JPH06336569A - 焼付型塗料組成物 - Google Patents

焼付型塗料組成物

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JPH06336569A
JPH06336569A JP5127810A JP12781093A JPH06336569A JP H06336569 A JPH06336569 A JP H06336569A JP 5127810 A JP5127810 A JP 5127810A JP 12781093 A JP12781093 A JP 12781093A JP H06336569 A JPH06336569 A JP H06336569A
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JP
Japan
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weight
coating
baking
fatty acid
acid amide
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Application number
JP5127810A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Oka
光夫 岡
Eiji Ikeda
英司 池田
Takatoshi Kubo
孝敏 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuboko Paint Co Ltd
Original Assignee
Kuboko Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】数平均分子量(Mn)3×103 〜7×103
の熱硬化性アクリル樹脂ワニスに、脂肪酸アマイドワッ
クスと、ベンゾイン又はその誘導体とを均一に分散させ
てなる焼付型塗料組成物であって、前記熱硬化性アクリ
ル樹脂ワニスの樹脂固形分100重量部に対して、前記
脂肪酸アマイドワックスを0.02〜5重量部、及び、
前記ベンゾイン又はその誘導体を0.2〜5重量部含有
し、且つ、組成物中の顔料の含有率が15重量%以下で
ある。 【効果】仕上がり外観、塗布作業性、耐タレ性、耐ワキ
性及びリコート性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼付型塗料組成物に係
わり、詳しくは鋳造物の鋳肌消し塗料として使用して好
適な、塗布作業性、平滑性(レベリング性)、耐タレ
性、耐ワキ性(耐発泡性)、リコート性(上塗り性)な
どに優れた焼付型塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】凹凸や
巣穴が多いアルミニウム等の鋳造物を被塗物とする焼付
塗装においては、塗布して焼付けするだけでは美しい仕
上がり外観を得ることは困難である。これは、図2に示
すように、焼付乾燥時の焼付型塗料の流動性が良くない
ため、乾燥塗膜22が被塗物21の凹凸形状に沿って形
成されるからである。
【0003】このため、従来においては、かかる凹凸を
無くすべく、下塗り工程の後にパテ塗り工程やサンジン
グ工程を設けた、次に示す(1)及び(2)の塗装方法
が一般に採用されている。
【0004】(1)下塗り後、パテ塗り及びサンジング
を行った後、中塗りし、再びサンジングを行った後、上
塗りする。
【0005】(2)下塗り後、表面の凹凸の程度に応じ
てパテ塗り及びサンジングを適宜の回数繰り返し行い、
必要に応じて中塗りした後、上塗りする。
【0006】しかしながら、パテ塗り及びサンジングに
は多大の労力、費用及び時間を要する。このような事情
から、従来、パテ塗りやサンジングを必要としない焼付
型塗料組成物の出現が嘱望されていた。
【0007】本発明は、かかる要望に応えるべくなされ
たものであって、その目的とするところは、下塗り後に
パテ塗りやサンジングを行う必要がなく、しかも平滑
性、耐タレ性、耐ワキ性、リコート性に優れた焼付乾燥
塗膜を与える焼付型塗料組成物を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る焼付型塗料組成物(以下、「本発明組成
物」と称する。)は、数平均分子量(Mn)3×103
〜7×103 の熱硬化性アクリル樹脂ワニスに、脂肪酸
アマイドワックスと、ベンゾイン又はその誘導体とを均
一に分散させてなる焼付型塗料組成物であって、前記熱
硬化性アクリル樹脂ワニスの樹脂固形分100重量部に
対して、前記脂肪酸アマイドワックスを0.02〜5重
量部、及び、前記ベンゾイン又はその誘導体を0.2〜
5重量部含有し、且つ、組成物中の顔料の含有率が15
重量%以下であることを特徴とするものである。
【0009】本発明組成物において、主剤として、数平
均分子量(Mn)3×103 〜7×103 の熱硬化性ア
クリル樹脂ワニスを使用することとしたのは、他の樹脂
ワニスを使用した場合は脂肪酸アマイドワックスが焼付
乾燥後の塗膜の表面に析出し、中塗り又は上塗りした際
にこれらの塗料にハジキ現象が生じるのに対して、数平
均分子量(Mn)3×103 〜7×103 の熱硬化性ア
クリル樹脂ワニスでは、かかる現象が生じないからであ
る。
【0010】脂肪酸アマイドワックスは、本発明組成物
において揺変性(チクソトロピー性)付与剤として機能
するものである。
【0011】揺変性付与剤としては、脂肪酸アマイドワ
ックス、水添ヒマシ油(合成ワックス)、金属石鹸、ベ
ントナイト、有機ベントナイトなどの如き膨潤性コロイ
ドを形成するものと、超微粉末シリカ、超微細沈降性炭
酸カルシウムなどの如き分散性コロイドを形成するもの
とがある。本発明において、特に、脂肪酸アマイドワッ
クスを使用することとしたのは、他の揺変性付与剤には
次に示す如き問題が有ることが分かったからである。
【0012】すなわち、分散性コロイドを形成する揺変
性付与剤は、揺変性付与効果は充分であるが、焼付時の
フロー性(流動性)が良くないため、下塗り後の乾燥塗
膜に凹凸が現れる。また、膨潤性コロイドを形成する揺
変性付与剤のうち、水添ヒマシ油にはワキ発生の問題が
あり、また金属石鹸には揺変性付与効果が充分でないと
いう問題がある。さらに、ベントナイト及び有機ベント
ナイトには、焼付時のフロー性が良くないという問題が
ある。
【0013】脂肪酸アマイドワックスは、熱硬化性アク
リル樹脂ワニスの固形分100重量部に対して、0.0
2〜5重量部含有される。脂肪酸アマイドワックスの含
有量が0.02重量部未満の場合、タレが生じるととも
に仕上がり外観が悪くなり、一方5重量部を越えると塗
布作業性が低下するとともにワキが発生し易くなる。
【0014】ベンゾイン又はベンゾイン誘導体は、焼付
乾燥時のワキの発生を防止するためのものであり、熱硬
化性アクリル樹脂ワニスの固形分100重量部に対し
て、0.2〜5重量部、好ましくは1〜4重量部の割合
で配合される。ベンゾイン又はベンゾイン誘導体の含有
量が0.2重量部未満の場合はワキ防止効果が劣り、一
方5重量部を越えると流動性が大きくなり過ぎて塗膜欠
陥であるヨリ現象を生じる。
【0015】本発明組成物は、揺変性付与剤を含有する
ためチクソトロピカルな挙動を示すが、その好適なチク
ソトロピー値は2〜4の範囲である。ここに、チクソト
ロピー値とは、55〜60KU値に調製した試料のブル
ックフィールド粘度計による温度25°C、回転速度5
rpmでの粘度Aと温度25°C、回転速度20rpm
での粘度Bとの比の値A/Bのことである。
【0016】本発明組成物は、防錆顔料、体質顔料、着
色顔料等の各種顔料を含むものであってもよいが、組成
物の顔料含有率が15重量%を越えると流動性が悪くな
り塗布作業性が低下するので、その含有率は15重量%
以下に抑える必要がある。10重量%以下に抑えること
が好ましい。
【0017】
【作用】本発明塗料組成物は、適量の脂肪酸アマイドワ
ックスを含有しているので、吹き付け時の圧力や攪拌な
どにより外力が加えられると暫時粘度が下がり流動性を
示す。このため、容易に被塗物に塗布することができ
る。一方、塗布後は、粘度が高くなり流動性が低下する
ため、タレが生じにくい。
【0018】また、焼付乾燥時には、コロイド構造が熱
により崩壊して適度な流動性を回復するので、図1に示
すように、表面に凹凸が存在する被塗物1の場合であっ
ても、平滑な乾燥塗膜2が形成される。
【0019】さらに、主剤として数平均分子量(Mn)
3×103 〜7×103 の熱硬化性アクリル樹脂ワニス
を選定することにより、下塗り後の中塗り又は上塗りの
際にハジキ現象が生じることがなく、また適当な量のベ
ンゾイン又はベンゾイン誘導体が添加されているので、
厚塗り後の焼付乾燥塗膜にしばしば認められるワキが発
生しにくい。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明は下記実施例により何ら限定され
るものではなく、その要旨を変更しない範囲において適
宜変更して実施することが可能なものである。
【0021】(実施例1〜3及び比較例1〜8)表1〜
表3に示す各成分をディスパーにて攪拌混合し、さらに
サンドミルにて分散混合して焼付型塗料を調製し、次い
で鋳造物(ショットブラスト鋼板)にエアースプレーに
より塗布し焼付乾燥して、それぞれの塗料についての
仕上がり外観、塗布作業性、耐タレ性、耐ワキ性
及びリコート性を下記の評価基準により評価した。結
果を表1〜表3に併記する。なお、使用した熱効果性ア
クリル樹脂ワニスは数平均分子量(Mn)約5×103
のものである。また、各表中の各成分の配合量は重量部
である。
【0022】(評価基準) 仕上がり外観 ◎:平滑面 ○:表面粗度90%程度。 △:表面粗度
70%程度。 ×:表面粗度50%以下。
【0023】塗布作業性 ◎:エアスプレー作業性良好。 △:揺変性が過大なた
め濾過作業に長時間を要する。
【0024】耐タレ性 塗板を垂直に立てかけて、目視にてタレの有無を観察
し、下記の基準により耐タレ性を評価した。 ◎:垂直面で乾燥膜厚80μmでタレ無し。 ○:垂直
面で乾燥膜厚60μmでタレ無し。 △:垂直面で乾燥
膜厚40μmでタレ無し。 ×:垂直面で乾燥膜厚20
μmでタレ無し。
【0025】耐ワキ性 ◎:水平面で乾燥膜厚100μmでワキ無し。 ○:水
平面で乾燥膜厚70μmでワキ無し。 △:水平面で乾
燥膜厚40μmでワキ無し。
【0026】リコート性(アクリル系樹脂塗料(久保
孝ペイント社製、商品名「アクリオンホワイト」)を上
塗りした際のハジキの程度) ◎:ハジキ無し。 △:ハジキ若干有り。 ×:ハジキ
有り。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】表1〜表3より、本発明組成物は、仕上が
り外観、塗布作業性、耐タレ性、耐ワキ性及びリコート
性の全ての点で優れているのに対して、比較例のものは
いずれかの点で問題があることが分かる。
【0031】すなわち、比較例1のものは、脂肪酸アマ
イドワックスの添加量が少ないため耐タレ性及び仕上が
り外観に、比較例2のものは、揺変性が強すぎるため塗
布作業性に、比較例3〜5のものは、脂肪酸アマイドワ
ックスのブリードのためにリコート性に、比較例6のも
のは、揺変剤の違いで特に仕上がり外観に、比較例7の
ものは顔料が流動性を妨害するために仕上がり外観に、
比較例8のものはベンゾインを添加していないため耐ワ
キ性にそれぞれ問題がある。
【0032】上記実施例では、ショットブラスト鋼板が
被塗物の場合を例に挙げて説明したが、本発明塗料組成
物は鋳造物の鋳肌消し塗料として幅広く好適なものであ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明組成物は仕上がり外観、塗布作業
性、耐タレ性、耐ワキ性及びリコート性に優れるなど、
本発明は優れた特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明組成物の焼付乾燥後の塗膜の断面図であ
る。
【図2】従来の焼付型塗料組成物の焼付乾燥後の塗膜の
断面図である。
【符号の説明】
1 被塗物 2 焼付乾燥塗膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】数平均分子量(Mn)3×103 〜7×1
    3 の熱硬化性アクリル樹脂ワニスに、脂肪酸アマイド
    ワックスと、ベンゾイン又はその誘導体とを均一に分散
    させてなる焼付型塗料組成物であって、前記熱硬化性ア
    クリル樹脂ワニスの樹脂固形分100重量部に対して、
    前記脂肪酸アマイドワックスを0.02〜5重量部、及
    び、前記ベンゾイン又はその誘導体を0.2〜5重量部
    含有し、且つ、組成物中の顔料の含有率が15重量%以
    下であることを特徴とする焼付型塗料組成物。
  2. 【請求項2】チクソトロピー値(55〜60KU値に調
    製した試料のブルックフィールド粘度計による25°
    C、回転速度5rpmでの粘度Aと25°C、回転速度
    20rpmでの粘度Bとの比の値A/B)が2〜4であ
    る請求項1記載の焼付型塗料組成物。
JP5127810A 1993-04-02 1993-04-30 焼付型塗料組成物 Pending JPH06336569A (ja)

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JP5127810A JPH06336569A (ja) 1993-04-02 1993-04-30 焼付型塗料組成物

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JP10052393 1993-04-02
JP5-100523 1993-04-02
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56167766A (en) * 1980-05-29 1981-12-23 Aisin Chem Co Ltd Highly thick coat-type paint
JPS5840370A (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 Kansai Paint Co Ltd ワキ抵抗性の良い熱硬化型水性塗料組成物
JPH0493369A (ja) * 1990-08-07 1992-03-26 Aisin Chem Co Ltd 塗料組成物

Patent Citations (3)

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