JPH063731Y2 - 液圧制御弁付きマスタシリンダ - Google Patents
液圧制御弁付きマスタシリンダInfo
- Publication number
- JPH063731Y2 JPH063731Y2 JP1986203664U JP20366486U JPH063731Y2 JP H063731 Y2 JPH063731 Y2 JP H063731Y2 JP 1986203664 U JP1986203664 U JP 1986203664U JP 20366486 U JP20366486 U JP 20366486U JP H063731 Y2 JPH063731 Y2 JP H063731Y2
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- JP
- Japan
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- plunger
- poppet
- control valve
- auxiliary member
- cylinder hole
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Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 101100327917 Caenorhabditis elegans chup-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、2系統のブレーキシステムに利用される液
圧制御弁付きマスタシリンダに関し、特に、一系統がフ
ェイルしたとき、液圧制御弁による液圧制御機能を解除
可能としたものの改良に関する。
圧制御弁付きマスタシリンダに関し、特に、一系統がフ
ェイルしたとき、液圧制御弁による液圧制御機能を解除
可能としたものの改良に関する。
(従来の技術) この種の液圧制御弁付きマスタシリンダにおいては、主
ピストンおよび従ピストンをシリンダ孔に摺動自在に挿
入し、これらの両ピストンの間に主圧力室、従ピストン
とシリンダ孔底部との間に従圧力室を各々区画し、しか
も、主圧力室に連絡して形成した吐出部に液圧制御弁を
取り付けている。そして、液圧制御弁は、所定の予負荷
をもつばねで付勢されるプランジャと、このプランジャ
に形成した弁座に対向して配置されるポペットとを有し
ている。
ピストンおよび従ピストンをシリンダ孔に摺動自在に挿
入し、これらの両ピストンの間に主圧力室、従ピストン
とシリンダ孔底部との間に従圧力室を各々区画し、しか
も、主圧力室に連絡して形成した吐出部に液圧制御弁を
取り付けている。そして、液圧制御弁は、所定の予負荷
をもつばねで付勢されるプランジャと、このプランジャ
に形成した弁座に対向して配置されるポペットとを有し
ている。
液圧制御弁は、液圧が所定値以下では、ポペットがプラ
ンジャ側の弁座から離れた開状態にあるが、所定値を越
えると、ポペットがプランジャ側の弁座に着座した閉状
態となる。それにより、液圧制御弁は、液圧が所定値を
越えた段階において、主圧力室に連絡する入口側の液圧
(この液圧は前輪側の液圧と同じである。)に比べて、
後輪側のブレーキ装置に連絡する出口側の液圧を減圧制
御する。
ンジャ側の弁座から離れた開状態にあるが、所定値を越
えると、ポペットがプランジャ側の弁座に着座した閉状
態となる。それにより、液圧制御弁は、液圧が所定値を
越えた段階において、主圧力室に連絡する入口側の液圧
(この液圧は前輪側の液圧と同じである。)に比べて、
後輪側のブレーキ装置に連絡する出口側の液圧を減圧制
御する。
ところが、こうした液圧制御弁による制御が、前輪側の
ブレーキ回路に故障を生じたときにも行なわれるとすれ
ば、ブレーキ力不足の問題を生じてしまう。そこで、従
来、前輪側の系統がフェイルしたとき、液圧制御弁によ
る液圧制御機能を解除するようにしている。その具体案
として、たとえば、欧州特許出願公開第0157158
号公報に記載されているように、従ピストンが過剰スト
ロークしたときそのフランジ部がポペットの側部を押
し、ポペットを揺動させることによってポペットがプラ
ンジャ側の弁座から離れるようにした技術が知られてい
る。
ブレーキ回路に故障を生じたときにも行なわれるとすれ
ば、ブレーキ力不足の問題を生じてしまう。そこで、従
来、前輪側の系統がフェイルしたとき、液圧制御弁によ
る液圧制御機能を解除するようにしている。その具体案
として、たとえば、欧州特許出願公開第0157158
号公報に記載されているように、従ピストンが過剰スト
ロークしたときそのフランジ部がポペットの側部を押
し、ポペットを揺動させることによってポペットがプラ
ンジャ側の弁座から離れるようにした技術が知られてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ポペットを直接押して揺動させるようにした従来の技術
では、ポペットの一部をマスタシリンダの孔内に突き出
しておかなければならないため、液圧制御弁を組み付け
たままでは、ピストンを部品交換等のためにシリンダ孔
の外部に取り出すことができない。
では、ポペットの一部をマスタシリンダの孔内に突き出
しておかなければならないため、液圧制御弁を組み付け
たままでは、ピストンを部品交換等のためにシリンダ孔
の外部に取り出すことができない。
また、従ピストンの一部が直接ポペットを横に倒すよう
に押すことから、寸法精度の制約からポペットに過剰な
力を加えることもあり、ポペットが破損したり、あるい
は、揺動するポペットがシリンダ孔の内壁を傷めてピス
トンカップの損傷を来すおそれもある。
に押すことから、寸法精度の制約からポペットに過剰な
力を加えることもあり、ポペットが破損したり、あるい
は、揺動するポペットがシリンダ孔の内壁を傷めてピス
トンカップの損傷を来すおそれもある。
以上のような問題点を解決する手段として、従ピストン
の過剰ストロークを利用してポペット側を直接傾斜させ
るのではなく、プランジャ側の動きをも利用することに
よって、ポペットを間接的に傾斜させて液圧制御弁の調
圧機能を解除する方法が考えられる。しかし、その方法
を採用する場合、所定の液圧差に基づく力がプランジャ
に作用しているため、その比較的に大きな力による弊害
をできるだけ避けるようにすることが望まれる。
の過剰ストロークを利用してポペット側を直接傾斜させ
るのではなく、プランジャ側の動きをも利用することに
よって、ポペットを間接的に傾斜させて液圧制御弁の調
圧機能を解除する方法が考えられる。しかし、その方法
を採用する場合、所定の液圧差に基づく力がプランジャ
に作用しているため、その比較的に大きな力による弊害
をできるだけ避けるようにすることが望まれる。
この考案は、以上の点を考慮してなされたものであり、
ポペットを傾斜させるに対し、プランジャ側の動きを利
用する方法を採用した好適な技術を提供するものであ
る。
ポペットを傾斜させるに対し、プランジャ側の動きを利
用する方法を採用した好適な技術を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案では、実施例に対応する添付図面、特に第1図
に示すように、プランジャ42のポペット側端部にポペ
ット48を避けて延びる延長部52を一体的に設けると
ともに、この延長部52にプランジャ42の移動に応じ
てシリンダ孔12内に突出可能であり、従ピストン16
の過剰ストローク時シリンダ孔内の移動体16bと係合
可能な補助部材54を、ばね56により主圧力室24側
に付勢しつつ移動可能に係合させ、ポペット48と補助
部材54とを補助部材の傾斜に応じて傾斜可能に嵌合し
ている。そして、補助部材54の長さを、プランジャ4
2の非作動時には、シリンダ孔12内に突出しないよう
に設定してある。
に示すように、プランジャ42のポペット側端部にポペ
ット48を避けて延びる延長部52を一体的に設けると
ともに、この延長部52にプランジャ42の移動に応じ
てシリンダ孔12内に突出可能であり、従ピストン16
の過剰ストローク時シリンダ孔内の移動体16bと係合
可能な補助部材54を、ばね56により主圧力室24側
に付勢しつつ移動可能に係合させ、ポペット48と補助
部材54とを補助部材の傾斜に応じて傾斜可能に嵌合し
ている。そして、補助部材54の長さを、プランジャ4
2の非作動時には、シリンダ孔12内に突出しないよう
に設定してある。
(作用) 液圧制御弁70が非作動状態にある時、プランジャ42
は第1図に示すような静止状態にあり、そのプランジャ
42の動きに応じて動く補助部材54の先端はシリンダ
孔12内に突出するには至らない。したがって、液圧制
御弁70の有無にかかわらず、従ピストン16をシリン
ダ孔12の内部から外に取り出すことができる。
は第1図に示すような静止状態にあり、そのプランジャ
42の動きに応じて動く補助部材54の先端はシリンダ
孔12内に突出するには至らない。したがって、液圧制
御弁70の有無にかかわらず、従ピストン16をシリン
ダ孔12の内部から外に取り出すことができる。
しかし一方、液圧制御弁70の作動状態においては、プ
ランジャ42の動きに応じて補助部材54の上部はシリ
ンダ孔12内に突出する。ところで、前輪側のブレーキ
回路に故障が生じて従ピストン16が過剰ストロークす
ると、従ピストン16のつば部16bがプランジャ4
2、つまりは、補助部材54に対向する位置まで移動す
る。したがって、補助部材54は、第3図に示すよう
に、つば部16bによって頭を押さえられ傾斜し、それ
に応じてポペット48を傾斜させて液圧制御弁70の制
御機能を解除する。この場合、補助部材54はばね56
を付属しているので、そのばね56が緩衝ばねとして機
能し、補助部材56周りの各部品に無理な力が加わるの
を有効に防いでいる。
ランジャ42の動きに応じて補助部材54の上部はシリ
ンダ孔12内に突出する。ところで、前輪側のブレーキ
回路に故障が生じて従ピストン16が過剰ストロークす
ると、従ピストン16のつば部16bがプランジャ4
2、つまりは、補助部材54に対向する位置まで移動す
る。したがって、補助部材54は、第3図に示すよう
に、つば部16bによって頭を押さえられ傾斜し、それ
に応じてポペット48を傾斜させて液圧制御弁70の制
御機能を解除する。この場合、補助部材54はばね56
を付属しているので、そのばね56が緩衝ばねとして機
能し、補助部材56周りの各部品に無理な力が加わるの
を有効に防いでいる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を添付図面を参照しながら説
明する。基本となるのは第1図である。第1図は、液圧
制御弁を付属したタンデムマスタシリンダの、液圧制御
弁の付近の断面図であり、プランジャ42が非作動の状
態にある。それに対し、第2図は、プランジャ42が正
常に作動した時の液圧制御弁を示す断面図である。
明する。基本となるのは第1図である。第1図は、液圧
制御弁を付属したタンデムマスタシリンダの、液圧制御
弁の付近の断面図であり、プランジャ42が非作動の状
態にある。それに対し、第2図は、プランジャ42が正
常に作動した時の液圧制御弁を示す断面図である。
一部のみが示されるシリンダ本体10には、径が一様で
軸線に沿うシリンダ孔12が形成されている。シリンダ
孔12の中には、ピストンカップ14aを有する従ピス
トン16、およびピストンカップ14bを有する主ピス
トン18が摺動自在に挿入されている。両ピストン1
6,18は軸線を一にし、その間隔はカップ状のリテー
ナ20およびボルト22によって規定される。両ピスト
ン16,18間に、カップシール14a,14bによっ
て区画された室24が主圧力室であり、また、図には現
われない従ピストン16とシリンダ孔底部との間の室が
従圧力室である。主圧力室24および従圧力室の中に、
各々戻しばね26が設けられ、両ピストン16,18
は、主ピストン18の右端にプッシュッドからの押圧力
が加わらないかぎり、図のような戻り位置にある。この
戻り位置において、主ピストン18のピストンカップ1
4bの両側に、図示しないリザーバに通じるリリース孔
28と作動液の供給孔30が位置し、また、従ピストン
16のピストンカップ14aの右側に、液圧制御弁70
への連絡通路となる吐出孔32が位置している。
軸線に沿うシリンダ孔12が形成されている。シリンダ
孔12の中には、ピストンカップ14aを有する従ピス
トン16、およびピストンカップ14bを有する主ピス
トン18が摺動自在に挿入されている。両ピストン1
6,18は軸線を一にし、その間隔はカップ状のリテー
ナ20およびボルト22によって規定される。両ピスト
ン16,18間に、カップシール14a,14bによっ
て区画された室24が主圧力室であり、また、図には現
われない従ピストン16とシリンダ孔底部との間の室が
従圧力室である。主圧力室24および従圧力室の中に、
各々戻しばね26が設けられ、両ピストン16,18
は、主ピストン18の右端にプッシュッドからの押圧力
が加わらないかぎり、図のような戻り位置にある。この
戻り位置において、主ピストン18のピストンカップ1
4bの両側に、図示しないリザーバに通じるリリース孔
28と作動液の供給孔30が位置し、また、従ピストン
16のピストンカップ14aの右側に、液圧制御弁70
への連絡通路となる吐出孔32が位置している。
液圧制御弁70のハウジング34は、シール部36をは
さんで互いにねじ結合した二つの部材34aと34bと
から成る。こうしたハウジング34は、一方の部材34
aの端部が圧力シール38をはさんでシリンダ本体10
のボス部10aにねじ結合されて吐出孔32に連絡する
一方、他方の部材34bの端部に出口40が設けられ、
そこには後輪側のホイールシリンダに連絡する配管が接
続される。ハウジング34の中には、中央に貫通孔42
aを有する段付きのプランジャ42が設けられている。
プランジャ42は上方に小径部分42b、下方に中径部
分42c、その中間に大径なフランジ部分42dを有す
る。こうしたプランジャ42は、フランジ部分42dを
介して加わる予負荷ばね44の力を受けつつ、上下の2
箇所で案内されて上下動可能である。プランジャ42
は、液圧が低い段階では、予負荷ばね44の力によっ
て、中途のフランジ部42dが部材34b側の段部34
cに当たり第1図に示すような静止状態にある。しか
し、液圧が高まり、プランジャ42周りのシールリング
46a,46bによって定まる有効差面積部分に作用す
る力が予負荷ばね44の力に打ち勝つと、プランジャ4
2は図の上方に移動して第2図に示すような状態とな
る。それにより、プランジャ42の上端の弁座42eに
ポペット48の中央突出部48aが着座すると、それ以
降液圧制御弁70は、出口40側の液圧を主圧力室24
側に比べて液圧制御する。
さんで互いにねじ結合した二つの部材34aと34bと
から成る。こうしたハウジング34は、一方の部材34
aの端部が圧力シール38をはさんでシリンダ本体10
のボス部10aにねじ結合されて吐出孔32に連絡する
一方、他方の部材34bの端部に出口40が設けられ、
そこには後輪側のホイールシリンダに連絡する配管が接
続される。ハウジング34の中には、中央に貫通孔42
aを有する段付きのプランジャ42が設けられている。
プランジャ42は上方に小径部分42b、下方に中径部
分42c、その中間に大径なフランジ部分42dを有す
る。こうしたプランジャ42は、フランジ部分42dを
介して加わる予負荷ばね44の力を受けつつ、上下の2
箇所で案内されて上下動可能である。プランジャ42
は、液圧が低い段階では、予負荷ばね44の力によっ
て、中途のフランジ部42dが部材34b側の段部34
cに当たり第1図に示すような静止状態にある。しか
し、液圧が高まり、プランジャ42周りのシールリング
46a,46bによって定まる有効差面積部分に作用す
る力が予負荷ばね44の力に打ち勝つと、プランジャ4
2は図の上方に移動して第2図に示すような状態とな
る。それにより、プランジャ42の上端の弁座42eに
ポペット48の中央突出部48aが着座すると、それ以
降液圧制御弁70は、出口40側の液圧を主圧力室24
側に比べて液圧制御する。
プランジャ42は吐出孔32に隣り合う室50に位置し
ているが、その周囲は上方が開口した箱型の部材52お
よびそれに組み合った補助部材54によって取り囲まれ
ている。箱型の部材52は、底部の中央部分の孔にプラ
ンジャ42の小径部分42bの端を受け入れてプランジ
ャ42と一体化し、プランジャ42の延長部として機能
している。この延長部52も室50を区画する部材34
aの内壁に沿って、プランジャ42と動きを共にする。
なお、延長部としての箱型の部材52には、底部にポペ
ット48のピン48bを通す孔52a、上端部に補助部
材54の抜止め用の突部52bが各々設けられている。
ているが、その周囲は上方が開口した箱型の部材52お
よびそれに組み合った補助部材54によって取り囲まれ
ている。箱型の部材52は、底部の中央部分の孔にプラ
ンジャ42の小径部分42bの端を受け入れてプランジ
ャ42と一体化し、プランジャ42の延長部として機能
している。この延長部52も室50を区画する部材34
aの内壁に沿って、プランジャ42と動きを共にする。
なお、延長部としての箱型の部材52には、底部にポペ
ット48のピン48bを通す孔52a、上端部に補助部
材54の抜止め用の突部52bが各々設けられている。
また、補助部材54は、ポペット48の軸部48cの径
に適う内径をもつ筒部分54aと、筒部分54aの下端
部に位置するフランジ部分54bとから成る。この補助
部材54は、筒部54aの内側にポペット48の軸部4
8cを受け入れつつ、フランジ部分54bを延長部52
の内周に入れることによって、延長部52と組み合って
いる。こうして組み合った延長部52と補助部材54の
中に、ポペット48はばね56によって下方に付勢され
た形態で収納されている。ポペット48は、ばね56の
力により下部のピン48bを部材34a側の段部34d
に当て、また、補助部材54のフランジ部分54bを突
部52bにあてている。しかし、ポペット48の軸部4
8cは補助部材54の筒部分54aを越えて付き出るこ
とはなく、しかも、第1図に示す液圧制御弁70の非作
動時、補助部材54の筒部分54aの上端もまたシリン
ダ孔12の中にまでは入り込んではいない。なお、ポペ
ット48に設けた切欠き通路58aおよび通孔58b
は、液通路の確保のためのものである。
に適う内径をもつ筒部分54aと、筒部分54aの下端
部に位置するフランジ部分54bとから成る。この補助
部材54は、筒部54aの内側にポペット48の軸部4
8cを受け入れつつ、フランジ部分54bを延長部52
の内周に入れることによって、延長部52と組み合って
いる。こうして組み合った延長部52と補助部材54の
中に、ポペット48はばね56によって下方に付勢され
た形態で収納されている。ポペット48は、ばね56の
力により下部のピン48bを部材34a側の段部34d
に当て、また、補助部材54のフランジ部分54bを突
部52bにあてている。しかし、ポペット48の軸部4
8cは補助部材54の筒部分54aを越えて付き出るこ
とはなく、しかも、第1図に示す液圧制御弁70の非作
動時、補助部材54の筒部分54aの上端もまたシリン
ダ孔12の中にまでは入り込んではいない。なお、ポペ
ット48に設けた切欠き通路58aおよび通孔58b
は、液通路の確保のためのものである。
さて、液圧が高まった場合、プランジャ42は、第2図
に示すように、上方に移動し、その上端の弁座42eに
ポペット48の中央突部48aを着座させて後輪側の減
圧制御を行なう。このとき、プランジャ42の延長部5
2もプランジャと共に移動し、それに伴なって、ばね5
6に付勢された補助部材54の筒部分54aの上部は所
定量シリンダ孔12内に突出する。ところで、前輪側の
系統がフェイルしたとすると、従ピストン16は即座に
過剰ストロークし、筒状部16aの先端のつば部16b
を吐出孔32に対向させる。そこで、そうした上端にお
いて、液圧が高まりプランジャ42が上方に移動する場
合、プランジャ42の動き自体は押さえられることはな
いが、補助部材54の上部は従ピストン16のつば部1
6bに当たり、上方への動きを制限されて第3図に示す
ように傾斜する。この補助部材54の傾斜に応じて、内
側のポペット48も傾斜し、弁座42eに対しての着座
ができなくなる。すなわち、液圧制御弁70は調圧機能
を解除した状態になる。この場合、補助部材54の上端
が従ピストン16のつば部16bに触れ力を加えるが、
その力はばね56の変形に基づくものであり、小さなも
のである。したがって、そのような小さな力によって
は、従ピストン16のこじり等の不都合を生じることは
ない。なお、補助部材54およびポペット48を円滑に
傾斜させるために、実施例のように、つば部16bに適
度なテーパ面16cを設けておくのが好ましい。また、
実施例では、補助部材54を付勢するばね56として、
ポペット48を弁座42e側に付勢する弁ばねを用いる
ようにしているので、構造を簡単にすることができる。
に示すように、上方に移動し、その上端の弁座42eに
ポペット48の中央突部48aを着座させて後輪側の減
圧制御を行なう。このとき、プランジャ42の延長部5
2もプランジャと共に移動し、それに伴なって、ばね5
6に付勢された補助部材54の筒部分54aの上部は所
定量シリンダ孔12内に突出する。ところで、前輪側の
系統がフェイルしたとすると、従ピストン16は即座に
過剰ストロークし、筒状部16aの先端のつば部16b
を吐出孔32に対向させる。そこで、そうした上端にお
いて、液圧が高まりプランジャ42が上方に移動する場
合、プランジャ42の動き自体は押さえられることはな
いが、補助部材54の上部は従ピストン16のつば部1
6bに当たり、上方への動きを制限されて第3図に示す
ように傾斜する。この補助部材54の傾斜に応じて、内
側のポペット48も傾斜し、弁座42eに対しての着座
ができなくなる。すなわち、液圧制御弁70は調圧機能
を解除した状態になる。この場合、補助部材54の上端
が従ピストン16のつば部16bに触れ力を加えるが、
その力はばね56の変形に基づくものであり、小さなも
のである。したがって、そのような小さな力によって
は、従ピストン16のこじり等の不都合を生じることは
ない。なお、補助部材54およびポペット48を円滑に
傾斜させるために、実施例のように、つば部16bに適
度なテーパ面16cを設けておくのが好ましい。また、
実施例では、補助部材54を付勢するばね56として、
ポペット48を弁座42e側に付勢する弁ばねを用いる
ようにしているので、構造を簡単にすることができる。
なお、図に示した実施例では、従ピストン16と一体の
つば部16bによって、補助部材54を傾斜させるよう
にしているが、補助部材54を傾斜させる部材として
は、他の移動体、たとえば、従ピストン16と別体のも
のを用いることもできる。
つば部16bによって、補助部材54を傾斜させるよう
にしているが、補助部材54を傾斜させる部材として
は、他の移動体、たとえば、従ピストン16と別体のも
のを用いることもできる。
(考案の効果) この考案によれば、ポペット48を傾斜させるに対し、
プランジャ42側の動きを利用する方法を採用した好適
な技術を得ることができる。
プランジャ42側の動きを利用する方法を採用した好適
な技術を得ることができる。
第1図はこの考案の一実施例の要部を示す断面図、第2
図は同じ実施例の別の状態を示す断面図、第3図は作用
を説明するための部分的な図である。 12…シリンダ孔、16…従ピストン、 24…主圧力室、42…プランジャ、 42e…弁座、48…ポペット、 52…箱型の部材(延長部)、54…補助部材、 56…ばね、70…液圧制御弁。
図は同じ実施例の別の状態を示す断面図、第3図は作用
を説明するための部分的な図である。 12…シリンダ孔、16…従ピストン、 24…主圧力室、42…プランジャ、 42e…弁座、48…ポペット、 52…箱型の部材(延長部)、54…補助部材、 56…ばね、70…液圧制御弁。
Claims (1)
- 【請求項1】主ピストンおよび従ピストンをシリンダ孔
に摺動自在に挿入し、これらの両ピストンの間に主圧力
室、従ピストンとシリンダ孔底部との間に従圧力室を各
々区画し、しかも、主圧力室に連絡して形成した吐出部
に液圧制御弁を取り付け、この液圧制御弁が、所定の予
負荷をもつばねで付勢されるプランジャと、このプラン
ジャに形成した弁座に対向して配置されるポペットとを
有している液圧制御弁付きマスタシリンダにおいて、前
記プランジャのポペット側端部にポペットを避けて延び
る延長部を一体的に設けるとともに、この延長部に前記
プランジャの移動に応じて前記シリンダ孔内に突出可能
であり、前記従ピストンの過剰ストローク時シリンダ孔
内の移動体と係合可能な補助部材を、ばねにより主圧力
室側に付勢しつつ移動可能に係合させ、前記ポペットと
補助部材とを補助部材の傾斜に応じて傾斜可能に嵌合
し、しかも、前記補助部材の長さを、前記プランジャの
非作動時には、前記シリンダ孔内に突出しないように設
定した液圧制御弁付きマスタシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986203664U JPH063731Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 液圧制御弁付きマスタシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986203664U JPH063731Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 液圧制御弁付きマスタシリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63107267U JPS63107267U (ja) | 1988-07-11 |
| JPH063731Y2 true JPH063731Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31169206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986203664U Expired - Lifetime JPH063731Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 液圧制御弁付きマスタシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063731Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067018Y2 (ja) * | 1989-02-14 | 1994-02-23 | 株式会社ナブコ | 液圧制御弁 |
| JP2562069B2 (ja) * | 1990-02-23 | 1996-12-11 | 株式会社ナブコ | 液圧制御弁 |
| JPH0634196Y2 (ja) * | 1990-11-17 | 1994-09-07 | 株式会社ナブコ | ハウジング構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61133463U (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-20 |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP1986203664U patent/JPH063731Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63107267U (ja) | 1988-07-11 |
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