JPH0635731U - ガス封止用プラグ部材 - Google Patents

ガス封止用プラグ部材

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JPH0635731U
JPH0635731U JP7165592U JP7165592U JPH0635731U JP H0635731 U JPH0635731 U JP H0635731U JP 7165592 U JP7165592 U JP 7165592U JP 7165592 U JP7165592 U JP 7165592U JP H0635731 U JPH0635731 U JP H0635731U
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JP
Japan
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gas
hole
sealing
filling
gas sealing
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Application number
JP7165592U
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English (en)
Inventor
俊和 岡元
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス封入孔との間の十分なガス封止状態が保
証され、かつ、ガス封入体支持部材を封入体頂部に溶着
するときに、一体に溶融されてガス封入孔の閉塞が可能
なガス封止用プラグ部材の提供。 【構成】 ガス封入孔(2)に沿って穿設された先細り
の有底孔(20)を有し、ガス封入時にガス封入孔
(2)との間にすき間(60)が保持される栓体部(3
0)と、有底孔(20)の開口(20A)周りに周設さ
れ、ガス封入通路(40A)を残してシリンダ頂部(1
A)に下面が当接するフランジ部(40)とを具備し、
ガス封入後に有底孔(20)に圧入される鋼球(50)
により周囲壁を圧延させてすき間(60)を消滅させる
ようにしたガス封止用プラグ部材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス封止用プラグ部材に関し、詳しくは、自動車や産業用に使用さ れるガススプリングなどにおいて、そのシリンダ頂部に穿設されたガス封入孔に 圧入され、ガス封入後、封止が可能なガス封止用プラグ部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のガス封止用プラグ部材としては、例えば、特開昭61−889 82号公報に開示されているものや、図3および図4に示すようなものが知られ ている。なお、かかる従来のプラグ部材においては一般に封止後のシリンダ頂部 にガススプリングの端部を支持させるためのヒンジ部材を固定する必要があり、 このようなヒンジ部材の基部を封止後の頂部に溶着する際にプラグ部材をも含め て一体に溶融接合させることで、プラグ部材による封止状態をバックアップさせ るようにしている。
【0003】 特開昭61−88982号に開示されている例は、シリンダのキャップに凸形 の頂部を形成して、その頂部に貫通孔を穿設し、貫通孔からオイルやガスを封入 した後、栓体を別の圧入手段により圧入するようにしたものである。そして圧入 後に、抵抗溶接によって、貫通孔の周りとリング部材(ヒンジ部材に対応する) とを接合することにより、上述したような封止状態と共に十分な接合状態が得ら れるようにしている。
【0004】 一方、図3および図4に示す例は、シリンダ(チューブシリンダ)1の頂部1 Aに穿設した貫通孔(以下でガス封入孔という)2にプラグ部材3を圧入するよ うにしたものであるが、本例の場合はプラグ部材3の先端周囲部に軸方向の複数 の切欠溝3Aが設けられており、またそのヘッド部3Bは皿頭状に形成されてい る。本例ではガス封入孔2にプラグ部材3を途中まで装着した状態で切欠溝3A を利用してシリンダ1内にガスの封入を行うことができ、その封入後にプラグ部 材3をガス封入孔2にさらに圧入して、そのヘッド部3Bおよび柱状のガス封止 部3Cをガス封入孔2の対応する壁面に密着させることにより、封止状態が保た れるようにすることができる。なお、そのあとプラグ部材3のヘッド部3B上に ヒンジ部材4の接続片4Aを重ね合わせ、さらにその上から溶接電極5を当接さ せた状態で通電することにより図4に示すように網目線を入れた部分Aを溶融さ せて一体結合させることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のガス封止用プラグ部材では、そのいずれ の場合もガス封入孔への圧入時に孔と部材との接触面同士が圧入方向に摺接する ことにより摺り傷がつき、そのためにガス洩れの虞れが生じる。また、シリンダ の頂部自体はさほど十分な剛性を具えていないのに加えてリング部材(またはヒ ンジ部材)とシリンダ頂部の孔の周りとが均一に溶着されるとは限らない。その ために頂部に上述の支持部材を介して繰返し荷重が加えられた場合、ガス封入孔 と栓体との間に緩みが生じてシリンダ内からガスやオイルが洩れるという虞があ る。
【0006】 本考案の目的は、このような従来の問題に着目し、その解決を図るべく、ガス 封入孔との間の十分なガス封止状態が保証され、しかもガス封入体支持部材とシ リンダ頂部との間で一体に溶融されてガス封入孔の密封に貢献できるガス封止用 プラグ部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、ガス封入体の頂部に設けられたガス 封入孔に挿着され、ガス封入後の前記ガス封入孔を封止可能なガス封止用プラグ 部材において、前記ガス封入孔に沿って前記頂部の方向から穿設された先細りの 有底孔を有し、ガス封入時に前記ガス封入孔との間にガス充填通路としてのすき 間が保持される栓体部と、前記有底孔の開口周りに周設され、前記ガス封入体の 頂部上面にガス封入通路を残して下面が当接するフランジ部とを具備し、前記ガ ス封入後に、前記有底孔の開口から該有底孔に沿って拡径体を圧入することによ り当該有底孔の周囲の前記栓体部の壁を外方に向けて圧延させ、前記ガス封入孔 との間のすき間を消滅させるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、ガス封入時にはガス封止用プラグ部材をガス封入孔に挿着し た状態で、そのフランジ部のガス封入通路および栓体部の周りのすき間を経てガ ス封入体にガスを充填することができ、ガス封入後は栓体部の先細りとした有底 孔に開口から拡径体を圧入し、その圧入動作によって有底孔の周囲の栓体部の壁 を外方に向けて圧延することによりガス封入孔との間のすき間を閉鎖して封止状 態に保つことができる。なお、ガス封入体支持部材をガス封入体頂部に溶着する ときに、封止状態としたガス封止用プラグ部材のフランジ部を同時に一体に溶融 接合させることでガス封入孔の周りをさらに完全に密封状態とすることができる 。
【0009】
【実施例】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明する。
【0010】 図1は、本考案ガス封止用プラグ部材を用いてガス封入および組立が完了した ガススプリングの構成例を示す。ここで、10はシリンダ頂部1Aに設けたガス 封入孔2に挿着された本考案にかかるプラグ部材であり、このプラグ部材10お よびその周囲の1点鎖線で囲んだ頂部部分Bの構造についてはあとで詳述する。 11はシリンダ1内を摺動するピストン部材、12はピストンリング、13はピ ストンロッド、14はシリンダ1の一方の端部に設けられ、ピストンロッド13 を摺動自在に保つロッドガイド、15はロッドガイド14の内側に配設され、内 部に装填されたオイル16が外部に漏洩するのを防止するオイルシール、17は 封入孔1Aからオイル16と共に注入され、スプリングとして機能するガスであ る。なお、ピストン部材11にはピストン部材11によって画成されるシリンダ 1内の上部室18Aと下部室18Bとの間を連通させる連通路19が設けられて いて、ガススプリングに外部から力が作用すると、圧縮されたガス17が連通路 19を介して上部室18Aと下部室18Bとの間を移動することにより作用力を 緩衝させることができる。
【0011】 ついで図2に従って本考案ガス封止用プラグ部材の構成について説明する。図 2の(A)はそのガス封止用プラグ部材10の封入孔2への挿入状態を示す。プ ラグ部材10の本体はこの図に示すように先細りの有底孔20を有する栓体部3 0と、有底孔20の開口20Aの周りに設けられ、一部に切欠きガス通路40A を有するフランジ部40とを有する。また、50は有底孔20の開口20A近傍 に保持される拡径体(この実施例では鋼球)であり、図2の(A)に示されるよ うな状態に保たれるよう、その径は開口20Aにおける孔の径より稍小さめに形 成されている。
【0012】 さらにまた、この図に示すようにフランジ部40の下面をシリンダ頂部1Aの 上面に当接させた状態で栓体部30を封入孔2に挿入したときに、栓体部30の 外周面30Bと封入孔2の孔面2Aとの間には幾分のすき間通路60が保たれる ようにして、先に述べた切欠きガス通路40Aをこのすき間通路60に連通させ るようにしてある。なお、ここでプラグ部材10の本体としては、鋼球50に比 して十分に延性を具えた材料で形成されることが望ましい。
【0013】 このように構成したガス封止用プラグ部材10では、まず、図2の(A)に示 したような挿入状態で不図示のガス封入装置を使って、プラグ部材10の切欠き ガス通路40Aおよびすき間通路60を経てシリンダ1内にガスを充填すること ができる。そして、その充填を終えたところで、プラグ部材10による封止が行 われるが、その封止動作を図2の(B)によって説明する。
【0014】 それには封止を終えた段階で図2の(A)に示す状態に保たれる鋼球50をそ の上部から圧入手段の強い力で有底孔20に沿って下方に押込むようにする。そ してこの押込み動作を行うことによって、有底孔20の径を拡げると共に、栓体 部30の外周面30Bを図2の(B)に矢印で示すようにして外方に向けて拡が らせ、孔面2Aに圧接させて、すき間通路60を閉塞することができる。また、 上述の押込み動作の最終工程ではプラグ部材10のシリンダ1内に突出させた栓 体部30を30Cのように変形させることによりさらに封止孔2のシリンダ1内 面側の封止状態を一層確実なものとすることができる。
【0015】 以上のようにしてガス封止を終えたならば、次にプラグ部材10のフランジ部 40の上面にヒンジ部材4の接続片4Aを重ねるようにして定置した上、周知の 抵抗溶接等で溶着接合を行い、図2(C)に示すように1点鎖線で囲んだ部分C を溶融一体化させて接続する。かくして、ガス封止後のプラグ部材10のまわり を完全な封止状態に保つことができる。
【0016】 なお、拡径体としては鋼球に限ることなく、有底孔20を拡径できるものであ ればよく、柱状体でもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、ガス封入孔に沿って前記頂部の方 向から穿設された先細りの有底孔を有し、ガス封入時に前記ガス封入孔との間に ガス充填通路としてのすき間が保持される栓体部と、前記有底孔の開口周りに周 設され、前記ガス封入体の頂部上面にガス封入通路を残して下面が当接するフラ ンジ部とを具備し、前記ガス封入後に、前記有底孔の開口から該有底孔に沿って 拡径体を圧入することにより当該有底孔の周囲の前記栓体部の壁を外方に向けて 圧延させ、前記ガス封入孔との間のすき間を消滅させるようにしたので、従来の ようにガス封入孔にプラグ部材を直接圧入するのではなく、プラグ部材の栓体部 をガス封入孔に遊嵌させた状態でシリンダ内にガスを充填し、そのあと、栓体部 を半径方向に変形させることによって栓体部をガス封入孔に圧着させることがで き、その封止面にかき傷が生じるようなことがなくなり、かかる傷によって生じ るガス洩れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したガススプリングの構成例を示
す断面図である。
【図2】本考案によるガス封止用プラグ部材の構成およ
びその封止動作を、ガス封止前の状態(A)、ガス封止
状態(B)およびヒンジ部材溶接状態(C)の断面でそ
れぞれ示す説明図である。
【図3】従来例のガス封止用プラグの構成をヒンジ部材
溶接直前の状態で示す断面図である。
【図4】図3に示す従来例のヒンジ部材溶接後の状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 1A シリンダ頂部 2 貫通孔(ガス封入孔) 2A 孔面 4 ヒンジ部材 4A 接続片 10 ガス封止用プラグ部材 20 有底孔 20A 開口 30 栓体部 30B 外周面 40 フランジ部 40A 切欠きガス通路 50 鋼球 60 すき間通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス封入体の頂部に設けられたガス封入
    孔に挿着され、ガス封入後の前記ガス封入孔を封止可能
    なガス封止用プラグ部材において、 前記ガス封入孔に沿って前記頂部の方向から穿設された
    先細りの有底孔を有し、ガス封入時に前記ガス封入孔と
    の間にガス充填通路としてのすき間が保持される栓体部
    と、 前記有底孔の開口周りに周設され、前記ガス封入体の頂
    部上面にガス封入通路を残して下面が当接するフランジ
    部とを具備し、前記ガス封入後に、前記有底孔の開口か
    ら該有底孔に沿って拡径体を圧入することにより当該有
    底孔の周囲の前記栓体部の壁を外方に向けて圧延させ、
    前記ガス封入孔との間のすき間を消滅させるようにした
    ことを特徴とするガス封止用プラグ部材。
JP7165592U 1992-10-14 1992-10-14 ガス封止用プラグ部材 Pending JPH0635731U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022230366A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022230366A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03
WO2022230366A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03 日立Astemo株式会社 アクチュエータ装置の製造方法およびアクチュエータ装置

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