JPH0635471B2 - ジエチレントリアミン三酢酸カルボニルメチルエステル化合物及びそれらの製造法 - Google Patents
ジエチレントリアミン三酢酸カルボニルメチルエステル化合物及びそれらの製造法Info
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- JPH0635471B2 JPH0635471B2 JP16836490A JP16836490A JPH0635471B2 JP H0635471 B2 JPH0635471 B2 JP H0635471B2 JP 16836490 A JP16836490 A JP 16836490A JP 16836490 A JP16836490 A JP 16836490A JP H0635471 B2 JPH0635471 B2 JP H0635471B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物
に関し、更に詳しくは、胆石溶解作用を有するウルソデ
オキシコリルジエチレントリアミン三酢酸エステル化合
物及びそれらの製造法に関する。
に関し、更に詳しくは、胆石溶解作用を有するウルソデ
オキシコリルジエチレントリアミン三酢酸エステル化合
物及びそれらの製造法に関する。
従来の技術 胆石治療剤として繁用されている薬物としては、ウルソ
デオキシコール酸及びケノデオキシコール酸が知られて
いる。これらの胆汁酸は、純コレステロール石に対して
は有効であるが、他のコレステロール系胆石、例えば、
カルシウムを含有するコレステロール混成石又はコレス
テロール混成石、更には、ビリルビンカルシウム石又は
炭酸カルシウム石等に対しては、その溶解効果が疑問視
されている。
デオキシコール酸及びケノデオキシコール酸が知られて
いる。これらの胆汁酸は、純コレステロール石に対して
は有効であるが、他のコレステロール系胆石、例えば、
カルシウムを含有するコレステロール混成石又はコレス
テロール混成石、更には、ビリルビンカルシウム石又は
炭酸カルシウム石等に対しては、その溶解効果が疑問視
されている。
これに対し、特願平1−235799号公報には、下記
構造式[I] で示されるジエチレントリアミン三酢酸化合物が、カル
シウム含有胆石、特に炭酸カルシウム含有胆石を胆汁中
で強力に溶解する効果があることが報告されている。
構造式[I] で示されるジエチレントリアミン三酢酸化合物が、カル
シウム含有胆石、特に炭酸カルシウム含有胆石を胆汁中
で強力に溶解する効果があることが報告されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記ジエチレントリアミン三酢酸化合物
[I]は、カルシウム胆石溶解剤として投与された場
合、胆汁移行性は優れるが経口吸収性が悪いことが判明
した。
[I]は、カルシウム胆石溶解剤として投与された場
合、胆汁移行性は優れるが経口吸収性が悪いことが判明
した。
また、ジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]のよう
なキレート剤は、生体内へ投与されると生体内の共存金
属イオンによる不活性化を招き、薬効が低減する可能性
がある。
なキレート剤は、生体内へ投与されると生体内の共存金
属イオンによる不活性化を招き、薬効が低減する可能性
がある。
本発明者らは、これらの観点から上記ジエチレントリア
ミン三酢酸化合物[I]の誘導体について鋭意研究した
結果、キレート形成能がなく、しかも体内で容易にジエ
チレントリアミン三酢酸化合物[I]に代謝され得るこ
れらのエステル化合物が、極めて経口吸収性に優れるこ
とを知り、本発明に到達した。
ミン三酢酸化合物[I]の誘導体について鋭意研究した
結果、キレート形成能がなく、しかも体内で容易にジエ
チレントリアミン三酢酸化合物[I]に代謝され得るこ
れらのエステル化合物が、極めて経口吸収性に優れるこ
とを知り、本発明に到達した。
課題を解決するための手段 本発明によれば、下記一般式[II] (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わす。)で示される
ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物及びそれら
の製造法が提供される。
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わす。)で示される
ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物及びそれら
の製造法が提供される。
上記一般式[II]のジエチレントリアミン三酢酸エステ
ル化合物の第1の製造法として、前記のジエチレントリ
アミン三酢酸化合物[I]と下記一般式[III] HOCH2COO−R [III] (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わす。)で示される
グリコール酸又はグリコール酸エステルを縮合させる方
法がある。
ル化合物の第1の製造法として、前記のジエチレントリ
アミン三酢酸化合物[I]と下記一般式[III] HOCH2COO−R [III] (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わす。)で示される
グリコール酸又はグリコール酸エステルを縮合させる方
法がある。
反応割合は、ジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]
に対してグリコール酸又はグリコール酸エステルを3〜
10000倍モル量とする。グリコール酸エステルとし
ては、、グリコール酸メチル、グリコール酸エチル、グ
リコール酸n−プロピル又はグリコール酸イソプロピル
が挙げられる。縮合剤としては、酸触媒、1−エトキシ
カルボニル−2−エトキシ−1,2−ヒヒドロキノリン
又はクロロギ酸エステル等が挙げられる。
に対してグリコール酸又はグリコール酸エステルを3〜
10000倍モル量とする。グリコール酸エステルとし
ては、、グリコール酸メチル、グリコール酸エチル、グ
リコール酸n−プロピル又はグリコール酸イソプロピル
が挙げられる。縮合剤としては、酸触媒、1−エトキシ
カルボニル−2−エトキシ−1,2−ヒヒドロキノリン
又はクロロギ酸エステル等が挙げられる。
縮合剤としては酸触媒を用いる場合、酸触媒としては、
硫酸若しくは塩酸等の鉱酸又はベンゼンスルホン酸若し
くはp−トルエンスルホン酸等の有機酸が適当である。
反応温度は、20〜180℃、好ましくは60〜140
℃の範囲内とし、反応時間は、30分〜5時間、好まし
くは1〜30時間程度とする。
硫酸若しくは塩酸等の鉱酸又はベンゼンスルホン酸若し
くはp−トルエンスルホン酸等の有機酸が適当である。
反応温度は、20〜180℃、好ましくは60〜140
℃の範囲内とし、反応時間は、30分〜5時間、好まし
くは1〜30時間程度とする。
縮合剤としては1−エトキシカルボニル−2−エトキシ
−1,2−ジヒドロキノリンを用いる場合、反応溶媒
は、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等が適
当である。反応温度は、−10〜60℃、好ましくは2
0〜50℃の範囲内とし、反応時間は、30分〜10時
間、好ましくは1〜4時間程度とする。
−1,2−ジヒドロキノリンを用いる場合、反応溶媒
は、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等が適
当である。反応温度は、−10〜60℃、好ましくは2
0〜50℃の範囲内とし、反応時間は、30分〜10時
間、好ましくは1〜4時間程度とする。
縮合剤としてクロロギ酸エステルを用いる場合、クロロ
ギ酸エステルとしては、クロロギ酸エチル又はクロロギ
酸イソブチル等が適当である。反応溶媒ば、テトラヒド
ロフラン又は1,4−ジオキサン等が適当である。反応
温度は、−20〜60℃、好ましくは−10〜30℃の
範囲内とし、反応時間は、30分〜20時間、好ましく
は1〜5時間程度とする。
ギ酸エステルとしては、クロロギ酸エチル又はクロロギ
酸イソブチル等が適当である。反応溶媒ば、テトラヒド
ロフラン又は1,4−ジオキサン等が適当である。反応
温度は、−20〜60℃、好ましくは−10〜30℃の
範囲内とし、反応時間は、30分〜20時間、好ましく
は1〜5時間程度とする。
上記ジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]は、特願
平1−235799号公報に報告されている方法によっ
て製造することができる。
平1−235799号公報に報告されている方法によっ
て製造することができる。
ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物[II]の第
2の製造法として、下記構造式[IV] で示されるカリウム塩と下記一般式[V] X−CH2COO−R [V] (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わし、Xは、塩素、
臭素、又はヨウ素を表わす。)で示されるハロゲン化酢
酸又はハロゲン化酢酸エステルを反応させる方法があ
る。
2の製造法として、下記構造式[IV] で示されるカリウム塩と下記一般式[V] X−CH2COO−R [V] (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わし、Xは、塩素、
臭素、又はヨウ素を表わす。)で示されるハロゲン化酢
酸又はハロゲン化酢酸エステルを反応させる方法があ
る。
反応割合は、カリウム塩[IV]に対して上記ハロゲン化
酢酸又はハロゲン化酢酸エステルをを3〜60倍モル量
とする。ハロゲン化酢酸エステルとしては、ブロモ酢酸
ベンジル等が挙げられる。反応溶媒は、アセトン又はメ
チルエチルケトン等が適当である。反応温度は、0〜8
0℃、好ましくは30〜80℃の範囲内とし、反応時間
は、5分〜20時間、好ましくは1〜6時間程度とす
る。
酢酸又はハロゲン化酢酸エステルをを3〜60倍モル量
とする。ハロゲン化酢酸エステルとしては、ブロモ酢酸
ベンジル等が挙げられる。反応溶媒は、アセトン又はメ
チルエチルケトン等が適当である。反応温度は、0〜8
0℃、好ましくは30〜80℃の範囲内とし、反応時間
は、5分〜20時間、好ましくは1〜6時間程度とす
る。
上記カリウム塩[IV]は、前記のジエチレントリアミン
三酢酸化合物[I]とカリウムt−ブトキシド又は水酸
化カリウム等を反応させて製造することができる。
三酢酸化合物[I]とカリウムt−ブトキシド又は水酸
化カリウム等を反応させて製造することができる。
反応割合は、ジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]
に対してカリウムt−ブトキシド等を3倍モル量とす
る。反応溶媒は、メタノール又はエタノール等が適当で
ある。反応温度は、0〜40℃とし、反応時間は、1分
〜1時間とする。
に対してカリウムt−ブトキシド等を3倍モル量とす
る。反応溶媒は、メタノール又はエタノール等が適当で
ある。反応温度は、0〜40℃とし、反応時間は、1分
〜1時間とする。
ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物[II]のう
ち下記構造式[VI] で示されるジエチレントリアミン三酢酸トリ(カルボキ
シメチル)エステル化合物については、前記の二つの製
造法に加えて、第3の製造法として、下記構造式[VI
I] で示されるジエチレントリアミン三酢酸トリ(ベンジル
オキサンカルボニルメチル)エステル化合物を触媒の存
在下接触還元する方法がある。
ち下記構造式[VI] で示されるジエチレントリアミン三酢酸トリ(カルボキ
シメチル)エステル化合物については、前記の二つの製
造法に加えて、第3の製造法として、下記構造式[VI
I] で示されるジエチレントリアミン三酢酸トリ(ベンジル
オキサンカルボニルメチル)エステル化合物を触媒の存
在下接触還元する方法がある。
触媒としては、パラジウム−炭素系触媒等が挙げられ
る。反応溶媒は、メタノール、エタノール又は酢酸エチ
ル等が適当である。反応温度は、10〜70℃、好まし
くは20〜70℃の範囲内とし、反応時間は、30分〜
10時間、好ましくは1〜5時間程度とする。
る。反応溶媒は、メタノール、エタノール又は酢酸エチ
ル等が適当である。反応温度は、10〜70℃、好まし
くは20〜70℃の範囲内とし、反応時間は、30分〜
10時間、好ましくは1〜5時間程度とする。
作用 ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物[II]の経
口吸収性を以下に記述する。経口吸収性は、経口投与に
おけるジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]の胆汁
への排泄率で評価した。
口吸収性を以下に記述する。経口吸収性は、経口投与に
おけるジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]の胆汁
への排泄率で評価した。
試験は、以下に記述する方法で行った。ラットをエーテ
ル麻酔下開腹し総胆管にポリエチレンチューブを挿入
し、胆汁を体外に排泄できるようにした。閉腹後、直ち
に動物をボールマンケージに収め、経口にて被験化合物
を投与し、排泄する胆汁を4時間採取した。採取した胆
汁中のジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]を液体
クロマトグラフ法にて測定し、下記式にて胆汁排泄率を
求めた。
ル麻酔下開腹し総胆管にポリエチレンチューブを挿入
し、胆汁を体外に排泄できるようにした。閉腹後、直ち
に動物をボールマンケージに収め、経口にて被験化合物
を投与し、排泄する胆汁を4時間採取した。採取した胆
汁中のジエチレントリアミン三酢酸化合物[I]を液体
クロマトグラフ法にて測定し、下記式にて胆汁排泄率を
求めた。
各被験化合物は、以下のごとく調製した薬液として投与
した。即ち、ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合
物[II]については70〜83%のポリエチレングリコ
ール溶液に溶解し、ジエチレントリアミン三酢酸化合物
[I]についてはpH6〜7の緩衝液に溶解し、各々濃度
5mg/mの薬液とした。被験化合物の投与量は30mg
/kgとした。結果を下記表に示す。
した。即ち、ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合
物[II]については70〜83%のポリエチレングリコ
ール溶液に溶解し、ジエチレントリアミン三酢酸化合物
[I]についてはpH6〜7の緩衝液に溶解し、各々濃度
5mg/mの薬液とした。被験化合物の投与量は30mg
/kgとした。結果を下記表に示す。
上記表から明らかなように、本発明のジエチレントリア
ミン三酢酸エステル化合物[II]は、ジエチレントリア
ミン三酢酸化合物[I]に比べ、はるかに優れた経口吸
収性を具備していることが認められている。
ミン三酢酸エステル化合物[II]は、ジエチレントリア
ミン三酢酸化合物[I]に比べ、はるかに優れた経口吸
収性を具備していることが認められている。
発明を実施例をもって更に説明する。
参考例1(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(メトキシ
カルボニルメチル)エステル化合物) N″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−
N,N,N′−三酢酸140mg(0.215ミリモ
ル)、1−エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2
−ジヒドロキノリン60mg(0.243ミリモル)、グ
リコール酸メチル100mg(1.11ミリモル)及びテ
トラヒドロフラン1.4mの混合物を40℃にて2時
間攪拌した。この反応液の溶媒を留去し、残留物をクロ
ロホルム−メタノール混合液(容積比1:0〜50:
1)を展開液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、油状のN″−ウルソデオキシコリルジエチレ
ントリアミン−N,N,N′−三酢酸トリ(メトキシカ
ルボニルメチル)エステル15mg(収率8%)を得た。
カルボニルメチル)エステル化合物) N″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−
N,N,N′−三酢酸140mg(0.215ミリモ
ル)、1−エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2
−ジヒドロキノリン60mg(0.243ミリモル)、グ
リコール酸メチル100mg(1.11ミリモル)及びテ
トラヒドロフラン1.4mの混合物を40℃にて2時
間攪拌した。この反応液の溶媒を留去し、残留物をクロ
ロホルム−メタノール混合液(容積比1:0〜50:
1)を展開液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、油状のN″−ウルソデオキシコリルジエチレ
ントリアミン−N,N,N′−三酢酸トリ(メトキシカ
ルボニルメチル)エステル15mg(収率8%)を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr,cm-1); 1755,1650 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3,ppm)δ; 0.68(3H,s),0.93(3H,d,J=6H
z),0.95(3H,s),1.00〜2.33(2
6H,m),2.70〜2.94(6H,m),3.2
9(2H,q,J=5Hz),3.56(2H,s),
3.51〜3.65(2H,m),3.74(4H,
s),3.77(9H,s),4.64(2H,s),
4.66(4H,s),6.74(1H,t,J=5H
z) 元素分析値(C43H69N3O15として); 理論値(%)C,59.50H,8.01N,4.84 実測値(%) 59.37 8.22 4.69 実施例2(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(メトキシ
カルボニルメチル)エステル化合物) N″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−
N,N,N′−三酢酸三カリウム塩164mg(0.21
4ミリモル)、ブロモ酢酸メチル0.13m(1.4
1ミリモル)、ヨウ化ナトリウム80mg(0.534ミ
リモル)、アセトン4mの混合物を4時間加熱還流し
た。この反応液の溶媒を留去し、残留物をクロロホルム
−メタノール混合液(容量比1:0〜50:1)を展開
液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
油状のN″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミ
ン−N,N,N′−三酢酸トリ(イソプロポキシカルボ
ニルメチル)エステル73mg(収率39%)を得た。こ
の物質の赤外吸収スペクトル及び核磁気共鳴スペクトル
は、実施例1に記載したものと一致した。
z),0.95(3H,s),1.00〜2.33(2
6H,m),2.70〜2.94(6H,m),3.2
9(2H,q,J=5Hz),3.56(2H,s),
3.51〜3.65(2H,m),3.74(4H,
s),3.77(9H,s),4.64(2H,s),
4.66(4H,s),6.74(1H,t,J=5H
z) 元素分析値(C43H69N3O15として); 理論値(%)C,59.50H,8.01N,4.84 実測値(%) 59.37 8.22 4.69 実施例2(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(メトキシ
カルボニルメチル)エステル化合物) N″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−
N,N,N′−三酢酸三カリウム塩164mg(0.21
4ミリモル)、ブロモ酢酸メチル0.13m(1.4
1ミリモル)、ヨウ化ナトリウム80mg(0.534ミ
リモル)、アセトン4mの混合物を4時間加熱還流し
た。この反応液の溶媒を留去し、残留物をクロロホルム
−メタノール混合液(容量比1:0〜50:1)を展開
液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
油状のN″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミ
ン−N,N,N′−三酢酸トリ(イソプロポキシカルボ
ニルメチル)エステル73mg(収率39%)を得た。こ
の物質の赤外吸収スペクトル及び核磁気共鳴スペクトル
は、実施例1に記載したものと一致した。
実施例3(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(イソプロ
ポキシカルボニルメチル)エステル化合物) ブロモ酢酸メチル0.13mの代わりに、ブロモ酢酸
イソプロピル0.18m(1.39ミリモル)を用い
た以外は、実施例2とほぼ同様に処理し、油状のN″−
ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−N,N,
N′−三酢酸トリ(イソプロポキシカルボニルメチル)
エステル78mg(収率38%)を得た。
ポキシカルボニルメチル)エステル化合物) ブロモ酢酸メチル0.13mの代わりに、ブロモ酢酸
イソプロピル0.18m(1.39ミリモル)を用い
た以外は、実施例2とほぼ同様に処理し、油状のN″−
ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−N,N,
N′−三酢酸トリ(イソプロポキシカルボニルメチル)
エステル78mg(収率38%)を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr,cm-1); 1755,1650 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3,ppm)δ; 0.68(3H,s),0.94(3H,d,J=6H
z),0.95(3H,s),1.29(18H,d,
J=7Hz),1.02〜2.35(26H,m),2.
69〜2.94(6H,m),3.27(2H,q,J
=5Hz),3.51(2H,s),3.50〜3.66
(2H,m),3.70(4H,s),4.62(2
H,s),4.65(4H,s),5.00(3H,s
eptet,J=7Hz),6.83(1H,t,J=5
Hz) 元素分析値(C49H81N3O15として); 理論値(%)C,61.81H,8.57N,4.41 実測値(%) 61.77 8.56 4.54 実施例4(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(ベンジル
オキシカルボニルメチル)エステル化合物) ブロモ酢酸メチル0.13mの代わりに、ブロモ酢酸
ベンジル0.22m(1.39ミリモル)を用いた以
外は、実施例2とほぼ同様に処理し、油状のN″−ウル
ソデオキシコリルジエチレントリアミン−N,N,N′
−三酢酸トリ(ベンジルオキシカルボニルメチル)エス
テル130mg(収率55%)を得た。
z),0.95(3H,s),1.29(18H,d,
J=7Hz),1.02〜2.35(26H,m),2.
69〜2.94(6H,m),3.27(2H,q,J
=5Hz),3.51(2H,s),3.50〜3.66
(2H,m),3.70(4H,s),4.62(2
H,s),4.65(4H,s),5.00(3H,s
eptet,J=7Hz),6.83(1H,t,J=5
Hz) 元素分析値(C49H81N3O15として); 理論値(%)C,61.81H,8.57N,4.41 実測値(%) 61.77 8.56 4.54 実施例4(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(ベンジル
オキシカルボニルメチル)エステル化合物) ブロモ酢酸メチル0.13mの代わりに、ブロモ酢酸
ベンジル0.22m(1.39ミリモル)を用いた以
外は、実施例2とほぼ同様に処理し、油状のN″−ウル
ソデオキシコリルジエチレントリアミン−N,N,N′
−三酢酸トリ(ベンジルオキシカルボニルメチル)エス
テル130mg(収率55%)を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr,cm-1); 1750,1650 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3,ppm)δ; 0.66(3H,s),0.92(3H,s)0.94
(3H,d,J=6Hz),0.80〜2.34(26
H,m),2.61〜2.90(6H,m),3.23
(2H,q,J=5Hz),3.45(2H,s),3.
48〜3.66(2H,m),3.60(4H,s),
4.65(2H,s),4.67(4H,s),5.4
8(6H,s),6.84(1H,t,J=5Hz),
7.25〜7.43(15H,m) 元素分析値(C61H81N3O15として); 理論値(%)C,66.83H,7.45N,3.83 実測値(%) 66.91 7.41 3.82 実施例5(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(カルボキ
シメチル)エステル化合物) N″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−
N,N,N′−三酢酸トリ(ベンジルオキシカルボニル
メチル)エステル130mg(0.119ミリモル)、パ
ラジウム−炭素(10%)20mg、メタノール3mの
混合物を室温にて接触水素還元し、反応後、パラジウム
−炭素を濾別し、濾液を減圧乾固し、粉末としてN″−
ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−N,N,
N′−三酢酸トリ(カルボキシメチル)エステル98mg
(収率は定量的)を得た。
(3H,d,J=6Hz),0.80〜2.34(26
H,m),2.61〜2.90(6H,m),3.23
(2H,q,J=5Hz),3.45(2H,s),3.
48〜3.66(2H,m),3.60(4H,s),
4.65(2H,s),4.67(4H,s),5.4
8(6H,s),6.84(1H,t,J=5Hz),
7.25〜7.43(15H,m) 元素分析値(C61H81N3O15として); 理論値(%)C,66.83H,7.45N,3.83 実測値(%) 66.91 7.41 3.82 実施例5(ジエチレントリアミン三酢酸トリ(カルボキ
シメチル)エステル化合物) N″−ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−
N,N,N′−三酢酸トリ(ベンジルオキシカルボニル
メチル)エステル130mg(0.119ミリモル)、パ
ラジウム−炭素(10%)20mg、メタノール3mの
混合物を室温にて接触水素還元し、反応後、パラジウム
−炭素を濾別し、濾液を減圧乾固し、粉末としてN″−
ウルソデオキシコリルジエチレントリアミン−N,N,
N′−三酢酸トリ(カルボキシメチル)エステル98mg
(収率は定量的)を得た。
融点;142〜146℃ 赤外吸収スペクトル(KBr,cm-1); 2700〜2300,1750〜1640 元素分析値(C40H63N3O15として); 理論値(%)C,58.17H,7.69N,5.09 実測値(%) 58.07 7.81 4.98 発明の効果 本発明のジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物
[II]は、カルシウムを含有する種々の胆石の溶解剤と
して、経口投与にて利用できる。
[II]は、カルシウムを含有する種々の胆石の溶解剤と
して、経口投与にて利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂倉 浩夫 埼玉県東松山市幸町12番19号 (56)参考文献 特開 昭60−161996(JP,A) 薬学研究 Vol.38 No.12 P. 409〜421(1967)
Claims (4)
- 【請求項1】一般式 (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わす。)で示される
ジエチレントリアミン三酢酸エステル化合物。 - 【請求項2】式 で示されるジエチレントリアミン三酢酸化合物と一般式 HOCH2COO−R (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わす。)で示される
グリコール酸又はグリコール酸エステルを縮合させるこ
とを特徴とする請求項(1)記載のジエチレントリアミン
三酢酸エステル化合物の製造法。 - 【請求項3】式 で示されるカリウム塩と一般式 X−CH2COO−R (式中、Rは、水素、ベンジル基又は炭素数1〜3の直
鎖若しくは分岐状のアルキル基を表わし、Xは、塩素、
臭素、又はヨウ素を表わす。)で示されるハロゲン化酢
酸又はハロゲン化酢酸エステルを反応させることを特徴
とする請求項(1)記載のジエチレントリアミン三酢酸エ
ステル化合物の製造法。 - 【請求項4】式 で示されるジエチレントリアミン三酢酸トリ(ベンジル
オキシカルボニルメチル)エステル化合物を触媒の存在
下接触還元することを特徴とする式 で示されるジエチレントリアミン三酢酸トリ(カルボキ
シメチル)エステル化合物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16836490A JPH0635471B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | ジエチレントリアミン三酢酸カルボニルメチルエステル化合物及びそれらの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16836490A JPH0635471B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | ジエチレントリアミン三酢酸カルボニルメチルエステル化合物及びそれらの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459791A JPH0459791A (ja) | 1992-02-26 |
| JPH0635471B2 true JPH0635471B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=15866717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16836490A Expired - Lifetime JPH0635471B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | ジエチレントリアミン三酢酸カルボニルメチルエステル化合物及びそれらの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635471B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP16836490A patent/JPH0635471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 薬学研究Vol.38No.12P.409〜421(1967) |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0459791A (ja) | 1992-02-26 |
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