JPH0634199Y2 - ブレーキ倍力装置の消音装置 - Google Patents

ブレーキ倍力装置の消音装置

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JPH0634199Y2
JPH0634199Y2 JP1989146666U JP14666689U JPH0634199Y2 JP H0634199 Y2 JPH0634199 Y2 JP H0634199Y2 JP 1989146666 U JP1989146666 U JP 1989146666U JP 14666689 U JP14666689 U JP 14666689U JP H0634199 Y2 JPH0634199 Y2 JP H0634199Y2
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atmosphere
valve body
filter member
shell
input shaft
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JPH0384269U (ja
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淳一 大木
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自動車機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はブレーキ倍力装置に関し、より詳しくは、その
シェル内に大気を導入する際の吸入音を減少させるブレ
ーキ倍力装置の消音装置に関する。
「従来の技術」 従来、ブレーキ倍力装置として、シェル内に往復動自在
に設けたバルブボデイと、このバルブボデイ内に収納さ
れて流体通路を開閉制御する弁機構と、上記シェルの開
口に摺動自在に貫通されて外部に突出され、かつその内
部にシェル内に大気を導入する大気通路を形成したバル
ブボデイの筒状部と、このバルブボデイの筒状部に挿通
されて上記弁機構に連動する入力軸と、上記大気通路に
設けられ、該大気通路を介して導入される大気中のごみ
を除去するフィルタ部材とその際の大気の吸入音を減少
させる消音部材とを備えたものが知られている。
上記消音部材を大気通路に設けるに当たっては、通常は
上記バルブボデイの筒状部内に軸方向に離隔させて2枚
の円板状のフィルタ部材を配置するとともに、その2枚
のフィルタ部材間に円板状の消音部材をサンドイッチ状
に挟み込むようにしている。
また、その他の構成として、上記筒状部に軸方向に離隔
させて配置した2枚の円板状のフィルタ部材間に筒状の
消音部材を収納したホルダを挟持し、大気を筒状の消音
部材の内周側から外周側へ半径方向に流通させるように
したものも知られている(実開昭60-128855号公報)。
「考案が解決しようとする課題」 しかるに、前者の消音装置においては、大気は消音部材
とフィルタ部材とを筒状部の軸方向と平行に直線的に流
通させれるため消音効果が小さいという欠点があり、し
かも2枚のフィルタ部材間にさらに消音部材を挟み込む
ようにしているので、それらの軸方向寸法が長くなって
バルブボデイの筒状部の軸方向寸法を長くしなければな
らなくなるという欠点がある。
他方、後者の消音装置では、筒状部の軸方向に流入した
大気が消音部材の位置で軸方向から半径方向に変えられ
るので、大気を単に軸方向に流通させるようにしたもの
よりも消音効果は優れているが、筒状の消音部材を保持
するために特別な構成を有するホルダを必要とするので
その分コストが高くなり、また2枚のフィルタ部材間に
ホルダを挟み込むようにしているので、やはり筒状部の
軸方向寸法を長くする必要があるという欠点がある。
「課題を解決するための手段」 本考案はそのような事情に鑑み、優れた消音効果を確保
した上でフィルタ部材と消音部材との軸方向寸法を短く
することができ、しかも安価に製造することができるよ
うにしたものである。
すなわち本考案は、上述したフィルタ部材と消音部材と
を備えたブレーキ倍力装置において、上記入力軸と大気
通路との間に上記フィルタ部材を配設するとともに、該
フィルタ部材の大気側端面に上記入力軸を囲繞する凹部
を形成し、この凹部内に通気性のない第1遮蔽部材と上
記消音部材とを順次嵌合してそれら第1遮蔽部材および
消音部材に上記入力軸を摺動自在に貫通させ、さらに上
記フィルタ部材の大気側に、該フィルタ部材の凹部の外
周部分を閉鎖するとともに、上記消音部材に当接する第
2遮蔽部材を設けたものである。
「作用」 上記構成によれば、大気通路を介してシェル内に導入さ
れる大気は、上記第2遮蔽部材がフィルタ部材の凹部の
外周部分を閉鎖しているので、先ずフィルタ部材の凹部
内に収納した消音部材内に流入するようになる。そして
この消音部材とフィルタ部材との間には第1遮蔽部材が
設けられているので、消音部材に流入した大気は半径方
向外方に向けて強制的に方向転換されてフィルタ部材内
に流入し、さらにフィルタ部材を通過してシェル内に導
入されるようになる。
このように、上記消音部材に流入した大気はその内部で
半径方向外方に向けて方向転換されるので、該消音部材
によって効果的に吸入音の発生を防止することができ
る。そして上記消音部材をフィルタ部材に設けた凹部に
収容しているので、両部材を軸方向にオーバラップさせ
ることができ、それによって両者の軸方向寸法を小さく
してバルブボデイの筒状部の軸方向寸法の短縮化を図る
ことができ、さらにフィルタ部材と消音部材の他には通
気性のない第1遮蔽部材と第2遮蔽部材とを必要とする
だけなので、特別な構成を有するホルダを用いる場合に
比較して安価に製造することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、図におい
て、ブレーキ倍力装置のシェル1内にパワーピストン2
を摺動自在に設けるとともに、このパワーピストン2の
背面にダイアフラム3を張設し、上記パワーピストン2
およびダイアフラム3によって上記シェル1内を前方の
定圧室4と後方の変圧室5とに区画している。そして上
記パワーピストン2の軸部に一体にバルブボデイ6を設
け、このバルブボデイ6内に流路を切換える弁機構7を
収容している。
上記弁機構7はバルブボデイ6に形成した第1弁座10、
弁プランジャ11に形成した第2弁座12および両弁座10、
12にパワーピストン2の後方側すなわち図の右方からば
ね13の弾撥力によって着座する弁体14を備えている。そ
して、上記第1弁座10と弁体14とのシート部より外側を
バルブボデイ6に形成した通路15を介して上記定圧室4
に連通させ、さらにその定圧室4内はシェル1に設けた
負圧導入管16を介してエンジンのインテークマニホール
ド等の負圧源に連通させている。
他方、上記第1弁座10と弁体14、および第2弁座12と弁
体14との各シール部の中間部は、シェル1の開口1aから
外方に突出させたバルブボデイ6の筒状部6aに形成した
半径方向の通路17を介して変圧室5に連通させ、さらに
上記第2弁座12と弁体14とのシート部より内側は上記バ
ルブボデイ6の筒状部6a内に形成した大気通路18を介し
て大気に連通させている。そして、上記弁体14よりも外
方位置となる大気通路18、つまり筒状部6a内には後述す
るフィルタ部材19を取り付けて、筒状部6aの開口から大
気通路18に導入される大気に含まれるごみを除去するよ
うにしている。
上記弁機構7を構成する弁プランジャ11は図示しないブ
レーキペダルに連動させた入力軸22に連結し、バルブボ
デイ6と入力軸22との間に設けられたばね23の弾発力お
よび図示しないブレーキペダルのリターンスプリングの
弾発力により常時右方へ付勢されている。また弁プラン
ジャ11の先端部はリアクションディスク24を介してプッ
シュロッド25に連動させるようにしてあり、上記プッシ
ュロッド25はシール部材26を貫通してシェル1の外部に
突出させるとともに、図示しないマスターシリンダのピ
ストンに連動させている。
上記パワーピストン2やバルブボデイ6等は、通常は、
リターンスプリング27によって図示非作動位置に保持す
るようにしてあり、この非作動状態では、上記弁プラン
ジャ11がバルブボデイ6から抜出るのを防止するキー部
材28をシェル1の内壁面に当接させてバルブボデイ6に
対する弁プランジャ11の自由な右行を規制し、次に入力
軸22および弁プランジャ11が作動された際に、直ちに上
記弁機構7による流体回路の切換え動作が得られるよう
にしている。
上記シェル1の開口1aから外方に突出させたバルブボデ
イ6の筒状部6aは、シェル1の開口1aの内周面に取り付
けた軸受部材29の内周部に摺動自在に貫通させて支持す
るようにしてあり、またその軸受部材29の内周面とバル
ブボデイ6の筒状部6aの外周面との間隙は、軸受部材29
の隣接位置に設けたシール部材30によってシールするよ
うにしている。更に、上記シェル1の開口1aの先端とバ
ルブボデイ6の筒状部6aの先端とには、ゴム製で蛇腹状
のカバー31の両端部をそれぞれ取り付けるようにしてあ
り、それによってシェル1の開口から外方に突出するバ
ルブボデイ6の筒状部6aの外周部を覆うようにしてい
る。
然して、上記フィルタ部材19は例えば通気性を有する発
泡ウレタンからなり、フロント側に位置した円板状の本
体部19aと、この本体部19aと同一外径に形成して本体部
19aの大気側端面に当接させた筒状部19bとの2部材から
構成している。
そして、上記本体部19aと筒状部19bとを当接させること
によってフィルタ部材19の大気側に上記入力軸22を囲繞
する凹部19cを形成し、この凹部19c内に、ゴム等の通気
性のない材料から製造した薄い円板状の第1遮蔽部材36
を嵌合するとともに、この第1遮蔽部材36の大気側にさ
らに羊毛等の繊維から製造した円板状の消音部材37を収
納し、さらに上記入力軸22をそれら第1遮蔽部材36およ
び消音部材37の軸部に摺動自在に貫通させている。
このとき、上記凹部19c内に第1遮蔽部材36と消音部材3
7とを収納した状態では、消音部材37の大気側端面とフ
ィルタ部材19の筒状部19bの大気側端面とがほぼ同一平
面となるようにしている。また、上記本体部19aと筒状
部19bとを一体に形成してもよいことは勿論である。
さらに、上記本体部19aのフロント側端面を入力軸22に
固定されてばね23を受けるリテーナ34に当接させるとと
もに、上記筒状部19bの大気側端面と凹部19c内に収納し
た消音部材37の外周部側端面に、上記筒状部6a内に嵌着
したカバー31の嵌合部31a(第2遮蔽部材)を当接させ
ている。
したがって、フィルタ部材19、第1遮蔽部材36および消
音部材37は、リテーナ34と嵌合部31aとに挟持されて筒
状部6a内の所定位置に保持され、また上記嵌合部31aは
筒状部19bの大気側端面を円周方向に完全に覆っている
ので、その部分から大気が消音部材37を介することなく
直接筒状部19b内に吸込まれるのを防止できる。さら
に、上記嵌合部31aを凹部19c内に収納した消音部材37の
外周部側端面に当接させているので、該消音部材37が凹
部19c内から脱落するのを阻止することができる。
以上の構成によれば、フィルタ部材19を構成する筒状部
19bの大気側端面が第2遮蔽部材としてのカバー31の嵌
合部31aによって覆われているので、ブレーキ倍力装置
の作動時にシェル1内に導入される大気は全てが消音部
材37内に流入するようになる。
そして上記消音部材37内に軸方向に沿って流入した大気
は、第1遮蔽部材36により半径方向外方に迂回されてフ
ィルタ部材19の筒状部19b内に流動されるので、第1遮
蔽部材36を省略した場合に比較して効果的に吸入音の発
生を低減できる。そして大気中に含まれるごみは、大気
がフィルタ部材19の筒状部19bから本体部19aを通過する
間に除去されるようになる。
また、上記消音部材37を薄い第1遮蔽部材36を介してフ
ィルタ部材19の凹部19c内に収納しているので、効果的
な消音効果が期待できることと相まって、消音部材37と
フィルタ部材19とをオーバラップさせた分だけそれらの
軸方向寸法を短くすることができ、したがってバルブボ
デイ6の筒状部6aの軸方向寸法を短縮することができ
る。その結果、ブレーキ倍力装置の非作動状態におい
て、車体に取り付けたシェルのリヤ側端面とカバー31を
取り付けた筒状部6aの先端までの寸法lを短縮すること
ができる。
さらに本実施例では、カバー31の嵌合部31aを第2遮蔽
部材として利用しているので、第2遮蔽部材を別部材と
して用意する場合に比較して部品点数を減らすことがで
きるとともに、それの組み立て工程を省略することがで
きるという利点がある。しかしながらこれに限定される
ものではなく、例えば合成樹脂等で製造した通気性のな
い薄いリング状の第2遮蔽部材を用意し、これを筒状部
6a内に圧入し、または筒状部6a内に圧入したリテーナで
固定するようにしてもよい。
また、本実施例ではカバー31の嵌合部31aを円筒部内に
圧入したりリテーナ38で係止しているが、カバーを入力
軸に固定するものであれば、そのカバー端面を消音部材
に当接させて第2遮蔽部材とし、かつ導入される大気が
全て消音部材37内を通過するようにカバーに吸気孔を開
口させたものであってもよい。
なお、本考案を定圧室と変圧室とが複数組からなるタン
デムタイプあるいはトリプルタイプのブレーキ倍力装置
に適用できることは勿論である。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、安価な構成によって優
れた消音効果を得ることができるとともに、従来に比較
してバルブボデイの筒状部の軸方向寸法を短くすること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 図は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……シェル、1a……開口 6……バルブボデイ、6a……筒状部 7……弁機構、18……大気通路 19……フィルタ部材、19c……凹部 22……入力軸、31……カバー 31a……嵌合部(第2遮蔽部材) 36……第1遮蔽部材、37……消音部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェル内に往復動自在に設けたバルブボデ
    イと、このバルブボデイ内に収納されて流体通路を開閉
    制御する弁機構と、上記シェルの開口に摺動自在に貫通
    されて外部に突出され、かつその内部にシェル内に大気
    を導入する大気通路を形成したバルブボデイの筒状部
    と、このバルブボデイの筒状部に挿通されて上記弁機構
    に連動する入力軸と、上記大気通路に設けられ、該大気
    通路を介して導入される大気中のごみを除去するフィル
    タ部材とその際の大気の吸入音を減少させる消音部材と
    を備えたブレーキ倍力装置において、 上記入力軸と大気通路との間に上記フィルタ部材を配設
    するとともに、該フィルタ部材の大気側端面に上記入力
    軸と囲繞する凹部を形成し、この凹部内に通気性のない
    第1遮蔽部材と上記消音部材とを順次嵌合してそれら第
    1遮蔽部材および消音部材に上記入力軸を摺動自在に貫
    通させ、さらに上記フィルタ部材の大気側に、該フィル
    タ部材の凹部の外周部分を閉鎖するとともに、上記消音
    部材に当接する第2遮蔽部材を設けたことを特徴とする
    ブレーキ倍力装置の消音装置。
JP1989146666U 1989-12-20 1989-12-20 ブレーキ倍力装置の消音装置 Expired - Lifetime JPH0634199Y2 (ja)

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JPH0384269U JPH0384269U (ja) 1991-08-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60128855U (ja) * 1984-02-09 1985-08-29 自動車機器株式会社 ブレ−キブ−スタの消音装置

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JPH0384269U (ja) 1991-08-27

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