℃で昇温し、2時間反応させた。反応後室温
まで放冷した。この懸濁液の21(Tiに換算して66
ミリモル)を別の反応器に移した。残りは実施例10お
よび11で用いた。
【0077】つぎに、トリエチルアルミニウム200ミ
リモルを室温で徐々に滴下し、1.5時間室温にて反応
させた。反応後、固体部を精製ヘキサンにてくり返し洗
浄した後、ヘキサン懸濁液とした。
リモルを室温で徐々に滴下し、1.5時間室温にて反応
させた。反応後、固体部を精製ヘキサンにてくり返し洗
浄した後、ヘキサン懸濁液とした。
【0078】該固体(A−2)の組成は以下の様であつ
た。
た。
【0079】 <重合>上記で得た(A−2)成分を用い、表1に示し
た条件でエチレンとブテン−1との連続共重合を行なつ
た。結果を表2および表3に示した。
た条件でエチレンとブテン−1との連続共重合を行なつ
た。結果を表2および表3に示した。
【0080】このように低い密度でも、ペレツトがブロ
ツキングすることなく容易にフイルム成形することがで
きた。密度が低いことに対応して極めて透明でヒートシ
ール性の優れたフイルムとなつた。
ツキングすることなく容易にフイルム成形することがで
きた。密度が低いことに対応して極めて透明でヒートシ
ール性の優れたフイルムとなつた。
【0081】実施例11、12 <触媒調製>実施例10で得た、エタノール反応後のへ
キサン懸濁液4l(Tiに換算して131ミリモル)を
用い、これにジエチルアルミニウムクロリド400ミリ
モルを室温で徐々に滴下し、室温にて2時間反応させ
た。反応後、2lをとり出し、固体部を精製ヘキサンに
てくり返し洗浄し、ヘキサン懸濁液とした。これを実施
例11の重合に用いた。該触媒固体の組成は以下の様で
あつた。
キサン懸濁液4l(Tiに換算して131ミリモル)を
用い、これにジエチルアルミニウムクロリド400ミリ
モルを室温で徐々に滴下し、室温にて2時間反応させ
た。反応後、2lをとり出し、固体部を精製ヘキサンに
てくり返し洗浄し、ヘキサン懸濁液とした。これを実施
例11の重合に用いた。該触媒固体の組成は以下の様で
あつた。
【0082】 残りのものは、そのまま実施例12の重合に用いた。
【0083】<重合>上記で得たチタン触媒成分を用
い、表1に示した条件で重合を行なつた。結果を表2お
よび表3に示した。
い、表1に示した条件で重合を行なつた。結果を表2お
よび表3に示した。
【0084】実施例13〜17 <触媒調製>実施例1で得た(A−1)のヘキサン懸濁
液を用い、表4に示した酸素に結合した活性水素を含有
する有機化合物により、表4に示した条件で処理した。
液を用い、表4に示した酸素に結合した活性水素を含有
する有機化合物により、表4に示した条件で処理した。
【0085】得られたチタン触媒成分(A−2)の組成
も示した。
も示した。
【0086】<重合>上記で得たチタン触媒成分を用
い、表1に示した条件でエチレンと4−メチル−1−ペ
ンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。いずれの場合も分子量分布、組成分布ともに非常に
狭い共重合体が得られた。
い、表1に示した条件でエチレンと4−メチル−1−ペ
ンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。いずれの場合も分子量分布、組成分布ともに非常に
狭い共重合体が得られた。
【0087】比較例5 <重合>重合1で得られた(A−2)成分を用い、有機
アルミニウム触媒成分(B)としてエチルアルミニウム
ジクロリドを用いた他は、重合に実施例1と同様にして
連続重合を開始したが、重合速度が極めて遅く、器内圧
力が上昇しだしたため、(A−2)成分、(B)成分と
もに3.2mmol/hr、(B)成分=90mmol
/hrまで増やしたところで定常運転が可能となつた。
このとき触媒活性は4,100g−重合体/mmol−
Tiと極めて低く、ペレツトが着色していた。また、触
媒残渣が多いため、発泡してフイルム成形ができなかつ
た。
アルミニウム触媒成分(B)としてエチルアルミニウム
ジクロリドを用いた他は、重合に実施例1と同様にして
連続重合を開始したが、重合速度が極めて遅く、器内圧
力が上昇しだしたため、(A−2)成分、(B)成分と
もに3.2mmol/hr、(B)成分=90mmol
/hrまで増やしたところで定常運転が可能となつた。
このとき触媒活性は4,100g−重合体/mmol−
Tiと極めて低く、ペレツトが着色していた。また、触
媒残渣が多いため、発泡してフイルム成形ができなかつ
た。
【0088】比較例6 <重合>実施例10で得られた(A−2)成分を用い、
表1に示した条件でエチレンとブテン−1との連続共重
合を行なつた。得られた共重合体は実施例12と同じ密
度でありながらこの場合には、ペレツトがブロツキング
し、フイルムに成形できなかつた。
表1に示した条件でエチレンとブテン−1との連続共重
合を行なつた。得られた共重合体は実施例12と同じ密
度でありながらこの場合には、ペレツトがブロツキング
し、フイルムに成形できなかつた。
【0089】実施例18 <触媒調製>窒素雰囲気下、市販の無水塩化マグネシウ
ム1モルを脱水精製したn−デカン21に懸濁させ、撹
拌しながら3モルの2−エチルヘキサノールを加え、1
20℃に3時間保つた。反応後、固体は消滅し、無色透
明の溶液となつた。このようにして塩化マグネシウム−
2−エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液を得た。
このものは室温でも無色透明溶液のままであつた。
ム1モルを脱水精製したn−デカン21に懸濁させ、撹
拌しながら3モルの2−エチルヘキサノールを加え、1
20℃に3時間保つた。反応後、固体は消滅し、無色透
明の溶液となつた。このようにして塩化マグネシウム−
2−エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液を得た。
このものは室温でも無色透明溶液のままであつた。
【0090】つぎに、別の反応器に、窒素中でn−デカ
ンを1.5l、四塩化チタンを2.4モル入れ、0℃ま
で冷却した。ついで上記で得た塩化マグネシウム−2−
エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液をMgに換算
して800ミリモルを撹拌しながら0℃にて滴下した。
滴下後80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後固体
部をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デカン懸濁液と
した。(Ti濃度60mmol/l)このようにして得
られた固体部(A−1)の組成は以下の様であつた。
ンを1.5l、四塩化チタンを2.4モル入れ、0℃ま
で冷却した。ついで上記で得た塩化マグネシウム−2−
エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液をMgに換算
して800ミリモルを撹拌しながら0℃にて滴下した。
滴下後80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後固体
部をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デカン懸濁液と
した。(Ti濃度60mmol/l)このようにして得
られた固体部(A−1)の組成は以下の様であつた。
【0091】 *) 2−エチルヘキソキシ基 水−アセトンにて加水分解、アセトン抽出後ガスクロマ
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール600ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール600ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
【0092】このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であつた。
(A−2)の組成は以下の様であつた。
【0093】 <重合>上記で得られた(A−2)成分を用い、表1に
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なつた。結果を表2に示した。
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なつた。結果を表2に示した。
【0094】実施例18の2 <重合>実施例1と同様の連続重合反応器を用い、脱水
精製したヘキサンを60l/hr、エチルアルミニウム
セスキクロリド47ミリモル/hr、実施例1で得たT
i触媒成分(A−2)をTiに換算して2.8ミリモル
/hrの割合で連続的に供給し、重合器内において、同
時に、エチレン12kg/hr、4−メチル−1−ペン
テン8kg/hr、水素520l/hrの割合で連続的
に供給し、重合温度180℃、全圧40kg/cm2、
滞留時間2時間、重合体濃度を200g/lとなる条件
下で、エチレン/4−メチル−1−ペンテン共重合ワツ
クスの連続重合を行なつた。触媒活性は7,100g−
共重合体/mmol−Tiに相当した。得られた共重合
ワツクスの粘度平均分子量は3,700、密度は0.9
12であつた。
精製したヘキサンを60l/hr、エチルアルミニウム
セスキクロリド47ミリモル/hr、実施例1で得たT
i触媒成分(A−2)をTiに換算して2.8ミリモル
/hrの割合で連続的に供給し、重合器内において、同
時に、エチレン12kg/hr、4−メチル−1−ペン
テン8kg/hr、水素520l/hrの割合で連続的
に供給し、重合温度180℃、全圧40kg/cm2、
滞留時間2時間、重合体濃度を200g/lとなる条件
下で、エチレン/4−メチル−1−ペンテン共重合ワツ
クスの連続重合を行なつた。触媒活性は7,100g−
共重合体/mmol−Tiに相当した。得られた共重合
ワツクスの粘度平均分子量は3,700、密度は0.9
12であつた。
【0095】つぎに、該ワツクスと顔料(フタロシアニ
ンブルー)とを1対1で配合し、三本ロールで120℃
で混練した。このもの1gと市販の高圧法ポリエチレン
38gとをブラベンダーブラストグラフで混練後、厚さ
100ミクロンのシートとした。顔料は粗粒子が全く見
られず極めて均一に分散していた。また、ロール混練
時、ワツクス分のロールへの付着も全く見られず顔料分
散剤として極めて良好な性能であることがわかつた。
ンブルー)とを1対1で配合し、三本ロールで120℃
で混練した。このもの1gと市販の高圧法ポリエチレン
38gとをブラベンダーブラストグラフで混練後、厚さ
100ミクロンのシートとした。顔料は粗粒子が全く見
られず極めて均一に分散していた。また、ロール混練
時、ワツクス分のロールへの付着も全く見られず顔料分
散剤として極めて良好な性能であることがわかつた。
【0096】実施例19 実施例18で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
0.5l(Tiに換算して30ミリモル)をとり、これ
に室温にて150ミリモルの2−エチルヘキサノールを
加え80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後、0℃
まで冷却し、35ミリモルのトリエチルアルミニウムを
滴下し、滴下後、0℃にて2時間反応させた。反応後、
固体部をn−デカンにてくり返し洗浄し、n−デカン懸
濁液とした。このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であつた。
0.5l(Tiに換算して30ミリモル)をとり、これ
に室温にて150ミリモルの2−エチルヘキサノールを
加え80℃に昇温し、1時間反応させた。反応後、0℃
まで冷却し、35ミリモルのトリエチルアルミニウムを
滴下し、滴下後、0℃にて2時間反応させた。反応後、
固体部をn−デカンにてくり返し洗浄し、n−デカン懸
濁液とした。このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であつた。
【0097】 <重合>上記で得られたチタン触媒成分(A−2)を用
い、表1に示した条件にてエチレンと4−メチル−1−
ペンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。
い、表1に示した条件にてエチレンと4−メチル−1−
ペンテンとの連続共重合を行なつた。結果を表2に示し
た。
【0098】比較例7 <重合>実施例18において、チタン触媒成分として
(A−2)を用いた代りに、エタノールと反応させる前
の(A−1)を用いた他は実施例18と同様に重合を行
なつた。結果を表2に示した。
(A−2)を用いた代りに、エタノールと反応させる前
の(A−1)を用いた他は実施例18と同様に重合を行
なつた。結果を表2に示した。
【0099】
【表1】
【0100】
【表2】
【0101】
【表3】
【0102】
【表4】
【0103】
【表5】
【0104】
【表6】
【0105】
【表7】
【0106】比較例8 <重合>内容積200lの連続重合反応器を用い、脱水
精製したヘキサンを100l/hr、ジエチルアルミニ
ウムクロライド7.6ミリモル/hr、エチルアルミニ
ウムセスキクロライド15.1ミリモル/hr、エタノ
ールのヘキサン溶液をエタノールに換算して5.4ミリ
モル/hr、実施例1で得られた触媒(A−1)をTi
に換算して0.54ミリモル/hr、の割合で連続的に
供給し、重合器内において同時に、エチレン1.3kg
/hr、4−メチル−1−ペンテン19kg/hr、水
素を45l/hrの割合で連続的に供給し、重合温度1
65℃、全圧30kg/cm2、滞留時間1時間、溶媒
ヘキサンに対する共重合体温度を130g/lとなる条
件下で共重合を行なった。触媒活性は24,100g−
共重合体/mmol−Tiに相当した。
精製したヘキサンを100l/hr、ジエチルアルミニ
ウムクロライド7.6ミリモル/hr、エチルアルミニ
ウムセスキクロライド15.1ミリモル/hr、エタノ
ールのヘキサン溶液をエタノールに換算して5.4ミリ
モル/hr、実施例1で得られた触媒(A−1)をTi
に換算して0.54ミリモル/hr、の割合で連続的に
供給し、重合器内において同時に、エチレン1.3kg
/hr、4−メチル−1−ペンテン19kg/hr、水
素を45l/hrの割合で連続的に供給し、重合温度1
65℃、全圧30kg/cm2、滞留時間1時間、溶媒
ヘキサンに対する共重合体温度を130g/lとなる条
件下で共重合を行なった。触媒活性は24,100g−
共重合体/mmol−Tiに相当した。
【0107】得られた共重合体の結果を第6表に示し
た。分子量分布、組成分布ともに、実施例1で得られた
ものに比べ広いものであった。
た。分子量分布、組成分布ともに、実施例1で得られた
ものに比べ広いものであった。
【0108】つぎに、該共重合体につき、実施例1と同
様にしてフイルム特性を調べた。結果を表7に示した。
いずれのフイルム特性も実施例1の結果に比べ劣ってい
ることが明瞭である。
様にしてフイルム特性を調べた。結果を表7に示した。
いずれのフイルム特性も実施例1の結果に比べ劣ってい
ることが明瞭である。
【0109】実施例21 <触媒調製>窒素雰囲気下、市販の無水塩化マグネシウ
ム1モルを脱水精製したn−デカン2lに懸濁させ、撹
拌しながら3モルの2−エチルヘキサノールを加え、1
20℃に3時間保った。反応後、固体は消滅し、無色透
明の溶液となった。このようにして塩化マグネシウム−
2−エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液を得た。
このものは室温でも無色透明溶液のままであった。
ム1モルを脱水精製したn−デカン2lに懸濁させ、撹
拌しながら3モルの2−エチルヘキサノールを加え、1
20℃に3時間保った。反応後、固体は消滅し、無色透
明の溶液となった。このようにして塩化マグネシウム−
2−エチルヘキサノール錯体のn−デカン溶液を得た。
このものは室温でも無色透明溶液のままであった。
【0110】つぎに、別の反応器に、窒素中でn−デカ
ンを1.5l、2−エチルヘキソキシチタニウムトリク
ロライドを4.8モル入れ、0℃まで冷却した。ついで
上記で得た塩化マグネシウム−2−エチルヘキサノール
錯体のn−デカン溶液をMgに換算して800ミリモル
を撹拌しながら0℃にて滴下した。滴下後80℃に昇温
し、1時間反応させた。反応後固体部をn−デカンでく
り返し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。(Ti濃度6
00mmol/l)このようにして得られた固体部(A
−1)の組成は以下の様であった。
ンを1.5l、2−エチルヘキソキシチタニウムトリク
ロライドを4.8モル入れ、0℃まで冷却した。ついで
上記で得た塩化マグネシウム−2−エチルヘキサノール
錯体のn−デカン溶液をMgに換算して800ミリモル
を撹拌しながら0℃にて滴下した。滴下後80℃に昇温
し、1時間反応させた。反応後固体部をn−デカンでく
り返し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。(Ti濃度6
00mmol/l)このようにして得られた固体部(A
−1)の組成は以下の様であった。
【0111】 水−アセトンにて加水分解、アセトン抽出後ガスクロマ
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール300ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール300ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
【0112】このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であった。
(A−2)の組成は以下の様であった。
【0113】 <重合>上記で得られた(A−2)成分を用い、表5に
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なった。結果を表6に示した。
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なった。結果を表6に示した。
【0114】実施例22 市販のn−ブチルエチルマグネシウム(n−ヘプタン溶
液、マグネシウム濃度0.633mol/l)、50m
molを内容積200mlのフラスコに入れ、2−エチ
ルヘキサノール150mmolを室温で撹拌しながら徐
々に加えた。発泡をともない、温度が50℃まで上昇し
た。高粘度の状態を経てやがて低温度の透明溶液となっ
た。そのまま50℃で2時間保った。この溶液の一部に
マグネシウムと等モルの四塩化チタンを加えても還元色
を呈しないことから、還元性のアルキル基はすべて2−
エチルヘキソキシ基に交換されていることを確認した。
このようにして、ジ−2−エチルヘキソキシマグネシウ
ム−2−エチルヘキサノール錯体(以下Mg(OEH)
2−EHAと略記)を得た。
液、マグネシウム濃度0.633mol/l)、50m
molを内容積200mlのフラスコに入れ、2−エチ
ルヘキサノール150mmolを室温で撹拌しながら徐
々に加えた。発泡をともない、温度が50℃まで上昇し
た。高粘度の状態を経てやがて低温度の透明溶液となっ
た。そのまま50℃で2時間保った。この溶液の一部に
マグネシウムと等モルの四塩化チタンを加えても還元色
を呈しないことから、還元性のアルキル基はすべて2−
エチルヘキソキシ基に交換されていることを確認した。
このようにして、ジ−2−エチルヘキソキシマグネシウ
ム−2−エチルヘキサノール錯体(以下Mg(OEH)
2−EHAと略記)を得た。
【0115】別に用意した400mlのフラスコに、n
−デカン150ml、四塩化チタン150mmolを入
れ、0℃に冷却した。つぎに、系を撹拌しながら上記で
得た錯体をMg原子に換算して25mmolを30分に
わたって滴下した。系は0℃に保った。滴下直後から発
泡をともない、黄色の懸濁液となった。滴下後、約4℃
/minの速度で昇温し、80℃に1時間保った。反応
終了後、固体部をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デ
カン懸濁液とした(Ti濃度60mmol/l)。
−デカン150ml、四塩化チタン150mmolを入
れ、0℃に冷却した。つぎに、系を撹拌しながら上記で
得た錯体をMg原子に換算して25mmolを30分に
わたって滴下した。系は0℃に保った。滴下直後から発
泡をともない、黄色の懸濁液となった。滴下後、約4℃
/minの速度で昇温し、80℃に1時間保った。反応
終了後、固体部をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デ
カン懸濁液とした(Ti濃度60mmol/l)。
【0116】このようにして得られた固体部(A−1)
の組成は以下の様であった。
の組成は以下の様であった。
【0117】 水−アセトンにて加水分解、アセトン抽出後ガスクロマ
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール300ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
トグラフにて2−エチルヘキサノールとして定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール300ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
【0118】このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であった。
(A−2)の組成は以下の様であった。
【0119】 <重合>上記で得られた(A−2)成分を用い、表5に
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なった。結果を表6に示した。
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なった。結果を表6に示した。
【0120】実施例23 市販のn−ブチルエチルマグネシウム(n−ヘプタン溶
液、マグネシウム濃度0.633mol/l)、50m
molを内容積200mlのフラスコに入れ、プロピオ
ン酸300mmolを室温で撹拌しながら徐々に加え
た。発泡をともない、温度が40℃まで上昇した。高粘
度の状態を経てやがて低温度の透明溶液となった。70
℃で2時間保った。この溶液の一部にマグネシウムと等
モルの四塩化チタンを加えても還元色を呈しないことか
ら、還元性のアルキル基はすべてプロピオン酸基に交換
されていることを確認した。このようにして、ジ−プロ
ピオン酸マグネシウム−プロピオン酸錯体(以下Mg
(PA)2・4PAと略記)を得た。
液、マグネシウム濃度0.633mol/l)、50m
molを内容積200mlのフラスコに入れ、プロピオ
ン酸300mmolを室温で撹拌しながら徐々に加え
た。発泡をともない、温度が40℃まで上昇した。高粘
度の状態を経てやがて低温度の透明溶液となった。70
℃で2時間保った。この溶液の一部にマグネシウムと等
モルの四塩化チタンを加えても還元色を呈しないことか
ら、還元性のアルキル基はすべてプロピオン酸基に交換
されていることを確認した。このようにして、ジ−プロ
ピオン酸マグネシウム−プロピオン酸錯体(以下Mg
(PA)2・4PAと略記)を得た。
【0121】別に用意した400mlのフラスコに、n
−デカン150ml、四塩化チタン375mmolを入
れ、0℃に冷却した。つぎに、系を撹拌しながら上記で
得た錯体をMg原子に換算して25mmolを30分に
わたって滴下した。系は0℃に保った。滴下直後から発
泡をともない、黄色の懸濁液となった。滴下後、約4℃
/minの速度で昇温し、0℃に1時間保った。反応終
了後、固体部をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デカ
ン懸濁液とした(Ti濃度60mmol/l)。
−デカン150ml、四塩化チタン375mmolを入
れ、0℃に冷却した。つぎに、系を撹拌しながら上記で
得た錯体をMg原子に換算して25mmolを30分に
わたって滴下した。系は0℃に保った。滴下直後から発
泡をともない、黄色の懸濁液となった。滴下後、約4℃
/minの速度で昇温し、0℃に1時間保った。反応終
了後、固体部をn−デカンでくり返し洗浄し、n−デカ
ン懸濁液とした(Ti濃度60mmol/l)。
【0122】このようにして得られた固体部(A−1)
の組成は以下の様であった。
の組成は以下の様であった。
【0123】 水−アセトンにて加水分解、アセトン抽出後ガスクロマ
トグラフにてプロピオン酸として定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール300ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
トグラフにてプロピオン酸として定量 つぎに、上記で得られた(A−1)のn−デカン懸濁液
1l(Tiに換算して60ミリモル)をとり、これにエ
タノール300ミリモルを室温で加え、50℃にて1時
間反応させた。反応後、n−デカンにて固体部をくり返
し洗浄し、n−デカン懸濁液とした。
【0124】このようにして得られたチタン触媒成分
(A−2)の組成は以下の様であった。
(A−2)の組成は以下の様であった。
【0125】 <重合>上記で得られた(A−2)成分を用い、表5に
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なった。結果を表6に示した。
示した条件にてエチレンと4−メチル−1−ペンテンと
の連続共重合を行なった。結果を表6に示した。
【0126】
【0127】
【0128】
【0129】実施例24 <触媒調製>15mmφのステンレス製剛球が100個
入った内容積800mlのステンレス製円筒容器に、窒
素雰囲気下で210ミリモルの無水塩化マグネシウムと
21ミリモルの四塩化チタンを入れ、室温、120rp
mで25時間回転させて共粉砕を行った。得られた粉末
を精製ヘキサンで繰り返し洗浄した。このようにして得
られた触媒(A−1)の組成は以下のようであった。
入った内容積800mlのステンレス製円筒容器に、窒
素雰囲気下で210ミリモルの無水塩化マグネシウムと
21ミリモルの四塩化チタンを入れ、室温、120rp
mで25時間回転させて共粉砕を行った。得られた粉末
を精製ヘキサンで繰り返し洗浄した。このようにして得
られた触媒(A−1)の組成は以下のようであった。
【0130】 つぎに、内容積400mlのガラス製フラスコに、精製
ヘキサンに懸濁した(A−1)(Ti濃度50mmol
/l)をTiに換算して10ミリモルとり、100ミリ
モルのエタノールを室温で加え、50℃に昇温して1.
5時間反応させた。反応後、固体部を精製ヘキサンにて
繰り返し洗浄した。このようにして得られた触媒(A−
2)の組成は以下のようであった。
ヘキサンに懸濁した(A−1)(Ti濃度50mmol
/l)をTiに換算して10ミリモルとり、100ミリ
モルのエタノールを室温で加え、50℃に昇温して1.
5時間反応させた。反応後、固体部を精製ヘキサンにて
繰り返し洗浄した。このようにして得られた触媒(A−
2)の組成は以下のようであった。
【0131】
【0132】<重合>内容積2lのオートクレーブに、
精製シクロヘキサン750ml、4−メチル−1−ペン
テン250mlを入れ、窒素密閉系で130℃まで昇温
した。ついで、水素タンクより400N−mlの水素を
挿入した後エチレンで25kg/cm2まで加圧した。
ついで触媒挿入ポツトより、ジエチルアルミニウムクロ
ライド0.2ミリモル、エチルアルミニウムセスキクロ
ライド0.4ミリモル、上記で得た触媒(A−2)をT
iに換算して0.004ミリモルを相次いで挿入し重合
を開始した。系の温度を165℃に保ち、1時間重合を
行った。重合の停止は少量のメタノールを系に添加する
ことで行った。得られた共重合体は46.3gであり、
11600g−PE/mmol−Tiの重合活性に相当
した。特性値を表に示した。
精製シクロヘキサン750ml、4−メチル−1−ペン
テン250mlを入れ、窒素密閉系で130℃まで昇温
した。ついで、水素タンクより400N−mlの水素を
挿入した後エチレンで25kg/cm2まで加圧した。
ついで触媒挿入ポツトより、ジエチルアルミニウムクロ
ライド0.2ミリモル、エチルアルミニウムセスキクロ
ライド0.4ミリモル、上記で得た触媒(A−2)をT
iに換算して0.004ミリモルを相次いで挿入し重合
を開始した。系の温度を165℃に保ち、1時間重合を
行った。重合の停止は少量のメタノールを系に添加する
ことで行った。得られた共重合体は46.3gであり、
11600g−PE/mmol−Tiの重合活性に相当
した。特性値を表に示した。
【0133】比較例9 <重合>触媒として実施例24で得られた(A−1)を
用いた他は、実施例24と全く同様にしてエチレンと4
−メチル−1−ペンテンの共重合を行った。得られた共
重合体は39.5gであり、9870g−PE/mmo
l−Tiの重合活性に相当した。特性値を表に示した。
実施例24で得られたものが比較例9で得られたものに
くらべ、分子量分布、組成分布ともに狭くなっているこ
とがわかる。
用いた他は、実施例24と全く同様にしてエチレンと4
−メチル−1−ペンテンの共重合を行った。得られた共
重合体は39.5gであり、9870g−PE/mmo
l−Tiの重合活性に相当した。特性値を表に示した。
実施例24で得られたものが比較例9で得られたものに
くらべ、分子量分布、組成分布ともに狭くなっているこ
とがわかる。
【0134】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係る触媒の製造工程を示すフロー
チヤート図である。
チヤート図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】追加
【補正内容】
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】 [A] マグネシウム、チタン及びハロ
ゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−1)を、
酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a−
2)でさらに処理することにより形成された成分であつ
て、且つ該成分中に含まれる有機化合物(a−2)及び
該有機化合物(a−2)に由来する酸素含有基の量
(X)とチタンの量(Y)とのモル比(X):(Y)が
4〜100:1であるチタン化合物触媒成分、又はその
有機アルミニウム化合物処理物、但し上記において、該
高活性チタン成分(a−1)は、該必須成分のほかに、
酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a−
2)′及び該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含
有基を更に有することができ、この場合には、上記量
(X)は上記成分中に含まれる有機化合物(a−2)及
び該有機化合物(a−2)に由来する酸素含有基の量
(X1)と上記有機化合物(a−2)′及び該有機化合
物(a−2)′に由来する酸素含有基の量(X2)との
合計量を意味するものとする。 - 【請求項2】 [A] マグネシウム、チタン及びハロ
ゲンを必須成分とする高活性チタン成分(a−1)を、
酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a−
2)でさらに処理することにより形成された成分であつ
て、且つ該成分中に含まれる有機化合物(a−2)及び
該有機化合物(a−2)に由来する酸素含有基の量
(X)とチタンの量(Y)とのモル比(X):(Y)が
4〜100:1であるチタン化合物触媒成分、又はその
有機アルミニウム化合物処理物、但し上記において、該
高活性チタン成分(a−1)は、該必須成分のほかに、
酸素に結合した活性水素を含有する有機化合物(a−
2)′及び該有機化合物(a−2)′に由来する酸素含
有基を更に有することができ、この場合には、上記量
(X)は上記成分中に含まれる有機化合物(a−2)及
び該有機化合物(a−2)に由来する酸素含有基の量
(X1)と上記有機化合物(a−2)′及び該有機化合
物(a−2)′に由来する酸素含有基の量(X2)との
合計量を意味するものとする、及び[B] ハロゲン/
アルミニウム(原子比)が、1以上で且つ2未満である
ハロゲン含有有機アルミニウム化合物触媒成分とから形
成された触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282430A JP2574614B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | チタン化合物触媒成分 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282430A JP2574614B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | チタン化合物触媒成分 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21090083A Division JPS60104102A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | オレフインの重合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06329725A true JPH06329725A (ja) | 1994-11-29 |
| JP2574614B2 JP2574614B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=17652315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4282430A Expired - Lifetime JP2574614B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | チタン化合物触媒成分 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574614B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60104102A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフインの重合方法 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP4282430A patent/JP2574614B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60104102A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフインの重合方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2574614B2 (ja) | 1997-01-22 |
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