JPH0637368B2 - 農園芸用殺菌剤 - Google Patents

農園芸用殺菌剤

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JPH0637368B2
JPH0637368B2 JP62048854A JP4885487A JPH0637368B2 JP H0637368 B2 JPH0637368 B2 JP H0637368B2 JP 62048854 A JP62048854 A JP 62048854A JP 4885487 A JP4885487 A JP 4885487A JP H0637368 B2 JPH0637368 B2 JP H0637368B2
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【発明の詳細な説明】 イ)発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、下記の化学構造式で示される亜鉛イオン配位
マンガニーズエチレンビスジチオカーバメート(以下
「マンゼブ」と称する)と4−クロロベンジル−N−
2,4−ジクロロフェニル−2−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)チオアセトイミダート(以下
「化合物A」と称する)との混合物を活性成分として含
有することを特徴とする農園芸用殺菌剤に関する。
本発明の農園芸用殺菌剤は、果樹、野菜、穀類などの各
種作物を加病して多大な被害をもたらす植物秒原菌の防
除に有効である。
ゆえに、本発明は農業ならびに園芸分野で殺菌剤として
使用することができる。
従来の技術 本発明の農園芸用殺菌剤の一方の活性成分であるマンゼ
ブは、農園芸用殺菌剤として公知であり、野菜、果樹、
花卉、穀類の各種病害防除に散布剤として、あるいは土
壌施用剤、種子消毒剤として広く使用されている。これ
らの薬剤は、防除活性スペクトラムが広く、また薬害の
ない優れた薬剤である。これらのことは「農薬ハンドブ
ック1985年版」(社団法人 日本植物防疫協会 昭
和60年1月30日発行)の第166頁、第172頁〜
第173頁、第530頁などに記載されている。また、
これらの1種を含む混合剤が農園芸用殺菌剤として使用
されることも、例えば、マンゼブとDPCなどの組み合
わせについて、前記「農薬ハンドブック1985年版」
の第173頁に記載されている。
なお、上記薬剤名は、前記の「農薬ハンドブック」に記
載の一般名である。
一方、化合物Aは、本発明者らによって見出された化合
物であって、野菜、果樹のうどんこ病、さび病、黒星
病、ビートの褐斑病などの防除に有効な公知化合物であ
る(特開昭58−65281号公報)。また、化合物A
を含む混合剤として、特開昭59−7105号公報(化
合物A+プロシミドン)、特開昭59−7103号公報
(化合物A+ガスガマイシン)、特開昭59−1370
3号公報(化合物A+ポリオキシン群抗生物質)、特開
昭59−16803号公報(化合物A+イプロジオン、
ビンクロゾリン)、特開昭59−16808号公報[化
合物A+ベノミル、チオファネートメチル、チアベンダ
ゾール、MBC<2−(メトキシカルボニルアミノ)−
ベンツイミダゾール>]などが知られている。かっこ内
は、前記の「農薬ハンドブック」に記載の一般名であ
る。しかし、マンゼブと化合物Aとの混合剤を農園芸用
殺菌剤として用いることは知られていない。
発明が解決しようとする課題 本発明の活性成分の1つであるマンゼブは広い防除活性
スペクトラムを有する。しかし、常に安定した高い防除
効果を得ようとすれば、著しく高濃度で散布しなければ
ならず、このような高濃度散布は作物に薬害をもたらす
危険性がある。しかも、病害発生前から予防的に散布す
る必要があり、病原菌の植物体侵入後の散布では効果が
ない。また、高濃度で散布しても多発下での病害防除効
果は不十分である。そのため、散布回数を多くするなど
の必要があり、経済的、労力的に問題がある。
また、もう一方の活性成分である化合物Aは、キュウ
リ、メロン、ナス、リンゴ、ブドウ、バラ、ムギ類のう
どんこ病や、ムギ類、ブドウ、ネギ、キクなどの銹病に
対しても比較的低薬量で高い効果を示す。そして、化合
物Aは、ビート褐斑病、リンゴ斑点落葉病、リンゴ黒星
病、リンゴ赤星病、モモ縮葉病、ブドウ黒とう病などの
病害に防除活性を示すが、これらの病害を防除するに要
する薬量は、各種作物のうどんこ病、銹病を防除する場
合の薬量の5倍以上を散布しなければならないという欠
点を有する。
さらに、本発明の各々の活性成分の単独成分では、後記
試験例でも明らかなように、従来の薬剤耐性菌に対して
も感受性菌と同等の効果を示すにとどまり、持続性も低
いため実用性に欠ける。
本発明は、従来の薬剤の有するこのような欠点を補い、
低薬量の散布でも安定して相乗的で持続性の高い防除効
果を発揮しうる農園芸用殺菌剤を提供することを目的と
するものである。
ロ)発明の構成 課題を解決するための手段 本発明者らは、従来の殺菌剤の欠点を補い、活性成分の
優れた特性を活かした農園芸用殺菌剤を開発すべく鋭意
研究を重ねた。その結果、本発明を完成した。
本発明によれば、化合物Aとマンゼブからなる2種混合
殺菌剤を散布することにより、予期しがたい低薬量で相
乗的で持続性の高い病害防除効果を発揮し、各種植物病
害を完全に防除しうることを見出して、本発明を完成す
るにいたった。
作用 本発明の農園芸用殺菌剤において、化合物Aとマンゼブ
との組み合わせは、野菜のうどんこ病、リンゴ、ナシの
黒星病、赤星病、輪紋病、リンゴ斑点落葉病、ナシ黒斑
病、モモの縮葉病、黒星病、灰星病、ブドウ黒とう病、
ビート、ラッカセイの褐斑病、トマト葉かび病、イチゴ
灰色かび病、麦類のなまぐさ黒穂病などの防除のための
活性成分として作用する。そして、これらの活性成分を
使用したときの効果は、単独使用では防除効果の弱い薬
剤耐性菌や薬剤感受性菌に対しても併用することによっ
て、実用上、十分な防除効果が発揮される。
このような優れた作用を発揮するようになる原因は必ず
しも明らかではないが、本発明の化合物Aは、病原菌の
細胞膜に含まれる必須成分であるエルゴステロールの生
合成を阻害して膜機能を失わせることによって、病原菌
の生育を阻止するものと思われる。
一方、マンゼブの殺菌作用は、菌体内のSH酵素や金属
酵素と反応して、その働きを抑制することによると考え
られている。この相互に異なった作用特性を有する2剤
の混用による相乗活性は、化合物Aにより病原菌の膜機
能の低下によって、マンゼブの菌体内への取り込みが容
易となり、より強力に作用するようになるためではない
かと推定される。
実施例 (農園芸用殺菌剤の製剤化方法) 本発明の農園芸用殺菌剤を製造するには、本発明の活性
成分と適当な担体および補助剤、例えば、界面活性剤、
結合剤、安定剤などを配合して、常法によって、水和
剤、乳剤、液剤、ゾル剤(フロアブル剤)、油剤、粉
剤、DL(ドリフトレス型)粉剤、微粒剤、粗粉剤など
に製剤化すればよい。
これらの製剤中の活性成分の含有率は、水和剤、乳剤、
液剤、ゾル剤、油剤の場合は1〜90%(重量%;以下
同じ)の範囲、粉剤、DL粉剤、微粒剤の場合は0.5
〜10%の範囲、粒剤の場合は1〜10%の範囲で含有
することができる。
前記において、使用できる担体として、農園芸用薬剤に
常用されるものであれば固体、または液体のいずれでも
使用でき、特定のものに限定されるものではない。
例えば、固体担体としては、鉱物質粉末(カオリン、ベ
ントナイト、クレー、モンモリロナイト、タルク、珪藻
土、雲母、バーミキュライト、石膏、炭酸カルシウム、
燐灰石、ホワイトカーボン、消石灰、珪砂、硫安、尿
素、など)、植物粉末(大豆粉、小麦粉、木粉、タバコ
粉、でんぷん、結晶セルロース、など)、高分子化合物
(石油樹脂、ポリ塩化ビニル、ケトン樹脂、ダンマルガ
ムなど)、アルミナ、珪酸塩、糖重合体、高分散性珪
酸、ワックス類などが挙げられる。
また、液体担体としては、水、アルコール類(メチルア
ルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、iso−プロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、エチレングリコール、ベンジルアルコール、な
ど)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、クロルベンゼン、クメン、メチル
ナフタレン、など)、ハロゲン化炭化水素類(クロロホ
ルム、四塩化炭素、ジクロルメタン、クロルエチレン、
トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタ
ン、など)、エーテル類(エチルエーテル、エチレンオ
キシド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、など)、ケ
トン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン、メチルイソブチルケトン、など)、エステル類
(酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリコールアセテ
ート、酢酸アミル、など)、酸アミド類(ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、など)、ニトリル類
(アセトニトリル、プロピオニトリル、アクリロニトリ
ル、など)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド、
など)、アルコールエーテル類(エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、など)、脂肪族または脂環式炭化水素類(n−ヘ
キサン、シクロヘキサン、など)、工業用ガソリン(石
油エーテル、ソルベントナフサ、など)、そして石油留
分(パラフィン類、灯油、軽油、など)が挙げられる。
また、乳剤、水和剤、ゾル剤(フロアブル剤)などの製
剤に際して、乳化、分散、可溶化、湿潤、発泡、潤滑、
拡展などの目的で界面活性剤(または乳化剤)が使用さ
れる。このような界面活性剤としては、次に示されるも
のが挙げられるが、もちろんこれらの例示のみに限定さ
れるものではない。
非イオン系 ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン
アルキルエステル、ソルビタンアルキルエステル、な
ど。
陰イオン系 アルキルベンゼンスルホネート、アルキルスルホサクシ
ネート、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンア
ルキルサルフェート、アリールスルホネート、など。
陽イオン系 アルキルアミン類(ラルリルアミン、ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロリド、アルキルジメチルベンジル
アンモニウムクロリド、など)ポリオキシエチレンアル
キルアミン類など。
両性型 カルボン酸(ベタイン型)、硫酸エステル、など。
また、これらのほかに、ポリビニルアルコール(PV
A)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、アラビ
アゴム、ポリビニルアセテート、ゼラチン、カゼイン、
アルギン酸ソーダ、トラガカントガム、などの各種補助
剤を使用することができる。
また、本発明の農園芸用殺菌剤に他の殺菌成分、殺虫成
分を混合して用いることができる。そして、その混用に
より適用病害虫、使用方法、使用時期、などの拡大をは
かることができる。
次に本発明の実施例を示す。なお、実施例中で部とある
のはすべて重量部である。
実施例1(水和剤) マンゼブ 60部、化合物A 3部、ホワイトカーボン
10部、ラウリルサルフェート 3部、リグニンスル
ホン酸カルシウム 2部およびクレー 22部を混合し
て十分粉砕し、水和剤を得る。
実施例2(水和剤) マンゼブ 40部、化合物A 3部、ホワイトカーボン
10部、ラウリルサルフェート 3部、ナフタレンスル
ホン酸ソーダホルマリン縮合物 2部およびクレー 4
2部を混合して十分粉砕し、水和剤を得る。
実施例3(水和剤) マンゼブ 50部、化合物A 5部、ホワイトカーボン
10部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル3
部、リグニンスルホン酸カルシウム 2部およびクレー
30部を混合して十分粉砕し、水和剤を得る。
実施例4(水和剤) マンゼブ 40部、化合物A 4部、ホワイトカーボン
10部、アルキルベンゼンスルホン酸 3部、リグニン
スルホン酸カルシウム 2部およびクレー 41部を混
合して十分粉砕し、水和剤を得る。
実施例5(水和顆粒剤) マンゼブ 50部、化合物A 5部、ラウリルサルフェ
ート 8部およびクレー 37部を混合し、粉砕する。
次いで、水15部を添加し、混練後、押し出し造粒機で
造粒し、乾燥後、篩別(14〜32mesh)して水和
顆粒剤を得る。
実施例6(フロアブル) 水 22部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル 1部およびリグニンスルホン酸ナトリウム塩、4部
を加えて攪拌し、次に微粉砕したマンゼブ 60部と化
合物A 3部を加えて攪拌し、更に2%キサンタンガム
水溶液10部を加えて更に攪拌し、フロアブルを得る。
本発明の農園芸用殺菌剤の使用方法は、一般に次のとお
りである。すなわち、水和剤、ゾル剤(フロアブル剤)
の場合は、水で200〜3000倍に希釈して、一般に
200〜2000ppmの溶液に調製される。そして1
0アール当り、この希釈液を50〜400の範囲で植
物の病害発生部位の茎葉に散布される。
また、粉剤の場合は、10アール当り2〜5kg(活性
成分として50〜500g程度)を植物体上に散布すれ
ばよい。
ハ)発明の効果 本発明の農園芸用殺菌剤を使用すると、次のような作用
効果がもたらされる。すなわち、各種の植物病害、リン
ゴの黒星病、赤星病、うどんこ病、斑点落葉病、輪紋
病、黒点病、すす点上、すす斑病、モニリア病、褐斑
病、ナシの黒星病、赤星病、うどんこ病、黒斑病、輪紋
病、モモの縮葉病、黒星病、フォモプシス腐敗病、灰星
病、ブドウの晩腐病、褐斑病、灰色かび病、黒とう病、
うどんこ病、さび病、オウトウの灰星病、ウメの黒星
病、カキの円星落葉病、うどんこ病、キュウリ、メロ
ン、カボチャのうどんこ病、炭そ病、べと病、黒星病、
ナスのうどんこ病、トマトのうどんこ病、疫病、葉かび
病、イチゴのうどんこ病、灰色かび病、ネギのさび病、
茶の炭そ病、綱もち病、もち病、麦類のうどんこ病、さ
び病、なまぐさ黒穂病、眼紋病、ビート、ラッカセイの
褐斑病、バラの黒星病、うどんこ病、黒点病、キクの白
さび病、黒さび病、芝のさび病、ブラウンパッチ、ピシ
ウムパッチなどに対し、相乗的で持続性の高い防除効果
を示す。この高い防除効果は、化合物A 1部(重量
部;以下同じ)に対して、マンゼブを10〜25部の混
合比で配合することによりもたらされる。
第2に、本発明の農園芸用殺菌剤はこのような優れた作
用効果を奏するため、薬剤の使用量を各々の単独使用の
場合の2分の1から5分の1に減らしても十分な防除効
果が得られ、薬量低減効果を有する。
上記したような優れた防除効果を発揮させるには、本発
明の農園芸用殺菌剤を、病害の発生前あるいは発生後に
適当な散布装置を用いて、植物茎葉に直接散布すること
によって、対象病害を有効に防除することができる。
第3に、このような使用によっても有用作物、例えば、
リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、オウトウ、ウメ、カキ、
キュウリ、メロン、スイカ、ナス、トマト、イチゴ、ネ
ギ、茶、大麦、小麦、ビート、ラッカセイ、バラ、キ
ク、芝などに薬害を与えることもない。
第4に、本発明の農園芸用殺菌剤は、耐性菌による植物
病害にも有効である。すなわち、本発明の活性成分は、
現在問題となっているベノミル、チオファネートメチル
などのベンズイミダゾール系薬剤あるいはビンクロゾリ
ン、イプロジオン、プロシミドンなどのジカルボキシイ
ミド系薬剤とは、全く化学構造の異なる薬剤の組み合わ
せである。そのため、ベンズイミダゾール系薬剤、ジカ
ルボキシイミド系薬剤の多用により発生した耐性菌によ
る病害(例えば、ベンズイミダゾール系薬剤耐性菌とし
てリンゴやナシの黒星病、リンゴうどんこ病、ジカルボ
キシイミド系薬剤耐性菌としてキュウリ灰色かび病な
ど)には、感受性菌による病害と同等かあるいはむしろ
より有効に作用する。
以上から本発明の農園芸用殺菌剤は各種の植物防除剤と
して有用である。
次に、このような本発明の作用効果を試験例により示
す。
試験例1 ビート褐斑病防除効果試験(ポット試験) 直径9cmの大きさの素焼鉢に播種したビート(品種ハ
イラーベ)の第4葉が展開したときに、実施例4に準じ
て調製した水和剤を所定濃度に希釈し、ターンテーブル
上で3鉢当り30mlをスプレーガンで散布した。播種
源は、まえもってチオファネートメチルに耐性を有する
ビート褐斑病菌(サーコスポーラ ベチコラ:Cerc
ospora beticola)の胞子を播種して発
病させた罹病葉を、2日間湿室に入れて胞子形成させ、
これを展着剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
の50ppm液で胞子懸濁液としたものを用いた。そし
てこの胞子懸濁液を胞子濃度が106spores/m
lとなるよう調整後、散布1日後および散布7日後の植
物体上に噴霧接種した。接種後は25℃、湿度100%
の湿室内に2日間静置後、ガラス温室に移して発病させ
た。
発病調査は、病菌接種の16日後に1葉当りの病斑数を
調査し、これより無散布区との対比から下記式により防
除価(%)を求めた。また、薬害程度は、下記の薬害指
数によりその程度を表示した。
その結果は第1表に示すとおりである。
薬害指数 0=薬害なし 3=多 1=少 4=甚 2=中 試験例2 リンゴ斑点落葉病防除効果試験(ほ場試験) 試験方法 (1)供試品種:ふじ11年生 (2)区制:1区1樹3連制 (3)薬剤散布量・方法:実施例3に準じて調製した水
和剤を所定濃度に希釈し、5月28日、6月10日、6
月21日、7月2日に合計4回、動力噴霧機を用い1樹
当りに1回につき30の希釈液を散布した。
(4)病害の発生状況:リンゴ斑点落葉病の初期の自然
発生は少なかったが、6月中旬から増加し、多発生とな
った。
(5)発病調査:7月16日(最終散布14日後)に各
区15新梢を任意に選び、その全葉にリンゴ斑点落葉病
の発病の有無を調査し(平均調査葉数は約400枚)、
発病葉率(%)を求め、これより防除価(%)を算出し
た。また薬害程度は、試験例1と同様な指標で調べた。
その結果は、第2表に示すとおりである。
試験例3 リンゴ黒星病、リンゴ赤星病に対する防除効
果試験(ほ場試験) 試験方法 (1)供試品種:千秋5年生矮性台 (2)区制:1区1樹3連制 (3)薬剤散布量・方法:実施例3に準じて調製した水
和剤を所定濃度に希釈し、5月20日(開花直前)、5
月30日(落下直後)、6月14日、6月30日の合計
4回、動力噴霧機を用い1樹当りに1回につき10の
希釈液を散布した。
(4)病害の発生状況:リンゴ黒星病は多発生、リンゴ
赤星病は中発生であった。
(5)発病調査:黒星病は7月14日(最終散布14日
後)に1樹当り30新梢の完全展開葉全葉について発病
の有無を調査し、発病葉率(%)を求めた。また、赤星
病は6月14日(第2回散布15日後)に、発病の有無
を調査し、発病葉率(%)を求め、これより無散布区と
の対比から防除価(%)を算出した。また薬害程度は、
試験例1と同様な指標で調べた。
その結果は、第3表に示すとおりである。
試験例4 モモ縮葉病に対する防除効果試験(ほ場試
験) 試験方法 (1)供試品種:白鳳7年生 (2)区制:1区1樹3連制 (3)薬剤散布量・方法:実施例1に準じて調製した水
和剤を所定濃度に希釈して、萌芽直前(3月27日)に
動力噴霧機を用いて、1樹当りに7を散布した。
(4)病害の発生状況:4月上旬からの出芽期に降雨が
多く多発生であった。
(5)発病調査:5月25日に1樹当り約400葉につ
いて、もも縮葉病の発病の有無を調査し、発病葉率
(%)を求め、これより無散布区との対比で防除価
(%)を算出した。また薬害程度は、試験例1と同様な
指標で調べた。
その結果は、第4表に示すとおりである。
試験例5 ブドウ黒とう病に対する防除効果(ほ場試
験) 試験方法 (1)供試品種:巨峰 (2)区制:1区1樹3連制 (3)薬剤散布量・方法:実施例3に準じて調製した水
和剤を所定濃度に希釈して、5月30日(萌芽期)、5
月25日の2回、動力噴霧機を用いて、1種当りに1回
につき20を散布した。
(4)病害の発生状況:多発生であった。
(5)発病調査:最終散布14日後の6月8日に、各樹
の果房200房について発病程度別に調査し、下記式に
より発病度を求め、これより無散布区との対比から防除
価(%)を算出した。また薬害は試験例1と同様な指標
で調べた。
その結果は、第5表に示すとおりである。
N:調査果房数 a:1果房の発病粒数11以上の果房数 b:1果房の発病粒数6〜10以上の果房数 c:1果房の発病粒数5以下の果房数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】亜鉛イオン配位マンガニーズエチレンビス
    ジチオカーバメートと4−クロロベンジル−N−2,4
    −ジクロロフェニル−2−(1H−1,2,4−トリア
    ゾール−1−イル)チオアセトイミダートとの混合物を
    活性成分として含有することを特徴とする農園芸用殺菌
    剤。
JP62048854A 1987-03-05 1987-03-05 農園芸用殺菌剤 Expired - Lifetime JPH0637368B2 (ja)

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