JPH0634214Y2 - ステアリングマウントメンバの支持構造 - Google Patents
ステアリングマウントメンバの支持構造Info
- Publication number
- JPH0634214Y2 JPH0634214Y2 JP1988049059U JP4905988U JPH0634214Y2 JP H0634214 Y2 JPH0634214 Y2 JP H0634214Y2 JP 1988049059 U JP1988049059 U JP 1988049059U JP 4905988 U JP4905988 U JP 4905988U JP H0634214 Y2 JPH0634214 Y2 JP H0634214Y2
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- JP
- Japan
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- mount member
- steering
- bracket
- vehicle body
- steering wheel
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 claims description 34
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ステアリングのマウントメンバの支持構造に
関し、特に、衝突時の安全対策に関する。
関し、特に、衝突時の安全対策に関する。
(従来の技術) 従来のステアリングマウントメンバ支持構造として、例
えば、実開昭62-84563号公報に記載されているようなも
のが知られている。
えば、実開昭62-84563号公報に記載されているようなも
のが知られている。
この従来のステアリングマウントメンバ支持構造は、ス
テアリングコラムを支持するマウントメンバにニープロ
テクタが固定され、マウントメンバと車体との間に緩衝
部材が介在されたものであった。
テアリングコラムを支持するマウントメンバにニープロ
テクタが固定され、マウントメンバと車体との間に緩衝
部材が介在されたものであった。
従って、車両の前面衝突時において、運転者の膝がニー
プロテクタに衝突すると、このニープロテクタへ入力さ
れた衝撃が緩衝部材の変形で吸収され、運転者の膝へ与
えられるダメージが軽減されるものであった。
プロテクタに衝突すると、このニープロテクタへ入力さ
れた衝撃が緩衝部材の変形で吸収され、運転者の膝へ与
えられるダメージが軽減されるものであった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来の支持構造にあって
は、単にマウントメンバと車体間で衝撃を吸収するだけ
で、ステアリングホイールを移動させるための構成は、
特に有していないから、衝突時に、運転者の頭部がステ
アリングホイールに衝突してダメージを受けるという恐
れがあった。
は、単にマウントメンバと車体間で衝撃を吸収するだけ
で、ステアリングホイールを移動させるための構成は、
特に有していないから、衝突時に、運転者の頭部がステ
アリングホイールに衝突してダメージを受けるという恐
れがあった。
また、この対策としては、この頭部とステアリングホイ
ールとの衝突を防止するための機構や、または、周知の
コラプシブル機構等のようなこの衝突時の衝撃を柔げる
ための機構を別に設ける必要があって、その分構成が複
雑になりコストアップを招くという問題があった。
ールとの衝突を防止するための機構や、または、周知の
コラプシブル機構等のようなこの衝突時の衝撃を柔げる
ための機構を別に設ける必要があって、その分構成が複
雑になりコストアップを招くという問題があった。
そこで、本考案は、車両の前面衝突時に、運転者の膝が
ニープロテクタに衝突した際の衝撃吸収ができると共
に、運転者の頭部とステアリングホイールの少なくとも
中心部とが衝突するのを防止すべく、ステアリングホイ
ールを車両の前上方に移動させることができるステアリ
ングマウントメンバ支持構造を提供することを目的とし
ている。
ニープロテクタに衝突した際の衝撃吸収ができると共
に、運転者の頭部とステアリングホイールの少なくとも
中心部とが衝突するのを防止すべく、ステアリングホイ
ールを車両の前上方に移動させることができるステアリ
ングマウントメンバ支持構造を提供することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 上述のような目的を達成するために、本考案のステアリ
ングマウントメンバ支持構造では、先端にステアリング
ホイールが取り付けられたステアリングシャフトがステ
アリングコラムに回動自在に挿通支持され、該ステアリ
ングコラムを支持するマウントメンバが車幅方向に架設
され、該マウントメンバには、車両衝突に際し乗員が前
方移動した時に乗員の膝がぶつかるべくニープロテクタ
が固定された構造において、前記マウントメンバを、こ
のマウントメンバよりも下方位置に配設された回動支持
点を中心に車体前方へ回動可能にブラケットを介して車
体に取り付け、前記ブラケットと車体間には、通常、ブ
ラケットを車体に対して固定し、過大入力時には前記回
動支持点を中心としたマウントメンバの前方回動を許容
すべく前記固定が外れるよう形成された移動許容機構を
設けた。
ングマウントメンバ支持構造では、先端にステアリング
ホイールが取り付けられたステアリングシャフトがステ
アリングコラムに回動自在に挿通支持され、該ステアリ
ングコラムを支持するマウントメンバが車幅方向に架設
され、該マウントメンバには、車両衝突に際し乗員が前
方移動した時に乗員の膝がぶつかるべくニープロテクタ
が固定された構造において、前記マウントメンバを、こ
のマウントメンバよりも下方位置に配設された回動支持
点を中心に車体前方へ回動可能にブラケットを介して車
体に取り付け、前記ブラケットと車体間には、通常、ブ
ラケットを車体に対して固定し、過大入力時には前記回
動支持点を中心としたマウントメンバの前方回動を許容
すべく前記固定が外れるよう形成された移動許容機構を
設けた。
(作用) 本考案のステアリングマウントメンバ支持構造では、マ
ウントメンバはブラケットを介して車体に取り付けられ
ている。通常時、ブラケットは車体に固定されていて、
マウントメンバはステアリングコラムをしっかりと支持
している。
ウントメンバはブラケットを介して車体に取り付けられ
ている。通常時、ブラケットは車体に固定されていて、
マウントメンバはステアリングコラムをしっかりと支持
している。
次に、車体が前面衝突した場合には、静的慣性力により
乗員が前方に移動すると、まず、乗員の膝がニープロテ
クタに衝突し、その前方向の衝撃がマウントメンバに入
力される。
乗員が前方に移動すると、まず、乗員の膝がニープロテ
クタに衝突し、その前方向の衝撃がマウントメンバに入
力される。
そして、この入力された衝撃力が過大である場合には、
移動許容機構が作動し、ブラケットの車体に対する固定
が外れ、マウントメンバ及びブラケットは、回動支持点
を中心に前方に回動される。尚、この回動により膝から
ニープロテクタへの衝突が吸収される。
移動許容機構が作動し、ブラケットの車体に対する固定
が外れ、マウントメンバ及びブラケットは、回動支持点
を中心に前方に回動される。尚、この回動により膝から
ニープロテクタへの衝突が吸収される。
そして、この回動によりマウントメンバに支持されたス
テアリングコラムは、起き上がりながら前方へ移動さ
れ、その先端部のステアリングホイールは上向きながら
前方に移動される。これは、回動支持点がマウントメン
バよりも下方に配置されていて、マウントメンバが回動
支持点の上側を回動するためである。
テアリングコラムは、起き上がりながら前方へ移動さ
れ、その先端部のステアリングホイールは上向きながら
前方に移動される。これは、回動支持点がマウントメン
バよりも下方に配置されていて、マウントメンバが回動
支持点の上側を回動するためである。
このようにステアリングホイールが上向きながら前方へ
移動されるため、運転者の膝がニープロテクタに衝突し
た後に、頭部が前方下向きに振られた際に、頭部がステ
アリングホイールの少なくとも中心部へ衝突するのを防
止できる。
移動されるため、運転者の膝がニープロテクタに衝突し
た後に、頭部が前方下向きに振られた際に、頭部がステ
アリングホイールの少なくとも中心部へ衝突するのを防
止できる。
以上のように本考案では、ニープロテクタに入力された
衝撃がマウントメンバ及ブラケットの回動により吸収さ
れると共に、運転者の頭部がステアリングホイールの少
なくとも中心部に衝突するのを防止すべく、マウントメ
ンバ及びブラケットの回動によりステアリングホイール
が移動される。
衝撃がマウントメンバ及ブラケットの回動により吸収さ
れると共に、運転者の頭部がステアリングホイールの少
なくとも中心部に衝突するのを防止すべく、マウントメ
ンバ及びブラケットの回動によりステアリングホイール
が移動される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。尚、実施
例を説明するにあたり左ハンドル車を例にとる。
例を説明するにあたり左ハンドル車を例にとる。
第1図は本考案一実施例のステアリングマウントメンバ
支持構造を示す斜視図であって、図中1はステアリング
コラムを示している。このステアリングコラム1には、
ステアリングシャフト11が回転自在に挿通され、このス
テアリングシャフト11の先端にはステアリングホイール
12が取り付けられ、ステアリングシャフト11の他端は図
示を省略したユニバーサルジョイントや中間シャフト等
を介してステアリングギヤに接続されている。
支持構造を示す斜視図であって、図中1はステアリング
コラムを示している。このステアリングコラム1には、
ステアリングシャフト11が回転自在に挿通され、このス
テアリングシャフト11の先端にはステアリングホイール
12が取り付けられ、ステアリングシャフト11の他端は図
示を省略したユニバーサルジョイントや中間シャフト等
を介してステアリングギヤに接続されている。
次に、図中2はマウントメンバを示している。このマウ
ントメンバ2は、前記ステアリングコラム1の上部を支
持するもので、図示を省略したインストルメントパネル
内に配置されて、車幅方向に架設されている。また、前
記マウントメンバ2は、金属パイプで形成され、かつ、
中間部が両端部よりも車体後方位置(図中矢印Fが車体
前方を示す)に配置されるよう、2箇所で折り曲げられ
た形状となっていて、この中間部の左寄りの位置に前記
ステアリングコラム1が取り付けられると共に、このス
テアリングコラム1の左右両側に配置されてニープロテ
クタ3,3が固定されている。
ントメンバ2は、前記ステアリングコラム1の上部を支
持するもので、図示を省略したインストルメントパネル
内に配置されて、車幅方向に架設されている。また、前
記マウントメンバ2は、金属パイプで形成され、かつ、
中間部が両端部よりも車体後方位置(図中矢印Fが車体
前方を示す)に配置されるよう、2箇所で折り曲げられ
た形状となっていて、この中間部の左寄りの位置に前記
ステアリングコラム1が取り付けられると共に、このス
テアリングコラム1の左右両側に配置されてニープロテ
クタ3,3が固定されている。
尚、前記ニープロテクタ3,3は、車両の衝突時に運転者
Dが前方移動した際に、運転者Dの膝を受け取めて保護
すべく、前記マウントメンバ2よりも後方位置に配設さ
れ(第4図参照)、から、両ニープロテクタ3,3は、連
結ブラケット31により連結されている。
Dが前方移動した際に、運転者Dの膝を受け取めて保護
すべく、前記マウントメンバ2よりも後方位置に配設さ
れ(第4図参照)、から、両ニープロテクタ3,3は、連
結ブラケット31により連結されている。
ところで、前記マウントメンバ2の両端は、車体のダッ
シュサイドパネル4に右側ブラケット5及び左側ブラケ
ット6によって取り付けられている。
シュサイドパネル4に右側ブラケット5及び左側ブラケ
ット6によって取り付けられている。
前記右側ブラケット5は、ボルト,ナット51の締結によ
り単にダッシュサイドパネル4に固定されているが、左
側ブラケット6の取り付けは、それとは異なって、移動
許容機構7を介して取り付けられている。
り単にダッシュサイドパネル4に固定されているが、左
側ブラケット6の取り付けは、それとは異なって、移動
許容機構7を介して取り付けられている。
即ち、第2図は、左側ブラケット6を示していて、図示
のようにこの左側ブラケット6は、略三角形の平板に形
成され、前記マウントメンバ2は、この左側ブラケット
6の中心位置より僅かに上側で前側に寄った位置に溶接
されている。
のようにこの左側ブラケット6は、略三角形の平板に形
成され、前記マウントメンバ2は、この左側ブラケット
6の中心位置より僅かに上側で前側に寄った位置に溶接
されている。
そして、前記左側ブラケット6の下端部が回動支持点P
を中心に回動可能にピン61に支持されている。
を中心に回動可能にピン61に支持されている。
また、前記左側ブラケット6の上端部の前端部と後端部
には、前記回動支持点Pを中心に左側ブラケット6が車
体前方Fに回動した際の回動軌跡方向に開口されて第1
切欠部62及び第2切欠部63が形成されている。
には、前記回動支持点Pを中心に左側ブラケット6が車
体前方Fに回動した際の回動軌跡方向に開口されて第1
切欠部62及び第2切欠部63が形成されている。
そして、両切欠部62,63及びダッシュサイドパネル4に
ボルト71,71を挿通し、ウエルドナット72とにより締結
してダッシュサイドパネル4に取り付けられている。第
3図はこのボルト71による取り付けを示す断面図であっ
て、前記ボルト71として段付ボルトが用いられていて、
ボルト頭部711と左側ブラケット6との間には皿ワッシ
ャ73が2枚重ねで設けられている。即ち、前記左側ブラ
ケット6は、このボルト71の締結力及び皿ワッシャ73の
弾発力とにより定まる固定力でダッシュサイドパネル4
に固定され、この固定力を上回る過大入力が左側ブラケ
ット6に対し前向きに入力されると、この左側ブラケッ
ト6の前方回動を許容するようになっている。
ボルト71,71を挿通し、ウエルドナット72とにより締結
してダッシュサイドパネル4に取り付けられている。第
3図はこのボルト71による取り付けを示す断面図であっ
て、前記ボルト71として段付ボルトが用いられていて、
ボルト頭部711と左側ブラケット6との間には皿ワッシ
ャ73が2枚重ねで設けられている。即ち、前記左側ブラ
ケット6は、このボルト71の締結力及び皿ワッシャ73の
弾発力とにより定まる固定力でダッシュサイドパネル4
に固定され、この固定力を上回る過大入力が左側ブラケ
ット6に対し前向きに入力されると、この左側ブラケッ
ト6の前方回動を許容するようになっている。
以上のように、両切欠部62,63とナット72とボルト71と
皿ワッシャ73とにより移動許容機構7が構成されてい
る。
皿ワッシャ73とにより移動許容機構7が構成されてい
る。
尚、通常、左側ブラケット6はボルト71に対し、このボ
ルト71が両切欠部62,63の最も奥に位置するよう配置さ
れていて、この状態で、ステアリングコラム1及びステ
アリングホイール12も通常に操舵が行える位置に配置さ
れる。
ルト71が両切欠部62,63の最も奥に位置するよう配置さ
れていて、この状態で、ステアリングコラム1及びステ
アリングホイール12も通常に操舵が行える位置に配置さ
れる。
次に、作用を説明する。
(イ)通常時 上記のように、通常時、左側ブラケット6は、ボルト71
が両切欠部62,63の最も奥に配置された通常位置に固定
されている。この状態で、ステアリングコラム1及びス
テアリングホイール12は、操舵を行うのに好適な位置に
配置された状態でマウントメンバ2にしっかりと支持し
ている。
が両切欠部62,63の最も奥に配置された通常位置に固定
されている。この状態で、ステアリングコラム1及びス
テアリングホイール12は、操舵を行うのに好適な位置に
配置された状態でマウントメンバ2にしっかりと支持し
ている。
(ロ)車両衝突時 車両が前面衝突すると、運転者Dは第4図の作用説明図
に示すように、静的慣性力により前方に移動する。
に示すように、静的慣性力により前方に移動する。
そして、この運転者Dの前方移動により、運転者Dの膝
がニープロテクタ3に衝突し、その前方向の衝撃がマウ
ントメンバ2に入力され、さらに、このマウントメンバ
2を支持する両ブラケット5,6にも入力される。
がニープロテクタ3に衝突し、その前方向の衝撃がマウ
ントメンバ2に入力され、さらに、このマウントメンバ
2を支持する両ブラケット5,6にも入力される。
そして、左側ブラケット6では、第2図に示すように、
マウントメンバ2からの入力Nが回動支持点Pを中心に
回動すべく作用し、この入力N(衝撃力)が所定以上の
過大入力である場合には、移動許容機構7を構成するボ
ルト71及びスプリングワッシャ73の固定力に勝って、左
側ブラケット6が回動支持点Pを中心に回動する。
マウントメンバ2からの入力Nが回動支持点Pを中心に
回動すべく作用し、この入力N(衝撃力)が所定以上の
過大入力である場合には、移動許容機構7を構成するボ
ルト71及びスプリングワッシャ73の固定力に勝って、左
側ブラケット6が回動支持点Pを中心に回動する。
この左側ブラケット6の回動によりマウントメンバ2
は、右側ブラケット5により支持される右側端部を支点
として左側端部が車両前方Fに上回りで回動するような
揺動(矢印Yで示す)を行う。尚、このマウントメンバ
2の揺動により膝からニープロテクタ3へ入力された衝
撃の一部が吸収される。
は、右側ブラケット5により支持される右側端部を支点
として左側端部が車両前方Fに上回りで回動するような
揺動(矢印Yで示す)を行う。尚、このマウントメンバ
2の揺動により膝からニープロテクタ3へ入力された衝
撃の一部が吸収される。
そして、このようなマウントメンバ2の揺動により、こ
のマウントメンバ2に支持されたステアリングコラム1
は、第4図に示すように起き上がりながら前方Fへ移動
され、その先端部のステアリングホイール12は上向きな
がら前方に移動される。これは、左側ブラケット6にお
いて回動支持点Pがマウントメンバ2の支持位置よりも
下方に配置されていて、マウントメンバ2が回動支持点
の上側を回動するためである。
のマウントメンバ2に支持されたステアリングコラム1
は、第4図に示すように起き上がりながら前方Fへ移動
され、その先端部のステアリングホイール12は上向きな
がら前方に移動される。これは、左側ブラケット6にお
いて回動支持点Pがマウントメンバ2の支持位置よりも
下方に配置されていて、マウントメンバ2が回動支持点
の上側を回動するためである。
このようにステアリングホイール12が上向きながら前方
へ移動されるため、図示のように運転者Dがその膝をニ
ープロテクタ3に衝突した後、運転者Dの頭部が前方下
向きに振られた際に、頭部がステアリングホイール12の
少なくとも中心部へ衝突するのを防止できる。即ち、ス
テアリングホイール12の中心部は、ステアリングシャフ
ト11に支持されていて、支持剛性が最も高い部分である
から、この部分に、しかもステアリングシャフト11の軸
方向に頭部を衝突した際にはダメージが大きい。しかし
ながら、ステアリングホイール12のリムの部分は、材質
的にも弾性を持った物が用いられ、支持剛性も低いた
め、衝突の際のダメージは相当低くなる。
へ移動されるため、図示のように運転者Dがその膝をニ
ープロテクタ3に衝突した後、運転者Dの頭部が前方下
向きに振られた際に、頭部がステアリングホイール12の
少なくとも中心部へ衝突するのを防止できる。即ち、ス
テアリングホイール12の中心部は、ステアリングシャフ
ト11に支持されていて、支持剛性が最も高い部分である
から、この部分に、しかもステアリングシャフト11の軸
方向に頭部を衝突した際にはダメージが大きい。しかし
ながら、ステアリングホイール12のリムの部分は、材質
的にも弾性を持った物が用いられ、支持剛性も低いた
め、衝突の際のダメージは相当低くなる。
以上のように本実施例では、ニープロテクタ3に入力さ
れた衝撃がマウントメンバ2及左側ブラケット6の回動
により吸収されると共に、マウントメンバ2及び左側ブ
ラケット6の回動によりステアリングホイール12が移動
され、運転者Dの頭部がステアリングホイール12の少な
くとも中心部に衝突するが防止される。
れた衝撃がマウントメンバ2及左側ブラケット6の回動
により吸収されると共に、マウントメンバ2及び左側ブ
ラケット6の回動によりステアリングホイール12が移動
され、運転者Dの頭部がステアリングホイール12の少な
くとも中心部に衝突するが防止される。
つまり、実施例構造では、衝突時に運転者に与える膝へ
のダメージの軽減と頭部へのダメージの軽減とを同時に
達成することができる。
のダメージの軽減と頭部へのダメージの軽減とを同時に
達成することができる。
以上、実施例を図面により説明したが、本考案はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
例えば、実施例ではニープロテクタを運転席の前方位置
に設けた例を示したが、助手席の前方位置にも併せて設
けてもよい。
に設けた例を示したが、助手席の前方位置にも併せて設
けてもよい。
また、実施例では移動許容機構をマウントメンバの左右
のブラケットの一方に設けた例を示したが、その両方に
設けてもよい。
のブラケットの一方に設けた例を示したが、その両方に
設けてもよい。
(考案の効果) 以上、説明したように本考案のステアリングマウントメ
ンバ支持構造にあっては、車両の前面衝突時に、運転者
の膝がニープロテクタに衝突した際の衝撃吸収ができる
と共に、運転者の頭部とステアリングホイールの少なく
とも中心部とが衝突するのを防止すべく、ステアリング
ホイールを車両の前上方に移動させることができるとい
う効果が得られる。また、上記効果が簡単な構成により
得られ、コスト的に有利であるという効果も得られる。
ンバ支持構造にあっては、車両の前面衝突時に、運転者
の膝がニープロテクタに衝突した際の衝撃吸収ができる
と共に、運転者の頭部とステアリングホイールの少なく
とも中心部とが衝突するのを防止すべく、ステアリング
ホイールを車両の前上方に移動させることができるとい
う効果が得られる。また、上記効果が簡単な構成により
得られ、コスト的に有利であるという効果も得られる。
第1図は本考案実施例のステアリングマウントメンバ支
持構造を示す全体斜視図、第2図は実施例構造の要部で
ある左側ブラケットを示す側面図、第3図は実施例構造
の要部である移動許容機構を示す断面図、第4図は実施
例構造の作用を説明する説明図である。 1……ステアリングコラム 2……マウントメンバ 3……ニープロテクタ 4……ダッシュサイドパネル(車体) 6……左側ブラケット 7……移動許容機構 11……ステアリングシャフト 12……ステアリングホイール P……回転支持点 D……運転者
持構造を示す全体斜視図、第2図は実施例構造の要部で
ある左側ブラケットを示す側面図、第3図は実施例構造
の要部である移動許容機構を示す断面図、第4図は実施
例構造の作用を説明する説明図である。 1……ステアリングコラム 2……マウントメンバ 3……ニープロテクタ 4……ダッシュサイドパネル(車体) 6……左側ブラケット 7……移動許容機構 11……ステアリングシャフト 12……ステアリングホイール P……回転支持点 D……運転者
Claims (1)
- 【請求項1】先端にステアリングホイールが取り付けら
れたステアリングシャフトがステアリングコラムに回動
自在に挿通支持され、 該ステアリングコラムを支持するマウントメンバが車幅
方向に架設され、 該マウントメンバには、車両衝突に際し乗員が前方移動
した時に乗員の膝がぶつかるべくニープロテクタが固定
され、 前記マウントメンバは、マウントメンバよりも下方位置
に配設された回動支持点を中心に車体前方へ回動可能に
ブラケットを介して車体に取り付けられ、 前記ブラケットと車体間には、通常、ブラケットを車体
に対して固定し、過大入力時には前記回動支持点を中心
としたマウントメンバの前方回動を許容すべく前記固定
が外れるよう形成された移動許容機構が設けられている
ことを特徴とするステアリングマウントメンバの支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988049059U JPH0634214Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | ステアリングマウントメンバの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988049059U JPH0634214Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | ステアリングマウントメンバの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01154976U JPH01154976U (ja) | 1989-10-25 |
| JPH0634214Y2 true JPH0634214Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31275179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988049059U Expired - Lifetime JPH0634214Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | ステアリングマウントメンバの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634214Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6152560U (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-09 | ||
| JPH057882Y2 (ja) * | 1985-12-28 | 1993-02-26 |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP1988049059U patent/JPH0634214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01154976U (ja) | 1989-10-25 |
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