JPH06348877A - 二値化回路及びccd固体撮像装置 - Google Patents

二値化回路及びccd固体撮像装置

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JPH06348877A
JPH06348877A JP5133347A JP13334793A JPH06348877A JP H06348877 A JPH06348877 A JP H06348877A JP 5133347 A JP5133347 A JP 5133347A JP 13334793 A JP13334793 A JP 13334793A JP H06348877 A JPH06348877 A JP H06348877A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージセンサからの撮像信号の二値化情報
を簡単な回路構成で高精度に得ることができ、イメージ
センサへのオンチップ化を実現させる。 【構成】 +端子の電位が−端子の電位よりも電圧V1
だけ高くなるように設定された比較回路11aと、+端
子の電位が−端子の電位よりも電圧V2だけ低くなるよ
うに設定された比較回路11bと、JKフリップフロッ
プ回路12を配置し、更に2つの比較回路11a及び1
1bの各+端子に、電荷転送段3における最終段の互い
に隣接する2つの読出し電極5a及び5b中、一方の読
出し電極5aを接続し、2つの比較回路11a及び11
bの各−端子に他方の読出し電極5bを接続し、比較回
路11aの反転Q端子とJKフリップフロップ回路12
のJ端子とを接続し、比較回路11bのQ端子とJKフ
リップフロップ回路12のK端子とを接続して二値化回
路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間的に隣接するサン
プリング信号を二値化信号として出力する二値化回路
と、この二値化回路を具備したCCD固体撮像装置に関
し、特に媒体に付されたバーコード等のマークを読み取
って、二値化信号に変換するバーコード読取り装置に用
いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バーコードは、製造業者名や商
品名などの情報を、太さの異なる線の組み合せで媒体な
どに表示したものであり、光学的な検知方法で読み取っ
て、商品の売り上げ集計、流通の分析などに利用されて
いる。
【0003】バーコードを光学的な検知方法で読み取る
装置としては、CCDイメージセンサが主に用いられ、
このCCDイメージセンサからの出力を二値化回路に供
給して、太さの異なる線の組み合せを二値化情報として
取り出し、この取り出した二値化情報をバーコード情報
として検出するようにしている。この場合、コンパレー
タにて撮像信号のレベル(電圧)をスレッショルド電圧
と比較しながら二値化情報を得る方法が一般的である。
【0004】しかし、CCDイメージセンサからの出力
を二値化する際に、バーコードが印刷されている媒体の
面の凹凸や、外来光の影響により、バーコードの印刷面
の反射が均一でないために、スレッショルド電圧を一定
に保って2値化することは困難であり、そのため、従来
では、直前の撮像信号からある一定の絶対値以上、信号
レベルが変化した場合に反転させる回路を、CCDイメ
ージセンサの外部に作製している。
【0005】ここで、従来のバーコード読取り装置を、
図30に基づいて説明すると、まず、CCDイメージセ
ンサは、入射光の光量に応じた信号電荷量に変換する受
光部101が多数配列された撮像領域102と、この撮
像領域102からの信号電荷を一方向に転送するCCD
による電荷転送段103とを有する。このCCDイメー
ジセンサの上記電荷転送段103における最終段近傍に
形成された例えばフローティング・ゲートからなる電荷
電圧変換部104の後段には、この電圧変換部104か
らの撮像信号Vaを電流増幅する例えばソースフォロア
回路からなるアンプ105が同一基板上に形成されてい
る。
【0006】そして、このアンプ105から外部に導出
された外部端子φに、上記アンプ105にて電流増幅さ
れた撮像信号Vaをレベル増幅する増幅器106と、直
前の撮像信号からある一定の絶対値以上、信号レベルが
変化した場合に反転させる二値化回路107を接続し
て、バーコード読取り装置を構成するようにしている。
【0007】このバーコード読取り装置においては、図
示するように、外部の増幅器106は、増幅度の高いも
のが選定され、また、外部に接続される二値化回路10
7としては、ダイオードD1及びD2を用いた論理回路
を使用するようにしている。この二値化回路107の入
出力特性は、図31に示すように、入力電圧Vinが例
えば0Vのとき出力電圧Voutが電源電圧である例え
ば5Vであったとき、入力電圧Vinが0Vからダイオ
ードD1及びD2の電圧降下レベルである0.8Vほど
高くなったときに、出力電圧Voutが0Vに反転し、
逆に入力電圧Vinが例えば5Vのとき出力電圧Vou
tが0Vであったとき、入力電圧Vinが5Vからダイ
オードD1及びD2の電圧降下レベルである0.8Vほ
ど低くなったときに、出力電圧Voutが5Vに反転す
る、というヒステリシス特性を有する。
【0008】従って、今回の撮像信号Vaの信号レベル
が、前回の撮像信号Vaの信号レベルよりも±0.8V
以上変化したときに、出力が反転することになり、この
反転出力を二値化情報として取り出すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記バーコード読取り装置に用いられる二値化回路10
7は、増幅度の高い増幅器106やダイオードD1及び
D2を用いた論理回路が必要であるため、回路構成自体
が複雑になり、CCDイメージセンサ内に作製するこ
と、即ちオンチップすることは困難であり、特に、電源
電圧3Vなどの低電圧駆動のCCDイメージセンサにオ
ンチップすることは一層困難である。
【0010】その理由は、ダイオードD1及びD2を用
いた論理回路を使用した場合、ダイオードD1及びD2
の電圧降下レベルVBEに相当する0.8V程度がヒステ
リシス特性上の不感帯になるからである。従って、CC
Dイメージセンサ内部の信号振幅として0.8V以上の
2V〜3Vより大きな電圧が必要となり、このような大
きな信号振幅を3V電源のCCDイメージセンサで取り
扱うことは極めて困難である。
【0011】また、実際にこの二値化回路107にて高
精度に二値化情報を得るには、図30で示す回路構成で
は不十分であり、実際には、増幅器106と二値化回路
107間にオフセット回路を挿入し、二値化回路107
からの出力を外部に接続したマイクロコンピュータ(以
下、マイコンと記す)に供給し、このマイコンにて上記
オフセット回路をフィードバック制御し、更に増幅器1
06のゲインを制御する必要がある。
【0012】このように、従来のバーコード読取り装置
にて使用される二値化回路107は、回路構成が非常に
複雑であり、しかも部品点数が多く、その結果、CCD
イメージセンサへのオンチップ化ができず、バーコード
読取り装置自体のサイズの小型化に限界が生じるという
問題があった。また、消費電力も大きくなり、最近の電
源電圧の低レベル化傾向にそぐわないという問題もあ
る。
【0013】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、空間的に隣接するサン
プリング信号の二値化情報を簡単な回路構成で高精度に
得ることができ、部品点数の削減化、低消費電力化を達
成させることができる二値化回路を提供することにあ
る。
【0014】また、本発明の他の目的は、CCDイメー
ジセンサからの撮像信号の二値化情報を簡単な回路構成
で高精度に得ることができ、CCDイメージセンサへの
オンチップ化を実現させることができる二値化回路を提
供することにある。
【0015】また、他の発明の目的は、撮像信号の二値
化情報を簡単な回路構成で高精度に得ることができ、部
品点数の削減化、低消費電力化を達成させることができ
るCCD固体撮像装置を提供することにある。
【0016】また、他の発明の他の目的は、撮像信号の
二値化情報を簡単な回路構成で高精度に得ることができ
る二値化回路をオンチップ化したCCD固体撮像装置を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の二値化回路は、
ヒステリシス特性を有し、かつ空間的に隣接するサンプ
リング信号が入力され、これらサンプリング信号のレベ
ル比較を行う比較手段と、上記比較手段からの出力信号
のレベル変化点を検出して二値化信号を作成する検出手
段とを設けて構成する。
【0018】この場合、上記比較手段を、一方の入力に
等価的にオフセット電位を加算して、上記サンプリング
信号のレベル比較を行う第1の比較回路と、一方の入力
に等価的にオフセット電位を減算して、上記サンプリン
グ信号のレベル比較を行う第2の比較回路とで構成する
ことができる。
【0019】また、上記比較手段を、空間的に隣接する
サンプリング信号が入力される2つの入力端子が電位的
に不均一に設定され、かつ2つの入力端子に同電位の信
号が入力された場合、高レベルの信号を出力する第1の
比較回路と、空間的に隣接するサンプリング信号が入力
される2つの入力端子が電位的に不均一に設定され、か
つ2つの入力端子に同電位の信号が入力された場合、低
レベルの信号を出力する第2の比較回路とで構成するこ
とができ、そして、上記検出手段を、上記第1の比較回
路からの低レベルの信号の入力に基づいてレベル変化
し、第2の比較回路からの高レベルの信号の入力に基づ
いてレベル復帰するフリップフロップ回路にて構成する
ことができる。
【0020】また、CCDイメージセンサにおける二値
化回路として機能させる場合、上記空間的に隣接するサ
ンプリング信号としては、CCDによる電荷転送段にお
ける互いに隣接する読出し電極からの出力としてもよ
い。
【0021】一方、他の発明に係るCCD固体撮像装置
は、入射光の光量に応じた信号電荷量に変換する受光部
が多数配列された撮像領域と、上記撮像領域からの信号
電荷を一方向に転送するCCDによる電荷転送段と、ヒ
ステリシス特性を有し、かつ上記電荷転送段における互
いに隣接する読出し電極からの撮像信号のレベル比較を
行う比較手段とこの比較手段からの出力信号のレベル変
化点を検出して二値化信号を作成する検出手段を具備し
た二値化回路とを設けて構成する。
【0022】この場合、上記比較手段を、一方の入力に
等価的にオフセット電位を加算して、上記撮像信号のレ
ベル比較を行う第1の比較回路と、一方の入力に等価的
にオフセット電位を減算して、上記撮像信号のレベル比
較を行う第2の比較回路とから構成することができる。
【0023】また、上記比較手段を、上記互いに隣接す
る転送電極からの撮像信号が入力される2つの入力端子
が電位的に不均一に設定され、かつ上記2つの入力端子
に同電位の信号が入力された場合、高レベルの信号を出
力する第1の比較回路と、上記互いに隣接する転送電極
からの撮像信号が入力される2つの入力端子が電位的に
不均一に設定され、かつ上記2つの入力端子に同電位の
信号が入力された場合、低レベルの信号を出力する第2
の比較回路とで構成することができ、そして、上記検出
手段を、上記第1の比較回路からの低レベルの信号の入
力に基づいてレベル変化し、上記第2の比較回路からの
高レベルの信号の入力に基づいてレベル復帰するフリッ
プフロップ回路にて構成することができる。
【0024】
【作用】本発明に係る二値化回路においては、まず、空
間的に隣接するサンプリング信号が、比較手段に入力さ
れる。この比較手段は、ヒステリシス特性を有すること
から、入力された各サンプリング信号間のレベル変化が
ある一定レベル以上になると、その出力が変化すること
になる。
【0025】具体的には、比較手段を構成する第1の比
較回路にて、空間的に隣接するサンプリング信号のう
ち、一方の入力に供給されるサンプリング信号に等価的
にオフセット電位を加算して、入力される各サンプリン
グ信号のレベル比較を行い、比較手段を構成する第2の
比較回路にて、空間的に隣接するサンプリング信号のう
ち、一方の入力に供給されるサンプリング信号に等価的
にオフセット電位を減算して、入力される各サンプリン
グ信号のレベル比較を行う。これにより、比較手段にヒ
ステリシス特性が等価的に付加されたことになる。
【0026】他の構成の比較手段においては、第1の比
較回路が、2つの入力端子に同電位の信号が入力された
場合、高レベルの信号を出力するように各入力端子が電
位的に不均一に設定され、第2の比較回路が、2つの入
力端子に同電位の信号が入力された場合、低レベルの信
号を出力するように各入力端子が電位的に不均一に設定
されていることから、これらの比較回路にて構成される
比較手段は、ヒステリシス特性を有することになる。
【0027】検出手段は、上記比較手段からの出力信号
のレベル変化点を検出して、二値化信号を作成する。具
体的には、上記第1の比較回路からの低レベルの信号の
入力に基づいてレベル変化し、上記第2の比較回路から
の高レベルの信号の入力に基づいてレベル復帰するフリ
ップフロップ回路にて構成され、上記比較手段からの出
力信号のレベル変化点に基づいて二値化信号が作成され
て出力されることになる。
【0028】このように、本発明に係る二値化回路は、
比較手段と検出手段のみで構成することができることか
ら、二値化回路の回路構成が簡単になる。しかも高精度
に二値化情報を得ることができる。従って、部品点数の
削減化、低消費電力化を達成させることができる。
【0029】特に、空間的に隣接するサンプリング信号
として、CCDイメージセンサの電荷転送段における互
いに隣接する読出し電極からの出力、即ち撮像信号とし
た場合、CCDイメージセンサからの撮像信号の二値化
情報を簡単な回路構成で高精度に得ることができ、CC
Dイメージセンサへのオンチップ化を実現させることが
できる。
【0030】他の発明に係るCCD固体撮像装置におい
ては、上記構成を有する二値化回路を有することから、
まず、電荷転送段における互いに隣接する読出し電極か
らの撮像信号が、比較手段に入力される。この比較手段
は、ヒステリシス特性を有することから、入力された各
撮像信号間のレベル変化がある一定レベル以上になる
と、その出力が変化することになる。
【0031】具体的には、比較手段を構成する第1の比
較回路にて、互いに隣接する読出し電極からの撮像信号
のうち、一方の入力に供給される撮像信号に等価的にオ
フセット電位を加算して、入力される各撮像信号のレベ
ル比較を行い、比較手段を構成する第2の比較回路に
て、互いに隣接する読出し電極からの撮像信号のうち、
一方の入力に供給される撮像信号に等価的にオフセット
電位を減算して、入力される各撮像信号のレベル比較を
行う。これにより、比較手段にヒステリシス特性が等価
的に付加されたことになる。
【0032】他の構成の比較手段においては、第1の比
較回路が、2つの入力端子に同電位の信号が入力された
場合、高レベルの信号を出力するように各入力端子が電
位的に不均一に設定され、第2の比較回路が、2つの入
力端子に同電位の信号が入力された場合、低レベルの信
号を出力するように各入力端子が電位的に不均一に設定
されていることから、これらの比較回路にて構成される
比較手段は、ヒステリシス特性を有することになる。
【0033】検出手段は、上記比較手段からの出力信号
のレベル変化点を検出して、二値化信号を作成する。具
体的には、上記第1の比較回路からの低レベルの信号の
入力に基づいてレベル変化し、上記第2の比較回路から
の高レベルの信号の入力に基づいてレベル復帰するフリ
ップフロップ回路にて構成され、上記比較手段からの出
力信号のレベル変化点に基づいて二値化信号が作成され
て出力されることになる。
【0034】このように、本発明に係るCCD固体撮像
装置は、CCDによる電荷転送段の後段に接続される二
値化回路を比較手段と検出手段のみで構成することがで
きることから、その二値化回路の回路構成が簡単にな
り、しかも高精度に二値化情報を得ることができる。従
って、部品点数の削減化、低消費電力化を達成させるこ
とができ、CCDによる電荷転送段及び撮像領域と共
に、同一基板上に二値化回路を形成することができ、本
発明に係るCCD固体撮像装置を、例えばバーコード読
取り装置等に利用した場合に、このバーコード読取り装
置の小型化及び信頼性を向上させることが可能となる。
【0035】
【実施例】以下、本発明に係る二値化回路並びにCCD
固体撮像装置を、バーコード読取り装置の二値化回路及
びCCDイメージセンサに適用した実施例(以下、それ
ぞれ実施例に係る二値化回路並びに実施例に係るイメー
ジセンサと記す)を図1〜図29を参照しながら説明す
る。
【0036】この実施例に係るイメージセンサは、図1
に示すように、入射光の光量に応じた電荷量の信号電荷
に変換して蓄積する受光部(画素)1が一列に配列され
た撮像領域2と、転送クロック信号Pcの印加によっ
て、撮像領域2からの信号電荷を一方向に転送するCC
Dによる電荷転送段3と、読出しパルスPrの印加によ
って、撮像領域2の各画素1に蓄積されている信号電荷
を電荷転送段3に転送する読出しゲート4とを有する。
【0037】上記電荷転送段3における最終段の互いに
隣接する2つの転送電極5a及び5bは、それぞれ例え
ばフローティング・ゲートからなる電荷電圧変換部を構
成しており、それぞれ前段の転送電極から転送されてき
た信号電荷を電圧信号(撮像信号)Va及びVbとして
取り出す読出し電極として機能している。従って、以下
の説明では、上記電荷電圧変換部を構成する互いに隣接
する2つの転送電極5a及び5bをそれぞれ第1の読出
し電極5a及び第2の読出し電極5bとして記載する。
【0038】この場合、第1及び第2の読出し電極5a
及び5bからの第1及び第2の撮像信号Va及びVb
中、第2の読出し電極5bからの第2の撮像信号Vb
は、第1の読出し電極5aからの第1の撮像信号Vaを
1ビット分(即ち、1転送クロック分)遅延した撮像信
号となる。
【0039】そして、本実施例に係るイメージセンサ
は、上記第1及び第2の読出し電極5a及び5bの後段
に、実施例に係る二値化回路が接続されて構成されてい
る。
【0040】この実施例に係る二値化回路は、2つの比
較回路(第1の比較回路11a及び第2の比較回路11
b)と1つのフリップフロップ回路12とから構成され
ている。第1及び第2の比較回路11a及び11bと
も、第1の読出し電極5aからの第1の撮像信号Vaが
+側入力端子に入力され、第2の読出し電極5bからの
第2の撮像信号Vbが−側入力端子に入力されるように
配線されている。
【0041】フリップフロップ回路12は、この例で
は、クロック端子CLに転送クロック信号Pcが供給さ
れるJKフリップフロップ回路にて構成され、第1の比
較回路11aからの第1の出力信号S1がJ端子に入力
され、第2の比較回路11bからの第2の出力信号S2
がK端子に入力されるように配線されている。そして、
この二値化回路の出力信号Sは、JKフリップフロップ
回路12のQ端子より取り出すようになっている。
【0042】このJKフリップフロップ回路12は、例
えばCMOSトランジスタを主体として構成することが
可能であり、イメージセンサにおける上記撮像領域2及
び電荷転送段3と同時に、同一基板上に形成することが
できる。
【0043】この実施例において、第1の比較回路11
aは、第1の撮像信号Vaが第2の撮像信号Vbよりも
電位的に下がったときに出力を得ることを目的として構
成され、第2の比較回路11bは、第1の撮像信号Va
が第2の撮像信号Vbよりも電位的に上がったときに出
力を得ることを目的として構成されている。
【0044】このことから、第1の比較回路11aは、
+側入力端子及び−側入力端子に同電位の信号が入力し
た場合に、高レベルの出力信号が出力されるように+側
入力端子の電位が−側入力端子の電位よりも電圧V1だ
け高くなるように設定されている。この電圧V1は、必
ずしも電源を接続する必要はなく、一定電位である必要
はない。従って、第1の比較回路11aの+側入力端子
及び−側入力端子を故意にアンバランスに設計すること
で実現することができる。
【0045】なお、この第1の比較回路11aにおいて
は、第1の撮像信号Vaの信号レベルがVs−V1で、
第2の撮像信号Vbの信号レベルがVsの時には、出力
は不定となる。ここで、Vsは撮像信号の信号レベルを
示す。
【0046】次に、上記第1の比較回路11aにおける
具体的回路構成のいくつかの例を図2〜図12に基づい
て説明すると、まず、第1の例は、図2に示すように、
ドレイン端子を共通とする2つのnチャネル形MOSF
ET(以下、単に第1及び第2のトランジスタTr1及
びTr2と記す)と、各トランジスタTr1及びTr2
とそれぞれ直列に接続された2つのnチャネル形MOS
FET(以下、単に第3及び第4のトランジスタTr3
及びTr4と記す)とを有し、第1及び第3のトランジ
スタTr1及びTr3の共通接点a1が、Q端子として
導出されると共に、第4のトランジスタTr4のゲート
電極に接続され、第2及び第4のトランジスタTr2及
びTr4の共通接点a2が、反転Q端子として導出され
ると共に、第3のトランジスタTr3のゲート電極に接
続されて構成されたRSフリップフロップ回路を主体と
して構成されている。
【0047】そして、この例では、第1及び第2のトラ
ンジスタTr1及びTr2における共通のドレイン端子
に転送クロック発生源13が接続され、第1のトランジ
スタTr1のゲート電極と+側入力端子φ(+) の間に電
圧V1の電源14が、上記ゲート電極に対して正電圧が
印加されるように接続されて第1の比較回路11aが構
成されている。この場合、第2のトランジスタTr2の
ゲート電極が−側入力端子φ(-) として導出されてお
り、第3及び第4のソース端子は接地とされている。
【0048】この第1の比較回路11aにおいては、第
2及び第4のトランジスタTr2及びTr4における共
通接点a2から導出された反転Q端子から出力を取り出
すようにしている。この例では、+側入力端子φ(+) に
電源14が接続されることにより、+側入力端子φ(-)
に入力される信号のレベルに等価的に電源電圧V1が加
算されることになる。
【0049】次に、上記第1の比較回路11aの第2の
例は、図3に示すように、上記図2で示す第1の例とほ
ぼ同じ構成を有するが、+側入力端子φ(+) と第1のト
ランジスタTr1のゲート電極の間に挿入されていた電
源14を除去し、代わりに第2及び第4のトランジスタ
Tr2及びTr4の共通接点a2と反転Q端子間におけ
る出力ラインと接地間にコンデンサCを接続した回路構
成となっている。この例では、第2のトランジスタTr
2のしきい値電圧がコンデンサCに蓄積された電荷によ
って高くなる。
【0050】即ち、第1の撮像信号Vaが入力される第
1のトランジスタTr1と第2の撮像信号Vbが入力さ
れる第2のトランジスタTr2の各しきい値電圧がアン
バランスになり、結果的に+側入力端子φ(+) に入力さ
れる信号のレベルに、第2のトランジスタTr2に付加
されたしきい値電圧に相当する電源電圧V1が等価的に
加算されることになる。
【0051】この第2の例の変形例としては、図4に示
すように、複数個のそれぞれ容量値の異なるコンデンサ
1 及びC2 を形成し、各コンデンサC1 及びC2 の出
力ライン側端子と出力ラインとをスイッチング回路21
にて選択的に接続するように構成してもよい。この場合
のスイッチング回路21としては、等価的に例えば各コ
ンデンサC1 及びC2 の出力ライン側端子を固定接点と
し、出力ラインを可動接点としたスイッチにて構成する
ことができる。そして、上記スイッチング回路21をイ
メージセンサと共に同一基板上に形成する場合は、例え
ば複数個のnチャネル形MOSFETにて簡単に形成す
ることができる。
【0052】次に、上記第1の比較回路11aの第3の
例は、図5に示すように、上記図2で示す第1の例とほ
ぼ同じ構成を有するが、+側入力端子φ(+) と第1のト
ランジスタTr1のゲート電極の間に挿入されていた電
源14を除去し、代わりに第2及び第4のトランジスタ
Tr2及びTr4の共通接点a2と第2のトランジスタ
Tr2の間に抵抗Rを挿入した回路構成となっている。
【0053】この例においても、結果的に第1の撮像信
号Vaが入力される第1のトランジスタTr1と第2の
撮像信号Vbが入力される第2のトランジスタTr2の
各しきい値電圧がアンバランスになり、+側入力端子φ
(+) に入力される信号のレベルに、第2のトランジスタ
Tr2に付加されたしきい値電圧に相当する電源電圧V
1が等価的に加算されることになる。
【0054】この第3の例の変形例としては、図6に示
すように、抵抗として例えばnチャネル形MOSFET
からなるトランジスタTrを挿入し、このトランジスタ
Trのゲート電極に複数のそれぞれ電圧レベルが異なる
電源VA ,VB 及びVC をスイッチング回路22を介し
て選択的に接続するように構成してもよい。この場合の
スイッチング回路22としては、等価的に例えば各電源
A ,VB 及びVC の出力端子を固定接点とし、ゲート
電極を可動接点としたスイッチにて構成することができ
る。そして、上記スイッチング回路22をイメージセン
サと共に同一基板上に形成する場合は、例えば複数個の
nチャネル形MOSFETにて簡単に形成することがで
きる。
【0055】次に、上記第1の比較回路の第4の例は、
図7に示すように、上記図5で示す第3の例とほぼ同じ
構成を有するが、第2のトランジスタTr2のドレイン
側に抵抗Rを挿入した点で異なる。この例においても、
結果的に第1の撮像信号Vaが入力される第1のトラン
ジスタTr1と第2の撮像信号Vbが入力される第2の
トランジスタTr2の各しきい値電圧がアンバランスに
なり、+側入力端子φ(+) に入力される信号のレベル
に、第2のトランジスタTr2に付加されたしきい値電
圧に相当する電源電圧V1が等価的に加算されることに
なる。
【0056】この第4の例の変形例としては、図8に示
すように、上記図6で示す第3の例の変形例と同様に、
抵抗Rとして例えばnチャネル形MOSFETからなる
トランジスタTrを挿入し、このトランジスタTrのゲ
ート電極に複数のそれぞれ電圧レベルが異なる電源V
A ,VB 及びVC をスイッチング回路22を介して選択
的に接続するように構成してもよい。
【0057】次に、上記第1の比較回路の第5の例は、
図9に示すように、上記図2で示す第1の例とほぼ同じ
構成を有するが、+側入力端子φ(+) と第1のトランジ
スタTr1のゲート電極の間に挿入されていた電源14
を除去し、代わりに第1のトランジスタTr1における
チャネル幅W1 とチャネル長L1 の比W1/L1と、第2
のトランジスタTr2におけるチャネル幅W2 とチャネ
ル長L2 の比W2/L2を故意にずらして、第1の撮像信
号Vaが入力される第1のトランジスタTr1と第2の
撮像信号Vbが入力される第2のトランジスタTr2の
各しきい値電圧をアンバランスにしたものである。この
例においても、結果的に、+側入力端子φ(+) に入力さ
れる信号のレベルに、第2のトランジスタTr2に付加
されたしきい値電圧に相当する電源電圧V1が等価的に
加算されることになる。
【0058】この第5の例の変形例としては、図10に
示すように、第2のトランジスタTr2の代わりに、そ
れぞれチャネル幅Wとチャネル長Lの比W/Lが異な
り、かつドレイン端子及びソース端子がそれぞれ共通と
された複数個のトランジスタ(いずれもnチャネル形M
OSFETにて構成される)Tra,Trb及びTrc
を形成し、各トランジスタTra,Trb及びTrcの
ゲート電極と−側入力端子φ(-) とをスイッチング回路
23にて選択的に接続するように構成してもよい。
【0059】この場合のスイッチング回路23として
は、等価的に例えば各トランジスタTra,Trb及び
Trcのゲート電極を可動接点とし、−側入力端子φ
(-) から各可動接点側に共通接点aを介して延び、その
延長端をそれぞれ第1の固定接点とし、接地ラインから
各可動接点側に延び、その延長端を第2の固定接点とし
た複数のスイッチにて構成することができる。そして、
上記スイッチング回路23をイメージセンサと共に同一
基板上に形成する場合は、例えば複数個のnチャネル形
MOSFETにて簡単に形成することができる。
【0060】次に、上記第1の比較回路の第6の例は、
図11に示すように、上記図2で示す第1の例とほぼ同
じ構成を有するが、+側入力端子φ(+) と第1のトラン
ジスタTr1のゲート電極の間に挿入されていた電源1
4を除去し、代わりに第3のトランジスタTr3におけ
るチャネル幅W3 とチャネル長L3 の比W3/L3と、第
4のトランジスタTr4におけるチャネル幅W4 とチャ
ネル長L4 の比W4 /L4 を故意にずらして、第1の撮
像信号Vaが入力される第1のトランジスタTr1と第
2の撮像信号Vbが入力される第2のトランジスタTr
2の各しきい値電圧をアンバランスにしたものである。
この例においても、結果的に、+側入力端子φ(+) に入
力される信号のレベルに、第2のトランジスタTr2に
付加されたしきい値電圧に相当する電源電圧V1が等価
的に加算されることになる。
【0061】この第6の例の変形例としては、図12に
示すように、第4のトランジスタTr4の代わりに、そ
れぞれチャネル幅Wとチャネル長Lの比W/Lが異な
り、かつドレイン端子及びソース端子がそれぞれ共通と
された複数個のトランジスタ(いずれもnチャネル形M
OSFETにて構成される)Tra,Trb及びTrc
を形成し、各トランジスタTra,Trb及びTrcの
ゲート電極と−側入力端子φ(-) とをスイッチング回路
24にて選択的に接続するように構成してもよい。
【0062】この場合のスイッチング回路24として
は、等価的に例えば各トランジスタTra,Trb及び
Trcのゲート電極を可動接点とし、第1及び第3のト
ランジスタTr1及びTr3間の共通接点a1から各可
動接点側に共通接点aを介して延び、その延長端をそれ
ぞれ第1の固定接点とし、接地ラインから各可動接点側
に延び、その延長端を第2の固定接点とした複数のスイ
ッチにて構成することができる。そして、上記スイッチ
ング回路24をイメージセンサと共に同一基板上に形成
する場合は、例えば複数個のnチャネル形MOSFET
にて簡単に形成することができる。
【0063】一方、第2の比較回路11bは、図1に示
すように、+側入力端子φ(+) 及び−側入力端子φ(-)
に同電位の信号が入力した場合に、低レベルの出力信号
が出力されるように+側入力端子φ(+) の電位が−側入
力端子φ(-) の電位よりも電圧V2だけ低くなるように
設定されている。この場合も、上記第1の比較回路11
aと同様に、上記電圧V2は、必ずしも電源を接続する
必要はなく、一定電位である必要はない。従って、第2
の比較回路11bの+側入力端子φ(+) 及び−側入力端
子φ(-) を故意にアンバランスに設計することで実現す
ることができる。なお、この第2の比較回路11bにお
いては、第1の撮像信号Vaの信号レベルがVs+V2
で、第2の撮像信号Vbの信号レベルがVsの時には、
出力は不定となる。
【0064】この第2の比較回路11bにおける具体的
回路構成のいくつかの例を図13〜図23に基づいて説
明すると、まず、第1の例は、図13に示すように、上
記図2で示す第1の比較回路11aにおける第1の例と
ほぼ同じ構成を有するが、第1のトランジスタTr1の
ゲート電極と+側入力端子φ(+) の間に電圧V2の電源
31が、上記ゲート電極に対して負電圧が印加されるよ
うに接続されて第2の比較回路11bが構成されている
点で異なる。そして、この第2の比較回路11bにおい
ては、第1及び第3のトランジスタTr1及びTr3に
おける共通接点a1から導出されたQ端子から出力を取
り出すようにしている。この例では、+側入力端子φ
(+) に負電源31が接続されることにより、+側入力端
子φ(+) に入力される信号のレベルに等価的に電源電圧
V2が減算されることになる。
【0065】次に、上記第2の比較回路11bの第2の
例は、図14に示すように、上記図3で示す第1の比較
回路11aの第2の例とほぼ同じ構成を有するが、第1
及び第3のトランジスタTr1及びTr3の共通接点a
1とQ端子の間における出力ラインと接地間にコンデン
サCを接続した点で異なる。この例では、第1のトラン
ジスタTr1のしきい値がコンデンサCに蓄積された電
荷によって高くなる。即ち、第1の撮像信号Vaが入力
される第1のトランジスタTr1と第2の撮像信号Vb
が入力される第2のトランジスタTr2の各しきい値電
圧がアンバランスになり、結果的に+側入力端子φ(+)
に入力される信号のレベルに、第1のトランジスタTr
1に付加されたしきい値電圧に相当する電源電圧V2が
等価的に減算されることになる。
【0066】この第2の例の変形例としては、図15に
示すように、上記図4で示す第1の比較回路11aにお
ける第2の例の変形例と同様に、複数個のそれぞれ容量
値の異なるコンデンサC1 及びC2 を形成し、各コンデ
ンサC1 及びC2 の出力ライン側端子と出力ラインとを
スイッチング回路21にて選択的に接続するように構成
してもよい。
【0067】次に、上記第2の比較回路の第3の例は、
図16に示すように、上記図5で示す第1の比較回路1
1aにおける第3の例とほぼ同じ構成を有するが、第1
及び第3のトランジスタTr1及びTr3の共通接点a
1と第1のトランジスタTr1の間に抵抗Rを挿入した
点で異なる。この例においても、結果的に第1のトラン
ジスタTr1と第2のトランジスタTr2の各しきい値
電圧がアンバランスになり、+側入力端子φ(+) に入力
される信号のレベルに、第1のトランジスタTr1に付
加されたしきい値電圧に相当する電源電圧V2が等価的
に減算されることになる。
【0068】この第3の例の変形例としては、図17に
示すように、上記図6で示す第1の比較回路11aにお
ける第3の例の変形例と同様に、抵抗Rとして例えばn
チャネル形MOSFETからなるトランジスタTrを挿
入し、このトランジスタTrのゲート電極に複数のそれ
ぞれ電圧レベルが異なる電源VA ,VB 及びVC をスイ
ッチング回路22を介して選択的に接続するように構成
してもよい。
【0069】次に、上記第2の比較回路11bの第4の
例は、図18に示すように、上記図7で示す第1の比較
回路11aにおける第3の例とほぼ同じ構成を有する
が、第1のトランジスタTr1のドレイン側に抵抗Rを
挿入した点で異なる。この例においても、結果的に第1
のトランジスタTr1と第2のトランジスタTr2の各
しきい値電圧がアンバランスになり、+側入力端子φ
(+) に入力される信号のレベルに、第1のトランジスタ
Tr1に付加されたしきい値電圧に相当する電源電圧V
2が等価的に減算されることになる。
【0070】この第4の例の変形例としては、図19に
示すように、上記図8で示す第1の比較回路11aにお
ける第4の例の変形例と同様に、抵抗Rとして例えばn
チャネル形MOSFETからなるトランジスタTrを挿
入し、このトランジスタTrのゲート電極に複数のそれ
ぞれ電圧レベルが異なる電源VA ,VB 及びVC をスイ
ッチング回路22を介して選択的に接続するように構成
してもよい。
【0071】次に、上記第2の比較回路11bの第5の
例は、図20に示すように、上記図9で示す第1の比較
回路における第5の例とほぼ同じ構成を有するが、第1
のトランジスタTr1におけるチャネル幅W1 とチャネ
ル長L1 の比W1/L1と、第2のトランジスタTr2に
おけるチャネル幅W2 とチャネル長L2 の比W2 /L 2
を故意にずらして、+側入力端子φ(+) に入力される信
号のレベルに、第1のトランジスタTr1に付加された
しきい値電圧に相当する電源電圧V2が等価的に減算さ
れるように構成した点で異なる。
【0072】この第5の例の変形例としては、図21に
示すように、上記図10で示す第1の比較回路11aに
おける第5の例の変形例と同様に、第1のトランジスタ
Tr1の代わりに、それぞれチャネル幅Wとチャネル長
Lの比W/Lが異なり、かつドレイン端子及びソース端
子がそれぞれ共通とされた複数個のトランジスタ(いず
れもnチャネル形MOSFETにて構成される)Tr
a,Trb及びTrcを形成し、各トランジスタTr
a,Trb及びTrcのゲート電極と−側入力端子φ
(-) とをスイッチング回路23にて選択的に接続するよ
うに構成してもよい。
【0073】次に、上記第2の比較回路の第6の例は、
図22に示すように、上記図11で示す第1の比較回路
11aにおける第6の例とほぼ同じ構成を有するが、第
3のトランジスタTr3におけるチャネル幅W3 とチャ
ネル長L3 の比W3/L3と、第4のトランジスタTr4
におけるチャネル幅W4 とチャネル長L4 の比W4 /L
4 を故意にずらして、+側入力端子φ(+) に入力される
信号のレベルに、第1のトランジスタTr1に付加され
たしきい値電圧に相当する電源電圧V2が等価的に減算
されるように構成した点で異なる。
【0074】この第6の例の変形例としては、図23に
示すように、上記図12で示す第1の比較回路11aに
おける第6の例の変形例と同様に、第3のトランジスタ
Tr3の代わりに、それぞれチャネル幅Wとチャネル長
Lの比W/Lが異なり、かつドレイン端子及びソース端
子がそれぞれ共通とされた複数個のトランジスタ(いず
れもnチャネル形MOSFETにて構成される)Tr
a,Trb及びTrcを形成し、各トランジスタTr
a,Trb及びTrcのゲート電極と−側入力端子φ
(-) とをスイッチング回路24にて選択的に接続するよ
うに構成してもよい。
【0075】次に、上記実施例に係る二値化回路の信号
処理動作を図24のタイミングチャートを参照しながら
説明する。
【0076】まず、図1において、第2の読出し電極5
bから出力される第2の撮像信号Vbの信号波形は、そ
の前段に隣接する第1の読出し電極5aから出力される
第1の撮像信号Vaの信号波形に対して、1ビット(即
ち、1転送クロック)分遅延した信号波形となってい
る。これらの撮像信号Va及びVbにおいて、区間Tb
が黒情報を示し、区間Twが白情報を示す。
【0077】そして、第1の比較回路11aから出力さ
れる第1の出力信号(第1の比較回路11aの反転Q端
子からの出力信号)S1の波形は、第1の撮像信号Va
の信号レベルが第2の撮像信号Vbの信号レベルに対し
て電圧V1以上に降下したときに高レベルとなり、それ
以外は、すべて低レベルとなる。
【0078】一方、第2の比較回路11bから出力され
る第2の出力信号(第2の比較回路11bのQ端子から
の出力信号)S2の波形は、第2の撮像信号Vbの信号
レベルが第1の撮像信号Vaの信号レベルに対して電圧
V2以上に上昇したときに高レベルとなり、それ以外
は、すべて低レベルとなる。
【0079】JKフリップフロップ回路12からの出力
信号Sは、第1の比較回路11aからの出力信号S1が
高レベルとなり、更に転送クロック信号Pcが立ち下が
った時点で立ち上がり、第2の比較回路11bからの出
力信号S2が高レベルとなり、更に転送クロック信号P
cが立ち下がった時点で立ち下がるという信号波形とな
る。即ち、転送クロック信号Pcの立ち下がり時のJ端
子及びK端子に入力される信号S1及びS2のレベル状
態で、このJKフリップフロップ回路12の出力が決定
される。
【0080】このJKフリップフロップ回路12から出
力される出力信号Sの信号波形と、第1及び第2の撮像
信号Va及びVbの信号波形から、イメージセンサの撮
像領域2にて読み取った情報に相当する白黒が高精度に
判別できていることがわかる。
【0081】また、バーコードが印刷された媒体(原稿
等)の表面の凹凸や、光源の影響などで、イメージセン
サにて読み取った情報が大きくレベル変動した場合にお
いても、図25のタイミングチャートに示すように、白
情報として読み取った区間Twにおいて、JKフリップ
フロップ回路12からの出力信号Sが高レベルとなり、
黒情報として読み取った区間Tbにおいて、JKフリッ
プフロップ回路12からの出力信号Sが低レベルとな
り、イメージセンサの撮像領域2にて読み取った情報に
相当する白黒が高精度に判別できていることがわかる。
【0082】次に、上記実施例に係るイメージセンサ並
びに二値化回路のいくつかの変形例を図26〜図28に
基づいて説明する。なお、図1と対応するものについて
は同符号を記す。
【0083】図26は、第1の変形例に係るイメージセ
ンサ及び二値化回路を示すもので、上記図1で示す実施
例に係るイメージセンサ及び二値化回路とほぼ同じ構成
を有するが、以下の点で異なる。即ち、イメージセンサ
の電荷転送段3における最終段に形成される互いに隣接
する読出し電極を、それぞれ隣接する4つの読出し電極
(以下、便宜的に、前段から第1,第2,第3及び第4
の読出し電極5a,5b,5c及び5dとして記す)と
した点と、第1の比較回路11aの+側入力端子に第1
の読出し電極5aからの第1の撮像信号Vaを入力さ
せ、−側入力端子に第2の読出し電極5bからの第2の
撮像信号Vbを入力させた点と、第2の比較回路11b
の+側入力端子に第3の読出し電極5cからの第3の撮
像信号Vcを入力させ、−側入力端子に第4の読出し電
極5dからの第4の撮像信号Vdを入力させた点と、第
1の比較回路11aの反転Q端子とJKフリップフロッ
プ回路12のJ端子間に2転送クロック分遅延させる遅
延回路41を挿入した点で異なる。この遅延回路41
は、第1の比較回路11aからの出力信号S1と第2の
比較回路11bからの出力信号S2との同時化を図った
ものである。
【0084】この第1の変形例においても、上記実施例
と同様に、第1の比較回路11aにおける+側入力端子
の電位が−側入力端子の電位よりも電圧V1だけ高くな
るように設定され、第2の比較回路11bにおける+側
入力端子の電位が−側入力端子の電位よりも電圧V2だ
け低くなるように設定されている。
【0085】そして、第1及び第2の撮像信号Va及び
Vbのペアが第1の比較回路11aに入力され、また、
第3及び第4の撮像信号Vc及びVdのペアが第2の比
較回路11bに入力され、更に、第1の比較回路11a
の後段に接続された遅延回路41にて第1の比較回路1
1aからの出力信号S1と第2の比較回路11bからの
出力信号S2の同時化が図られて、それぞれJKフリッ
プフロップ回路12のJ端子及びK端子に供給される。
【0086】この第1の変形例における遅延回路41か
らの出力信号dS1及び第2の比較回路11bからの出
力信号S2は、図24及び図25のタイミングチャート
における出力信号S1及びS2にそれぞれ対応し、JK
フリップフロップ回路12のQ端子からの出力信号S
は、図24及び図25のタイミングチャートにおける出
力信号Sに対応することになる。
【0087】従って、この第1の変形例においても、上
記実施例と同様に、イメージセンサの撮像領域2にて読
み取った情報に相当する白黒が高精度に判別することが
できる。特に、この第1の変形例においては、第1〜第
4の読出し電極5a〜5dからの各撮像信号Va〜Vd
が個別の入力端子に供給されることから、上記実施例と
比して、各撮像信号Va〜Vdの負荷が減少し、精度が
向上する。
【0088】次に、図27は、第2の変形例に係るイメ
ージセンサ並びに二値化回路を示すもので、上記図1で
示す実施例に係るイメージセンサ及び二値化回路とほぼ
同じ構成を有するが、第1及び第2の読出し電極5a及
び5bの直後に、それぞれ第1及び第2の撮像信号Va
及びVbを電流増幅する例えばソースフォロア回路から
なるアンプ42a及び42bを接続している点で異な
る。
【0089】この第2の変形例における信号処理動作
は、実施例と同様に、上記図24及び図25のタイミン
グチャートで示す信号処理動作と同じになる。
【0090】従って、この第2の変形例においても、上
記実施例と同様に、イメージセンサの撮像領域2にて読
み取った情報に相当する白黒が高精度に判別することが
できる。特に、この第2の変形例においては、第1及び
第2の読出し電極5a及び5bからの各撮像信号Va及
びVbがそれぞれアンプ42a及び42bにて電流増幅
されることから、上記実施例と比して、各撮像信号Va
及びVbの負荷が減少し、精度が向上する。
【0091】次に、図28は、第3の変形例に係るイメ
ージセンサ並びに二値化回路を示すもので、上記図1で
示す実施例に係るイメージセンサ及び二値化回路とほぼ
同じ構成を有するが、第1の読出し電極5aの直後に、
2つの例えばソースフォロア回路からなるアンプ(以
下、便宜的に、第1及び第2のアンプ43a及び43b
と記す)を接続し、第2の読出し電極5bの直後に、2
つの例えばソースフォロア回路からなるアンプ(以下、
便宜的に、第3及び第4のアンプ43c及び43dと記
す)を接続し、更に、第1のアンプ43aからの出力信
号Va1を第1の比較回路11aの+側入力端子に入力
させ、第2のアンプ43bからの出力信号Va2を第2
の比較回路11bの+側入力端子に入力させ、第3のア
ンプ43cからの出力信号Vb1を第1の比較回路11
aの−側入力端子に入力させ、第4のアンプ43dから
の出力信号Vb2を第2の比較回路11bの−側入力端
子に入力させた点で異なる。
【0092】この第3の変形例における信号処理動作
も、上記実施例と同様に、上記図24及び図25のタイ
ミングチャートで示す信号処理動作と同じになる。
【0093】従って、この第3の変形例においても、上
記実施例と同様に、イメージセンサの撮像領域2にて読
み取った情報に相当する白黒が高精度に判別することが
できる。この場合も、第1及び第2の読出し電極5a及
び5bからの各撮像信号Va及びVbが第1〜第4のア
ンプ43a〜43dにてそれぞれ個別に電流増幅される
ことから、上記実施例と比して、各撮像信号Va及びV
bの負荷が減少し、精度が向上する。特に、この第3の
変形例においては、第1及び第2の読出し電極5a及び
5bからの第1及び第2の撮像信号Va及びVbを、第
1の比較回路11a及び第2の比較回路11bにてそれ
ぞれ独立に比較させることができ、第1及び第2の比較
回路11a及び11bの相互作用による誤動作を防止す
ることができる。
【0094】このように、上記実施例及び各種変形例に
係る二値化回路においては、バーコードのように、スレ
ッショルド電圧を画素毎に変えていく必要のある情報を
イメージセンサで読み取った場合に、その読み取った情
報を二値化(ディジタル化)して出力することが可能と
なる。
【0095】また、イメージセンサの特長を活かした方
式、即ち、ある撮像信号Vaと、このある撮像信号Va
を1転送クロック分遅延させた撮像信号Vbとの差を検
出し、更にその差の検出において、ヒステリシス特性を
もたせて二値化するようにしたので、情報に対する二値
化の精度を向上させることができる。
【0096】また、第1及び第2の比較回路11a及び
11bとJKフリップフロップ回路12のみで構成する
ことができることから、二値化回路の回路構成が簡単に
なり、しかも高精度に二値化情報を得ることができる。
従って、部品点数の削減化、低消費電力化を達成させる
ことができると共に、二値化回路としての高信頼性化を
実現させることができる。
【0097】また、第1及び第2の比較回路11a及び
11bを4つのnチャネル形MOSFET(第1〜第4
のトランジスタTr1〜Tr4)にて構成されたRSフ
リップフロップ回路を主体とした回路構成としているた
め、第1及び第2の比較回路11a及び11bのイメー
ジセンサへのオンチップ化が実現できる。また、JKフ
リップフロップ回路12を例えばCMOSトランジスタ
を主体とする回路構成とすることにより、第1及び第2
の比較回路11a及び11bからJKフリップフロップ
回路12を含めた二値化回路のイメージセンサへのオン
チップ化を実現させることができる。
【0098】従って、この実施例に係る二値化回路を有
するイメージセンサを例えばバーコード読取り装置等に
利用した場合に、このバーコード読取り装置の小型化及
び信頼性を向上させることが可能となる。
【0099】上記例では、イメージセンサからの撮像情
報を二値化する例について説明したが、その他、通常の
信号処理において、シリーズに供給される入力信号を二
値化する場合にも適用させることができる。
【0100】具体的には、図29に示すように、入力端
子φinの後段に接点aを介して例えば1クロック分の
遅延を行う遅延回路51を接続し、入力端子φinから
の入力信号Vinを第1及び第2の比較回路11a及び
11bの各+側入力端子に入力させ、遅延回路51から
の遅延信号dVinを第1及び第2の比較回路11a及
び11bの各−側入力端子に入力させ、更に第1の比較
回路11aの反転Q端子からの出力信号S1をJKフリ
ップフロップ回路12のJ端子に入力させ、第2の比較
回路11bのQ端子からの出力信号S2をJKフリップ
フロップ回路12のK端子に入力させて構成させるよう
にしてもよい。
【0101】この場合においても、上記実施例と同様
に、第1の比較回路11aにおける+側入力端子の電位
が−側入力端子の電位よりも電圧V1だけ高くなるよう
に設定され、第2の比較回路11bにおける+側入力端
子の電位が−側入力端子の電位よりも電圧V2だけ低く
なるように設定される。
【0102】この図29で示す二値化回路においては、
上記実施例と同様に、入力信号Vinを高精度に二値化
(ディジタル化)することができ、例えば円盤状記録媒
体としての光ディスクからピット情報を読み取る再生系
の復調回路に組み込まれる二値化回路に適用させた場
合、ピット情報を高精度に二値化することができ、光デ
ィスクの再生特性を向上させることが可能となる。
【0103】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る二値化回路
によれば、ヒステリシス特性を有し、かつ空間的に隣接
するサンプリング信号が入力され、これらサンプリング
信号のレベル比較を行う比較手段と、上記比較手段から
の出力信号のレベル変化点を検出して二値化信号を作成
する検出手段とを設けるようにしたので、空間的に隣接
するサンプリング信号の二値化情報を簡単な回路構成で
高精度に得ることができ、部品点数の削減化、低消費電
力化を達成させることができる。特に、CCDイメージ
センサにおける二値化回路として機能させた場合、CC
Dイメージセンサからの撮像信号の二値化情報を簡単な
回路構成で高精度に得ることができ、CCDイメージセ
ンサへのオンチップ化を実現させることができる。
【0104】また、他の発明に係るCCD固体撮像装置
によれば、入射光の光量に応じた信号電荷量に変換する
受光部が多数配列された撮像領域と、上記撮像領域から
の信号電荷を一方向に転送するCCDによる電荷転送段
と、ヒステリシス特性を有し、かつ上記電荷転送段にお
ける互いに隣接する読出し電極からの撮像信号のレベル
比較を行う比較手段とこの比較手段からの出力信号のレ
ベル変化点を検出して二値化信号を作成する検出手段を
具備した二値化回路とを設けるようにしたので、撮像信
号の二値化情報を簡単な回路構成で高精度に得ることが
でき、部品点数の削減化、低消費電力化を達成させるこ
とができる二値化回路をオンチップ化することが可能と
なり、CCD固体撮像装置自体の小型化及び高信頼性化
を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二値化回路並びにCCD固体撮像
装置を、バーコード読取り装置の二値化回路及びCCD
イメージセンサに適用した実施例(以下、それぞれ実施
例に係る二値化回路並びに実施例に係るイメージセンサ
と記す)を示す構成図である。
【図2】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第1の例を示す回路図である。
【図3】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第2の例を示す回路図である。
【図4】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第2の例の変形例を示す回路図である。
【図5】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第3の例を示す回路図である。
【図6】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第3の例の変形例を示す回路図である。
【図7】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第4の例を示す回路図である。
【図8】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第4の例の変形例を示す回路図である。
【図9】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の比
較回路の第5の例を示す回路図である。
【図10】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の
比較回路の第5の例の変形例を示す回路図である。
【図11】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の
比較回路の第6の例を示す回路図である。
【図12】本実施例に係る二値化回路を構成する第1の
比較回路の第6の例の変形例を示す回路図である。
【図13】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第1の例を示す回路図である。
【図14】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第2の例を示す回路図である。
【図15】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第2の例の変形例を示す回路図である。
【図16】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第3の例を示す回路図である。
【図17】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第3の例の変形例を示す回路図である。
【図18】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第4の例を示す回路図である。
【図19】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第4の例の変形例を示す回路図である。
【図20】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第5の例を示す回路図である。
【図21】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第5の例の変形例を示す回路図である。
【図22】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第6の例を示す回路図である。
【図23】本実施例に係る二値化回路を構成する第2の
比較回路の第6の例の変形例を示す回路図である。
【図24】本実施例に係る二値化回路の信号処理動作を
示すタイミングチャートである。
【図25】本実施例に係るイメージセンサにて読み取っ
た情報が大きくレベル変動した場合における本実施例に
係る二値化回路の信号処理動作を示すタイミングチャー
トである。
【図26】本実施例に係るイメージセンサ並びに二値化
回路の第1の変形例を示す構成図である。
【図27】本実施例に係るイメージセンサ並びに二値化
回路の第2の変形例を示す構成図である。
【図28】本実施例に係るイメージセンサ並びに二値化
回路の第3の変形例を示す構成図である。
【図29】本実施例に係る二値化回路を、通常の信号処
理において、シリーズに供給される入力信号を二値化す
る場合に適用した回路構成を示す回路図である。
【図30】従来例に係るイメージセンサ並びに二値化回
路を示す構成図である。
【図31】従来例に係る二値化回路のヒステリシス特性
を示す特性図である。
【符号の説明】
1 受光部(画素) 2 撮像領域 3 電荷転送段 4 読出しゲート 5a及び5b 第1及び第2の読出し電極 5c及び5d 第3及び第4の読出し電極 11a及び11b 第1及び第2の比較回路 12 JKフリップフロップ回路 13 転送クロック発生源 14,31 電源 Tr1〜Tr4 第1〜第4のトランジスタ(nチャネ
ル形MOSFET) C,C1,C2 コンデンサ R 抵抗 Tr,Tra,Trb,Trc トランジスタ(nチャ
ネル形MOSFET) 21,22,23,24 スイッチング回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒステリシス特性を有し、かつ空間的に
    隣接するサンプリング信号が入力され、これらサンプリ
    ング信号のレベル比較を行う比較手段と、 上記比較手段からの出力信号のレベル変化点を検出して
    二値化信号を作成する検出手段とを有する二値化回路。
  2. 【請求項2】 上記比較手段は、一方の入力に等価的に
    オフセット電位を加算して、上記サンプリング信号のレ
    ベル比較を行う第1の比較回路と、一方の入力に等価的
    にオフセット電位を減算して、上記サンプリング信号の
    レベル比較を行う第2の比較回路から構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の二値化回路。
  3. 【請求項3】 上記比較手段は、上記空間的に隣接する
    サンプリング信号が入力される2つの入力端子が電位的
    に不均一に設定され、かつ上記2つの入力端子に同電位
    の信号が入力された場合、高レベルの信号を出力する第
    1の比較回路と、上記空間的に隣接するサンプリング信
    号が入力される2つの入力端子が電位的に不均一に設定
    され、かつ上記2つの入力端子に同電位の信号が入力さ
    れた場合、低レベルの信号を出力する第2の比較回路と
    で構成され、 上記検出手段は、上記第1の比較回路からの低レベルの
    信号の入力に基づいてレベル変化し、上記第2の比較回
    路からの高レベルの信号の入力に基づいてレベル復帰す
    るフリップフロップ回路にて構成されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の二値化回路。
  4. 【請求項4】 上記空間的に隣接するサンプリング信号
    は、CCDによる電荷転送段における互いに隣接する読
    出し電極からの出力であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1記載の二値化回路。
  5. 【請求項5】 入射光の光量に応じた信号電荷量に変換
    する受光部が多数配列された撮像領域と、 上記撮像領域からの信号電荷を一方向に転送するCCD
    による電荷転送段と、 ヒステリシス特性を有し、かつ上記電荷転送段における
    互いに隣接する読出し電極からの撮像信号のレベル比較
    を行う比較手段と、この比較手段からの出力信号のレベ
    ル変化点を検出して二値化信号を作成する検出手段を具
    備した二値化回路とを有するCCD固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記比較手段は、一方の入力に等価的に
    オフセット電位を加算して、上記撮像信号のレベル比較
    を行う第1の比較回路と、一方の入力に等価的にオフセ
    ット電位を減算して、上記撮像信号のレベル比較を行う
    第2の比較回路から構成されていることを特徴とする請
    求項5記載のCCD固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記比較手段は、上記互いに隣接する転
    送電極からの撮像信号が入力される2つの入力端子が電
    位的に不均一に設定され、かつ上記2つの入力端子に同
    電位の信号が入力された場合、高レベルの信号を出力す
    る第1の比較回路と、上記互いに隣接する転送電極から
    の撮像信号が入力される2つの入力端子が電位的に不均
    一に設定され、かつ上記2つの入力端子に同電位の信号
    が入力された場合、低レベルの信号を出力する第2の比
    較回路とで構成され、 上記検出手段は、上記第1の比較回路からの低レベルの
    信号の入力に基づいてレベル変化し、上記第2の比較回
    路からの高レベルの信号の入力に基づいてレベル復帰す
    るフリップフロップ回路にて構成されていることを特徴
    とする請求項5又は6記載のCCD固体撮像装置。
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