JPH0637679B2 - 金属屑のブリケットの加圧成形方法 - Google Patents

金属屑のブリケットの加圧成形方法

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JPH0637679B2 JP19453589A JP19453589A JPH0637679B2 JP H0637679 B2 JPH0637679 B2 JP H0637679B2 JP 19453589 A JP19453589 A JP 19453589A JP 19453589 A JP19453589 A JP 19453589A JP H0637679 B2 JPH0637679 B2 JP H0637679B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属屑のブリケットの加圧成形方法に関するも
のであり、詳しくは鋳物の切削加工によって発生した嵩
高な銑ダライ粉のような金属屑を多段供給下に多段加圧
方式で加圧成形し、鋳物の原料として溶解再利用可能な
ブリケットに形成するための加圧成形手段に関するもの
である。
〔従来の技術〕
鋳鉄の切削加工等によって発生する銑ダライ粉のような
金属屑はそのまま鋳物原料として再利用しようとすると
溶解に際し付着している切削油やマシン油のために汚染
による公害問題を引き起こす。また銑ダライ粉は嵩高で
圧縮しにくいため、単にプレス加工して固形化しただけ
では溶解炉内で砕けて粉塵を発生し、二次公害の発生原
因となる。このような問題を解決するため、本出願人は
先に特公昭58-15238号公報、特公昭58-14493号公報、実
公昭56-40837号公報等に鋳物原料として再利用可能な金
属屑圧塊(ブリケット)の加圧成形手段を提案してい
る。
金属屑ブリケットの加圧成形装置の従来例を第2図乃至
第5図に基づいて説明する。金属屑ブリケットの加圧成
形装置(1)は、基本的には下部フレーム(7)の中央
部に突設された下側パンチ(8)と、下側パンチ(8)
の上方で下側パンチ(8)に対して上下動可能に配設さ
れた円筒状の金型(9)と、金型(9)の上部に一体に
固着された逆截頭円錐形のホッパ(14)と、ホッパ(14)及
び金型(9)を貫通して下側パンチ(8)と同軸状態に
配置され上下動する上側パンチ(17)から形成されてい
る。粘結剤と混練撹拌された後、ブケット(3)により
加圧成形装置(1)の上方に搬送された金属屑、例えば
銑ダライ粉や鉄粉(A)は、シュート(4)を通ってフ
ィーダ(5)に供給され、更にプレス部(6)に送り込
まれて加圧成形され円柱状のブリケット(A′)に形成
される。更に詳細に説明すると、プレス部(6)は、第
2図及び第3図に示すように、下部フレーム(7)の中
央部にプレス用の下側パンチ(8)を突設すると共に、
この下側パンチ(8)の上方に円筒状の金型(9)を配
設している。金型(9)は、下部フレーム(7)内に設
置されたシリンダ装置(10)によって上下動可能に支持さ
れている。即ち、シリンダ装置(10)のピストンロッド(1
1)に連結部材(12)を固設し、この連結部材(12)に下部フ
レーム(7)を貫通する2本の支持ロッド(13)(13′)
を取付け、この支持ロッド(13)(13′)の上端に円筒状
金型(9)を固着する。シリンダ装置(10)のピストンロ
ッド(11)が上下動すると、連結部材(12)及び支持ロッド
(13)(13′)で支持されている円筒状金型(9)が下側
パンチ(8)に対して上下動する。金型(9)の上部に
は、金型(9)内へ粘結剤と混練された金属屑、例えば
銑ダライ粉(A)をガイドしながら供給する逆截頭円錐
形のホッパ(14)が一体に取付けられている。(15)は上部
フレーム(16)に取付けられた上部シリンダ装置で、この
上部シリンダ装置(15)のピストンロッドの下端に固着さ
れた上側パンチ(17)がホッパ(14)及び金型(9)内を昇
降し、金型(9)内に送り込まれた銑ダライ粉(A)と
粘結剤の混練物を下側パンチ(8)との間で圧縮し固形
化する。下側パンチ(8)及び上側パンチ(17)の押圧面
(8a)(17a)は、何れも円弧状の凹面に形成し、圧縮時に
金属屑(A)の周縁部から中心部に押圧荷重が集中的に
作用するようにして金属屑ブリケット(A′)の強度を
増大させると共に、銑ダライ粉や鉄粉の粒子間隙間を減
少させている。(18)は下部フレーム(7)の上部側方に
横向き配置された払出しシリンダ装置で、加圧成形後の
金属屑ブリケット(A′)を金型(9)の側方に設けら
れた排出シュート(19)上に送り出すものである。上記ホ
ッパ(14)内への金属屑(A)の供給は、その上部に振動
可能に懸垂支持されたフィーダ(5)によって行なわれ
るが、フィーダ(5)の先端部分は第5図に示すように
二又状に分岐し上側パンチ(17)を挾持している。フィー
ダ(5)は、金属屑(A)の供給時に、その下に設けら
れた加振器(20)を起動することによってフィーダ(5)
上に供給された金属屑(A)と粘結剤との混練物に振動
を伝達し、金属屑(A)を積極送りすると共にホッパ(1
4)内へ上側パンチ(17)の両側から等量ずつ自重落下方式
で供給する。これによって、ホッパ(14)及び金型(9)
内に金属屑(A)が一方向にのみ傾斜して推積するのが
防止され金型(9)内での加圧成形時に金属屑(A)と
粘結剤との混練原料に圧縮荷重が均等に作用し、得られ
たブリケット(A′)の密度が略均一となる。金属屑
(A)と粘結剤との混練原料は、第4図に示すようにホ
イスト(21)によりワイヤ(22)を介して昇降するバケット
(3)で加圧成形装置(1)の上方に搬送され、上方よ
りシュート(4)及びゲート(24)を介してホッパ(14)内
に所定量ずつ供給される。金属屑(A)の1回当たりの
供給量は、前記ゲート(24)の開口面積と開口時間を調節
することによって金属屑ブリケット(A′)1個当たり
の重量と一致させる。尚(25)は、フィーダ(5)の上方
にシュート(4)とは別個に設けた補助ホッパで、バケ
ット(3)から供給される金属屑(A)以外の金属屑や
添加物を収容し、必要なときにこの補助ホッパ(25)のゲ
ート(26)を開いてフィーダ(5)上に添加物等を送り出
し、金属屑(A)と混合させてホッパ(14)及び金型
(9)内に供給する。
金属屑、例えば銑ダライ粉(A)は、バケット(3)内
への収容に先立って篩にかけられ、マグネット選別によ
り不純物や重金属等が取り除かれ、更にミキサ等の混練
装置を利用して適量の粘結剤と撹拌混練してブリケット
(A′)の形成原料に調整される。
以下、第6図に基いて従来の加圧成形装置の作動順序を
説明する。下部シリンダ装置(10)を作動させてピストン
ロッド(11)の繰出しストロークを短縮することによって
金型(9)及びホッパ(14)を下降させ金型(9)の下部
を下側パンチ(8)で閉塞する。この後、シュート
(4)のゲート(24)を開放し金属屑(A)をフィーダ
(5)上に供給すると共に加振器(20)を起動して金属屑
(A)を積極送り方式でホッパ(14)及び金型(9)内へ
両側から等量ずつ供給する(第6図I)。ホッパ(14)及
び金型(9)内にブリケット(A′)1個分に相当する
金属屑(A)が供給されたとき、ゲート(24)を閉じ、加
振器(20)を停止させてフィーダ(5)からの金属屑
(A)の供給動作を一時停止する。この状態で上部シリ
ンダ装置(15)を起動し、上側パンチ(17)を伸長下降さ
せ、金型(9)の金属屑(A)を圧縮固形化する(第6
図II)。第6図IIIに示すように金属屑(A)の圧縮
固形化が完了した時点で下部シリンダ装置(10)のピスト
ンロッド(11)を伸長させ、金型型(9)及びホッパ(14)
を上昇させ(第6図IV)、更に上側パンチ(17)を上昇さ
せ、下側パンチ(8)上に載置されている金属屑のブリ
ケット(A′)を払出しシリンダ装置(18)の起動を介し
て搬出シュート(19)上に送り出す(第6図V)。この
後、金型(9)及びホッパ(14)を下降させ、金型(9)
の下部を下側パンチ(8)の上端部で閉塞し、この状態
でシュート(4)のゲート(24)を開放し、加振器(20)を
起動してフィーダ(5)から金型(9)内への金属屑
(A)の供給を再開する(第6図VI)。
一方、排出シュート(19)上に送り出された金属屑のブリ
ケット(A′)は、適当な搬送手段を利用して焼結炉
(図示省略)内に送り込まれ、高温の加熱雰囲気内で粘
結剤の吸熱反応を利用して焼結硬化される。ブリケット
(A′)に付着している油分は、燃焼によって除去さ
れ、鋳物原料として再利用可能な金属屑のブリケットが
製造される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の説明から理解されるように、従来の加圧成形装置
に於いては、金型(9)内にブリケット(A′)1個分
に相当する金属屑(A)と粘着剤との混練材料を一括充
填し、上側パンチ(17)の下降ストロークを利用して加圧
し、圧縮固化させることによってブリケット(A′)を
形成していた。
ところで、近時鋳物製品の切削加工に際しNC旋盤やマシ
ニングセンタが使用されるようになった結果、切削精度
の向上に比例して切削加工工程で発生する銑ダライ粉の
厚みが薄くなり嵩高性が増大して来た。このような嵩高
な銑ダライ粉(A)と粘着剤との混練原料を同じ金型
(9)内に充填し加圧成形すると、従来6乃至7kgであ
ったブリケット1個当たりの重量が5kg以下になってし
まうことが多く、同じ重量のブリケットを得るには、金
型の容積や上下パンチの断面積及びストロークの変更を
要し、大幅な設計変更を必要とする欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題の解決手段として本発明は、加圧成形装置本体
の下部フレーム中央に突設された下側パンチと、この下
側パンチの上方で下側パンチに対して上下動可能に設け
られた円筒状の金型と、この金型の上部に一体に固着さ
れた逆截頭円錐形のホッパと、このホッパ及び金型を貫
通して下側パンチと同軸状態で上下動する上側パンチと
を具えた金属屑ブリケットの加圧成形装置に、金属屑と
粘結剤との混練原料を供給し上記金型内で加圧成形して
金属屑のブリケットを製造するに際し、 金型及びホッパを下降させて、金型の下部を下側パンチ
で閉塞させ、ホッパに供給したブリケット1個分に相当
する銑ダライ粉と、粘結剤との混練原料の一部を金型内
へ充填し、上側パンチを下降して前記金型内に充填され
た混練原料を圧縮固化し、上側パンチを上昇させて、ホ
ッパ内に収容されている上記混練原料の残部を金型の上
部とホッパとの間より金型内に追加充填し、上側パンチ
を再度下降して、前記追加充填された混練原料と先に充
填加圧された混練原料とを金型内で一体に加圧成形する
ことを特徴とする金属屑のブリケットの加圧成形方法を
提供するものである。
〔作用〕
嵩高な銑ダライ粉と粘結剤との混練原料を金型内に導入
して加圧成形し金属屑のブリケットに形成するに際し、
ブリケット1個分に相当する上記混練原料の一部を金型
内内に充填し圧縮回化し、更に、ホッパから金型内へ混
練原料の残部を追加充填し、この追加充填された混練原
料と先に充填され加圧された混練原料とを金型内で同時
加圧することによって従来の加圧成形装置のままで所定
重量のブリケットを製造する。
〔実施例〕
第1図は本発明方法の一具体例を説明する加圧成形装置
の略示縦断面図である。尚、以下の記述に於いて、従来
方法を説明する第6図と同一構成部材は同一の参照番号
及び参照符号で表示し、重複する事項に関しては説明を
省略する。
(I) 金型(9)及びホッパ(14)を下降させることに
よって金型(9)の下部を下側パンチ(8)で閉塞させ
た後、上側パンチ(17)の下降ストロークが始まる以前に
ポッパ(14)から金型(9)内へブリケット(A″)の略
半個分に相当する銑ダライ粉(A)と粘結剤との混練原
料を充填する。
(II) 金型(9)内に所定量の混練原料が充填された
時点で上側パンチ(17)を起動し、その下降ストロークを
利用して金型(9)内の銑ダライ粉(A)を金属屑ブリ
ケット(A′)に圧縮固化させる。これによって第1回
目の加圧成形動作が終了する。
(III) 上側パンチ(17)を上昇させ、金型(9)の上
部とホッパ(14)の間に混練原料の自重落下経路を形成す
る。ホッパ(14)内に収容されている混練原料の残部は、
上側パンチ(17)の上昇と共に金型(9)内に追加充填さ
れる。
(IV) 上側パンチ(17)を再起動し、その下降ストロー
クを利用して金型(9)内の銑ダライ粉(A)を圧縮固
化させる。これによって第2回目の加圧成形動作が終了
する。
(V) 金型(9)内に導入された銑ダライ粉(A)と
粘結剤との混練原料から金属屑ブリケット(A′)加圧
成形した後、金型(9)及びホッパ(14)の上昇に先立っ
て既に空になっているホッパ(14)内に、フィーダ(5)
からブリケット(A″)の略1個分に相当する銑ダライ
粉(A)と粘結剤との混練原料を送り出す。
(VI) 金型(9)及びホッパ(14)に上昇ストロークを
伝達する。
(VII) 上側パンチ(17)に上昇ストロークを伝達し、
上側パンチ(17)による金属屑ブリケット(A″)の押圧
状態を解除する。この後、下側パンチ(8)上に載置さ
れている金属屑ブリケット(A″)を払出しシリンダ装
置(18)の起動を介して排出シュート(19)上に送り出す。
(VIII) 金型(9)及びホッパ(14)を下降させ、金型
(9)の下部を下側パンチ(8)の上端部で閉塞させた
後、ホッパ(14)内に送り出されている金属屑(A″)と
粘結剤との混練原料を、金属屑ブリケット(A″)の略
半個分に相当する分量だけ金型(9)内に投入する。以
後、第1図(I)乃至(VIII)に示す作動順序に従って
多段加圧と多段充填を併用した加圧成形動作を反覆す
る。これによって、嵩高な銑ダライ粉も生産性の高い加
圧成形条件下でブリケット化することができる。
〔発明の効果〕
本発明方法を採用することによって、これ迄圧縮固化に
難点が認められた嵩高な銑ダライ粉のブリケット化を従
来装置のままで可能となり、省資源化の促進に注目すべ
き効果が発揮される。また、金型内の混練原料に加圧成
形荷重が伝達されている間に、ホッパ(14)内に次回に加
圧成形される金属屑と粘結剤との混練原料を投入する同
時進行的な原料供給方式を採用することによって、多段
加工方式を採用しているにも拘らず、短いサイクルタイ
ムでブリケットの成形動作を反覆することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の一具体例を説明する加圧成形装
置の略示縦断面図、第2図は加圧成形装置のプレス部の
側面図、第3図はその正面図、第4図は加圧成形装置の
全体構造を示す側面図、第5図はフィーダの先端部の形
状を示す上面図、第6図は従来の加圧成形方法を説明す
る加圧成形装置の略示縦断面図である。 (17)……上側パンチ、(8)……下側パンチ、 (9)……金型、(14)……ホッパ、 (A)……金属屑、 (A′)……金属屑のブリケット、 (A″)……金属屑。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧成形装置本体の下部フレーム中央に突
    設された下側パンチと、この下側パンチの上方で下側パ
    ンチに対して上下動可能に設けられた円筒状の金型と、
    この金型の上部に一体に固着された逆載頭円錘形のホッ
    パと、このホッパ及び金型を貫通して下側パンチと同軸
    状態で上下動する上側パンチとを具えた金属屑ブリケッ
    トの加圧成形装置に、金属屑と粘結剤との混練原料を供
    給し、上記金型内で加圧成形して金属屑のブリケットを
    製造するに際し、 金型及びホッパを下降させて、金型の下部を下側パンチ
    で閉塞させ、ホッパに供給したブリケット1個分に相当
    する銑ダライ粉と粘結剤との混練原料の一部を金型内へ
    充填し、上側パンチを下降して前記金型内に充填された
    混練原料を圧縮固化し、上側パンチを上昇させて、ホッ
    パ内に収支されている上記混練原料の残部を金型の上部
    とホッパとの間より金型内に追加充填し、上側パンチを
    再度下降して、前記追加充填された混練原料と先に充填
    加圧された混練原料とを金型内で一体に加圧成形するこ
    とを特徴とする金属屑のブリケットの加圧成形方法。
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