JPH06341065A - ガラス繊維織物のほつれ防止固着剤及びそれを用いたガラス繊維織物 - Google Patents
ガラス繊維織物のほつれ防止固着剤及びそれを用いたガラス繊維織物Info
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- JPH06341065A JPH06341065A JP5146782A JP14678293A JPH06341065A JP H06341065 A JPH06341065 A JP H06341065A JP 5146782 A JP5146782 A JP 5146782A JP 14678293 A JP14678293 A JP 14678293A JP H06341065 A JPH06341065 A JP H06341065A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラスクロスの切断端部をほつれ防止する際
のほつれ防止効果に優れ、塗布部分の厚さも変わらず、
水系で使用でき、かつ、硬化速度の速いほつれ防止固着
剤の提供を目的とする。 【構成】 エポキシ当量が150〜1000、分子量が
500〜2000のエポキシ樹脂と水酸基含有アミンと
の反応生成物と、水系イソシアネートタイプ硬化剤、及
び、反応促進触媒からなるガラスクロスのほつれ防止固
着剤、及びその固着剤が両耳部の一定巾に塗布されたガ
ラスクロス。
のほつれ防止効果に優れ、塗布部分の厚さも変わらず、
水系で使用でき、かつ、硬化速度の速いほつれ防止固着
剤の提供を目的とする。 【構成】 エポキシ当量が150〜1000、分子量が
500〜2000のエポキシ樹脂と水酸基含有アミンと
の反応生成物と、水系イソシアネートタイプ硬化剤、及
び、反応促進触媒からなるガラスクロスのほつれ防止固
着剤、及びその固着剤が両耳部の一定巾に塗布されたガ
ラスクロス。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス繊維織物の耳ほつ
れ防止に関し、特に銅張積層板用に使用されるエアジェ
ット織機等で製織されたガラス繊維織物の耳ほつれ防止
固着剤に関する。
れ防止に関し、特に銅張積層板用に使用されるエアジェ
ット織機等で製織されたガラス繊維織物の耳ほつれ防止
固着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス繊維織物は以前はシャットル織機
で織られるのがほとんどであったが、最近はエアジェッ
ト織機等の無抒織機で織られたものの割合が増大してい
る。特にガラス繊維織物を大量に消費する銅張積層板の
分野に於いては、エアジェット織機で織られたガラス繊
維織物がその大半を占めている。しかしエアジェット織
機の場合緯糸が一回の緯入れごとに切断されるため、織
物の両耳部に緯糸の切断端部がふさ状に存在することに
なる。周知のように銅張積層板に使用されるガラス繊維
織物はエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂ワニスに含浸した
後乾燥しプリプレグとされる。このプリプレグを複数枚
積層し、銅箔を重ね、加熱加圧することにより、銅張積
層板が得られる。
で織られるのがほとんどであったが、最近はエアジェッ
ト織機等の無抒織機で織られたものの割合が増大してい
る。特にガラス繊維織物を大量に消費する銅張積層板の
分野に於いては、エアジェット織機で織られたガラス繊
維織物がその大半を占めている。しかしエアジェット織
機の場合緯糸が一回の緯入れごとに切断されるため、織
物の両耳部に緯糸の切断端部がふさ状に存在することに
なる。周知のように銅張積層板に使用されるガラス繊維
織物はエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂ワニスに含浸した
後乾燥しプリプレグとされる。このプリプレグを複数枚
積層し、銅箔を重ね、加熱加圧することにより、銅張積
層板が得られる。
【0003】エアージェット織機等の無抒織機で織られ
たふさ耳を有するガラス繊維織物でプリプレグを製造す
るときは、次のような問題が起る。
たふさ耳を有するガラス繊維織物でプリプレグを製造す
るときは、次のような問題が起る。
【0004】第1の問題点としてあげられることは、ガ
ラス繊維織物がそのふさ耳の部分に於て過剰の樹脂を含
み、耳部の厚さが他の部分にくらべて厚くなる傾向にあ
ることである。この様に耳部の厚さが大きいプリプレグ
は、所要の長さに切断して積み重ねると、積み重ねたプ
リプレグの層の高さは、その耳部の存在する所が高くな
って全体として均一な高さとならない。このような幅全
体にわたり厚さが均一でないプリプレグは、それを用い
て製品を作る場合種々の不都合をもたらす。例えば、プ
リプレグを用いて銅張積層板を得る場合にプリプレグ幅
全体のプレスが出来ない欠点がある。
ラス繊維織物がそのふさ耳の部分に於て過剰の樹脂を含
み、耳部の厚さが他の部分にくらべて厚くなる傾向にあ
ることである。この様に耳部の厚さが大きいプリプレグ
は、所要の長さに切断して積み重ねると、積み重ねたプ
リプレグの層の高さは、その耳部の存在する所が高くな
って全体として均一な高さとならない。このような幅全
体にわたり厚さが均一でないプリプレグは、それを用い
て製品を作る場合種々の不都合をもたらす。例えば、プ
リプレグを用いて銅張積層板を得る場合にプリプレグ幅
全体のプレスが出来ない欠点がある。
【0005】第2の問題点としてあげられることは、プ
リプレグの幅の両端の形状をその長さ方向に見ると、ふ
さ耳に起因して直線状でなく凸凹となっていることであ
る。これら両端が凸凹の形状をしたプリプレグを、一定
の長さに切断して積み重ねる時、その端が揃いにくい欠
点があり、さらに端を揃える時、凸凹の1部が切損飛散
してプリプレグ中に混入して不良品の原因となる。
リプレグの幅の両端の形状をその長さ方向に見ると、ふ
さ耳に起因して直線状でなく凸凹となっていることであ
る。これら両端が凸凹の形状をしたプリプレグを、一定
の長さに切断して積み重ねる時、その端が揃いにくい欠
点があり、さらに端を揃える時、凸凹の1部が切損飛散
してプリプレグ中に混入して不良品の原因となる。
【0006】第3の問題点としてあげられることは、ふ
さ耳の部分のガラス繊維がプリプレグ製造中に切損し、
ワニス中に混入し、プリプレグ表面上に固着して不良品
の原因となることである。以上ふさ耳を有するガラス繊
維織物からプリプレグを製造した場合の問題点を述べた
が、シャットル織機により製織されたガラス繊維織物の
耳についても第1の問題点は同様におこり得る。
さ耳の部分のガラス繊維がプリプレグ製造中に切損し、
ワニス中に混入し、プリプレグ表面上に固着して不良品
の原因となることである。以上ふさ耳を有するガラス繊
維織物からプリプレグを製造した場合の問題点を述べた
が、シャットル織機により製織されたガラス繊維織物の
耳についても第1の問題点は同様におこり得る。
【0007】第1及び第2の問題点を回避するためにプ
リプレグ製造後、耳部をカットして除去する方法もとり
得るが、この場合第3の問題点は回避し得ないし、又ガ
ラス繊維織物とワニスの歩留りが低下し、コスト的に好
ましくない。
リプレグ製造後、耳部をカットして除去する方法もとり
得るが、この場合第3の問題点は回避し得ないし、又ガ
ラス繊維織物とワニスの歩留りが低下し、コスト的に好
ましくない。
【0008】更に、ガラス繊維織物をプリプレグとする
前に耳の部分を除去することも考えられ、幾つかの提案
が成されている。例えば、レーザー光線を使ってふさ耳
部を熔断し、それと同時に切断端部を熔着する方法、ま
たガラス繊維織物の経糸耳部に熱可塑性樹脂の糸を織り
込み、製織後熱可塑性樹脂の糸の部分を熱融着する方法
等がある。しかしレーザー光線による方法は、熔断の速
度を上げることができず、又熔断時に発生する小さなボ
ールがプリプレグ工程中にワニス中に落下する等の問題
があり実用化されていない。熱可塑性樹脂の糸を経糸耳
部に織り込む方法は、ガラス繊維織物の製造工程として
通常の工程である加熱脱油を行うことができないため、
特殊な織物にしか適用できないといった問題がある。
前に耳の部分を除去することも考えられ、幾つかの提案
が成されている。例えば、レーザー光線を使ってふさ耳
部を熔断し、それと同時に切断端部を熔着する方法、ま
たガラス繊維織物の経糸耳部に熱可塑性樹脂の糸を織り
込み、製織後熱可塑性樹脂の糸の部分を熱融着する方法
等がある。しかしレーザー光線による方法は、熔断の速
度を上げることができず、又熔断時に発生する小さなボ
ールがプリプレグ工程中にワニス中に落下する等の問題
があり実用化されていない。熱可塑性樹脂の糸を経糸耳
部に織り込む方法は、ガラス繊維織物の製造工程として
通常の工程である加熱脱油を行うことができないため、
特殊な織物にしか適用できないといった問題がある。
【0009】又、ホットメルトタイプの接着剤をガラス
繊維織物の耳の内側の部分に塗布することにより、上記
問題の解決を計ろうとする提案が成されている。しか
し、ホットメルトタイプの場合は、プリプレグ工程にお
いて、溶剤を含んだ状態で150℃前後の温度で加熱さ
れるため、条件によっては端部の経糸がほつれてプリプ
レグ装置のローラに絡まる等のトラブルが発生すること
があった。又、塗布された端部が若干厚くなるため、プ
リプレグ製造後に一定寸法にカットし、積み重ねると、
中央部より両端部が高くなり、積層工程の自動化の障害
になるといった問題もあった。本願発明者は、これらの
問題を解決するためにエポキシ−アミン反応体とイソシ
アネートからなるガラス繊維織物固着剤を出願した。
(特願平4−156430) しかし、この織物固着剤
は、メチルセロソルブ等の有機溶剤に可溶性であるた
め、火災等の安全面や溶剤蒸気による作業環境、又、廃
液処理等の問題がある。
繊維織物の耳の内側の部分に塗布することにより、上記
問題の解決を計ろうとする提案が成されている。しか
し、ホットメルトタイプの場合は、プリプレグ工程にお
いて、溶剤を含んだ状態で150℃前後の温度で加熱さ
れるため、条件によっては端部の経糸がほつれてプリプ
レグ装置のローラに絡まる等のトラブルが発生すること
があった。又、塗布された端部が若干厚くなるため、プ
リプレグ製造後に一定寸法にカットし、積み重ねると、
中央部より両端部が高くなり、積層工程の自動化の障害
になるといった問題もあった。本願発明者は、これらの
問題を解決するためにエポキシ−アミン反応体とイソシ
アネートからなるガラス繊維織物固着剤を出願した。
(特願平4−156430) しかし、この織物固着剤
は、メチルセロソルブ等の有機溶剤に可溶性であるた
め、火災等の安全面や溶剤蒸気による作業環境、又、廃
液処理等の問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、ガラス繊維織物の切断端部に塗布した場合、ガラス
繊維同志の接着が強固で、一番端の経糸がほつれること
無く、又、熱硬化性樹脂ワニスに使用される溶剤等にも
膨潤したりしないガラス繊維織物用のほつれ防止固着剤
を提供することにある。又、本発明の第二の目的は、両
耳の切断端部にほつれ防止固着剤を塗布されたガラス繊
維織物を熱硬化性樹脂ワニスに含浸させプリプレグとし
た場合、幅全体にわたり厚さが均一で、幅の両端が一直
線状をなし、横方向に凸凹がなく、端部のガラス繊維が
切損し他部分に付着して品質を低下するようなことのな
いプリプレグを可能とするガラス繊維織物を提供するこ
とにある。更に、本発明の第三の目的は、樹脂の溶剤に
有機系のものを用いず、水系を使用することにある。
又、本発明の第4の目的は、これら樹脂の反応速度を速
めて、作業効率を高めることである。
は、ガラス繊維織物の切断端部に塗布した場合、ガラス
繊維同志の接着が強固で、一番端の経糸がほつれること
無く、又、熱硬化性樹脂ワニスに使用される溶剤等にも
膨潤したりしないガラス繊維織物用のほつれ防止固着剤
を提供することにある。又、本発明の第二の目的は、両
耳の切断端部にほつれ防止固着剤を塗布されたガラス繊
維織物を熱硬化性樹脂ワニスに含浸させプリプレグとし
た場合、幅全体にわたり厚さが均一で、幅の両端が一直
線状をなし、横方向に凸凹がなく、端部のガラス繊維が
切損し他部分に付着して品質を低下するようなことのな
いプリプレグを可能とするガラス繊維織物を提供するこ
とにある。更に、本発明の第三の目的は、樹脂の溶剤に
有機系のものを用いず、水系を使用することにある。
又、本発明の第4の目的は、これら樹脂の反応速度を速
めて、作業効率を高めることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めのガラス繊維織物のほつれ防止固着剤は、エポキシ当
量が150〜1000、分子量が500〜2000のエ
ポキシ樹脂と水酸基含有アミン化合物との反応生成物
と、水系イソシアネートタイプ硬化剤からなることを要
旨とする。又、第二の目的を達成するためのガラス繊維
織物は、このほつれ防止固着剤を両耳部にガラス繊維織
物の塗布部分の重量に対し、2〜10%塗布、硬化され
ていることを要旨とする。更に、第三の目的を達成する
ためのガラス繊維織物のほつれ防止固着剤は、エポキシ
樹脂に水酸基含有アミン化合物を反応させることにより
水溶化した樹脂と、水系イソシアネートタイプ硬化剤を
必須成分とすることを要旨とする。更に、第4の目的を
達成するガラス繊維織物のほつれ防止固着剤は、エポキ
シ樹脂に水酸基含有アミン化合物を反応させることによ
り水溶化した樹脂と水系イソシアネートタイプ硬化剤、
そして反応速度を速める触媒を加えて必須成分としたこ
とを要旨とする。
めのガラス繊維織物のほつれ防止固着剤は、エポキシ当
量が150〜1000、分子量が500〜2000のエ
ポキシ樹脂と水酸基含有アミン化合物との反応生成物
と、水系イソシアネートタイプ硬化剤からなることを要
旨とする。又、第二の目的を達成するためのガラス繊維
織物は、このほつれ防止固着剤を両耳部にガラス繊維織
物の塗布部分の重量に対し、2〜10%塗布、硬化され
ていることを要旨とする。更に、第三の目的を達成する
ためのガラス繊維織物のほつれ防止固着剤は、エポキシ
樹脂に水酸基含有アミン化合物を反応させることにより
水溶化した樹脂と、水系イソシアネートタイプ硬化剤を
必須成分とすることを要旨とする。更に、第4の目的を
達成するガラス繊維織物のほつれ防止固着剤は、エポキ
シ樹脂に水酸基含有アミン化合物を反応させることによ
り水溶化した樹脂と水系イソシアネートタイプ硬化剤、
そして反応速度を速める触媒を加えて必須成分としたこ
とを要旨とする。
【0012】本発明のほつれ防止固着剤において必須成
分である、エポキシ樹脂と水酸基含有アミン化合物との
反応生成物(以下エポキシ−アミン反応体)は、エポキ
シ当量が150〜1000、分子量が500〜2000
のエポキシ樹脂と水酸基含有アミン化合物とを反応させ
て得られたものである。このエポキシ−アミン反応体の
原料であるエポキシ樹脂は、ビスフェノールタイプでも
ノボラックタイプでもよいが、上記のごとくエポキシ当
量は150〜1000、分子量は500〜2000に限
定される。その理由は、エポキシ当量や分子量がこの範
囲より小さい場合は、十分なほつれ防止効果を得るだけ
のガラス繊維間の接着は得られず、一方この範囲より大
きい場合は、塗布部分が脆くなり、衝撃により割れた
り、折れたりするからである。
分である、エポキシ樹脂と水酸基含有アミン化合物との
反応生成物(以下エポキシ−アミン反応体)は、エポキ
シ当量が150〜1000、分子量が500〜2000
のエポキシ樹脂と水酸基含有アミン化合物とを反応させ
て得られたものである。このエポキシ−アミン反応体の
原料であるエポキシ樹脂は、ビスフェノールタイプでも
ノボラックタイプでもよいが、上記のごとくエポキシ当
量は150〜1000、分子量は500〜2000に限
定される。その理由は、エポキシ当量や分子量がこの範
囲より小さい場合は、十分なほつれ防止効果を得るだけ
のガラス繊維間の接着は得られず、一方この範囲より大
きい場合は、塗布部分が脆くなり、衝撃により割れた
り、折れたりするからである。
【0013】エポキシ樹脂との反応に使用される水酸基
含有アミン化合物としては、水酸基を含有する一級アミ
ンまたは二級アミンが好ましく、その具体例としては、
モノエタノールアミン、モノn−プロパノールアミン、
モノイソプロパノールアミン、モノブタノールアミン、
ジエタノールアミン、メチルアミノエタノール、エチル
アミンエタノール、ジプロパノールアミン等があげられ
る。エポキシ樹脂とジエタノールアミンとの反応は次の
ように行う。エポキシ樹脂が約50%濃度になるように
溶剤を加え、溶剤の沸点に達するまで加熱する。使用す
る溶剤は、エポキシ樹脂、及びジエタノールアミンが溶
解するものであれば良く、例えば、ジアセトンアルコー
ル、イソプロピルセロソルブ等がある。その後、ジエタ
ノールアミンを滴下し反応を行う。反応が終了した時点
で常温まで冷却し、本発明のほつれ防止固着剤の必須成
分であるエポキシ−アミン反応体を得る。これは末端基
が水酸基であるため水に可溶である。この反応は、エポ
キシ樹脂の両末端のエポキシ環を水酸基含有アミン化合
物とそれぞれ反応させるのが好ましく、これにより、両
末端に前記アミン化合物に由来する水酸基を有するエポ
キシ−アミン反応体が得られる。
含有アミン化合物としては、水酸基を含有する一級アミ
ンまたは二級アミンが好ましく、その具体例としては、
モノエタノールアミン、モノn−プロパノールアミン、
モノイソプロパノールアミン、モノブタノールアミン、
ジエタノールアミン、メチルアミノエタノール、エチル
アミンエタノール、ジプロパノールアミン等があげられ
る。エポキシ樹脂とジエタノールアミンとの反応は次の
ように行う。エポキシ樹脂が約50%濃度になるように
溶剤を加え、溶剤の沸点に達するまで加熱する。使用す
る溶剤は、エポキシ樹脂、及びジエタノールアミンが溶
解するものであれば良く、例えば、ジアセトンアルコー
ル、イソプロピルセロソルブ等がある。その後、ジエタ
ノールアミンを滴下し反応を行う。反応が終了した時点
で常温まで冷却し、本発明のほつれ防止固着剤の必須成
分であるエポキシ−アミン反応体を得る。これは末端基
が水酸基であるため水に可溶である。この反応は、エポ
キシ樹脂の両末端のエポキシ環を水酸基含有アミン化合
物とそれぞれ反応させるのが好ましく、これにより、両
末端に前記アミン化合物に由来する水酸基を有するエポ
キシ−アミン反応体が得られる。
【0014】本発明のほつれ防止固着剤においては、上
記エポキシ−アミン反応体の水酸基と反応させてウレタ
ン結合を形成し、エポキシ−アミン反応体を硬化させる
ための水系イソシアネートタイプ硬化剤を必須成分とし
て含有する。使用する水系イソシアネートタイプ硬化剤
は水酸基と反応してウレタン結合を形成するものであれ
ば、その種類は問わない。このような水系イソシアネー
トタイプ硬化剤は次の2種類がある。 1)強制乳化タイプ:疎水性ブロック剤でブロック化し
たイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを、
乳化剤で強制乳化したもの。 2)自己乳化タイプ:乳化剤は使用せず、親水性基を有
するブロック剤でブロック化したウレタンプレポリマー
を自己乳化したもの。 以上のような構造を持つため、溶剤として水を用いるこ
とができ、ブロックタイプであるために貯蔵安定性に優
れている。
記エポキシ−アミン反応体の水酸基と反応させてウレタ
ン結合を形成し、エポキシ−アミン反応体を硬化させる
ための水系イソシアネートタイプ硬化剤を必須成分とし
て含有する。使用する水系イソシアネートタイプ硬化剤
は水酸基と反応してウレタン結合を形成するものであれ
ば、その種類は問わない。このような水系イソシアネー
トタイプ硬化剤は次の2種類がある。 1)強制乳化タイプ:疎水性ブロック剤でブロック化し
たイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを、
乳化剤で強制乳化したもの。 2)自己乳化タイプ:乳化剤は使用せず、親水性基を有
するブロック剤でブロック化したウレタンプレポリマー
を自己乳化したもの。 以上のような構造を持つため、溶剤として水を用いるこ
とができ、ブロックタイプであるために貯蔵安定性に優
れている。
【0015】水系イソシアネートタイプ硬化剤の使用量
は、前記エポキシ−アミン反応体中の水酸基一個に対
し、イソシアネート基が1〜2個となるようにするのが
好ましい。使用量がこれより少ない場合は、反応が十分
に行われず、ほつれ防止効果が弱くなる。これより多い
場合でも反応が行われにくくなる。硬化時の温度は、1
40〜200℃であり、時間は20秒〜から1分で硬化
が完了する。更に、本発明のほつれ防止固着剤において
反応温度を更に速めるため、触媒を加える。この触媒
は、一般的にトリエチレンアミン、ナフテックス亜鉛、
スタナスオクトエート等があげられる。以上のような反
応促進触媒は、ブロックタイプイソシアネート硬化剤に
対して、1〜10%の濃度で添加される。このような触
媒を添加することにより、ブロックタイブイソシアネー
トのブロック剤の解離温度を下げて反応速度が速くな
る。このため、硬化温度が140〜200℃であったも
のから120〜180℃まで下がり触媒なしの条件で樹
脂を塗工したものに比べ硬化時間も10〜30秒ほど短
縮されて、生産性の向上を図ることができる。本発明の
ほつれ防止固着剤においては、上記2種類の必須成分を
水に溶解して用いる。溶剤の量は、前記エポキシ−アミ
ン反応体に対して10〜20倍の範囲で使用するのが望
ましい。溶剤としては、水だけでも使用可能であるが、
水に可溶性のアルコールやアセトン等の有機溶剤を混合
することもできる。
は、前記エポキシ−アミン反応体中の水酸基一個に対
し、イソシアネート基が1〜2個となるようにするのが
好ましい。使用量がこれより少ない場合は、反応が十分
に行われず、ほつれ防止効果が弱くなる。これより多い
場合でも反応が行われにくくなる。硬化時の温度は、1
40〜200℃であり、時間は20秒〜から1分で硬化
が完了する。更に、本発明のほつれ防止固着剤において
反応温度を更に速めるため、触媒を加える。この触媒
は、一般的にトリエチレンアミン、ナフテックス亜鉛、
スタナスオクトエート等があげられる。以上のような反
応促進触媒は、ブロックタイプイソシアネート硬化剤に
対して、1〜10%の濃度で添加される。このような触
媒を添加することにより、ブロックタイブイソシアネー
トのブロック剤の解離温度を下げて反応速度が速くな
る。このため、硬化温度が140〜200℃であったも
のから120〜180℃まで下がり触媒なしの条件で樹
脂を塗工したものに比べ硬化時間も10〜30秒ほど短
縮されて、生産性の向上を図ることができる。本発明の
ほつれ防止固着剤においては、上記2種類の必須成分を
水に溶解して用いる。溶剤の量は、前記エポキシ−アミ
ン反応体に対して10〜20倍の範囲で使用するのが望
ましい。溶剤としては、水だけでも使用可能であるが、
水に可溶性のアルコールやアセトン等の有機溶剤を混合
することもできる。
【0016】このようにして調合されたほつれ防止固着
剤溶液は、ガラス繊維織物のほつれ防止部分に塗布され
る。塗布量は、ガラス繊維織物の塗布部分に対して重量
比で、ほつれ防止固着剤の固形分を2〜10%になるよ
う塗布する。塗布方法は、ローラによる方法が望ましい
が、刷毛等による方法でも可能である。ほつれ防止固着
剤の塗布される位置は、ガラス繊維織物のほつれを防止
しようとする位置であればどの位置でも塗布することが
できるが、本発明の第二の発明である銅張積層板に使用
されるエアジェット織機等で織られたふさ耳を有するガ
ラス繊維織物の場合は、両耳部の内側を約10mm幅に
経糸方向に塗布するのが好ましい。ほつれ防止固着剤を
塗布されたガラス繊維織物は、引き続き加熱部に導入さ
れ、水分が乾燥され、更に、ほつれ防止固着剤の硬化反
応が行われる。この場合の加熱条件は、硬化剤の種類や
添加量、濃度によって変化するが、上記のように加熱温
度は140℃から200℃、加熱時間は30秒から1分
と短時間で硬化反応が終了する。加熱が終了したガラス
繊維織物は、更に引き続きスリッターにより約10mm
幅に塗布されたほつれ防止固着剤のほぼ中央を切断す
る。この切断は織物の両耳部で同時に行われる。従って
切断の終了したガラス繊維織物は、両端部に約5mm幅
のほつれ防止固着剤を塗布された状態となり、ふさ耳部
を含む耳部は織物から除去されることになる。
剤溶液は、ガラス繊維織物のほつれ防止部分に塗布され
る。塗布量は、ガラス繊維織物の塗布部分に対して重量
比で、ほつれ防止固着剤の固形分を2〜10%になるよ
う塗布する。塗布方法は、ローラによる方法が望ましい
が、刷毛等による方法でも可能である。ほつれ防止固着
剤の塗布される位置は、ガラス繊維織物のほつれを防止
しようとする位置であればどの位置でも塗布することが
できるが、本発明の第二の発明である銅張積層板に使用
されるエアジェット織機等で織られたふさ耳を有するガ
ラス繊維織物の場合は、両耳部の内側を約10mm幅に
経糸方向に塗布するのが好ましい。ほつれ防止固着剤を
塗布されたガラス繊維織物は、引き続き加熱部に導入さ
れ、水分が乾燥され、更に、ほつれ防止固着剤の硬化反
応が行われる。この場合の加熱条件は、硬化剤の種類や
添加量、濃度によって変化するが、上記のように加熱温
度は140℃から200℃、加熱時間は30秒から1分
と短時間で硬化反応が終了する。加熱が終了したガラス
繊維織物は、更に引き続きスリッターにより約10mm
幅に塗布されたほつれ防止固着剤のほぼ中央を切断す
る。この切断は織物の両耳部で同時に行われる。従って
切断の終了したガラス繊維織物は、両端部に約5mm幅
のほつれ防止固着剤を塗布された状態となり、ふさ耳部
を含む耳部は織物から除去されることになる。
【0017】本発明のほつれ防止固着剤を塗布されるガ
ラス繊維織物に使用される織物は、製織後脱油され、更
にシランカップリング剤等の表面処理剤により処理され
たガラス繊維織物を使用するのが望ましいが、脱油され
た後で、表面処理の前の段階でほつれ防止処理を行い、
その後で表面処理を行っても良い。又、一部で行われて
いる脱油不要の集束剤を用いたガラス糸による織物の場
合は、脱油工程が不要で、更に表面処理剤も集束剤中に
含まれているため、表面処理工程も不要である。従って
製織揚がりのガラス繊維織物にたいしほつれ防止処理を
することができる。
ラス繊維織物に使用される織物は、製織後脱油され、更
にシランカップリング剤等の表面処理剤により処理され
たガラス繊維織物を使用するのが望ましいが、脱油され
た後で、表面処理の前の段階でほつれ防止処理を行い、
その後で表面処理を行っても良い。又、一部で行われて
いる脱油不要の集束剤を用いたガラス糸による織物の場
合は、脱油工程が不要で、更に表面処理剤も集束剤中に
含まれているため、表面処理工程も不要である。従って
製織揚がりのガラス繊維織物にたいしほつれ防止処理を
することができる。
【0018】
【作用】本発明のほつれ防止固着剤は、エポキシ樹脂と
水酸基含有アミン化合物との反応生成物(エポキシ−ア
ミン反応体)と水系イソシアネートタイプ硬化剤とを配
合してなり、前者を後者で硬化させることにより、エポ
キシ樹脂の特性とウレタン樹脂の特性を有する硬化物が
得られるので、ほつれ防止効果に優れ、耐溶剤性も有す
る。又、この反応はウレタン結合であるため硬化反応生
成物が塗膜性を有し、且つ、3次元硬化物であるにも拘
らず、塗膜が柔軟性を有する。更に硬化反応も非常に速
やかに行われるので生産性に優れている。水系イソシア
ネートタイプ硬化剤をブロック型にしているため、常温
では反応が殆ど進行せず、ほつれ防止固着剤溶液のポッ
トライフにも問題が生じない。又、エポキシ−アミン反
応体とイソシアネートタイプ硬化剤、及び、触媒は水溶
性、又は、水分散性のため水を溶剤として使用できる。
水酸基含有アミン化合物との反応生成物(エポキシ−ア
ミン反応体)と水系イソシアネートタイプ硬化剤とを配
合してなり、前者を後者で硬化させることにより、エポ
キシ樹脂の特性とウレタン樹脂の特性を有する硬化物が
得られるので、ほつれ防止効果に優れ、耐溶剤性も有す
る。又、この反応はウレタン結合であるため硬化反応生
成物が塗膜性を有し、且つ、3次元硬化物であるにも拘
らず、塗膜が柔軟性を有する。更に硬化反応も非常に速
やかに行われるので生産性に優れている。水系イソシア
ネートタイプ硬化剤をブロック型にしているため、常温
では反応が殆ど進行せず、ほつれ防止固着剤溶液のポッ
トライフにも問題が生じない。又、エポキシ−アミン反
応体とイソシアネートタイプ硬化剤、及び、触媒は水溶
性、又は、水分散性のため水を溶剤として使用できる。
【0019】本発明のほつれ防止固着剤を塗布したガラ
ス繊維織物は、ほつれ防止固着剤の塗膜が柔軟性を有す
るため、塗布部が折れたり、割れたりしない。又、塗膜
の強度が大きいために少量の塗布で、ほつれ防止効果を
発揮することができる。従って、塗布部分と塗布されて
いない部分の厚さの差が殆ど無いため、ガラス繊維織物
をプリプレグとして、一定長さに切断し、積み重ねても
端部と中央部との高さの差が殆ど無い。更に本発明のほ
つれ防止固着剤は3次元構造を有しているため、エポキ
シ樹脂ワニスに含浸し、プリプレグを作る際にもほつれ
が発生しない。
ス繊維織物は、ほつれ防止固着剤の塗膜が柔軟性を有す
るため、塗布部が折れたり、割れたりしない。又、塗膜
の強度が大きいために少量の塗布で、ほつれ防止効果を
発揮することができる。従って、塗布部分と塗布されて
いない部分の厚さの差が殆ど無いため、ガラス繊維織物
をプリプレグとして、一定長さに切断し、積み重ねても
端部と中央部との高さの差が殆ど無い。更に本発明のほ
つれ防止固着剤は3次元構造を有しているため、エポキ
シ樹脂ワニスに含浸し、プリプレグを作る際にもほつれ
が発生しない。
【0020】
[実施例1] ほつれ防止固着剤溶液を以下のようにして調合し
た。 イ)ビスフェノールAタイプエポキシ樹脂(エポキシ当
量:450〜500分子量:900)1モルにジエタノ
ールアミン2モルを反応させて得たエポキシ−アミン反
応体。 ロ)強制乳化タイプブロックイソシアネート(エラスト
ロンBN69 第一工業製薬(株)製 NCO 7.0
%) ハ)アミン系触媒[エラストロンキャタリスト69第一
工業製薬(株)製] イ)のエポキシ−アミン反応体の水酸基1個当りロ)の
ブロックイソシアネート硬化剤のイソシアネート基が2
個になるように調合し、更に、ハ)のアミン系触媒をブ
ロックイソシアネートに対して1%添加して固形分が2
0%になるように水で希釈してほつれ防止固着剤溶液を
得た。 で得られた固着剤溶液をローラーコータによりガ
ラス繊維織物の両耳部に幅10mmで経糸に沿って塗
布、その後180℃で15秒間加熱硬化を行った。固着
剤塗布量はガラス繊維織物の塗布部に対して3.8%で
あった。ガラス繊維織物はWEA18W−BZ2[日東
紡績(株)製]を使用した。 で得られたガラス繊維織物のほつれ防止剤の塗布
された部分の中央部を経糸に沿って切断し、最端部にあ
る経糸の1本を引張り、接着強度を測定し耳ほつれ強度
(g)とした。また、各種溶剤に72時間(室温)浸漬
し、塗布部の状態を観察して耐溶剤性評価を行った。そ
の結果を表1に示す。表1中、○は塗布部分が変化して
いないことを、△は塗布部の経糸がわずかにほつれてし
まったこと、×は塗布部の経糸がほつれてしまったこと
を示す。
た。 イ)ビスフェノールAタイプエポキシ樹脂(エポキシ当
量:450〜500分子量:900)1モルにジエタノ
ールアミン2モルを反応させて得たエポキシ−アミン反
応体。 ロ)強制乳化タイプブロックイソシアネート(エラスト
ロンBN69 第一工業製薬(株)製 NCO 7.0
%) ハ)アミン系触媒[エラストロンキャタリスト69第一
工業製薬(株)製] イ)のエポキシ−アミン反応体の水酸基1個当りロ)の
ブロックイソシアネート硬化剤のイソシアネート基が2
個になるように調合し、更に、ハ)のアミン系触媒をブ
ロックイソシアネートに対して1%添加して固形分が2
0%になるように水で希釈してほつれ防止固着剤溶液を
得た。 で得られた固着剤溶液をローラーコータによりガ
ラス繊維織物の両耳部に幅10mmで経糸に沿って塗
布、その後180℃で15秒間加熱硬化を行った。固着
剤塗布量はガラス繊維織物の塗布部に対して3.8%で
あった。ガラス繊維織物はWEA18W−BZ2[日東
紡績(株)製]を使用した。 で得られたガラス繊維織物のほつれ防止剤の塗布
された部分の中央部を経糸に沿って切断し、最端部にあ
る経糸の1本を引張り、接着強度を測定し耳ほつれ強度
(g)とした。また、各種溶剤に72時間(室温)浸漬
し、塗布部の状態を観察して耐溶剤性評価を行った。そ
の結果を表1に示す。表1中、○は塗布部分が変化して
いないことを、△は塗布部の経糸がわずかにほつれてし
まったこと、×は塗布部の経糸がほつれてしまったこと
を示す。
【0021】[実施例2]実施例1における触媒の添加
量をブロックイソシアネートに対して3%とした以外
は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。 [実施例3]実施例1における触媒の添加量をブロック
イソシアネートに対して5%とした以外は実施例1と同
様に行った。その結果を表1に示す。 [実施例4]実施例1における触媒の添加量をブロック
イソシアネートに対して10%とした以外は実施例1と
同様に行った。その結果を表1に示す。 [比較例1]実施例1における触媒を添加しなかった以
外は実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
量をブロックイソシアネートに対して3%とした以外
は、実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。 [実施例3]実施例1における触媒の添加量をブロック
イソシアネートに対して5%とした以外は実施例1と同
様に行った。その結果を表1に示す。 [実施例4]実施例1における触媒の添加量をブロック
イソシアネートに対して10%とした以外は実施例1と
同様に行った。その結果を表1に示す。 [比較例1]実施例1における触媒を添加しなかった以
外は実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明のほつれ防止固着剤は、反応促進
触媒を含むため、硬化速度が速く、ガラス繊維織物に塗
布後、乾燥硬化させる際の生産性に優れている。又、硬
化速度が大きいにも拘らず、常温でのポットライフを長
くすることが可能である。更にウレタン結合を有してい
るため接着強度が大きく、且つ、被膜が柔軟性を有し、
耐溶剤性にも優れている。従って、本発明のほつれ防止
固着剤を塗布されたガラス繊維織物は、優れた耳ほつれ
性を有し、プリプレグを製造時に、エポキシ樹脂ワニス
に含浸しても、加熱乾燥の際に耳ほつれを起こすことが
ない。又、被膜自体が柔軟性を有しているため、取扱い
時に塗布部分が割れたり折れたりすることもない。更に
塗膜の接着強度が大きいため、塗布量を非常に少なくす
ることが可能であり、従って、ほつれ防止固着剤を塗付
した部分と、塗布していない部分との厚さの差が殆ど無
い。この結果、本発明のガラス繊維織物を用いてプリプ
レグを作製し、これを一定寸法に切断して積み重ねた場
合、端の部分と中央の部分に高さの差が殆ど生じない。
更に、上記のような利点を有しながら、本発明の固着剤
は水溶性または水分散系であるため、火災発生などの防
災上の問題や、作業環境、廃液処理などの問題を有しな
いメリットを有している。
触媒を含むため、硬化速度が速く、ガラス繊維織物に塗
布後、乾燥硬化させる際の生産性に優れている。又、硬
化速度が大きいにも拘らず、常温でのポットライフを長
くすることが可能である。更にウレタン結合を有してい
るため接着強度が大きく、且つ、被膜が柔軟性を有し、
耐溶剤性にも優れている。従って、本発明のほつれ防止
固着剤を塗布されたガラス繊維織物は、優れた耳ほつれ
性を有し、プリプレグを製造時に、エポキシ樹脂ワニス
に含浸しても、加熱乾燥の際に耳ほつれを起こすことが
ない。又、被膜自体が柔軟性を有しているため、取扱い
時に塗布部分が割れたり折れたりすることもない。更に
塗膜の接着強度が大きいため、塗布量を非常に少なくす
ることが可能であり、従って、ほつれ防止固着剤を塗付
した部分と、塗布していない部分との厚さの差が殆ど無
い。この結果、本発明のガラス繊維織物を用いてプリプ
レグを作製し、これを一定寸法に切断して積み重ねた場
合、端の部分と中央の部分に高さの差が殆ど生じない。
更に、上記のような利点を有しながら、本発明の固着剤
は水溶性または水分散系であるため、火災発生などの防
災上の問題や、作業環境、廃液処理などの問題を有しな
いメリットを有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06C 25/00 A D06M 101:00
Claims (2)
- 【請求項1】 エポキシ当量が150〜1000、分子
量が500〜2000のエポキシ樹脂と水酸基含有アミ
ン化合物との反応生成物と、水系イソシアネートタイプ
硬化剤、および、反応促進触媒を含むことを特徴とする
ガラス繊維織物のほつれ防止固着剤。 - 【請求項2】 請求項1のほつれ防止固着剤をガラス繊
維織物の両耳部の一定幅にガラス繊維織物の塗布部の重
量に対して、2〜10%塗布し、硬化してなることを特
徴とするガラス繊維織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146782A JPH06341065A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | ガラス繊維織物のほつれ防止固着剤及びそれを用いたガラス繊維織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146782A JPH06341065A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | ガラス繊維織物のほつれ防止固着剤及びそれを用いたガラス繊維織物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06341065A true JPH06341065A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15415416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5146782A Pending JPH06341065A (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | ガラス繊維織物のほつれ防止固着剤及びそれを用いたガラス繊維織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06341065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010538176A (ja) * | 2007-09-06 | 2010-12-09 | サン−ゴバン テクニカル ファブリックス ヨーロッパ | ガラスストランド用の物理ゲルの形態であるサイジング組成物、得られたガラスストランドおよびそのストランドを含む複合材 |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP5146782A patent/JPH06341065A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010538176A (ja) * | 2007-09-06 | 2010-12-09 | サン−ゴバン テクニカル ファブリックス ヨーロッパ | ガラスストランド用の物理ゲルの形態であるサイジング組成物、得られたガラスストランドおよびそのストランドを含む複合材 |
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