JPH0635110A - ハロゲン化銀カラー感光材料の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー感光材料の製造方法

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JPH0635110A
JPH0635110A JP19216892A JP19216892A JPH0635110A JP H0635110 A JPH0635110 A JP H0635110A JP 19216892 A JP19216892 A JP 19216892A JP 19216892 A JP19216892 A JP 19216892A JP H0635110 A JPH0635110 A JP H0635110A
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magnetic
silver halide
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JP19216892A
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Masaru Iwagaki
賢 岩垣
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work

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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録層を有するハロゲン化銀カラー感光
材料の、スポット故障の少ない製造方法を提供する。 【構成】 透明支持体上の一方に、それぞれ少なくとも
1層の赤感性層、緑感性層、青感性層及び非感光性層を
含む10層以上から成る写真構成層を有し、支持体の他方
に強磁性微粉末を含む磁性層を有するハロゲン化銀カラ
ー感光材料の該写真構成層が同時に10層以上を塗布して
成り、かつ塗布時の最上層が乾燥膜厚0.5μm以上の非感
光性層であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光
材料の製造方法。なお、該ハロゲン化銀カラー感光材料
の全ての写真構成層が1回の同時多層塗布によって塗設
を完了することは、本発明の効果をより発揮できるので
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀カラー感光
材料に関し、詳しくは磁気記録層を有するハロゲン化銀
カラー感光材料(以下、「感光材料」と略すこともあ
る)製造時のスポット故障の改良に関する。
【0002】
【発明の背景】米国特許4,947,196号及び国際公開特許9
0/04254号には、写真フィルムの裏面に磁気記録を可能
にする磁性粒子を含有した磁性層を有するロール状フィ
ルム及び磁気ヘッドを有する撮影用カメラが開示されて
いる。この技術によれば、磁性層に感光材料の種類やメ
ーカー等の識別情報、撮影条件に関する情報、顧客に関
する情報、プリント条件及びプリント焼増し条件に関す
る情報などをフィルム上で磁気的に入/出力することに
より、プリント品質の向上、プリント作業の効率化、ラ
ボ事務処理の効率化などを図ることが可能となる。
【0003】しかしながら、磁気記録層を有する感光材
料は製造時に起因するスポット故障が多いことが判っ
た。特に、支持体の一方の側に写真構成層、他方の側に
磁性層を有する場合に顕著であることが明らかになっ
た。スポット故障の原因は磁性粒子であり、写真構成層
の塗布時に裏面側の表面から離脱した磁性粒子が、写真
構成層の特に感光性層に付着又は埋没し、これが写真感
光特性や現像特性に悪影響を与えると考えられ、発色濃
度の異常となって検出される。
【0004】従来、感光材料製造装置の金属粉や金属錆
等の異物がカラー感光材料に悪影響を与えることの対策
として、写真構成層中に金属のキレート剤等を添加する
ことは知られているが、磁性粒子のスポット故障に対し
ては効果が小さい。従って、上記問題点の改良が望まれ
ている。
【0005】
【発明の目的】従って本発明の目的は、磁気記録層を有
するハロゲン化銀カラー感光材料の、スポット故障の少
ない製造方法を提供することにある。
【0006】
【発明の構成】本発明の上記目的は、透明支持体上の一
方に、それぞれ少なくとも1層の赤感性層、緑感性層、
青感性層及び非感光性層を含む10層以上から成る写真構
成層を有し、支持体の他方に強磁性微粉末を含む磁性層
を有するハロゲン化銀カラー感光材料の該写真構成層が
同時に10層以上を塗布して成り、かつ塗布時の最上層が
乾燥膜厚0.5μm以上の非感光性層であるハロゲン化銀カ
ラー感光材料の製造方法によって達成される。
【0007】なお、上記ハロゲン化銀カラー感光材料の
全ての写真構成層が1回の同時多層塗布によって塗設を
完了することは、本発明の効果をより発揮できるので好
ましい態様である。
【0008】以下、本発明について、より具体的に説明
する。
【0009】本発明において磁性層とは、特開昭53-109
604号、同60-45248号、特公昭57-6576号、米国特許4,94
7,196号、国際公開特許90/04254号、同91/11750号、同9
1/11816号、同92/08165号、同92/08227号等に示される
ような透明磁性層でもよいし、特開平4-124642号、同4-
124645号等に示されるようなストライプ状磁性層でもよ
い。
【0010】本発明の磁性層が透明である場合、好まし
い光学濃度としては1.0以下、より好ましくは0.75以
下、特に好ましくは0.02〜0.3である。
【0011】本発明において磁性層は、強磁性粉末を結
合剤中に分散してなる層である。強磁性粉末の塗布量
は、感光材料100cm2当たり鉄量換算で50mg以下、好まし
くは20mg以下、特に0.1〜5mgの範囲が好ましい。
【0012】前記強磁性粉末としては、たとえばγ-Fe2
O3粉末、Co被着γ-Fe2O3粉末、Co被着Fe3O4粉末、Co被
着FeOx(4/3<x<3/2)粉末、その他Co含有の酸化鉄、
更にその他のフェライト、例えば六方晶フェライトとし
ては、例えばM型、W型の六方晶系のBaフェライト、Sr
フェライト、鉛フェライト、Caフェライト或は、これら
の固溶体又はイオン置換体が挙げられる。
【0013】六方晶系フェライト磁性粉としてはこれら
の一軸異方性の六方晶系フェライト結晶の構成元素であ
るFe原子の一部を2価金属と、Nb,Sb4及びTaから選ば
れた少なくとも1種の5価金属と、1化学式当たり0.05
〜0.5個の範囲のSn原子で置換した保磁力が200〜2,000
Oeの元素が用いられる。
【0014】六方晶系フェライトにおける2価金属とし
てはMn,Cu,Mg等のフェライト中のFe原子と比較的よく
置換する元素が好ましい。
【0015】六方晶系フェライトにおいて2価金属(M
II)及び5価金属(Mv)の適正な置換量はMIIとMvの
組み合わせにより異なるが、MIIの1化学式当たりおお
むね0.5〜1.2個が好ましい。
【0016】置換元素の置換量の関係を、例えばマグネ
トプランバイト型Baフェライトについてみると、置換体
の化学式は BaFe12-(x+y+z)MIIxMvySnzO19 で表される。ここにx,y,zはMII,Mv及びSn元素の
フェライト1化学式当たりの置換量である。MII,Mv
及びSnはそれぞれ2価、5価、4価であり、置換される
Fe原子は3価であるので価格数補償を考慮するとy=
(x−z)/2の関係がなりたつ。即ちMvの置換量はMI
Iの置換量とSnの置換量から一義的に決定される。
【0017】前記強磁性粉末の保磁力(Hc)は通常200
エルステッド以上、好ましくは300エルステッド以上で
ある。
【0018】磁性粉の大きさは長径方向で0.3μm以下が
好ましく、更には0.2μm以下が好ましい。
【0019】強磁性粉末のBET法による比表面積は、通
常20m2/g以上、好ましくは25〜80m2/gである。
【0020】前記強磁性粉末の形状については特に制限
はなく、例えば、針状、球状或は楕円体状などのものを
いずれも使用することができる。
【0021】本発明の磁性層には脂肪酸を含有させるこ
とができる。
【0022】前記脂肪酸は、一塩基性であってもよい
し、二塩基性であってもよいが、本発明において好まし
い脂肪酸の炭素原子数は6〜30、特に12〜22である。
【0023】好ましい脂肪酸としては、例えばカプロン
酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、
リノレン酸、リノール酸、オレイン酸、エライジン酸、
ベヘン酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、1,12-ドデカンジカルボン酸、オクタンジカルボン
酸などが挙げられる。
【0024】これらの中でも、特に好ましいのはミリス
チン酸、オレイン酸、ステアリン酸である。
【0025】又、磁性層に脂肪酸エステルを含有させる
と磁性層の摩擦係数が低下して本発明の磁気記録媒体の
走行性及び耐久性が一段と向上する。
【0026】前記脂肪酸エステルとしては、例えばオレ
イルオレート、オレイルステアレート、イソセチルステ
アレート、ジオレイルマレエート、ブチルステアレー
ト、ブチルパルミテート、ブチルミリステート、オクチ
ルミリステート、オクチルパルミテート、アミルステア
レート、アミルパルミテート、ステアリルステアレー
ト、ラウリルオレート、オクチルオレート、イソブチル
オレート、エチルオレート、イソトリデシルオレート、
2-エチルヘキシルステアレート、2-エチルヘキシルミリ
ステート、エチルステアレート、2-エチルヘキシルパル
ミテート、イソプロピルパルミテート、イソプロピルミ
リステート、ブチルラウレート、セチル-2-エチルヘキ
サレート、ジオレイルアジペート、ジエチルアジペー
ト、ジイソブチルアジペート、ジイソデシルアジペート
などが挙げられる。
【0027】これらの中でも、特に好ましいものはブチ
ルステアレート、ブチルパルミテートである。
【0028】前記種々の脂肪酸エステルは1種単独で使
用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。
【0029】本発明の磁性層には前記脂肪酸或は、更に
前記脂肪酸エステルと共に他の潤滑剤を含有させること
ができる。
【0030】他の潤滑剤としては、例えばシリコーン系
潤滑剤、脂肪酸変性シリコーン系潤滑剤、弗素系潤滑
剤、流動パラフィン、スクワラン、カーボンブラックな
どが挙げられる。これらは単独でも、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0031】結合剤としてはセルロースエステル或はゼ
ラチン類のような透明なものが用いられる。
【0032】セルロースエステル或はゼラチンのような
透明なバインダ中で、セルロースエステル用の有機溶剤
或はゼラチン用の水のような前記バインダ用の溶媒を用
いて、細分化された受磁性粒子の分散液を調製すればよ
い。
【0033】粒子の分散、混練、塗布の際に使用する有
機溶媒としては、任意の比率でアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、
イソホロン、テトラヒドロフラン等のケトン系;メタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソブ
チルアルコール、イソプロピルアルコール、メチルシク
ロヘキサノールなどのアルコール系;酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピ
ル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエーテル等
のエステル系;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、グリコールジメチルエーテル、グリコールモノエチ
ルエーテル、ジオキサンなどのエーテル系;ベンゼン、
トルエン、キシレン、クレゾール、クロルベンゼン、ス
チレンなどのタール系(芳香族炭化水素);メチレンク
ロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホ
ルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の
塩素化炭化水素系;N,N-ジメチルホルムアルデヒド、ヘ
キサン等が使用できる。
【0034】混練の方法には特に制限はなく、又、各成
分の添加順序などは適宜設定することができる。
【0035】磁性塗料を調製するに当たっては、通常の
混練機、例えば、二本ロールミル、三本ロールミル、ボ
ールミル、ペブルミル、トロンミル、サンドグラインダ
ー、ツェグバリ(Szegvari)、アトライター、高速イン
ペラー分散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デ
ィスパー、ニーダー、高速ミキサー、リボンブレインダ
ー、コニーダー、インテンシブミキサー、タンブラー、
ブレンダー、ディスパーザー、ホモジナイザー、単軸ス
クリュー押し出し機、二軸スクリュー押し出し機、及び
超音波分散機などを用いることができる。混練分散に関
する技術の詳細は、T.C.PATTON著(テー・シー・パッ
トン),“Paint Flow and Pigment Dispersion" (ペイ
ント・フロー・アンド・ピグメント・ディスパージョ
ン),1964年、John Wiley & Sons(ジョン・ウィリー
・アンド・サンズ)社発行や田中信一著『工業材料』,
25巻,37(1977)などや当該書籍の引用文献に記載され
ており、連続処理の為これらの混練分散機を適宜組み合
わせ送液し塗布する。又、米国特許2,581,414号及び同
2,855,156号などにも記載がある。本発明においても上
記の書籍や当該書籍の引用文献などに記載された方法に
準じて混練分散を行い磁性塗料を調製できる。
【0036】支持体は塗布に先立って、コロナ放電処
理、プラズマ処理、下塗処理、熱処理、除塵埃処理、金
属蒸着処理、アルカリ処理を行ってもよい。これら支持
体に関しては、例えば西独特許3,338,854A号、特開昭59
-116926号、米国特許4,388,368号、三石幸夫著『繊維と
工業』,31巻,50〜55頁(1975年)などに記載されてい
る。
【0037】本発明の磁性粒子を含有する支持体の好ま
しい態様を以下に示す。
【0038】支持体は天然あるいは合成ポリマーからな
ることが好ましく、セルロースエステル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリエチレンフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリパラフェニレンテレフタル
アミド等が好ましいが、酢酸セルロースエステル、ポリ
カーボネート、ポリエチレンテレフタレートがより好ま
しく、三酢酸セルロースエステルフィルムが特に好まし
い。
【0039】本発明において磁性粒子は、前記支持体中
に均一に添加させてもよいし、支持体の厚さ方向におい
て一方の面側に集中させてもよいし、中央付近に集中さ
せてもよいが、支持体の写真構成層を塗布する側と反対
側に集中させることが好ましい。支持体の一方の面側に
集中させる方法としては、支持体ポリマーと磁性粒子を
含有するドープをキャスティングした後、重力、磁力等
によって磁性粒子を支持体の一方の面側に集中させる方
法、特公昭30-986号、WO91/11750に示されるように、
磁性粒子を含んだドープと含まないドープを同時にキャ
スティングして支持体の一方の面側に集中させる方法が
あるが、後者の方が高速での製造が可能であり好まし
い。
【0040】本発明においては、磁性粒子を含んだ三酢
酸セルロースエステルドープと含まれない三酢酸セルロ
ースエステルドープを同時に、ドラム又はベルト上にキ
ャスティングして乾燥し支持体を形成することが好まし
いが、エンドレスベルト上に2カ所のキャスティング口
を設け、三酢酸セルロースエステルドープを先にキャス
ティングした後、その上に磁性粒子を含んだ三酢酸セル
ロースエステルドープを後からキャスティングして乾燥
し、本発明の支持体を形成することもできる。(図1参
照) なお、ストライプ状の磁性層(図2参照)を設ける方法
については、特開平4-124642号、同4-124645号に記載さ
れている方法を用いてもよい。
【0041】本発明の支持体の厚さは50〜200μmである
が、好ましくは60〜130μm、特に好ましくは70〜120μm
である。これよりも薄いと感光材料の高速塗布スピード
に対して磁気ヘッドによる書込みや読取りの精度が低下
して好ましくない。又、これよりも厚いと感光材料とし
ての露光・現像機器適性が低下する。
【0042】本発明の支持体において、磁性粒子が存在
する層の厚さは2μm以下、好ましくは1.5μm以下、特
に好ましくは1μm以下0.1μm以上である。磁性粒子の
塗布量は10〜1000mg/m2、好ましくは15〜300mg/m2
特に好ましくは20〜100mg/m2である。
【0043】本発明においては、磁性粒子を含有した支
持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層及び非感
光性層からなる写真構成層を塗布して感光材料を製造す
る製造方法において、製造工程が磁気書込み手段と磁気
読取り手段を有し、前記感光材料の製造管理を行うこと
もできる。即ち、磁気記録材料を塗設した支持体に対し
て磁気書き込み手段によりオンライン又はオフラインで
フォーマッティング及びアドレス化を行い、写真構成層
の塗布工程において、磁気情報により製造の管理を行う
こともできる。又、塗布工程における情報(例えば品
種、製造番号、製造日、故障情報等)を磁気書込み手段
により追加書込みし、以後の乾燥工程、断裁包装工程に
適用することもできる。更には、断裁包装工程におい
て、出荷販売コードを書込みしたり、撮影カメラによる
磁気記録に備えてフォーマッティングし直したり、撮影
時、現像時、プリント時等に必要な情報を書き込んだり
することもできる。
【0044】本発明において、製造工程の磁気書込み手
段や磁気読取り手段としては磁気ヘッドが有効であり、
本発明の支持体の巾手方向の一部又は全部にヘッドを設
けることによって達成される。製造工程の各々の磁気ヘ
ッドはコンピュータに接続され、読取り情報を表示し、
製造装置の駆動を制御し、又、種々情報を必要箇所に書
き込むことができる。
【0045】本発明において、磁性粒子は酸化鉄を主成
分としたものであるが、内部にアルミニウム、カルシウ
ム、珪素を微量ドーピングしたものは、本発明の目的に
対して好ましく用いられる。又、磁性粒子の針状比は1
〜7が好ましい。
【0046】磁性粒子を含有したドープを流延して乾燥
し磁性層を形成する過程において、対向する磁石によっ
て規則的に磁性粒子を配向させてもよいし、ランダムな
磁場を与えて、いわゆるランダマイズ処理を施すことも
本発明においては有効である。
【0047】本発明においては、支持体を形成するポリ
マーとしては三酢酸セルロースエステルが最も好ましい
が、ポリエチレンテレフタレートを用いてもよく、この
場合は支持体の製造においては、いわゆる共押し出し方
法を用いることが好ましい。又、ポリエチレンテレフタ
レートの場合は、特開平1-244446号、同1-291248号、同
1-298350号、同2-89045号、同2-93641号、同2-181749
号、同2-214852号及び特願平2-291135号等に示されるよ
うな、含水率の高いポリエチレンテレフタレートを用い
ると磁性粒子の分散安定性が向上して好ましい。
【0048】本発明においては、支持体中に公知の染料
や顔料を少量添加して、ハレーション、イラジエーショ
ン、ライトパイピングを防止することが好ましい。
【0049】本発明においては、磁性粒子を含有するド
ープ中に無機又は有機のマット化剤を添加することによ
って、あるいは磁性層形成後表面をマット化処理するこ
とによって表面粗さをある領域に設定することにより、
磁気ヘッドによる書き込みや読み取りの効率を向上させ
ることができる。
【0050】本発明において、磁性粒子を含有するドー
プと磁性粒子を含有しないドープの、粘度バランスを調
整したり、溶剤組成を変えたり、表面張力を調整した
り、可塑剤含有率を変えることによって、本発明の支持
体の物理特性を調整することができる。
【0051】本発明においては、支持体形成後、オンラ
インで下引き層やバッキング層を塗設することによって
工程が簡略化できる。
【0052】この発明における写真フィルムは前記透明
支持体の一方の表面にはハロゲン化乳剤層が形成され、
他方の表面にはバック層が形成される。
【0053】本発明においては、10層以上が同時に塗布
された写真構成層を有するカラー感光材料において発生
する問題点を改良することができる。
【0054】本発明のカラー感光材料は、10層以上が同
時に塗布された写真構成層を有すればよく、10層以上の
全ての写真構成層が1回の塗布によって形成されていて
も、又、2回以上の塗布により写真構成層が形成される
のであれば、その内の1回は10層以上が同時に塗布され
てなる写真構成層を有していてもよい。
【0055】本発明において、生産性の向上の上から、
1回の多層同時重層塗布によって必要なハロゲン化銀乳
剤層等を含む全ての層を塗設することにより製品を完成
するのが好ましい。このような場合、あるいは最初の10
層以上を多層同時重層塗布する場合等において、支持体
に隣接する最下層を形成する塗布液の粘度は15〜100cp
であることが好ましい。15cp未満では塗布ムラが発生し
易く、100cpを超えると塗り付きが不良で、両端の液切
れが発生し易い。更に好ましい粘度は20〜70cpであり、
20〜60cpであることが特に好ましい。
【0056】本発明において、1回の多層同時重層塗布
によって製品を完成する場合、あるいは最初の10層以上
を多層同時重層塗布する場合、前記最下層の上に順次隣
接して施される9層以上の塗布液の粘度をいづれも20cp
以上とし、かつ9層以上の塗布液の粘度の算術平均が20
〜300cpになるように調整することが好ましい。
【0057】各塗布液の粘度は、所定の値になるよう
に、周知の増粘剤の水溶液を添加することにより調整す
ることができる。増粘剤としては、ポリ(p-スチレンス
ルホン酸ナトリウム)等が典型的であり、その他、特開
昭63-11934号記載の側鎖にスルホン酸基、硫酸エステル
又はカルボキシル基又はこれらの塩を有するビニルポリ
マーも使用することができる。
【0058】粘度の測定はB型粘度計(東京計器(株)
製:形式BL)を用いて、ずり速度29.8mm/sec(ロー
タNo.1、30rpm、温度40℃)で測定する。
【0059】本発明のカラー感光材料の各層の塗布量は
3cc/m2以上であることが好ましい。それ以下の塗布量
では、塗布ムラが発生し、支持体上に均一な多層塗布が
できなくなるためである。更に好ましくは、各層の塗布
量は4〜30cc/m2である。いずれかの塗布量を30cc/m2
以上にして、10層以上を同時塗布すると、塗布された写
真構成層が塗布ズレを生じやすくなる傾向がある。
【0060】1回の多層同時重層塗布によって製品を完
成する場合、あるいは最初の10層以上を多層同時重層塗
布する場合、最下層及びこれに隣接して施される9層以
上の全層の塗布量の合計は250cc/m2以下であり、最下
層の、例えばハレーション防止層と中間層との2層を分
離塗布する場合、この最下層を含め10層以上の全層の塗
布量の合計は250cc/m2以下であることが好ましい。こ
の上限を超えると、塗布される写真構成層が塗布ズレを
生じやすくなるためである。更に乾燥条件を低減するこ
とを勘考すると、より好ましい塗布量の合計は200cc/m
2である。
【0061】多層同時塗布は、特公昭33-8977号等に記
載されている多層同時塗布装置を用いて行なうことがで
きる。例えば特公昭33-8977号等に記載の図1に示すよ
うなn層同時塗布のスライドホッパー型と同様な型で、
11層以上同時塗布できるようにしたスライドホッパー型
塗布装置を用い、10以上のスリットに所定の塗布液を送
液し、スライド面を流下する時に互いに重なり合うよう
にして塗布する。
【0062】本発明における図3によって、スライドホ
ッパー型塗布装置について説明すると、バックアップロ
ーラ11に支えられて走行する支持体13の上に、スライド
ホッパー型塗布機17の先端19を支持体13より間隔を取っ
て近接させ、その部分に塗布液架橋(ビード部という)
21を形成させて、支持体13上に塗布を行う。この支持体
13と先端19との間隔を「ビード間隔」という。そしてこ
の際、ビード部21の安定のためにビードの背部を減圧す
るための減圧室15を設け、減圧ポンプ23で減圧するが、
その時の減圧度を「ビード背圧」という。
【0063】多層同時塗布装置におけるスライドホッパ
ー型塗布機について説明すると、n層(多層をn層とす
る)の各塗布液S1〜Snは計量ポンプP1〜Pnによって
塗布機に送り込まれ、それぞれのスリットN1〜Nnで支
持体13の巾一杯に亘って薄い塗布液膜をそれぞれのスラ
イド面に流出する。流出した薄い各塗布液膜は上部から
順に重畳してビード部においてはn層の重畳した塗布液
膜となって支持体上に塗布されることになる。
【0064】スライドホッパー型とは前記スライド面で
重畳されることによって名付けられた。
【0065】このスライドホッパー型塗布装置による
と、10〜20層を同時塗布することができるが、11〜18層
の多層同時塗布が好ましい。
【0066】一般には、塗布速度は30〜500m/minであ
るが、好ましくは60〜300m/min、更に好ましくは80〜2
50m/minである。
【0067】塗布された写真構成層は、通常の方法によ
り乾燥される。即ち、塗布された写真構成層は、塗布後
直ちに冷却して凝固し、乾燥される。
【0068】凝固は通常乾球温度が−10〜20℃の低温空
気と接触させて行われる。塗膜を冷却し凝固した後、従
来から慣用されている気体の吹付けになる乾燥が行われ
る。この風による乾燥は通常乾球温度15〜45℃、相対湿
度10〜50%RHの空気を10〜40m2/m2・minの風量で吹き
付けることによってなされる。この方法は、乾燥による
カブリの増加を防止することができて好ましい。
【0069】必要な乾燥時間は含水量、塗布量及び乾燥
条件により異なるが、0.5〜5分の乾燥時間が通常であ
る。こうして乾燥された塗膜は更に乾球温度20〜40℃、
相対湿度50〜70%RHの空気により湿潤するのが好まし
い。
【0070】本発明のカラー感光材料には種々のハロゲ
ン化銀乳剤を用いることができる。ハロゲン化銀乳剤の
製造方法及び製造において使用される添加剤は、リサー
チ・ディスクロージャーNo.17643、同No.18716及び同N
o.308119(それぞれ、以下RD17643、RD18716及びRD3081
19と略す)に記載されている。以下にRD308119について
の記載内容と記載箇所を示す。
【0071】 〔項 目〕 〔RD308119の頁〕 沃度組成 993 I−A項 製造方法 993 I−A項 及び 994 E項 晶癖 正常晶 993 I−A項 双晶 993 I−A項 エピタキシャル 993 I−A項 ハロゲン組成 一様 993 I−B項 一様でない 993 I−B項 ハロゲンコンバージョン 994 I−C項 ハロゲン置換 994 I−C項 金属含有 994 I−D項 単分散 995 I−F項 溶媒添加 995 I−F項 潜像形成位置 表面 995 I−G項 内部 995 I−G項 適用感材ネガ 995 I−H項 ポジ(内部カブリ粒子含) 995 I−H項 乳剤を混合して用いる 995 I−J項 脱塩 995 II−A項 本発明において用いるハロゲン化銀乳剤は、物理熟成、
化学熟成及び分光増感を行うことができる。このような
工程で使用される添加剤は、RD17643、RD18716及びRD30
8119に記載されている。以下にその記載箇所を示す。
【0072】 〔項 目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 〔RD18716〕 化学増感剤 996 III−A項 23 648 分光増感剤 996 IV−A-A,B,C,D,H,I,J項 23〜24 648〜9 強色増感剤 996 IV−A−E,J項 23〜24 648〜9 カブリ防止剤 998 VI 24〜25 649 安定剤 998 VI 24〜25 649 本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記リサーチ
・ディスクロージャに記載されている。以下にその関連
のある記載箇所を示す。
【0073】 〔項 目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 〔RD18716〕 色濁り防止剤 1002 VII−I項 25 650 色素画像安定剤 1001 VII−J項 25 増白剤 998 V 24 紫外線吸収剤 1003 VIIIC,XIII−C項 25〜26 光吸収剤 1003 VIII 25〜26 光散乱剤 1003 VIII フィルター染料 1003 VIII 25〜26 バインダー 1003 IX 26 651 スタチック防止剤 1006 XIII 27 650 硬膜剤 1004 X 26 651 可塑剤 1006 XII 27 650 潤滑剤 1006 XII 27 650 活性剤・塗布助剤 1005 XI 26〜27 650 マット剤 1007 XVI 現像剤(感材中に含有) 1011 XXB項 本発明には種々のカプラーを使用することができ、その
具体例は下記RDに記載されている。以下にその関連ある
記載箇所を示す。
【0074】 〔項 目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 イエローカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 マゼンタカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 シアンカプラー 1001 VII−D項 VII C〜G項 カラードカプラー 1002 VII−G項 VII G項 DIRカプラー 1001 VII−F項 VII F項 BARカプラー 1002 VII−F項 その他の有用残基 1001 VII−F項 放出カプラー アルカリ可溶カプラー 1001 VII−E項 本発明に使用する添加剤は、RD308119 1007頁 XIV項に
記載されている分散法などにより、添加することができ
る。
【0075】本発明においては、前述のRD17643 28頁、
RD18716 647〜8頁及びRD308119 1009頁 XIX項に記載さ
れている支持体を使用することができる。
【0076】本発明のカラー感光材料には、前述のRD30
8119 VII−K項に記載されているフィルタ層や中間層等
の補助層を設けることができる。
【0077】本発明のカラー感光材料は、RD308119 VII
−K項に記載されている順層、逆層、ユニット構成等の
様々な層構成をとることができる。
【0078】本発明のカラー感光材料は、一般用もしく
は映画用のカラーネガフィルム、スライド用もしくはテ
レビ用のカラー反転フィルム、カラーペーパー、カラー
ポジフィルム、カラー反転ペーパーに代表される種々の
カラー感光材料に適用することができる。
【0079】本発明の感光材料を用いて色素画像を得る
には、露光後、通常知られているカラー現像処理を行う
ことができる。
【0080】本発明の感光材料は前述のRD17643 28〜29
頁、RD18716 647頁及びRD308119 XIXに記載された通常
の方法によって、現像処理することができる。
【0081】本発明の透明支持体の写真構成層を形成す
る表面には、必要に応じて、写真構成層の形成に先んじ
てコロナ放電等の表面活性化処理及び/又は下引き層を
塗設することができる。
【0082】この下引き層としては、例えば特開昭59-1
9941号、同59-77439号、同59-224841号の各公開及び特
公昭58-53029号に記載の下引層を好適例として挙げるこ
とができる。写真構成層とは反対側の透明支持体の表面
に設けられる下引層はバック層とも称される。
【0083】
【実施例】以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本
発明の実施の態様はこれらに限定されない。
【0084】実施例1 (支持体−1の製造)酢化度61.4%のセルローストリア
セテート100部とトリフェニルホスフェート15部をメチ
レンクロライド-メチルアルコールからなる混合溶媒738
部に完全溶解し、下記有機染料(a),(b),(c)
を少量添加し、ドープを得た。
【0085】
【化1】
【0086】一方、磁性粒子を含んだセルローストリア
セテートドープを以下のようにして作製した。
【0087】 Co−被着γ−Fe2O3 100重量部 (保磁力:610 Oe BET表面積35m2/g, 長軸長0.23μm,針状比7) セルローストリアセテート 210重量部 メチレンクロライド 2100重量部 メチルエチルケトン 1000重量部 以上の成分を一緒に、ディゾルバーで混和し、その後サ
ンドグラインダーで分散し、分散液を得た。粘度はB型
粘度計で測定し、8.8ポイズであった。
【0088】上記分散液の20重量部をとり、それを下記
組成のドープ剤と共にディゾルバーで十分に混和した。
【0089】 セルローストリアセテート 13.8重量部 メチレンクロライド 163.1重量部 シクロヘキサノン 55重量部 エタノール 3.1重量部 次に各ドープを濾過して27℃に保ち、回転する6mのエ
ンドレスステンレスバンド上に設けた2ケの流延口より
均一に流延し、剥離が可能になるまで溶媒を蒸発させた
ところでステンレスバンド上から剥離し、更に乾燥して
磁性粒子を含有した厚さが85μmのセルローストリアセ
テートベースを得た。
【0090】なお、磁性粒子を含んだセルローストリア
セテートドープは乾燥膜厚が1μmになるようにし、流
延後、対向磁石による配向処理を行いつつ乾燥した。磁
性粒子の塗布量は50mg/m2とした。
【0091】各支持体の保磁力は670 Oeであった。
又、光学透過濃度は0.10であった。
【0092】上記各ベースの表面に、ゼラチン20g、水
40g、サルチル酸20g、メタノール600g、アセトン120
0g及びメチレンクロライド200gからなる下引層用塗布
液を塗布し、乾燥した。
【0093】前記トリアセチルセルロースフィルム支持
体の磁性粒子含有層側と反対側に、下記組成の層を支持
体側から順次形成した。
【0094】第1層 アルミナゾルAS−100(酸化アルミニウム) 0.8g (日産化学工業株式会社製)第2層 ジアセチルセルロース 100mg ステアリン酸 10mg シリカ微粒子(平均粒径0.2μm) 50mg (支持体−2の製造)前記支持体−1におけるCo-被着
γ-Fe2O3を全く添加しないこと以外は同様にして支持体
−2を作成した。
【0095】(写真構成層の組成)塗布量はハロゲン化
銀及びコロイド銀については、金属銀に換算してg/m2
単位で表した量を、又カプラー、添加剤及びマゼンタに
ついてはg/m2単位で添加した量を、又増感色素につい
ては同一層内のハロゲン化銀1モル当たりのモル数で示
した。
【0096】 第1層:ハレーション防止層(HC) 黒色コロイド銀 0.16 UV吸収剤(UV−1) 0.20 高沸点溶媒(Oil−1) 0.20 ゼラチン 1.23 第2層:中間層(IL−1) 化合物(SC−1) 0.15 高沸点溶剤(Oil−2) 0.17 ゼラチン 1.27 第3層:低感度赤感性層(RL) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.50 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.27μm)(沃化銀含有率2.0モル%) 0.21 増感色素(SD−1) 2.8×10-4 増感色素(SD−2) 1.9×10-4 増感色素(SD−3) 1.9×10-5 増感色素(SD−4) 1.0×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.48 シアンカプラー(C−2) 0.14 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.021 DIR化合物(D−2) 0.020 高沸点溶媒(Oil−1) 0.53 ゼラチン 1.30 第4層:中感度赤感性層(RM) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.52μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.62 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.27 増感色素(SD−1) 2.3×10-4 増感色素(SD−2) 1.2×10-4 増感色素(SD−3) 1.6×10-5 増感色素(SD−4) 1.2×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.15 シアンカプラー(C−2) 0.18 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.030 DIR化合物(D−2) 0.013 高沸点溶媒(Oil−1) 0.30 ゼラチン 0.93 第5層:高感度赤感性層(RH) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 1.27 増感色素(SD−1) 1.3×10-4 増感色素(SD−2) 1.3×10-4 増感色素(SD−3) 1.6×10-5 シアンカプラー(C−2) 0.12 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.013 高沸点溶媒(Oil−1) 0.14 ゼラチン 0.91 第6層:中間層(IL−2) 化合物(SC−1) 0.09 高沸点溶媒(Oil−2) 0.11 ゼラチン 0.80 第7層:低感度緑感性層(GL) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.80 マゼンタカプラー(M−1) 0.41 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.12 高沸点溶媒(Oil−2) 0.33 ゼラチン 1.95 第8層:中感度緑感性層(GM) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.59μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.87 マゼンタカプラー(M−2) 0.12 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.070 DIR化合物(D−2) 0.025 DIR化合物(D−3) 0.002 高沸点溶媒(Oil−2) 0.10 ゼラチン 1.00 第9層:高感度緑感性層(GH) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.0μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 1.27 マゼンタカプラー(M−2) 0.10 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.012 高沸点溶媒(Oil−2) 0.10 ゼラチン 1.00 第10層:イエローフィルター層(YC) 黄色コロイド銀 0.08 色汚染防止剤(SC−1) 0.15 ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.20 高沸点溶媒(Oil−2) 0.19 ゼラチン 1.10 第11層:中間層(IL−3) ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.20 ゼラチン 0.60 第12層:低感度青感性層(BL) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.22 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.27μm)(沃化銀含有率2.0モル%) 0.03 増感色素(SD−4) 4.2×10-4 増感色素(SD−5) 6.8×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.75 DIR化合物(D−1) 0.010 高沸点溶媒(Oil−2) 0.30 ゼラチン 1.20 第13層:中感度青感性層(BM) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.59μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.30 増感色素(SD−4) 1.6×10-4 増感色素(SD−6) 7.2×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.10 DIR化合物(D−1) 0.010 高沸点溶媒(Oil−2) 0.046 ゼラチン 0.47 第14層:高感度青感性層(BH) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm)(沃化銀含有率8.0モル%) 0.85 増感色素(SD−4) 7.3×10-5 増感色素(SD−6) 2.8×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.11 高沸点溶媒(Oil−2) 0.046 ゼラチン 0.80 第15層:第1保護層 沃臭化銀(平均粒径0.08μm)(沃化銀含有率1.0モル%) 0.40 紫外線吸収剤(UV−1) 0.026 紫外線吸収剤(UV−2) 0.013 高沸点溶媒(Oil−1) 0.07 高沸点溶媒(Oil−3) 0.07 ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.40 ゼラチン 1.31 第16層:第2保護層 アルカリ可溶性マット剤(平均粒径2μm) 0.15 ポリメチルメタクリレート (平均粒径3μm) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.04 ゼラチン 0.55 なお、上述の感光材料は、更に、化合物Su−1、Su
−2、粘度調整剤、硬膜剤H−1、H−2、安定剤ST
−1、カブリ防止剤AF−1、AF−2(重量平均分子
量1万のもの及び110万のもの)、染料AI−1、AI
−2及び化合物DI−1(9.4mg/m2)を含有する。
【0097】上記各添加剤の化学構造を以下に示す。
【0098】Oil−1:ジオクチルフタレート Oil−2:トリクレジルホスフェート Oil−3:ジブチルフタレート SC−2:2-s-オクタデシル-5-メチルハイドロキノン Su−1:スルホ琥珀酸ジオクチルエステル・ナトリウ
ム Su−2:トリ-i-プロピルナフタレンスルホン酸ナト
リウム H−1:2,4-ジクロロ-6-ヒドロキシ-s-トリアジン・ナ
トリウム H−2:ビニルスルホニルメチルエーテル ST−1:4-ヒドロキシ-6-メチル-1,3,3a,7-テトラザ
インデン AF−1:1-フェニル-5-メルカプトテトラゾール AF−2:ポリ-N-ビニルピロリドン
【0099】
【化2】
【0100】
【化3】
【0101】
【化4】
【0102】
【化5】
【0103】
【化6】
【0104】
【化7】
【0105】
【化8】
【0106】(各感光層の塗布)試料101の作成におい
て、各感光層は表1のAに示す手順に従って形成され
た。表1においては、例えば塗布方法Aは、第1回目に
は第1〜6層を同時塗布し、第2回目には第7〜11層を
同時塗布し、第3回目には第12〜16層を同時塗布したも
のとして理解され、塗布方法B〜Gについても同様に理
解されるべきである。
【0107】
【表1】
【0108】ここで、表1に示される塗布方法B〜G
は、写真構成層を同時に10層以上を塗布する方法であ
り、塗布方法Aは第1〜3回のいずれの塗布においても
10層以下を同時塗布している。更にB、C、D、Gは塗
布の最上層が乾燥膜厚0.5μm以上の非感光性層を有して
いる。
【0109】又、他の支持体についても上記塗布方法を
採用して以下に示すように試料102〜110を作成した。
【0110】 なお、上記10層以上を同時塗布する場合においては、最
下層の粘度が20〜60cpになるようにし、残りの9層以上
の層の粘度は20cp以上であって、全層の算術平均の粘度
は20〜300cpになるようにした。
【0111】(ハロゲン化銀カラー感光材料の現像)カ
ラー感光材料の各試料を8インチ×10インチのサイズに
裁断して、現像処理後の発色透過濃度がX−Rite社製モ
デル310T濃度計における緑光測光濃度値で0.90〜1.1の
範囲になるように白色光露光を与え、以下に示す処理工
程の現像処理を行った。
【0112】 処理工程 処理時間 処理温度(℃) 補充量*(ミリリットル) 発色現像 3分15秒 38±0.3 780 漂 白 6分30秒 38±2.0 150 水 洗 3分15秒 20±10 200 定 着 6分30秒 38±2.0 830 水 洗 3分15秒 20±10 200 安 定 1分30秒 38±5.0 830 乾 燥 2分 55±5.0 − 上記中、補充量は写真感光材料1m2当たりの値である。
【0113】発色現像液、漂白液、定着液、安定液及び
それらの補充液は、下記のようにして調製されたものを
使用した。
【0114】 〈発色現像液〉 4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N- (β-ヒドロキシルエチル)アニリン硫酸塩 4.75g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 37.5g 臭化ナトリウム 1.3g ニトリロ三酢酸・3ナトリウム塩(1水塩) 2.5g 水酸化カリウム 1.0g 水を加えて1リットルとし、pH10.1に調整した。
【0115】 〈漂白液〉 エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム塩 100g エチレンジアミン四酢酸2アンモニウム塩 10.0g 臭化アンモニウム 150g 氷酢酸 10ml 水を加えて1リットルとし、アンモニア水を用いてpH6.0に調整した。
【0116】 〈定着液〉 チオ硫酸アンモニウム 175g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3g 水を加えて1リットルにし、酢酸を用いてpH6.0に調整した。
【0117】 〈安定液〉 ホルマリン(37%水溶液) 1.5ml コニダックス(コニカ株式会社製) 7.5ml 水を加えて1リットルとした。
【0118】 〈発色現像補充液〉 水 800ml 炭酸カリウム 35g 炭酸水素ナトリウム 3g 亜硫酸カリウム 5g 臭化ナトリウム 0.4g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.1g 4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N- (β-ヒドロキシルエチル)アニリン硫酸塩 6.3g 水酸化カリウム 2g ジエチレントリアミン五酢酸 3.0g 水を加えて1リットルとし、水酸化カリウム又は20%硫酸を用いてpH10.18に 調整した。
【0119】 〈漂白補充液〉 水 700ml ジアミノプロパン四酢酸鉄 (III)アンモニウム 175g エチレンジアミン四酢酸 2g 硝酸ナトリウム 50g 臭化アンモニウム 200g 氷酢酸 56g アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH4.0に調整した後に水を加えて1リットル にした。
【0120】 〈定着補充液〉 水 800ml チオシアン酸アンモニウム 150g チオ硫酸アンモニウム 180g 亜硫酸ナトリウム 20g エチレンジアミン四酢酸 2g アンモニウム水又は氷酢酸を用いてpH6.5に調整した後、水を加えて1リ
ット ルにした。
【0121】〈安定補充液〉安定液に同じ。
【0122】現像処理済みの各試料(各々10枚)をルー
ペで観察してスポット故障の数を調べた。結果を以下に
示す。
【0123】 試料No. スポット故障数 磁気記録 備 考 101 0 不可 比 較 102 15 可 比 較 103 2 可 本発明 104 3 可 本発明 105 1 可 本発明 106 19 可 比 較 107 22 可 比 較 108 0 可 本発明 109 0 不可 比 較 110 0 不可 比 較 結果から明らかなように、本発明の塗布方法による感光
材料は、情報の磁気記録入力が可能であって、かつスポ
ット故障が大巾に改善されたものであることがわかる。
【0124】実施例2 (支持体−3の製造)テレフタル酸ジメチル100重量
部、エチレングリコール64重量部に、酢酸カルシウム水
和物0.1重量部を添加し、常法によりエステル交換反応
を行った。得られた生成物に5-ナトリウムスルホジ(β
-ヒドロキシエチル)イソフタル酸のエチレングリコー
ル溶液(濃度35重量%)28重量部、ポリエチレングリコ
ール(数平均分子量3,000)8重量部、三酸化アンチモ
ン0.05重量部、燐酸トリメチルエステル0.13重量部及び
水酸化ナトリウム0.02重量部を添加した。次いで徐々に
昇温、減圧にし、280℃、0.5mmHgで重合を行いポリエス
テルを得た。
【0125】このポリエステルを用いて150℃で真空乾
燥した後、280℃で溶融押出し、冷却ドラム上で急冷固
化させ未延伸フィルムを作製した。この未延伸フィルム
を用いて、80℃で縦方向に3.3倍延伸し、更に90℃で横
方向に3.3倍延伸した後220℃で30秒間熱固定して厚さ80
μmの2軸延伸フィルムを得た。ジエチレングリコール
含有量は4モル%であった。
【0126】この2軸延伸フィルムの両面に、下記のよ
うにして下引層を設けた。
【0127】即ち、下記組成物を乳化重合して得られた
下引層用樹脂液100重量部、下記界面活性剤(SF−
1)0.2重量部、ヘキサメチレン-1,6-ビス(エチレンウ
レア)0.3重量部、水900重量部からなる下引層用塗布液
を湿潤膜厚20μmとなるように塗布し、その後乾燥し
た。なお、以下において下引層を有する透明支持体を単
に透明支持体と称することがある。
【0128】 <組成物> 2-ヒドロキシエチルメタクリレート 75部 ブチルアクリレート 90部 t-ブチルアクリレート 75部 スチレン 60部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 6部 過硫酸アンモニウム 1部 水 700部
【0129】
【化9】
【0130】次に、ゼラチン10重量部、サポニン0.2重
量部、水1000重量部よりなる下引上層用塗布液を湿潤膜
厚20μmになるように塗布し、その後乾燥した。
【0131】上記支持体の片面に下記組成の磁性層を設
けた。1m2当たりの付量で示す。
【0132】 <磁性層> γ-Fe2O3 200mg (保磁力:330 Oe,比表面積32m2/g) ゼラチン 3.0g ジ-(2-エチルヘキシル)スルホ琥珀酸ナトリウム 200mg ビス(ビニルスルホニル)メタン 30mg WAX−1 60mg (支持体−4の製造)前記支持体−3におけるγ-Fe2O3
を全く添加しないこと以外は同様にして支持体−4を作
成した。
【0133】実施例1と同様にして、支持体−3,4と
塗布方法A,D,Gとを組み合わせて試料201〜204を作
成した。
【0134】 実施例1と同様の評価を行った結果、本発明の効果が得
られた。
【0135】
【発明の効果】本発明により、裏面に磁気記録層を有す
るハロゲン化銀カラー感光材料をスポット故障の発生な
く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つの流延口を用いた支持体の製造例の概略
図。
【図2】フィルムの片側にストライプ状の磁性層を設け
たカラー感光材料の平面図。
【図3】スライドホッパー型塗布装置(n層同時塗布
用)を示す断面図。
【図4】本発明のカラー感光材料の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ステンレス製エンドレスベルト 2 支持体ドープ用流延口 3 磁性ドープ用流延口 4 磁性層 S1〜Sn 塗布液 P1〜Pn 計量ポンプ 12、14、16、20、22 空洞 N1〜Nn 吐出スリット 11 バックアップローラ 13 支持体 15 減圧室 17 スライドホッパー型塗布機 19 塗布機先端 21 塗布液ビード部 23 減圧ポンプ 31 写真構成層 32 支持体 33 磁気記録層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体上の一方に、それぞれ少なく
    とも1層の赤感性層、緑感性層、青感性層及び非感光性
    層を含む10層以上から成る写真構成層を有し、支持体の
    他方に強磁性微粉末を含む磁性層を有するハロゲン化銀
    カラー感光材料の該写真構成層が同時に10層以上を塗布
    して成り、かつ塗布時の最上層が乾燥膜厚0.5μm以上の
    非感光性層であることを特徴とするハロゲン化銀カラー
    感光材料の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ハロゲン化銀カラー感光材料の全て
    の写真構成層が1回の同時多層塗布によって塗設を完了
    することを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀カラ
    ー感光材料の製造方法。
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