JPH0636208Y2 - 移動壁用扉 - Google Patents

移動壁用扉

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JPH0636208Y2
JPH0636208Y2 JP1989061894U JP6189489U JPH0636208Y2 JP H0636208 Y2 JPH0636208 Y2 JP H0636208Y2 JP 1989061894 U JP1989061894 U JP 1989061894U JP 6189489 U JP6189489 U JP 6189489U JP H0636208 Y2 JPH0636208 Y2 JP H0636208Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、扉を開放した際の扉体の移動壁から飛出を
なくし、かつ扉体の開放態様を種々に変えることができ
るようにした移動壁用扉に関するものである。
<従来の技術及びその問題点> 一般に、美術品等の展示会場、会議室、結婚式場等にお
いては、その種類、形態または雰囲気等によって会場で
ある部屋の間仕切りを変えることができるようにすれば
好ましいのであるが、このような要請から生じたのが移
動壁である。この移動壁は、通常天井方向に敷設した走
行レールを走行するランナーと呼ばれる2個以上の吊車
により垂下した吊下げ軸によって天井から吊下げられて
いる。
ところでこのような移動壁において、その一部に出入口
を形成し、この出入口には扉体を配設することがある。
ところが、従来一般に用いられていたこの種の扉は、第
7図(イ),(ロ),(ハ)に示すように1つの間口a
に対して2枚の扉体bをあたかも観音開き式に配設して
あったために、扉体bを開くためには扉体bを回転せし
めると、間口a幅の2分の1の半径を有する半円又は少
なくとも4分の1円の面積を扉体の近傍に必要となり、
この面積は間口aが広くなればなる程広い面積が必要と
なるのである。
しかし移動壁とは前記のように広いスペースを狭いスペ
ースに区画しようとするものではあるが、扉体の開放の
ためには、かかる広い面積を扉体の近傍に確保できない
場所もあり、そのため扉体を配設した移動壁を活用する
場所に制限が伴っていたのである。
また前記のように観音開き式の扉は、扉体bを間口a部
分で蝶番3により支持しているため、この間口aには扉
体aの荷重がかかることになり、その結果移動壁の間口
aの両側部分を矢印c方向に変形せしめる原因となり、
また扉体bを開いたときには、同図(ハ)に示すよう
に、移動壁の下端部分を矢印d方向に傾かせるように変
形せしめる原因にもなっていたのである。
そのため引き戸を用いたものとしては、例えば実開昭63
-184889号公報に示すものが存在するが、同公報に示す
ものにあっては、2枚の引き戸を用いるものであるの
で、結局引き違い戸となり、そのため各引き戸を閉めた
場合、双方の引き戸の表面に段差が生じることになり、
はなはだ体裁が悪くなったいた。すなわち、移動壁を、
例えば重厚感あるデザインに形成しても、これを段差を
有する引き違い戸を用いることによって、引き戸が貧弱
に目立つため、体裁が悪くなっていたのである。
一方、回転式の扉体の重心線上端部で、上方のハンガー
レールから吊下せしめ、かつこの扉体を回動せしめるよ
うにしたものとして実開昭60-172976号公報に示すもの
が知られている。
この公報に示されているもの、特に第1図乃至第3図に
及び第15図乃至第17図に示されているものは、基本的に
は1本のハンガーレールを用い、このレールに吊下する
ものである以上、仮に複数の扉体を吊下しとしても、こ
れらの扉体は直列状に吊下することになるのである。
これを具体的に図示すれば、添付第1図乃至第3図に示
すようになる。すなわち、第1図に示すものは1本の1
本のレール1を移動壁2の出入口用間口3上部に配設
し、これに対して2枚の扉体4のそれぞれの重心線上端
から吊車5及び吊りボルト6を介して走行自在かつ回動
自在に吊下したものを示してある。
そして第1図(ハ)及び(ニ)に示すように、双方の扉
体4を90°回転させてレール1に沿って移動させ、出入
口用間口3の両端に押し寄せることによって開放するこ
とができる。また同図(ホ)に示すように同様に回転さ
せた扉体4を出入口用間口3の一方の端に押し寄せて開
放することもできる。このことは第2図(イ),(ロ)
に示すように扉体4が1枚の場合又は第3図(イ)乃至
(ニ)に示すように扉体4が4枚の場合においても同様
であり、扉体4の枚数にかかわりなく行うことができ
る。
ところが上記した1本のレール1を用いたものにあって
は、前記出入口用間口3を開く場合、その扉体4のう
ち、いずれかは必ず移動壁2に対して直角の姿勢になら
ざるを得ず、このことは扉体4の幅の約2分の1が移動
壁2の壁面から飛出することを意味し、きわめて体裁が
悪いものとならざるを得ないのである。
また前記のように移動壁2に対して扉体4が直角に飛出
することによって、その近傍を歩行する際や物品の搬入
・搬出等の運搬に対して障害になり、かつ不慮の損傷を
与えかねないことにもなるのである。
<問題点を解決するための手段> そこでこの考案に係る移動壁用扉は前記の問題点を解決
するために、移動壁の肉厚の2分の1以下の肉厚を有す
る複数の扉体の重心線上端部に、吊りボルトを介して回
転自在に吊車を配設するとともに、移動壁に形成した出
入口用間口の上端に一部で接続した平行する2本以上の
レールを配設し、前記各扉体を吊車を介して前記レール
に吊下連結して、扉体を開くため又は閉じるためには、
扉体を前記吊車、すなわち扉体の重心線上を中心に回動
させ又はレールを走行させなければならないが、扉体を
開いた状態では、これらの扉体が前記移動壁の壁面から
飛出することがないようにすることができ、したがって
走行や物品の運搬等の障害にならず、しかも1枚の扉体
のみの開放も可能にし、かつ全体的に良い状態を形成す
ることができるようにしたものである。
<実施例> ここに示すこの考案に係る移動壁用扉の一実施例を第4
図乃至第6図に基づいて述べると、2は出入口用間口3
を形成した移動壁であり、1はこの出入口用間口3の上
端に配設した複数のレールである。そしてこのレール1
は、第4図に示すように前記出入口用間口3の全長に及
ぶ2本のレール1とすることもあり、第5図及び第6図
に示すように、1本のレール1を出入口用間口3上端の
全長に及ぶように配設し、他の1本のレール1を前記全
長に及ばないように配設する場合もある。
しかし第5図及び第6に示すものにあっても、後述する
扉体4の側端部が出入口用間口3の内端部に当接した場
合に、後述する吊車5が位置する部分には、必ずレール
1が存在することを条件とする。また前記複数のレール
1は、その一部で他の短い接続レールにより接続されて
いる。
4は前記レール1に吊下した扉体であり、この扉体4の
厚さは、移動壁2の厚さの2分の1以下に形成してあ
る。
5は扉体4に対して回動自在な吊りボルト6を介して配
設した吊車であり、前記吊りボルト6は扉体4の重心線
上端に配設してある。
<作用> しかして扉体4を4枚用いた場合において、第4図
(ハ)に示すように、その中の1枚の扉体4を90°回転
させる。その後同図(ニ)に示すようにこれと隣り合う
他の扉体4′も90°回転させ、その状態で同図(ホ)に
示すようにこの扉体4′の吊車5によってレール1の接
続位置に導き、接続レールを経由してやがて同図(ヘ)
乃至(チ)に示すように他のレール1に沿って移動させ
るのである。
このように移動させた結果、同図(リ)に示すように、
出入口用間口3の両端部に、それぞれ2枚平行に並べた
状態に扉体4,4′を整列させて出入口を形成することが
できる。また前記のような動きによって同図(ヌ)に示
すように扉体4,4′を2枚平行に並べた状態で出入口用
間口3の一方の端にまとめて整列させて出入口を形成す
ることもできる。
尚、第5図及び第6図に示すようにレール1の接続状態
を変えることによっても前記と同じ状態を呈することが
できるとともに、扉体4の枚数が異なっても同様に移動
することができるのである。
また以上のいずれにおいても移動壁2の肉厚から飛出す
ることなく扉体4を開くことができる。したがって扉体
4の表面化粧を移動壁2の表面化粧と同一にすれば、扉
体4が移動壁2と一体感を発揮でき、体裁としては非常
に好ましい状態を呈することになる。
<考案の効果> 前記のようにこの考案に係る移動壁用扉によれば、移動
壁の肉厚の2分の1以下の肉厚を有する複数の扉体の重
心線上端部に、吊りボルトを介して回転自在に吊車を配
設するとともに、移動壁に形成した出入口用間口の上端
に一部で接続した平行する2本以上のレールを配設し、
前記各扉体を吊車を介して前記レールに吊下連結してい
るので、扉体を開いた状態における扉体の移動壁に対す
る飛出をなくすることが可能となり、歩行や物品の搬入
・搬出等の運搬の障害にならず、また扉体の表面化粧を
移動壁の表面化粧を移動壁の表面化粧と同一にすれば、
扉体が移動壁と一体感を発揮することができ、全体的に
体裁の良い状態を形成することができるという効果を有
するのである。
【図面の簡単な説明】
図中、第1図は従来例を示すものであり、そのうち
(イ)は正面図、同図(ロ)は同図(イ)のA-A線断面
図、同図(ハ)は扉体を90°回転させた状態の断面図、
同図(ニ)及び(ホ)は扉体を開放した状態の断面図、
第2図も従来例を示すものであり、そのうち(イ)は正
面図、同図(ロ)は同図(イ)のB-B線断面図、同図
(ハ)は同図(イ)のB-B線の位置から見た扉体の開放
状態を示す断面図、第3図も従来例を示すもので、その
うち(イ)は正面図、同図(ロ)は同図(イ)のC-C線
断面図、同図(ハ)及び(ニ)は扉体を開放した状態の
断面図、第4図はこの考案に係る移動壁用扉の一実施例
を示すもので、そのうち(イ)は正面図、同図(ロ)は
同図(イ)のD-D線断面図、同図(ハ)乃至(チ)は扉
体を開放するために扉体をレールに沿って移動する過程
を示す断面図、同図(リ)及び(ヌ)は扉体を開放して
いる状態の断面図、第5図及び第6図はこの考案に係る
移動壁用扉の他例を示すものであり、特にレールの異な
る配設状態を示す断面図、第7図は従来例を示すもの
で、そのうち(イ)は正面図、同図(ロ)は同図(イ)
のE-E線断面図、同図(ハ)は扉体を開放している状態
の断面図である。 1…レール 2…移動壁 3…出入口用間口 4,4′…扉体 5…吊車 6…吊りボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動壁の肉厚の2分の1以下の肉厚を有す
    る複数の扉体の重心線上端部に、吊りボルトを介して回
    転自在に吊車を配設するとともに、移動壁に形成した出
    入口用間口の上端に一部で接続した平行する2本以上の
    レールを配設し、前記各扉体を吊車を介して前記レール
    に吊下連結したことを特徴とする移動壁用扉。
JP1989061894U 1989-05-30 1989-05-30 移動壁用扉 Expired - Fee Related JPH0636208Y2 (ja)

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JPH032177U JPH032177U (ja) 1991-01-10
JPH0636208Y2 true JPH0636208Y2 (ja) 1994-09-21

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ES2594232T3 (es) * 2010-12-27 2016-12-16 Areva Wind Gmbh Tapa de compuerta para una planta de energía eólica

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JPS60172976U (ja) * 1984-04-25 1985-11-15 松下電工株式会社 ドアの枢支装置
JPS63184889U (ja) * 1987-05-18 1988-11-28

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