JPH0634021B2 - 平行2回線地絡故障点標定方式 - Google Patents
平行2回線地絡故障点標定方式Info
- Publication number
- JPH0634021B2 JPH0634021B2 JP59016360A JP1636084A JPH0634021B2 JP H0634021 B2 JPH0634021 B2 JP H0634021B2 JP 59016360 A JP59016360 A JP 59016360A JP 1636084 A JP1636084 A JP 1636084A JP H0634021 B2 JPH0634021 B2 JP H0634021B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- zero
- fault
- parallel
- circuit
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Locating Faults (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は高抵抗接地系における平行2回線地絡故障点
標定方式に関する。
標定方式に関する。
平行2回線送電線の地絡故障に対する故障点の標定には
一般的に零相電流分流比による故障点標定方式が考えら
れている。この零相電流分流比による方式の原理につい
て第1図乃至第2図に基づきまず説明する。第1図は平
行2回線の系統図(単相表現)を示す、A,A′は自端
側(標定装置設置点側)、相手端側の各母線、1L,2
Lは母線A,A′間に設けられた平行する各回線であ
る。図では回線2Lの個所Fで1線地絡故障が発生した
ものとしている。そして上記故障に対する対称座標法か
ら得られる零相等価回路は第2図のように表わされる。
ここでxは回線の全長を1としたときの自端から故障点
Fまでの距離(割合)、Z0は各回線の零相インピーダ
ンス、 は各回線の零相電流、 は故障点零相電流であり、これらは下記の関係式で表現
できる。
一般的に零相電流分流比による故障点標定方式が考えら
れている。この零相電流分流比による方式の原理につい
て第1図乃至第2図に基づきまず説明する。第1図は平
行2回線の系統図(単相表現)を示す、A,A′は自端
側(標定装置設置点側)、相手端側の各母線、1L,2
Lは母線A,A′間に設けられた平行する各回線であ
る。図では回線2Lの個所Fで1線地絡故障が発生した
ものとしている。そして上記故障に対する対称座標法か
ら得られる零相等価回路は第2図のように表わされる。
ここでxは回線の全長を1としたときの自端から故障点
Fまでの距離(割合)、Z0は各回線の零相インピーダ
ンス、 は各回線の零相電流、 は故障点零相電流であり、これらは下記の関係式で表現
できる。
(1),(2)式より が得られ、前記(3),(4)式はそれぞれ回線2L,1Lの
自端側から故障点までの距離を与える。
自端側から故障点までの距離を与える。
而して、送電線路つまり回線には回線自体のインピーダ
ンスの外に回線と対地間あるいは回線間での電磁的静電
的な結合に基づくインピーダンス等が存在し、特に長距
離送電線になるとこれらの影響が顕著に現われて前記
(3),(4)式を用いると標定に誤差が生ずることになる。
従つて長距離送電線において故障点を標定するのに従来
の原理をそのまま適用することはできない。
ンスの外に回線と対地間あるいは回線間での電磁的静電
的な結合に基づくインピーダンス等が存在し、特に長距
離送電線になるとこれらの影響が顕著に現われて前記
(3),(4)式を用いると標定に誤差が生ずることになる。
従つて長距離送電線において故障点を標定するのに従来
の原理をそのまま適用することはできない。
この発明は送電線路の電磁的静電的結合に基づく影響を
受けず、その故障点までの距離を高精度に標定すること
を目的とする。
受けず、その故障点までの距離を高精度に標定すること
を目的とする。
この発明の零相電流分流比による方式の原理について説
明する。
明する。
長距離送電線をモデル化する場合は一般に分布定数回路
として扱われるので、この分布定数回路の扱いについて
まず説明し、次に標定方式について詳述する。
として扱われるので、この分布定数回路の扱いについて
まず説明し、次に標定方式について詳述する。
送電線の回線単位長当りの零相回路定数を とすると、単位長当りのπ型等価回路は第3図のように
現わされる。第3図をマトリクスを用いて表わすと、 の関係が成立する。前記4×4のインピーダンスマトリ
クスを とすると、 となる。
現わされる。第3図をマトリクスを用いて表わすと、 の関係が成立する。前記4×4のインピーダンスマトリ
クスを とすると、 となる。
ここで、 となり、近似的に は となる。
また、2倍単位長のインピーダンスマトリクス は前記(5)式より となる。一般にl倍単位長のインピーダンスマトリクス は となる。
次に第1図の平行2回線送電線の回線2L側で1線地絡
故障が発生したときの零相等価回路を第4図に示す。但
しlは回線の全長をLとしたときの自端から故障点まで
の距離である。これをマトリクスを用いて表わすと、 いま、 の条件で前記(8),(9)式より 前記(10),(11)式より 従つて となる。前記(12)式より の標定式が得られる。故にこのlの値は回線2Lにおけ
る地絡故障点までの距離にほかならない。
故障が発生したときの零相等価回路を第4図に示す。但
しlは回線の全長をLとしたときの自端から故障点まで
の距離である。これをマトリクスを用いて表わすと、 いま、 の条件で前記(8),(9)式より 前記(10),(11)式より 従つて となる。前記(12)式より の標定式が得られる。故にこのlの値は回線2Lにおけ
る地絡故障点までの距離にほかならない。
なお、回転1Lにおける標定式は前記(13)式の分子中の
零相電流 に変更すればよいことは容易に理解されよう。
零相電流 に変更すればよいことは容易に理解されよう。
このように本方式は零相電流に含まれる対地充電々流を
補正し、真の故障電流の成分のみを用いて算出している
ため地絡故障点をより高精度に標定できるものである。
補正し、真の故障電流の成分のみを用いて算出している
ため地絡故障点をより高精度に標定できるものである。
以下この発明の方式を用いた具体的実施例を第5図に示
す。回線1L,2Lの自端側に設けた変流器1CT,2
CTにより回線単位の零相電流 を得る。1AXCT,2AXCTは前記零相電流 を適当な値の量に変換する補助変流器、PTは計器用変
圧器で零相電圧 を得る。AXPTは補助変圧器である。1は零相電圧 を入力とし、この と前記(13)式の分子、分母に含まれる を乗じた出力を出す乗算回路、2,3はそれぞれ零相電
流 を1つの入力とし、前記乗算回路1の出力を他の1つの
入力とする減算回路である。従つて減算回路2,3は前
記(13)式に示す分母の左辺、右辺をそれぞれ演算して出
力を出す。4は減算回路2の出力Aに2を乗じた力を出
す乗算回路、5は前記出力Aと減算回路3の出力Bを加
える加算回路つまり前記(13)式の分母を演算するもので
ある。6は乗算、加算回路4,5と出力C,Dを入力と
し、CをDで除する除算回路である。つまり前記(13)式
のl/Lに相当する値を演算するものである。
す。回線1L,2Lの自端側に設けた変流器1CT,2
CTにより回線単位の零相電流 を得る。1AXCT,2AXCTは前記零相電流 を適当な値の量に変換する補助変流器、PTは計器用変
圧器で零相電圧 を得る。AXPTは補助変圧器である。1は零相電圧 を入力とし、この と前記(13)式の分子、分母に含まれる を乗じた出力を出す乗算回路、2,3はそれぞれ零相電
流 を1つの入力とし、前記乗算回路1の出力を他の1つの
入力とする減算回路である。従つて減算回路2,3は前
記(13)式に示す分母の左辺、右辺をそれぞれ演算して出
力を出す。4は減算回路2の出力Aに2を乗じた力を出
す乗算回路、5は前記出力Aと減算回路3の出力Bを加
える加算回路つまり前記(13)式の分母を演算するもので
ある。6は乗算、加算回路4,5と出力C,Dを入力と
し、CをDで除する除算回路である。つまり前記(13)式
のl/Lに相当する値を演算するものである。
而して、回線2Lで地絡故障が発生したとすると、零相
電流 が故障点に向けて流れるとともに零相電圧 の発生を見ることになる。ここで回線の全長L、対地ア
ドミタンス および相互アドミタンス は既知であるから、故障回線2Lの標定を先の(13)式に
したがつて演算する。この演算出力は故障点までの距離
(割合)の標定値にほかならない。なお、回線1Lで地
絡故障が発生した場合、乗算回路4には出力Aに代えて
出力Bが入力され、従つて乗算回路4は入力Bに2を乗
じた出力を出す。
電流 が故障点に向けて流れるとともに零相電圧 の発生を見ることになる。ここで回線の全長L、対地ア
ドミタンス および相互アドミタンス は既知であるから、故障回線2Lの標定を先の(13)式に
したがつて演算する。この演算出力は故障点までの距離
(割合)の標定値にほかならない。なお、回線1Lで地
絡故障が発生した場合、乗算回路4には出力Aに代えて
出力Bが入力され、従つて乗算回路4は入力Bに2を乗
じた出力を出す。
以上詳述したようにこの発明を零相電流分流比による方
式によれば平行2回線送電線において、零相電流に含ま
れる対地充電電流を補正し、真の故障電流成分のみを用
いたため、送電線相互の干渉、静電容量等の影響を受け
ず、その故障点までの距離測定が可能となり特に長距離
送電線に本方式を適用してその精度が顕著である。
式によれば平行2回線送電線において、零相電流に含ま
れる対地充電電流を補正し、真の故障電流成分のみを用
いたため、送電線相互の干渉、静電容量等の影響を受け
ず、その故障点までの距離測定が可能となり特に長距離
送電線に本方式を適用してその精度が顕著である。
第1図は平行2回線送電線の単線系統図、第2図は故障
時の状態を等価回路で示す単線系統図、第3図は本発明
方式を説明するための等価回路の単線系統図、第4図は
回線2L側で1線地絡故障が発生した場合の零相等価回
路の単線系統図、第5図はこの発明の方式の実施例を示
すブロック線図である。 1L,2L……回線、1……乗算回路 2,3……減算回路、4……乗算回路 5……加算回路、6……除算回路
時の状態を等価回路で示す単線系統図、第3図は本発明
方式を説明するための等価回路の単線系統図、第4図は
回線2L側で1線地絡故障が発生した場合の零相等価回
路の単線系統図、第5図はこの発明の方式の実施例を示
すブロック線図である。 1L,2L……回線、1……乗算回路 2,3……減算回路、4……乗算回路 5……加算回路、6……除算回路
Claims (1)
- 【請求項1】高抵抗接地系平行2回線送電線の回線単位
の零相電流と回線共通の零相電圧を入力とし、前記回線
中回線1Lの標定を に、回線2Lの標定を 但し、 にしたがつて演算し、この演算出力をそれぞれ自端側か
ら故障点までの距離lに標定してなる平行2回線地絡故
障点標定方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59016360A JPH0634021B2 (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 平行2回線地絡故障点標定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59016360A JPH0634021B2 (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 平行2回線地絡故障点標定方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60161570A JPS60161570A (ja) | 1985-08-23 |
| JPH0634021B2 true JPH0634021B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=11914169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59016360A Expired - Lifetime JPH0634021B2 (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 平行2回線地絡故障点標定方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634021B2 (ja) |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP59016360A patent/JPH0634021B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60161570A (ja) | 1985-08-23 |
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