JPH0577234A - ガラス繊維布プリプレグの製造方法 - Google Patents
ガラス繊維布プリプレグの製造方法Info
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- JPH0577234A JPH0577234A JP5035991A JP5035991A JPH0577234A JP H0577234 A JPH0577234 A JP H0577234A JP 5035991 A JP5035991 A JP 5035991A JP 5035991 A JP5035991 A JP 5035991A JP H0577234 A JPH0577234 A JP H0577234A
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- Japan
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- fiber cloth
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアジェット織機で織られたガラス繊維布の
ふさ耳部を切断除去した状態で銅張積層板用のプリプレ
グを製造する際に、両端部の目止め部分が耐溶剤性を有
し、且つ糸ほつれや、端部形状の凹凸が起こりにくく、
又、端部とその他の部分の厚さが同じとなるようなプリ
プレグの製造を目的とする。 【構成】 ガラス繊維布の耳の内側の部分に無機質バイ
ンダーを塗布乾燥し、耳部を切断除去した後、熱硬化性
樹脂ワニスに含浸しプリプレグを製造する方法。
ふさ耳部を切断除去した状態で銅張積層板用のプリプレ
グを製造する際に、両端部の目止め部分が耐溶剤性を有
し、且つ糸ほつれや、端部形状の凹凸が起こりにくく、
又、端部とその他の部分の厚さが同じとなるようなプリ
プレグの製造を目的とする。 【構成】 ガラス繊維布の耳の内側の部分に無機質バイ
ンダーを塗布乾燥し、耳部を切断除去した後、熱硬化性
樹脂ワニスに含浸しプリプレグを製造する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス繊維布プリプレ
グ、特に銅張積層板用に使用されるガラス繊維布プリプ
レグの製造方法に関するものである。
グ、特に銅張積層板用に使用されるガラス繊維布プリプ
レグの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如くプリプレグとは織物、紙、マ
ットなどのような連続した補強材に熱硬化性樹脂を含浸
させた後乾燥させて熱硬化性樹脂をBステージまで硬化
させた積層成形材料である。ここにBステージとはある
種の熱硬化性樹脂の反応において、材料がアルコール、
アセントなどの液体と接触したときに膨潤はするが、完
全には溶解せず、また加熱したときにゴム状程度に軟化
はするが完全には溶解しない状態をいう。一般に、熱硬
化性樹脂は溶解してワニスとしてガラス繊維布等に含浸
される。
ットなどのような連続した補強材に熱硬化性樹脂を含浸
させた後乾燥させて熱硬化性樹脂をBステージまで硬化
させた積層成形材料である。ここにBステージとはある
種の熱硬化性樹脂の反応において、材料がアルコール、
アセントなどの液体と接触したときに膨潤はするが、完
全には溶解せず、また加熱したときにゴム状程度に軟化
はするが完全には溶解しない状態をいう。一般に、熱硬
化性樹脂は溶解してワニスとしてガラス繊維布等に含浸
される。
【0003】エアージェット等の最近の改良された繊維
で製織されたふさ耳を有するガラス繊維布帯状体でプリ
プレグを製造するときは、次のような問題が起る。
で製織されたふさ耳を有するガラス繊維布帯状体でプリ
プレグを製造するときは、次のような問題が起る。
【0004】第1の問題点としてあげられることは、ガ
ラス繊維布帯状態がそのふさ耳の部分に於て過剰の樹脂
を含み、耳部の厚さが他の部分にくらべて厚くなる傾向
にあることである。この様に耳部の厚さが大きいプリプ
レグは、所要の長さに切断して積み重ねると、積み重ね
たプリプレグの層の高さは、その耳部の存在する所が高
くなって全体として均一な高さとならない。このような
幅全体にわたり厚さが均一でないプリプレグは、それを
用いて製品を作る場合種々の不都合をもたらす。例え
ば、プリプレグを用いて銅張積層板を得る場合にプリプ
レグ幅全体のプレスが出来ない欠点がある。
ラス繊維布帯状態がそのふさ耳の部分に於て過剰の樹脂
を含み、耳部の厚さが他の部分にくらべて厚くなる傾向
にあることである。この様に耳部の厚さが大きいプリプ
レグは、所要の長さに切断して積み重ねると、積み重ね
たプリプレグの層の高さは、その耳部の存在する所が高
くなって全体として均一な高さとならない。このような
幅全体にわたり厚さが均一でないプリプレグは、それを
用いて製品を作る場合種々の不都合をもたらす。例え
ば、プリプレグを用いて銅張積層板を得る場合にプリプ
レグ幅全体のプレスが出来ない欠点がある。
【0005】第2の問題点としてあげられることは、プ
リプレグの幅の両端の形状をその長さ方向に見ると、ふ
さ耳に起因して直線状でなく凸凹となっていることであ
る。これら両端が凸凹の形状をしたプリプレグを、一定
の長さに切断して積み重ねる時、その端が揃いにくい欠
点があり、さらに端を揃える時、凸凹の1部が切損飛散
してプリプレグ中に混入して不良品の原因となる。
リプレグの幅の両端の形状をその長さ方向に見ると、ふ
さ耳に起因して直線状でなく凸凹となっていることであ
る。これら両端が凸凹の形状をしたプリプレグを、一定
の長さに切断して積み重ねる時、その端が揃いにくい欠
点があり、さらに端を揃える時、凸凹の1部が切損飛散
してプリプレグ中に混入して不良品の原因となる。
【0006】第3の問題点としてあげられることは、ふ
さ耳の部分のガラス繊維がプリプレグ製造中に切損し、
ワニス中に混入し、プリプレグ表面上に固着して不良品
の原因となることである。以上ふさ耳を有するガラス繊
維布帯状体からプリプレグを製造した場合の問題点を述
べたが、シャットル型繊維により製織されたガラス繊維
布の耳についても第1の問題点は同様におこり得る。
さ耳の部分のガラス繊維がプリプレグ製造中に切損し、
ワニス中に混入し、プリプレグ表面上に固着して不良品
の原因となることである。以上ふさ耳を有するガラス繊
維布帯状体からプリプレグを製造した場合の問題点を述
べたが、シャットル型繊維により製織されたガラス繊維
布の耳についても第1の問題点は同様におこり得る。
【0007】第1及び第2の問題点を回避するためにプ
リプレグ製造後、耳部をカットして除去する方法もとり
得るが、この場合第3の問題点は回避し得ないし、又ガ
ラス繊維布とワニスの歩留りが低下し、コスト的に好ま
しくない。
リプレグ製造後、耳部をカットして除去する方法もとり
得るが、この場合第3の問題点は回避し得ないし、又ガ
ラス繊維布とワニスの歩留りが低下し、コスト的に好ま
しくない。
【0008】更に、ガラス繊維布帯状体をプリプレグと
する前に耳の部分を除去することも考えられるが、適切
な方法は開発されていない。例えば、特開昭52−34
094号公報には幅の広いガラス繊維布帯状態を縦方向
に切断して、幅の狭いガラス繊維布帯状態とする場合
に、切断部にアクリル系、ポリ酢酸ビニル系、ゴム系、
ポリ塩化ビニル系等の接着剤、特に好ましくは、ポリエ
ステル樹脂と相容性のポリ酢酸ビニル系の接着剤を、ほ
つれ止め剤として塗布しておくことが提案されている
が、該方法がプリプレグとする幅の狭いガラス繊維帯状
体とする切断方法として好適であるかどうか疑問であ
り、このことは別としても、この方法を利用して耳の部
分を除去しても前述の如き問題点のない良好なプリプレ
グを得ることはできない。また特開昭48−18568
号公報に、織物及び織物全般について、織目に沿って裁
断する場合に、熱融着性合成樹脂を裁断部に含浸させて
おき、ほつれ現象を防止することが提案されているが該
方法を応用しても、到底良好なプリプレグを得ることは
できない。
する前に耳の部分を除去することも考えられるが、適切
な方法は開発されていない。例えば、特開昭52−34
094号公報には幅の広いガラス繊維布帯状態を縦方向
に切断して、幅の狭いガラス繊維布帯状態とする場合
に、切断部にアクリル系、ポリ酢酸ビニル系、ゴム系、
ポリ塩化ビニル系等の接着剤、特に好ましくは、ポリエ
ステル樹脂と相容性のポリ酢酸ビニル系の接着剤を、ほ
つれ止め剤として塗布しておくことが提案されている
が、該方法がプリプレグとする幅の狭いガラス繊維帯状
体とする切断方法として好適であるかどうか疑問であ
り、このことは別としても、この方法を利用して耳の部
分を除去しても前述の如き問題点のない良好なプリプレ
グを得ることはできない。また特開昭48−18568
号公報に、織物及び織物全般について、織目に沿って裁
断する場合に、熱融着性合成樹脂を裁断部に含浸させて
おき、ほつれ現象を防止することが提案されているが該
方法を応用しても、到底良好なプリプレグを得ることは
できない。
【0009】本出願人は上記のことを踏まえ、特定組成
の飽和ポリエステル樹脂をガラス繊維布の耳の内側の部
分に塗布することにより、上記問題の解決が可能である
ことを見出し出願した。(特開昭60−15111)こ
の時に用いられる飽和ポリエステル樹脂は塩化メチレン
等の塩素系溶剤には可溶であるが、プリプレグ作成時に
使用する熱硬化性樹脂には難溶ないし不溶である。
の飽和ポリエステル樹脂をガラス繊維布の耳の内側の部
分に塗布することにより、上記問題の解決が可能である
ことを見出し出願した。(特開昭60−15111)こ
の時に用いられる飽和ポリエステル樹脂は塩化メチレン
等の塩素系溶剤には可溶であるが、プリプレグ作成時に
使用する熱硬化性樹脂には難溶ないし不溶である。
【0010】しかし最近になって銅張積層板の性能に対
する要求がますます厳しくなることに因り、プリプレグ
を作る場合にガラス繊維布を熱硬化性樹脂ワニスに含浸
する前に、塩素系炭化水素中を通す方法が採用されるよ
うになってきている。この方法を採ることにより気泡の
少ないプリプレグ即ち高含浸プリプレグを得ることがで
き、その結果更に、性能のすぐれた積層板を得ることが
可能となった。しかし、このことは前述したような飽和
ポリエステル樹脂を塗布したガラス繊維布の使用を困難
にしている。
する要求がますます厳しくなることに因り、プリプレグ
を作る場合にガラス繊維布を熱硬化性樹脂ワニスに含浸
する前に、塩素系炭化水素中を通す方法が採用されるよ
うになってきている。この方法を採ることにより気泡の
少ないプリプレグ即ち高含浸プリプレグを得ることがで
き、その結果更に、性能のすぐれた積層板を得ることが
可能となった。しかし、このことは前述したような飽和
ポリエステル樹脂を塗布したガラス繊維布の使用を困難
にしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の如き従来技術の欠点をなくし、幅全体にわたり厚さが
均一で、幅の両端が一直線状をなし、横方向に凸凹がな
く、縁部のガラス繊維が切損し他部分に付着して品質を
低下するようなことのない、又、ガラス繊維布を塩素系
低級炭化水素に浸漬しても端部に塗布されたバインダー
が溶解し端部の糸がほつれることのないガラス繊維布プ
リプレグの製造方法を提供するにある。
の如き従来技術の欠点をなくし、幅全体にわたり厚さが
均一で、幅の両端が一直線状をなし、横方向に凸凹がな
く、縁部のガラス繊維が切損し他部分に付着して品質を
低下するようなことのない、又、ガラス繊維布を塩素系
低級炭化水素に浸漬しても端部に塗布されたバインダー
が溶解し端部の糸がほつれることのないガラス繊維布プ
リプレグの製造方法を提供するにある。
【00012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス繊維布
に熱硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥させてガラス繊維布プ
リプレグを製造する方法に於て、該ガラス繊維布の耳の
内側の部分に、前記熱硬化性樹脂ワニスに不溶の無機質
バインダーを塗布、乾燥し、前記耳の部分を切断除去し
た後に、前記熱硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥させること
を特徴とする。
に熱硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥させてガラス繊維布プ
リプレグを製造する方法に於て、該ガラス繊維布の耳の
内側の部分に、前記熱硬化性樹脂ワニスに不溶の無機質
バインダーを塗布、乾燥し、前記耳の部分を切断除去し
た後に、前記熱硬化性樹脂ワニスを含浸乾燥させること
を特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の方法に於ては、ガラス繊維布を熱硬化
性樹脂ワニスに浸漬前に耳の部分を切断除去するが、こ
の切断部分の形状を保持するために無機質バインダーを
塗布しておく。従って、この無機質バインダーはプリプ
レグ製造時のワニスや前処理に使用される塩素系炭化水
素の溶剤に耐性のあるものでなければならない。
性樹脂ワニスに浸漬前に耳の部分を切断除去するが、こ
の切断部分の形状を保持するために無機質バインダーを
塗布しておく。従って、この無機質バインダーはプリプ
レグ製造時のワニスや前処理に使用される塩素系炭化水
素の溶剤に耐性のあるものでなければならない。
【0014】本発明の方法に於てガラス繊維布の耳の内
側部分に塗布されるバインダーは無機質であるから、熱
硬化性樹脂ワニスや塩素系炭化水素等の有機溶剤には不
溶性である。又無機質であるためプリプレグの乾燥工程
に於て、加熱されても合成樹脂バインダーと異なり軟化
することがないから、接着力が低下することがない。従
って有機溶剤や熱硬化性樹脂ワニスに含浸したり、更に
ワニスに含浸されたガラス繊維布を加熱乾燥する際に、
切断端部のたて糸がほつれてローラにからまったり、ほ
つれないまでも端部のたて糸が若干突出し端部が直線に
揃わず凸凹を示す等の現象が起りにくい。
側部分に塗布されるバインダーは無機質であるから、熱
硬化性樹脂ワニスや塩素系炭化水素等の有機溶剤には不
溶性である。又無機質であるためプリプレグの乾燥工程
に於て、加熱されても合成樹脂バインダーと異なり軟化
することがないから、接着力が低下することがない。従
って有機溶剤や熱硬化性樹脂ワニスに含浸したり、更に
ワニスに含浸されたガラス繊維布を加熱乾燥する際に、
切断端部のたて糸がほつれてローラにからまったり、ほ
つれないまでも端部のたて糸が若干突出し端部が直線に
揃わず凸凹を示す等の現象が起りにくい。
【0015】本発明の方法に使用される無機質バインダ
ーとしては、特に限定はしないがその接着力や取扱性等
の点からケイ酸化合物を主成分としたものが望ましい。
例えば市販されているものではセラメートC−100、
セラメートC−513(触媒化成工業(株)商標)やケ
イ酸ソーダ等が使用される。又、これらのケイ酸化合物
とアミン系シランカップリング剤、例えばγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン等を併用することも可能であ
る。塗布されるケイ酸化合物の塗布量としては、ガラス
繊維の重量に対して0.5%〜10%程度の範囲で使用
され、ガラス繊維布の種類や表面処理の種類によりこの
範囲の内から適宜選択される。
ーとしては、特に限定はしないがその接着力や取扱性等
の点からケイ酸化合物を主成分としたものが望ましい。
例えば市販されているものではセラメートC−100、
セラメートC−513(触媒化成工業(株)商標)やケ
イ酸ソーダ等が使用される。又、これらのケイ酸化合物
とアミン系シランカップリング剤、例えばγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン等を併用することも可能であ
る。塗布されるケイ酸化合物の塗布量としては、ガラス
繊維の重量に対して0.5%〜10%程度の範囲で使用
され、ガラス繊維布の種類や表面処理の種類によりこの
範囲の内から適宜選択される。
【0016】又、ガラス繊維は弾性率が大きいため、ガ
ラス繊維布中の繊維の残留歪が大きい。通常に製織及び
後処理加工を行ったガラス繊維布をオーブン中にて加熱
した場合、或る温度に於て反るような運動をおこす。こ
のような運動は、ガラス繊維布を構成するガラス単繊維
の直径が大きければ大きい程大きく、又ガラス繊維布の
打込み密度が大きければ大きい程大きい。このような運
動が大きいことは、残留歪が大きいことを意味する。こ
のような残留歪の大きいガラス繊維布を用いてプリプレ
グを製造すると、切断端部の形状が変化したり、端部の
たて糸がほつれたりしやすくなる。この残留歪は熱処理
することにより除去することができる。従って本発明の
方法を適用するにあたり、ガラス繊維布に前もって熱処
理をすることも可能であり、熱処理をすることによって
例えば無機質バインダーの塗布量を少なくすることも可
能となる。
ラス繊維布中の繊維の残留歪が大きい。通常に製織及び
後処理加工を行ったガラス繊維布をオーブン中にて加熱
した場合、或る温度に於て反るような運動をおこす。こ
のような運動は、ガラス繊維布を構成するガラス単繊維
の直径が大きければ大きい程大きく、又ガラス繊維布の
打込み密度が大きければ大きい程大きい。このような運
動が大きいことは、残留歪が大きいことを意味する。こ
のような残留歪の大きいガラス繊維布を用いてプリプレ
グを製造すると、切断端部の形状が変化したり、端部の
たて糸がほつれたりしやすくなる。この残留歪は熱処理
することにより除去することができる。従って本発明の
方法を適用するにあたり、ガラス繊維布に前もって熱処
理をすることも可能であり、熱処理をすることによって
例えば無機質バインダーの塗布量を少なくすることも可
能となる。
【0017】本発明の方法に使用される無機質バインダ
ーは水系であるため合成樹脂系バインダーのように有機
溶剤を使用する必要がなく、従って排気や作業者に対す
る影響等の問題も起らない。
ーは水系であるため合成樹脂系バインダーのように有機
溶剤を使用する必要がなく、従って排気や作業者に対す
る影響等の問題も起らない。
【0018】
<実施例1>エアジェット織機で製織したガラス繊維布
(7628タイプ)の両耳の内側の部分にセラメートC
−100(触媒化成工業(株))を塗布し、塗布部分を
100℃で乾燥した後、両耳の部分を切断除去し一定幅
のガラス繊維布を得た。セラメートの付着率は塗布部分
のガラス繊維布の重量に対して2.0%であった。得ら
れたガラス繊維布を各種溶剤に浸漬し、耐溶剤性を確認
した処非常に良好であった。結果を表1に示す。又、得
られたガラス繊維布をG−10組成のエポキシ樹脂ワニ
スに含浸後、乾燥してプリプレグとした。(樹脂分43
%) このプリプレグに於て無機質バインダー塗布切断部分に
おける形状はほぼ直線状であった。更にこのプリプレグ
を一定の大きさにカットして2,000枚重ねた時の端
部と中央部分との厚みの差がなく良好であった。
(7628タイプ)の両耳の内側の部分にセラメートC
−100(触媒化成工業(株))を塗布し、塗布部分を
100℃で乾燥した後、両耳の部分を切断除去し一定幅
のガラス繊維布を得た。セラメートの付着率は塗布部分
のガラス繊維布の重量に対して2.0%であった。得ら
れたガラス繊維布を各種溶剤に浸漬し、耐溶剤性を確認
した処非常に良好であった。結果を表1に示す。又、得
られたガラス繊維布をG−10組成のエポキシ樹脂ワニ
スに含浸後、乾燥してプリプレグとした。(樹脂分43
%) このプリプレグに於て無機質バインダー塗布切断部分に
おける形状はほぼ直線状であった。更にこのプリプレグ
を一定の大きさにカットして2,000枚重ねた時の端
部と中央部分との厚みの差がなく良好であった。
【0019】<実施例2>実施例1のセラメートC−1
00の代りに、ケイ酸ソーダとγ−アミノプロピルトリ
エトキシシランをそれぞれ5%づつ蒸留水に溶かした水
溶液を使用する。他の条件は実施例1と同じ。ガラス繊
維布の耐溶剤性は良好であった。又実施例1と同様にし
て得たプリプレグの切断部分における形状はほぼ直線状
で良好であった。プリプレグを2,000枚重ねた時も
厚みの差がみられなかった。
00の代りに、ケイ酸ソーダとγ−アミノプロピルトリ
エトキシシランをそれぞれ5%づつ蒸留水に溶かした水
溶液を使用する。他の条件は実施例1と同じ。ガラス繊
維布の耐溶剤性は良好であった。又実施例1と同様にし
て得たプリプレグの切断部分における形状はほぼ直線状
で良好であった。プリプレグを2,000枚重ねた時も
厚みの差がみられなかった。
【0020】<比較例1>実施例1で用いたガラス繊維
布の両耳の内側の部分を600℃の温度で、約20秒間
熱処理をおこなった。次に軟化点が170℃でG−10
ワニスに室温で不溶の飽和ポリエステル樹脂の塩化メチ
レン溶液をガラス繊維布の熱処理部分に塗布部分のガラ
ス繊維布に対し5重量%塗布し、100℃で乾燥した
後、両耳の部分を切断除去し、一定幅のガラス繊維布を
得た。得られたガラス繊維布を各種溶剤について耐溶剤
性を確認したところ、塩化メチレンの場合に端部の糸ほ
つれ及び塗布樹脂の脱落がみられた。このガラス繊維布
で実施例1と同様にプリプレグを作成し、切断端部の形
状及び積み重ねた際の厚さの差をみたがいづれも良好で
あった。
布の両耳の内側の部分を600℃の温度で、約20秒間
熱処理をおこなった。次に軟化点が170℃でG−10
ワニスに室温で不溶の飽和ポリエステル樹脂の塩化メチ
レン溶液をガラス繊維布の熱処理部分に塗布部分のガラ
ス繊維布に対し5重量%塗布し、100℃で乾燥した
後、両耳の部分を切断除去し、一定幅のガラス繊維布を
得た。得られたガラス繊維布を各種溶剤について耐溶剤
性を確認したところ、塩化メチレンの場合に端部の糸ほ
つれ及び塗布樹脂の脱落がみられた。このガラス繊維布
で実施例1と同様にプリプレグを作成し、切断端部の形
状及び積み重ねた際の厚さの差をみたがいづれも良好で
あった。
【0021】
【0022】
【発明の効果】本発明の方法によるガラス繊維布は耳が
除去されているのでプリプレグ製造中にふさ耳部分のガ
ラス繊維が切損してプリプレグ樹脂溶液中に混入するこ
とがなく、プリプレグ製品についてはプリプレグを切断
して2000枚積み重ねた場合に於ても端部とその他の
部分との厚みの差は検出できなかった。本発明に使用さ
れるバインダーは無機質であるため、耐有機溶剤性にす
ぐれており、特に塩素系炭化水素等に対しても耐性を有
している。又プリプレグ製造工程に於ける乾燥工程に於
てもワニス溶剤及び熱による影響を受けることがなく、
従ってプリプレグとなっても切断端部は直線状を保って
いる。又、水系のバインダーであるため塗布工程に於
て、有機溶剤の場合にみられるような排気の問題、作業
者への影響の問題等に配慮する必要がない。
除去されているのでプリプレグ製造中にふさ耳部分のガ
ラス繊維が切損してプリプレグ樹脂溶液中に混入するこ
とがなく、プリプレグ製品についてはプリプレグを切断
して2000枚積み重ねた場合に於ても端部とその他の
部分との厚みの差は検出できなかった。本発明に使用さ
れるバインダーは無機質であるため、耐有機溶剤性にす
ぐれており、特に塩素系炭化水素等に対しても耐性を有
している。又プリプレグ製造工程に於ける乾燥工程に於
てもワニス溶剤及び熱による影響を受けることがなく、
従ってプリプレグとなっても切断端部は直線状を保って
いる。又、水系のバインダーであるため塗布工程に於
て、有機溶剤の場合にみられるような排気の問題、作業
者への影響の問題等に配慮する必要がない。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス繊維布に熱硬化性樹脂ワニスを含
浸乾燥させてガラス繊維布プリプリグを製造する方法に
於て、該ガラス繊維布の耳の内側の部分に、前記熱硬化
性樹脂ワニスに不溶の無機質バインダーを塗布、乾燥
し、前記耳の部分を切断除去した後に、前記熱硬化性樹
脂ワニスを含浸乾燥させることを特徴とするガラス繊維
布プリプレグの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035991A JPH0577234A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | ガラス繊維布プリプレグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035991A JPH0577234A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | ガラス繊維布プリプレグの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577234A true JPH0577234A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=12856701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5035991A Pending JPH0577234A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | ガラス繊維布プリプレグの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577234A (ja) |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP5035991A patent/JPH0577234A/ja active Pending
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