JPH0634938U - クッション体用カバー材 - Google Patents
クッション体用カバー材Info
- Publication number
- JPH0634938U JPH0634938U JP7201292U JP7201292U JPH0634938U JP H0634938 U JPH0634938 U JP H0634938U JP 7201292 U JP7201292 U JP 7201292U JP 7201292 U JP7201292 U JP 7201292U JP H0634938 U JPH0634938 U JP H0634938U
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- JP
- Japan
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- polyurethane foam
- foam sheet
- cover material
- resin layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案は、ポリウレタンフォームのもつ通気
性を損なうことなく、良好な加工性をもち、更にはコス
ト低減を図ることを主要な目的とする。 【構成】気泡壁を有するポリウレタンフォームシート(1
1)と、このポリウレタンフォームシート(11)の表面に設
けられた表皮材(12)と、前記ポリウレタンフォームシー
ト(11)の裏面側の気泡(11a) 壁に付着された、熱融着フ
ィルムを加熱,加圧により溶融してなる樹脂層(13)とを
具備することを特徴とするクッション体用カバー材。
性を損なうことなく、良好な加工性をもち、更にはコス
ト低減を図ることを主要な目的とする。 【構成】気泡壁を有するポリウレタンフォームシート(1
1)と、このポリウレタンフォームシート(11)の表面に設
けられた表皮材(12)と、前記ポリウレタンフォームシー
ト(11)の裏面側の気泡(11a) 壁に付着された、熱融着フ
ィルムを加熱,加圧により溶融してなる樹脂層(13)とを
具備することを特徴とするクッション体用カバー材。
Description
【0001】
この考案はクッション体カバー材に関し、特に自動車、鉄道車両等の車両用ク ッション、家具用クッション、その他の椅子等のクッションに用いられるクッシ ョン体のカバー材に関する。
【0002】
周知の如く、例えば自動車等のクッションは、弾力性に富むクッション体とこ のクッション体の表面に被覆されるクッション体用カバー材とから構成される。 従来、クッション体用カバー材としては、図2に示すものが知られている。
【0003】 図中の1は、基材としてのポリウレタンフォームシートである。このポリウレ タンフォームシート1の表面には、織布,編布等の布地,レザー等からなる表皮 材2が形成されている。前記ポリウレタンフォームシート1の裏面には、ハーフ トリコット,不織布,織布,レーコット,ナイロントリコット等からなる裏面材 3が形成されている。ここで、裏面材3の材料として織布等の材料を用いるのは 、ミシンでの縫製ときに滑りを良くし加工性を良くするためと、糸飛びを回避す るためである。
【0004】
しかしながら、従来のクッション体用カバー材によれば、裏面材3がポリウレ タンフォームシート1に接着剤等を用いて接着することにより取り付けられてい るため、裏面材3とポリウレタンフォーム1とが部分的に剥がれる恐れがある。 また、裏面材3として例えばナイロントリコット等を用いた場合、通気性はある が、コスト高となる欠点がある。
【0005】 この考案はこうした事情を考慮してなされたもので、ポリウレタンフォームの もつ通気性を損なうことなく、良好な加工性をもち、更にはコスト低減を図るこ とができるクッション体用カバー材を提供することを目的とする。
【0006】
この考案は、気泡壁を有するポリウレタンフォームシートと、このポリウレタ ンフォームシートの表面に設けられた表皮材と、前記ポリウレタンフォームシー トの裏面側の気泡壁に付着された、熱融着フィルムを加熱,加圧により溶融して なる樹脂層とを具備することを特徴とするクッション体用カバー材である。 この考案において、前記ポリウレタンフォームシートは非難燃又は難燃性の汎 用のもので良い。
【0007】 この考案において、前記表皮材の材質としては、例えば織布,編布等の布地、 レザーが挙げられる。前記表皮材は、接着ラミネート又はフレームラミネート等 の公知の接着方法を用いることができる。
【0008】 この考案において、樹脂層は、熱融着フィルムをポリウレタンフォームシート の裏面に積層した後、加熱,加圧により溶融することにより形成するが、この時 の加熱温度,送り速度はフィルムの種類,目付け量によって異なるが、130〜 260℃、送り速度は2〜50m/分程度とする。
【0009】 前記熱融着フィルムとしては、熱可塑性樹脂フィルム、例えばエチレン酢酸ビ ニル共重合体等のポリオレフィン系フィルム、熱可塑性ウレタンフィルム,ナイ ロンフィルム,ポリ塩化ビニルフィルム,アクリルフィルムが挙げられる。前記 熱融着フィルムとしては、フィルム一体の単体構造やフィルムの片面又は両面に 薄く接着剤がコートされた複層構造のものがある。更に、前記熱融着フィルムの 厚さは5〜500μm程度で良く、好ましくは10〜300μmである。この理 由は、厚さが5μm未満の場合十分な加工性が得られず、厚さが500μmを越 えると樹脂層がポリウレタンフォームシートの裏面側の気泡を塞いで通気性を損 なう恐れがあるためである。
【0010】
この考案によれば、樹脂層がポリウレタンフォームシートの裏面側の気泡を一 部しか塞ぐことがないため、ポリウレタンフォームシートがもつ通気性を保持で きる。また、ポリウレタンフォームシートの裏面側の気泡壁などに溶融付着した 樹脂層により、滑りも良好で、かつ強度が向上する。更に、従来のように裏面材 をポリウレタンフォームシートに貼るための接着剤が不要となり、またウレタン フォームシートの溶け代がなくなり、コスト低減を図ることができる。
【0011】
以下、この発明の一実施例について図1(A),(B)を参照して説明する。 ここで、図1(A)はこの発明に係るクッション用カバー材の断面図、図1(B )は図1(A)のX部を拡大して示す説明図である。
【0012】 図中の11は、基材としてのポリウレタンフォームシート(MVSS#302 合格)で ある。このポリウレタンフォームシート11は、密度0.020g/cm3 で厚さ5 mmである。前記ポリウレタンフォームシート11の表面には、織布,編布等の布地 ,レザー等からなる表皮材12が形成されている。前記ポリウレタンフォームシー ト11の裏面側の気泡11aの内壁には、樹脂層(斜線部)13が付着されている。こ こで、樹脂層13は、ポリウレタンフォームシート11の裏面に熱融着フィルムとし ての厚さ50μmのエチレン酢酸ビニル共重合体フィルムを積層した後、190 ℃に加熱したヒートロール間を14m/分の速度で加熱,加圧することにより得 られる。
【0013】 上記実施例に係るクッション体用カバー材は、図1に示すようにポリウレタン フォームシート11と、このポリウレタンフォームシート11の表面に設けられた表 皮材12と、前記ポリウレタンフォームシート11の裏面側の気泡11a 壁に付着され 、熱融着フィルムを加熱,加圧により溶融してなる樹脂層13とを有した構成にな っているため、以下に列挙する利点を有する。
【0014】 (1) 図1(B)に示すようにポリウレタンフォームシート11の裏面側の気泡11 aにも樹脂層14が若干付着して気泡11aを塞ぐが、連続した多数の気泡がポリウ レタンフォームシートに形成されているため、ポリウレタンフォームシート11の 通気性を損なうことはない。 (2) ポリウレタンフォームシート11の裏面側の気泡11aの内壁などに溶融付着 した樹脂層13により、滑りも良好で、かつ強度が向上する。
【0015】 (3) 従来のように裏面材をポリウレタンフォームシートに貼るための接着剤が 不要となる。また、ポリウレタンフォームシートの溶け代がなくなる。従って、 コスト低減を図ることができる。
【0016】 なお、上記実施例では、熱融着フィルムとしてエチレン酢酸ビニル共重合体フ ィルムを用いた場合について述べたが、これに限定されない。また、熱融着フィ ルムの加熱条件、送り速度条件も、上記実施例に記載した数値に限定されないこ とは勿論のことである。
【0017】
以上詳述したようにこの考案によれば、ポリウレタンフォームのもつ通気性を 損なうことなく、良好な加工性をもち、更には強度の向上、コスト低減を図るこ とができ、自動車、鉄道車両等の車両用クッション、家具用クッション、その他 の椅子等のクッションに有用なクッション体用カバー材を提供できる。
【図1】この考案に係るクッション体用カバー材の説明
図であり、図1(A)はこのクッション用カバー材の断
面図、図1(B)は図1(A)のX部を拡大して示す説
明図。
図であり、図1(A)はこのクッション用カバー材の断
面図、図1(B)は図1(A)のX部を拡大して示す説
明図。
【図2】従来のクッション体用カバー材の断面図。
11…ポリウレタンフォームシート、 11a…気
泡、12…表皮材、 13,1
4…樹脂層。
泡、12…表皮材、 13,1
4…樹脂層。
Claims (1)
- 【請求項1】 気泡壁を有するポリウレタンフォームシ
ートと、このポリウレタンフォームシートの表面に設け
られた表皮材と、前記ポリウレタンフォームシートの裏
面側の気泡壁に付着された、熱融着フィルムを加熱,加
圧により溶融してなる樹脂層とを具備することを特徴と
するクッション体用カバー材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201292U JPH0634938U (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | クッション体用カバー材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201292U JPH0634938U (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | クッション体用カバー材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634938U true JPH0634938U (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=13477077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7201292U Pending JPH0634938U (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | クッション体用カバー材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634938U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001220886A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 床材用シート及びそれを用いた床材 |
| JP2014104741A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-09 | Inoac Corp | 積層シートとその製造方法 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP7201292U patent/JPH0634938U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001220886A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 床材用シート及びそれを用いた床材 |
| JP2014104741A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-09 | Inoac Corp | 積層シートとその製造方法 |
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