JPH0636321A - ピックアップ検査装置 - Google Patents

ピックアップ検査装置

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Publication number
JPH0636321A
JPH0636321A JP21462792A JP21462792A JPH0636321A JP H0636321 A JPH0636321 A JP H0636321A JP 21462792 A JP21462792 A JP 21462792A JP 21462792 A JP21462792 A JP 21462792A JP H0636321 A JPH0636321 A JP H0636321A
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JP
Japan
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point
intensity
peak
straight lines
primary ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP21462792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sakuyama
宏幸 作山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ピックアップの組み立て工程における対物
レンズアクチュエータの傾き調整において、スポット検
査工程が自動的に行えるようにして、作業者の負担を軽
減すると共に、品質のバラつきを防止する。 【構成】 点P(xp,yp)を通る直線Lによって分
割される撮像素子上の2つの領域に存在する1次リング
のピークの個数を、それぞれa,bとするとき、値(a
−b)または値(a/b)と、所定の値Hとの大小を比
較する手段を設けて、ピークの個数のアンバランスの有
無により、異常スポットを検出する。 【効果】 簡単な計算で、異常なスポットを正確に検知
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ピックアップの組
み立て工程における対物レンズアクチュエータの傾き調
整で使用する光ピックアップのスポット検査装置に係
り、特に、スポット検査工程が自動的に行えるようにし
て、作業者の負担を軽減すると共に、品質のバラつきを
防止した光ピックアップのスポット検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップの組み立て工程では、対
物レンズアクチュエータの傾き調整が必要である。従来
から、対物レンズアクチュエータの傾きの調整方法とし
ては、顕微鏡とカメラ、モニターを使用し、光ディスク
の代りに、同じ厚さを有するカバーガラスを基準面と平
行に設置して、対物レンズのスポットを顕微鏡で拡大し
て観察する光学ヘッド調整方法が用いられている(特開
昭63−253538号公報)。
【0003】図16は、従来の光学ヘッド調整工程を行
う調整装置について、その要部構成の一例を示す図であ
る。図において、1は光ピックアップのハウジング、2
は偏向プリズム、3はアクチュエータ、4はネジ、5は
対物レンズ、6はカバーガラス、7は顕微鏡、8はカメ
ラコントローラ、9はTVモニター、LBはレーザ光を
示す。
【0004】この図16に示すように、光ピックアップ
のハウジング1には、偏向プリズム2が設けられてい
る。また、ハウジング1の上部に、アクチュエータ3が
あり、その中に、対物レンズ5が設けられている。
【0005】アクチュエータ3は、ネジ4によってハウ
ジング1に固定されているが、ネジ4の締め方を調整す
ることにより、アクチュエータ3の傾きを調整すること
ができる。また、光ディスクと同じ厚みを有するカバー
ガラス6が、アクチュエータ3の上部に、光ピックアッ
プのハウジング1と平行に設置されている。
【0006】従来の対物レンズアクチュエータの傾きの
調整工程は、次のように行う。偏向プリズム2に、レー
ザ光LBを入射し、対物レンズ5によって形成されるス
ポットを顕微鏡7で観察する。顕微鏡7には、図示され
ないカメラが接続されており、カメラコントローラ8を
通して、TVモニター9の画面上にスポットが表示され
る。
【0007】作業者は、このスポットの表示を見なが
ら、1次のサイドローブが対称となるように、アクチュ
エータ3の傾きを調整する。以上のような工程によっ
て、対物レンズアクチュエータの傾きの調整が行われ
る。
【0008】この調整工程は、アクチュエータに組み込
まれている対物レンズの傾きを光ディスクと並行に調整
することにより、スポット形状を良好にする目的で行わ
れるものである。そのために、図16に関連して説明し
たように、スポット像をTVモニターで観察しながら行
うが、この工程は、スポット形状を良好にすると同時
に、異常な形状のスポットを除去する工程(換言すれ
ば、スポットの形状を検査する工程)も兼ねている場合
が多い。
【0009】このスポット検査工程は、通常、経験的な
許容限度見本を用いて、作業者の目視によって行われ
る。そのため、作業者の負担が大きいばかりでなく、そ
の主観が入りやすいので、品質にバラつきが生じる要因
にもなる、という不都合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光学的情報記録再生装置のスポット検査時に生じるこの
ような不都合を解決し、スポット検査工程が自動的に行
えるようにして、作業者の負担を軽減すると共に、品質
のバラつきを防止したピックアップ検査装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
レンズからの出射光を撮像素子上に結像させ、該素子上
の点(x,y)における強度I(x,y)を用いて演算
処理を行うピックアップ検査装置において、処理手段と
して、前記強度I(x,y)がピークとなる点P(x
p,yp)を求める手段と、前記点P(xp,yp)を
通り、かつ、前記撮像素子上の複数の直線の上における
強度分布I(x,y)を求める手段と、前記各強度分布
I(x,y)における1次リングのピークを検出する手
段と、前記点P(xp,yp)を通る直線Lによって分
割される撮像素子上の2つの領域に存在する1次リング
のピークの個数を、それぞれa,bとするとき、値(a
−b)または値(a/b)と、所定の値Hとの大小を比
較する手段、とを備えた構成である。
【0012】第2に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線の上における強度分布I(x,y)を求める手
段と、前記各強度分布I(x,y)における1次リング
のピークを検出する手段と、前記点P(xp,yp)を
通る直線Lを複数個(L1,L2,……,Ln)設定す
る手段と、前記各々の直線Liによって分割される撮像
素子上の2つの領域に存在する1次リングのピークの個
数を、それぞれai,biとするとき、各Liに関し
て、値(ai−bi)または値(ai/bi)と、所定
の値Hとの大小を比較する手段、とを備えた構成であ
る。
【0013】第3に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線の上における強度分布I(x,y)を求める手
段と、前記各強度分布I(x,y)における1次リング
のピークを検出する手段と、前記点P(xp,yp)を
通る直線Lを複数個(L1,L2,……,Ln)設定す
る手段と、前記各々の直線Liによって分割される撮像
素子上の2つの領域に存在する1次リングのピークの個
数を、それぞれai,biとするとき、
【数3】 と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備えた構
成である。
【0014】第4に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線の上における強度分布I(x,y)を求める手
段と、前記各強度分布I(x,y)における1次リング
のピークを検出する手段と、前記点P(xp,yp)で
交わる2直線によって分割される撮像素子上の4つの領
域に存在する1次リングのピークの個数を左廻りにa,
b,c,dとするとき、値{(a+c)−(b+d)}
または値{(a+c)/(b+d)}と、所定の値Hと
の大小を比較する手段、とを備えた構成である。
【0015】第5に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線の上における強度分布I(x,y)を求める手
段と、前記各強度分布I(x,y)における1次リング
のピークを検出する手段と、前記点P(xp,yp)で
交わる2直線の組Mを複数個(M1,M2,……,M
n)設定する手段と、前記各々の直線Miによって分割
される撮像素子上の4つの領域に存在する1次リングの
ピークの個数を左廻りにai,bi,ci,diとする
とき、各Miに関して、値{(ai+ci)−(bi+
di)}または値{(ai+ci)/(bi+di)}
と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備えた備
えた構成である。
【0016】第6に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線の上における強度分布I(x,y)を求める手
段と、前記各強度分布I(x,y)における1次リング
のピークを検出する手段と、前記点P(xp,yp)で
交わる2直線の組Mを複数個(M1,M2,……,M
n)設定する手段と、前記各々の2直線の組Miによっ
て分割される撮像素子上の4つの領域に存在する1次リ
ングのピークの個数を左廻りにai,bi,ci,di
とするとき、
【数4】 と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備えた構
成である。
【0017】第7に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線の上における強度分布I(x,y)を求める手
段と、前記各強度分布I(x,y)における1次リング
のピークを検出する手段と、前記点P(xp,yp)を
通る直線Lによって分割される撮像素子上の2つの領域
に存在する1次リングのピークの個数を、それぞれ計数
する手段、とを備えた構成である。
【0018】第8に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線の上における強度分布I(x,y)を求める手
段と、前記各強度分布I(x,y)における1次リング
のピークを検出する手段と、前記点P(xp,yp)で
交わる2直線によって分割される撮像素子上の4つの領
域に存在する1次リングのピークの個数を、それぞれ計
数する手段、とを備えた構成である。
【0019】第9に、上記第1から第8の検査装置にお
いて、点P(xp,yp)の代りに、強度I(x,y)
がしきい値Ith以上である点の強度分布の重心G(x
g,yg)を用いて演算処理を行う手段を備えた構成で
ある。
【0020】
【作用】この発明では、カメラコントローラからのスポ
ット画像を一旦フレームメモリに取り込み、この画像に
演算処理を行うことによって、スポットの良否が自動的
に判定できるようにしている。具体的にいえば、撮像素
子上のスポット画像がフレームメモリ上に投影されるた
め、撮像素子上の想定したx,y座標を、フレームメモ
リのx,y座標として取り扱うことが可能となり、スポ
ットの各部分の強度Iは、フレームメモリの座標(x,
y)の関数I(x,y)として処理することができる。
【0021】スポットの正常異常の判断に際しては、あ
る1本の直線Lについて、その右側と左側との1次リン
グのピークの個数(a,b等)に注目し、両側の個数の
間にアンバランスがあるとき、スポットを異常と判断す
る(請求項1から請求項3の発明)。また、ある点Pを
通る2本の直線の組合せMにより、4つの領域に分割し
て、各領域における1次リングのピークの個数(a,b
等)に注目し、4つの領域の個数の間にアンバランスが
あるとき、スポットを異常と判断する(請求項4から請
求項6の発明)。
【0022】検査装置としての機能を拡張するために、
1本の直線Lの両側や、2本の直線の組合せMで分割さ
れる4つの領域について、1次リングのピークの個数
(a,b等)の計数を可能にしている(請求項7と請求
項8の発明)。スポットの強度が全体的に強くて、ピー
ク付近で飽和している場合には、強度I(x,y)がし
きい値Ith以上である点の強度分布の重心G(xg,y
g)によって、スポットの正常/異常を判断する(請求
項9の発明)。
【0023】
【実施例1】次に、この発明のピックアップ検査装置に
ついて、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明
する。この実施例は、主として、請求項1の発明に関連
しているが、ハード構成やスポットの正常異常の判断の
基本原理は、請求項2から請求項9の発明とも関連して
いる。
【0024】図1は、この発明のピックアップ検査装置
について、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック
図である。図における符号は図16と同様であり、ま
た、11はフレームメモリ、12は9と同様なTVモニ
ター、13はコンピュータ、14はディスプレイを示
す。
【0025】この図1で、光ピックアップのハウジング
1からカメラコントローラ8までの構成と動作は、先の
図16と同様である。この図1に示すこの発明では、ス
ポットの像を、コンピュータ13からのコマンドによっ
て、顕微鏡7,カメラコントローラ8を通して、フレー
ムメモリ11に取り込み、その生画像をTVモニター1
2の画面上に表示する。
【0026】一方、コンピュータ13は、コマンドを出
力した後、フレームメモリ11に蓄積された画像に、請
求項1から請求項9の処理を加え、その結果をディスプ
レイ14に表示する。次に、アクチュエータに組み込ま
れている対物レンズの傾きが良好に調整された場合のス
ポットの強度分布について説明する。
【0027】図2は、対物レンズの傾きが良好に調整さ
れ、かつ、歪みがない場合のスポットの強度分布の一例
を示す図である。図で、x,yはそれぞれx軸とy軸、
Iはスポットの強度、Pは強度がピークとなる点、21
はスポットの強度分布曲線、22は直線を示す。
【0028】この図2に示すように、対物レンズの傾き
が良好に調整され、かつ、歪みがない場合、スポットの
強度分布は釣鐘状の形状21になる。ここで、このスポ
ットの像が結ばれる撮像素子の面(一般に撮像素子は平
面状である)を想定して、この面上に、x軸およびy軸
を取る。
【0029】そして、撮像素子上の点(x,y)におけ
るスポットの強度をI(x,y),強度がピークとなる
点をP(xp,yp)とする。なお、この図2では、理
解を容易にするために、点Pと座標原点とを一致させて
図示している。次に、点Pを通り、x軸と角度θ1をな
す直線22上でのスポットの強度分布を考察すると、次
の図3に示すようになる。
【0030】図3は、図2で、点Pを通り、x軸と角度
θ1をなす直線22上でのスポットの強度分布の一例を
示す図である。図で、23はスポットの強度分布曲線、
24はその1次リング、25と26は1次リングのピー
ク、27はメインローブを示す。
【0031】先の図2のスポットの強度分布曲線21
で、点Pを通り、x軸と角度θ1をなす直線22上での
スポットの強度分布は、この図3に23で示すような曲
線になる。すなわち、メインローブ27の両側に、それ
ぞれ、そのピーク25,26をもつ1次リング24が生
じる。また、TVモニター12の画面上には、図2のス
ポットの生画像が次の図4のように表示される。
【0032】図4は、TVモニター12の画面上に表示
されるスポットの生画像の一例を示す図である。図にお
ける符号は図3と同様であり、また、28〜30はそれ
ぞれある直線を示す。
【0033】この図4に示すTVモニター12の画面上
のスポットの生画像は、図2をI軸の正方向から眺めた
場合の画像例である。対物レンズの傾きが良好に調整さ
れ、かつ、歪みがない場合のスポット(正常なスポッ
ト)は、この図4に示すように、1次リング24が、あ
る軸(この図4ではx軸)に対してほぼ対称な形状をな
している。
【0034】したがって、2点鎖線で示す直線28上で
の強度分布は、先の図3と同様になり、1次リング24
のピークは、必ずペアで現われる。他方、別の2点鎖線
で示す直線29上での強度分布は、次の図5に示すよう
になる。
【0035】図5は、図4に2点鎖線で示した直線29
上での強度分布について、その一例を示す図である。図
の横軸は図4の直線29であり、縦軸はスポットの強度
を示す。
【0036】この図5に示すように、図4に2点鎖線で
示した直線29上では、1次リングのピークは、1つも
現われない。なお、2点鎖線の選択の仕方によっては、
この図5と異なる場合があり、例えば、図4の直線30
の場合には、ピークが1つ現われる。
【0037】この発明では、この点に着目して、図4に
示したような点Pを通る直線を複数本だけ想定し、各直
線上での強度分布に現われる1次リングのピークの個数
を考察して、ピークの個数によりスポットの正常異常を
検査する。この考察の結果によれば、正常なスポットの
場合、図4のような直線L(ここではy軸と一致する直
線)をとると、直線Lの左側と右側とで、1次リングの
ピークの個数がほぼ一致することが分る。
【0038】この現象は、直線Lをx軸とした場合も、
同様である。他方、傾き調整が不十分だったり、歪みが
生じていたりするスポット(異常なスポット)において
は、非対称あるいは不規則な形状の1次リングが生じ
る。
【0039】図6は、異常なスポットの一例であり、1
次リングが非対称の場合を示す図である。図における符
号は図4と同様であり、また、31と32は1次リン
グ、33と34はそれぞれある直線を示す。図7は、同
じく異常なスポットの各一例であり、(1) と(2) はそれ
ぞれ1次リングが不規則の場合を示す図である。図にお
ける符号は図6と同様であり、35〜37と40〜41
は1次リングを示し、38〜39と42はそれぞれある
直線を示す。
【0040】図6の場合には、直線L(ここではy軸と
一致する直線)をとると、直線Lの左側と右側とで、1
次リングのピークの個数にアンバランスが生じている。
図7(1) と(2) の場合についても、同様である。
【0041】ここで、ある直線Lの右側にある1次リン
グのピークの個数をa、左側にある1次リングのピーク
の個数をbとすれば、値(a−b)または値(a/b)
が、所定の値Hを超えた場合に、異常なスポットであ
る、と判断する。このような判断は、次の〜の手順
で行う。
【0042】 図1のフレームメモリ11上にスポッ
ト画像を取り込む。 強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
p)を求める。
【0043】 点P(xp,yp)を通る複数の直線
lnを設定し、各直線ln上での強度分布In(x,
y)を求める。ここで、直線lnは、y=(tan θn)
×(x−xp)+ypで表わすことができ、θnは直線
lnとx軸とのなす角である。
【0044】 先ので求めた強度分布In(x,
y)における1次リングのピークを検出する。 (a−b)>H、または(b−a)>Hであれば、
スポットを異常と判断する。あるいは、(a/b)>
H、または(b/a)>Hのとき、スポットを異常と判
断してもよい。
【0045】 先の以外のスポットは、正常と判断
する。 以上の手順〜の内、〜は、請求項1から請求項
9の発明と基本的に共通する手順であり、手順とが
異なる。
【0046】図8は、この発明のピックアップ検査装置
において、スポット検査時の基本的な処理の流れを示す
フローチャートである。図において、#1〜#4はステ
ップを示す。
【0047】ステップ#1で、図1のフレームメモリ1
1上にスポット画像を取り込む。次のステップ#2で、
強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,yp)を
求める。
【0048】ステップ#3で、点P(xp,yp)を通
る複数の直線lnを設定し、各直線ln上での強度分布
In(x,y)を求める。ステップ#4へ進み、先のス
テップ#3で求めた強度分布In(x,y)における1
次リングのピークを検出する。
【0049】以上のステップ#1〜#4の処理は、先に
述べた手順〜の処理であり、この発明のピックアッ
プ検査装置に共通の処理であるが、ステップ#4におけ
る1次リングのピークの検出の処理は、請求項1から請
求項4の発明と、請求項5から請求項9の発明とで、多
少異なる。以下の説明では、ステップ#1〜#4の処理
を、基本的な処理と呼ぶ。
【0050】この実施例(請求項1の発明)では、その
後、先に述べた手順との処理を行う。図9は、この
発明のピックアップ検査装置において、スポット検査時
の主要な処理の流れを示すフローチャートである。図に
おいて、#11〜#14はステップを示す。
【0051】ステップ#11で、先の図8のフローの処
理を行い、強度分布In(x,y)における1次リング
のピークを検出する。ステップ#12で、(a−b)>
H、または(b−a)>Hであるかどうかチェックす
る。
【0052】もし、(a−b)>H、または(b−a)
>Hであれば、次のステップ#13で、スポットを異常
と判断して、この図9のフローを終了する。また、(a
−b)>H、または(b−a)>Hでなければ、ステッ
プ#14へ進み、スポットは正常と判断して、この図9
のフローを終了する。
【0053】なお、先の図8のフローのステップ#4で
行う処理、すなわち、強度分布In(x,y)における
1次リングのピークを検出する処理は、従来から公知で
あるが、ここで、そのフローを示す。図10は、1次リ
ングのピーク検出時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。図において、#21〜#23はステップ
を示す。
【0054】ステップ#21で、直線L上での強度分布
In(x,y)を平滑化する。ステップ#22で、点P
(xp,yp)からx座標の正の方向の極値を求め、最
大極値を与える点を1次リングのピークとする。
【0055】ステップ#23で、点P(xp,yp)か
らx座標の負の方向の極値を求め、最大極値を与える点
を1次リングのピークとする。以上のステップ#21〜
#23の処理によって、強度分布In(x,y)におけ
る1次リングのピークが検出される。
【0056】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例は、請求項2の発明に対応している。先の第1の実施
例では、ある1本の直線Lについて、その右側と左側と
の1次リングのピークの個数a,bに注目し、(a−
b)>H、または(b−a)>Hであれば、スポットを
異常と判断した。あるいは、(a/b)>H、または
(b/a)>Hのときに、スポットを異常と判断した。
【0057】しかし、このように、ある1本の直線Lに
ついてだけの判断では、直線Lの選択によって異なる場
合がある。例えば、図6の場合、y軸を直線Lとする
と、a<bであり、異常なスポットと判断されるが、x
軸を直線Lとすると、a=bであり、正常なスポットと
誤って判断される。
【0058】この第2の実施例では、このような不都合
を解消するために、直線Lとして、複数を選択する。こ
のように、複数の直線Lを選択(設定)すれば、先のよ
うな誤った判断を行う恐れが少なくなる(請求項2の発
明)。
【0059】この場合の判断方法としては、ある1本の
直線Lについて異常と判断された場合に、残りの直線L
については正常と判断されても、スポットとしては異常
と判断してもよいし、ある一定本数以上の直線について
異常と判断されたときのみ、スポットとして異常と判断
するようにしてもよい。このような判断基準は、スポッ
トに要求される品質の厳しさや測定の精度に応じて、任
意に設定することができる。
【0060】図11は、この発明の第2の実施例につい
て、スポット検査時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。図において、#31〜#37はステップ
を示す。
【0061】ステップ#31で、先の図8のフローの処
理を行い、強度分布In(x,y)における1次リング
のピークを検出する。次のステップ#32で、i=1に
する。ステップ#33へ進み、i≦nであるかどうかチ
ェックする。
【0062】もし、i≦nでなければ、ステップ#34
で、スポットは正常と判断して、この図11のフローを
終了する。また、i≦nであれば、ステップ#35へ進
み、(ai−bi)>H、または(bi−ai)>Hで
あるかどうかチェックする。
【0063】もし、(ai−bi)>H、または(bi
−ai)>Hでなければ、ステップ#36で、i=i+
1にして、再び先のステップ#33へ戻り、以下同様の
処理を行う。また、ステップ#35で判断した結果、
(ai−bi)>H、または(bi−ai)>Hであれ
ば、ステップ#37へ進み、スポットは異常と判断し
て、この図11のフローを終了する。
【0064】以上のステップ#31〜#37の処理によ
って、複数本の直線Liについての右側と左側の1次リ
ングのピークの個数が、所定値Hと比較されるので、先
の第1の実施例に比べて、判断の精度が向上される。な
お、ステップ#35では、(ai−bi)>H、または
(bi−ai)>Hについて判断したが、代りに、(a
i/bi)>H、または(bi/ai)>Hについて判
断することもできる。
【0065】
【実施例3】次に、第3の実施例を説明する。この実施
例は、請求項3の発明に対応している。先の第2の実施
例では、複数本の直線Liについて、その右側と左側と
の1次リングのピークの個数ai,biに注目し、(a
i−bi)>H、または(bi−ai)>Hであれば、
スポットを異常と判断した。
【0066】この第3の実施例でも、複数本の直線Li
について、その右側と左側との1次リングのピークの個
数ai,biに注目する点は共通であり、判断基準も類
似している。具体的には、1次リングのピークの個数の
アンバランスを、全n本の直線Liに関する平均値で評
価する。
【0067】この評価方法によれば、ある直線Lについ
てはアンバランスでも、他の直線Lについてはバランス
がとれている場合、全体の平均で良否を判断するので、
先の第2の実施例の評価方法よりも、ノイズに強い、と
いう利点がある。先の第1の実施例で述べた手順では、
とをn回繰り返えし、n回の平均値について、手順
とを行うことに相当する。
【0068】図12は、この発明の第3の実施例につい
て、スポット検査時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。図において、#41〜#49はステップ
を示す。
【0069】ステップ#41で、フレームメモリ11上
にスポット画像を取り込む。次のステップ#42で、強
度I(x,y)がピークとなる点P(xp,yp)を求
める。
【0070】ステップ#43で、i=0,S=0にす
る。ステップ#44で、S=S+(ai−bi)にす
る。次のステップ#45へ進み、i≦nであるかどうか
チェックする。
【0071】もし、i≦nであれば、ステップ#46へ
進み、i=i+1にして、再び先のステップ#44へ戻
り、以下同様の処理を繰り返えす。また、ステップ#4
5で判断した結果、i≦nでなければ、ステップ#47
へ進む。
【0072】ステップ#47では、(S/n)>H、ま
たは(−S/n)>Hであるかどうかチェックする。も
し、(S/n)>H、または(−S/n)>Hでなけれ
ば、スポットは正常と判断して、この図12のフローを
終了する。
【0073】また、ステップ#47で判断した結果、
(S/n)>H、または(−S/n)>Hであれば、ス
テップ#49へ進み、スポットは異常と判断して、この
図12のフローを終了する。以上のステップ#41〜#
49の処理によって、1次リングのピークの個数のアン
バランスが、全n本の直線Liに関する平均値で評価さ
れるので、ノイズに強い判断が実現される。
【0074】
【実施例4】次に、第4の実施例を説明する。この実施
例は、請求項4の発明に対応している。先に説明した第
1から第3の実施例では、直線の両側に存在する1次リ
ングのピークの個数のアンバランスによって、スポット
の正常異常を判断した。
【0075】この第4から第6の実施例では、領域の境
界線を単一の直線でなく、2本の直線で分割される4つ
の領域における1次リングのピークの個数によって、ス
ポットの正常異常を判断するようにしている。具体的に
いえば、点P(xp,yp)で交わる2直線の組合せを
Mとすれば、4つの領域に存在する1次リングのピーク
の個数を左廻りにa,b,c,dとするとき、値{(a
+c)−(b+d)}または値{(a+c)/(b+
d)}が、所定の値Hを超えたとき、異常なスポットと
判断することによって、より正確にスポットの異常が判
定できるようにしている。
【0076】理解を容易にするために、2直線Mをx軸
とy軸とすれば、先の図7(2) に示したような不規則に
歪んだスポットの場合に、特に顕著な効果が得られる。
この第4の実施例は、2直線Mによる4つの領域に分割
する点を除けば、先の第1の実施例に相当する場合であ
る。
【0077】図13は、この発明の第4の実施例につい
て、スポット検査時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。図において、#51〜#54はステップ
を示す。
【0078】この図13のフローは、第1の実施例で説
明した先の図9のフローの処理と基本的に同様であり、
ステップ#12の判断の代りに、ステップ#52で、
(a+c)−(b+d)>H、または(b+d)−(a
+c)>Hであるかどうかチェックする点が異なってい
る。
【0079】
【実施例5】次に、第5の実施例を説明する。この実施
例は、請求項5の発明に対応している。この第5の実施
例は、2直線Mによる4つの領域に分割する点を除け
ば、先の第2の実施例に相当する場合である。
【0080】この第5の実施例では、交わった2直線M
も、先の第2の実施例と同様に、1通りではなく、複数
の場合を想定している。したがって、先の第4の実施例
よりも、さらに正確にスポットの異常を判断することが
できる。なお、フローチャートも、図11のステップ#
35の判断の代りに、先の図13のステップ#52と同
様に、(a+c)−(b+d)>H、または(b+d)
−(a+c)>Hであるかどうかチェックればよい。
【0081】
【実施例6】次に、第6の実施例を説明する。この実施
例は、請求項6の発明に対応している。この第6の実施
例も、2直線Mによる4つの領域に分割する点を除け
ば、先の第3の実施例に相当する場合である。
【0082】この第6の実施例でも、先の第3の実施例
と類似の判断基準として、1次リングのピークの個数の
アンバランスを、全n本の直線Mに関する平均値で評価
するようにしている。したがって、先の第5の実施例よ
りも、ノイズに強い評価が可能になる。なお、フローチ
ャートも、図12のステップ#47の判断基準を変更す
るだけでよい。
【0083】
【実施例7】次に、第7の実施例を説明する。この実施
例は、請求項7と請求項8の発明に対応している。以上
の第1から第6の実施例では、評価のための判断式とし
て、(a−b)や(a+c)−(b+d)等を採用し
た。
【0084】しかし、実際上は、スポット形状の傾向の
違いや、異常とみなす判断基準の違い、測定精度等によ
って、異なる判断式を採用する方が良い場合が存在する
可能性がある。このような場合のために、1次リングの
ピーク値a,b(さらに、c,d)の各値を別個に計数
しておく手段を設けておく。
【0085】このように、各種の値a,b,c,d等を
計数する手段を備えることにより、検査装置としての用
途を広くすることが可能になる。図14は、この発明の
第7の実施例について、スポット検査時の主要な処理の
流れを示すフローチャートである。図において、#61
〜#63はステップを示す。
【0086】ステップ#61で、先の図8のフローの処
理を行い、強度分布In(x,y)における1次リング
のピークを検出する。次のステップ#62で、値ai,
biを計数し、ステップ#63へ進み、次の処理を行
う。
【0087】なお、請求項8の発明では、ステップ#6
2で、値ai,biだけでなく、値ci,diも計数す
る。以上のステップ#61〜#63の処理に得られる計
数値により、必要に応じてスポットの他の状態に関する
検査が可能になる。
【0088】
【実施例8】次に、第8の実施例を説明する。この実施
例は、請求項9の発明に対応しているが、請求項1から
請求項8の発明にも関連する。以上に説明した第1から
第7の実施例は、常に、スポットの強度がピークとなる
点Pを中心にして検査する場合である。
【0089】しかし、スポットの強度が全体的に強く、
カメラからの出力がピーク付近で飽和している場合に
は、強度がピークとなる点Pを検知することができな
い。図15は、カメラからの出力がピーク付近で飽和し
ている場合のスポットの強度分布の一例を示す図であ
る。図の43は飽和部分を示す。
【0090】この図15に示すように、スポットの強度
が全体的に強く、カメラからの出力がピーク付近で飽和
している場合には、点Pにおける強度I(x,y)は、
しきい値Ith以上である点の強度分布の重心G(xg,
yg)で代用する。この場合の強度分布I(x,y)の
重心G(xg,yg)は、次に示す式(1)と(2) で定義
される。
【0091】
【数5】
【0092】ここで、総和は、I(i,j)≧Ith以上
である全ての(i,j)について演算する。
【0093】このような演算によって得られるの重心G
(xg,yg)を用いれば、ピーク付近の飽和を気にす
る必要なしに、スポットの強度を上げて、その正常/異
常の判断を行うことができる。また、このように、全体
の強度を上げた場合には、リング部分の強度も上がるの
で、1次リングのピークが検出し易くなる、という利点
も生じる。
【0094】この第8の実施例では、先の説明した各実
施例で、点P(x,y)を、先の式(1) と(2) に示した
点G(xg,yg)に置き換えればよい。したがって、
請求項1から請求項8の各発明に適用することができ
る。
【0095】
【発明の効果】請求項1の発明は、各強度分布I(x,
y)における1次リングのピークを検出する手段と、点
P(xp,yp)を通る直線Lによって分割される撮像
素子上の2つの領域に存在する1次リングのピークの個
数を、それぞれa,bとするとき、値(a−b)または
値(a/b)と、所定の値Hとの大小を比較する手段、
とを有している。したがって、簡単な計算で、異常なス
ポットを検知することができる。
【0096】請求項2の発明は、点P(xp,yp)を
通る直線Lを複数個(L1,L2,……,Ln)設定す
る手段と、前記各々の直線Liによって分割される撮像
素子上の2つの領域に存在する1次リングのピークの個
数を、それぞれai,biとするとき、各Liに関し
て、値(ai−bi)または値(ai/bi)と、所定
の値Hとの大小を比較する手段、とを有している。した
がって、簡単な計算で、より正確に異常なスポットを検
知することができる。
【0097】請求項3の発明は、点P(xp,yp)を
通る直線Lを複数個(L1,L2,……,Ln)設定す
る手段と、前記各々の直線Liによって分割される撮像
素子上の2つの領域に存在する1次リングのピークの個
数を、それぞれai,biとするとき、
【数6】 と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを有してい
る。したがって、簡単な計算で、より正確に異常なスポ
ットを検知することができる。
【0098】請求項4の発明は、点P(xp,yp)で
交わる2直線によって分割される撮像素子上の4つの領
域に存在する1次リングのピークの個数を左廻りにa,
b,c,dとするとき、値{(a+c)−(b+d)}
または値{(a+c)/(b+d)}と、所定の値Hと
の大小を比較する手段、を有している。したがって、簡
単な計算で、より正確に異常なスポットを検知すること
ができる上、特に、不規則に歪んだスポットの検出に有
効である。
【0099】請求項5の発明では、点P(xp,yp)
で交わる2直線の組Mを複数個(M1,M2,……,M
n)設定する手段と、前記各々の直線Miによって分割
される撮像素子上の4つの領域に存在する1次リングの
ピークの個数を左廻りにai,bi,ci,diとする
とき、各Miに関して、値{(ai+ci)−(bi+
di)}または値{(ai+ci)/(bi+di)}
と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを有してい
る。したがって、簡単な計算で、より正確に異常なスポ
ットを検知することができる上、特に、不規則に歪んだ
スポットの検出に有効である。
【0100】請求項6の発明では、点P(xp,yp)
で交わる2直線の組Mを複数個(M1,M2,……,M
n)設定する手段と、前記各々の2直線の組Miによっ
て分割される撮像素子上の4つの領域に存在する1次リ
ングのピークの個数を左廻りにai,bi,ci,di
とするとき、
【数7】 と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを有してい
る。したがって、簡単な計算で、より正確に異常なスポ
ットを検知することができる上、特に、不規則に歪んだ
スポットの検出に有効である。
【0101】請求項7の発明では、点P(xp,yp)
を通る直線Lによって分割される撮像素子上の2つの領
域に存在する1次リングのピークの個数を、それぞれ計
数する手段、を有している。したがって、多様な判断基
準に即して、スポットの異常を検知することができる。
【0102】請求項8の発明では、点P(xp,yp)
で交わる2直線によって分割される撮像素子上の4つの
領域に存在する1次リングのピークの個数を、それぞれ
計数する手段、を有している。したがって、多様な判断
基準に即して、スポットの異常を検知することができ
る。
【0103】請求項9の発明では、点P(xp,yp)
の代りに、強度I(x,y)がしきい値Ith以上である
点の強度分布の重心G(xg,yg)を用いて演算処理
を行う手段、を有している。したがって、ピーク付近の
飽和を気にする必要なしに、スポットの強度を上げて、
その正常/異常の判断を行うことができる。また、全体
の強度を上げた場合には、リング部分の強度も上がるの
で、1次リングのピークが検出し易くなる、という利点
も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のピックアップ検査装置について、そ
の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】対物レンズの傾きが良好に調整され、かつ、歪
みがない場合のスポットの強度分布の一例を示す図であ
る。
【図3】図2で、点Pを通り、x軸と角度θ1をなす直
線22上でのスポットの強度分布の一例を示す図であ
る。
【図4】TVモニター12の画面上に表示されるスポッ
トの生画像の一例を示す図である。
【図5】図4に2点鎖線で示した直線29上での強度分
布について、その一例を示す図である。
【図6】異常なスポットの一例であり、1次リングが非
対称の場合を示す図である。
【図7】同じく異常なスポットの各一例であり、(1) と
(2) はそれぞれ1次リングが不規則の場合を示す図であ
る。
【図8】この発明のピックアップ検査装置において、ス
ポット検査時の基本的な処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図9】この発明のピックアップ検査装置において、ス
ポット検査時の主要な処理の流れを示すフローチャート
である。
【図10】1次リングのピーク検出時の主要な処理の流
れを示すフローチャートである。
【図11】この発明の第2の実施例について、スポット
検査時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図12】この発明の第3の実施例について、スポット
検査時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図13】この発明の第4の実施例について、スポット
検査時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図14】この発明の第7の実施例について、スポット
検査時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図15】カメラからの出力がピーク付近で飽和してい
る場合のスポットの強度分布の一例を示す図である。
【図16】従来の光学ヘッド調整工程を行う調整装置に
ついて、その要部構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップのハウジング 2 偏向プリズム 3 アクチュエータ 4 ネジ 5 対物レンズ 6 カバーガラス 7 顕微鏡 11 フレームメモリ 12 9と同様なTVモニター 13 コンピュータ 14 ディスプレイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)を通る直線Lによって分割され
    る撮像素子上の2つの領域に存在する1次リングのピー
    クの個数を、それぞれa,bとするとき、 値(a−b)または値(a/b)と、所定の値Hとの大
    小を比較する手段、とを備えたことを特徴とする光ピッ
    クアップのスポット検査装置。
  2. 【請求項2】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)を通る直線Lを複数個(L1,
    L2,……,Ln)設定する手段と、 前記各々の直線Liによって分割される撮像素子上の2
    つの領域に存在する1次リングのピークの個数を、それ
    ぞれai,biとするとき、 各Liに関して、値(ai−bi)または値(ai/b
    i)と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備え
    たことを特徴とする光ピックアップのスポット検査装
    置。
  3. 【請求項3】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)を通る直線Lを複数個(L1,
    L2,……,Ln)設定する手段と、 前記各々の直線Liによって分割される撮像素子上の2
    つの領域に存在する1次リングのピークの個数を、それ
    ぞれai,biとするとき、 【数1】 と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備えたこ
    とを特徴とする光ピックアップのスポット検査装置。
  4. 【請求項4】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)で交わる2直線によって分割さ
    れる撮像素子上の4つの領域に存在する1次リングのピ
    ークの個数を左廻りにa,b,c,dとするとき、 値{(a+c)−(b+d)}または値{(a+c)/
    (b+d)}と、所定の値Hとの大小を比較する手段、 とを備えたことを特徴とする光ピックアップのスポット
    検査装置。
  5. 【請求項5】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)で交わる2直線の組Mを複数個
    (M1,M2,……,Mn)設定する手段と、 前記各々の直線Miによって分割される撮像素子上の4
    つの領域に存在する1次リングのピークの個数を左廻り
    にai,bi,ci,diとするとき、 各Miに関して、値{(ai+ci)−(bi+d
    i)}または値{(ai+ci)/(bi+di)}
    と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備えたこ
    とを特徴とする光ピックアップのスポット検査装置。
  6. 【請求項6】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)で交わる2直線の組Mを複数個
    (M1,M2,……,Mn)設定する手段と、 前記各々の2直線の組Miによって分割される撮像素子
    上の4つの領域に存在する1次リングのピークの個数を
    左廻りにai,bi,ci,diとするとき、 【数2】 と、所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備えたこ
    とを特徴とする光ピックアップのスポット検査装置。
  7. 【請求項7】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)を通る直線Lによって分割され
    る撮像素子上の2つの領域に存在する1次リングのピー
    クの個数を、それぞれ計数する手段、とを備えたことを
    特徴とする光ピックアップのスポット検査装置。
  8. 【請求項8】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線の上における強度分布I(x,y)を求め
    る手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記点P(xp,yp)で交わる2直線によって分割さ
    れる撮像素子上の4つの領域に存在する1次リングのピ
    ークの個数を、それぞれ計数する手段、とを備えたこと
    を特徴とする光ピックアップのスポット検査装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8の検査装置におい
    て、 点P(xp,yp)の代りに、強度I(x,y)がしき
    い値Ith以上である点の強度分布の重心G(xg,y
    g)を用いて演算処理を行う手段を備えたことを特徴と
    する光ピックアップのスポット検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6550944B2 (en) 2000-05-15 2003-04-22 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicle headlamp
WO2008136315A1 (en) * 2007-04-26 2008-11-13 Ricoh Company, Ltd. Optical pickup and optical information processing device

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