JPH06340185A - 感熱転写記録方式の透過型被記録体およびその製造方法 - Google Patents
感熱転写記録方式の透過型被記録体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06340185A JPH06340185A JP3175502A JP17550291A JPH06340185A JP H06340185 A JPH06340185 A JP H06340185A JP 3175502 A JP3175502 A JP 3175502A JP 17550291 A JP17550291 A JP 17550291A JP H06340185 A JPH06340185 A JP H06340185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- recording medium
- recording
- less
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保護シートを使用せずに、感熱記録装置等を
用いて記録する際の被記録体の給紙性及び走行性に優れ
るとともに、被記録体に記録した画像等の情報を投影し
た場合に、ゴミや埃の付着による汚れのない鮮明な投影
画像を得る。 【構成】 透明性基材の片面に、帯電防止処理を行った
後に易滑性コーティング層を形成するか、帯電防止剤を
添加あるいは塗布した易滑性コーティング層を形成する
とともに、他面に熱転写シートから加熱によって移行し
てくる染料を受容する透明受容層を形成した感熱転写記
録方式の透過型被記録体であって、ヘーズ値が7%以
下、透明受容面と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑
性コーティング面の表面抵抗が1×1015Ω以下である
保護シートを使用しない感熱転写記録方式の透過型被記
録体およびその製造方法。
用いて記録する際の被記録体の給紙性及び走行性に優れ
るとともに、被記録体に記録した画像等の情報を投影し
た場合に、ゴミや埃の付着による汚れのない鮮明な投影
画像を得る。 【構成】 透明性基材の片面に、帯電防止処理を行った
後に易滑性コーティング層を形成するか、帯電防止剤を
添加あるいは塗布した易滑性コーティング層を形成する
とともに、他面に熱転写シートから加熱によって移行し
てくる染料を受容する透明受容層を形成した感熱転写記
録方式の透過型被記録体であって、ヘーズ値が7%以
下、透明受容面と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑
性コーティング面の表面抵抗が1×1015Ω以下である
保護シートを使用しない感熱転写記録方式の透過型被記
録体およびその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写記録方式に使
用される透過型被記録体に関するものであり、さらに詳
しくは保護シートを有せず、走行性に優れ、高い透明性
を有する感熱転写記録方式の透過型被記録体に関するも
のである。
用される透過型被記録体に関するものであり、さらに詳
しくは保護シートを有せず、走行性に優れ、高い透明性
を有する感熱転写記録方式の透過型被記録体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】熱転写シートをサーマルヘッドによって
加熱し熱転写シートに担持した染料等を被記録体上に転
写させることにより、画像等の情報を記録する感熱転写
記録方式は、記録時の音が静かで、装置が小型で安価
で、保守が容易で、出力時間が短い等の特徴を有し、種
々の分野における情報記録手段として利用されている。
近年、オーバーヘッドプロジェクター(OHP)等の投
影装置に使用される被記録体としても利用されている。
この種の透過型原稿を感熱転写記録方式で行う際に使用
される透過型被記録体としては、特開平1−29198
5号公報や特開平1−264893号公報に記載されて
いるように、厚さ100μm程度のポリエチレンテレフ
タレートよりなるシート状基材の表面に、熱転写シート
から移行する染料等を受容するための透明受容層を形成
し、受容層を形成した表面と反対側の表面に粘着剤層等
を介して、合成紙、セルロース繊維紙あるいは合成樹脂
シート等の保護シートを剥離自在に設けたものが使用さ
れている。
加熱し熱転写シートに担持した染料等を被記録体上に転
写させることにより、画像等の情報を記録する感熱転写
記録方式は、記録時の音が静かで、装置が小型で安価
で、保守が容易で、出力時間が短い等の特徴を有し、種
々の分野における情報記録手段として利用されている。
近年、オーバーヘッドプロジェクター(OHP)等の投
影装置に使用される被記録体としても利用されている。
この種の透過型原稿を感熱転写記録方式で行う際に使用
される透過型被記録体としては、特開平1−29198
5号公報や特開平1−264893号公報に記載されて
いるように、厚さ100μm程度のポリエチレンテレフ
タレートよりなるシート状基材の表面に、熱転写シート
から移行する染料等を受容するための透明受容層を形成
し、受容層を形成した表面と反対側の表面に粘着剤層等
を介して、合成紙、セルロース繊維紙あるいは合成樹脂
シート等の保護シートを剥離自在に設けたものが使用さ
れている。
【0003】このような保護シートを設けた感熱転写方
式の被記録体では、原稿を投影する際に保護シートを剥
離する手間がかかり、保護シートを用いない被記録体の
開発が望まれていた。しかし、保護シートを用いない被
記録体では、画像等の情報を感熱記録装置等を用いて記
録する際に、重ね合わせてセットした被記録体が給紙さ
れなかったり、複数枚の被記録体が同時に給紙され装置
内で詰まったり、走行性が悪い等の点で不都合なもので
あった。
式の被記録体では、原稿を投影する際に保護シートを剥
離する手間がかかり、保護シートを用いない被記録体の
開発が望まれていた。しかし、保護シートを用いない被
記録体では、画像等の情報を感熱記録装置等を用いて記
録する際に、重ね合わせてセットした被記録体が給紙さ
れなかったり、複数枚の被記録体が同時に給紙され装置
内で詰まったり、走行性が悪い等の点で不都合なもので
あった。
【0004】そこで、被記録体の表面にサンドブラスト
処理やマット加工等を行って、被記録体の給紙や走行性
を改良した保護シートのない被記録体が使用されるよう
になった。
処理やマット加工等を行って、被記録体の給紙や走行性
を改良した保護シートのない被記録体が使用されるよう
になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の被記録
体では、サンドブラスト処理やマット加工等によって被
記録体自体の透明度が著しく低下し、投影装置により被
記録体に記録した画像等の情報を投影した場合に、鮮明
な投影画像が得られないという問題点を有していた。
体では、サンドブラスト処理やマット加工等によって被
記録体自体の透明度が著しく低下し、投影装置により被
記録体に記録した画像等の情報を投影した場合に、鮮明
な投影画像が得られないという問題点を有していた。
【0006】本発明は、このような従来技術の欠点を改
良し、保護シートを使用しない透過型の被記録体に関し
て、感熱記録装置等を用いて記録する際の被記録体の給
紙性及び走行性に優れるとともに、被記録体に記録した
画像等の情報を鮮明に投影できる感熱転写記録方式の透
過型被記録体を提供することを目的とするものである。
良し、保護シートを使用しない透過型の被記録体に関し
て、感熱記録装置等を用いて記録する際の被記録体の給
紙性及び走行性に優れるとともに、被記録体に記録した
画像等の情報を鮮明に投影できる感熱転写記録方式の透
過型被記録体を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な状況に鑑み鋭意検討した結果、本発明に到達したもの
である。すなわち、本発明の感熱転写記録方式の透過型
被記録体は、透明性基材と、該基材の片面に設けた熱転
写シートから加熱によって移行してくる染料を受容する
透明受容層と、該基材の他面に設けた透明易滑性コーテ
ィング層とからなり、ヘーズ値が7%以下、透明受容面
と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑性コーティング
面の表面抵抗が1×1015Ω以下であることを特徴とす
るものである。また、第2の発明である感熱転写記録方
式の透過型被記録体の製造方法は、透明性基材の少なく
とも一方の表面に帯電防止処理を行い、帯電防止処理を
施した片面に透明易滑性コーティング層を形成し、他面
に熱転写シートから加熱によって移行してくる染料を受
容する透明受容層を形成し、ヘーズ値が7%以下、透明
受容面と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑性コーテ
ィング面の表面抵抗が1×1015Ω以下である感熱転写
記録方式の透過型被記録体を製造することを特徴とする
ものである。
な状況に鑑み鋭意検討した結果、本発明に到達したもの
である。すなわち、本発明の感熱転写記録方式の透過型
被記録体は、透明性基材と、該基材の片面に設けた熱転
写シートから加熱によって移行してくる染料を受容する
透明受容層と、該基材の他面に設けた透明易滑性コーテ
ィング層とからなり、ヘーズ値が7%以下、透明受容面
と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑性コーティング
面の表面抵抗が1×1015Ω以下であることを特徴とす
るものである。また、第2の発明である感熱転写記録方
式の透過型被記録体の製造方法は、透明性基材の少なく
とも一方の表面に帯電防止処理を行い、帯電防止処理を
施した片面に透明易滑性コーティング層を形成し、他面
に熱転写シートから加熱によって移行してくる染料を受
容する透明受容層を形成し、ヘーズ値が7%以下、透明
受容面と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑性コーテ
ィング面の表面抵抗が1×1015Ω以下である感熱転写
記録方式の透過型被記録体を製造することを特徴とする
ものである。
【0008】本発明の被記録体は、透明性基材と、この
基材の片面に設けた透明受容層とからなり、透明性基材
を構成するシートあるいはフィルム材料としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリシクロヘキサンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ナイロン、ポリスチレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、中でもポリエチ
レンテレフタレートがシートあるいはフィルムの強度や
耐熱性の点で好ましい。これらシートあるいはフィルム
としては、高透明性のものが使用され、好ましくはヘー
ズ値が5%以下、さらに好ましくは3%以下のものであ
る。
基材の片面に設けた透明受容層とからなり、透明性基材
を構成するシートあるいはフィルム材料としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリシクロヘキサンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ナイロン、ポリスチレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、中でもポリエチ
レンテレフタレートがシートあるいはフィルムの強度や
耐熱性の点で好ましい。これらシートあるいはフィルム
としては、高透明性のものが使用され、好ましくはヘー
ズ値が5%以下、さらに好ましくは3%以下のものであ
る。
【0009】透明性基材の厚さは25〜200μm、好
ましくは75〜150μm程度である。また、透明性基
材には、本発明の目的、特に基材の透明性を損なわない
範囲で、必要に応じて洗浄、エッチング、コロナ放電、
活性エネルギー線照射、染色、印刷、易接着処理、帯電
防止処理等の処理を施してもよい。
ましくは75〜150μm程度である。また、透明性基
材には、本発明の目的、特に基材の透明性を損なわない
範囲で、必要に応じて洗浄、エッチング、コロナ放電、
活性エネルギー線照射、染色、印刷、易接着処理、帯電
防止処理等の処理を施してもよい。
【0010】本発明の透過型被記録体の裏面に形成する
透明易滑性コーティング層を構成する樹脂としては、フ
ッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体等の
フッ素系樹脂、エチルセルロース、エチルヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタクリレート−ジ
メチルシロキサン共重合体等が挙げられる。透明易滑性
コーティング層は、これらの樹脂を水、トリクロロエチ
レン、トルエン/エタノールの混合液、メチルエチルケ
トン等の溶剤に溶解させ、膜厚が1〜100μmとなる
ように透明性基材にコーティングすることによって形成
することができる。
透明易滑性コーティング層を構成する樹脂としては、フ
ッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体等の
フッ素系樹脂、エチルセルロース、エチルヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタクリレート−ジ
メチルシロキサン共重合体等が挙げられる。透明易滑性
コーティング層は、これらの樹脂を水、トリクロロエチ
レン、トルエン/エタノールの混合液、メチルエチルケ
トン等の溶剤に溶解させ、膜厚が1〜100μmとなる
ように透明性基材にコーティングすることによって形成
することができる。
【0011】また、本発明においては、透明易滑性コー
ティング層に帯電防止剤等を添加あるいは塗布すること
によって、被記録体の摩擦係数をさらに低下させるとと
もに、易滑性コーティング面の表面抵抗を低下させるこ
とができる。
ティング層に帯電防止剤等を添加あるいは塗布すること
によって、被記録体の摩擦係数をさらに低下させるとと
もに、易滑性コーティング面の表面抵抗を低下させるこ
とができる。
【0012】本発明の透明性易滑性コーティング層に添
加あるいは塗布可能な帯電防止剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキル
アミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、グリセリン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン
系界面活性剤、アルキルスルホネート、アルキルベンゼ
ンスルホネート、アルキルサルフェート、アルキルフォ
スフェート等のアニオン系界面活性剤、第4級アンモニ
ウムクロライド、第4級アンモニウムサルフェート、第
4級アンモニウムナイトレート等のカチオン系界面活性
剤、アルキルベタイン型、アルキルイミダゾリン型、ア
ルキルアラニン型等の両性系界面活性剤、フッ素系界面
活性剤、あるいはポリビニルベンジル型カチオン、ポリ
アクリル酸型カチオン等の導電性樹脂等が挙げられ、こ
れら帯電防止剤の2種以上を併用することもできる。
加あるいは塗布可能な帯電防止剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキル
アミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、グリセリン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン
系界面活性剤、アルキルスルホネート、アルキルベンゼ
ンスルホネート、アルキルサルフェート、アルキルフォ
スフェート等のアニオン系界面活性剤、第4級アンモニ
ウムクロライド、第4級アンモニウムサルフェート、第
4級アンモニウムナイトレート等のカチオン系界面活性
剤、アルキルベタイン型、アルキルイミダゾリン型、ア
ルキルアラニン型等の両性系界面活性剤、フッ素系界面
活性剤、あるいはポリビニルベンジル型カチオン、ポリ
アクリル酸型カチオン等の導電性樹脂等が挙げられ、こ
れら帯電防止剤の2種以上を併用することもできる。
【0013】一方、透明性基材の表面を帯電防止処理を
施した後に易滑性コーティング層を形成させた場合に
は、易滑性コーティング層に帯電防止剤等を添加あるい
は塗布することなく、易滑性コーティング面の表面抵抗
の低い被記録体を得ることができる。本発明において、
帯電防止処理としては、例えば、帯電防止剤等を透明基
材に練り込んだり、透明基材の表面に帯電防止剤等をコ
ーテイングしたり、透明基材表面にコロナ処理等の処理
を施す方法等が挙げられる。中でも、帯電防止剤等を透
明基材の表面にコーティングしたものが、最も帯電防止
効果があり好ましい。なお、本発明においては、透明性
基材の表面に帯電防止処理を施すとともに、帯電防止剤
等を含んだ易滑性コーティング層を形成してもよい。ま
た、透明易滑性コーティング層には、被記録体の摩擦係
数をさらに低下させる等の目的に応じて、離型剤、滑
剤、充填剤等を樹脂とともに添加してもよい。さらに、
易滑性コーティング層は、後述の架橋剤等を添加して熱
あるいは活性エネルギー線によって硬化させて形成する
こともできる。
施した後に易滑性コーティング層を形成させた場合に
は、易滑性コーティング層に帯電防止剤等を添加あるい
は塗布することなく、易滑性コーティング面の表面抵抗
の低い被記録体を得ることができる。本発明において、
帯電防止処理としては、例えば、帯電防止剤等を透明基
材に練り込んだり、透明基材の表面に帯電防止剤等をコ
ーテイングしたり、透明基材表面にコロナ処理等の処理
を施す方法等が挙げられる。中でも、帯電防止剤等を透
明基材の表面にコーティングしたものが、最も帯電防止
効果があり好ましい。なお、本発明においては、透明性
基材の表面に帯電防止処理を施すとともに、帯電防止剤
等を含んだ易滑性コーティング層を形成してもよい。ま
た、透明易滑性コーティング層には、被記録体の摩擦係
数をさらに低下させる等の目的に応じて、離型剤、滑
剤、充填剤等を樹脂とともに添加してもよい。さらに、
易滑性コーティング層は、後述の架橋剤等を添加して熱
あるいは活性エネルギー線によって硬化させて形成する
こともできる。
【0014】本発明の感熱転写記録方式の透過型被記録
体においては、透明受容面と裏面との間での摩擦係数が
1以下であることが必要であり、好ましくは0.5以下
である。これは、摩擦係数が1を超えると、画像等の情
報を感熱記録装置等を用いて記録する際に、重ね合わせ
てセットした被記録体が給紙されなかったり、複数枚の
被記録体が同時に給紙され装置内で詰まったり、被記録
体の装置内での走行性が低下するためである。
体においては、透明受容面と裏面との間での摩擦係数が
1以下であることが必要であり、好ましくは0.5以下
である。これは、摩擦係数が1を超えると、画像等の情
報を感熱記録装置等を用いて記録する際に、重ね合わせ
てセットした被記録体が給紙されなかったり、複数枚の
被記録体が同時に給紙され装置内で詰まったり、被記録
体の装置内での走行性が低下するためである。
【0015】また、本発明の被記録体は、ヘーズ値が7
%以下となるような透明性を有することが必要であり、
好ましくは5%以下、さらに好ましくは4%以下であ
る。これは、ヘーズ値が7%を超えると被記録体の透明
性が損なわれ、被記録体に記録した画像等の情報を投影
装置を用いて投影した際の投影画像の鮮明性が損なわれ
るためである。
%以下となるような透明性を有することが必要であり、
好ましくは5%以下、さらに好ましくは4%以下であ
る。これは、ヘーズ値が7%を超えると被記録体の透明
性が損なわれ、被記録体に記録した画像等の情報を投影
装置を用いて投影した際の投影画像の鮮明性が損なわれ
るためである。
【0016】さらに、本発明においては、易滑性コーテ
ィング面の表面抵抗は1×1015Ω以下であることが必
要であり、好ましくは1×1012Ω以下である。これ
は、表面抵抗が1×1015Ωを超えると、重ね合わせて
セットした被記録体が静電気によりくっついて給紙され
難くなったり、ゴミや埃等が被記録体に付着し易くなり
投影画像の鮮明さが損なわれる可能性があるためであ
る。
ィング面の表面抵抗は1×1015Ω以下であることが必
要であり、好ましくは1×1012Ω以下である。これ
は、表面抵抗が1×1015Ωを超えると、重ね合わせて
セットした被記録体が静電気によりくっついて給紙され
難くなったり、ゴミや埃等が被記録体に付着し易くなり
投影画像の鮮明さが損なわれる可能性があるためであ
る。
【0017】本発明の被記録体の透明受容層は、熱転写
シートから移行してくる染料を受容して顕色する層であ
り、この透明受容層を構成する材料としては、染料の染
着性に優れたものであれば特に限定されるものではない
が、フルカラー記録の階調記録が容易に行える昇華性染
料の染着性に優れた材料が好ましい。このような材料と
しては、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチ
レンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹
脂等のエステル結合を有する樹脂、ポリウレタン樹脂等
のウレタン結合を有する樹脂、ポリアミド樹脂(ナイロ
ン)等のアミド結合を有する樹脂、尿素樹脂等の尿素結
合を有する樹脂、ポリカプロタクトン樹脂、スチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリアクリロニトリル樹脂等の極性の高い結合を
有する樹脂や、これらの混合物もしくは共重合体等が挙
げられる。
シートから移行してくる染料を受容して顕色する層であ
り、この透明受容層を構成する材料としては、染料の染
着性に優れたものであれば特に限定されるものではない
が、フルカラー記録の階調記録が容易に行える昇華性染
料の染着性に優れた材料が好ましい。このような材料と
しては、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチ
レンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹
脂等のエステル結合を有する樹脂、ポリウレタン樹脂等
のウレタン結合を有する樹脂、ポリアミド樹脂(ナイロ
ン)等のアミド結合を有する樹脂、尿素樹脂等の尿素結
合を有する樹脂、ポリカプロタクトン樹脂、スチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリアクリロニトリル樹脂等の極性の高い結合を
有する樹脂や、これらの混合物もしくは共重合体等が挙
げられる。
【0018】さらに、透明受容層を構成する材料として
は、染料受容性樹脂をアミノ変性シリコンとエポキシ変
性シリコン、イソシアネートとポリオール等の熱硬化性
架橋剤で架橋させたもの、染料受容性樹脂と活性エネル
ギー線で硬化しうる架橋剤を含む組成物を基材上に塗布
した後、活性エネンルギー線で硬化させたもの等を用い
ることができる。中でも、活性エネルギー線で硬化させ
たものを用いることが生産性および性能の点から好まし
い。具体的には、染料受容性樹脂としてのポリエステル
樹脂40〜95重量%と、活性エネルギー線で硬化しう
る架橋剤60〜5重量%からなる混合物100重量に対
して離型剤を0.01〜30重量部配合してなる組成物
を活性エネルギー線で硬化させたものが挙げられる。こ
れらの組成物からなる透明受容層は、昇華性分散染料を
容易に染着し、安定性に優れ、記録後の光沢保持性が非
常に良好である。
は、染料受容性樹脂をアミノ変性シリコンとエポキシ変
性シリコン、イソシアネートとポリオール等の熱硬化性
架橋剤で架橋させたもの、染料受容性樹脂と活性エネル
ギー線で硬化しうる架橋剤を含む組成物を基材上に塗布
した後、活性エネンルギー線で硬化させたもの等を用い
ることができる。中でも、活性エネルギー線で硬化させ
たものを用いることが生産性および性能の点から好まし
い。具体的には、染料受容性樹脂としてのポリエステル
樹脂40〜95重量%と、活性エネルギー線で硬化しう
る架橋剤60〜5重量%からなる混合物100重量に対
して離型剤を0.01〜30重量部配合してなる組成物
を活性エネルギー線で硬化させたものが挙げられる。こ
れらの組成物からなる透明受容層は、昇華性分散染料を
容易に染着し、安定性に優れ、記録後の光沢保持性が非
常に良好である。
【0019】本発明の透明受容層を構成する染着樹脂と
して好適なポリエステル樹脂としては、ジカルボン酸と
ジオールとの縮重合によって得られた線状熱可塑性ポリ
エステル樹脂、反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸
と多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和ポ
リエステル樹脂などが挙げられる。中でも、少なくとも
1種のジカルボン酸と少なくとも1種のジオールとの縮
重合によって得られ、分子量が2000〜40000で
結晶化度が1%以下である線状熱可塑性ポリエステル樹
脂が、有機溶剤に対する溶解性、染着の容易性と耐光性
の点から好ましい。
して好適なポリエステル樹脂としては、ジカルボン酸と
ジオールとの縮重合によって得られた線状熱可塑性ポリ
エステル樹脂、反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸
と多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和ポ
リエステル樹脂などが挙げられる。中でも、少なくとも
1種のジカルボン酸と少なくとも1種のジオールとの縮
重合によって得られ、分子量が2000〜40000で
結晶化度が1%以下である線状熱可塑性ポリエステル樹
脂が、有機溶剤に対する溶解性、染着の容易性と耐光性
の点から好ましい。
【0020】線状熱可塑性ポリエステル樹脂を構成する
ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテル−4,4
−ジカルボン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、シュウ酸、コハク酸、あるいはこれらのエステル形
成誘導体などが挙げられ、ジオールとしてはエチレング
リコール、プロピレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビス
フェノールA−エチレンオキシド付加物、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンなどが挙げられ
る。
ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテル−4,4
−ジカルボン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、シュウ酸、コハク酸、あるいはこれらのエステル形
成誘導体などが挙げられ、ジオールとしてはエチレング
リコール、プロピレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビス
フェノールA−エチレンオキシド付加物、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンなどが挙げられ
る。
【0021】少なくとも1種のジカルボン酸と少なくと
も1種のジオールとの縮重合によって得られた線状熱可
塑性ポリエステル樹脂の具体例としては、テレフタル酸
/イソフタル酸/エチレングリコール/ネオペンチルグ
リコールより得られたポリエステル樹脂、その他、テレ
フタル酸/イソフタル酸/エチレングリコール/ビスフ
ェノールA−エチレンオキシド付加物、テレフタル酸/
イソフタル酸/エチレングリコール/1,6−ヘキサン
ジオール、テレフタル酸/イソフタル酸/セバシン酸/
エチレングリコール/ネオペンチルグリコール、テレフ
タル酸/セバシン酸/エチレングリコール/ネオペンチ
ルグリコール、テレフタル酸/イソフタル酸/アジピン
酸/エチレングリコール/ネオペンチルグリコールなど
から得られるポリエステル樹脂を挙げることができる。
また、これら線状熱可塑性ポリエステル樹脂は、単独で
用いても2種以上を併用して用いてもよい。特に、2種
以上のポリエステル樹脂を併用して用いた場合には、
光、熱、水などに対する安定性を向上させためには好ま
しい。
も1種のジオールとの縮重合によって得られた線状熱可
塑性ポリエステル樹脂の具体例としては、テレフタル酸
/イソフタル酸/エチレングリコール/ネオペンチルグ
リコールより得られたポリエステル樹脂、その他、テレ
フタル酸/イソフタル酸/エチレングリコール/ビスフ
ェノールA−エチレンオキシド付加物、テレフタル酸/
イソフタル酸/エチレングリコール/1,6−ヘキサン
ジオール、テレフタル酸/イソフタル酸/セバシン酸/
エチレングリコール/ネオペンチルグリコール、テレフ
タル酸/セバシン酸/エチレングリコール/ネオペンチ
ルグリコール、テレフタル酸/イソフタル酸/アジピン
酸/エチレングリコール/ネオペンチルグリコールなど
から得られるポリエステル樹脂を挙げることができる。
また、これら線状熱可塑性ポリエステル樹脂は、単独で
用いても2種以上を併用して用いてもよい。特に、2種
以上のポリエステル樹脂を併用して用いた場合には、
光、熱、水などに対する安定性を向上させためには好ま
しい。
【0022】反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸と
多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和ポリ
エステル樹脂の具体例としては、無水マレイン酸/無水
フタル酸/プロピレングリコール、無水マレイン酸/イ
ソフタル酸/プロピレングリコール、マレイン酸/フマ
ール酸/イソフタル酸/1,3−ブタンジオール、マレ
イン酸/イソフタル酸/ネオペンチルグリコール、無水
マレイン酸/無水テトラヒドロフタル酸/ジプロピレン
グリコールなどから得られる不飽和ポリエステル樹脂を
挙げることができる。
多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和ポリ
エステル樹脂の具体例としては、無水マレイン酸/無水
フタル酸/プロピレングリコール、無水マレイン酸/イ
ソフタル酸/プロピレングリコール、マレイン酸/フマ
ール酸/イソフタル酸/1,3−ブタンジオール、マレ
イン酸/イソフタル酸/ネオペンチルグリコール、無水
マレイン酸/無水テトラヒドロフタル酸/ジプロピレン
グリコールなどから得られる不飽和ポリエステル樹脂を
挙げることができる。
【0023】本発明の透明受容層は、受容層に十分な耐
ブロッキング性を付与するために架橋剤を配合し、染着
樹脂組成物を活性エネルギー線等で硬化しすることが好
ましい。この場合、架橋剤の配合量は染着樹脂との合計
量の5〜60重量%の範囲が好ましく、さらに好ましく
は6〜45重量%の範囲である。これは、架橋剤の配合
量が5重量%未満であると、熱転写時に被記録体と熱転
写シートとのブロッキングが起こりやすくなり、逆に6
0重量%を超えると、染着樹脂の比率が低下し十分な染
色濃度が得られなくなるためである。
ブロッキング性を付与するために架橋剤を配合し、染着
樹脂組成物を活性エネルギー線等で硬化しすることが好
ましい。この場合、架橋剤の配合量は染着樹脂との合計
量の5〜60重量%の範囲が好ましく、さらに好ましく
は6〜45重量%の範囲である。これは、架橋剤の配合
量が5重量%未満であると、熱転写時に被記録体と熱転
写シートとのブロッキングが起こりやすくなり、逆に6
0重量%を超えると、染着樹脂の比率が低下し十分な染
色濃度が得られなくなるためである。
【0024】本発明に使用される架橋剤としては、樹脂
組成物の硬化と被記録体の耐ブロッキング性を考慮する
と、少なくとも1種の多官能性モノマーを有しているこ
とが好ましく、活性エネルギー線として紫外線を使用す
る場合には、架橋剤の重合性基としてアクリロイルオキ
シ基またはメタクリロイルオキシ基を有するモノマーが
好ましい。
組成物の硬化と被記録体の耐ブロッキング性を考慮する
と、少なくとも1種の多官能性モノマーを有しているこ
とが好ましく、活性エネルギー線として紫外線を使用す
る場合には、架橋剤の重合性基としてアクリロイルオキ
シ基またはメタクリロイルオキシ基を有するモノマーが
好ましい。
【0025】(メタ)アクリロイルオキシ基を有するモ
ノマーとしては、ポリエーテルアクリレートもしくはポ
リエーテルメタクリレート系(以下、「アクリレートも
しくはメタルリレート」を単に「(メタ)アクリレー
ト」と略記する。)、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト系、ポリオール(メタ)アクリレート系、エポキシ
(メタ)アクリレート系、アミドウレタン(メタ)アク
リレート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、スピロ
アセタール(メタ)アクリレート系、ポリブタジエン
(メタ)アクリレート系などのモノマー、オリゴマーを
挙げることができる。このようなモノマー、オリゴマー
の具体例としては、1,2,6−ヘキサントリオール/
プロピレンオキシド/アクリル酸、トリメチロールプロ
パン/プロピレンオキシド/アクリル酸から合成された
ポリエーテル(メタ)アクリレート;アジピン酸/1,
6−ヘキサンジオール/アクリル酸、コハク酸/トリメ
チロールエタン/アクリル酸から合成されたポリエステ
ル(メタ)アクリレート;トリエチレングリコールジア
クリレート、ヘキサプロピレングリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,4−
ブタンジオールジメタクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、エチルカルビト
ールアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート、2,2−ビス(4−
アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−アクリロイルオキシプロポキシフェ
ニル)プロパンなどの(メタ)アクリレートまたはポリ
オール(メタ)アクリレート;ジグリシジルエーテル化
ビスフェノールA/アクリル酸、ジグリシジルエーテル
化ポリビスフェノールA/アクリル酸、トリグリシジル
エーテル化グリセリン/アクリル酸などのエポキシ(メ
タ)アクリレート;γ−ブチロラクトン/N−メチルエ
タノールアミン/ビス(4−イソシアナトシクロヘキシ
ル)メタン/2−ヒドロキシエチルアクリレート、γ−
ブチロラクトン/N−メチルエタノールアミン/2,6
−トリレンジイソシアネート/テトラエチレングリコー
ル/2−ヒドロキシエチルアクリレートなどのアミドウ
レタン(メタ)アクリレート;2,6−トリレンジイソ
シアネートジアクリレート、イソホロンジイソシアネー
トジアクリレート、ヘキサメチレンジイソシアネートジ
アクリレートなどのウレタンアクリレート;ジアリリデ
ンペンタエリスリトール/2−ヒドロキシエチルアクリ
レートから合成されたスピロアセタールアクリレート;
エポキシ化ブタジエン/2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートから合成されたアクリル化ポリブタジエンなどが挙
げられる。これらモノマー、オリゴマーは、単独または
2種以上の混合系として使用される。
ノマーとしては、ポリエーテルアクリレートもしくはポ
リエーテルメタクリレート系(以下、「アクリレートも
しくはメタルリレート」を単に「(メタ)アクリレー
ト」と略記する。)、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト系、ポリオール(メタ)アクリレート系、エポキシ
(メタ)アクリレート系、アミドウレタン(メタ)アク
リレート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、スピロ
アセタール(メタ)アクリレート系、ポリブタジエン
(メタ)アクリレート系などのモノマー、オリゴマーを
挙げることができる。このようなモノマー、オリゴマー
の具体例としては、1,2,6−ヘキサントリオール/
プロピレンオキシド/アクリル酸、トリメチロールプロ
パン/プロピレンオキシド/アクリル酸から合成された
ポリエーテル(メタ)アクリレート;アジピン酸/1,
6−ヘキサンジオール/アクリル酸、コハク酸/トリメ
チロールエタン/アクリル酸から合成されたポリエステ
ル(メタ)アクリレート;トリエチレングリコールジア
クリレート、ヘキサプロピレングリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,4−
ブタンジオールジメタクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、エチルカルビト
ールアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート、2,2−ビス(4−
アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−アクリロイルオキシプロポキシフェ
ニル)プロパンなどの(メタ)アクリレートまたはポリ
オール(メタ)アクリレート;ジグリシジルエーテル化
ビスフェノールA/アクリル酸、ジグリシジルエーテル
化ポリビスフェノールA/アクリル酸、トリグリシジル
エーテル化グリセリン/アクリル酸などのエポキシ(メ
タ)アクリレート;γ−ブチロラクトン/N−メチルエ
タノールアミン/ビス(4−イソシアナトシクロヘキシ
ル)メタン/2−ヒドロキシエチルアクリレート、γ−
ブチロラクトン/N−メチルエタノールアミン/2,6
−トリレンジイソシアネート/テトラエチレングリコー
ル/2−ヒドロキシエチルアクリレートなどのアミドウ
レタン(メタ)アクリレート;2,6−トリレンジイソ
シアネートジアクリレート、イソホロンジイソシアネー
トジアクリレート、ヘキサメチレンジイソシアネートジ
アクリレートなどのウレタンアクリレート;ジアリリデ
ンペンタエリスリトール/2−ヒドロキシエチルアクリ
レートから合成されたスピロアセタールアクリレート;
エポキシ化ブタジエン/2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートから合成されたアクリル化ポリブタジエンなどが挙
げられる。これらモノマー、オリゴマーは、単独または
2種以上の混合系として使用される。
【0026】本発明において、特に好ましい架橋剤とし
てのモノマーあるいはオリゴマーとしては、次の一般式
(1)
てのモノマーあるいはオリゴマーとしては、次の一般式
(1)
【0027】
【化1】
【0028】(式中、m1は1〜4の整数であり、Xは
少なくとも3個が一般式:CH2=CH−COO−R1−
(式中、R1は単結合、炭素原子数1〜8のアルキレン
基または炭素原子数1〜8のアルキレン基を有するポリ
オキシアルキレン基を表す。)で示される基を表し、残
余が炭素原子数1〜8のアルキル基、水酸基、アミノ
基、式:−(OR2)m2−H(式中、R2は炭素原子数1
〜8のアルキレン基を表し、m2は正の整数である。)
で示される基、式:−(OR2)m2−OH(式中、R2は
炭素原子数1〜8のアルキレン基を表し、m2 は正の整
数である。)で示される基あるいは式:−(OOC
R2)m2−H(式中、R2 は炭素原子数1〜8のアルキ
レン基を表し、m2 は正の整数である。)で示される基
を表す。)で示される化合物、例えばジペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、トリペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト、トリペンタエリスリトールヘキサアキリレート、ト
リペンタエリスリトールヘプタアクリレートなど、次の
一般式(2)
少なくとも3個が一般式:CH2=CH−COO−R1−
(式中、R1は単結合、炭素原子数1〜8のアルキレン
基または炭素原子数1〜8のアルキレン基を有するポリ
オキシアルキレン基を表す。)で示される基を表し、残
余が炭素原子数1〜8のアルキル基、水酸基、アミノ
基、式:−(OR2)m2−H(式中、R2は炭素原子数1
〜8のアルキレン基を表し、m2は正の整数である。)
で示される基、式:−(OR2)m2−OH(式中、R2は
炭素原子数1〜8のアルキレン基を表し、m2 は正の整
数である。)で示される基あるいは式:−(OOC
R2)m2−H(式中、R2 は炭素原子数1〜8のアルキ
レン基を表し、m2 は正の整数である。)で示される基
を表す。)で示される化合物、例えばジペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、トリペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト、トリペンタエリスリトールヘキサアキリレート、ト
リペンタエリスリトールヘプタアクリレートなど、次の
一般式(2)
【0029】
【化2】
【0030】(式中、m3 は1〜10の正の整数、Xは
任意に−0Hか−OCOCH=CH2である。)で示さ
れるポリビスフェノールA型のポリアクリレート、例え
ばジグリシジルエーテル化ビスフェノールAのジアクリ
レート、エピコート#1001(シェル社製:m3 =
3)のジアクリレートなど、あるいは次の一般式(3)
任意に−0Hか−OCOCH=CH2である。)で示さ
れるポリビスフェノールA型のポリアクリレート、例え
ばジグリシジルエーテル化ビスフェノールAのジアクリ
レート、エピコート#1001(シェル社製:m3 =
3)のジアクリレートなど、あるいは次の一般式(3)
【0031】
【化3】
【0032】(式中、X1、X2、・・・、Xm4は炭素数
6以下の同じか、もしくは異なるアルキレン基またはそ
の水素原子1個が水酸基で置換された構造のものであ
り、m4は0〜5の整数である。)で示される化合物、
例えば2,2−ビス(4−アクリロイルオキシジエトキ
シフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アクリロイ
ルオキシトリエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−アクリロイルオキシジプロポキシフェニル)プ
ロパンなどが挙げられ、特に活性エネルギー線として紫
外線を用いた場合には、空気中での速乾性が非常によ
く、特に好ましい架橋剤である。
6以下の同じか、もしくは異なるアルキレン基またはそ
の水素原子1個が水酸基で置換された構造のものであ
り、m4は0〜5の整数である。)で示される化合物、
例えば2,2−ビス(4−アクリロイルオキシジエトキ
シフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アクリロイ
ルオキシトリエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−アクリロイルオキシジプロポキシフェニル)プ
ロパンなどが挙げられ、特に活性エネルギー線として紫
外線を用いた場合には、空気中での速乾性が非常によ
く、特に好ましい架橋剤である。
【0033】また、本発明においては、被記録体と熱転
写シートとの耐ブロッキング性(耐スティッキング性)
をさらに向上させるために、受容層に離型剤を配合した
り、受容層表面に離型剤層を形成することが好ましい。
使用される離型剤としては、シリコン系界面活性剤、フ
ッ素系界面活性剤、ポリオルガノシロキサンを幹または
枝とするグラフトポリマー、シリコン系あるいは含フッ
素系の架橋構造をとり得る化合物などを挙げることがで
き、これら離型剤を単独または併用して使用することが
できる。離型剤の配合量は、染着樹脂と架橋剤の合計量
100重量部に対して0.01〜30重量部、好ましく
は0.05〜10重量部の範囲である。シリコン系界面
活性剤としては、ポリジメチルシロキサンとポリオキシ
アルキレンがブロックになった化合物(その他の官能基
で若干変性されていてもよい。)が有効で、CH3−
(Si0)1/2−基と−OR−基(R:アルキレン残
基)の割合が1/10〜1/0.1のもの、好ましくは
1/5〜1/0.2の範囲のものが、耐ブロッキング
性、レベリング性および染色濃度の向上に効果がある。
写シートとの耐ブロッキング性(耐スティッキング性)
をさらに向上させるために、受容層に離型剤を配合した
り、受容層表面に離型剤層を形成することが好ましい。
使用される離型剤としては、シリコン系界面活性剤、フ
ッ素系界面活性剤、ポリオルガノシロキサンを幹または
枝とするグラフトポリマー、シリコン系あるいは含フッ
素系の架橋構造をとり得る化合物などを挙げることがで
き、これら離型剤を単独または併用して使用することが
できる。離型剤の配合量は、染着樹脂と架橋剤の合計量
100重量部に対して0.01〜30重量部、好ましく
は0.05〜10重量部の範囲である。シリコン系界面
活性剤としては、ポリジメチルシロキサンとポリオキシ
アルキレンがブロックになった化合物(その他の官能基
で若干変性されていてもよい。)が有効で、CH3−
(Si0)1/2−基と−OR−基(R:アルキレン残
基)の割合が1/10〜1/0.1のもの、好ましくは
1/5〜1/0.2の範囲のものが、耐ブロッキング
性、レベリング性および染色濃度の向上に効果がある。
【0034】このようなシリコン系界面活性剤の具体例
としては、次の一般式(4)および(6)で示される化
合物などが挙げられる。
としては、次の一般式(4)および(6)で示される化
合物などが挙げられる。
【0035】
【化4】
【0036】(式中、Pは次の一般式(5)
【0037】
【化5】
【0038】であり、n1およびn2は正の整数を、また
xおよびyは0または正の整数を表し、式:1/10≦
(2n1+1)/(n2x+n2y)≦10を満足する。
R3は水素、アルキル基、アシル基またはアリール基を
表す。)
xおよびyは0または正の整数を表し、式:1/10≦
(2n1+1)/(n2x+n2y)≦10を満足する。
R3は水素、アルキル基、アシル基またはアリール基を
表す。)
【0039】
【化6】
【0040】(式中、Qは次の一般式(7)
【0041】
【化7】
【0042】であり、n3およびn4は正の整数を、また
xおよびyは0または正の整数を表し、式:1/10≦
(2n3+n4+1)/(n4x+n4y)≦10を満足す
る。zは0または1〜5の整数である。また、R4 は−
Si(CH3)3、水素、アルキル基、アシル基またはア
リール基を表し、R5 は水素、アルキル基、アシル基ま
たはアリール基を表す。)フッ素系界面活性剤として
は、染着樹脂と架橋剤との混合物に可溶性であり、耐ブ
ロッキング性を示すものであれば、ノニオン系、アニオ
ン系、カチオン系あるいは両性系のいずれかのフッ素系
界面活性剤を1種以上用いることができる。中でも、被
記録体のレベリング性や耐ブロッキング性の向上を考慮
すれば、ノニオン系界面活性剤が好ましい。
xおよびyは0または正の整数を表し、式:1/10≦
(2n3+n4+1)/(n4x+n4y)≦10を満足す
る。zは0または1〜5の整数である。また、R4 は−
Si(CH3)3、水素、アルキル基、アシル基またはア
リール基を表し、R5 は水素、アルキル基、アシル基ま
たはアリール基を表す。)フッ素系界面活性剤として
は、染着樹脂と架橋剤との混合物に可溶性であり、耐ブ
ロッキング性を示すものであれば、ノニオン系、アニオ
ン系、カチオン系あるいは両性系のいずれかのフッ素系
界面活性剤を1種以上用いることができる。中でも、被
記録体のレベリング性や耐ブロッキング性の向上を考慮
すれば、ノニオン系界面活性剤が好ましい。
【0043】本発明で使用されるフッ素系界面活性剤の
具体例としては、例えばフルオロアルコキシポリフルオ
ロアルキル硫酸エステル、フルオロカーボンスルホン酸
塩、フルオロカーボンカルボン酸塩などのアニオン系界
面活性剤、N−フルオロアルキルスルホンアミドアルキ
ルアミン4級アンモニウム塩、N−フルオロアルキルス
ルホンアミドアルキルアミン塩、N−フルオロアルキル
アミドアルキルアミン4級アンモニウム塩、N−フルオ
ロアルキルアミドアルキルアミン塩、N−フルオロアル
キルスルホンアミドアルキルハロメチルエーテル4級ア
ンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤、フルオロカ
ーボンスルホンアミド、フルオロカーボンアミノスルホ
ンアミド、フルオロカーボンカルボキシスルホンアミ
ド、フルオロカーボンヒドロキシスルホンアミド、フル
オロカーボンスルホンアミドエチレンオキサイド付加
物、フルオロカーボンヒドロキシスルホンアミド硫酸エ
ステル、フルオロカーボンアミノ酸アミド、フルオロカ
ーボン酸アミド、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミ
ド、フルオロカーボン酸アミドのエチレンオキサイド付
加縮合物、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミド硫酸エ
ステル、フルオロカーボンスルホン酸、フルオロハイド
ロカーボンカルボン酸、フルオロハイドロカーボンアル
キルエステル、フルオロハイドロカーボンアルキルエー
テル、フルオロハイドロカーボンカルボキシアルキルエ
ステル、フルオロハイドロカーボンヒドロキシアミド、
フルオロハイドロカーボンアルキルエステル硫酸、フル
オロアルキルジアミンなどのノニオン系界面活性剤、ベ
タイン型フルオロカーボンスルホンアミド結合を有する
アルキルアミン、ベタイン型フルオロカーボン酸アミド
結合を有するアルキルアミンなどの両性界面活性剤など
が挙げられる。
具体例としては、例えばフルオロアルコキシポリフルオ
ロアルキル硫酸エステル、フルオロカーボンスルホン酸
塩、フルオロカーボンカルボン酸塩などのアニオン系界
面活性剤、N−フルオロアルキルスルホンアミドアルキ
ルアミン4級アンモニウム塩、N−フルオロアルキルス
ルホンアミドアルキルアミン塩、N−フルオロアルキル
アミドアルキルアミン4級アンモニウム塩、N−フルオ
ロアルキルアミドアルキルアミン塩、N−フルオロアル
キルスルホンアミドアルキルハロメチルエーテル4級ア
ンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤、フルオロカ
ーボンスルホンアミド、フルオロカーボンアミノスルホ
ンアミド、フルオロカーボンカルボキシスルホンアミ
ド、フルオロカーボンヒドロキシスルホンアミド、フル
オロカーボンスルホンアミドエチレンオキサイド付加
物、フルオロカーボンヒドロキシスルホンアミド硫酸エ
ステル、フルオロカーボンアミノ酸アミド、フルオロカ
ーボン酸アミド、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミ
ド、フルオロカーボン酸アミドのエチレンオキサイド付
加縮合物、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミド硫酸エ
ステル、フルオロカーボンスルホン酸、フルオロハイド
ロカーボンカルボン酸、フルオロハイドロカーボンアル
キルエステル、フルオロハイドロカーボンアルキルエー
テル、フルオロハイドロカーボンカルボキシアルキルエ
ステル、フルオロハイドロカーボンヒドロキシアミド、
フルオロハイドロカーボンアルキルエステル硫酸、フル
オロアルキルジアミンなどのノニオン系界面活性剤、ベ
タイン型フルオロカーボンスルホンアミド結合を有する
アルキルアミン、ベタイン型フルオロカーボン酸アミド
結合を有するアルキルアミンなどの両性界面活性剤など
が挙げられる。
【0044】ポリオルガノシロキサンを幹または枝とす
るグラフトポリマーとしては、まずビニル重合、重縮
合、開環重合などによって得られる重合体あるいは共重
合体を幹とし、ポリオルガノシロキサンを枝とするグラ
フトポリマーを挙げることができる。これらグラフトポ
リマーの例としては、片末端メタクリロイルオキシ基、
ビニル基またはメルカプト基が付加されたポリシロキサ
ン(マクロモノマー)にアルキル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリル酸、官能基を有する(メタ)アク
リル酸の誘導体、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)ア
クリロニトリル、スチレンなどの単量体の少なくとも1
種を重合してなるグラフトポリマー、ポリシロキサンの
末端近くに2個のヒドロキシル基またはカルボキシル基
を有するマクロモノマーにジカルボン酸とジオールを反
応させて得られるグラフトポリマー、ポリシロキサンの
末端近くに2個のヒドロキシル基またはカルボキシル基
を有するマクロモノマーにジエポキシまたはジイソシア
ネート化合物を反応させて得られるグラフトポリマーな
どを挙げることができる。
るグラフトポリマーとしては、まずビニル重合、重縮
合、開環重合などによって得られる重合体あるいは共重
合体を幹とし、ポリオルガノシロキサンを枝とするグラ
フトポリマーを挙げることができる。これらグラフトポ
リマーの例としては、片末端メタクリロイルオキシ基、
ビニル基またはメルカプト基が付加されたポリシロキサ
ン(マクロモノマー)にアルキル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリル酸、官能基を有する(メタ)アク
リル酸の誘導体、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)ア
クリロニトリル、スチレンなどの単量体の少なくとも1
種を重合してなるグラフトポリマー、ポリシロキサンの
末端近くに2個のヒドロキシル基またはカルボキシル基
を有するマクロモノマーにジカルボン酸とジオールを反
応させて得られるグラフトポリマー、ポリシロキサンの
末端近くに2個のヒドロキシル基またはカルボキシル基
を有するマクロモノマーにジエポキシまたはジイソシア
ネート化合物を反応させて得られるグラフトポリマーな
どを挙げることができる。
【0045】他のグラフトポリマーとしては、ポリオル
ガノシロキサンを幹とし、ビニル重合、重縮合、開環重
合などによって得られる重合体あるいは共重合体を枝と
するグラフトポリマーを挙げることができる。これらの
グラフトポリマーの例としては、オルガノシランとビニ
ル重合性基を有するシラン、例えば3−メタクリルオキ
シプロピルジメトキシメチルシラン、メチルビニルジメ
トキシシラン、エチルビニルジエトキシシランなどを縮
合することによって側鎖にメタクリロイルオキシ基を有
するポリシロキサンを合成し、次いで該モノマーとアル
キル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、官能
基を有する(メタ)アクリル酸の誘導体、酢酸ビニル、
塩化ビニル、(メタ)アクリロニトリル、スチレン等の
単量体の少なくとも1種を重合して得られるグラフトポ
リマー、オルガノシランとジエトキシ−3−グリシドキ
シプロピルメチルシランとを縮合することによって側鎖
にグリシジル基を有するポリシロキサンを合成し、次い
でこれを(メタ)アクリル酸と反応させて(メタ)アク
リロイルオキシ基を含有する単量体を得たのち、該単量
体を重合させて得られるグラフトポリマー、オルガノシ
ロランとヒドロキシエチルメチルジメトキシシランと縮
合することによって側鎖にヒドロキシル基を有するポリ
シロキサンを合成し、次いでジカルボン酸と該ジオール
を重縮合させて得られるグラフトポリマーなどを挙げる
ことができる。
ガノシロキサンを幹とし、ビニル重合、重縮合、開環重
合などによって得られる重合体あるいは共重合体を枝と
するグラフトポリマーを挙げることができる。これらの
グラフトポリマーの例としては、オルガノシランとビニ
ル重合性基を有するシラン、例えば3−メタクリルオキ
シプロピルジメトキシメチルシラン、メチルビニルジメ
トキシシラン、エチルビニルジエトキシシランなどを縮
合することによって側鎖にメタクリロイルオキシ基を有
するポリシロキサンを合成し、次いで該モノマーとアル
キル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、官能
基を有する(メタ)アクリル酸の誘導体、酢酸ビニル、
塩化ビニル、(メタ)アクリロニトリル、スチレン等の
単量体の少なくとも1種を重合して得られるグラフトポ
リマー、オルガノシランとジエトキシ−3−グリシドキ
シプロピルメチルシランとを縮合することによって側鎖
にグリシジル基を有するポリシロキサンを合成し、次い
でこれを(メタ)アクリル酸と反応させて(メタ)アク
リロイルオキシ基を含有する単量体を得たのち、該単量
体を重合させて得られるグラフトポリマー、オルガノシ
ロランとヒドロキシエチルメチルジメトキシシランと縮
合することによって側鎖にヒドロキシル基を有するポリ
シロキサンを合成し、次いでジカルボン酸と該ジオール
を重縮合させて得られるグラフトポリマーなどを挙げる
ことができる。
【0046】グラフトポリマーの幹または枝となるポリ
シロキサンの合成に際しては、環状シラン、特に繰返し
単位が3〜8個の環状ジメチルポリシロキサンを主原料
とし、分子量調整剤としてトリメチルメトキシシランま
たはトリメチルエトキシシランなどの1分子中1個のア
ルコキシ基を有するシラン化合物を用い、官能基含有シ
ランと強酸または強塩基を触媒として70〜150℃で
重合すればよい。
シロキサンの合成に際しては、環状シラン、特に繰返し
単位が3〜8個の環状ジメチルポリシロキサンを主原料
とし、分子量調整剤としてトリメチルメトキシシランま
たはトリメチルエトキシシランなどの1分子中1個のア
ルコキシ基を有するシラン化合物を用い、官能基含有シ
ランと強酸または強塩基を触媒として70〜150℃で
重合すればよい。
【0047】これらグラフトポリマーを受像層に配合す
ることによって、転写シートとの耐ブロッキング性を向
上させるとともに、染色した受像層の暗退色性をも改良
される。その配合量は、染着樹脂と架橋剤との混合物1
00重量部に対して0.01〜30重量部が好ましく、
より好ましくは0.05〜10重量部の範囲である。こ
れは、配合量が0.01重量部未満では耐ブロッキング
性の向上が少なくなるとともに暗退色性も改善されない
ためであり、逆に30重量部を超えると活性エネルギー
線で硬化した受像層が乳白化するとともに染色濃度も低
下するためである。
ることによって、転写シートとの耐ブロッキング性を向
上させるとともに、染色した受像層の暗退色性をも改良
される。その配合量は、染着樹脂と架橋剤との混合物1
00重量部に対して0.01〜30重量部が好ましく、
より好ましくは0.05〜10重量部の範囲である。こ
れは、配合量が0.01重量部未満では耐ブロッキング
性の向上が少なくなるとともに暗退色性も改善されない
ためであり、逆に30重量部を超えると活性エネルギー
線で硬化した受像層が乳白化するとともに染色濃度も低
下するためである。
【0048】ポリオルガノシロキサンを含むグラフトポ
リマーとしては、暗退色性の観点から分子量が1000
以上のものが好ましい。また、ポリオルガノシロキサン
成分とポリオルガノシロキサン以外の重合体あるいは共
重合体との重量比は、ポリオルガノシロキサン成分/重
合体あるいは共重合体=95/5〜10/90であるこ
とが好ましく、より好ましくは90/10〜20/80
の範囲である。この比率が95/5を超えると暗退色性
が不良になる傾向にあり、逆に10/90未満では耐ブ
ロッキング性の低下とともに暗退色性も不良になる傾向
にある。
リマーとしては、暗退色性の観点から分子量が1000
以上のものが好ましい。また、ポリオルガノシロキサン
成分とポリオルガノシロキサン以外の重合体あるいは共
重合体との重量比は、ポリオルガノシロキサン成分/重
合体あるいは共重合体=95/5〜10/90であるこ
とが好ましく、より好ましくは90/10〜20/80
の範囲である。この比率が95/5を超えると暗退色性
が不良になる傾向にあり、逆に10/90未満では耐ブ
ロッキング性の低下とともに暗退色性も不良になる傾向
にある。
【0049】シリコン系あるいは含フッソ系の架橋構造
をとり得る熱架橋型または活性エネルギ線架橋型の離型
剤としては、シリコン系では、付加反応を起こすシリコ
ン系化合物、ラジカル反応を起こすシリコン系化合物、
縮合反応を起こすシリコン系化合物などが挙げられる。
付加反応を起こすシリコン系化合物としては、ビニル基
を有するシリコーンと−SiH基を有するシリコーンと
の組合せ、アミノ変性シリコーンとエポキシ変性シリコ
ーンとの組合せなどがあり、必要に応じて白金化合物な
どの触媒を併用してもよい。ラジカル反応を起こすシリ
コン系化合物としては、ビニル基を有するシリコーンと
メチルシランを有するシリコーンの組合せなどがあり、
重合開始剤として有機過酸化物を使用してもよい。縮合
反応を起こすシリコン系化合物としては、アルコキシ基
を有するシリコーン、シラノール基を有するシリコー
ン、アルコキシ基を有するシリコーンとシラノール基を
有するシリコーンの組合せ、シラノール基を有するシリ
コーンと−SiH基を有するシリコーンとの組合せ、シ
ラノール基を有するシリコーンとアミノオキシ基を有す
るシリコーンとの組合せなどがある。
をとり得る熱架橋型または活性エネルギ線架橋型の離型
剤としては、シリコン系では、付加反応を起こすシリコ
ン系化合物、ラジカル反応を起こすシリコン系化合物、
縮合反応を起こすシリコン系化合物などが挙げられる。
付加反応を起こすシリコン系化合物としては、ビニル基
を有するシリコーンと−SiH基を有するシリコーンと
の組合せ、アミノ変性シリコーンとエポキシ変性シリコ
ーンとの組合せなどがあり、必要に応じて白金化合物な
どの触媒を併用してもよい。ラジカル反応を起こすシリ
コン系化合物としては、ビニル基を有するシリコーンと
メチルシランを有するシリコーンの組合せなどがあり、
重合開始剤として有機過酸化物を使用してもよい。縮合
反応を起こすシリコン系化合物としては、アルコキシ基
を有するシリコーン、シラノール基を有するシリコー
ン、アルコキシ基を有するシリコーンとシラノール基を
有するシリコーンの組合せ、シラノール基を有するシリ
コーンと−SiH基を有するシリコーンとの組合せ、シ
ラノール基を有するシリコーンとアミノオキシ基を有す
るシリコーンとの組合せなどがある。
【0050】含フッ素系では、付加反応を起こす含フッ
素系化合物としてエポキシ基含有含フッ素化合物とアミ
ノ基含有含フッ素化合物との組合せ、縮合反応を起こす
含フッ素系化合物としてカルボン酸基含有含フッ素化合
物とアミノ基含有含フッ素化合物の組合せなどがある。
素系化合物としてエポキシ基含有含フッ素化合物とアミ
ノ基含有含フッ素化合物との組合せ、縮合反応を起こす
含フッ素系化合物としてカルボン酸基含有含フッ素化合
物とアミノ基含有含フッ素化合物の組合せなどがある。
【0051】これらシリコン系または含フッ素系化合物
が十分な架橋構造を形成するためには、化合物1分子当
たり少なくとも2個を超える官能基を有する必要があ
り、1分子当たりの官能基が2個以下では高分子量物が
形成されても十分な架橋構造をとることができない。
が十分な架橋構造を形成するためには、化合物1分子当
たり少なくとも2個を超える官能基を有する必要があ
り、1分子当たりの官能基が2個以下では高分子量物が
形成されても十分な架橋構造をとることができない。
【0052】活性エネルギー線架橋型のシリコン系また
は含フッ素系化合物としては、ビニル基、アリル基、メ
タアクリロイル基、アクリロキル基などのラジカル重合
性を有する化合物などを挙げることができる。活性エネ
ルギー線として紫外線を使用する場合には、紫外線によ
る重合性が良好なアクリロイルオキシ基を有する化合物
が好ましい。これら活性エネルギー線架橋型の化合物が
十分な架橋構造をとるためには、1分子当たり重合性基
が少なくとも1個を超えて有することが必要である。
は含フッ素系化合物としては、ビニル基、アリル基、メ
タアクリロイル基、アクリロキル基などのラジカル重合
性を有する化合物などを挙げることができる。活性エネ
ルギー線として紫外線を使用する場合には、紫外線によ
る重合性が良好なアクリロイルオキシ基を有する化合物
が好ましい。これら活性エネルギー線架橋型の化合物が
十分な架橋構造をとるためには、1分子当たり重合性基
が少なくとも1個を超えて有することが必要である。
【0053】本発明において、活性エネルギ線架橋型の
離型剤を使用する場合には、受像層を構成する樹脂組成
物を活性エネルギー線で硬化する際に、離型剤も同時に
硬化することができるが、熱架橋型の離型剤を使用する
場合には、樹脂組成物の硬化とは別に熱硬化工程を加え
る必要がある。従って、生産性の点からは活性エネルギ
ー線架橋型離型剤を使用する方が好ましい。
離型剤を使用する場合には、受像層を構成する樹脂組成
物を活性エネルギー線で硬化する際に、離型剤も同時に
硬化することができるが、熱架橋型の離型剤を使用する
場合には、樹脂組成物の硬化とは別に熱硬化工程を加え
る必要がある。従って、生産性の点からは活性エネルギ
ー線架橋型離型剤を使用する方が好ましい。
【0054】本発明の被記録体を製造する際に、架橋剤
としてポリマーの溶解性が高く粘度の低いテトラヒドロ
フルフリルアクリレートなどの単量体を使用する場合に
は、そのままロールコート、バーコート、ブレードコー
トなどのコーティングによって、透明性基材表面に樹脂
組成物を塗工し透明受容層を形成することが可能であ
る。しかし、塗工作業の作業性を向上させるためには、
樹脂組成物にエチルアルコール、メチルエチルケトン、
トルエン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミドなどの溶
剤を配合して、適当な塗工粘度に調節して行った方が好
ましい。これにより、スプレーコート、カーテンコー
ト、フローコート、デイップコートなどを容易に行うこ
とができる。
としてポリマーの溶解性が高く粘度の低いテトラヒドロ
フルフリルアクリレートなどの単量体を使用する場合に
は、そのままロールコート、バーコート、ブレードコー
トなどのコーティングによって、透明性基材表面に樹脂
組成物を塗工し透明受容層を形成することが可能であ
る。しかし、塗工作業の作業性を向上させるためには、
樹脂組成物にエチルアルコール、メチルエチルケトン、
トルエン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミドなどの溶
剤を配合して、適当な塗工粘度に調節して行った方が好
ましい。これにより、スプレーコート、カーテンコー
ト、フローコート、デイップコートなどを容易に行うこ
とができる。
【0055】本発明において、透明受容層を構成する樹
脂組成物を硬化するためには、電子線、紫外線などの活
性エネルギー線が使用されるが、線源の管理を考慮する
と紫外線を使用するのが好ましい。活性エネルギー線と
して紫外線を使用する場合には、光重合開始剤を染着樹
脂と架橋剤との混合物100重量部に対して0.1〜1
0重量部添加する。
脂組成物を硬化するためには、電子線、紫外線などの活
性エネルギー線が使用されるが、線源の管理を考慮する
と紫外線を使用するのが好ましい。活性エネルギー線と
して紫外線を使用する場合には、光重合開始剤を染着樹
脂と架橋剤との混合物100重量部に対して0.1〜1
0重量部添加する。
【0056】使用される光重合開始剤としては、ベンゾ
イン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチ
ルケタール、エチルフェニルグリオキシレート、ジエト
キシアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノ
ン、4’−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、ベンゾフェノン、ベンゾフェノン/ジエタ
ノールアミン、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフ
ェノン、2−メチルチオキサントン、tert−ブチル
アントラキノン、ベンジルなどのカルボニル化合物、テ
トラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウ
ラムジスルフィドなどの硫黄化合物、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリ
ルなどのアゾ化合物、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−
tert−ブチルパーオキサイドなどのパーオキサイド
化合物が挙げられる。これら化合物は単独でまたは2種
以上を併用して用いることができる。
イン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチ
ルケタール、エチルフェニルグリオキシレート、ジエト
キシアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノ
ン、4’−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、ベンゾフェノン、ベンゾフェノン/ジエタ
ノールアミン、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフ
ェノン、2−メチルチオキサントン、tert−ブチル
アントラキノン、ベンジルなどのカルボニル化合物、テ
トラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウ
ラムジスルフィドなどの硫黄化合物、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリ
ルなどのアゾ化合物、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−
tert−ブチルパーオキサイドなどのパーオキサイド
化合物が挙げられる。これら化合物は単独でまたは2種
以上を併用して用いることができる。
【0057】さらに、本発明においては、目的に応じて
透明受容層に紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯
電防止剤、数μm以下の微小なシリカ、アルミナ、タル
ク、酸化チタンなどの無機微粒子等を配合してもよい。
以上の樹脂組成物を透明性基材表面に塗工し活性エネル
ギー線を照射して、本発明の被記録体を製造することが
できるが、この透明受容層の膜厚は0.5〜100μm
が好ましく、さらに好ましくは1〜50μmである。膜
厚が0.5μm未満では、染料の拡散が途中で飽和に達
し染色濃度と安定性が不十分となり、逆に100μmを
超えると加熱転写時に熱転写シートとのブロッキングが
起こり易くなる。
透明受容層に紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯
電防止剤、数μm以下の微小なシリカ、アルミナ、タル
ク、酸化チタンなどの無機微粒子等を配合してもよい。
以上の樹脂組成物を透明性基材表面に塗工し活性エネル
ギー線を照射して、本発明の被記録体を製造することが
できるが、この透明受容層の膜厚は0.5〜100μm
が好ましく、さらに好ましくは1〜50μmである。膜
厚が0.5μm未満では、染料の拡散が途中で飽和に達
し染色濃度と安定性が不十分となり、逆に100μmを
超えると加熱転写時に熱転写シートとのブロッキングが
起こり易くなる。
【0058】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに説明す
る。なお、実施例において、摩擦係数は受像面と裏面の
摩擦係数をJIS−K7125に準じて測定した。ヘー
ズ値は、スガ試験機社製直読ヘーズコンピューターHG
M−2DPによって測定した。易滑性コーティング面の
表面抵抗は、サンプルを23℃、50%RHで一晩放置
した後にタケダ理研化学工業社製ULTRAHIGH
MEGOHM METER TR−42によって測定し
た。プリンター走行性は、三菱電機社製フルカラービデ
オプリンターS340を用いて評価した。画質は、三菱
電機社製フルカラービデオプリンターS340を用いて
画像を記録し、それをオーバーヘッドプロジェクターで
投影した像を目視で観察して評価した。アッシュテスト
は、23℃、50%RHの条件下で、被記録体の受容面
と易滑性コーティング層を重ね合わせ10回擦り合わせ
た後、易滑性コーティング面をたばこの灰に1cmの距
離に近づけた際の灰の付着具合で評価した。
る。なお、実施例において、摩擦係数は受像面と裏面の
摩擦係数をJIS−K7125に準じて測定した。ヘー
ズ値は、スガ試験機社製直読ヘーズコンピューターHG
M−2DPによって測定した。易滑性コーティング面の
表面抵抗は、サンプルを23℃、50%RHで一晩放置
した後にタケダ理研化学工業社製ULTRAHIGH
MEGOHM METER TR−42によって測定し
た。プリンター走行性は、三菱電機社製フルカラービデ
オプリンターS340を用いて評価した。画質は、三菱
電機社製フルカラービデオプリンターS340を用いて
画像を記録し、それをオーバーヘッドプロジェクターで
投影した像を目視で観察して評価した。アッシュテスト
は、23℃、50%RHの条件下で、被記録体の受容面
と易滑性コーティング層を重ね合わせ10回擦り合わせ
た後、易滑性コーティング面をたばこの灰に1cmの距
離に近づけた際の灰の付着具合で評価した。
【0059】受容層の形成 以下に示す組成物とメチルエチルケトン400重量部と
トルエン100重量部からなる溶媒を混合・調製し、浸
漬法によって基材表面に均一に塗布する。次いで、空気
中で高圧水銀灯により紫外線を照射して、膜厚5〜6μ
mの透明受容層を形成する。
トルエン100重量部からなる溶媒を混合・調製し、浸
漬法によって基材表面に均一に塗布する。次いで、空気
中で高圧水銀灯により紫外線を照射して、膜厚5〜6μ
mの透明受容層を形成する。
【0060】 受容層組成物 テレフタル酸/イソフタル酸/セバシン酸/エチレン 60重量部 グリコール/ネオペンチルグリコールを縮重合により 重合したポリエステル樹脂 (分子量20000〜25000、ガラス転移温度10℃) テレフタル酸/イソフタル酸/セバシン酸/エチレン 20重量部 グリコール/ネオペンチルグリコール/1,4−ブタ ンジオールを縮重合により重合したポリエステル樹脂 (分子量20000〜25000、ガラス転移温度47℃) ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 10重量部 2,2−ビス(4−アクリロイルオキシジエトキシフ 10重量部 ェニル)プロパン 次の一般式(8)で示されるシリコン系界面活性剤 0.1重量部
【0061】
【化8】
【0062】(式中n3 、n4 及びxは、式:(2n3
+n4+1)/(n4x)=1.3を満足する。) 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 5重量部 実施例1〜3 片面に帯電防止処理を施した厚さ125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(ダイアホリル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物A、
B、Cをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式
アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コ
ーティング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透
明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の
評価結果を表2に示した。
+n4+1)/(n4x)=1.3を満足する。) 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 5重量部 実施例1〜3 片面に帯電防止処理を施した厚さ125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(ダイアホリル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物A、
B、Cをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式
アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コ
ーティング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透
明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の
評価結果を表2に示した。
【0063】比較例1 片面に帯電防止処理を施した厚さ125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の非処理面に、透明受容層を形成し被記
録体を得た。得られた被記録体の評価結果を表2に示し
た。
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の非処理面に、透明受容層を形成し被記
録体を得た。得られた被記録体の評価結果を表2に示し
た。
【0064】比較例2 片面に帯電防止処理を施した厚さ125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の処理面に、テフロン微粒子を分散させ
たポリメチルメタルリレートのメチルエチルケトン溶液
(組成物J)を塗布し、乾燥して易滑性コーティング層
を形成した。このコーティング面は、若干ヘーズがあ
り、凹凸を有する外観をしていた。次に、基材の非処理
面に透明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記
録体の評価結果を表2に示した。
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の処理面に、テフロン微粒子を分散させ
たポリメチルメタルリレートのメチルエチルケトン溶液
(組成物J)を塗布し、乾燥して易滑性コーティング層
を形成した。このコーティング面は、若干ヘーズがあ
り、凹凸を有する外観をしていた。次に、基材の非処理
面に透明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記
録体の評価結果を表2に示した。
【0065】比較例3〜4 片面に帯電防止処理を施した厚さ125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(ダイアホリル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物D、E
をそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式アプリ
ケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コーティ
ング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透明受容
層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の評価結
果を表2に示した。
レンテレフタレートフィルム(ダイアホリル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物D、E
をそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式アプリ
ケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コーティ
ング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透明受容
層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の評価結
果を表2に示した。
【0066】実施例4〜7 表面処理を施していない厚さ125μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムの片面に、表1に示した組成物
F、G、H、Iをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベ
ーカー式アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明
易滑性コーティング層を形成した。次に、基材の非処理
表面に透明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被
記録体の評価結果を表2に示した。
テレフタレートフィルムの片面に、表1に示した組成物
F、G、H、Iをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベ
ーカー式アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明
易滑性コーティング層を形成した。次に、基材の非処理
表面に透明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被
記録体の評価結果を表2に示した。
【0067】比較例5〜7 表面処理を施していない厚さ125μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムの片面に、表1に示した組成物
A、B、Cをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカ
ー式アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑
性コーティング層を形成した。次に、基材の非処理表面
に透明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記録
体の評価結果を表2に示した。なお、表1において、樹
脂aとはフッ化ビニリデン80モルとテトラフルオロエ
チレン20モルとの共重合体、エレガン264とは日本
油脂社製帯電防止剤、レジスタットPE132とは第一
工業製薬社製帯電防止剤である。
テレフタレートフィルムの片面に、表1に示した組成物
A、B、Cをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカ
ー式アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑
性コーティング層を形成した。次に、基材の非処理表面
に透明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記録
体の評価結果を表2に示した。なお、表1において、樹
脂aとはフッ化ビニリデン80モルとテトラフルオロエ
チレン20モルとの共重合体、エレガン264とは日本
油脂社製帯電防止剤、レジスタットPE132とは第一
工業製薬社製帯電防止剤である。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【発明の効果】本発明は、透明性基材の透明受容層を形
成した面と反対側の面に、透明易滑性コーティング層を
形成することにより、ヘーズ値が7%以下、透明受容面
と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑性コーティング
面の表面抵抗が1×1015Ω以下の感熱転写記録方式の
透過型被記録体を得ることにより、感熱記録装置等を用
いて記録する際の被記録体の給紙性及び走行性に優れる
とともに、被記録体に記録した画像等の情報を投影した
際に、鮮明でゴミや埃による汚れのない画像を投影でき
る。
成した面と反対側の面に、透明易滑性コーティング層を
形成することにより、ヘーズ値が7%以下、透明受容面
と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑性コーティング
面の表面抵抗が1×1015Ω以下の感熱転写記録方式の
透過型被記録体を得ることにより、感熱記録装置等を用
いて記録する際の被記録体の給紙性及び走行性に優れる
とともに、被記録体に記録した画像等の情報を投影した
際に、鮮明でゴミや埃による汚れのない画像を投影でき
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】一方、透明性基材の表面に帯電防止処理を
施した後に易滑性コーティング層を形成させた場合に
は、易滑性コーティング層に帯電防止剤等を添加あるい
は塗布することなく、易滑性コーティング面の表面抵抗
の低い被記録体を得ることができる。本発明において、
帯電防止処理としては、例えば、帯電防止剤等を透明基
材に練り込んだり、透明基材の表面に帯電防止剤等をコ
ーティングしたり、透明基材表面にコロナ処理等の処理
を施す方法等が挙げられる。中でも、帯電防止剤等を透
明基材の表面にコーティングしたものが、最も帯電防止
効果があり好ましい。なお、本発明においては、透明性
基材の表面に帯電防止処理を施すとともに、帯電防止剤
等を含んだ易滑性コーティング層を形成してもよい。ま
た、透明易滑性コーティング層には、被記録体の摩擦係
数をさらに低下させる等の目的に応じて、離型剤、滑
剤、充填剤等を樹脂とともに添加してもよい。さらに、
易滑性コーティング層は、後述の架橋剤等を添加して熱
あるいは活性エネルギー線によって硬化させて形成する
こともできる。
施した後に易滑性コーティング層を形成させた場合に
は、易滑性コーティング層に帯電防止剤等を添加あるい
は塗布することなく、易滑性コーティング面の表面抵抗
の低い被記録体を得ることができる。本発明において、
帯電防止処理としては、例えば、帯電防止剤等を透明基
材に練り込んだり、透明基材の表面に帯電防止剤等をコ
ーティングしたり、透明基材表面にコロナ処理等の処理
を施す方法等が挙げられる。中でも、帯電防止剤等を透
明基材の表面にコーティングしたものが、最も帯電防止
効果があり好ましい。なお、本発明においては、透明性
基材の表面に帯電防止処理を施すとともに、帯電防止剤
等を含んだ易滑性コーティング層を形成してもよい。ま
た、透明易滑性コーティング層には、被記録体の摩擦係
数をさらに低下させる等の目的に応じて、離型剤、滑
剤、充填剤等を樹脂とともに添加してもよい。さらに、
易滑性コーティング層は、後述の架橋剤等を添加して熱
あるいは活性エネルギー線によって硬化させて形成する
こともできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明の被記録体の透明受容層は、熱転写
シートから移行してくる染料を受容して顕色する層であ
り、この透明受容層を構成する材料としては、染料の染
着性に優れたものであれば特に限定されるものではない
が、フルカラー記録の階調記録が容易に行える昇華性染
料の染着性に優れた材料が好ましい。このような材料と
しては、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチ
レンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹
脂等のエステル結合を有する樹脂、ポリウレタン樹脂等
のウレタン結合を有する樹脂、ポリアミド樹脂(ナイロ
ン)等のアミド結合を有する樹脂、尿素樹脂等の尿素結
合を有する樹脂、ポリカプロラクトン樹脂、スチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリアクリロニトリル樹脂等の極性の高い結合を
有する樹脂や、これらの混合物もしくは共重合体等が挙
げられる。
シートから移行してくる染料を受容して顕色する層であ
り、この透明受容層を構成する材料としては、染料の染
着性に優れたものであれば特に限定されるものではない
が、フルカラー記録の階調記録が容易に行える昇華性染
料の染着性に優れた材料が好ましい。このような材料と
しては、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチ
レンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹
脂等のエステル結合を有する樹脂、ポリウレタン樹脂等
のウレタン結合を有する樹脂、ポリアミド樹脂(ナイロ
ン)等のアミド結合を有する樹脂、尿素樹脂等の尿素結
合を有する樹脂、ポリカプロラクトン樹脂、スチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリアクリロニトリル樹脂等の極性の高い結合を
有する樹脂や、これらの混合物もしくは共重合体等が挙
げられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】さらに、透明受容層を構成する材料として
は、染料受容性樹脂をアミノ変性シリコンとエポキシ変
性シリコン、イソシアネートとポリオール等の熱硬化性
架橋剤で架橋させたもの、染料受容性樹脂と活性エネル
ギー線で硬化しうる架橋剤を含む組成物を基材上に塗布
した後、活性エネルギー線で硬化させたもの等を用いる
ことができる。中でも、活性エネルギー線で硬化させた
ものを用いることが生産性および性能の点から好まし
い。具体的には、染料受容性樹脂としてのポリエステル
樹脂40〜95重量%と、活性エネルギー線で硬化しう
る架橋剤60〜5重量%からなる混合物100重量に対
して離型剤を0.01〜30重量部配合してなる組成物
を活性エネルギー線で硬化させたものが挙げられる。こ
れらの組成物からなる透明受容層は、昇華性分散染料を
容易に染着し、安定性に優れ、記録後の光沢保持性が非
常に良好である。
は、染料受容性樹脂をアミノ変性シリコンとエポキシ変
性シリコン、イソシアネートとポリオール等の熱硬化性
架橋剤で架橋させたもの、染料受容性樹脂と活性エネル
ギー線で硬化しうる架橋剤を含む組成物を基材上に塗布
した後、活性エネルギー線で硬化させたもの等を用いる
ことができる。中でも、活性エネルギー線で硬化させた
ものを用いることが生産性および性能の点から好まし
い。具体的には、染料受容性樹脂としてのポリエステル
樹脂40〜95重量%と、活性エネルギー線で硬化しう
る架橋剤60〜5重量%からなる混合物100重量に対
して離型剤を0.01〜30重量部配合してなる組成物
を活性エネルギー線で硬化させたものが挙げられる。こ
れらの組成物からなる透明受容層は、昇華性分散染料を
容易に染着し、安定性に優れ、記録後の光沢保持性が非
常に良好である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】シリコン系あるいは含フッソ系の架橋構造
をとり得る熱架橋型または活性エネルギー線架橋型の離
型剤としては、シリコン系では、付加反応を起こすシリ
コン系化合物、ラジカル反応を起こすシリコン系化合
物、縮合反応を起こすシリコン系化合物などが挙げられ
る。付加反応を起こすシリコン系化合物としては、ビニ
ル基を有するシリコーンと−SiH基を有するシリコー
ンとの組合せ、アミノ変性シリコーンとエポキシ変性シ
リコーンとの組合せなどがあり、必要に応じて白金化合
物などの触媒を併用してもよい。ラジカル反応を起こす
シリコン系化合物としては、ビニル基を有するシリコー
ンとメチルシランを有するシリコーンの組合せなどがあ
り、重合開始剤として有機過酸化物を使用してもよい。
縮合反応を起こすシリコン系化合物としては、アルコキ
シ基を有するシリコーン、シラノール基を有するシリコ
ーン、アルコキシ基を有するシリコーンとシラノール基
を有するシリコーンの組合せ、シラノール基を有するシ
リコーンと−SiH基を有するシリコーンとの組合せ、
シラノール基を有するシリコーンとアミノオキシ基を有
するシリコーンとの組合せなどがある。
をとり得る熱架橋型または活性エネルギー線架橋型の離
型剤としては、シリコン系では、付加反応を起こすシリ
コン系化合物、ラジカル反応を起こすシリコン系化合
物、縮合反応を起こすシリコン系化合物などが挙げられ
る。付加反応を起こすシリコン系化合物としては、ビニ
ル基を有するシリコーンと−SiH基を有するシリコー
ンとの組合せ、アミノ変性シリコーンとエポキシ変性シ
リコーンとの組合せなどがあり、必要に応じて白金化合
物などの触媒を併用してもよい。ラジカル反応を起こす
シリコン系化合物としては、ビニル基を有するシリコー
ンとメチルシランを有するシリコーンの組合せなどがあ
り、重合開始剤として有機過酸化物を使用してもよい。
縮合反応を起こすシリコン系化合物としては、アルコキ
シ基を有するシリコーン、シラノール基を有するシリコ
ーン、アルコキシ基を有するシリコーンとシラノール基
を有するシリコーンの組合せ、シラノール基を有するシ
リコーンと−SiH基を有するシリコーンとの組合せ、
シラノール基を有するシリコーンとアミノオキシ基を有
するシリコーンとの組合せなどがある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに説明す
る。なお、実施例において、摩擦係数は受像面と裏面の
摩擦係数をJIS−K7125に準じて測定した。ヘー
ズ値は、スガ試験機社製直読ヘーズコンピューターHG
M−2DPによって測定した。易滑性コーティング面の
表面抵抗は、サンプルを23℃、50%RHで一晩放置
した後にタケダ理研化学工業社製ULTRAHIGH
MEGOHM METER TR−42によって測定し
た。プリンター走行性は、三菱電機社製フルカラービデ
オプリンターS340を用いて評価した。画質は、三菱
電機社製フルカラービデオプリンターS340を用いて
画像を記録し、それをオーバーヘッドプロジェクターで
投影した像を目視で観察して評価した。アッシュテスト
は、23℃、50%RHの条件下で、被記録体の受容面
と易滑性コーティング面を重ね合わせ10回擦り合わせ
た後、易滑性コーティング面をたばこの灰に1cmの距
離に近づけた際の灰の付着具合で評価した。
る。なお、実施例において、摩擦係数は受像面と裏面の
摩擦係数をJIS−K7125に準じて測定した。ヘー
ズ値は、スガ試験機社製直読ヘーズコンピューターHG
M−2DPによって測定した。易滑性コーティング面の
表面抵抗は、サンプルを23℃、50%RHで一晩放置
した後にタケダ理研化学工業社製ULTRAHIGH
MEGOHM METER TR−42によって測定し
た。プリンター走行性は、三菱電機社製フルカラービデ
オプリンターS340を用いて評価した。画質は、三菱
電機社製フルカラービデオプリンターS340を用いて
画像を記録し、それをオーバーヘッドプロジェクターで
投影した像を目視で観察して評価した。アッシュテスト
は、23℃、50%RHの条件下で、被記録体の受容面
と易滑性コーティング面を重ね合わせ10回擦り合わせ
た後、易滑性コーティング面をたばこの灰に1cmの距
離に近づけた際の灰の付着具合で評価した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】実施例1〜3 片面に帯電防止処理を施した厚さ125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物A、
B、Cをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式
アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コ
ーティング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透
明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の
評価結果を表2に示した。
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物A、
B、Cをそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式
アプリケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コ
ーティング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透
明受容層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の
評価結果を表2に示した。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】比較例3〜4 片面に帯電防止処理を施した厚さ125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物D、E
をそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式アプリ
ケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コーティ
ング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透明受容
層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の評価結
果を表2に示した。
レンテレフタレートフィルム(ダイアホイル株式会社製
AS−125)の処理面に、表1に示した組成物D、E
をそれぞれ表2に示した通り使用し、ベーカー式アプリ
ケーターを用いて塗布し、乾燥して透明易滑性コーティ
ング層を形成した。次に、基材の非処理表面に透明受容
層を形成し被記録体を得た。得られた被記録体の評価結
果を表2に示した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 壽福 和彦 広島県大竹市御幸町20番1号三菱レイヨン 株式会社中央研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 透明性基材と、該基材の片面に設けた熱
転写シートから加熱によって移行してくる染料を受容す
る透明受容層と、該基材の他面に設けた透明易滑性コー
ティング層とからなり、ヘーズ値が7%以下、透明受容
面と裏面との間の摩擦係数が1以下、易滑性コーティン
グ面の表面抵抗が1×1015Ω以下であることを特徴と
する感熱転写記録方式の透過型被記録体。 - 【請求項2】 透明易滑性コーティング層が、フッソ系
樹脂、セルロース系樹脂の1種以上を含むことを特徴と
する請求項1記載の感熱転写記録方式の透過型被記録
体。 - 【請求項3】 透明易滑性コーティング層が、帯電防止
剤を含むことを特徴とする請求項1記載の感熱転写記録
方式の透過型被記録体。 - 【請求項4】 透明性基材の少なくとも一方の表面に帯
電防止処理を行い、帯電防止処理を施した片面に透明易
滑性コーティング層を形成し、他面に熱転写シートから
加熱によって移行してくる染料を受容する透明受容層を
形成し、ヘーズ値が7%以下、透明受容面と裏面との間
の摩擦係数が1以下、易滑性コーティング面の表面抵抗
が1×1015Ω以下である感熱転写記録方式の透過型被
記録体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175502A JPH06340185A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 感熱転写記録方式の透過型被記録体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175502A JPH06340185A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 感熱転写記録方式の透過型被記録体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06340185A true JPH06340185A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15997167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3175502A Pending JPH06340185A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 感熱転写記録方式の透過型被記録体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06340185A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015190447A1 (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-17 | 株式会社巴川製紙所 | 熱転写受像シート |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3175502A patent/JPH06340185A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015190447A1 (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-17 | 株式会社巴川製紙所 | 熱転写受像シート |
| JPWO2015190447A1 (ja) * | 2014-06-09 | 2017-04-20 | 株式会社巴川製紙所 | 熱転写受像シート |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0869155B1 (en) | Activation energy beam curable coating composition | |
| KR960004683B1 (ko) | 승화성 분산염료로 염색가능한 조성물 | |
| JP4363077B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化性組成物及びハードコートフィルム | |
| JPH05209149A (ja) | 塗布用組成物 | |
| JP3449485B2 (ja) | 積層フィルム | |
| JP2000290535A (ja) | 活性エネルギー線硬化性被覆組成物 | |
| JP4272867B2 (ja) | 反射防止膜、反射防止フィルム、画像表示装置、および反射防止膜の製造方法 | |
| JPH03256741A (ja) | 複合フィルム | |
| US5096877A (en) | Recording medium for sublimation type heat-sensitive transfer recording process | |
| JPH06340185A (ja) | 感熱転写記録方式の透過型被記録体およびその製造方法 | |
| JP2625418B2 (ja) | 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 | |
| JPH06227169A (ja) | 感熱転写記録方式の透過型被記録体 | |
| JP2024008860A (ja) | 積層フィルムおよびその製造方法 | |
| JPH06227167A (ja) | 感熱転写記録方式の透過型被記録体 | |
| JP2001129940A (ja) | フッ素樹脂コートポリエステルフィルム | |
| JPH06227168A (ja) | 感熱転写記録方式の透過型被記録体 | |
| JP6808478B2 (ja) | 画像形成装置用転写ベルトおよび画像形成装置用転写ベルトの製造方法 | |
| JPH0741695A (ja) | 耐摩耗性被覆組成物 | |
| JP2641196B2 (ja) | 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 | |
| JP3024999B2 (ja) | 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 | |
| JP2641197B2 (ja) | 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 | |
| JPH06166272A (ja) | 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 | |
| JPH0723020B2 (ja) | 光透過性を有する記録用シ−ト | |
| JP4601795B2 (ja) | 光拡散性シートの塵埃除去方法 | |
| JP3181631B2 (ja) | 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 |