JPH0633076U - 2出力差動電流発生器 - Google Patents

2出力差動電流発生器

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JPH0633076U
JPH0633076U JP7029292U JP7029292U JPH0633076U JP H0633076 U JPH0633076 U JP H0633076U JP 7029292 U JP7029292 U JP 7029292U JP 7029292 U JP7029292 U JP 7029292U JP H0633076 U JPH0633076 U JP H0633076U
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differential
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JP7029292U
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泰之 川澄
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2出力間に線形性誤差がなく、正確な比例関
係を有する2出力差動電流発生器を実現する。 【構成】 2つの差動出力を発生する2出力差動電流発
生器において、2つの差動出力を発生する第1及び第2
の差動回路と、一方の出力が第1及び第2の差動回路の
一方のトランジスタのベースに接続され、他方の出力が
第1の差動回路の他方のトランジスタのベースに接続さ
れた電圧源と、第1及び第2の差動回路のトランジスタ
の各エミッタの電圧がそれぞれ入力され、出力が第2の
差動回路の他方のトランジスタのベースに接続される制
御手段とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、2出力の差動電流発生器に関し、特に前記2出力間の線形性誤差を 除去することのできる2出力差動電流発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】
2出力差動電流発生器は、例えば、基準電圧源若しくは基準電流源などに用い られる。図2はこのような従来の2出力差動電流発生器の一例を示す回路図であ る。図2において、1,2,3及び4はトランジスタ、5及び6は定電流源、7 及び8は負荷、9は電圧源である。ここで、1,2,5及び7は差動回路50を 、3,4,6及び8は差動回路51をそれぞれ構成している。
【0003】 トランジスタ1及び3のベースには電圧源9の一端が接続され、トランジスタ 2及び4のベースには電圧源9の他端が接続される。トランジスタ1のエミッタ はトランジスタ2のエミッタ及び定電流源5の一端に接続され、トランジスタ1 及び2のコレクタは負荷7の第1及び第2の端子に接続される。また、トランジ スタ3のエミッタはトランジスタ4のエミッタ及び定電流源6の一端に接続され 、トランジスタ3及び4のコレクタは負荷8の第1及び第2の端子に接続される 。さらに、負荷7及び8の第3、第4の端子は正電圧源”VCC”に、定電流源3 及び6の他端は負電圧源”VEE”にそれぞれ接続される。
【0004】 ここで、2出力差動電流発生器の2出力”IOUT1”、”IOUT2”はトランジス タ1〜4のコレクタ電流をそれぞれ”IC1”、”IC2”、”IC3”及び”IC4” とすれば、”IOUT1=IC1−IC2”、”IOUT2=IC3−IC4”として取り出され ることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、トランジスタ1〜4の接合飽和電流”IS ”にばらつきがある場合、 トランジスタ1〜4のベース・エミッタ間電圧を”VBE1 ”、”VBE2 ”、”V BE3 ”及び”VBE4 ”、熱起電圧を”VT ”とすれば、トランジスタ1〜4のコ レクタ電流は、 ICn=Kn・IS・exp(VBEn/VT) (1) となる。但し”Kn ”は定数で、”n”は1〜4でトランジスタ1〜4を示して いる。
【0006】 また、電圧源9の出力電圧を”Vid”、定電流源5及び6の出力電流が等しく 、電流値を”Ib ”とすれば、以下の関係式が成り立つ。 Vid=VBE1−VBE2=VBE3−VBE4 (2) Ib =IC1+IC2=IC3+IC4 (3)
【0007】 ここで、前記2出力差動電流発生器の2出力”IOUT1”、”IOUT2”は、 IOUT1=IC1−IC2=(Ib−IC2)−IC2 =Ib−2・IC2 (4) IOUT2=IC3−IC4=(Ib−IC4)−IC4 =Ib−2・IC4 (5) となる。従って、2出力間の誤差”ΔIOUT ”は、 ΔIOUT=IOUT1−IOUT2 =Ib−2・IC2−(Ib−2・IC4) =2(IC4−IC2) (6) となる。
【0008】 n=1〜4に対して式(1)を変形して、 IC1IC4/IC2IC3 =K1K4/K2K3・exp(VBE1−VBE2−(VBE3−VBE4)) =K1K4/K2K3・exp(Vid−Vid) =K1K4/K2K3 (7) が求まり、式(7)を”1/A”とし、式(3)を用いて”IC1”及び”IC3” を消去すると、 IC4=IC2・Ib/(A・Ib+(1−A)・IC2) (8) となる。
【0009】 一方、式(3)及び(4)より、 IC2=(Ib−IOUT1)/2 (9) が求まり、式(9)を”B/2”として、式(6)に式(8)を代入し、さらに 式(9)を代入すると、 ΔIOUT=2IbB/(2A・Ib+(1−A)/B)−B =((1−A)・(Ib 2−IOUT1 2))/(2A・Ib+(1−A)・B) =((1−A)・(Ib 2−IOUT1 2)) /(2A・Ib+(1−A)・(Ib−IOUT1)) (10) となる。この結果、式(10)より”ΔIOUT ”は”IOUT1”には比例していな いので、2出力間に線形性誤差が生じることになる。 従って本考案の目的は、2出力間に線形性誤差がなく、正確な比例関係を有す る2出力差動電流発生器を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案では、 2つの差動出力を発生する2出力差動電流発生器において、 前記一方の差動出力を発生させる第1の差動回路と、 前記他方の差動出力を発生させる第2の差動回路と、 一方の出力が前記第1及び第2の差動回路の一方のトランジスタのベースに接 続され、他方の出力が前記第1の差動回路の他方のトランジスタのベースに接続 された電圧源と、 前記第1及び第2の差動回路のトランジスタの各エミッタの電圧がそれぞれ入 力され、出力が前記第2の差動回路の他方のトランジスタのベースに接続される 制御手段と を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
制御手段である演算増幅器が2つの差動回路のトランジスタのベース・エミッ タ間電圧を等しくするように制御する。
【0012】
【実施例】
以下本考案を図面を用いて詳細に説明する。図1は本考案に係る2出力差動電 流発生器の一実施例を示す構成回路図である。ここで、1〜6及び9は図2と同 一符号を付してある。図1において10及び11は電流ミラー回路、12は負荷 、13は電流測定器、14は演算増幅器である。ここで、1,2,5,10は差 動回路50aを、3,4,6,11は差動回路51aを、演算増幅器14は制御 手段52をそれぞれ構成しており、また、図1は出力電流のモニター機能を有す る基準電流源を構成している。
【0013】 トランジスタ1のベースには電圧源9の一端が接続され、トランジスタ2及び 4のベースには電圧源9の他端が接続される。トランジスタ1のエミッタはトラ ンジスタ2のエミッタ、定電流源5の一端及び演算増幅器14の非反転入力端子 に接続され、トランジスタ1のコレクタは電流ミラー回路10の第1の端子に、 トランジスタ2のコレクタは電流ミラー回路10の第2の端子及び負荷12の一 端にそれぞれ接続される。
【0014】 また、トランジスタ3のエミッタはトランジスタ4のエミッタ、定電流源6の 一端及び演算増幅器14の反転入力端子に接続され、トランジスタ3のコレクタ は電流ミラー回路11の第1の端子に、トランジスタ4のコレクタは電流ミラー 回路11の第2の端子及び電流測定器13の一端にそれぞれ接続される。
【0015】 さらに、演算増幅器14の出力はトランジスタ3のベースに接続され、電流ミ ラー回路10及び11の第3、第4の端子は正電圧源”VCC”に、定電流源3及 び6の他端、負荷12の他端、電流測定器13の他端は負電圧源”VEE”にそれ ぞれ接続される。
【0016】 ここで、図1に示す実施例の動作を説明する。コレクタ電流”IC1”及び”I C2 ”は電流ミラー回路10に、コレクタ電流”IC3”及び”IC4”は電流ミラー 回路11にそれぞれ接続されているので、 IC1=IC2 (11) IC3=IC4 (12) という関係であり、従って負荷12に流れる電流”IDUT ”及び電流測定器13 に流れる”Imon ”は IDUT=IC1−IC2 (13) Imon=IC3−IC4 (14) と表される。また、前記式(3)及び式(6)の関係も成立する。
【0017】 一方、制御手段52である演算増幅器14は2つの差動回路50a及び51a のトランジスタのエミッタの電圧である図1中”イ”及び”ロ”の電圧が等しく なるようにトランジスタ3のコレクタ電流”IC3”を制御する。即ち、トランジ スタ2及び4のベース・エミッタ間電圧”VBE2 ”及び”VBE4 ”が等しくなる ように制御することになる。この結果、式(1)より、 IC2/IC4=(K2/K4)・exp(VBE2−VBE4) =K2/K4 (15) となる。式(3)及び式(13)から、 IC2=(Ib−IDUT)/2 (16) が求まり、従って、式(15)に代入することにより、 IC4=(K4/K2)・(Ib−IDUT)/2 (17) となる。
【0018】 前記式(6)に式(16)及び式(17)を代入すると、 ΔIOUT=(K4/K2)・(Ib−IDUT)−(Ib−IDUT) =(K4/K2−1)・(Ib−IDUT) (18) が求まる。この結果、式(18)より電流”ΔIOUT ”は電流”IDUT ”に比例 するので2出力である電流”IDUT ”と電流”Imon ”との間には線形性誤差が 生じないことになる。この場合、電流”Imon ”を測定することにより間接的に 電流”IDUT ”を線形性誤差なく測定できることになる。即ち、出力電流のモニ ター機能を有する基準電流源が実現できる。
【0019】 なお、トランジスタ1及び2のコレクタとトランジスタ3及び4のコレクタに は電流ミラー回路10及び11を接続しているが、抵抗等を負荷として接続し、 2出力の差動電圧として取り出すことも可能である。 また、図1において電圧源9として交流電圧源を用いていいるが、直流の可変 電圧源等を用いても良い。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように、本考案によれば次のような効果がある 。 演算増幅器により2つの差動回路のトランジスタのベース・エミッタ間電圧が 等しくなるように制御することにより、2出力間に線形性誤差がなく、正確な比 例関係を有する2出力差動電流発生器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る2出力差動電流発生器の一実施例
を示す構成回路図である。
【図2】従来の2出力差動電流発生器の一例を示す回路
図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 トランジスタ 5,6 定電流源 7,8,12 負荷 9 電圧源 10,11 電流ミラー回路 13 電流測定器 14 演算増幅器 50,50a,51,51a 差動回路 52 制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの差動出力を発生する2出力差動電流
    発生器において、 前記一方の差動出力を発生させる第1の差動回路と、 前記他方の差動出力を発生させる第2の差動回路と、 一方の出力が前記第1及び第2の差動回路の一方のトラ
    ンジスタのベースに接続され、他方の出力が前記第1の
    差動回路の他方のトランジスタのベースに接続された電
    圧源と、 前記第1及び第2の差動回路のトランジスタの各エミッ
    タの電圧がそれぞれ入力され、出力が前記第2の差動回
    路の他方のトランジスタのベースに接続される制御手段
    とを備えたことを特徴とする2出力差動電流発生器。
JP7029292U 1992-10-08 1992-10-08 2出力差動電流発生器 Withdrawn JPH0633076U (ja)

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