JPH0634023B2 - 平行2回線地絡故障点標定方式 - Google Patents
平行2回線地絡故障点標定方式Info
- Publication number
- JPH0634023B2 JPH0634023B2 JP23176884A JP23176884A JPH0634023B2 JP H0634023 B2 JPH0634023 B2 JP H0634023B2 JP 23176884 A JP23176884 A JP 23176884A JP 23176884 A JP23176884 A JP 23176884A JP H0634023 B2 JPH0634023 B2 JP H0634023B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は高抵抗接地系における平行2回線地絡故障点
標定方式に関する。
標定方式に関する。
(従来の技術) 平行2回線送電線の地絡故障に対する故障点の標定には
一般的に零相電流分流比による故障点標定方式が考えら
れている。この故障点標定方式による原理について第2
図乃至第3図に基づきまず説明する。
一般的に零相電流分流比による故障点標定方式が考えら
れている。この故障点標定方式による原理について第2
図乃至第3図に基づきまず説明する。
第2図は平行2回線の系統図(単相表現)を示し、A,
Bは自端側(標定装置設置点側)、相手端側の各母線、
1L,2Lは母線A,B間に設けられた平行する各回線
である。いま図は回線1Lの個所Fで1線地絡故障が発
生したものとしている。そして上記故障に対する対称座
標法から得られる零相等価回路は第3図のように表わさ
れる。ここでxは回線の全長を1としたときの自端から
故障点Fまでの距離(割合)、0は各回線の零相イン
ピーダンス、01,02は各回線の零相電流、0fは故
障点零相電流であり、これらは下記の関係式で表現でき
る。0 f=01+02 (1) x0 01=(1+1−x)0 02 (2) (1),(2)式より (3)式より が得られ、前(4),(5)式はそれぞれ回線1L,2Lの自
端側から故障点までの距離を与える。
Bは自端側(標定装置設置点側)、相手端側の各母線、
1L,2Lは母線A,B間に設けられた平行する各回線
である。いま図は回線1Lの個所Fで1線地絡故障が発
生したものとしている。そして上記故障に対する対称座
標法から得られる零相等価回路は第3図のように表わさ
れる。ここでxは回線の全長を1としたときの自端から
故障点Fまでの距離(割合)、0は各回線の零相イン
ピーダンス、01,02は各回線の零相電流、0fは故
障点零相電流であり、これらは下記の関係式で表現でき
る。0 f=01+02 (1) x0 01=(1+1−x)0 02 (2) (1),(2)式より (3)式より が得られ、前(4),(5)式はそれぞれ回線1L,2Lの自
端側から故障点までの距離を与える。
ところで、第4図のように平行2回線の各回線より分岐
線1L′,2L′を設ける系統において、DB間で1線
地絡故障が発生した場合の零相等価回路を第5図で示
す。
線1L′,2L′を設ける系統において、DB間で1線
地絡故障が発生した場合の零相等価回路を第5図で示
す。
ここで、AF間、DF間の距離(割合)をそれぞれx1,x
2とすれば、 f=0−02 0a−(2−x2)0b03 (6)f =0−01 0a−x2 0b(01+02−03)(7) f=0−02 0a−2(02−03)0c −x2 02(01+02−03) (8) 但し 0≦x1≦1 0≦x2≦1 f:地絡点の対地電圧0 :自端零相電圧0 a:AD間の線路インピーダンス0 b:DB間の線路インピーダンス0 c:DC間の線路インピーダンス が成立する。前(6),(7),(8)式をx2について解くと、 となる。x1,x2の関係は x1(0a+0b)=0a+x2 0b となるからx1は で表わされる。ここで(9)式と前(4)式を比較すると共通
する部分は のみであり、従つて前(4)式は(9)式に比べて誤差が生じ
ることになる。これは前(4),(5)式による場合が地絡故
障点Fへの電流経路としてA→1L→Fと、A→2L→
B→1L→Fの2経路であるのに対し、分岐を有する系
統では、この2経路のほかにA→2L→D→C→D→1
L→Fの電流経路が加わるためである。
2とすれば、 f=0−02 0a−(2−x2)0b03 (6)f =0−01 0a−x2 0b(01+02−03)(7) f=0−02 0a−2(02−03)0c −x2 02(01+02−03) (8) 但し 0≦x1≦1 0≦x2≦1 f:地絡点の対地電圧0 :自端零相電圧0 a:AD間の線路インピーダンス0 b:DB間の線路インピーダンス0 c:DC間の線路インピーダンス が成立する。前(6),(7),(8)式をx2について解くと、 となる。x1,x2の関係は x1(0a+0b)=0a+x2 0b となるからx1は で表わされる。ここで(9)式と前(4)式を比較すると共通
する部分は のみであり、従つて前(4)式は(9)式に比べて誤差が生じ
ることになる。これは前(4),(5)式による場合が地絡故
障点Fへの電流経路としてA→1L→Fと、A→2L→
B→1L→Fの2経路であるのに対し、分岐を有する系
統では、この2経路のほかにA→2L→D→C→D→1
L→Fの電流経路が加わるためである。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は前述のように平行2回線の各回線に分岐線を
もつ系統では従来の零相電流分流比による方式をそのま
ま適用すると誤まつた標定をしてしまうことに着目し、
この誤差を除去して故障点までの距離を高精度で標定す
ることを目的とする。
もつ系統では従来の零相電流分流比による方式をそのま
ま適用すると誤まつた標定をしてしまうことに着目し、
この誤差を除去して故障点までの距離を高精度で標定す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明による方式は地絡故障点がAD間に存在する場
合と、DB間に存在する場合の2つに分け、それぞれの
区間を1としたときのその故障点までの距離x(但し0
≦x≦1)を次式によつて求めることを特徴とする。即
ち (但し故障点がAD間に存在する場合) (但し故障点がDB間に存在する場合) なお、前(10),(11)式で、故障区間が何れに存在するか
は(10),(11)式で求まる答をそれぞれXAD,XDBとすれ
ばAD間のとき0≦XAD≦1,XDB≦0,DB間のとき
1≦XAD,0≦XDB≦1となるので、XAD,XDBを比較
することにより判別できる。
合と、DB間に存在する場合の2つに分け、それぞれの
区間を1としたときのその故障点までの距離x(但し0
≦x≦1)を次式によつて求めることを特徴とする。即
ち (但し故障点がAD間に存在する場合) (但し故障点がDB間に存在する場合) なお、前(10),(11)式で、故障区間が何れに存在するか
は(10),(11)式で求まる答をそれぞれXAD,XDBとすれ
ばAD間のとき0≦XAD≦1,XDB≦0,DB間のとき
1≦XAD,0≦XDB≦1となるので、XAD,XDBを比較
することにより判別できる。
また、故障点が回線1Lか2Lかは、1Lの場合は上記
によつて、2Lの場合は1≦XAD,1≦DBとなるので1
Lの故障でないことが判断できるし、この場合式中の
01と02を入替えて判別できるものである。
によつて、2Lの場合は1≦XAD,1≦DBとなるので1
Lの故障でないことが判断できるし、この場合式中の
01と02を入替えて判別できるものである。
(実施例) 以下この発明の方式を用いた具体的実施例を第1図に示
す。
す。
1L′,2L′は分岐線である。
回線1L,2Lの自端側に設けた変流器1CT,2CTによ
り回線単位の零相電流01,02を得る。1AX,2AXは
前期零相電流01,02を適当な値の電圧に変換する補
助変流器、AFは系統から得られる零相電流情報に含ま
れる高調波成分をカツトし、折返し誤差を除去するため
に設けられるアナログフイルタである。S/Hはサンプル
ホールド回路であり、前記零相電流情報を制御回路CON
から指令に基き例えば1サイクル中12回(30゜間
隔)の同時刻サンプリングを行いそのサンプル値を保持
する。MPXは前記サンプル値を順次切替えて出力するマ
ルチプレクサ、A/Dは前記アナログのサンプル値をデジ
タル量に変換するAD変換器である。CPUは前記デジタ
ル情報を記憶すると同時に所定の演算を行うマイクロプ
ロセツサ等の演算装置、OUTは出力回路である。なお、M
PX,A/D,CPUはS/H同様制御回路CONからの指令に基き所
定の動作を行う。
り回線単位の零相電流01,02を得る。1AX,2AXは
前期零相電流01,02を適当な値の電圧に変換する補
助変流器、AFは系統から得られる零相電流情報に含ま
れる高調波成分をカツトし、折返し誤差を除去するため
に設けられるアナログフイルタである。S/Hはサンプル
ホールド回路であり、前記零相電流情報を制御回路CON
から指令に基き例えば1サイクル中12回(30゜間
隔)の同時刻サンプリングを行いそのサンプル値を保持
する。MPXは前記サンプル値を順次切替えて出力するマ
ルチプレクサ、A/Dは前記アナログのサンプル値をデジ
タル量に変換するAD変換器である。CPUは前記デジタ
ル情報を記憶すると同時に所定の演算を行うマイクロプ
ロセツサ等の演算装置、OUTは出力回路である。なお、M
PX,A/D,CPUはS/H同様制御回路CONからの指令に基き所
定の動作を行う。
而して、任意の回線で地絡故障が発生したとすると各回
線に零相電流01,02が流れるのでこれらがサンプリ
ングデータとしてCPUに記憶される。そしてCPUでサンプ
リングデータより基本波成分が抽出される。ここで回線
流(AB間)及び各回線と分岐線の線路インピーダンス
は既知であるから先の(10),(11)式にしたがつて演算す
る。この演算出力は故障点までの距離xにほかならな
い。
線に零相電流01,02が流れるのでこれらがサンプリ
ングデータとしてCPUに記憶される。そしてCPUでサンプ
リングデータより基本波成分が抽出される。ここで回線
流(AB間)及び各回線と分岐線の線路インピーダンス
は既知であるから先の(10),(11)式にしたがつて演算す
る。この演算出力は故障点までの距離xにほかならな
い。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば高抵抗接地系平行2回線
送電線において自端と相手端間に分岐線をもつ系統に適
用できるほか、原理的に誤差がなく高精度の故障点標定
が実現できる効果を奏する。
送電線において自端と相手端間に分岐線をもつ系統に適
用できるほか、原理的に誤差がなく高精度の故障点標定
が実現できる効果を奏する。
第1図は本発明の実施例を示すブロック線図、第2図は
平行2回線送電線の単線系統図、第3図は故障時の零相
等価回路図、第4図は本発明方式を説明するための分岐
線を有する平行2回線の単線系統図、第5図は故障時の
零相等価回路図である。 1L,2L……各回線 1L′,2L′……各分岐線 AF……アナログフイルタ S/H……サンプルホールド回路 MPX……マルチプレクサ CON……制御回路 A/D……アナログデジタル変換器 CPU……演算装置
平行2回線送電線の単線系統図、第3図は故障時の零相
等価回路図、第4図は本発明方式を説明するための分岐
線を有する平行2回線の単線系統図、第5図は故障時の
零相等価回路図である。 1L,2L……各回線 1L′,2L′……各分岐線 AF……アナログフイルタ S/H……サンプルホールド回路 MPX……マルチプレクサ CON……制御回路 A/D……アナログデジタル変換器 CPU……演算装置
Claims (1)
- 【請求項1】高抵抗接地系平行2回線送電線であつて各
回線より分岐する分岐線を有する系統において、1線地
絡時に流れる各回線の零相電流を入力とし、自母線端と
分岐線間の標定を に、及び分岐線と相手母線端間の標定を 但し 0≦x≦10 a,0b,0c:線路インピーダンス にしたがつて演算し、この演算出力を自母線端から故障
点までの距離に標定してなる平行2回線地絡故障点標定
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23176884A JPH0634023B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 平行2回線地絡故障点標定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23176884A JPH0634023B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 平行2回線地絡故障点標定方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61110067A JPS61110067A (ja) | 1986-05-28 |
| JPH0634023B2 true JPH0634023B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=16928721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23176884A Expired - Lifetime JPH0634023B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 平行2回線地絡故障点標定方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634023B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63200077A (ja) * | 1987-02-16 | 1988-08-18 | Fuji Electric Co Ltd | 故障点標定方式 |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP23176884A patent/JPH0634023B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61110067A (ja) | 1986-05-28 |
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