JPH0634955B2 - 床コート液塗布機 - Google Patents

床コート液塗布機

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JPH0634955B2
JPH0634955B2 JP2127356A JP12735690A JPH0634955B2 JP H0634955 B2 JPH0634955 B2 JP H0634955B2 JP 2127356 A JP2127356 A JP 2127356A JP 12735690 A JP12735690 A JP 12735690A JP H0634955 B2 JPH0634955 B2 JP H0634955B2
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floor
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liquid supply
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靖彦 松本
克明 難波
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Penguin Wax Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性の樹脂系コート剤を成分とする床コ
ート液を床面に供給する給液部、及び、この給液部から
の床コート液を床面に塗布する塗布具を走行機体に付設
した床コート液塗布機に関する。
〔従来の技術〕
この種の塗布機においては、従来より、例えば特開昭63
- 315169号公報に示されるように、塗布具をヒータ用熱
線からなる放熱体の内蔵によって加温するように構成さ
れ、塗布具が床面に押圧されて塗布コート液に伝熱する
ことにより、コート剤が可塑化するように、かつ、水分
が乾燥するように塗布コート液を加熱できるものが知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来構造の塗布機では、塗布具自体
がコート剤の加熱手段となるものであり、その加熱手段
である塗布具の塗布面と床面とが接触状態で伝熱される
ものである。このため、熱を加えられて鏡面化しようと
している床コート液の表面が、それと接触する塗布具の
塗布面の存在によって、その鏡面化及び水分蒸発を妨げ
られることになり、仕上りの悪さや、乾燥能率の低下を
招くことになっていた。
本発明の目的は、仕上りの良いコーティング面が得ら
れ、しかも、能率よく作業できる塗布機を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による床コート液塗布機は、上記の目的達成のた
めに、熱可塑性の樹脂系コート剤を成分とする床コート
液を床面に供給する給液部(5) 、及び、この給液部(5)
からの床コート液を床面に塗布する塗布具(6) を走行機
体に付設した床コート液塗布機において、床面に約30〜
90℃の熱風を約40〜100m/秒の風速で供給する送風口
を、前記塗布具の機体後方位置で、かつ、その吹き出し
方向を走行方向に対して斜め後方下向きに設定して配設
してある。そして、その作用及び効果は次の通りであ
る。
〔作 用〕
a. 熱風を用いることによって、塗布具がコート剤の鏡
面化と水分の蒸発とを妨げることなく加熱及び乾燥作用
をすることができるものであるが、この熱風を採用する
にあたって次の工夫がある。つまり、この種の塗布機で
は、床コート液が粘性の高いものであることに加え、そ
の床コート液を供給する給液ノズルが床面にコート剤の
薄膜を形成し易いように微小量を吐出する細管で構成さ
れるのが一般式であるため、給液ノズル付近や塗布具や
付着している部分の床コート液までが、前記の熱風の影
響を受けて早めに乾燥し過ぎて、やはりコート剤の鏡面
化が妨げられてしまう虞があるが、本発明では、前記送
風口からの熱風の吹き出し方向を斜め後方下方とするこ
とで、その熱風の作用を、給液ノズルや塗布具位置での
床コート液への影響が少ない状態で利用できる。これに
よって、加熱及び乾燥のために熱風を利用できるように
なった。
b. 加熱不足のためにコート剤が十分に可塑化しなくな
ると共に水分が蒸発しにくなること、加熱過剰のために
コート剤の放熱冷却による硬化に要する時間が大になる
と共に水分蒸発が著るしくなってコート剤の硬化表面が
粗雑面になることの夫々を約30〜90℃の温度によって防
止できる。
c. 送風不足のためにコート剤の放熱硬化及び水分乾燥
に要する時間が大になること、送風過剰のために塗布コ
ート液に波立ちが生じてコート剤硬化表面が凹凸面にな
ることの夫々を約40〜110m/秒の風速によって防止しな
がら加熱及び乾燥をできる。
〔発明の効果〕
上記a.〜c.に記載した作用が生じる結果、次の効果を得
られる。
すなわち、温度、風速、及び吹き出し方向を設定された
熱風による加熱及び乾燥のために、給液ノズルや塗布具
の作用を妨げることなく、コーティング面が滑らかな仕
上りの良いコーティング面が得られる。しかも塗布面が
迅速に硬化すると共に乾燥するので、機体走行速度を極
力速くして能率よく作業できる。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図に示すように、左右一対の前車輪(1),(1) を電動
モータ(M1)によって駆動されるように備えると共に、左
右一対のキャスタ式後車輪(2),(2)、及び、操縦ハンド
ル(3) を備えた走行機体(4) を前後輪間箇所に給液ノズ
ル(5)、塗布具(6) 及び排風具(7) を付設し、そして、
給液ノズル(5) にノズル側給液ホース(8) 、給液ポンプ
(P) 及びタンク側給液ホース(9) を介して接続したタン
ク(T) を操縦ハンドル(3) の基端側に取付けると共に、
排風具(7) に送風管(10)を介して接続した電動ブロア
(B) を走行機体(4) の後部に搭載して、自走式の歩行型
床コート液塗布機を構成してある。この塗布機は、熱可
塑性の樹脂系コート剤を成分とすると共に下記の第1表
に示す物性の床コート液をタンク(T) に供給し、木、
石、コンクリートや化学床材で成る床上を第2表で示す
機体走行速度で機体走行させることにより、床面の機体
通過部分に設定横巾で床コート液を塗布すると共に乾燥
させる塗布作業をするものであり、詳しくは次のように
構成してある。
すなわち、第3図に示すように、給液ノズル(5) は金属
管で作成してあり、そして、ノズル支持部材に兼用の横
送りケース(11)、横送り回転軸(12)を介して走行機体
(4) の左右一対の支持ステー部(4a),(4a) に取付けてあ
る。第2図に示すように、走行用の電動モータ(M1)の出
力プーリ(13)と前車軸駆動プーリ(14)とを連動させてあ
る前輪駆動用の伝動ベルト(15)を横送り回転軸(12)の駆
動プーリ(16)に巻回することにより、電動モータ(M1)が
横送り回転軸(12)を前車輪(1) に連動させて回転駆動す
るように構成してある。そして、横送り回転軸(12)が駆
動されると、支持ステー部(4a)が横送り回転軸(12)を回
動のみ可能に支持していること、及び、横送り回転軸(1
2)には横送りケース(11)に内装の横送り機構(図示せ
ず)に作用する横送り螺旋溝(12a) を形成してあること
のために、横送りケース(11)が横送り回転軸(12)、及
び、ケース回り止め兼用のガイドレール(17)に沿って機
体横方向に往復移動するように構成することにより、給
液ノズル(5) を走行機体(4) の横方向に横送り螺旋溝(1
2a) の長さによって決まるストロークで往復移動するよ
うに電動モータ(M1)によって駆動できるように構成して
ある。
そして、給液ポンプ(P) を構成するに、第1図及び第4
図に示すように、回転ポンプ体(18)、回転ポンプ体(18)
の機体前方側に位置する湾曲板(19)を走行機体(4) のポ
ンプ支持ステー部(4b)に取付けると共に、回転ポンプ体
(18)と湾曲板(19)の間に中間部が位置する弾性ポンプ管
(20)を一対の支持具(21),(21) を介してポンプ支持ステ
ー部(4b)に取付け、そして、第3図に示すように、ポン
プ体駆動プーリ(22)を巻掛け伝動具(23)により前車軸(2
4)に連動させて、回転ポンプ体(18)が電動モータ(M1)に
より前車軸(24)に連動して駆動されるように構成すると
共に、回転ポンプ体(18)が回動するに伴い樹脂ローラで
成る複数個の送出し部(18a)…と、送出し部(18a) どう
しの間に位置する空間で成る受入れ部(18b) とが弾性ポ
ンプ管(20)に交互に対向してポンプ操作するように構成
することにより、送出し部(18a) の配列ピッチ、ポンプ
回転体(18)の駆動回転数等によって決まる設定時間毎の
間欠供給で、かつ、弾性ポンプ管(20)の内径等によって
決まる吐出量で供給するようにしてある。すなわち、送
出し部(18a) が弾性ポンプ管(20)に対向すると、第4図
に示すように、弾性ポンプ管(20)の中間部を湾曲板(19)
が形成するポンプ管受止め面(19a) に押圧して弾性変形
させ、床コート液を弾性ポンプ管(20)からノズル側給液
ホース(8) に絞出して給液ノズル(5)に供給するように
吐出作用するのである。そして、受入れ部(18b) が対向
すると、第5図に示すように、弾性ポンプ管(20)を弾性
復元力により非変形状態に復元させ、この復元による吸
引作用と、床コート液の自重下降とにより床コート液を
タンク(T) から弾性ポンプ管(20)に流入させて次の送出
し部(18a) による絞出しを可能にするように吸引作用す
るのである。
要するに、給液ノズル(5) が電動モータ(M1)による往復
移動と機体走行による前進移動とのために、ノズル往復
動ストロークによって決まる設定横巾(W) の塗布対象床
面部分に対して第6図に示す如くジグザグ移動し、給液
ポンプ(P)の吐出量によって決まる下記第2表の供給量
で塗布対象床面部分にジグザグ線状に摘下供給するので
ある。
塗布具(6) は給液ノズル(5) の機体後方側に配置してあ
り、そして、塗布具(6) を床面に沿っての回動運動をし
ながら上下振動するように電動モータ(M2)によって駆動
する塗布具駆動装置(25)を介して走行機体(4) に取付け
てある。塗布具駆動装置(25)のフレーム部(25a) に連動
部材(26)を介して連動させて操縦ハンドル(3) に取付け
てある切換えレバー(27)を揺動操作することにより、塗
布具駆動装置が後端側の対機体連結部を中心にして走行
機体(4) に対して上下に揺動し、塗布具(6) が床面に接
触する下降使用状態と、塗布具(6) が床面が浮上する上
昇格納状態とに切換わるように構成してある。そして、
塗布具駆動装置(25)を下降使用状態にすると、塗布具
(6) が機体走行のために床面を前進移動し、設定横巾
(W) 以上の横巾の塗布作用面により、給液ノズル(5) が
先に摘下供給して行く床コート液を設定横巾(W) の床面
部分にその全面にその全面に行き届くように広げながら
塗布して行くのである。
電動ブロア(B) は、第7図に示すように、冷却ファン(2
8)によって冷却される電動モータ(M3)により羽根車(29)
を回動駆動し、回動する羽根車(29)の作用により吸入口
(30)から吸気し、吐出口(31)から送風管(10)を介して排
風具(7) に送風するように構成してある。そして、電動
ブロア(B) が排風具(7) 供給する風を加熱するする電熱
ヒータ(32) 送風管(10)に備えさせると共に、電動ブロ
ア(B) からの風を床面に向けて排出する送風口(7a)を排
風具(7) に備えさせてある。そして、送風口(7a)は前記
設定横巾(W) にほぼ等しい機体横方向長さを有した排風
具スリットによって形成してあると共に塗布具(6) によ
り機体後方側に配置してあることにより、送風口(7a)が
塗布具(6) による塗布済み床面部分にその全体にわたっ
て熱風を供給するようにしてある。すなわち、塗布済み
床コート液のコート剤が可塑化すると共に迅速に硬化
し、かつ、水分が迅速になくなるように熱風によって加
熱すると共に乾燥を図ってある。そして、下記第3表及
び第8図に示す温度実験結果と風速実験結果に基き、供
給熱風は 温度が約30〜90℃で、 風速が約40〜100m/秒で 供給するように電動ブロア(B) 、電熱ヒータ(32)及び送
風口(7a)の送風量及び発熱量等を設定してある。
尚、第3図及び第8図に示す○、△、×印は機体走行速
度10m/分を現出するに当っての仕上り具合を示し、 ○印は乾燥が良好であることを示し、 △印は乾燥が不良であることを示し、 ×印は乾燥具合如何にかかわらず、仕上り面が非鏡面で
不良であることを示す。
また、第8図に示す×印は、第3表の実験結果から予測
されるものである。
送風口(7a)の床面からの高さ(H) を約5〜15mmに設定
し、送風口(7a)を床面に対して角度(θ)で傾斜して機体
後方向きに送風する取付け向きにしてある。これらは第
9図に示す実験結果に基いて設定してある。
尚、第9図に示すθ=30゜ないし75゜は送風口(7a)の床
面に対する後向き傾斜角を示し、θ=90゜は送風口(7a)
が床面に対して直角であることを示す。そして、×印は
仕上り面が非鏡面を示し、○印は仕上り面が鏡面で良好
乾燥を示し、△印は仕上り面が鏡面で不良乾燥を示す。
記 第 1 表 床コート液の物性 外 観 白色半透明エマルジョン pH値 8.20(20℃) 不揮発分 20.3% 粘 度 3.5cps 凝固点 0℃ 第 2 表 機体走行速度 10〜30m/分 床コート液供給量 3.4g/m2 実験条件 室温: 16〜26℃ 湿度: 43〜70% 床面温度:13〜18℃ 機体走行速度: 10m/ 分 尚、第1〜第3図に示す塗布機は、熱風現出等のための
電気エネルギーを作業箇所のコンセントから取入れるよ
うにコード式に構成してある。コード式に替え、バッテ
リーを搭載してこれを電源にするように構成して実施し
てもよい。バッテリー式に構成すると、コードレスにな
って移動等に有利である。また、電流や電圧を所望値に
調節し易くなり、熱風の温度や風速を所望値に現出し易
くなる。
また、床コート液を給液ノズル(5) によって床面に摘下
供給する他、塗布具に含浸させて供給する手段を採用し
て実施してもよい。したがって給液ノズル(5) を給液部
(5) と称する。
送風口(7a)の後方に常温風供給の送風口を併わせて設
け、必要に応じ、常温風供給をしてコート剤の放熱硬化
及び水分乾燥の迅速化を図ることができるように構成し
て実施してもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対象を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る床コート液塗布機の実施例を示し、
第1図は塗布機全体の一部切欠き側面図、第2図は塗布
機全体の側面図、第3図は塗布機全体の平面図、第4図
及び第5図は給液ポンプの断面図、第6図は給液ノズル
横送り構造の平面図、第7図は電動ブロアの断面図、第
8図は供給風の温度及び風速の実験結果の説明図、第9
図は送風口の高さ及び向きの実験結果の説明図である。 (5)……給液部、(6)……塗布具、(7a)……送風口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性の樹脂系コート剤を成分とする床
    コート液を床面に供給する給液部(5) 、及び、この給液
    部(5) からの床コート液を床面に塗布する塗布具(6) を
    走行機体に付設した床コート液塗布機であって、 床面に約30〜90℃の熱風を約40〜100m/ 秒の風速で供給
    する送風口(7a)を、前記塗布具(6) の機体後方位置で、
    かつ、その吹き出し方向を走行方向に対して斜め後方下
    向きに設定して配設してある床コート液塗布機。
JP2127356A 1990-05-16 1990-05-16 床コート液塗布機 Expired - Fee Related JPH0634955B2 (ja)

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