JPH0633576A - 床 材 - Google Patents

床 材

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JPH0633576A
JPH0633576A JP19103392A JP19103392A JPH0633576A JP H0633576 A JPH0633576 A JP H0633576A JP 19103392 A JP19103392 A JP 19103392A JP 19103392 A JP19103392 A JP 19103392A JP H0633576 A JPH0633576 A JP H0633576A
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Koji Nishida
幸司 西田
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Cosmo Chem Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基礎床面が形成されている床面に居室床面を構
成する作業を簡素化すること。 【構成】基礎床面に添設される多数の連結具(2)(2)と、
正方形又は長方形の床ユニット(1)(1)とから構成した床
材を用いる。前記各床ユニット(1) にはその各コーナ部
に正方形断面の一定高さの脚部(11)を連設し、連結具
(2) には脚部(11)を丁度挿入できる4つの角室部(20)(2
0)具備した上方に開放の皿とし、床ユニット(1) を密に
並べたときにその頂部が連続する部分の下方の脚部相互
を前記連結具に収容して連結すること。また、連結具
(2) の側壁に前記脚部に具備させた弾性係合片(3) が係
合する被係合部(4) を設けて、脚部(11)と連結具(2) と
を強制的に取外し可能な程度に抜止め係合されるように
して、両者の嵌合の確実化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床材、とくに、コンク
リート床面等のように、平滑に仕上げられた基礎床面上
に敷設して畳や絨毯を敷設した部屋の床面を仕上げる場
合のこの後者の床面の施工の際に用いる床材に関するも
のである。
【0002】
【従来技術及び課題】従来のマンション等、鉄骨製又は
鉄筋コンクリート製の住宅では、居室に完成する前の基
礎床面は、コンクリートやパネルによって構成された平
滑床面となっている。そして、この基礎床面は居室とな
った場合の床面よりも一段低く設定されており、この基
礎床面に下地床面を形成して、畳を敷設したり絨毯を敷
設して、最終的な居室床面とする。これにより、前記居
室床面と前記基礎床面との間に断熱層が形成されて、快
適な居室となる。
【0003】ところが、従来の前記仕上げ床面の施工に
は、多大の時間を要し、且、この施工が木製材を組合せ
る施工となることから、熟練を要したものとなる。本発
明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、仕上げ床
面の施工を簡素化し且熟練を要することなく施工できる
ようにすることを課題とする。[請求項1の発明]
【0004】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『正方形又は長方形の多数の床ユニット(1)
(1)と、これら床ユニットを連結する多数の連結具(2)
(2)とからなり、前記各床ユニット(1) にはその各コー
ナ部に正方形断面の一定高さの脚部(11)を連設し、前記
各脚部は床ユニット(1) の頂面の輪郭よりも僅かに内周
側に位置させ、連結具(2) は上方に開放し且前記脚部(1
1)が嵌入する大きさの4つの角室部(20)(20)が縦横に所
定の間隔で並設された正方形の皿状体とし、前記角室部
(20)(20)の間隔を、4つの床ユニット(1)(1)のコーナ部
が一致するように並べられた時に隣接する4つの脚部(1
1)(11)のそれと一致させた』ことである。
【0005】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。基礎床
面に床ユニット(1)(1)を敷設する際、一つの床ユニット
(1) の脚部(11)(11)に連結具(2)(2)を装着させた状態で
敷設するか、または、予め所定の位置に配設された連結
具(2)(2)によって床ユニット(1)(1)を連結するように敷
設する。このとき、床ユニット(1) の脚部(11)(11)を各
連結具(2) の角室部(20)(20)に嵌入させるようにして敷
設する。このとき、敷設域の周辺部では、連結具(2)
は、その角室部(20)(20)の一部のみが脚部(11)(11)に嵌
合するように、嵌合姿勢を所定に設定する。連結具(2)
は上方に開放し且前記脚部(11)が嵌入する大きさの4つ
の角室部(20)(20)が縦横に所定の間隔で並設された正方
形の皿状体であるから、前記敷設域の周辺部に位置する
連結具(2)(2)は、基礎床面の周壁に沿った姿勢となる。
また、前記周辺部によって囲まれる敷設域では、4つの
脚部(11)(11)が一つの連結具(2) の角室部(20)(20)内に
嵌入された態様で連結される。このとき、脚部(11)は床
ユニット(1) の頂面の輪郭よりも僅かに内周側に位置さ
せているから、床ユニット(1) の周縁は密に連続する。
そして、各脚部(11)が対応する角室部(20)に嵌入して、
敷設された床ユニット(1)(1)の全体が連結具(2)(2)を介
して一体的に連結され、床ユニット(1)(1)の上面が一様
な平面となる。
【0006】特定の床ユニット(1) を取外すときには、
これを強制的に引き上げると、他の床ユニット(1)(1)
は、全体として一体的に連結されているから、これらが
敷設されたままで且連結具(2)(2)が所定の位置に残った
ままで、前記特定の床ユニット(1) のみが取外せる。
【0007】
【効果】連結具(2) の脚部(11)に対する嵌合姿勢を調整
することで、共通の床ユニット(1) と連結具(2) との組
合せにより基礎床面の全域に床ユニット(1)(1)が敷設で
きるから、床面の施工が簡単である。また、特定の床ユ
ニット(1) の取外しの際には、これを引き上げるだけ
で、他の床ユニット(1)(1)が敷設されたままに残るか
ら、部分的に床ユニットが損傷した場合の交換も簡単で
ある。
【0008】[請求項2の発明について]
【0009】
【技術的手段】この発明は、上記請求項1の発明におい
て、脚部(11)と連結具(2) との結合強度を高めるため
に、前記両者の嵌合構成を限定したものであり、このた
めに限定された技術的手段は、『脚部(11)の側壁の一部
を下端に係合突起(31)を具備する弾性係合片(3) とし、
連結具(2) の各角室部(20)の側壁には前記弾性係合片
(3)の係合突起(31)に係合する被係合部(4) を設け、こ
の被係合部(4) に対向するように押圧舌片(40)を連結具
(2) の底壁から突出させ、前記押圧舌片(40)の先端と被
係合部(4) との間隔を係合突起(31)が強制的に圧入され
る程度の間隔に設定し、これら被係合部(4)(4)の配設位
置を、4つの床ユニット(1)(1)のコーナ部が一致するよ
うに並べられた時に各脚部(11)の弾性係合片(3)(3)が係
合する位置に設定した』ことである。
【0010】
【作用】上記技術的手段を採用したものでは、脚部(11)
の側壁の一部を下端に係合突起(31)を具備する弾性係合
片(3) としたことから、また、連結具(2) の各角室部(2
0)の側壁には前記弾性係合片(3) の係合突起(31)に係合
する被係合部(4) を設けたから、敷設域の周辺部以外で
は、4つの脚部(11)(11)が一つの連結具(2) の角室部(2
0)(20)内に圧入された態様で連結される。このとき、前
記弾性係合片(3)の係合突起(31)が、角室部(20)(20)の
側壁に形成した被係合部(4) と係合して、連結具(2) と
床ユニット(1) とが連結固定される。
【0011】このとき、被係合部(4) に対向するように
押圧舌片(40)を連結具(2) の底壁から突出させてその先
端と前記被係合部(4) との間隔を所定間隔に設定してい
るから、係合突起(31)が強制的に被係合部(4) と押圧舌
片(40)の先端間に圧入される。従って、弾性係合片(3)
に歪が生じていても、係合突起(31)と被係合部(4) との
係合が不用意には外れない。
【0012】また、敷設域の周辺部では、連結具(2) の
装着姿勢が所定に調整されて弾性係合片(3) は、その挿
入位置が係合突起の位置から外れているが、それ自体の
弾性によって湾曲し、脚部(11)の横断面全体が対応する
角室部(20)内に挿入される。特定の床ユニット(1) を取
外すときには、これを強制的に引き上げると、弾性係合
片(3) の先端の係合突起(31)が押圧舌片(40)の先端と被
係合部(4) との間を押広げながら、引き上げられて被係
合部(4) と係合突起(31)との係合がはずれる。
【0013】
【効果】床ユニット(1) は脚部(11)(11)に具備させた弾
性係合片(3) の係合突起(31)が連結具(2) の被係合部
(4) に係合するから、連結具(2) と床ユニット(1) との
連結強度も十分である。さらに、係合突起(31)と被係合
部(4) との係合解除には、押圧舌片(40)と被係合部(4)
との間隔を押し広げるようにして係合突起(31)を脱出さ
せる必要があるから、弾性係合片(3) が歪んだとしても
脚部(11)の弾性係合片(3) と被係合部(4) との係合が不
用意に外れることがなく、しかも、必要な場合には強制
的に取外すことも可能である。
【0014】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。この実施例では、床ユニット(1) は、図1
・図2のように、正方形の天板部(10)のコーナ部に脚部
(11)(11)が連設されると共に、全体が合成樹脂の射出成
形によって形成された構成となっている。
【0015】前記天板部(10)は、薄板の表面板の裏面
に、中央から放射状に延びる多数の一定幅の直線リブ(R
1)(R1)とこれらに交叉する多数の環状リブ(R2)(R2)が一
体的に結合された構成となっていて、これらのリブによ
って天板部(10)の成形時の歪を防止すると共にこの天板
部の強度を確保している。又、各脚部(11)は、正方形断
面の筒状に構成されており、天板部(10)のコーナ部の各
辺に続く側壁は、天板部(10)の輪郭よりも一定寸法内側
に位置させている。従って、多数の床ユニット(1)(1)が
行列状に敷設されたとき、天板部(10)(10)の各頂点が一
点に集中した箇所では、隣接する脚部(11)(11)相互の間
には一定の間隙が生じる。
【0016】前記脚部(11)は下方に開放する筒体となっ
ており、その側壁であって天板部(10)の隣接する2辺に
続く側壁(以下、単に外方側壁(11a) という。)には、
上下に延びる帯状の弾性係合片(3) が装備されている。
この弾性係合片(3) は、その上端部が脚部(11)の側壁と
一体的に連続し、その両側には、下方に開放するスリッ
ト(S)(S)が形成されていることから、脚部(11)の側壁に
対して直角方向に弾性的に屈曲できる。又、弾性係合片
(3) の下端は、脚部(11)の下端よりも僅かに上位に設定
されると共に下端外面全域にはその縦断面が外側に凸の
山形となった係合突起(31)が形成されている。
【0017】尚、この弾性係合片(3) の形成位置は、各
脚部(11)の外方側壁(11a) においてその中心よりも天板
部(10)の各辺の中心側に偏って位置する。一方、連結具
(2) は、図3及び図4に示すように、裏面にスポンジ等
のクッション材(29)が添設された正方形の皿としてあ
り、その底壁の厚さは3mmに設定され、その側壁の厚
さは、天板部(10)の周辺と外方側壁(11a) との間の段差
よりも僅かに小さく設定されている。又、連結具(2) の
側壁(21)によって囲まれる範囲にはL字状に屈曲する4
つの区画壁(22)(22)が形成され、一つの区画壁(22)と側
壁(21)のコーナ部とによって囲まれる範囲が正方形の角
室部(20)となり、この角室部(20)の大きさは、脚部(11)
が丁度嵌合される大きさとなっている。前記区画壁(22)
を構成する各側壁部(22a) には、その中央から外側に偏
った位置に下方に開放する切欠部(43)が形成され、この
切欠部(43)の上辺は、角室部(20)の内側に向く傾斜面(4
4)となっている。尚、この切欠部(43)の形成域は上記し
た脚部(11)における弾性係合片(3) の形成域に適合し、
傾斜面(44)の位置は、係合突起(31)に適合させている。
【0018】前記切欠部(43)と対向する位置には、押圧
舌片(40)が形成され、この押圧舌片(40)は、連結具(2)
の底壁から延びる直立片(41)とその上端から水平方向に
延びる水平片(42)とからなり、全体としてはL字状に屈
曲する板状舌片としてある。そして、前記水平片(42)の
先端部はその断面を円弧状とすると共に前記傾斜面(44)
と対向する。また、この水平片(42)の先端と側壁部(22
a) の内面との間隔は、上記弾性係合片(3) における係
合突起(31)の形成部の厚さよりも大きく設定されてい
る。
【0019】以上のことから、連結具(2) の内部には4
つの角室部(20)(20)が形成され、各角室部(20)の底壁に
は、側壁部(22a)(22a)に対向するように2つの押圧舌片
(40)(40)が延長形成されている。この実施例では、床ユ
ニット(1) を所定のサイズに裁断して使用するための補
助脚(9) が用意されている。
【0020】この補助脚(9) は、図5に示すように、矩
形の有底筒状体に構成され、その高さは、脚部(11)を連
結具(2) の角室部(20)内に嵌入させた状態における天板
部(10)の裏面と連結具(2) の下面との間隔に一致させて
いる。そして、補助脚(9) の上端面で相互に対向する2
辺のそれぞれの中央部には一対の突出片(91)(91)を上方
に突出させ、これら突出片(91)(91)の間隔(92)は直線リ
ブ(R1)の断面下部が圧入される間隔に設定されている。
また、これら突出辺(91)(91)を具備させた対向辺相互の
間隔は、隣接する環状リブ(R2)(R2)の最大間隔よりも大
きく設定してある。つまり、突出片(91)(91)を具備しな
い辺の長さが隣接する環状リブ(R2)(R2)の最大間隔より
も長く設定されている。
【0021】上記床ユニット(1) 、連結具(2) 及び補助
脚(9) を用いて基礎床面(51)に下地床面(52)を構成する
実際について説明する。床ユニット(1) を敷設するに
は、これに先立って、連結具(2)(2)を床ユニット(1)(1)
の敷設姿勢に適合させて各脚部(11)に装着してから敷設
する。このとき、図6のように、基礎床面(51)のコーナ
部に敷設する床ユニット(1) では、一つの脚部(11)には
連結具(2) をそのコーナ部が基礎床面(51)のコーナ部に
一致するように装着固定する。基礎床面(51)の周辺に位
置する脚部(11)には連結具(2) の側壁と基礎床面(51)の
周辺とが一致するように装着固定する。また、基礎床面
(51)の中程に敷設される床ユニット(1) の各脚部(11)に
は、床ユニット(1) の対角線と連結具(2) の対角線が一
致し且床ユニットから外側に突出するように連結具(2)
を装着する。
【0022】以上の条件に基いて、基礎床面(51)のコー
ナ部から順次連結具(2)(2)を装着した床ユニット(1)(1)
を敷設して行く。基礎床面(51)のコーナ部に敷設された
床ユニット(1) には、予め全ての脚部(11)(11)に連結具
(2)(2)を所定の姿勢で装着しておく。これに続く床ユニ
ット(1) の敷設に際しては、敷設済みの床ユニット(1)
(以下、敷設済みユニットという)の一辺に対して天板
部(10)の一辺が合致するように新たに付加される床ユニ
ット(1) (以下、付加ユニットという)が敷設される。
この敷設済ユニットの前記一辺から外側に突出した一対
の連結具(2)(2)の角室部(20)に付加ユニットの合致辺側
の一対の脚部(11)(11)を各別に嵌入連結させるが、この
嵌入連結に先立って、これら一対の脚部(11)(11)が配設
された辺の対向辺側の一対の脚部(11)(11)には所定姿勢
で連結具(2)(2)を装着しておく。すると、敷設された前
記付加ユニットの外側には、連結具(2)(2)の一部の角室
部(20)が突出した状態となり、新たな付加ユニットを前
記の場合と同様にして連結敷設できる。
【0023】このようにして順次床ユニット(1)(1)を敷
設すると、基礎床面(51)の上方に前記脚部(11)の高さと
連結具(2) の底部の高さの和に相当する間隔を置いて天
板部(10)(10)が連続する下地床面(52)が構成され、この
上に板材(54)を接着剤(50)によって接着すると仕上げ床
面(53)が形成され、この上面に絨毯を敷設すると居室床
面が完成する。
【0024】基礎床面(51)の形状及び大きさが、床ユニ
ット(1)(1)を丁度敷き詰められる形状及び大きさである
場合には上記施工のみで不都合が生じないが、床ユニッ
ト(1)(1)の敷設完了時点で図7のように基礎床面(51)の
周辺部に敷設未了部が生じた場合には、この敷設未了部
に対応する床ユニット(1) を図8のように前記敷設未了
部の大きさに適合するサイズに裁断した裁断ユニット(1
a)とする。このとき、一部の脚部(11)が切除される場合
が生じるが、この場合には、同図及び図9のように天板
部(10)の切除された側の裁断端部近傍裏面の直線リブ(R
1)を突出片(91)(91)相互の間隔(92)内に圧入して補助脚
(9) を仮止め状態に装着して敷設する。これにより敷設
未了部に敷設された裁断ユニット(1a)は、その脚部(11)
(11)は敷設済みユニットから突出した連結具(2)(2)に嵌
合されて連結されるとともに、天板部(10)は前記脚部(1
1)(11)と補助脚(9)(9)によって支持されたものとなる。
このとき、裁断ユニット(1a)に対して前記補助脚(9)(9)
が仮止め状態に装着されているから、これの敷設作業の
作業性が良い。
【0025】敷設未了部の全域に裁断ユニット(1a)が上
記手順によって敷設されると、基礎床面(51)の全域が床
ユニット(1)(1)によって敷設された下地床面(52)が形成
される。以上のようにして下地床面(52)が構成されたと
き、敷設域の大部分では、図10のように4つの脚部(1
1)(11)が一つの連結具(2) の各角室部(20)(20)に圧入さ
れて係合突起(31)が傾斜面(44)に係合した状態となる。
このとき、側壁部(22a)と水平片(42)の先端との間隔
は、係合突起(31)を形成した弾性係合片(3) の先端部分
の厚さよりも小さく設定されているが、押圧舌片(40)は
弾性材料で成形され、直立片(41)を具備する構成となっ
ているから、水平片(42)が後退して係合突起(31)が水平
片(42)の先端と側壁部(22a) との間隔を押し広げるよう
にして強制的に嵌入され、山形断面の係合突起(31)が傾
斜面(44)と対接するように係合する。
【0026】一方、基礎床面(51)のコーナ部及び周辺部
に位置する連結具(2) には、図11のように、弾性係合
片(3) は側壁(21)の内壁面接触する態様で脚部(11)が角
室部(20)内に圧入されるが、係合突起(31)の断面が山形
となっていることから、また弾性係合片(3) が屈曲自在
の弾性材料で構成されているから、同図のように、内側
に湾曲した状態で脚部(11)が角室部(20)内に収容され
る。
【0027】以上の床ユニット(1) 及び連結具(2) を用
いた床面の施工では、連結具(2)(2)を床ユニット(1) に
装着する作業と、これを連結状態に敷設する作業が主た
る作業となるから、従来のような熟練を要するものとは
ならない。また、床ユニット(1)(1)の敷設に際して裁断
ユニット(1a)が必要な場合においても、この裁断ユニッ
ト(1a)は補助脚(9)(9)と脚部(11)(11)とによって安定的
に敷設できる。
【0028】尚、上記実施例のものでは、脚部(11)が角
室部(20)に圧入された状態で、係合突起(31)が切欠部(4
3)の傾斜面(44)に係合するが、側壁部(22a) と水平片(4
2)の先端との間隔が係合突起(31)の形成部の厚さよりも
小さく且その上方部の弾性係合片(3) の厚さよりも大き
く設定されている。従って、前記係合状態においては、
弾性係合片(3) の裏面と僅かな間隔で水平片(42)の先端
が対向突出していることとなり、何等かの事情によって
弾性係合片(3) に歪が生じて係合突起(31)が切欠部(43)
から脱出する傾向となっても、前記水平片(42)の先端が
ストッパとして機能し容易には外れない。
【0029】又、床面の修復などの際に、床ユニット
(1) を個別に取外す場合には、これを強制的に引き上げ
る。傾斜面(44)と係合突起(31)とが傾斜面によって対接
していること、また、水平片(42)が直立片(41)の上端に
連設されていることから、床ユニット(1) を強制的に引
き上げれば、水平片(42)を後方に退避させながら係合突
起(31)が切欠部(43)から脱出することとなって、床ユニ
ット(1) が個別に取外せる。
【0030】尚、係合突起(31)の不用意な脱出を防止す
るために、押圧舌片(40)が有効であるが、この押圧舌片
(40)は上記実施例のようにL字状となっている必要はな
い、水平片(42)の先端と側壁部(22a) の内壁との間隔が
上記実施例と同じであるかぎり、水平片(42)の突出長さ
は短くてもよい。極端な場合には、押圧舌片(40)を直立
片(41)のみから構成して、その上端に上記実施例の水平
片(42)の先端部の位置に一致するように構成されていて
もよい。また、先端の断面が円弧状となっておれば、図
12のように傾斜片(46)が角室部(20)(20)の底壁から突
出する構成や、図13のように円弧状片(45)となってい
てもよい。
【0031】また、上記施工例では、脚部(11)(11)に装
着した連結具(2)(2)を基礎床面(51)に添設するだけとし
たが、各連結具(2) を基礎床面(51)に接着する構成とし
てもよい。また、上記施工例では、連結具(2)(2)を脚部
(11)(11)のそれぞれに所定の姿勢で装着して基礎床面(5
1)に敷設するようにしたが、予め基礎床面(51)の所定の
位置に連結具(2)(2)を接着固定しておき、これに床ユニ
ット(1)(1)を嵌合させて敷設する方法を採用するように
してもよい。
【0032】また、居室床面を畳面とする場合には、既
述の下地床面(52)の上面にそのまま畳を敷設しても良
く、居室が板間の場合には下地床面(52)の上面に接着す
る板材(54)を板間の床面を構成する床板用化粧板とすれ
ばよい。居室床面が絨毯の場合には、上記板材(54)を敷
設した仕上げ床面(53)にそのまま絨毯を敷設する。尚、
この実施例では、天板部(10)の上面に薄板を具備する構
成としているが、天板部(10)が直線リブ(R1)と環状リブ
(R2)と外周枠のみから構成されるようにしてもよい。こ
の場合、各リブの上端縁と外周枠上端縁が同一平面上に
位置するように構成する。また、この実施例では、直線
リブ(R1)と環状リブ(R2)の組合せとしたが、直線状のリ
ブが碁盤目状に配設される構成等他の配設態様であって
もよい。
【0033】又、床材ユニット(1) の寸法及び連結具
(2) の寸法は、仕様に応じて任意に変更できることは言
うまでもない。さらに、補助脚(9) については、他の形
状のものが採用できる。また、この補助脚(9) の一対の
突出片(91)(91)が対向隣接する一対のリブ間に圧入され
てもよく、要するに、補助脚(9) が天板部(10)の下面に
仮止め状態に装着される構成であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】床ユニット(1) の側面図
【図2】床ユニット(1) の底面図
【図3】脚部(11)(11)を挿入した連結具(2) の平面図
【図4】A−A断面図(脚部(11)(11)の図示省略)
【図5】補助脚(9) の斜視図
【図6】床面施工の際の平面状態説明図
【図7】敷設未了部が生じる場合の敷設平面図
【図8】裁断ユニット(1a)の裏面図
【図9】補助脚(9) の装着状態の説明図
【図10】施工完了状態の床面中央部の要部断面図
【図11】施工完了状態の床面端部の要部断面図
【図12】押圧舌片(40)の他の例の説明図
【図13】押圧舌片(40)の他の例の説明図
【符号の説明】 (2) ・・・連結具 (1) ・・・床ユニット (11)・・・脚部 (31)・・・係合突起 (3) ・・・弾性係合片 (20)・・・角室部 (4) ・・・被係合部 (40)・・・押圧舌片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正方形又は長方形の多数の床ユニット
    (1)(1)と、これら床ユニットを連結する多数の連結具
    (2)(2)とからなり、前記各床ユニット(1) にはその各コ
    ーナ部に正方形断面の一定高さの脚部(11)を連設し、前
    記各脚部は床ユニット(1) の頂面の輪郭よりも僅かに内
    周側に位置させ、連結具(2) は上方に開放し且前記脚部
    (11)が嵌入する大きさの4つの角室部(20)(20)が縦横に
    所定の間隔で並設された正方形の皿状体とし、前記角室
    部(20)(20)の間隔を、4つの床ユニット(1)(1)のコーナ
    部が一致するように並べられた時に隣接する4つの脚部
    (11)(11)のそれと一致させた床材。
  2. 【請求項2】 脚部(11)の側壁の一部を下端に係合突起
    (31)を具備する弾性係合片(3) とし、連結具(2) の各角
    室部(20)の側壁には前記弾性係合片(3) の係合突起(31)
    に係合する被係合部(4) を設け、この被係合部(4) に対
    向するように押圧舌片(40)を連結具(2) の底壁から突出
    させ、前記押圧舌片(40)の先端と被係合部(4) との間隔
    を係合突起(31)が強制的に圧入される程度の間隔に設定
    し、これら被係合部(4)(4)の配設位置を、4つの床ユニ
    ット(1)(1)のコーナ部が一致するように並べられた時に
    各脚部(11)の弾性係合片(3)(3)が係合する位置に設定し
    た請求項1に記載の床材。
  3. 【請求項3】 弾性係合片(3) は、脚部(11)の側壁であ
    って床ユニット(1)の輪郭の頂部を挟んで隣接する各片
    と平行な一対の側壁それぞれに形成され、被係合部(4)
    は、角室部(20)の側壁のうち連結具(2) 内に位置し且相
    互に隣接する一対の側壁に形成されるようにした請求項
    2に記載の床材。
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