JPH0636309Y2 - 歯車ポンプのシ−ル部の構造 - Google Patents
歯車ポンプのシ−ル部の構造Info
- Publication number
- JPH0636309Y2 JPH0636309Y2 JP1985150182U JP15018285U JPH0636309Y2 JP H0636309 Y2 JPH0636309 Y2 JP H0636309Y2 JP 1985150182 U JP1985150182 U JP 1985150182U JP 15018285 U JP15018285 U JP 15018285U JP H0636309 Y2 JPH0636309 Y2 JP H0636309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- low pressure
- groove
- gear pump
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歯車ポンプのシール部の構造に関する。
(従来の技術) 従来の歯車ポンプは、第5図及び第7図に例示するよう
に、ギヤケース5とフロントカバー7との接合部におい
て、吐出側の高圧ポートが設けられている高圧領域H
と、吸込側の低圧ポートが設けられている低圧領域Lと
を2本の環状のガスケット60,61でシールしていた。こ
のため、両ガスケット60,61で囲まれた部分H全体が高
圧領域となっていた。
に、ギヤケース5とフロントカバー7との接合部におい
て、吐出側の高圧ポートが設けられている高圧領域H
と、吸込側の低圧ポートが設けられている低圧領域Lと
を2本の環状のガスケット60,61でシールしていた。こ
のため、両ガスケット60,61で囲まれた部分H全体が高
圧領域となっていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のシール構造では、高圧領域の
面積が大きくなるので、ギヤケース5とフロントカバー
7の間に作用する力が大きくなり、カバーやギヤケース
の変形による外部漏れを防止するため、これらの肉厚を
厚くしなければならなくなるほか、接合用の締付ボルト
に高張力ボルトを使用しなければならないという問題点
があった。また、シール材に高圧がかかるため、シール
材が変形して、外部漏れが生じたり、シール材の一部が
低圧ポート側へ吸引されて損傷するという問題点もあっ
た。
面積が大きくなるので、ギヤケース5とフロントカバー
7の間に作用する力が大きくなり、カバーやギヤケース
の変形による外部漏れを防止するため、これらの肉厚を
厚くしなければならなくなるほか、接合用の締付ボルト
に高張力ボルトを使用しなければならないという問題点
があった。また、シール材に高圧がかかるため、シール
材が変形して、外部漏れが生じたり、シール材の一部が
低圧ポート側へ吸引されて損傷するという問題点もあっ
た。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案は次のような構成を
採用した。
採用した。
すなわち、本考案にかかる歯車ポンプのシール部の構造
は、ギヤ室が形成されたギヤケースと該ギヤケースの端
部を覆蓋するカバーとの接合部を前記ギヤ室を囲むよう
に環状の溝を設け、該溝に外部漏れ防止用シール材を嵌
装してなる歯車ポンプにおいて、前記環状の溝よりも内
側に該溝と隔離された溝状の低圧液路を全周にわたって
設けるとともに、該低圧液路を歯車ポンプの低圧ポート
に連通させたことを特徴としている。
は、ギヤ室が形成されたギヤケースと該ギヤケースの端
部を覆蓋するカバーとの接合部を前記ギヤ室を囲むよう
に環状の溝を設け、該溝に外部漏れ防止用シール材を嵌
装してなる歯車ポンプにおいて、前記環状の溝よりも内
側に該溝と隔離された溝状の低圧液路を全周にわたって
設けるとともに、該低圧液路を歯車ポンプの低圧ポート
に連通させたことを特徴としている。
(作用) 外部漏れ防止用のシール材と高圧領域との間に低圧液路
が介在するので、高圧側から洩れた液がシール材に接す
ることなく低圧ポート側に逃がされる。
が介在するので、高圧側から洩れた液がシール材に接す
ることなく低圧ポート側に逃がされる。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案の1実施例をあらわすもの
で、この歯車ポンプ1は、駆動ギヤ2と従動ギヤ3をそ
なえ、これら両ギヤ2,3がボディ4を構成するギヤケー
ス5のギヤ室6内に収容されている。駆動ギヤ2の前側
の軸11は、フロントカバー7の軸穴13にブッシュ14を介
して支承され、後側の軸15はギヤケース5の軸受穴17に
ブッシュ14を介して支承されている。上記前側の軸11は
フロントケース7から前方へ突出し、シール用嵌合孔19
に嵌装されたオイルシール20によってその突出部がシー
ルされている。従動ギヤ3の前後の軸22,23は、カバー
7とギヤケース5に穿設した軸受穴24,25によってブッ
シュ14を介してそれぞれ支承されている。
で、この歯車ポンプ1は、駆動ギヤ2と従動ギヤ3をそ
なえ、これら両ギヤ2,3がボディ4を構成するギヤケー
ス5のギヤ室6内に収容されている。駆動ギヤ2の前側
の軸11は、フロントカバー7の軸穴13にブッシュ14を介
して支承され、後側の軸15はギヤケース5の軸受穴17に
ブッシュ14を介して支承されている。上記前側の軸11は
フロントケース7から前方へ突出し、シール用嵌合孔19
に嵌装されたオイルシール20によってその突出部がシー
ルされている。従動ギヤ3の前後の軸22,23は、カバー
7とギヤケース5に穿設した軸受穴24,25によってブッ
シュ14を介してそれぞれ支承されている。
両ギヤ2,3の前後には、前後の取付板27,28が設けられて
いる。取付板27,28には、それぞれ軸挿通用の通孔31,3
2,33,34が穿設されている。前側の取付板27は、カバー
7の凹部7aに部分的に嵌合しており、その中間部は、く
びれた形状に形成され、この部分に、高圧ポート37と低
圧ポート39が設けられている。後側の取付板28の後面部
には、外周に沿ってシール材嵌合溝40が設けられ、この
溝にガスケット41が嵌装されている。
いる。取付板27,28には、それぞれ軸挿通用の通孔31,3
2,33,34が穿設されている。前側の取付板27は、カバー
7の凹部7aに部分的に嵌合しており、その中間部は、く
びれた形状に形成され、この部分に、高圧ポート37と低
圧ポート39が設けられている。後側の取付板28の後面部
には、外周に沿ってシール材嵌合溝40が設けられ、この
溝にガスケット41が嵌装されている。
つぎに、ギヤケース5とフロントカバー7の接合部のシ
ール構造について説明すれば、ギヤケース5の端面に当
接するカバー7の端面に、ギヤ室6を囲む環状の溝45が
形成され、この溝45に外部漏れ防止用のシール材である
ガスケット47が嵌装されている。そして、このガスケッ
ト47の内側に、該ガスケットと若干の間隔をおいて、低
圧液路である環状の低圧溝50が形成されている。この低
圧溝50は、高圧領域Hから最低必要長さのシールランド
を確保した位置に設けられており、低圧側Lにおいて低
圧ポート39に連通している。一方、取付板27のカバー7
側の面にはシール材保持用の溝51が形成され、この溝51
にシール材であるガスケット52が嵌装されている。この
溝51は、高圧領域側では取付板27の外縁から所定の間隔
をおいて外周に沿って設けられており、両軸11,22の外
側を通って低圧側で取付板27の側面に抜けている。
ール構造について説明すれば、ギヤケース5の端面に当
接するカバー7の端面に、ギヤ室6を囲む環状の溝45が
形成され、この溝45に外部漏れ防止用のシール材である
ガスケット47が嵌装されている。そして、このガスケッ
ト47の内側に、該ガスケットと若干の間隔をおいて、低
圧液路である環状の低圧溝50が形成されている。この低
圧溝50は、高圧領域Hから最低必要長さのシールランド
を確保した位置に設けられており、低圧側Lにおいて低
圧ポート39に連通している。一方、取付板27のカバー7
側の面にはシール材保持用の溝51が形成され、この溝51
にシール材であるガスケット52が嵌装されている。この
溝51は、高圧領域側では取付板27の外縁から所定の間隔
をおいて外周に沿って設けられており、両軸11,22の外
側を通って低圧側で取付板27の側面に抜けている。
この歯車ポンプ1の使用に際して、駆動軸11を左回りに
回転駆動することによりギヤ2,3を矢印X方向に回転さ
せると、低圧ポート39側から吸込まれた油等の液体がギ
ヤ2,3の外側を通って高圧ポート37側に送られる。この
ため、ガスケット52の外周部に第1図のハッチングで示
すような高圧領域Hが形成され、ここから外方に高圧液
体がわずかづつ漏出する。しかしながら、この高圧領域
Hの外側には、適当な間隔をおいて低圧溝50が設けられ
ているので、漏出した液はこの低圧溝50を通って低圧ポ
ート39に逃がされる。このため、低圧溝50の外側に配置
されている外部漏れ防止用ガスケット47に高圧がかから
ず、外部への漏出が生じなくなるのである。また、ガス
ケット47は低圧液路とも離隔されているので、起動時等
にガスケット47の一部が低圧側へ吸引されて損傷するよ
うなことも生じない。なお、高圧領域Hと低圧溝50の間
の部分は中間圧領域となり、高圧領域Hは液圧バランス
に必要な最小領域に限定される。また、図示例の装置は
左回りのものであるが、右回りのものは図と対称的にな
る。
回転駆動することによりギヤ2,3を矢印X方向に回転さ
せると、低圧ポート39側から吸込まれた油等の液体がギ
ヤ2,3の外側を通って高圧ポート37側に送られる。この
ため、ガスケット52の外周部に第1図のハッチングで示
すような高圧領域Hが形成され、ここから外方に高圧液
体がわずかづつ漏出する。しかしながら、この高圧領域
Hの外側には、適当な間隔をおいて低圧溝50が設けられ
ているので、漏出した液はこの低圧溝50を通って低圧ポ
ート39に逃がされる。このため、低圧溝50の外側に配置
されている外部漏れ防止用ガスケット47に高圧がかから
ず、外部への漏出が生じなくなるのである。また、ガス
ケット47は低圧液路とも離隔されているので、起動時等
にガスケット47の一部が低圧側へ吸引されて損傷するよ
うなことも生じない。なお、高圧領域Hと低圧溝50の間
の部分は中間圧領域となり、高圧領域Hは液圧バランス
に必要な最小領域に限定される。また、図示例の装置は
左回りのものであるが、右回りのものは図と対称的にな
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案にかかる歯車ポ
ンプのシール部の構造は、高圧領域が少ないので、カバ
ーやギヤケースの肉厚を薄くすることができ、締付ボル
トとして高張力ボルトを使用する必要性が減少した。ま
た、カバー等の変形に起因する漏れ事故も生じにくい。
さらに、外部漏れ防止用シール材に高圧がかからないの
で、この部分からの漏出や、シール材の位置ズレによる
損傷が生じず、しかも低圧側とも直接連通していないの
で、シール材が低圧側に吸引されて損傷するようなこと
もなくなった。
ンプのシール部の構造は、高圧領域が少ないので、カバ
ーやギヤケースの肉厚を薄くすることができ、締付ボル
トとして高張力ボルトを使用する必要性が減少した。ま
た、カバー等の変形に起因する漏れ事故も生じにくい。
さらに、外部漏れ防止用シール材に高圧がかからないの
で、この部分からの漏出や、シール材の位置ズレによる
損傷が生じず、しかも低圧側とも直接連通していないの
で、シール材が低圧側に吸引されて損傷するようなこと
もなくなった。
第1図乃至第4図は、本考案の1実施例をあらわすもの
で、第1図は第2図におけるA−A断面図、第2図は歯
車ポンプの側面断面図、第3図は同B−B断面図、第4
図は平面図である。 第5図以下の各図は従来側をあらわすもので、第5図は
歯車ポンプの側面断面図、第6図はその平面図、第7図
はA−A断面図である。 1…歯車ポンプ、2,3…ギヤ、5…ギヤケース、6…ギ
ヤ室、7…カバー、47…外部漏れ防止用シール材、50…
低圧液路
で、第1図は第2図におけるA−A断面図、第2図は歯
車ポンプの側面断面図、第3図は同B−B断面図、第4
図は平面図である。 第5図以下の各図は従来側をあらわすもので、第5図は
歯車ポンプの側面断面図、第6図はその平面図、第7図
はA−A断面図である。 1…歯車ポンプ、2,3…ギヤ、5…ギヤケース、6…ギ
ヤ室、7…カバー、47…外部漏れ防止用シール材、50…
低圧液路
Claims (1)
- 【請求項1】ギヤ室が形成されたギヤケースと該ギヤケ
ースの端部を覆蓋するカバーとの接合部に前記ギヤ室を
囲むように環状の溝(45)を設け、該溝に外部漏れ防止
用シール材を嵌装してなる歯車ポンプにおいて、前記環
状の溝(45)よりも内側に該溝と隔離された溝状の低圧
液路を全周にわたって設けるとともに、該低圧液路を歯
車ポンプの低圧ポートに連通させたことを特徴とする歯
車ポンプのシール部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985150182U JPH0636309Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 歯車ポンプのシ−ル部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985150182U JPH0636309Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 歯車ポンプのシ−ル部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6257788U JPS6257788U (ja) | 1987-04-10 |
| JPH0636309Y2 true JPH0636309Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31066090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985150182U Expired - Lifetime JPH0636309Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 歯車ポンプのシ−ル部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636309Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5667394U (ja) * | 1979-10-30 | 1981-06-04 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985150182U patent/JPH0636309Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6257788U (ja) | 1987-04-10 |
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