JPH063766U - スプリングブレーキの効き低下検出装置 - Google Patents

スプリングブレーキの効き低下検出装置

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JPH063766U
JPH063766U JP1167891U JP1167891U JPH063766U JP H063766 U JPH063766 U JP H063766U JP 1167891 U JP1167891 U JP 1167891U JP 1167891 U JP1167891 U JP 1167891U JP H063766 U JPH063766 U JP H063766U
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brake
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延明 鴨川
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 スプリングブレーキの効き低下を未然に検
出する。 【構 成】 ブレーキドラムに摺接するブレーキライニ
ング3と、ブレーキシュー1を拡開させるピストン4
と、サービスブレーキ作動時にピストン4を作動させる
シリンダ5と、駐車ブレーキ作動時にピストン4を作動
させるウェッジ6と、駐車ブレーキ作動時にスプリング
の弾力によってウェッジ6を移動させてシュー1を拡開
させるチャンバとを備えたスプリングブレーキにおい
て、チャンバ9のピストンプレート11に連結されてい
て、スイッチ作動用周溝20aを形成されたロッド20
と、作動片21aをロッド20に当接させていて、ライ
ニング3が摩耗して上記プレート11が所定量Lを越え
て移動したとき、周溝20aに嵌入して作動するスイッ
チ21とからなっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両のホイールに設けられたサービスブレーキ用構造にパーキン グブレーキ用構造を組み込んだスプリングブレーキシステムにおけるスプリング ブレーキの効き低下検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スプリングブレーキシステムの一つに、ホイールに固定されたブレーキドラム に摺接するブレーキシューと、このブレーキシューに設けられたブレーキライニ ングと、ブレーキペダルの踏力を受けた油圧で上記ブレーキシューを拡開させる ピストンと、このピストンを進退自在に支持していて、サービスブレーキ作動時 に上記ピストンを作動させるホイールシリンダと、このホイールシリンダに進退 自在に支持されていて、パーキングブレーキ作動時に上記ピストンを作動させる ウェッジと、パーキングブレーキ作動時にスプリングの弾力によって上記ウェッ ジを移動させて上記ブレーキシューを拡開させるスプリングブレーキチャンバと を備えたものがある。
【0003】 上記スプリングブレーキチャンバは、エアタンクに連通されたエア室と、この エア室に摺動自在に設けられたピストンプレートと、このピストンプレートに連 結されたプッシュロッドと、上記ピストンプレートをブレーキ作動方向に付勢す るスプリングとからなっている。上記プッシュロッドは、アイドラレバーとプッ シュロッドを介して上記ウェッジに連結されている。
【0004】 パーキングブレーキの非作動時には、上記スプリングブレーキチャンバは、エ ア圧によってスプリングを縮ませられている。サービスブレーキが作動させられ ると、油圧によって上記ピストンが上記ブレーキシューを拡開させてこれに固定 されたブレーキライニングをブレーキドラムに押し付ける。パーキングブレーキ 作動時に上記チャンバのエア圧が抜かれると、ピストンプレートが上記スプリン グの付勢力で移動し、これに連結されているロッドやレバーを介して上記ウェッ ジを押動し、ピストンを介してブレーキシューを拡開してブレーキライニングを ブレーキドラムに押圧させる。すなわち、スプリングブレーキシステムは、手操 作で行なうブレーキレバーによるパーキングブレーキ動作を、エア圧制御とスプ リング力で実行するようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
スプリングブレーキシステムは、一般的なパーキングブレーキレバーを操作す ることなくパーキングブレーキを作動させるので、その効き具合が実感できない 。そして、サービスブレーキシステムの一部を利用しているため、経時的にブレ ーキライニングが摩耗すると、 パーキングブレーキ作動時の効きが低下する。 また、スプリングブレーキは、エア圧を抜くと、スプリングによって直ちにブレ ーキ動作が発生するのであるが、ライニングが摩耗してくると、運転者は、サー ビスブレーキを作動させながら、すなわち踏み込んだブレーキペダルをゆっくり と戻す動作をしながら、パーキングブレーキが確実に効いているか否かを確認す る動作を余儀なくされ、操作が簡単であるというスプリングブレーキの効用を充 分に活かせない、という問題がある。
【0006】 そこで、本考案の目的は、スプリングブレーキの効きが低下するを未然に検出 して、該システムの信頼性を向上させるブレーキの効き低下検出装置の提供にあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のスプリングブレーキの効き低下検出装置は、ホイールに固定されたブ レーキドラムに摺接するブレーキシューと、このブレーキシューに設けられたブ レーキライニングと、上記ブレーキシューを拡開させるピストンと、このピスト ンを進退自在に支持していて、サービスブレーキ作動時に上記ピストンを作動さ せるウェッジ付きホイールシリンダと、このホイールシリンダに進退自在に支持 されていて、パーキングブレーキ作動時に上記ピストンを作動させるウェッジと 、パーキングブレーキ作動時にスプリングの弾力によって上記ウェッジを移動さ せて上記ブレーキシューを拡開させるスプリングブレーキチャンバとを備えたス プリングブレーキにおいて、上記スプリングブレーキチャンバのピストンプレー トに一体的に連結されていて、スイッチ作動用周溝を形成された検出用ロッドと 、その作動片を上記検出用ロッドの周面に当接させていて、上記ブレーキライニ ングが摩耗して上記ピストンプレートの移動長さが所定量を越えたとき、上記ス イッチ作動用周溝に嵌入して作動する検出用スイッチとからなっている。
【0008】
【作用】
ブレーキライニングが所定量以上摩耗していない状態では、スプリングブレー キチャンバのピストンプレートの移動長さも所定量に納まっているので、検出用 スイッチは、作動させられない。ブレーキライニングの摩耗が進むと、パーキン グブレーキを作動させたときに移動するピストンプレートの移動量が大きくなる 。この移動量が、パーキングブレーキを作動させるには不適当な移動量となる直 前の移動長さになると、パーキングブレーキを作動させたときに移動した検出用 ロッドのスイッチ作動用周溝によって検出用スイッチが作動させられて、近いう ちにスプリングブレーキの効きが低下する旨の信号を出力する。
【0009】
【実施例】
以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
【0010】 図1において、符号1,1は図示されないホイールのブレーキドラム内部に設 けられたブレーキシューを示し、ピン2,2を中心として揺動可能であって、図 示されないばねによってドラム内周面から離れる向きに付勢されている。ブレー キシュー1,1の外表面には、ブレーキドラム内周面に対向するブレーキライニ ング3,3が設けられている。ブレーキシュー1,1のそれぞれの端部には、ピ ストン4,4の外端が衝合させられている。
【0011】 ピストン4,4は、ウェッジ付きホイールシリンダ5の一端に進退自在に支持 されている。このシリンダ5には、ウェッジ6が進退自在に嵌合されていて、そ の先端部をピストン4,4に衝合させている。ウェッジ6の基端部は、シリンダ 5に摺動自在に嵌合されていて、プッシュロッド7に連結されている。シリンダ 6のブレーキオイル供給孔6aは、図示されないサービスブレーキシステムのブ レーキオイルラインに接続されている。サービスブレーキシステムのブレーキペ ダルが踏み込まれると、ブレーキオイルの圧がホイールシリンダ6に作用してピ ストン4,4をシリンダから押し出し、ブレーキシュー1,1を拡開させてブレ ーキライニング3,3をブレーキドラム内周面に押圧し摺接させてブレーキ力を 発生させる。
【0012】 プッシュロッド7は、揺動自在に設けられたアイドラレバー8の一端に連結さ れている。アイドラレバー8の他端には、スプリングブレーキチャンバ9のプッ シュロッド10の一端が枢着されている。
【0013】 スプリングブレーキチャンバ9のプッシュロッド10の他端は、該チャンバと でエア室9aを形成するピストンプレート11に連結されている。エア室9aは 、エアパイプ12を介してスプリングブレーキタンク13に接続されている。こ のエアパイプ12の途中には、リレーバルブ14が設けられている。ピストンプ レート11とチャンバ9の底部との間には、プッシュロッド10を押し出す向き に付勢するスプリング15が弾装されている。
【0014】 スプリングブレーキタンク13とリレーバルブ14との間の制御用エアパイプ 16には、運転席に配設されたコントロールバルブ17が設けられている。スプ リングブレーキタンク13は、チェックバルブ18を介してリザーバタンク19 に接続されている。
【0015】 サービスブレーキシステムが作動させられる状況のとき、チャンバ9のエア室 9aには、タンク13からのエア圧が供給されていて、スプリング15の弾力に 抗してピストンプレート11を押し下げている。該プレート11が押し下げられ ているとき、ウェッジ6は、シリンダ5内において左方に移動させられている。
【0016】 ピストンプレート11には、プッシュロッド10と反対側の面に検出用ロッド 20が連結されている。このロッド20の周面には、検出用スイッチ21が当接 させられている。スイッチ21は、コントローラ22に接続されている。コント ローラ22には、パーキングブレーキの効きが低下することを予告する警報ラン プ23が接続されている。検出用ロッド20と検出用スイッチ21でスプリング ブレーキの効き低下検出装置24を構成している。
【0017】 図2において、検出用ロッド20は、ピストンプレート11に一体的に連結さ れている。ロッド20は、スイッチホルダ25に摺動自在に挿通されている。検 出用ロッド20には、スイッチ作動用の周溝20aが形成されている。検出用ス イッチ21は、スイッチホルダ25に固定して保持されていて、突出習性を有す る作動片21aを検出用ロッド20の周面に当接させている。
【0018】 図2は、パーキングブレーキシステムを作動させていない状態を示している。 この状態において、検出用ロッド20は、そのスイッチ作動用周溝20aを作動 片21aから距離Lだけ離された位置に置かれている。 パーキングブレーキシ ステムが作動させられたときに移動する検出用ロッド20の移動長さは、ブレー キライニング3の摩耗が少ないときには距離Lよりも短く、該ライニングの摩耗 が進行するに連れて次第に長くなる。
【0019】 以上のように構成された実施例の作用を説明する。図1において、パーキング ブレーキシステムを作動させない状態では、 スプリングブレーキチャンバ9の エア室9aにリレーバルブ14を介してスプリングブレーキタンク13からのエ ア圧が掛けられていて、スプリング15に抗してピストンプレート11を押し下 げている。このプレート11の移動は、これに連結されているプッシュロッド1 0,アイドラレバー8,プッシュロッド7を介してウェッジ6に伝達されて、該 ウェッジ6をホイールシリンダ5の左端に位置させることによって、 サービス ブレーキシステムの作動を妨げないようになっている。図1に示す状態でサービ スブレーキシステムのブレーキペダルが踏み込まれると、これに伴うブレーキオ イルの圧がブレーキオイル供給孔6aからシリンダ5に伝達される。この油圧は 、ピストン4,4をシリンダ5から押し出す向きに作用して、ブレーキシュー1 ,1を拡開する。拡開するブレーキシュー1,1は、ブレーキライニング3,3 を図示しないブレーキドラム内周面に摺接させる。シリンダ5に油圧が供給され るとき、ウェッジ6は、図示の位置にとどまっている。
【0020】 パーキングブレーキシステムを作動させるには、運転席のコントロールバルブ 17を操作してチャンバ9のエア室9aを大気解放させる向きにリレーバルブ1 4を作動させる。リレーバルブ14がエア室9aを大気解放すると、ピストンプ レート11がスプリング15の弾力によって押し上げられ、これに連結されてい るプッシュロッド10を移動させる。プッシュロッド10の移動はアイドラレバ ー8を介してプッシュロッド7に伝達されて、 ウェッジ6を図にて右方に押動 する。押動されるウェッジ6は、その先端部のウェッジ部でピストン4,4をシ リンダ5から押し出して、ブレーキシュー1,1を拡開する。拡開するブレーキ シュー1,1はこれに固着されたブレーキライニング3,3をブレーキドラム内 周面に押し付けて、ホイールが回転するのを阻止する。
【0021】 さて、ピストンプレート11が移動するとき、これに連結されている検出用ロ ッド20も同時に移動する。この検出用ロッド20の移動長さは、ブレーキライ ニング3,3の摩耗量が少ない状態においては短く、摩耗が進みブレーキドラム とブレーキライニングとの間隙いわゆるシューギャップが大きくなるに連れて大 きくなる。ブレーキライニングの摩耗量で決まるシューギャップはその限界を検 出用ロッド20の移動長さLに置き換えられている。従って、ブレーキライニン グ3,3の摩耗が所定量以下であって、シューギャップが所定値以内であると、 パーキングブレーキシステムを作動させたときには、検出用ロッド20は、距離 Lの範囲内で移動する。この状態ではパーキングブレーキは安定して確実に作用 する。
【0022】 そして、ブレーキライニング3,3の摩耗が進行して、所定のシューギャップ を保てる限界の直前になると、パーキングブレーキシステムを作動させたときの ピストンプレート11の移動量が大きくなり、これに連れて検出用ロッド20も 大きく移動させられる。すなわち、ブレーキライニング3,3が摩耗してピスト ンプレート11が所定長さL以上に移動すると、 検出用ロッド20のスイッチ 作動用周溝20aにスイッチの作動片21aが嵌入して検出用スイッチ21が作 動させられる。このスイッチ21の作動は、パーキングブレーキの効きが低下す ることを予告する信号としてコントローラ22に入力される。この信号を入力さ れたコントローラ22は、警報ランプ23を点灯させる。警報ランプ23の点灯 を見た運転者は、近いうちにパーキングブレーキの効きが低下することを認識す る。換言すると、警報ランプ23が点灯するということは、ブレーキライニング 3が摩耗していることを検出していることになり、サービスベレーキとパーキン グブレーキを兼ねたスプリングブレーキの効きが低下することをも予告している ことになる。
【0023】 図示の実施例は、検出用ロッド20をピストンプレート11に直接連結してい るが、該プレートと共に直線移動する部分例えばエア室9aから突出しているプ ッシュロッド10の一部を検出用ロッドとして利用しても良い。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、パーキングブレーキを作動させるスプリング ブレーキチャンバのストロークからブレーキライニングの摩耗状態を検出するの で、パーキングブレーキの効力の低下到来を早期に知ることができ、不安な状態 でパーキングブレーキを作動させることがなくなる。 また、走行距離に頼るこ となくブレーキライニングの摩耗が検出できるので、サービスブレーキの方の保 守時機の到来をも知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すスプリングブレーキシ
ステムの系統図である。
【図2】本考案の一実施例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1・・・ブレーキシュー 3・・・ブレーキライニング 4・・・ピストン 5・・・ホイールシリンダ 6・・・ウェッジ 9・・・スプリングブレーキチャンバ 10・・・プッシュロッド 11・・・ピストンプレート 15・・・スプリング 20・・・検出用ロッド 20a・・・スイッチ作動用周溝 21・・・検出用スイッチ 21a・・・作動片 23・・・警報ランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイールに固定されたブレーキドラムに摺
    接するブレーキシューと、このブレーキシューに設けら
    れたブレーキライニングと、 上記ブレーキシューを拡
    開させるピストンと、このピストンを進退自在に支持し
    ていて、サービスブレーキ作動時に上記ピストンを作動
    させるウェッジ付きホイールシリンダと、このホイール
    シリンダに進退自在に支持されていて、パーキングブレ
    ーキ作動時に上記ピストンを作動させるウェッジと、パ
    ーキングブレーキ作動時にスプリングの弾力によって上
    記ウェッジを移動させて上記ブレーキシューを拡開させ
    るスプリングブレーキチャンバとを備えたスプリングブ
    レーキにおいて、 上記スプリングブレーキチャンバのピストンプレートに
    一体的に連結されていて、スイッチ作動用周溝を形成さ
    れた検出用ロッドと、 その作動片を上記検出用ロッドの周面に当接させてい
    て、上記ブレーキライニングが摩耗して上記ピストンプ
    レートの移動長さが所定量を越えたとき、上記スイッチ
    作動用周溝に嵌入して作動する検出用スイッチとからな
    るスプリングブレーキの効き低下検出装置。
JP1167891U 1991-02-08 1991-02-08 スプリングブレーキの効き低下検出装置 Expired - Lifetime JP2539812Y2 (ja)

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JPH063766U true JPH063766U (ja) 1994-01-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5473861U (ja) * 1977-11-02 1979-05-25

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