JPH0636653B2 - 双方向通信ガス検針システム用耐雷方式 - Google Patents

双方向通信ガス検針システム用耐雷方式

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JPH0636653B2
JPH0636653B2 JP63263095A JP26309588A JPH0636653B2 JP H0636653 B2 JPH0636653 B2 JP H0636653B2 JP 63263095 A JP63263095 A JP 63263095A JP 26309588 A JP26309588 A JP 26309588A JP H0636653 B2 JPH0636653 B2 JP H0636653B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、双方向通信によるガス検針システムに用い
られる耐雷方式に関し、特に商用電源側或いは通信回線
双方からの外来サージ侵入によるシステム破壊から有効
に防護できるようにした耐雷方式に関する。
(従来の技術) 例えばLPG販売業者とLPG消費先にセンターおよび
端末をそれぞれ設置し、これらの間を電話回線等の通信
回線で結び、この通信回線を通じて端末からセンター
に、センターからの要求に基づいてガス検針データを通
報したり、随時ガス洩れなどの警告情報を通報できるよ
うにした双方向通信ガス検針システムが考えられてい
る。
第3図はこの種の検針システムの一般構成を示すもので
あり、11はセンター、12はセンター網制御装置(C
−NCU)、13および14は加入者交換機、15はノ
ーリギングトランク、16,17,18は加入者側に設
置されるもので、16は保安器、17は端末網制御装置
(NCU)、18は通信用コントローラ(HC)18
a,ガスメータ18b,ガス警報器18cなどからなる
端末である。
センター11は、例えばLPG販売業者の適当な場所に
設置され、多数のガス消費先の各々に設置されている端
末(図では一つのみを示しているが、実際には多数の端
末が存在する)に対して例えば月に一度ガス検針データ
の通報を要求し、この要求に応じて端末18から通報さ
れてくるガス検針データを収集して各ガス消費先に対す
る請求書発行業務を行ったり、各端末18から随時通報
されてくるガス洩れなどの警告情報を監視し、警告情報
の内容に応じた適切な処置を迅速にとるなどの業務を行
う。
したがって、加入者側端末18のうち保安器16,セン
ター網制御装置17およびコントローラ18aには通信
回線20、およびガス警報器18cにはトランス19で
降圧された商用電源(AC100V)21が接続され
る。
また、前記ガスメータ18bには別の電池電源,マイコ
ンおよびマイコンを中心とした集中監視システムが内蔵
されている。
ところで、これらの構成からなる制御装置17および端
末18は前記通信回線20および電源21に直接または
間接的に接続されるので、これらを伝わってくる主に雷
その他の原因による外来サージ電圧を原因とした内部シ
ステムの回路破壊が問題となっている。
雷による外来サージ電圧には二種類あり、直接雷および
誘導雷とに区別されているが、直線雷では、発生エネル
ギーが莫大であるため、どのような手段を講じても機器
の破壊を防護することはできず、また被害確率は極めて
小さいのでここでは無視する。
しかし、商用電源用の送電線,通信回線上に生じる誘導
雷はその発生確率が高く、これによって生じたサージ電
圧は電源線、通信回線を減衰,反射などを繰り返しつつ
機器内部に侵入する。
そして、周知のようにICなどの半導体素子は従来の真
空管或いは機械接点などに比較してサージ電圧に弱い特
性を持っており、また自己回復性がないため、永久破壊
に至るのがほとんどであり、例え破壊に至らなくても回
路が誤動作したり、劣化する惧れがあり、実際の被害の
例も多く報告されている。
この種の雷サージからシステムを構成するそれぞれの機
器の内部回路を保護するための対策として、従来ではそ
れぞれの内部回路の耐電圧を高めることが行われてい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この方式によれば、通常状態で必要以上
の耐電圧に設定することになり、システム全体が高価に
なるほか、このような耐電圧を高くしたとしても内部回
路の耐電圧以上のサージ電圧が加わった場合には無力で
あった。
また、雷による被害が顕著であることが判明してからは
耐雷アダプターを別部品として付加するなどしていた
が、高価であり、機器の配置も錯雑なものとなり、また
配置などによっては有効に作用しない惧れもあった。
この発明は、以上の問題を解決するものであって、通信
回線および電源双方からのサージ電圧をバイパスする回
路をそれぞれの内部回路の前段に設け、このバイパス回
路の接地側をガスメータに設けたギャップを通じて大地
側にアースすることによって、外来サージに対する防護
を有効に行えるようにした双方向通信ガス検針システム
用耐雷方式を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この発明は、商用電源側に接
続されるガス警報器と、大地にアースされたガスメータ
と、前記ガス警報器の出力端に接続されるとともに前記
ガスメータの入出力端に接続される通信用コントローラ
と、前記通信用コントローラの通信側入出力端に接続さ
れるとともに通信回線に接続されるセンター網制御装置
とを備えた双方向通信ガス検針システムにおいて、前記
ガス警報器の内部回路の商用電源側の前段に、サージ防
護用素子の組合わせからなるバイパス回路を設け、前記
バイパス回路の接地端を前記通信用コントローラの接地
端に接続するとともに、前記センター網制御装置の内部
回路の通信回線側の前段に、サージ防護用素子の組合わ
せからなるバイパス回路を設け、前記バイパス回路の接
地端を前記通信用コントローラの接地端に接続し、更に
前記ガスメータに、前記ガス警報器、ガスメータ、コン
トローラおよびセンター網制御装置の各内部回路の耐電
圧よりも低いギャップを設け、前記ギャップに一端を通
信用コントローラとガスメータを結ぶ信号伝送ラインと
に接続し、他端をガスメータのケースに接続したことを
特徴とする双方向通信ガス検針システムの耐雷方式を提
供する。
(作 用) 以上の構成によれば、いずれかの線上に侵入したサージ
電圧は信号伝送ラインおよびガスメータを通じて大地側
にアースされ、それぞれの内部回路に侵入することがな
い。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の第一実施例を示すものである。
図において、50はガス警報器、51はガスメータ、5
2は通信用コントローラ(HC)、53はセンター網制
御装置(NCU)である。
ガス警報器50はケース54と、ケース54内から引き
出され、トランス19によって降圧されたAC100V
の商用電源21側に接続する接続プラグ55と、ケース
54内にあって、前記接続プラグ55からの電源ライン
21a,21bにその入力端を接続したガス警報回路部
56とを備えている。
前記ガスメータ51は、屋外にあってガス配管中に接続
されるものであって、そのケース57の内部にマイコ
ン,遮断弁駆動回路等の制御回路部58、および図示し
ない遮断弁、流量検出センサーおよび駆動用電源を内蔵
している。
通信用コントローラ52はケース59と、ケース59内
に設けたガスセキュリテイシステム回路部60を備えて
いる。
センター網制御装置53はケース61と、ケース61の
内部に設けたセンター網制御回路部62を備えている。
そして、コントローラ52および制御装置53の回路部
60,62は前記警報器50の出力端に信号伝送ライン
50a,50bを介して接続されている。また、前記ガ
スメータ51の制御回路部58の入出力端は前記回路部
60の入出力端に信号伝送ライン58aを介して接続さ
れているとともに、コントローラ52の内部において前
記一方の信号伝送ライン50b側に信号伝送ライン58
bを介して接続されている。
前記警報器50にはケース54に導通した接地用端子6
3が設けられているとともに、回路部58の前段におい
て、電源ライン21a,21b間に耐サージ用のバイパ
ス回路を構成する一対のバリスタ64を接続し、その中
点、すなわち接地端を前記接地用端子63に接続してい
る。
また、前記制御装置53には前記と同様にそのケースに
導通した接地端子65が設けられているとともに、回路
部62の通信回線20に対する接続側前段において、そ
の内部に設けた通信線20a,20bの間に前記と同様
に一対のバリスタ64を接続し、その中点、すなわち接
地端を前記接地用端子65に接続している。
さらに、前記コントローラ52にもそのケース59に導
通する接地用端子66が設けられ、この接地用端子66
および前記警報器50,制御装置53に設けた接地用端
子63,65同士をそれぞれ接続ライン67,68を介
して接続している。
ガスメータ51の内部には信号伝送ライン58bに一端
を接続するとともに、他端をガスメータ51のケース5
7に接続する、耐サージ素子からなるギャップ72が設
けられる。
このギャップ72の耐電圧は、前記各回路部56,5
8,60,62の耐電圧より低く設定され(実線に各回
路部の耐電圧が50KV以上に設定されている場合には
40〜47KV程度の値)ており、それゆえに各回路部
の内部に侵入する前段でギャップ72側にバイパスさせ
る機能を有している。
前記各バリスタ64は、サージ電圧の瞬間的な立ち上が
りを平滑化する機能を有し、これによって構成されるバ
イパス回路は電源ライン21a,21bに乗ったサージ
電圧を接地用端子63を通じて接続ライン67側に流
し、信号伝送ライン58bおよびギャップ72を介して
ガスメータ51のケース57,ガス配管,LPガスボン
ベ等を通じて大地側へとアースされる。
逆に通信回線20側からサージ電圧が侵入した場合に
は、同じくバリスタ64によって構成されるバイパス回
路、ギャップ72を通じて大地側へとアースされるので
ある。
以上により、電源21側からのサージ電圧の侵入に対し
ても通信回線20側からのサージ電圧の侵入に対しても
それぞれの回路部の前段で接地側へとバイパスされ、各
機器の回路部を防護することになるのである。
なお、前記コントローラ52および制御装置53は同一
ケース内に収容されている場合もあり、信号伝送ライン
も実際にはさらに多くの接続本数となっている。
また、これらには前記電源21も供給されているが、こ
れらに外来サージが乗ろうとしても警報器50側のバイ
パス回路を通じて接地側に流れるので、これらの回路部
の前段には特に設ける必要はない。
図における実施例では、コントローラ52とガスメータ
51を接続する接地用の接続線を廃止し、コントローラ
52側のケース59内部で一方の信号伝送ライン58b
に接地用端子68を接続し、またガスメータ51のケー
ス内部にあって回路部58の前段でギャップ72側に並
列接続し、このギャップを介して信号伝送ライン58b
上に乗ったサージ電圧をこの部分にバイパスさせ、大地
側へとアースするようにしている。
この実施例ではガスメータ51と通信用コントローラ5
2との接続本数を一つ減ずることができ、配線が容易と
なる。
第2図はこの発明の第2実施例を示すものである。この
実施例では、前記実施例に加えて制御装置53と警報器
50を結ぶ信号伝送ライン50bを耐サージ用の接続ラ
インに共用している。
すなわち、この例ではバリスタ64の中点を信号伝送ラ
イン50bに接続するとともに、コントローラ51の内
部でこれと接地端子66および信号伝送ライン58bと
を接続している。
この実施例ではガスメータ51と通信用コントローラ5
2との接続本数を一つ減ずることができるとともに、コ
ントローラ52と制御装置53間の接続本数も一つ減ず
ることができ、さらに配線が容易となる。
[発明の効果] 以上各実施例によって詳細に説明したように、この発明
による双方向通信ガス検針システム用耐雷方式にあって
は、通信回線および電源のいずれかに雷などによるサー
ジ電圧が侵入した場合であっても内部回路の前段におい
てバイパス回路を通じてガスメータから接地側に逃げる
ようになっているので、個々の機器の耐電圧特性が十分
でなくとも内部回路の素子を保護できる。
また、この発明では、耐サージ用の素子の組合わせから
なる簡単なバイパス回路を回路部の前段に付加し、接地
側に内部回路より低い耐電圧に設定されたギャップを設
けるだけでサージ電圧に対する保護をおこなえるので、
構成が簡単であり、既存の回路構成も何等変更すること
がないので、安価に構成でき、従来の耐雷ユニットを外
部付加する場合に比べて機器の配置数を増すことがな
く、コンパクト化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例による電気的構成を示す
ブロック図、第2図は同第二実施例による電気的構成を
示すブロック図、第3図は従来の双方向通信ガス検針シ
ステムの構成を示すブロック図である。 20……通信回線 20a,20b……通信線 21……商用電源 21a,21b……電源ライン 50……ガス警報器 51……ガスメータ 52……通信用コントローラ 53……センター網制御装置 56,58,60,62……回路部 64……バリスタ(防護素子) 50a,50b,58a,58b……信号伝送ライン 63,65,66,70……接地用端子 67,68……接続ライン 72……ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01F 15/06 9107−2F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源側に接続されるガス警報器と、大
    地にアースされたガスメータと、前記ガス警報器の出力
    端に接続されるとともに前記ガスメータの入出力端に接
    続される通信用コントローラと、前記通信用コントロー
    ラの通信側入出力端に接続されるとともに通信回線に接
    続されるセンター網制御装置とを備えた双方向通信ガス
    検針システムにおいて、 前記ガス警報器の内部回路の商用電源側の前段に、サー
    ジ防護用素子の組合わせからなるバイパス回路を設け、
    前記バイパス回路の接地端を前記通信用コントローラの
    接地端に接続するとともに、前記センター網制御装置の
    内部回路の通信回線側の前段に、サージ防護用素子の組
    合わせからなるバイパス回路を設け、前記バイパス回路
    の接地端を前記通信用コントローラの接地端に接続し、
    更に前記ガスメータに、前記ガス警報器、ガスメータ、
    コントローラおよびセンター網制御装置の各内部回路の
    耐電圧よりも低いギャップを設け、前記ギャップに一端
    を通信用コントローラとガスメータを結ぶ信号伝送ライ
    ンとに接続し、他端をガスメータのケースに接続したこ
    とを特徴とする双方向通信ガス検針システム用耐雷方
    式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3016460U (ja) * 1995-03-31 1995-10-03 琢 横山 花粉症予防用マスク

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JPS5170433A (ja) * 1974-12-17 1976-06-18 Nippon Telegraph & Telephone Hiraihoshiki
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