JPH0637382U - 有毛経編地 - Google Patents

有毛経編地

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JPH0637382U
JPH0637382U JP2677891U JP2677891U JPH0637382U JP H0637382 U JPH0637382 U JP H0637382U JP 2677891 U JP2677891 U JP 2677891U JP 2677891 U JP2677891 U JP 2677891U JP H0637382 U JPH0637382 U JP H0637382U
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JP
Japan
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yarn
synthetic fiber
gauge
knitted fabric
hairy
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Pending
Application number
JP2677891U
Other languages
English (en)
Inventor
昭三 鈴木
Original Assignee
富山紡績株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富山紡績株式会社 filed Critical 富山紡績株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 22ゲージ以上のダブルラッセル機や28ゲ
ージ以上のトリコット機で編成されるファインゲージの
有毛経編地において、その表面に紡績糸風の温かな風合
いを与え、かつ編成の際の糸切れを少なくして編成を容
易にする。 【構成】 パイル糸1として合成繊維ステープルを芯に
して周囲に合成繊維フィラメントを螺旋状に巻き付けて
なる複合糸であって、該複合糸中における合成繊維ステ
ープルの混合比率が30〜70重量%、太さが英式番手
30〜70番のものを使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、22ゲージ以上のダブルラッセル機や28ゲージ以上のトリコッ ト機で編成されたファインゲージの有毛経編地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車や家具の椅子張り地として、ポリエステル等の合成繊維マルチフィラメ ント糸をパイル糸および地糸に使用し、22ゲージ以上のダブルラッセル機で編 成された有毛経編地が知られている。また、上記の合成繊維マルチフィラメント 糸を28ゲージ以上のトリコット機に供給してフロント糸が長く浮くように編成 し、次いでフロント糸を起毛して得られた有毛経編地が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のダブルラッセル機やトリコット機で編成された有毛経編地は、生産性が 高い反面、パイル糸や起毛用のフロント糸に合成繊維のマルチフィラメント糸を 使用しているため、外観が均一過ぎて風合いに味がないという問題があった。こ の問題を解決するため、上記のダブルラッセル機のパイル糸やトリコット機のフ ロント糸に紡績糸を使用することが試みられたが、紡績糸は糸ムラの存在によっ てフィラメント糸よりも単糸強力が低く、かつ経編機のガイドやオサのしごきに 対して弱く、特に22ゲージ以上のダブルラッセル機や28ゲージ以上のトリコ ット機に仕掛けるための紡績糸は、太さが英式番手40番以上に細くなるため、 その単糸強力が著しく低くなり、しかも上記のパイル糸(起毛用のフロント糸を 含む)はガイドでしごかれる距離が長いため、編成時の糸切れが多くて編成が困 難で、家具やカーシート等の用途に適した編地が得られ難かった。
【0004】 この考案は、上記のパイル糸(起毛用のフロント糸を含む。以下、同じ)とし て合成繊維のステープルおよびフィラメントの複合糸を使用することにより、風 合いが温かく、かつ編成時の糸切れが少なくて容易に編成することが可能な有毛 経編地を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の有毛経編地は、22ゲージ以上のダブルラッセル機や28ゲージ以 上のトリコット機で編成され、表面が立毛もしくは起毛繊維で被覆されたファイ ンゲージの有毛経編地において、上記の立毛または起毛繊維を形成するパイル糸 として合成繊維のステープルとフィラメントとからなる複合糸を、また地糸とし て合成繊維マルチフィラメント糸をそれぞれ使用して編成されており、上記の複 合糸が合成繊維ステープルを芯にして周囲に合成繊維フィラメントを螺旋状に巻 き付けて形成され、複合糸中における合成繊維ステープルの混合比率が30〜7 0重量%、複合糸の太さが英式番手30〜70番であることを特徴とする。
【0006】 なお、上記の複合糸を製造するには、精紡機のフロントローラに英式番手30 番以上の細い紡績糸に相当するフリースと、繊度30〜50dの合成繊維マルチ フィラメント糸とを平行に並べて供給し、上記フロントローラから送り出される フリースを下方のリングから遡及する撚りで加撚しながらその周囲に上記合成繊 維マルチフィラメント糸をコイル状に巻きつけることが望ましい。
【0007】
【作用】
合成繊維のステープルとフィラメントの複合糸を採用することにより、紡績糸 に比べて糸ムラが小さくなり、最も細い部分でも複合に使用したフィラメント全 数が存在するため単糸強力が大幅に上昇する。また、複合糸として、ステープル の周囲にフィラメントを巻き付けたカバリング糸を採用することにより、フィラ メントの周囲をステープルで被覆した芯入り紡績糸に比べて糸の表面が滑らかに なり、しごきに対して強くなる。したがって、しごき距離の長いパイル糸に使用 した場合にも、糸切れが大幅に減少し、能率よく有毛経編地を編成することがで きる。そして、得られた経編地の表面を被覆する立毛や起毛繊維の風合いが温か くなる。
【0008】 ただし、複合糸を構成するステープルの混合比率が30重量%未満の場合は、 ステープルを混合した効果がなく、反対に70重量%を超えた場合は、フィラメ ントが少なくなるため単糸強力が不足して編成時の糸切れが増加し、編成が困難 になる。また、上記複合糸の太さが英式番手30番よりも太い場合は、目的のフ ァインゲージの経編機に使用することができず、反対に70番よりも細い場合は 、単糸強力が不足して編成が困難になり、かつ表面を被覆する立毛や起毛繊維が 粗くなり、地組織が露出して外観が低下する。
【0009】
【実施例】
28ゲージのトリコット機を使用して図1に示す実施例1の経編地を編成した 。すなわち、精紡機のバックローラに英式番手1.6番相当の粗糸を供給して2 3倍にドラフトし、得られた英式番手35番相当のフリースと、30デニール1 2フィラメントのポリエステルマルチフィラメント糸とを並べてフロントローラ に供給し、このフロントローラから送り出されるフリースを下方のリングから遡 及する撚りで加撚しながらその周囲に上記マルチフィラメント糸をコイル状に巻 きつけて30番の複合糸を製造した。
【0010】 上記の複合糸(実施例)と同じ太さのポリエステル紡績糸(比較例1)および 芯に上記マルチフィラメント糸を使用し、周囲をポリエステルステープルで被覆 した芯入り紡績糸(比較例2)を製造し、強度を比較した。その結果を下記の表 に示す。ただし、試験方法はJIS L 1095一般紡績糸試験方法を、また 磨耗強さは7.10.2B法(TM式)を使用した。
【0011】 表 比較例1 実施例 比較例2 引張り強さ(gf) 593.5 646.1 642.3 引張り強さ変動率(%) 9.6 7.7 7.4 伸び率(%) 13.3 13.9 15.8 磨耗強さ(2本切断回数) 最大 22464 50625 44484 最小 14861 48141 34715 平均 18663 49383 39600
【0012】 図1において、上記の複合糸1を起毛用のフロント糸1に使用し、フルセット に供給して1−0/7−8のコード組織を編成し、また50デニール12フィラ メントのポリエステルマルチフィラメント糸2をミドル糸(地糸)に使用し、フ ルセットに供給して1−0/1−2のトリコットを編成し、また75デニール2 4フィラメントのポリエステルマルチフィラメント糸3をバック糸(地糸)に使 用し、フルセットに供給して1−0/2−3のコード組織を編成した。この編成 時の糸切れ回数は、上記複合糸600本、運転時間2.5時間当たり1回であっ た。そして、得られた経編地を起毛機に仕掛け、上記の複合糸(フロント糸)1 を起毛し、シャーリングして自動車用の椅子張り地として好適な有毛経編地を得 た。
【0013】 次に、28ゲージのダブルラッセル機を使用して図2に示す実施例2の経編地 を編成した。図2はフロント組織のみを示しており、75デニール24フィラメ ントのポリエステルマルチフィラメント糸3を地糸に使用し、第1ガイドバーに フルセットに供給して5−5/0−0の緯糸挿入を行い、50デニール12フィ ラメントのポリエステルマルチフィラメント糸2を地糸に使用し、第2ガイドバ ーに供給して0−1/1−0の鎖を編成し、実施例1の複合糸1をパイル糸に使 用し、第3ガイドバーにフルセットに供給してフロントニードルとバックニード ルとにまたがるパイル01、01、10、10、12、12、21、21、23 、23、32、32、34、34、43、43、45、45、54、54、56 、56、65、65、67、67、76、76、78、78、78、78を形成 し、編成後にフロント編地とバック編地の中間で上記複合糸1からなるパイル糸 を切断し、実施例1と同様に自動車用の椅子張り地として好適な有毛経編地を得 た。
【0014】
【考案の効果】
この考案は、上記のとおり立毛や起毛を形成するパイル糸として、合成繊維ス テープルを芯にして周囲に合成繊維フィラメントを螺旋状に巻き付けて形成され た複合糸であって、該複合糸中における合成繊維ステープルの混合比率が30〜 70重量%、太さが英式番手30〜70番のものを使用したので、22ゲージ以 上のダブルラッセル機や28ゲージ以上のトリコット機を使用してファインゲー ジの有毛経編地を容易に編成することができ、得られた有毛経編地は、従来のマ ルチフィラメント糸を使用したものに比べて温かな風合いを有し、自動車や家具 の椅子張り地として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1の編地の組織図である。
【図2】この考案の実施例2の編地の組織図である。
【符号の説明】
1:複合糸(パイル糸) 2:ポリエステルマルチフィラメント糸(地糸) 3:ポリエステルマルラフィラメント糸(地糸)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 22ゲージ以上のダブルラッセル機や2
    8ゲージ以上のトリコット機で編成され、表面が立毛も
    しくは起毛繊維で被覆されたファインゲージの有毛経編
    地において、上記の立毛または起毛繊維を形成するパイ
    ル糸として合成繊維のステープルとフィラメントとから
    なる複合糸を、また地糸として合成繊維マルチフィラメ
    ント糸をそれぞれ使用して編成されており、上記の複合
    糸が合成繊維ステープルを芯にして周囲に合成繊維フィ
    ラメントを螺旋状に巻き付けて形成され、複合糸中にお
    ける合成繊維ステープルの混合比率が30〜70重量
    %、複合糸の太さが英式番手30〜70番であることを
    特徴とする有毛経編地。
JP2677891U 1991-03-26 1991-03-26 有毛経編地 Pending JPH0637382U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2677891U JPH0637382U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 有毛経編地

Applications Claiming Priority (1)

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JP2677891U JPH0637382U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 有毛経編地

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JPH0637382U true JPH0637382U (ja) 1994-05-17

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ID=12202762

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JP2677891U Pending JPH0637382U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 有毛経編地

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61282454A (ja) * 1985-06-03 1986-12-12 旭化成株式会社 カツト・パイル布帛
JPS61282053A (ja) * 1985-06-07 1986-12-12 House Food Ind Co Ltd 食品片付着食品の製造方法
JPH0491262A (ja) * 1990-08-04 1992-03-24 Toyobo Co Ltd パイル経編地

Patent Citations (3)

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