JPH0635535Y2 - 直結増幅器におけるクリック音防止回路 - Google Patents

直結増幅器におけるクリック音防止回路

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JPH0635535Y2
JPH0635535Y2 JP16478887U JP16478887U JPH0635535Y2 JP H0635535 Y2 JPH0635535 Y2 JP H0635535Y2 JP 16478887 U JP16478887 U JP 16478887U JP 16478887 U JP16478887 U JP 16478887U JP H0635535 Y2 JPH0635535 Y2 JP H0635535Y2
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JP
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circuit
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JP16478887U
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洋 豊間
由久 萩原
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は直結増幅器におけるクリック音防止回路に関
し、特に電源スイッチをオン・オフしたときにその影響
が負荷に出ないようにした直結増幅器におけるクリック
音防止回路に関する。
〔従来の技術〕
この種の増幅器は、レコードプレーヤのピックアップカ
ートリッジ,テープレコーダ,チューナ等の出力信号を
増幅してスピーカを駆動できるものとして知られてい
る。かかる増幅器は、入力されてくる信号を増幅する前
段の増幅回路を含み、この増幅回路からの信号を電力増
幅するシングルエンデッドプシュプル回路、及びこのシ
ングルエンデッドプシュプル回路にバイアス電圧を供給
するバイアス電圧供給回路と、前記シングルエンデッド
プシュプル回路等に直流電力を供給する電源回路とを備
え、そのシングルエンデッドプシュプル回路により負荷
であるスピーカを駆動するように構成されている。
かかる増幅器は、出力トランスを用いないことから周波
数帯域が広く、歪みが小さいので、現在では広く使用さ
れている。
特に、最近では半導体技術等の進歩とあいまって回路素
子の小型化が進んだことから、二電源方式を採用し、か
つアウトプットコンデンサを無くした増幅器とすること
が困難でなくなってきている。このため、シングルエン
デッドプシュプル回路を構成する素子の破壊により、ス
ピーカが焼損しないようにする必要から、スピーカ回路
に保護用のリレー接点を設けている。
ところが、かかる保護用のリレーは、その接点に相当程
度の電流を流すため、必然的に大型化せざるを得ず、装
置内でかなりの場所を占めてしまうという欠点があっ
た。また、かかる保護用のリレーの接点がスピーカ回路
に存在すると、音質が低下してしまうという欠点があっ
た。したがって、スピーカ回路中にある保護用のリレー
接点を除くことが望まれていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、最近の半導体技術等を駆使することにより、ス
ピーカの焼損を防止するためのプロテクタ回路を電子的
に構成し、かつスピーカをシングルエンデッドプシュプ
ル回路の出力に直接接続して構成してなる直結増幅器と
したことで、上記二つの欠点を克服することができた。
しかしながら、上記直結増幅器によれば、前段の増幅回
路とシングルエンデッドプシュプル回路との間で動作時
間の違いがあるため、電源スイッチのオン・オフ時にそ
の影響がでて、負荷であるスピーカが駆動されることに
より、特殊な音響となって出力されたり、場合によって
はスピーカが破壊されたりするという問題点があった。
本考案は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、電源スイッチのオン・オフ時にもその影響
が負荷に出ないようにした直結増幅器におけるクリック
音防止回路を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成する本考案に係る直結増幅器におけるク
リック音防止回路は、前段の差動増幅回路からの作動信
号をシングルエンデッドプシュプル回路の各構成素子の
入力端に入力し、このシングルエンデッドプシュプル回
路の出力端と共通電位点との間に負荷を接続し、前記負
荷と出力端の接続点の電位を取り込み、この接続点の電
位を共通電位点と同一電位に保つためのフィードバック
信号を形成して前記差動増幅回路にフィードバックする
直流サーボ増幅回路を設けてなる直結増幅回路であっ
て、前記差動増幅回路からの出力信号を電源スイッチの
オン・オフ時に前記直流サーボ増幅回路の入力端に導入
する検出回路を設けてなることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
このような本考案によれば、電源スイッチをオン・オフ
したときに、検出回路により、前記差動増幅回路からの
出力信号を前記直流サーボ増幅回路の入力端に導入す
る。すると、前記差動増幅回路からの出力信号が直流サ
ーボ増幅回路を介して直ちにフィードバックすることに
なり、電源スイッチオン時に前記差動増幅回路は極めて
早く安定領域に収束しあるいは電源スイッチオフ時に比
較的長時間安定を保ことになるので、これによりシング
ルエンデッドプシュプル回路の出力端も共通電位点の電
位に保たれることになる。
したがって、電源スイッチをオン・オフしたとしても、
その影響が負荷であるスピーカに出ることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る直結増幅器におけるクリック音防
止回路の実施例の基本的構成を示す回路図である。
第1図に示す直結増幅器におけるクリック音防止回路の
実施例は、作動増幅回路2、バイアス電圧供給回路4、
二つの相補的なトランジスタ素子Tr1,Tr2からなるシン
グルエンデッドプシュプル回路6、直流サーボ増幅回路
8、ネガティブフィードバック回路9で構成された直結
増幅器10と、前記差動増幅回路2からの出力信号を電源
スイッチのオン・オフ時に前記直流サーボ増幅回路の入
力端に導入する検出回路20と、電源回路30とを備えて構
成されている。
即ち、直結増幅器10の構成は次のとおりである。前段の
差動増幅回路2からの作動信号をシングルエンデッドプ
シュプル回路6の各構成素子Tr1,Tr2の入力端に入力で
きるように回路構成がされている。このシングルエンデ
ッドプシュプル回路6の出力端OUTと共通電位点Gとの
間に負荷40を接続している。前記出力端OUTの電位は直
流サーボ増幅回路8と通常のネガティブフィードバック
回路9とに取り込まれるようにしてある。前記直流サー
ボ増幅回路8は、この出力端OUTの電位が共通電位点G
の電位と同一電位に保つためのフィードバック信号を形
成して前記差動増幅回路2の入力端にフィードバックす
るようになっている。また、通常のネガティブフィード
バック回路9は、出力端OUTからの出力を抵抗90,91で分
圧し、分圧点Jからその分圧信号を差動増幅回路2の入
力端に供給するようにしてある。
前記シングルエンデッドプシュプル回路6は、例えばNP
NトランジスタTr1と、PNPトランジスタTr2とのエミッタ
同士を接続し、各ベースには前段の作動増幅回路2から
の信号をそれぞれ入力するようにし、かつトランジスタ
Tr1のコレクタを電源回路30の+出力に、トランジスタT
r2のコレクタを電源回路30の−出力にそれぞれ接続して
なるものであり、前記エミッタ同士の接続点と電源回路
30の共通電位点(中性点)との間にスピーカ40を接続で
きるようにしてある。
また、前記差動増幅回路2からの出力信号を電源スイッ
チのオン・オフ時に前記直流サーボ増幅回路8の入力端
に導入する検出回路20は、次のとおりに構成されてい
る。前記差動増幅回路2の両出力間に同一抵抗値の抵抗
200、201を直列接続したものを接続する。さらに、出力
端OUTからの入力信号を抵抗202、203を介して直流サー
ボ増幅回路8の入力端に入力する。抵抗200、201の接続
点Caと、抵抗202、203の接続点Cbとを、電源スイッチ50
と連動し第2図のように電源スイッチ50のオン・オフか
ら一定時間だけオンとなるスイッチ手段204で接続して
なるものである。
電源回路30は、大容量コンデンサ31,32を直列接続し、
そのコンデンサ31,32の接続点を中性点としてトランス3
3の中間点G0に接続し、そのコンデンサ31の電極をダイ
オード34を介してトランス33のA1点に、ダイオード35を
介してトランス33のA2点に接続し、そのコンデンサ32の
電極をダイオード36を介してトランス33のA1点に、ダイ
オード37を介してトランス33のA2点に接続し、そのコン
デンサ31の電極を+出力とし、コンデンサ32の電極を−
出力とし、トランス33の一次側を電源スイッチ50を介し
て交流電源に接続している。
このように構成された実施例の作用を説明する。
まず、電源スイッチ50をオンにしたときに、前記スイッ
チ手段204は、第2図に示すように、一定時間taだけ、
オンになる。すると、前記差動増幅回路2からの信号が
抵抗200、201、及び抵抗203を介して直流サーボ増幅回
路8に入力される。これにより、直流サーボ増幅回路8
は、抵抗200、201の接続点Caを共通電位になるようにフ
ィードバック信号を形成して、差動増幅回路2にフィー
ドバックをかける。すると、差動増幅回路2は、比較的
早く安定点に達するので、これによりシングルエンデッ
ドプシュプル回路6もその出力端OUTが共通電位(中性
点電位)にたっする。したがって、スピーカ40からは、
電源スイッチ50をオンとしてもクリック音の発生がなく
なる。
一方、電源スイッチ50をオフにしたときに、前記スイッ
チ手段204は、第2図に示すように、一定時間tbだけ、
オンになる。すると、前記差動増幅回路2からの信号が
抵抗200、201、及び抵抗203を介して直流サーボ増幅回
路8に入力される。これにより、直流サーボ増幅回路8
は、抵抗200、201の接続点Caを共通電位になるようにフ
ィードバック信号を形成して、差動増幅回路2にフィー
ドバックをかける。すると、差動増幅回路2は、比較的
長時間安定を保つので、これによりシングルエンデッド
プシュプル回路6もその出力端OUTが共通電位(中性点
電位)に維持される。したがって、スピーカ40からは、
電源スイッチ50をオフとしてもクリック音の発生がなく
なる。
第3図は同実施例で用いられる直流サーボ増幅回路の一
構成例を示す回路図である。
この直流サーボ増幅回路8は、オペレーショナルアンプ
OA1とコンデンサCと抵抗R1とで積分回路を構成し、こ
のオペレーショナルアンプOA1の入力端に逆並列接続さ
れたダイオードD1,D2が保護用に接続されており、この
積分回路の出力を抵抗R2〜R5とオペレーショナルアンプ
OA2からなる増幅回路で増幅し、差動増幅回路2の入力
端Jに入力できるようにしてある。
このように動作してスピーカ40に電源スイッチ50をオン
・オフにしたときの影響を与えないようにした。
尚、上記シングルエンデッドプシュプル回路6は、最も
基本的な回路で説明したのであり、複雑に構成したシン
グルエンデッドプシュプル回路であっても当然上記作用
効果を得ることができることができることはいうまでも
ない。
〔考案の効果〕
本考案は、上述したようになっているので、電源スイッ
チをオン・オフしたとしても負荷にその影響が出ること
がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る直結増幅器におけるクリック音防
止回路の実施例の基本的構成を示す回路図、第2図は同
実施例の電源スイッチとスイッチ手段の動作を説明する
ために示すタイムチャート、第3図は同実施例の直流サ
ーボ増幅回路を示す回路図である。 2……差動増幅回路、4……バイアス電圧供給回路、6
……シングルエンデッドプシュプル回路、8……直流サ
ーボ増幅回路、10……直結増幅器、20……検出回路、30
……電源回路、50……電源スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前段の差動増幅回路からの作動信号をシン
    グルエンデッドプシュプル回路の各構成素子の入力端に
    入力し、このシングルエンデッドプシュプル回路の出力
    端と共通電位点との間に負荷を接続し、前記負荷と出力
    端の接続点の電位を取り込み、この接続点の電位を共通
    電位点と同一電位に保つためのフィードバック信号を形
    成して前記差動増幅回路にフィードバックする直流サー
    ボ増幅回路を設けてなる直結増幅器であって、前記差動
    増幅回路からの出力信号を電源スイッチのオン・オフ時
    に前記直流サーボ増幅回路の入力端に導入する検出回路
    を設けてなることを特徴とした直結増幅器におけるクリ
    ック音防止回路。
JP16478887U 1987-10-28 1987-10-28 直結増幅器におけるクリック音防止回路 Expired - Lifetime JPH0635535Y2 (ja)

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JPH0170413U JPH0170413U (ja) 1989-05-10
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