JPH0636047Y2 - 伸縮ブームの先端に装備される作業機の油圧駆動制御回路 - Google Patents

伸縮ブームの先端に装備される作業機の油圧駆動制御回路

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JPH0636047Y2
JPH0636047Y2 JP13793488U JP13793488U JPH0636047Y2 JP H0636047 Y2 JPH0636047 Y2 JP H0636047Y2 JP 13793488 U JP13793488 U JP 13793488U JP 13793488 U JP13793488 U JP 13793488U JP H0636047 Y2 JPH0636047 Y2 JP H0636047Y2
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茂幸 真鍋
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、伸縮ブームの先端に装備される作業機、特
に当該作業機が複動油圧シリンダによって駆動される作
業機を備えたクレーン車あるいは高所作業車に用いられ
る作業機の油圧駆動制御回路に関するものである。
(従来の技術) 伸縮ブームの先端に、作業機として継ぎ足しジブを装備
し、この継ぎ足しジブの伸縮又は起伏動を複動油圧シリ
ンダで行うようにしたトラッククレーン等のクレーン
車、あるいは伸縮ブームの先端に、作業機として作業者
搭乗用のバケットを装備し、このバケットの昇降又は旋
回動を複動油圧シリンダで行うようにした高所作業車に
近年多用されている。
この種のクレーン車あるいは高所作業車における作業機
の油圧駆動制御回路の従来例を第2図に基づいて説明す
る。
第2図は、作業機として伸縮並びに起伏駆動自在な継ぎ
足しジブを伸縮ブーム先端に装備したクレーン車の例で
ある。第2図において、1は、車輌A上へ旋回自在に搭
載した旋回台Bに起伏自在に装備した伸縮ブームであ
る。旋回台Bの旋回動、伸縮ブーム1の伸縮動は、適宜
の油圧アクチュエータ(図示せず)により行なわれる。
また伸縮ブーム1の起伏動は、伸縮ブーム起伏用油圧シ
リンダ2により行なわれる。3は、車輌A走行用エンジ
ン4により駆動される油圧発生装置である。5は、伸縮
ブーム1の先端に装備される作業機であって、この例で
は、継ぎ足しジブで構成している。継ぎ足しジブ(作業
機)5は、伸縮ブーム1の先端に取り外し自在に取り付
けられる基端部分5aと、この基端部分5aにその基端部分
を起伏自在に枢着連結された伸縮自在なジブ本体5bとか
ら構成されている。6は、継ぎ足しジブ(作業機)5の
基端部分5aとジブ本体5bの適所間に介装され、ジブ本体
5bを起伏駆動するジブ起伏用複動油圧シリンダである。
7は、ジブ本体5bを伸縮駆動するジブ伸縮用複動油圧シ
リンダである。
次に第2図に示した、伸縮ブームの先端に複動油圧シリ
ンダにより駆動される作業機として継ぎ足しジブを装備
してなるトラッククレーンの、駆動制御回路を、第3図
に基づき説明する。
第3図において、車輌A、旋回台B、伸縮ブーム1、お
よび継ぎ足しジブ(作業機)5は、夫々仮想線で示して
おり、これら各部に装備されている油圧機器を実線で示
してある。
車輌Aに装備した油圧発生装置3の発生油圧は、回転接
手Rを経由する油路8を介して旋回台Bに到る。この油
圧は、旋回台B上に設けらえ、旋回台Bを旋回駆動する
油圧アクチュエータ(図示せず)、伸縮ブーム1を起伏
駆動する伸縮ブーム起伏用油圧シリンダ2、伸縮ブーム
を伸縮駆動する油圧アクチュエータ、およびウインチW
を駆動する油圧アクチュエータ等の操作弁群9に供給さ
れる。そして、この操作弁群9を経由した後、再び回転
接手Rを経由する油路10を介して車輌Aの油圧発生装置
3に還流する。前記操作弁群9の各操作弁と対応する各
油圧アクチュエータ間は、適宜配管で接続されている。
伸縮ブーム1の先端に装備される継ぎ足しジブ(作業
機)5の駆動制御回路は、次の如く構成されている。す
なわち、11は、ジブ起伏用複動油圧シリンダ6の駆動を
制御する四方向三位置の方向切換弁であって、継ぎ足し
ジブ(作業機)5に設けられている。また12は、ジブ伸
縮駆動用複動油圧シリンダ7の駆動を制御する四方向三
位置の方向切換弁であって、継ぎ足しジブ(作業機)5
に設けられている。各方向切換弁11およに12は、そのポ
ンプ油路13とタンク油路14の複動油圧シリンダ6および
7への接続状態を切り換えるものである。各方向切換弁
11および12のポンプ油路13およびタンク油路14への作動
油の給排は、伸縮ブーム1の伸縮に追ずいするよう伸縮
ブーム1を添設した二本の油圧ホース15および16を介し
て行うようになっている。なお17および18は油圧ホース
15および16のホース巻取器を示す。19は、コモンポート
aおよび2個の制御ポートb,cを有し、このコモンポー
トaを前記操作弁群9側(上流側)にしその制御ポート
bを下流側にして油路10中に介装した切換弁である。こ
の切換弁19は、通常は、油路10を連通する位置(図示の
位置)に切換られているが、継ぎ足しジブ(作業機)5
を駆動する際には、コモンポートaと制御ポートcが連
通する位置に切換られる。前記油圧ホース15の下端は、
配管20を介して前記切換弁19の制御ポートcに接続し、
前記油圧ホース16の下端は、配管21を介して油路10に接
続している。
今、継ぎ足しジブ(作業機)5を起伏駆動および伸縮駆
動しようとするときは、切換弁19を切換え、油圧発生装
置3の吐出油を四方向三位置の油圧切換弁11,12へ供給
し、その上で四方向三位置の油圧切換弁11,12を操作す
る。四方向三位置の油圧切換弁11,12は、ソレノイド操
作式となっており、図示しない電線を介して伸縮ブーム
1の基端側から操作される。このようにして、継ぎ足し
ジブ(作業機)5のジブ起伏用複動油圧シリンダ6およ
びジブ伸縮用複動油圧シリンダ7が伸縮駆動され、ジブ
5の起伏および伸縮動がなされる。
(従来技術の欠点) 上述せるように、従来の、伸縮ブーム先端に装備される
作業機の駆動制御回路は、伸縮ブーム1の基端側から、
伸縮ブーム1の伸縮に追ずいするよう伸縮ブーム1に添
設した二本の油圧ホース15,16を介して還流する作動油
そのものを用いて作業機5の複動油圧シリンダ6,7を駆
動するようにしているのであるが、複動油圧シリンダ6,
7の縮小駆動時に比較的(伸長駆動時に比較して)大量
の作動油が油圧ホース16を通って伸縮ブーム1基端側に
還流し、この還流抵抗が増大する。その結果複動油圧シ
リンダ6,7の縮小駆動速度が遅くなるという問題があっ
た。この問題は、寒冷時に特に著しいものであった。
尚、油圧ホース16を太いものとして上記問題に対処する
ことも考えられるが、そのようにするとコストアップに
なるという問題がある。
本考案は、還流側の油圧ホース16を太くすることなく複
動油圧シリンダ6,7の縮小駆動速度を高めることのでき
る新規な、伸縮ブームの先端に装備される作業機の油圧
駆動制御回路を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の、伸縮ブームの先端に装備される作業機の油圧
駆動制御回路は、上記目的を達成するため次の如く構成
する。すなわち、 伸縮ブームの先端には、複動油圧シリンダにより駆動さ
れる作業機を装備してなるクレーンあるいは高所作業車
において、伸縮ブームの先端部又は作業機に、油圧ポン
プおよび作動油タンクを備え且つ前記油圧ポンプの駆動
源としての油圧モータを備えた油圧発生ユニットを取り
付け、この油圧発生ユニットのポンプ油路とタンク油路
を方向切換弁を介して前記作業機の複動油圧シリンダに
接続すると共に、油圧発生ユニットの前記油圧モータと
伸縮ブームの基端側との間を、伸縮ブームの伸縮に追ず
いするよう伸縮ブームに添設した二本の油圧ホースで接
続し、伸縮ブームの基端側に設けた油圧発生装置から前
記油圧ホースの一方、前記油圧モータ、前記油圧ホース
の他方を通って伸縮ブームの基端側に巡還する作動油で
もって、前記油圧発生ユニットの油圧モータを駆動する
よう構成してなる伸縮ブームの先端に装備される作業機
の油圧駆動制御回路。
(作用) 以上の如く構成した本考案は、伸縮ブームの伸縮に追ず
いするよう伸縮ブームに添設した二本の油圧ホースで以
って、伸縮ブームの基端側から先端側へ作動油を還流さ
せる点については従来と同様であるが、この還流油その
ものを作業機の複動油圧シリンダの駆動油として使用す
ることなく、この還流油で以って伸縮ブーム先端又は作
業機に設けた油圧発生ユニットを駆動しこの油圧発生ユ
ニットの発生圧油で以って作業機の複動油圧シリンダを
伸縮駆動するのである。このため、複動油圧シリンダか
らの還り油は、伸縮駆動に拘らず伸縮ブーム先端又は作
業機に配した油圧発生ユニットの作動油タンクに還流す
る。したがって、従来のもののように、複動油圧シリン
ダの縮小駆動時に当該複動油圧シリンダの非ピストンロ
ッド側油室から排出される比較的大量の作動油が、伸縮
ブームに添設された油圧ホースを通って伸縮ブーム基端
側へ還流することがなく、複動油圧シリンダの縮小駆動
速度を早めることができるのである。
(実施例) 以下本考案の伸縮ブームに装備される作業機の油圧駆動
制御回路の実施例を第1図に基づいて説明する。
本考案は、第2図および第3図に示し従来技術として説
明したものに比し、伸縮ブーム1の基端側から先端側へ
作動油を還流させることについては同じである。従来の
ものは、この還流油を直接複動油圧シリンダ6,7の四方
向三位置の油圧切換弁11,12におけるポンプ油路13およ
びタンク油路14へ直接指向させるものであったが、本考
案は、直接指向させず、その間に、油圧ポンプおよび作
動油タンクを備え且つこの油圧ポンプの駆動源としての
油圧モータを備えた油圧発生ユニットを介装するように
している。この点でのみ従来のものと相違しているの
で、その他の部分の構成は、従来のそれを援用する。
第1図において、22は、油圧ポンプ23および作動油タン
ク24を備え且つ油圧ポンプ23の駆動源としての油圧モー
タ25を備えた油圧発生ユニットである。この油圧発生ユ
ニット22は、継ぎ足しジブ(作業機)5の基端部分5a
(第2図参照)に取り付けられている。油圧発生ユニッ
ト22のポンプ油路26およびタンク油路27は、夫々四方向
三位置の方向切換弁11,12のポンプ油路13およびタンク
油路14に接続されている。すなわち、油圧発生ユニット
22のポンプ油路26およびタンク油路27は、方向切換弁1
1,12を介して作業機5の複動油圧シリンダ(ジブ起伏用
複動油圧シリンダ6およびジブ伸縮用複動油圧シリンダ
7)に接続しており、各複動油圧シリンダ6,7は、対応
する方向切換弁11,12を操作することで油圧発生ユニッ
ト22の発生油圧で以って駆動されるようになっている。
油圧発生ユニット22の油圧ポンプ23駆動用の油圧モータ
25は、油圧ホース15および油圧ホース16に接続されてお
り、伸縮ブーム1の基端側から油圧ホース15を通って供
給され、油圧ホース16を通って伸縮ブーム1の基端側へ
還流する作動油により駆動されるようになっている。
次に作用を説明する。継ぎ足しジブ(作業機)5の複動
油圧シリンダ6,7を駆動しようとするときは、切換弁19
を切換えることで油圧発生ユニット22の油圧モータ25を
回転駆動させる。油圧モータ25は、油圧発生ユニット22
を稼働させその発生圧油をポンプ油路13を介して方向切
換弁11,12に指向させる。方向切換弁11,12からの還り油
は、タンク油路14を介して油圧発生ユニット22の作動油
タンクに戻る。複動油圧シリンダ6,7の駆動時において
これら複動油圧シリンダ6,7への供給油および戻り油
は、油圧発生ユニット22から供給および回収される。こ
のため複動油圧シリンダ6,7の縮小駆動時に当該複動油
圧シリンダ6,7の非ピストンロッド側油室からの大量の
戻り油(還流油)が、従来のもののように伸縮ブーム1
に添設した油圧ホース16を通過することがなく、従来の
ものに比し、複動油圧シリンダ6,7の縮小駆動速度を早
めることができるのである。
尚、上記実施例においては、作業機として継ぎ足しジブ
(作業機)5を用いた例を示したが、本考案はこれに限
定されるものではない。
また、上記実施例では、油圧発生ユニット22を継ぎ足し
ジブ(作業機)5に設けた例を示したが、油圧発生ユニ
ット22は、これを伸縮ブーム1の先端部に設けても良い
こと勿論である。
(効果) 以上の如く構成し、作用する本考案の、伸縮ブームの先
端に装備される作業機の油圧駆動制御回路は、伸縮ブー
ムに添設した二本の油圧ホースの還流側の油圧ホースを
大径にすることなく、作業機の複動油圧シリンダの縮小
駆動速度を早めることができるものであるから、実用上
の効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明図、第2図は本考案の技術の実施
対象であるクレーン車の説明図、第3図は従来技術の説
明図である。 伸縮ブーム;1、作業機;5、複動油圧シリンダ;6,7、油圧
発生ユニット;22、油圧ポンプ;23、作動油タンク;24、
油圧モータ;25、方向切換弁;11,12、二本の油圧ホース;
15,16、
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 11/08 Z 9026−3H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮ブームの先端に、複動油圧シリンダに
    より駆動される作業機を装備してなるクレーン車あるい
    は高所作業車において、伸縮ブームの先端部又は作業機
    に、油圧ポンプおよび作動油タンクを備え且つ前記油圧
    ポンプの駆動源としての油圧モータを備えた油圧発生ユ
    ニットを取り付け、この油圧発生ユニットのポンプ油路
    とタンク油路を方向切換弁を介して前記作業機の複動油
    圧シリンダに接続すると共に、油圧発生ユニットの前記
    油圧モータと伸縮ブームの基端側との間を、伸縮ブーム
    の伸縮に追ずいするよう伸縮ブームに添設した二本の油
    圧ホースで接続し、伸縮ブームの基端側に設けた油圧発
    生装置から前記油圧ホースの一方、前記油圧モータ、前
    記油圧ホースの他方を通って伸縮ブームの基端側に巡還
    する作動油でもって、前記油圧発生ユニットの油圧モー
    タを駆動するよう構成してなる伸縮ブームの先端に装備
    される作業機の油圧駆動制御回路。
JP13793488U 1988-10-21 1988-10-21 伸縮ブームの先端に装備される作業機の油圧駆動制御回路 Expired - Lifetime JPH0636047Y2 (ja)

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