JPH06349018A - 電算機用浮上型磁気ヘッド - Google Patents
電算機用浮上型磁気ヘッドInfo
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- JPH06349018A JPH06349018A JP5159988A JP15998893A JPH06349018A JP H06349018 A JPH06349018 A JP H06349018A JP 5159988 A JP5159988 A JP 5159988A JP 15998893 A JP15998893 A JP 15998893A JP H06349018 A JPH06349018 A JP H06349018A
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Links
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライダに一体の磁性膜が形成されたコア部
を小さくすることで、外部ノイズの影響を軽減し、かつ
インダクタンスを低減するとともに、製造容易とする。 【構成】 エア・ベアリング・サーフェス34を有する
スライダ31に第1の磁性膜2を設け、第2の磁性膜6
を設けたトレーリングコアピース5を前記第1及び第2
の磁性膜2,6間に磁気ギャップGが構成されるように
接合した構造を持ち、さらに、前記スライダ31と一体
で前記第1の磁性膜2を有するコア部45を、当該スラ
イダ31の全長より短くした構成である。
を小さくすることで、外部ノイズの影響を軽減し、かつ
インダクタンスを低減するとともに、製造容易とする。 【構成】 エア・ベアリング・サーフェス34を有する
スライダ31に第1の磁性膜2を設け、第2の磁性膜6
を設けたトレーリングコアピース5を前記第1及び第2
の磁性膜2,6間に磁気ギャップGが構成されるように
接合した構造を持ち、さらに、前記スライダ31と一体
で前記第1の磁性膜2を有するコア部45を、当該スラ
イダ31の全長より短くした構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電算機の外部記憶装置
として使用されるハードディスク装置の磁気ヘッド等の
用途に使用可能な電算機用浮上型磁気ヘッドに係り、と
くに積層型磁気ヘッドと称呼される電算機用浮上型磁気
ヘッドに関する。
として使用されるハードディスク装置の磁気ヘッド等の
用途に使用可能な電算機用浮上型磁気ヘッドに係り、と
くに積層型磁気ヘッドと称呼される電算機用浮上型磁気
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスクの記録再生用の浮
上型磁気ヘッドとして、米国特許第5,091,810号
に基本形状が示された積層型磁気ヘッドが使用されるよ
うになってきている。この種の積層型磁気ヘッドの一例
であるスライダ一体型の積層型磁気ヘッドを第1従来例
として図4及び図5で説明する。この第1従来例の積層
型磁気ヘッド11は、第1の磁性薄膜を有するように積
層したスライダ1と第2の磁性薄膜を有するように積層
したトレーリングコアピース5とを有している。すなわ
ち、スライダ1は第1の非磁性スライダ分割体1aの接
合面にセンダスト(Fe-Al-Si)、パーマロイ(Fe-Ni)
等の第1の磁性薄膜2をスパッタ等で形成し、第1の非
磁性スライダ分割体1aと同材質の第2の非磁性スライ
ダ分割体1bをガラス(SiO2)を介して前記第1の非磁
性スライダ分割体1aに貼り合わせて構成されている。
このスライダ1は磁気記録媒体に対向する面に一対のレ
ール3を有し、そのレールの媒体対向面がエア・ベアリ
ング・サーフェス (以下、ABSという)4になってい
る。なお、スライダ1を構成する非磁性スライダ分割体
1a,1bの磁性薄膜2を挟んだ接合部分がコア部15
となっており、磁性薄膜2はレール3のABS4に露出
し、略中央部を通り、その磁性薄膜2が当該レール3の
長手方向と平行である。また、非磁性スライダ分割体1
a後端側(空気流出側)には切欠き部1cが形成されてお
り、トレーリングコアピース5への接合部1dのABS
幅がそれより前方位置 (空気流入側)でのABS4の全
幅よりも狭く規定されている。また、スライダ1の接合
部1dを含む後端側端面にはトレーリングコアピース5
を接合したときの巻線窓8を充分大きくするために巻線
用溝9が形成されている。
上型磁気ヘッドとして、米国特許第5,091,810号
に基本形状が示された積層型磁気ヘッドが使用されるよ
うになってきている。この種の積層型磁気ヘッドの一例
であるスライダ一体型の積層型磁気ヘッドを第1従来例
として図4及び図5で説明する。この第1従来例の積層
型磁気ヘッド11は、第1の磁性薄膜を有するように積
層したスライダ1と第2の磁性薄膜を有するように積層
したトレーリングコアピース5とを有している。すなわ
ち、スライダ1は第1の非磁性スライダ分割体1aの接
合面にセンダスト(Fe-Al-Si)、パーマロイ(Fe-Ni)
等の第1の磁性薄膜2をスパッタ等で形成し、第1の非
磁性スライダ分割体1aと同材質の第2の非磁性スライ
ダ分割体1bをガラス(SiO2)を介して前記第1の非磁
性スライダ分割体1aに貼り合わせて構成されている。
このスライダ1は磁気記録媒体に対向する面に一対のレ
ール3を有し、そのレールの媒体対向面がエア・ベアリ
ング・サーフェス (以下、ABSという)4になってい
る。なお、スライダ1を構成する非磁性スライダ分割体
1a,1bの磁性薄膜2を挟んだ接合部分がコア部15
となっており、磁性薄膜2はレール3のABS4に露出
し、略中央部を通り、その磁性薄膜2が当該レール3の
長手方向と平行である。また、非磁性スライダ分割体1
a後端側(空気流出側)には切欠き部1cが形成されてお
り、トレーリングコアピース5への接合部1dのABS
幅がそれより前方位置 (空気流入側)でのABS4の全
幅よりも狭く規定されている。また、スライダ1の接合
部1dを含む後端側端面にはトレーリングコアピース5
を接合したときの巻線窓8を充分大きくするために巻線
用溝9が形成されている。
【0003】前記トレーリングコアピース5は、第1の
非磁性トレーリングコアピース分割体5aの接合面にセ
ンダスト、パーマロイ等の第2の磁性薄膜6をスパッタ
等で形成し、第1の非磁性トレーリングコアピース分割
体5aと同材質の第2の非磁性トレーリングコアピース
分割体5bをガラス(SiO2)を介して前記第1の非磁性
トレーリングコアピース分割体5aに貼り合わせること
で略C字型に形成されている。
非磁性トレーリングコアピース分割体5aの接合面にセ
ンダスト、パーマロイ等の第2の磁性薄膜6をスパッタ
等で形成し、第1の非磁性トレーリングコアピース分割
体5aと同材質の第2の非磁性トレーリングコアピース
分割体5bをガラス(SiO2)を介して前記第1の非磁性
トレーリングコアピース分割体5aに貼り合わせること
で略C字型に形成されている。
【0004】そして、第1の磁性薄膜2を有して積層さ
れたスライダ1の接合部1d後端面に第2の磁性薄膜6
を有して積層されたトレーリングコアピース5をガラス
ボンディングで接合することで、ガラスが非磁性ギャッ
プ材となった磁気ギャップGが第1及び第2の磁性薄膜
2,6先端間に形成される。この磁気ギャップGは前記
ABS4の幅方向の中間で前記スライダ1とトレーリン
グコアピース5の接合部分に位置する。この磁気ギャッ
プGでは、磁性薄膜2,6の膜厚がトラック幅に対応す
る。そして、スライダ1と略C字型トレーリングコアピ
ース5内側との間の巻線窓8を利用して巻線7が巻装さ
れる。
れたスライダ1の接合部1d後端面に第2の磁性薄膜6
を有して積層されたトレーリングコアピース5をガラス
ボンディングで接合することで、ガラスが非磁性ギャッ
プ材となった磁気ギャップGが第1及び第2の磁性薄膜
2,6先端間に形成される。この磁気ギャップGは前記
ABS4の幅方向の中間で前記スライダ1とトレーリン
グコアピース5の接合部分に位置する。この磁気ギャッ
プGでは、磁性薄膜2,6の膜厚がトラック幅に対応す
る。そして、スライダ1と略C字型トレーリングコアピ
ース5内側との間の巻線窓8を利用して巻線7が巻装さ
れる。
【0005】一方、非磁性材のスライダ部と磁性膜を有
するコア部とをガラス等で接合してABSを有するスラ
イダを構成した複合型スライダを有する積層型磁気ヘッ
ドが特開平2−240818号で提案されている。この
種の複合型スライダを有する積層型磁気ヘッドを第2従
来例として図6で説明する。この第2従来例の積層型磁
気ヘッド12は、複合型スライダ18とトレーリングコ
アピース5とを有している。複合型スライダ18は空気
流入側の非磁性スライダ部(磁性膜は有しない)18A
と、磁性膜を有するコア部18Bとからなっており、コ
ア部18Bは第1の非磁性スライダ分割体18aの接合
面にセンダスト、パーマロイ等の第1の磁性薄膜2をス
パッタ等で形成し、第2の非磁性スライダ分割体18b
をガラスを介して前記第1の非磁性スライダ分割体18
aに貼り合わせた構成である。そして、コア部18Bは
非磁性スライダ部18Aにガラスを介して接合一体化さ
れている。この複合型スライダ18は、磁気記録媒体に
対向する面に一対のレール3を有し、そのレールの媒体
対向面がABS4になっている。
するコア部とをガラス等で接合してABSを有するスラ
イダを構成した複合型スライダを有する積層型磁気ヘッ
ドが特開平2−240818号で提案されている。この
種の複合型スライダを有する積層型磁気ヘッドを第2従
来例として図6で説明する。この第2従来例の積層型磁
気ヘッド12は、複合型スライダ18とトレーリングコ
アピース5とを有している。複合型スライダ18は空気
流入側の非磁性スライダ部(磁性膜は有しない)18A
と、磁性膜を有するコア部18Bとからなっており、コ
ア部18Bは第1の非磁性スライダ分割体18aの接合
面にセンダスト、パーマロイ等の第1の磁性薄膜2をス
パッタ等で形成し、第2の非磁性スライダ分割体18b
をガラスを介して前記第1の非磁性スライダ分割体18
aに貼り合わせた構成である。そして、コア部18Bは
非磁性スライダ部18Aにガラスを介して接合一体化さ
れている。この複合型スライダ18は、磁気記録媒体に
対向する面に一対のレール3を有し、そのレールの媒体
対向面がABS4になっている。
【0006】なお、トレーリングコアピース5、コア部
18Bとトレーリングコアピース5間の磁気ギャップ
G、巻線等の構造は、前記図4及び図5の第1従来例と
同様である。
18Bとトレーリングコアピース5間の磁気ギャップ
G、巻線等の構造は、前記図4及び図5の第1従来例と
同様である。
【0007】また、非磁性スライダのコア収納切欠溝に
積層型構造のヘッドコアを配置したコンポジット型の積
層型磁気ヘッドが特開平3−278306号で提案され
ている。この種のコンポジット型の積層型磁気ヘッドを
第3従来例として図7で説明する。この第3従来例の積
層型磁気ヘッド13は、磁気記録媒体対向面がABS4
である一対のレール3を有する非磁性スライダ25を用
い、該非磁性スライダ25の一方のレール3の後方側
(空気流出側)にコア収納切欠溝26を形成し、該コア収
納切欠溝26に積層型構造を有するヘッドコア27を収
納し、両者間の隙間にガラスを充填することで、前記ス
ライダ25とヘッドコア27とを接合一体化して構成し
たものである。前記ヘッドコア27は、第1の磁性薄膜
2を有するように積層した略C字型の積層コア14と第
2の磁性薄膜6を有するように積層した略I字型の積層
コア16とを磁気ギャップGが形成される如く接合一体
化したものである。なお、ヘッドコア27の巻線窓を利
用して巻線(図示せず)を巻装する。
積層型構造のヘッドコアを配置したコンポジット型の積
層型磁気ヘッドが特開平3−278306号で提案され
ている。この種のコンポジット型の積層型磁気ヘッドを
第3従来例として図7で説明する。この第3従来例の積
層型磁気ヘッド13は、磁気記録媒体対向面がABS4
である一対のレール3を有する非磁性スライダ25を用
い、該非磁性スライダ25の一方のレール3の後方側
(空気流出側)にコア収納切欠溝26を形成し、該コア収
納切欠溝26に積層型構造を有するヘッドコア27を収
納し、両者間の隙間にガラスを充填することで、前記ス
ライダ25とヘッドコア27とを接合一体化して構成し
たものである。前記ヘッドコア27は、第1の磁性薄膜
2を有するように積層した略C字型の積層コア14と第
2の磁性薄膜6を有するように積層した略I字型の積層
コア16とを磁気ギャップGが形成される如く接合一体
化したものである。なお、ヘッドコア27の巻線窓を利
用して巻線(図示せず)を巻装する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今まで述べ
てきた第1乃至第3従来例の積層型磁気ヘッドの構成で
は、以下に述べるように、それぞれ欠点を有している。
てきた第1乃至第3従来例の積層型磁気ヘッドの構成で
は、以下に述べるように、それぞれ欠点を有している。
【0009】前記第1従来例では、スライダ1のレール
3の長手方向に沿った全長に第1の磁性薄膜2を有する
スライダ側のコア部15を形成したスライダ一体型の積
層型磁気ヘッド11を構成している。しかし、図4及び
図5に示したこのスライダ一体型の積層型磁気ヘッド1
1の場合、コア部15がスライダ1のレール3方向の全
長にわたって形成されているため、長さ及び面積が大き
く、外部からのノイズを拾いやすく、ノイズマージンが
悪化する欠点がある。また、コア部15が大きいため、
インダクタンスが大きくなる嫌いがある。
3の長手方向に沿った全長に第1の磁性薄膜2を有する
スライダ側のコア部15を形成したスライダ一体型の積
層型磁気ヘッド11を構成している。しかし、図4及び
図5に示したこのスライダ一体型の積層型磁気ヘッド1
1の場合、コア部15がスライダ1のレール3方向の全
長にわたって形成されているため、長さ及び面積が大き
く、外部からのノイズを拾いやすく、ノイズマージンが
悪化する欠点がある。また、コア部15が大きいため、
インダクタンスが大きくなる嫌いがある。
【0010】前記第2従来例では、非磁性材のスライダ
部18Aと第1の磁性薄膜2を有するコア部18Bとを
ガラス等で接合してABS4を有する複合型スライダ1
8を構成した積層型磁気ヘッド12を構成している。し
かし、図6に示したこの複合型スライダを持つ積層型磁
気ヘッド12の場合、スライダ部18Aとコア部18B
との接合部分において、接合時に位置決め等の手間がか
かるとともに、接合部分に段差等のずれが生じやすく、
信頼性が低下しやすい欠点がある。
部18Aと第1の磁性薄膜2を有するコア部18Bとを
ガラス等で接合してABS4を有する複合型スライダ1
8を構成した積層型磁気ヘッド12を構成している。し
かし、図6に示したこの複合型スライダを持つ積層型磁
気ヘッド12の場合、スライダ部18Aとコア部18B
との接合部分において、接合時に位置決め等の手間がか
かるとともに、接合部分に段差等のずれが生じやすく、
信頼性が低下しやすい欠点がある。
【0011】前記第3従来例では、非磁性スライダ25
後方側に設けられたコア収納切欠溝26に、第1及び第
2の磁性薄膜2,6を有し、その両者の先端間に磁気ギ
ャップGを有するヘッドコア27を収納固定すること
で、前記スライダ25とヘッドコア27とを接合一体化
したコンポジット型の積層型磁気ヘッド13を構成して
いる。しかし、図7に示したこのコンポジット型の積層
型磁気ヘッド13の場合、スライダ25と別個にヘッド
コア27を形成する手間を必要とし、構造が複雑である
ことから、コストが高くなる欠点がある。
後方側に設けられたコア収納切欠溝26に、第1及び第
2の磁性薄膜2,6を有し、その両者の先端間に磁気ギ
ャップGを有するヘッドコア27を収納固定すること
で、前記スライダ25とヘッドコア27とを接合一体化
したコンポジット型の積層型磁気ヘッド13を構成して
いる。しかし、図7に示したこのコンポジット型の積層
型磁気ヘッド13の場合、スライダ25と別個にヘッド
コア27を形成する手間を必要とし、構造が複雑である
ことから、コストが高くなる欠点がある。
【0012】本発明は、上記の点に鑑み、スライダに一
体の磁性膜が形成されたコア部を小さくすることで、外
部ノイズの影響を軽減し、かつインダクタンスを低減す
るとともに、製造容易でコスト低減にも適した電算機用
浮上型磁気ヘッドを提供することを目的とする。
体の磁性膜が形成されたコア部を小さくすることで、外
部ノイズの影響を軽減し、かつインダクタンスを低減す
るとともに、製造容易でコスト低減にも適した電算機用
浮上型磁気ヘッドを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電算機用浮上型磁気ヘッドは、エア・ベア
リング・サーフェス(ABS)を有するスライダに第1
の磁性膜を設け、第2の磁性膜を設けたトレーリングコ
アピースを前記第1及び第2の磁性膜間に磁気ギャップ
が構成されるように接合した電算機用浮上型磁気ヘッド
において、前記スライダと一体で前記第1の磁性膜を有
するコア部を、当該スライダの全長より短くした構成と
している。
に、本発明の電算機用浮上型磁気ヘッドは、エア・ベア
リング・サーフェス(ABS)を有するスライダに第1
の磁性膜を設け、第2の磁性膜を設けたトレーリングコ
アピースを前記第1及び第2の磁性膜間に磁気ギャップ
が構成されるように接合した電算機用浮上型磁気ヘッド
において、前記スライダと一体で前記第1の磁性膜を有
するコア部を、当該スライダの全長より短くした構成と
している。
【0014】また、前記第1の磁性膜の長さを前記スラ
イダの全長の1/2以下に規定する構成としてもよい。
イダの全長の1/2以下に規定する構成としてもよい。
【0015】また、前記スライダ側に切欠部を形成し
て、前記第1の磁性膜を分断する構成としてもよい。
て、前記第1の磁性膜を分断する構成としてもよい。
【0016】
【作用】本発明の電算機用浮上型磁気ヘッドにおいて
は、スライダに一体の第1の磁性膜を有するコア部を当
該スライダの全長より短くしているので、スライダ側の
第1の磁性膜を含むコア部を短く、かつ小面積とするこ
とができる。従って、従来構造のスライダ一体型の積層
型磁気ヘッドと比較して、スライダ側のコア部すなわち
第1の磁性膜の面積(長さ)を小さくできるため、外部か
らのノイズを拾いにくくなりノイズマージン特性の向上
を図ることができるとともに、インダクタンスの低減が
可能である。インダクタンスを低減することは、使用周
波数の上限を高くすることができ、磁気記録媒体への高
密度記録に有効であり、S/N改善にも有効である。ま
た、従来構造の複合型スライダを持つ積層型磁気ヘッド
及びコンポジット型の積層型磁気ヘッドと比較して、低
インダクタンス及びノイズマージン特性の向上を実現し
ながら、スライダ構造あるいはコア構造が簡単であるた
め、製造が容易で歩留りの向上が図れ、コストを大幅に
低減することができる。
は、スライダに一体の第1の磁性膜を有するコア部を当
該スライダの全長より短くしているので、スライダ側の
第1の磁性膜を含むコア部を短く、かつ小面積とするこ
とができる。従って、従来構造のスライダ一体型の積層
型磁気ヘッドと比較して、スライダ側のコア部すなわち
第1の磁性膜の面積(長さ)を小さくできるため、外部か
らのノイズを拾いにくくなりノイズマージン特性の向上
を図ることができるとともに、インダクタンスの低減が
可能である。インダクタンスを低減することは、使用周
波数の上限を高くすることができ、磁気記録媒体への高
密度記録に有効であり、S/N改善にも有効である。ま
た、従来構造の複合型スライダを持つ積層型磁気ヘッド
及びコンポジット型の積層型磁気ヘッドと比較して、低
インダクタンス及びノイズマージン特性の向上を実現し
ながら、スライダ構造あるいはコア構造が簡単であるた
め、製造が容易で歩留りの向上が図れ、コストを大幅に
低減することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る電算機用浮上型磁気ヘッ
ドの実施例を図面に従って説明する。
ドの実施例を図面に従って説明する。
【0018】図1及び図2で本発明の第1実施例を説明
する。この第1実施例の電算機用浮上型磁気ヘッド30
は、スライダ一体型の積層型磁気ヘッドと呼ばれるもの
であり、第1の磁性薄膜を有するように積層したスライ
ダと第2の磁性薄膜を有するように積層したトレーリン
グコアピースとを有する点は、図4及び図5の第1従来
例で示したスライダ一体型の積層型磁気ヘッド11と同
様である。図1及び図2において、スライダ31は非磁
性セラミック製の第1の非磁性スライダ分割体31aの
接合面にセンダスト(Fe-Al-Si)、パーマロイ(Fe-N
i)等の第1の磁性薄膜2をスパッタ等で形成し、第1の
非磁性スライダ分割体31aと同材質の第2の非磁性ス
ライダ分割体31bをガラスを介して前記第1の非磁性
スライダ分割体31aに貼り合わせて構成されている。
このスライダ31は磁気記録媒体に対向する面に一対の
レール33を有し、そのレールの媒体対向面がABS3
4になっている。そして、スライダ31の一方の側面に
は、レール33の長手方向に沿って、全長の1/2以上
を切り欠く如く、薄く削り落とした側面切欠部41が形
成されている。すなわち、第1の非磁性スライダ分割体
31aの後方側(空気流出側)に、側面が第1の磁性薄膜
2を形成する接合面となる突出部42が形成され、該突
出部42と第1の磁性薄膜2と第2の非磁性スライダ分
割体31bとで前記スライダ31の全長の1/2以下の
コア部45が構成されている。
する。この第1実施例の電算機用浮上型磁気ヘッド30
は、スライダ一体型の積層型磁気ヘッドと呼ばれるもの
であり、第1の磁性薄膜を有するように積層したスライ
ダと第2の磁性薄膜を有するように積層したトレーリン
グコアピースとを有する点は、図4及び図5の第1従来
例で示したスライダ一体型の積層型磁気ヘッド11と同
様である。図1及び図2において、スライダ31は非磁
性セラミック製の第1の非磁性スライダ分割体31aの
接合面にセンダスト(Fe-Al-Si)、パーマロイ(Fe-N
i)等の第1の磁性薄膜2をスパッタ等で形成し、第1の
非磁性スライダ分割体31aと同材質の第2の非磁性ス
ライダ分割体31bをガラスを介して前記第1の非磁性
スライダ分割体31aに貼り合わせて構成されている。
このスライダ31は磁気記録媒体に対向する面に一対の
レール33を有し、そのレールの媒体対向面がABS3
4になっている。そして、スライダ31の一方の側面に
は、レール33の長手方向に沿って、全長の1/2以上
を切り欠く如く、薄く削り落とした側面切欠部41が形
成されている。すなわち、第1の非磁性スライダ分割体
31aの後方側(空気流出側)に、側面が第1の磁性薄膜
2を形成する接合面となる突出部42が形成され、該突
出部42と第1の磁性薄膜2と第2の非磁性スライダ分
割体31bとで前記スライダ31の全長の1/2以下の
コア部45が構成されている。
【0019】なお、該側面切欠部41を有するスライダ
31は、図4及び図5で示した長手方向全長にわたって
非磁性スライダ分割体1aと非磁性スライダ分割体1bと
を接合一体化したスライダ1と同様に構成したスライダ
側面の前方(空気流入側)側を削除して得られるもので
あり、側面切欠部41のスライダ31側面からの深さ
は、少なくとも、非磁性スライダ分割体31bを切除す
るとともに、接合面の磁性薄膜2を切除する深さとして
いる。また、スライダ31に設けられた磁性薄膜2はレ
ール33の外側寄り位置を通り、当該レール33長手方
向と平行である。また、非磁性スライダ分割体31a後
端面には、切欠き部31cが形成されており、トレーリ
ングコアピース5への接合部31dのABS幅がこれよ
り前方位置(空気流入側)でのABS34の全幅よりも
狭く規定されている。また、スライダ31の接合部31
dを含む後端面にはトレーリングコアピース5を接合し
たときの巻線窓38を充分大きくするために巻線用溝3
9が形成されている。
31は、図4及び図5で示した長手方向全長にわたって
非磁性スライダ分割体1aと非磁性スライダ分割体1bと
を接合一体化したスライダ1と同様に構成したスライダ
側面の前方(空気流入側)側を削除して得られるもので
あり、側面切欠部41のスライダ31側面からの深さ
は、少なくとも、非磁性スライダ分割体31bを切除す
るとともに、接合面の磁性薄膜2を切除する深さとして
いる。また、スライダ31に設けられた磁性薄膜2はレ
ール33の外側寄り位置を通り、当該レール33長手方
向と平行である。また、非磁性スライダ分割体31a後
端面には、切欠き部31cが形成されており、トレーリ
ングコアピース5への接合部31dのABS幅がこれよ
り前方位置(空気流入側)でのABS34の全幅よりも
狭く規定されている。また、スライダ31の接合部31
dを含む後端面にはトレーリングコアピース5を接合し
たときの巻線窓38を充分大きくするために巻線用溝3
9が形成されている。
【0020】なお、前記トレーリングコアピース5の構
造、トレーリングコアピース5のスライダ31側接合部
31dへの接合、巻線構造等は、前述した第1従来例の
図4及び図5と同様であり、同一又は相当部分に同一符
号を付して説明を省略する。
造、トレーリングコアピース5のスライダ31側接合部
31dへの接合、巻線構造等は、前述した第1従来例の
図4及び図5と同様であり、同一又は相当部分に同一符
号を付して説明を省略する。
【0021】以上の第1実施例の電算機用浮上型磁気ヘ
ッド30によると、スライダ31側面を前方側からスラ
イダ全長の1/2以上少なくとも磁性薄膜2を含んで切
除して、スライダ31のコア部45の長さ、すなわち第
1の磁性薄膜2の長さがスライダ31全長の1/2以下
に設定されていることから、図4及び図5の第1従来例
のスライダ一体型の積層型磁気ヘッド11に比較して第
1の磁性薄膜2の長さ及び面積を小さくすることができ
る。従って、外部からのノイズの影響を軽減でき(ノイ
ズマージン特性の向上)、インダクタンスを低減するこ
とができる。
ッド30によると、スライダ31側面を前方側からスラ
イダ全長の1/2以上少なくとも磁性薄膜2を含んで切
除して、スライダ31のコア部45の長さ、すなわち第
1の磁性薄膜2の長さがスライダ31全長の1/2以下
に設定されていることから、図4及び図5の第1従来例
のスライダ一体型の積層型磁気ヘッド11に比較して第
1の磁性薄膜2の長さ及び面積を小さくすることができ
る。従って、外部からのノイズの影響を軽減でき(ノイ
ズマージン特性の向上)、インダクタンスを低減するこ
とができる。
【0022】また、図6で示したスライダ複合型の積層
型磁気ヘッド12のように、非磁性スライダ部18Aに
第1の磁性薄膜2を有するコア部18Bを接合一体化し
て複合型スライダ18を構成する構造に比して、本発明
の第1実施例の構造では、スライダ31を構成する上で
コア部45の形成は、非磁性スライダ分割体31aの磁
性薄膜2を有する突出部42の接合面に非磁性スライダ
分割体31bを貼り合わせることで行うことができ、構
造が簡単で、磁気記録媒体面に段差等のずれが生じるこ
となく、スライダ31の全長に対して1/2以下の長さ
のコア部45を構成できる。従って、第2従来例で示し
た複合型スライダを有する積層型磁気ヘッド12の構造
と比較して、構造が簡単であるため、製造が容易である
とともに、歩留りの向上が図れ、コストを低減すること
ができる。
型磁気ヘッド12のように、非磁性スライダ部18Aに
第1の磁性薄膜2を有するコア部18Bを接合一体化し
て複合型スライダ18を構成する構造に比して、本発明
の第1実施例の構造では、スライダ31を構成する上で
コア部45の形成は、非磁性スライダ分割体31aの磁
性薄膜2を有する突出部42の接合面に非磁性スライダ
分割体31bを貼り合わせることで行うことができ、構
造が簡単で、磁気記録媒体面に段差等のずれが生じるこ
となく、スライダ31の全長に対して1/2以下の長さ
のコア部45を構成できる。従って、第2従来例で示し
た複合型スライダを有する積層型磁気ヘッド12の構造
と比較して、構造が簡単であるため、製造が容易である
とともに、歩留りの向上が図れ、コストを低減すること
ができる。
【0023】さらに、図7で示したコンポジット型の積
層型磁気ヘッド13のように、非磁性スライダと別個に
ヘッドコア27を形成し、両者を接合一体化する複雑な
構造に比して、本発明の第1実施例では、低インダクタ
ンス及び低ノイズ特性を実現しつつ、構造が簡単で製造
容易であるため、大幅なコスト低減を図ることができ
る。
層型磁気ヘッド13のように、非磁性スライダと別個に
ヘッドコア27を形成し、両者を接合一体化する複雑な
構造に比して、本発明の第1実施例では、低インダクタ
ンス及び低ノイズ特性を実現しつつ、構造が簡単で製造
容易であるため、大幅なコスト低減を図ることができ
る。
【0024】ここで、この第1実施例で示した電算機用
浮上型磁気ヘッド30による効果の具体例を以下に示す
表を用いて説明する。表は、本発明の第1実施例の電算
機用浮上型磁気ヘッド30に対して前記第1乃至第3従
来例の積層型磁気ヘッド11,12,13を比較するも
のであり、表のデータは、実験結果をもとに作成したも
のであり、インダクタンス(μH)及びノイズ(mVp
p)を示すとともに、第1従来例を基準(1.0)とした
コストをそれぞれ示す。但し、磁気ギャップや巻線ター
ン数等の条件は同一とし、第1実施例及び第2従来例の
ヘッド部はスライダ全長の1/2とし、第3従来例のヘ
ッド部相当部分についてもスライダ全長の1/2とし
た。ノイズについては、信号発生器から4MHzの高周
波をコイルに流して磁気ヘッドの周囲に電磁界を発生さ
せて測定を行った。
浮上型磁気ヘッド30による効果の具体例を以下に示す
表を用いて説明する。表は、本発明の第1実施例の電算
機用浮上型磁気ヘッド30に対して前記第1乃至第3従
来例の積層型磁気ヘッド11,12,13を比較するも
のであり、表のデータは、実験結果をもとに作成したも
のであり、インダクタンス(μH)及びノイズ(mVp
p)を示すとともに、第1従来例を基準(1.0)とした
コストをそれぞれ示す。但し、磁気ギャップや巻線ター
ン数等の条件は同一とし、第1実施例及び第2従来例の
ヘッド部はスライダ全長の1/2とし、第3従来例のヘ
ッド部相当部分についてもスライダ全長の1/2とし
た。ノイズについては、信号発生器から4MHzの高周
波をコイルに流して磁気ヘッドの周囲に電磁界を発生さ
せて測定を行った。
【0025】 表 インダクタンス(μH) ノイズ(mVpp) コスト 本発明(第1実施例) 1.7 0.2 1.1 第1従来例(スライダ一体型) 1.9 0.4 1.0 第2従来例(スライダ複合型) 1.7 0.2 1.3 第3従来例(コンポジット型) 1.7 0.2 1.4
【0026】この表において、スライダ一体型の積層型
磁気ヘッドである第1実施例の電算機用浮上型磁気ヘッ
ド30と図4及び図5の第1従来例とを比較すると、本
発明の第1実施例の構成では、ノイズが半減するととも
に、インダクタンスについても10%以上低減してお
り、大幅な改善が図られていることがわかる。また、図
6の第2従来例及び図7の第3従来例と比較すると、そ
れぞれコストが、約20%、約30%低減されているこ
とがわかる。
磁気ヘッドである第1実施例の電算機用浮上型磁気ヘッ
ド30と図4及び図5の第1従来例とを比較すると、本
発明の第1実施例の構成では、ノイズが半減するととも
に、インダクタンスについても10%以上低減してお
り、大幅な改善が図られていることがわかる。また、図
6の第2従来例及び図7の第3従来例と比較すると、そ
れぞれコストが、約20%、約30%低減されているこ
とがわかる。
【0027】図3において本発明の第2実施例を説明す
る。この第2実施例の電算機用浮上型磁気ヘッド50も
スライダ一体型の積層型磁気ヘッドと呼ばれるものであ
り、第1の磁性薄膜を有するように積層したスライダと
第2の磁性薄膜を有するように積層したコアピースとを
有する点は前記第1実施例及び図4及び図5で示した第
1従来例と共通している。図3において、スライダ51
は非磁性セラミック製の第1の非磁性スライダ分割体5
1aの接合面にセンダスト、パーマロイ等の第1の磁性
薄膜2をスパッタ等で形成し、第1の非磁性スライダ分
割体51aと同材質の第2の非磁性スライダ分割体51
bをガラスを介して前記第1の非磁性スライダ分割体5
1aに貼り合わせて構成されている。このスライダ51
は磁気記録媒体に対向する面に一対のレール53を有
し、そのレールの媒体対向面がABS54になってい
る。なお、スライダ51を構成する非磁性スライダ分割
体51a,51bの磁性薄膜2を挟んだ接合面はレール
53の外側寄り位置を通り、当該レール53と平行であ
る。そして、スライダ51の非磁性スライダ分割体51
bが接合されている側面側に、スライダ51先端面(空
気流入側)より全長の1/2以上に位置する部分を切り
欠いたコア切欠き溝47が形成されている。該コア切欠
き溝47のスライダ51側面からの深さは、少なくと
も、非磁性スライダ分割体51bを切除するとともに、
接合面の磁性薄膜2を切除する深さとしており、該磁性
薄膜2はスライダ51全長の1/2以下の長さの後部側
磁性薄膜2Aと残りの長さの前部側磁性薄膜2Bとに分
断されている。すなわち、非磁性スライダ分割体51a
と非磁性スライダ分割体51bとの接合部分の後端側に
おいて、スライダ51後端側より連続する接合面の後部
側磁性薄膜2Aを全長の1/2以下に規定したコア部4
8が形成されている。なお、前記コアピース5の構造等
は、前記第1実施例と同様である。
る。この第2実施例の電算機用浮上型磁気ヘッド50も
スライダ一体型の積層型磁気ヘッドと呼ばれるものであ
り、第1の磁性薄膜を有するように積層したスライダと
第2の磁性薄膜を有するように積層したコアピースとを
有する点は前記第1実施例及び図4及び図5で示した第
1従来例と共通している。図3において、スライダ51
は非磁性セラミック製の第1の非磁性スライダ分割体5
1aの接合面にセンダスト、パーマロイ等の第1の磁性
薄膜2をスパッタ等で形成し、第1の非磁性スライダ分
割体51aと同材質の第2の非磁性スライダ分割体51
bをガラスを介して前記第1の非磁性スライダ分割体5
1aに貼り合わせて構成されている。このスライダ51
は磁気記録媒体に対向する面に一対のレール53を有
し、そのレールの媒体対向面がABS54になってい
る。なお、スライダ51を構成する非磁性スライダ分割
体51a,51bの磁性薄膜2を挟んだ接合面はレール
53の外側寄り位置を通り、当該レール53と平行であ
る。そして、スライダ51の非磁性スライダ分割体51
bが接合されている側面側に、スライダ51先端面(空
気流入側)より全長の1/2以上に位置する部分を切り
欠いたコア切欠き溝47が形成されている。該コア切欠
き溝47のスライダ51側面からの深さは、少なくと
も、非磁性スライダ分割体51bを切除するとともに、
接合面の磁性薄膜2を切除する深さとしており、該磁性
薄膜2はスライダ51全長の1/2以下の長さの後部側
磁性薄膜2Aと残りの長さの前部側磁性薄膜2Bとに分
断されている。すなわち、非磁性スライダ分割体51a
と非磁性スライダ分割体51bとの接合部分の後端側に
おいて、スライダ51後端側より連続する接合面の後部
側磁性薄膜2Aを全長の1/2以下に規定したコア部4
8が形成されている。なお、前記コアピース5の構造等
は、前記第1実施例と同様である。
【0028】そして、分断された第1の磁性薄膜2A,
2Bを有するスライダ51の後端面に第2の磁性薄膜6
を有して積層されたコアピース5をガラスボンディング
で接合することで、ガラスが非磁性ギャップ材となった
磁気ギャップGが後部側磁性薄膜2Aと第2の磁性薄膜
6先端間に形成される。この磁気ギャップGは前記AB
S54の幅方向の外側端寄り位置で前記スライダ51と
コアピース5の接合部分に位置する。そして、第1実施
例の場合と同様にスライダ51と略C字型コアピース5
内側との間の巻線窓を利用して巻線を巻装する。
2Bを有するスライダ51の後端面に第2の磁性薄膜6
を有して積層されたコアピース5をガラスボンディング
で接合することで、ガラスが非磁性ギャップ材となった
磁気ギャップGが後部側磁性薄膜2Aと第2の磁性薄膜
6先端間に形成される。この磁気ギャップGは前記AB
S54の幅方向の外側端寄り位置で前記スライダ51と
コアピース5の接合部分に位置する。そして、第1実施
例の場合と同様にスライダ51と略C字型コアピース5
内側との間の巻線窓を利用して巻線を巻装する。
【0029】なお、上記第2実施例において、コア部4
8の後部側磁性薄膜2Aの長さをスライダ51全長の1
/2以下に規定することによる作用効果は、前記第1実
施例の説明と同様であり、前部側磁性薄膜2Bはコア切
欠き溝47で電気的に切り離されているため、残ってい
てもノイズ特性等への影響は無視できる。
8の後部側磁性薄膜2Aの長さをスライダ51全長の1
/2以下に規定することによる作用効果は、前記第1実
施例の説明と同様であり、前部側磁性薄膜2Bはコア切
欠き溝47で電気的に切り離されているため、残ってい
てもノイズ特性等への影響は無視できる。
【0030】また、第1及び第2実施例では、トレーリ
ングコアピース5として略C型形状のものを用いたが、
スライダ31,51との間に巻線窓を確保できれば、略
I型形状のコアピースを用いることもできる。
ングコアピース5として略C型形状のものを用いたが、
スライダ31,51との間に巻線窓を確保できれば、略
I型形状のコアピースを用いることもできる。
【0031】以上本発明の実施例について説明してきた
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電算機用
浮上型磁気ヘッドは、エア・ベアリング・サーフェスを
有するスライダに第1の磁性膜を設け、第2の磁性膜を
設けたトレーリングコアピースを前記第1及び第2の磁
性膜間に磁気ギャップが構成されるように接合した構成
において、前記スライダと一体で前記第1の磁性膜を有
するコア部を、当該スライダの全長より短くしたので、
スライダ側のコア部が有する第1の磁性膜を短縮し、そ
の面積を小さくできるため、外部からのノイズを拾いに
くくなりノイズマージン特性の向上を図ることができる
とともに、インダクタンスの低減が可能である。インダ
クタンスを低減することは、使用周波数の上限を高くす
ることができ、磁気記録媒体への高密度記録に有効であ
り、S/N改善にも有効である。また、従来構造のスラ
イダ複合型及びコンポジット型の磁気ヘッドと比較し
て、低インダクタンス及びノイズ特性の向上を実現しな
がら、スライダの平坦度不良等の問題を解消し、スライ
ダ構造あるいはコア構造が簡単で製造が容易であるた
め、歩留りの向上が図れ、コストを大幅に低減すること
ができる。従って、低インダクタンス及びノイズ特性に
優れ、安価で小型の電算機用浮上型磁気ヘッドが実現で
きる。
浮上型磁気ヘッドは、エア・ベアリング・サーフェスを
有するスライダに第1の磁性膜を設け、第2の磁性膜を
設けたトレーリングコアピースを前記第1及び第2の磁
性膜間に磁気ギャップが構成されるように接合した構成
において、前記スライダと一体で前記第1の磁性膜を有
するコア部を、当該スライダの全長より短くしたので、
スライダ側のコア部が有する第1の磁性膜を短縮し、そ
の面積を小さくできるため、外部からのノイズを拾いに
くくなりノイズマージン特性の向上を図ることができる
とともに、インダクタンスの低減が可能である。インダ
クタンスを低減することは、使用周波数の上限を高くす
ることができ、磁気記録媒体への高密度記録に有効であ
り、S/N改善にも有効である。また、従来構造のスラ
イダ複合型及びコンポジット型の磁気ヘッドと比較し
て、低インダクタンス及びノイズ特性の向上を実現しな
がら、スライダの平坦度不良等の問題を解消し、スライ
ダ構造あるいはコア構造が簡単で製造が容易であるた
め、歩留りの向上が図れ、コストを大幅に低減すること
ができる。従って、低インダクタンス及びノイズ特性に
優れ、安価で小型の電算機用浮上型磁気ヘッドが実現で
きる。
【図1】本発明に係る電算機用浮上型磁気ヘッドの第1
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】同平面図である。
【図3】本発明に係る電算機用浮上型磁気ヘッドの第2
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図4】電算機用浮上型磁気ヘッドの第1従来例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】同平面図である。
【図6】電算機用浮上型磁気ヘッドの第2従来例を示す
平面図である。
平面図である。
【図7】電算機用浮上型磁気ヘッドの第3従来例を示す
平面図である。
平面図である。
2,2A,2B,6 磁性薄膜 5 コアピース 5a,5b 非磁性コアピース分割体 7 巻線 31,51 スライダ 31a,31b,51a,51b 非磁性スライダ分割
体 33,53 レール 34,54 ABS 41 側面切欠部 42 突出部 45,48 コア部 47 コア切欠き溝
体 33,53 レール 34,54 ABS 41 側面切欠部 42 突出部 45,48 コア部 47 コア切欠き溝
Claims (3)
- 【請求項1】 エア・ベアリング・サーフェスを有する
スライダに第1の磁性膜を設け、第2の磁性膜を設けた
トレーリングコアピースを前記第1及び第2の磁性膜間
に磁気ギャップが構成されるように接合した電算機用浮
上型磁気ヘッドにおいて、前記スライダと一体で前記第
1の磁性膜を有するコア部を、当該スライダの全長より
短くしたことを特徴とする電算機用浮上型磁気ヘッド。 - 【請求項2】 前記第1の磁性膜の長さが前記スライダ
の全長の1/2以下に規定されている請求項1記載の電
算機用浮上型磁気ヘッド。 - 【請求項3】 前記スライダ側に形成した切欠部によ
り、前記第1の磁性膜を分断した請求項1記載の電算機
用浮上型磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159988A JPH06349018A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 電算機用浮上型磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159988A JPH06349018A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 電算機用浮上型磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06349018A true JPH06349018A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15705549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5159988A Withdrawn JPH06349018A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 電算機用浮上型磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06349018A (ja) |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP5159988A patent/JPH06349018A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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