JPH0633791A - エンジン補機駆動用変速ユニット - Google Patents
エンジン補機駆動用変速ユニットInfo
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- JPH0633791A JPH0633791A JP18512592A JP18512592A JPH0633791A JP H0633791 A JPH0633791 A JP H0633791A JP 18512592 A JP18512592 A JP 18512592A JP 18512592 A JP18512592 A JP 18512592A JP H0633791 A JPH0633791 A JP H0633791A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 32
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型で補機に直接取り付け可能であり、負荷容
量の小さい変速ユニットAを提供する。 【構成】このユニットAは、補機Bのハウジング1に固
定するためのボス部1bと、補機Bの駆動軸B2に連結
するためのボス部10aを有する。プーリ2の内周側に
遊星ギア機構Pを配し、小型にした。遠心クラッチ8に
より多板クラッチ7の接続し、遊星ギア機構Pを働かせ
る。ユニット化によって、各補機Bのそれぞれに取り付
け可能とした。負荷容量が小さくなり、一層小型にでき
る
量の小さい変速ユニットAを提供する。 【構成】このユニットAは、補機Bのハウジング1に固
定するためのボス部1bと、補機Bの駆動軸B2に連結
するためのボス部10aを有する。プーリ2の内周側に
遊星ギア機構Pを配し、小型にした。遠心クラッチ8に
より多板クラッチ7の接続し、遊星ギア機構Pを働かせ
る。ユニット化によって、各補機Bのそれぞれに取り付
け可能とした。負荷容量が小さくなり、一層小型にでき
る
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの回転を変
速して補機に伝えるエンジン補機駆動用変速装置に関す
るものである。
速して補機に伝えるエンジン補機駆動用変速装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車等の補機駆動用変速装置は、エンジンからの回転入力
で補機の回転駆動を行うのに際し、エンジンの始動・低
速時には、エンジン側の回転を増速して補機側の駆動軸
に伝達しなければならない。従来、遊星ギア機構内の所
定部の回転を、電気的な制動手段により拘束することに
より、プーリの回転数に応じて2段階の出力側回転数を
得るようにした装置が提供されている。
車等の補機駆動用変速装置は、エンジンからの回転入力
で補機の回転駆動を行うのに際し、エンジンの始動・低
速時には、エンジン側の回転を増速して補機側の駆動軸
に伝達しなければならない。従来、遊星ギア機構内の所
定部の回転を、電気的な制動手段により拘束することに
より、プーリの回転数に応じて2段階の出力側回転数を
得るようにした装置が提供されている。
【0003】しかし、上記の制動手段を作動させるため
の、装置外部のバッテリからの電源入力が必要となり、
そのエネルギ消費は、エンジンの運転上、不都合であ
る。また、外部からの入力による制動では、タイミング
が遅れて、エンジンの始動・低速状態における補機増速
効果が十分に発揮されない。さらに、電気的な制動手段
としての、例えば電磁クラッチ等は、構造が複雑である
うえに変速装置の大型化を招く。
の、装置外部のバッテリからの電源入力が必要となり、
そのエネルギ消費は、エンジンの運転上、不都合であ
る。また、外部からの入力による制動では、タイミング
が遅れて、エンジンの始動・低速状態における補機増速
効果が十分に発揮されない。さらに、電気的な制動手段
としての、例えば電磁クラッチ等は、構造が複雑である
うえに変速装置の大型化を招く。
【0004】一方、従来は、エンジンからの駆動回転を
単一の変速装置を介して変速し、これをベルトを介して
複数の補機へ動力を伝達していた。したがって、上記の
変速装置には、複数の補機を駆動するための駆動力を加
算したものが負荷されることになり、変速装置の負荷容
量が大きかった。また、負荷容量が大きいために、変速
装置が大型化するという問題があった。
単一の変速装置を介して変速し、これをベルトを介して
複数の補機へ動力を伝達していた。したがって、上記の
変速装置には、複数の補機を駆動するための駆動力を加
算したものが負荷されることになり、変速装置の負荷容
量が大きかった。また、負荷容量が大きいために、変速
装置が大型化するという問題があった。
【0005】この発明は、小型で補機に直接取り付ける
ことができ負荷容量を小さくすることができるエンジン
補機駆動用変速ユニットを提供することを目的とする。
ことができ負荷容量を小さくすることができるエンジン
補機駆動用変速ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係るエンジン補機駆動用変速ユニット
は、補機のハウジングに取り付けられる固定部と、筒状
をしており、その外周面に伝動帯が巻き掛けられる伝動
面を形成するとともに内周面にリングギアを形成した内
歯部材と、この内歯部材と同軸上に配置され外周面にサ
ンギアを形成した外歯部材と、外歯部材のサンギア、こ
れに噛み合わされ且つキャリアによって回転自在に支持
された遊星ギア群、および内歯部材のリングギアを含む
遊星ギア機構と、キャリアに設けられた、補機の駆動軸
への連結部と、外歯部材と上記固定部の両者間に介在
し、接続状態で両者を連結して外歯部材の回転を拘束す
る多板クラッチと、内歯部材に内装され、所定の回転数
を超えると重錘の遠心力により多板クラッチを接続させ
る遠心クラッチと、内歯部材と外歯部材との間に介在し
た一方向クラッチとを備えたことを特徴とするものであ
る。
め、この発明に係るエンジン補機駆動用変速ユニット
は、補機のハウジングに取り付けられる固定部と、筒状
をしており、その外周面に伝動帯が巻き掛けられる伝動
面を形成するとともに内周面にリングギアを形成した内
歯部材と、この内歯部材と同軸上に配置され外周面にサ
ンギアを形成した外歯部材と、外歯部材のサンギア、こ
れに噛み合わされ且つキャリアによって回転自在に支持
された遊星ギア群、および内歯部材のリングギアを含む
遊星ギア機構と、キャリアに設けられた、補機の駆動軸
への連結部と、外歯部材と上記固定部の両者間に介在
し、接続状態で両者を連結して外歯部材の回転を拘束す
る多板クラッチと、内歯部材に内装され、所定の回転数
を超えると重錘の遠心力により多板クラッチを接続させ
る遠心クラッチと、内歯部材と外歯部材との間に介在し
た一方向クラッチとを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】上記の構成のエンジン補機駆動用変速ユニット
によれば、内歯部材の回転が所定の回転数を超えない状
態では、サンギアを形成した外歯部材が回転自在とな
り、内歯部材の回転につれ回りして回転しようとする
が、これが一方向クラッチにより規制される。これによ
り、リングギアとサンギアが一体に回転し、したがっ
て、キャリアも一体に回転する。
によれば、内歯部材の回転が所定の回転数を超えない状
態では、サンギアを形成した外歯部材が回転自在とな
り、内歯部材の回転につれ回りして回転しようとする
が、これが一方向クラッチにより規制される。これによ
り、リングギアとサンギアが一体に回転し、したがっ
て、キャリアも一体に回転する。
【0008】一方、内歯部材の回転が所定の回転数を超
えると、遠心クラッチが重錘の遠心力により摩擦クラッ
チを接続し、これにより、サンギアを形成した外歯部材
の回転が拘束され、内歯部材の回転は、遊星ギア機構に
よる所定の変速比をもって、補機の駆動軸側に伝達され
る。筒状の内歯部材の内周側に、変速のための遊星ギア
機構を設けたので、全体を小型にすることができる。こ
のように小型であり、しかも、各補機のハウジングに取
り付けるための固定部、および各補機の駆動軸に連結す
るための連結部を設けてユニット化してあるので、各補
機のそれぞれに直接取り付けて用いることが可能とな
る。
えると、遠心クラッチが重錘の遠心力により摩擦クラッ
チを接続し、これにより、サンギアを形成した外歯部材
の回転が拘束され、内歯部材の回転は、遊星ギア機構に
よる所定の変速比をもって、補機の駆動軸側に伝達され
る。筒状の内歯部材の内周側に、変速のための遊星ギア
機構を設けたので、全体を小型にすることができる。こ
のように小型であり、しかも、各補機のハウジングに取
り付けるための固定部、および各補機の駆動軸に連結す
るための連結部を設けてユニット化してあるので、各補
機のそれぞれに直接取り付けて用いることが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は、この発明の一実施例としてのエンジン
補機駆動用変速ユニットの概略断面図である。同図を参
照して、このエンジン補機駆動用変速ユニット(以下、
実施例において、単に変速ユニットAという)は、例え
ば、冷却ファン、エアコン用コンプレッサおよびオルタ
ネータ等の補機BのハウジングB1および駆動軸B2に
取り付けられており、エンジンE側の回転を、低回転時
のみに増速して、補機B側に伝達するものである(図3
参照)。なお、以下において、図においての左右を左右
という。
明する。図1は、この発明の一実施例としてのエンジン
補機駆動用変速ユニットの概略断面図である。同図を参
照して、このエンジン補機駆動用変速ユニット(以下、
実施例において、単に変速ユニットAという)は、例え
ば、冷却ファン、エアコン用コンプレッサおよびオルタ
ネータ等の補機BのハウジングB1および駆動軸B2に
取り付けられており、エンジンE側の回転を、低回転時
のみに増速して、補機B側に伝達するものである(図3
参照)。なお、以下において、図においての左右を左右
という。
【0010】変速ユニットAは、補機BのハウジングB
1に圧入固定されるフランジ付き環体1と、補機Bの駆
動軸B2の周囲に配置された内歯部材としてのプーリ2
と駆動軸B2の間に形成され、リングギア3、遊星ギア
群4、これら遊星ギア群4を回転自在に支持するキャリ
ア10およびサンギア5aを含む遊星ギア機構Pと、右
端部外周に上記サンギア5aを形成した筒状の外歯部材
5と、プーリ2と外歯部材5との間に介在し、サンギア
5aの、プーリ2に対する相対回転方向の一方向のみの
回転を許容する一方向クラッチ6と、所要時に接続状態
となって遊星ギア機構Pのサンギア5aの回転を拘束す
ることのできる多板クラッチ7と、プーリ2内装され、
プーリ2の回転が所定回転数を超えると多板クラッチ7
を接続させる遠心クラッチ8とを備えている。
1に圧入固定されるフランジ付き環体1と、補機Bの駆
動軸B2の周囲に配置された内歯部材としてのプーリ2
と駆動軸B2の間に形成され、リングギア3、遊星ギア
群4、これら遊星ギア群4を回転自在に支持するキャリ
ア10およびサンギア5aを含む遊星ギア機構Pと、右
端部外周に上記サンギア5aを形成した筒状の外歯部材
5と、プーリ2と外歯部材5との間に介在し、サンギア
5aの、プーリ2に対する相対回転方向の一方向のみの
回転を許容する一方向クラッチ6と、所要時に接続状態
となって遊星ギア機構Pのサンギア5aの回転を拘束す
ることのできる多板クラッチ7と、プーリ2内装され、
プーリ2の回転が所定回転数を超えると多板クラッチ7
を接続させる遠心クラッチ8とを備えている。
【0011】環体1は、環状板からなる主体部1aと、
これの内周部に軸方向に沿って一体形成され、補機Bの
環状のハウジングB1に圧入固定される固定部としての
ボス部1bと、主体部1aの外周部に軸方向に沿って一
体形成された外筒部1cとを備えている。遊星ギア機構
Pのキャリア10は、補機Bの駆動軸B2への連結部と
してのボス部10a、中間筒部10bおよびフランジ部
10cを有している。ボス部10aは、内周面が補機B
の駆動軸B2に嵌め合わされ、外周面に、外歯部材5の
内周中間部を回転自在に支持した玉軸受11を取り付け
ている。中間筒部10bは、ボス部10aの右端部から
軸方向に延び、外周面に取り付けられた滑り軸受12を
介して、外歯部材5の内周右端部を軸方向に移動自在に
支持している。フランジ部10cは、中間筒部10bの
右端部から径方向外方に延び、遊星ギア群4を回転自在
に軸支している。なお、遊星ギア群4の左方には、フラ
ンジ部10cと協同して遊星ギア群4を支持する環状板
10dが設けられている。
これの内周部に軸方向に沿って一体形成され、補機Bの
環状のハウジングB1に圧入固定される固定部としての
ボス部1bと、主体部1aの外周部に軸方向に沿って一
体形成された外筒部1cとを備えている。遊星ギア機構
Pのキャリア10は、補機Bの駆動軸B2への連結部と
してのボス部10a、中間筒部10bおよびフランジ部
10cを有している。ボス部10aは、内周面が補機B
の駆動軸B2に嵌め合わされ、外周面に、外歯部材5の
内周中間部を回転自在に支持した玉軸受11を取り付け
ている。中間筒部10bは、ボス部10aの右端部から
軸方向に延び、外周面に取り付けられた滑り軸受12を
介して、外歯部材5の内周右端部を軸方向に移動自在に
支持している。フランジ部10cは、中間筒部10bの
右端部から径方向外方に延び、遊星ギア群4を回転自在
に軸支している。なお、遊星ギア群4の左方には、フラ
ンジ部10cと協同して遊星ギア群4を支持する環状板
10dが設けられている。
【0012】遊星ギア群4は、リングギア3とサンギア
5とを同方向に回転させるために、互いに噛み合わされ
て逆回転する二段の遊星ギア4a,4bにより構成され
ている。外歯部材5の左端部には、他の部分よりも径の
大きい拡径部5bが設けられており、この拡径部5b
は、多板クラッチ7の後述するインナーディスク7bの
内周部をスプライン結合している。
5とを同方向に回転させるために、互いに噛み合わされ
て逆回転する二段の遊星ギア4a,4bにより構成され
ている。外歯部材5の左端部には、他の部分よりも径の
大きい拡径部5bが設けられており、この拡径部5b
は、多板クラッチ7の後述するインナーディスク7bの
内周部をスプライン結合している。
【0013】プーリ2は、その右半分が筒状部に形成さ
れるとともに、左半分の厚肉部に形成されている。プー
リ2の右半分の筒状部の外周面には、伝動帯としてのベ
ルトDが巻き掛けられるV溝状の伝動面2aが形成さ
れ、筒状部の内周面には、上記遊星ギア機構Pのリング
ギア3が形成されている。プーリ2の厚肉部には、円周
の複数箇所に軸方向に所定の深さを有する複数の凹部2
cが形成されており、各凹部2c内に、上記遠心クラッ
チ8が収容されている。
れるとともに、左半分の厚肉部に形成されている。プー
リ2の右半分の筒状部の外周面には、伝動帯としてのベ
ルトDが巻き掛けられるV溝状の伝動面2aが形成さ
れ、筒状部の内周面には、上記遊星ギア機構Pのリング
ギア3が形成されている。プーリ2の厚肉部には、円周
の複数箇所に軸方向に所定の深さを有する複数の凹部2
cが形成されており、各凹部2c内に、上記遠心クラッ
チ8が収容されている。
【0014】上記多板クラッチ7は、外周部が外筒部1
cの内周面にスプライン結合されたアウターディスク7
aと、これと交互に組み合わされ、内周部が外歯部材5
の一端側の外周部にスプライン結合されたインナーディ
スク7bとを備えており、両ディスク7a,7bを摩擦
結合することにより、サンギア5aの回転を拘束する。
cの内周面にスプライン結合されたアウターディスク7
aと、これと交互に組み合わされ、内周部が外歯部材5
の一端側の外周部にスプライン結合されたインナーディ
スク7bとを備えており、両ディスク7a,7bを摩擦
結合することにより、サンギア5aの回転を拘束する。
【0015】遠心クラッチ8は、いわゆるボールクラッ
チからなる。遠心クラッチ8は、凹部2cの壁面2dに
滑り軸受13を介して軸方向に移動自在に保持され、右
端面に円錐状面からなるカム面81aを形成したカム形
成体81と、凹部2c内にプーリ2の径方向に移動自在
に保持され、プーリ2の回転数が所定の回転数を超える
と、遠心力によりプーリ2の径方向外方へ移動すること
により、カム形成体81を多板クラッチ7側へ移動させ
て、多板クラッチ7の両ディスク7a,7bを圧接させ
る球形の重錘82とを備えている。
チからなる。遠心クラッチ8は、凹部2cの壁面2dに
滑り軸受13を介して軸方向に移動自在に保持され、右
端面に円錐状面からなるカム面81aを形成したカム形
成体81と、凹部2c内にプーリ2の径方向に移動自在
に保持され、プーリ2の回転数が所定の回転数を超える
と、遠心力によりプーリ2の径方向外方へ移動すること
により、カム形成体81を多板クラッチ7側へ移動させ
て、多板クラッチ7の両ディスク7a,7bを圧接させ
る球形の重錘82とを備えている。
【0016】一方向クラッチ6は、プーリ2の厚肉部の
内周面と、外歯部材5の外周中間部との間に介在され、
スプラグ6aを用いた公知の構成のものである。次に、
この変速ユニットAの動作について説明する。エンジン
側の回転数が低くて、プーリ2の回転が所定の回転数を
超えない場合には、遠心クラッチ8の重錘82の遠心力
が小さいので、多板クラッチ7は非連結状態にある。し
たがって、サンギア5aを形成した外歯部材5は回転自
在となり、サンギア5aはプーリ2の回転につれ回りし
て回転しようとするが、これが一方向クラッチ6により
規制される。これにより、プーリ2とサンギア5aが一
体に回転し、したがって、キャリア8もプーリ2と一体
に回転する。すなわち、プーリ1の回転は、そのまま駆
動軸B2に伝達されることになる(図4のd部参照)。
内周面と、外歯部材5の外周中間部との間に介在され、
スプラグ6aを用いた公知の構成のものである。次に、
この変速ユニットAの動作について説明する。エンジン
側の回転数が低くて、プーリ2の回転が所定の回転数を
超えない場合には、遠心クラッチ8の重錘82の遠心力
が小さいので、多板クラッチ7は非連結状態にある。し
たがって、サンギア5aを形成した外歯部材5は回転自
在となり、サンギア5aはプーリ2の回転につれ回りし
て回転しようとするが、これが一方向クラッチ6により
規制される。これにより、プーリ2とサンギア5aが一
体に回転し、したがって、キャリア8もプーリ2と一体
に回転する。すなわち、プーリ1の回転は、そのまま駆
動軸B2に伝達されることになる(図4のd部参照)。
【0017】一方、プーリ2の回転が所定の回転数を超
えると、遠心クラッチ8が重錘82の遠心力により径方
向外方に移動し、カム形成体81を介して多板クラッチ
を圧接させる。これにより、サンギア5aを有する外歯
部材5の回転が拘束され、プーリ2の回転は、遊星ギア
機構Pによる所定の変速比をもって、補機Bの駆動軸B
2側に伝達されることになる(図4のe部参照)。
えると、遠心クラッチ8が重錘82の遠心力により径方
向外方に移動し、カム形成体81を介して多板クラッチ
を圧接させる。これにより、サンギア5aを有する外歯
部材5の回転が拘束され、プーリ2の回転は、遊星ギア
機構Pによる所定の変速比をもって、補機Bの駆動軸B
2側に伝達されることになる(図4のe部参照)。
【0018】この実施例によれば、筒状のプーリ2の内
周側に、変速のための遊星ギア機構Pを設けたので、全
体を小型にすることができる。このように小型であり、
しかも、各補機Bのハウジングに取り付けるための固定
部としてのボス部1b、および各補機Bの駆動軸B2に
連結するための連結部としてのボス部10aを設けてユ
ニット化してあるので、図3に示すようにエンジンEに
より駆動される各補機Bのそれぞれに直接取り付けて用
いることが可能となる。
周側に、変速のための遊星ギア機構Pを設けたので、全
体を小型にすることができる。このように小型であり、
しかも、各補機Bのハウジングに取り付けるための固定
部としてのボス部1b、および各補機Bの駆動軸B2に
連結するための連結部としてのボス部10aを設けてユ
ニット化してあるので、図3に示すようにエンジンEに
より駆動される各補機Bのそれぞれに直接取り付けて用
いることが可能となる。
【0019】このように各補機Bに取り付けられた各変
速ユニットAは、それが取り付けられた補機Bを駆動す
るのに必要な駆動力のみを分担すれば良いことになる。
したがって、変速ユニットAの負荷容量としては、従来
のようにエンジン側に設けられた一つの変速装置で多く
の補機への駆動力を供給する場合の、当該変速装置の負
荷容量と比較して、大幅に低減することができ、これに
より、変速ユニットAの一層の小型化を図ることができ
る。
速ユニットAは、それが取り付けられた補機Bを駆動す
るのに必要な駆動力のみを分担すれば良いことになる。
したがって、変速ユニットAの負荷容量としては、従来
のようにエンジン側に設けられた一つの変速装置で多く
の補機への駆動力を供給する場合の、当該変速装置の負
荷容量と比較して、大幅に低減することができ、これに
より、変速ユニットAの一層の小型化を図ることができ
る。
【0020】また、変速の切り換えを、遠心クラッチ8
および多板クラッチ7により機械的に行うので、バッテ
リからの入力等を必要とせず、したがって、電磁クラッ
チを用いた場合のようなバッテリ消費がない。また、応
答性にも優れている。図5は、この発明の他の実施例を
示している。同図を参照して、この実施例が図1の実施
例と主に異なるのは、遠心力により回動中心82aを中
心に外方に振られる振子型の重錘82を用いて、多板ク
ラッチ7を接続することである。また、多板クラッチ7
は、内歯部材5と一体回転可能に連結された環状部材5
1と、環体1との間に形成されている。さらに、振子型
の重錘82は、軸受部材52を介して多板クラッチ7を
圧接させる。この実施例においても、図1の実施例と同
様の作用効果を奏する。
および多板クラッチ7により機械的に行うので、バッテ
リからの入力等を必要とせず、したがって、電磁クラッ
チを用いた場合のようなバッテリ消費がない。また、応
答性にも優れている。図5は、この発明の他の実施例を
示している。同図を参照して、この実施例が図1の実施
例と主に異なるのは、遠心力により回動中心82aを中
心に外方に振られる振子型の重錘82を用いて、多板ク
ラッチ7を接続することである。また、多板クラッチ7
は、内歯部材5と一体回転可能に連結された環状部材5
1と、環体1との間に形成されている。さらに、振子型
の重錘82は、軸受部材52を介して多板クラッチ7を
圧接させる。この実施例においても、図1の実施例と同
様の作用効果を奏する。
【0021】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この発明の要旨を変更しない範囲で種々
の設計変更を施すことができる。
ものではなく、この発明の要旨を変更しない範囲で種々
の設計変更を施すことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のエンジン補機駆動
用変速ユニットによれば、筒状の内歯部材の内周側に遊
星ギア機構を設けてあるので、全体を小型にすることが
できる。しかも補機のハウジングおよび駆動軸に取り付
けできるようにユニット化してあるので、上記の小型化
と相まって、各補機のそれぞれに直接取り付けて用いる
ことが可能となる。このように各補機に取り付けられた
ユニットは、それが取り付けられた補機を駆動するのに
必要な駆動力のみを分担すれば良いことになる。したが
って、ユニットに負荷容量としては、従来のようにエン
ジン側に設けられた一つの変速装置で多くの補機への駆
動力を供給する場合の、当該変速装置の負荷容量と比較
して、大幅に低減することができ、これにより、ユニッ
トの一層の小型化を図ることができる。
用変速ユニットによれば、筒状の内歯部材の内周側に遊
星ギア機構を設けてあるので、全体を小型にすることが
できる。しかも補機のハウジングおよび駆動軸に取り付
けできるようにユニット化してあるので、上記の小型化
と相まって、各補機のそれぞれに直接取り付けて用いる
ことが可能となる。このように各補機に取り付けられた
ユニットは、それが取り付けられた補機を駆動するのに
必要な駆動力のみを分担すれば良いことになる。したが
って、ユニットに負荷容量としては、従来のようにエン
ジン側に設けられた一つの変速装置で多くの補機への駆
動力を供給する場合の、当該変速装置の負荷容量と比較
して、大幅に低減することができ、これにより、ユニッ
トの一層の小型化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るエンジン補機駆動用変
速ユニットの要部の縦断面図である。
速ユニットの要部の縦断面図である。
【図2】変速ユニットの概略正面図である。
【図3】エンジンから各補機への駆動伝達経路を示す概
略系統図である。
略系統図である。
【図4】プーリの回転数と補機の駆動軸の回転数との関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図5】この発明の他の実施例に係るエンジン補機駆動
用変速ユニットの要部の縦断面図である。
用変速ユニットの要部の縦断面図である。
1b ボス部(固定部) 2 プーリ(内歯部材) 2a 伝動面 3 リングギア 4 遊星ギア群 5 外歯部材 5a サンギア 10 キャリア 10a ボス部(連結部) 6 一方向クラッチ 7 多板クラッチ 8 遠心クラッチ 82 重錘 B 補機 B1 ハウジング B2 駆動軸 D ベルト(伝動帯)
Claims (1)
- 【請求項1】補機のハウジングに取り付けられる固定部
と、 筒状をしており、その外周面に伝動帯が巻き掛けられる
伝動面を形成するとともに内周面にリングギアを形成し
た内歯部材と、 この内歯部材と同軸上に配置され外周面にサンギアを形
成した外歯部材と、 外歯部材のサンギア、これに噛み合わされ且つキャリア
によって回転自在に支持された遊星ギア群、および内歯
部材のリングギアを含む遊星ギア機構と、 キャリアに設けられた、補機の駆動軸への連結部と、 外歯部材と上記固定部の両者間に介在し、接続状態で両
者を連結して外歯部材の回転を拘束する多板クラッチ
と、 内歯部材に内装され、所定の回転数を超えると重錘の遠
心力により多板クラッチを接続させる遠心クラッチと、 内歯部材と外歯部材との間に介在した一方向クラッチと
を備えたことを特徴とするエンジン補機駆動用変速ユニ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18512592A JPH0633791A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | エンジン補機駆動用変速ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18512592A JPH0633791A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | エンジン補機駆動用変速ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633791A true JPH0633791A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16165310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18512592A Pending JPH0633791A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | エンジン補機駆動用変速ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633791A (ja) |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP18512592A patent/JPH0633791A/ja active Pending
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