JPH063600Y2 - ゴム栓を内包する栓体 - Google Patents
ゴム栓を内包する栓体Info
- Publication number
- JPH063600Y2 JPH063600Y2 JP1988099823U JP9982388U JPH063600Y2 JP H063600 Y2 JPH063600 Y2 JP H063600Y2 JP 1988099823 U JP1988099823 U JP 1988099823U JP 9982388 U JP9982388 U JP 9982388U JP H063600 Y2 JPH063600 Y2 JP H063600Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- rubber
- plug
- rubber stopper
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、輸液容器等に使用するゴム栓を内包する栓体
に関するもので、さらに詳しくは上側栓と下側栓が超音
波溶着されたゴム栓が内包する栓体に関するものであ
る。
に関するもので、さらに詳しくは上側栓と下側栓が超音
波溶着されたゴム栓が内包する栓体に関するものであ
る。
従来この種の栓体は、ゴム栓を内包するに際して、上側
栓と下側栓を嵌合するもの(実開昭59−169835
号)、射出成形にて周囲を密封するもの(実公昭58−
37396号)がある。
栓と下側栓を嵌合するもの(実開昭59−169835
号)、射出成形にて周囲を密封するもの(実公昭58−
37396号)がある。
前者の技術によれば、上側栓と下側栓が嵌合状態で容器
の口部と一体に溶着されているので、口部との溶着強度
が上側栓と下側栓のどちらか一方に偏より強度が一定せ
ず、外力により離脱するという欠点を有する。また後者
の技術によれば、ゴム栓のまわりを射出成形により包囲
したので上記した問題は解決されるもののプラスチツク
薄膜と射出成形したプラスチツクとの接合が難しく部分
的に未溶着部分が発生し内部の輸液がこの未溶着部分を
通じてゴム栓表面に侵入することとなりゴム栓に輸液が
接液して衛生上問題があった。
の口部と一体に溶着されているので、口部との溶着強度
が上側栓と下側栓のどちらか一方に偏より強度が一定せ
ず、外力により離脱するという欠点を有する。また後者
の技術によれば、ゴム栓のまわりを射出成形により包囲
したので上記した問題は解決されるもののプラスチツク
薄膜と射出成形したプラスチツクとの接合が難しく部分
的に未溶着部分が発生し内部の輸液がこの未溶着部分を
通じてゴム栓表面に侵入することとなりゴム栓に輸液が
接液して衛生上問題があった。
しかも、前者も後者も共通しているのは、ゴム栓の下面
側に薄膜部分を有するので、注射針にて針刺し挿通した
際に大きな力が必要となり1日にこの種の作業を幾度と
なく行う使用者にとってはきわめて苦痛の種となってい
る。また、他の問題としてコアリングがる。これは、注
射針の針刺し時にゴム栓の下面側の薄膜部分の一部が欠
落して輸液内に落下してしまうというものである。この
コアリングは衛生上きわめて問題である。
側に薄膜部分を有するので、注射針にて針刺し挿通した
際に大きな力が必要となり1日にこの種の作業を幾度と
なく行う使用者にとってはきわめて苦痛の種となってい
る。また、他の問題としてコアリングがる。これは、注
射針の針刺し時にゴム栓の下面側の薄膜部分の一部が欠
落して輸液内に落下してしまうというものである。この
コアリングは衛生上きわめて問題である。
そこで、本考案は以上の点に鑑み以下の目的を達成しよ
うとするものである。
うとするものである。
(1)上側栓と下側栓との溶着が完全であるとともに内包
したゴム栓の固着強度が大であり、しかも溶着時に生じ
ることがある微粒子が栓体内に侵入せず衛生的であるこ
と。
したゴム栓の固着強度が大であり、しかも溶着時に生じ
ることがある微粒子が栓体内に侵入せず衛生的であるこ
と。
(2)注射針の針刺し抵抗が小さいこと。
(3)針刺し時のコアリングを防止すること。
そこで、本考案は、 開封手段を備える上側栓と帽状の下側栓にてゴム栓を挟
みこんで保持する栓体において、下側栓のゴム栓下面側
に開口部を有し、ゴム栓の外周面部分にて上側栓と下側
栓とが超音波溶着されているものである。
みこんで保持する栓体において、下側栓のゴム栓下面側
に開口部を有し、ゴム栓の外周面部分にて上側栓と下側
栓とが超音波溶着されているものである。
本考案は、以上のように構成したので、ゴム栓の外周側
面で効果的に溶着することができるとともに上側栓と下
側栓は完全に溶着されてゴム栓が強固に固着されるので
あり、さらにゴム栓下面側を開口したので注射針の針刺
し抵抗が小さくしかも針刺し時のコアリングを防止する
ことができるのである。
面で効果的に溶着することができるとともに上側栓と下
側栓は完全に溶着されてゴム栓が強固に固着されるので
あり、さらにゴム栓下面側を開口したので注射針の針刺
し抵抗が小さくしかも針刺し時のコアリングを防止する
ことができるのである。
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
1は栓体で輸液容器の口部2のフランジ部2aに溶着さ
れている。栓体1は、上側栓3、下側栓4及びこれらの
間にあって挟まれているゴム栓5より構成されている。
上側栓3と下側栓4は、ゴム栓5の外周面5aにて超音
波溶着して、溶着部6を形成している。溶着部6は、断
面L字状のつきあわせ溶着である。上側栓3は、天板部
11を有しその上側に一体にプルリング12を有し、そ
の下側にスコア13を有する。さらに上側栓3はスコア
13の外側に周状突起14を有する。下側栓4は、全体
に帽状で上側栓3の天板部11に対向する位置に開口部
15を有し、上側栓3の周状突起14に対向する位置は
上方に突出する周状突起16を有する。ゴム栓5は、全
体に平板状であり、中央に平板状17を有し、上側栓の
それぞれの周状突起14、16に対応する位置には周状
溝18、19を有し、その外方には上側栓3及び下側栓
4とゴム栓との間に空間20、21を形成している。ゴ
ム栓5の表面には、フッ素樹脂等の衛生性のの高いプラ
スチツクにて被覆されている。なお、この被覆は、ゴム
栓に対して衛生性の高い樹脂を溶着したりあるいは熱圧
着等の公知の手段により行うことができる。この被覆
は、プチルゴム等の本来衛生性の高いゴム素材を使った
場合は不用であるが、この場合でもゴム栓の外周面には
プラスチツクで被覆されているのが好ましい。このよう
に外周面がプラスチツクで被覆されていると、上側栓3
と下側栓4の溶着時の溶融樹脂と溶着してより強固に、
上側栓3、下側栓4及びゴム栓5の3者が固着される。
れている。栓体1は、上側栓3、下側栓4及びこれらの
間にあって挟まれているゴム栓5より構成されている。
上側栓3と下側栓4は、ゴム栓5の外周面5aにて超音
波溶着して、溶着部6を形成している。溶着部6は、断
面L字状のつきあわせ溶着である。上側栓3は、天板部
11を有しその上側に一体にプルリング12を有し、そ
の下側にスコア13を有する。さらに上側栓3はスコア
13の外側に周状突起14を有する。下側栓4は、全体
に帽状で上側栓3の天板部11に対向する位置に開口部
15を有し、上側栓3の周状突起14に対向する位置は
上方に突出する周状突起16を有する。ゴム栓5は、全
体に平板状であり、中央に平板状17を有し、上側栓の
それぞれの周状突起14、16に対応する位置には周状
溝18、19を有し、その外方には上側栓3及び下側栓
4とゴム栓との間に空間20、21を形成している。ゴ
ム栓5の表面には、フッ素樹脂等の衛生性のの高いプラ
スチツクにて被覆されている。なお、この被覆は、ゴム
栓に対して衛生性の高い樹脂を溶着したりあるいは熱圧
着等の公知の手段により行うことができる。この被覆
は、プチルゴム等の本来衛生性の高いゴム素材を使った
場合は不用であるが、この場合でもゴム栓の外周面には
プラスチツクで被覆されているのが好ましい。このよう
に外周面がプラスチツクで被覆されていると、上側栓3
と下側栓4の溶着時の溶融樹脂と溶着してより強固に、
上側栓3、下側栓4及びゴム栓5の3者が固着される。
これらの部材を第2図に示すように、先ず下側栓4を、
治具7の上に載置し、下側栓4を固定する。下側栓4の
上部にはゴム栓5をセットしておく。
治具7の上に載置し、下側栓4を固定する。下側栓4の
上部にはゴム栓5をセットしておく。
次に工具ホーン8を垂下して上側栓3をゴム栓5及び下
側栓4の上に被せ、それぞれ上側栓3の側壁3aと下側
栓4の側壁4aとを接触させる。
側栓4の上に被せ、それぞれ上側栓3の側壁3aと下側
栓4の側壁4aとを接触させる。
次いで、工具ホーン8に20KHz程度の超音波を印加し
て、工具ホーン8にて振幅を増幅して上側栓3に超音波
振幅を伝える。この超音波振幅により上側栓の側壁3a
と下側栓の側壁3aとの互いの接触面にて発熱する。工
具ホーン8の押圧により溶けたプラスチツクはゴム栓の
外周面5aへ溶出し、第1図に示すようにゴム栓5を圧
迫して突起9を形成する。
て、工具ホーン8にて振幅を増幅して上側栓3に超音波
振幅を伝える。この超音波振幅により上側栓の側壁3a
と下側栓の側壁3aとの互いの接触面にて発熱する。工
具ホーン8の押圧により溶けたプラスチツクはゴム栓の
外周面5aへ溶出し、第1図に示すようにゴム栓5を圧
迫して突起9を形成する。
冷却して溶着が完了した後、工具ホーン8を除去し、治
具7から取り去って栓体1を得る。
具7から取り去って栓体1を得る。
上記実施例によれば、超音波により溶着するものである
ので、上側栓3と下側栓4との溶着が完全に行なわれ、
外力によりこれらが離脱することがないのである。使用
時にはプルリング12を引き上げて天板部11を切除す
ることによりゴム栓5を露出して、ゴム栓5に注射針を
針刺しする。このとき、注射針はゴム栓5のみを通過す
るので、針刺し抵抗がきわめて小さい。しかも下側栓4
は開口しているので、コアリングを完全に防止すること
ができる。さらに、ゴム栓5は、上側栓3と下側栓4の
周状突起14、16にて完全に補足されているので注射
針の挿脱時に生じるゴム栓の抜けを完全に防止すること
ができる。
ので、上側栓3と下側栓4との溶着が完全に行なわれ、
外力によりこれらが離脱することがないのである。使用
時にはプルリング12を引き上げて天板部11を切除す
ることによりゴム栓5を露出して、ゴム栓5に注射針を
針刺しする。このとき、注射針はゴム栓5のみを通過す
るので、針刺し抵抗がきわめて小さい。しかも下側栓4
は開口しているので、コアリングを完全に防止すること
ができる。さらに、ゴム栓5は、上側栓3と下側栓4の
周状突起14、16にて完全に補足されているので注射
針の挿脱時に生じるゴム栓の抜けを完全に防止すること
ができる。
第3図に他の実施例を示した。これは、ゴム栓の外周面
に周条の凹条51を有する。この凹条51の位置は、上
側栓3と下側栓4との接触面に対応する部分に形成する
ものである。この凹条51を形成することにより超音波
振幅により加熱し溶出したプラスチツクを流し込むこと
を容易にすることができる。第3図に示す凹条51の断
面形状は半月状であるが、第4図に示すようにアンダー
カット形状に形成した凹条52にするとゴム栓5に埋め
込まれるのでアンカー効果が大きい。
に周条の凹条51を有する。この凹条51の位置は、上
側栓3と下側栓4との接触面に対応する部分に形成する
ものである。この凹条51を形成することにより超音波
振幅により加熱し溶出したプラスチツクを流し込むこと
を容易にすることができる。第3図に示す凹条51の断
面形状は半月状であるが、第4図に示すようにアンダー
カット形状に形成した凹条52にするとゴム栓5に埋め
込まれるのでアンカー効果が大きい。
また、第4図に示すようにゴム栓5の厚みを上側栓3と
下側栓4とで囲まれた凹部と同等にすることにより溶着
時にゴム栓5を圧縮しながら溶着することができるの
で、さらにゴム栓の抜け防止を完全にできるのである。
下側栓4とで囲まれた凹部と同等にすることにより溶着
時にゴム栓5を圧縮しながら溶着することができるの
で、さらにゴム栓の抜け防止を完全にできるのである。
上記実施例では、印加する超音波の振動数は20KKzと
したが特にこの数値に限定されるものではないが、プラ
スチツクの溶着時間、溶着強度等を考慮すると超音波の
振動数は10〜30KHzが好しくこれらの超音波を工具
ホーンで増幅することにより10〜100μmの振幅に
するものが好ましい。
したが特にこの数値に限定されるものではないが、プラ
スチツクの溶着時間、溶着強度等を考慮すると超音波の
振動数は10〜30KHzが好しくこれらの超音波を工具
ホーンで増幅することにより10〜100μmの振幅に
するものが好ましい。
なお、上側栓の開封手段は上記実施例ではスコア13を
形成してプルリング12にて天板部11を切除したが、
予め天板部を切除して開口し、その上面に易開封性のフ
ィルムにて溶着密封することもできる。この易開封性の
フィルムは、溶着面の層にポリエチレンとポリプロピレ
ンのブレンド物を配したもの等公知の易開封性のフィル
ムを使用することにより容易に行うことができる。
形成してプルリング12にて天板部11を切除したが、
予め天板部を切除して開口し、その上面に易開封性のフ
ィルムにて溶着密封することもできる。この易開封性の
フィルムは、溶着面の層にポリエチレンとポリプロピレ
ンのブレンド物を配したもの等公知の易開封性のフィル
ムを使用することにより容易に行うことができる。
本考案は、以上のように構成したので、上側栓と下側栓
の溶着が完全に行われ、外力により離脱することがない
とともに内包したゴム栓の固着強度が大であり、しかも
溶着時に生じることがある微粒子が栓体内に侵入せず衛
生的であるうえ、針刺し時の抵抗が小さくコアリングも
防止することができるものである。
の溶着が完全に行われ、外力により離脱することがない
とともに内包したゴム栓の固着強度が大であり、しかも
溶着時に生じることがある微粒子が栓体内に侵入せず衛
生的であるうえ、針刺し時の抵抗が小さくコアリングも
防止することができるものである。
第1図は本考案の実施例である栓体の一部断面側面図、
第2図は同上栓体の熱音波溶着を説明する一部断面側面
図、第3図は他の実施例を説明する要部断面図、第4図
はさらに他の実施例を説明する要部断面図である。 1:栓体、3:上側栓 4:下側栓、5:ゴム栓 5a:ゴム栓の外周面 6:溶着部
第2図は同上栓体の熱音波溶着を説明する一部断面側面
図、第3図は他の実施例を説明する要部断面図、第4図
はさらに他の実施例を説明する要部断面図である。 1:栓体、3:上側栓 4:下側栓、5:ゴム栓 5a:ゴム栓の外周面 6:溶着部
Claims (1)
- 【請求項1】開封手段を備える上側栓と帽状の下側栓に
てゴム栓を挟みこんで保持する栓体において、下側栓の
ゴム栓下面側に開口部を有し、ゴム栓の外周面部分にて
上側栓と下側栓とが超音波溶着されていることを特徴と
するゴム栓を内包した栓体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988099823U JPH063600Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | ゴム栓を内包する栓体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988099823U JPH063600Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | ゴム栓を内包する栓体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0223544U JPH0223544U (ja) | 1990-02-16 |
| JPH063600Y2 true JPH063600Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31327339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988099823U Expired - Lifetime JPH063600Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | ゴム栓を内包する栓体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063600Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62253068A (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-04 | 浪華ゴム工業株式会社 | 合成樹脂製輸液容器 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP1988099823U patent/JPH063600Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0223544U (ja) | 1990-02-16 |
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