JPH0638105Y2 - 転炉炉体支持装置 - Google Patents
転炉炉体支持装置Info
- Publication number
- JPH0638105Y2 JPH0638105Y2 JP11775889U JP11775889U JPH0638105Y2 JP H0638105 Y2 JPH0638105 Y2 JP H0638105Y2 JP 11775889 U JP11775889 U JP 11775889U JP 11775889 U JP11775889 U JP 11775889U JP H0638105 Y2 JPH0638105 Y2 JP H0638105Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- furnace body
- trunnion ring
- flange
- spherical seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、転炉の炉体をトラニオンリング上に支持す
るための転炉炉体支持装置に関するものである。
るための転炉炉体支持装置に関するものである。
従来、この種の転炉炉体支持装置では、長期使用に耐え
て炉体を確実に支持できること、精錬時の熱影響による
炉体の熱膨張及び長期間使用の結果生じる炉体の不均一
な経年変形を吸収して炉体荷重以外の無理な力が支持機
構に働かないようにできること、また炉体の傾動時にも
確実で安定した支持ができることが必要であり、トラニ
オンリング内に挿入配置された転炉炉体のトラニオンリ
ングより上方の外周部に支持フランジを設け、この支持
フランジとトラニオンリング間に連結支持機構を設けて
いる(例えば特公昭53-45163号公報、特開昭58-71320号
公報参照)。
て炉体を確実に支持できること、精錬時の熱影響による
炉体の熱膨張及び長期間使用の結果生じる炉体の不均一
な経年変形を吸収して炉体荷重以外の無理な力が支持機
構に働かないようにできること、また炉体の傾動時にも
確実で安定した支持ができることが必要であり、トラニ
オンリング内に挿入配置された転炉炉体のトラニオンリ
ングより上方の外周部に支持フランジを設け、この支持
フランジとトラニオンリング間に連結支持機構を設けて
いる(例えば特公昭53-45163号公報、特開昭58-71320号
公報参照)。
特公昭53-45163号公報に記載の転炉炉体支持装置は、ネ
ジ軸の一端部にボスを設けた支持ボルトのボスをトラニ
オンリングの上部にピン結合させると共に、前記支持ボ
ルトのネジ軸に、炉体外周部に設けた支持フランジを挟
圧する上下の球面摺動体を緊締している。
ジ軸の一端部にボスを設けた支持ボルトのボスをトラニ
オンリングの上部にピン結合させると共に、前記支持ボ
ルトのネジ軸に、炉体外周部に設けた支持フランジを挟
圧する上下の球面摺動体を緊締している。
特開昭58-71320号公報に記載の転炉炉体支持装置は、ト
ラニオンリングの下部フランジ上面と、炉体外周部に設
けた支持フランジ下面とに対向方向に凸状の球面座を設
け、かつトラニオンリングの下部フランジ下面と支持フ
ランジ上面とに凹状球面座を設け、前記凸状球面座の間
に、トラニオンリングの上部フランジを貫通した筒状の
支持部材を介在させると共に、前記凸状球面座、凹状球
面座、支持フランジ及び支持部材を、これらに遊嵌状態
で貫通させた支持ボルトと、夫々の支持ボルト端部に取
り付けた、前記凹状球面座に球面で摺接する端部固定金
物とにより挟圧して接合している。
ラニオンリングの下部フランジ上面と、炉体外周部に設
けた支持フランジ下面とに対向方向に凸状の球面座を設
け、かつトラニオンリングの下部フランジ下面と支持フ
ランジ上面とに凹状球面座を設け、前記凸状球面座の間
に、トラニオンリングの上部フランジを貫通した筒状の
支持部材を介在させると共に、前記凸状球面座、凹状球
面座、支持フランジ及び支持部材を、これらに遊嵌状態
で貫通させた支持ボルトと、夫々の支持ボルト端部に取
り付けた、前記凹状球面座に球面で摺接する端部固定金
物とにより挟圧して接合している。
前者の転炉炉体支持装置では、炉体の変形により支持フ
ランジがピン軸方向に移動した場合、ピン支持装置(ブ
ラケット)との隙間分だけ支持ボルトがピン上を滑って
炉体の変形を吸収できるようになっているが、ピンの強
度上の問題で前記隙間を余り大きくとることができない
から、支持フランジの移動量は制限され、炉体の変形に
対する吸収能力は充分でない。ピンの周方向及び軸方向
以外の方向の炉体変形を吸収することが困難である。ま
た支持ボルトのボス穴とピンが摺動摩耗を起こした場
合、ガタが生じる。このガタ(過大な隙間)が生じる
と、炉体とトラニオンリングの傾動時に炉体がトラニオ
ンリング内で移動して衝撃が生じ、作業者に不安を与え
るばかりでなく、支持強度の保持面からも好ましくない
という不都合があった。
ランジがピン軸方向に移動した場合、ピン支持装置(ブ
ラケット)との隙間分だけ支持ボルトがピン上を滑って
炉体の変形を吸収できるようになっているが、ピンの強
度上の問題で前記隙間を余り大きくとることができない
から、支持フランジの移動量は制限され、炉体の変形に
対する吸収能力は充分でない。ピンの周方向及び軸方向
以外の方向の炉体変形を吸収することが困難である。ま
た支持ボルトのボス穴とピンが摺動摩耗を起こした場
合、ガタが生じる。このガタ(過大な隙間)が生じる
と、炉体とトラニオンリングの傾動時に炉体がトラニオ
ンリング内で移動して衝撃が生じ、作業者に不安を与え
るばかりでなく、支持強度の保持面からも好ましくない
という不都合があった。
後者の転炉炉体支持装置では、凸状球面座間に挟圧され
た支持部材は筒状で上下方向に長く、炉体荷重の作用
時、座屈を生じる恐れがあると共に、支持部材の上下端
と凸状球面座との接触摺動面間の水平方向での相対的な
ズレにより支持部材の傾き角が大きくなるから、炉体の
支持強度の保持面で問題である。また支持部材がトラニ
オンリングの上部フランジを貫通しており、その貫通部
の大きさに制限されて支持部材が大きく傾動せず、炉体
の変形に対する吸収能力が充分でなくなる恐れがあると
いう不都合があった。
た支持部材は筒状で上下方向に長く、炉体荷重の作用
時、座屈を生じる恐れがあると共に、支持部材の上下端
と凸状球面座との接触摺動面間の水平方向での相対的な
ズレにより支持部材の傾き角が大きくなるから、炉体の
支持強度の保持面で問題である。また支持部材がトラニ
オンリングの上部フランジを貫通しており、その貫通部
の大きさに制限されて支持部材が大きく傾動せず、炉体
の変形に対する吸収能力が充分でなくなる恐れがあると
いう不都合があった。
この考案は、球面摺動機構が上下に4段重ねられている
ため凸状球面座間の支持部材が短くても炉体の変形によ
る支持フランジの移動に対して有効に対処できるとの知
見に基づいて前記後者の転炉炉体支持装置が有する課題
を解決するためになしたものであり、変形吸収の円滑性
を保持しながら耐久性の向上を図ることを目的とする。
ため凸状球面座間の支持部材が短くても炉体の変形によ
る支持フランジの移動に対して有効に対処できるとの知
見に基づいて前記後者の転炉炉体支持装置が有する課題
を解決するためになしたものであり、変形吸収の円滑性
を保持しながら耐久性の向上を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 この考案は、図面に示す如く、トラニオンリング1内に
挿入配置された転炉炉体4のトラニオンリング1より上
方の外周部に支持フランジ5を設け、この支持フランジ
5を介して前記炉体4をトラニオンリング1上に支持す
る転炉炉体支持装置において、前記トラニオンリング1
の上部に受台10を設け、この受台10上面と、前記炉体4
の外周部に設けた支持フランジ5下面とに対向方向に凸
状の球面座11A、11Bを設け、かつ受台10下面と支持フラ
ンジ5上面とに凹状の球面座12A、12Bを設け、前記凸状
球面座11A、11Bの間に、上下面が凹球面とされた支持ブ
ロック13を介在させると共に、前記凸状球面座11A、11
B、凹状球面座12A、12B、支持フランジ5、受台10及び
支持ブロック13を、これらに遊嵌貫通させた支持ボルト
14と、夫々の支持ボルト14端部に取り付けた、前記凹状
球面座12A、12Bに球面で摺接する端部固定金物15A、15B
とにより挟圧して接合したことを特徴としており、かか
る構成によって前記目的を達成するものである。
挿入配置された転炉炉体4のトラニオンリング1より上
方の外周部に支持フランジ5を設け、この支持フランジ
5を介して前記炉体4をトラニオンリング1上に支持す
る転炉炉体支持装置において、前記トラニオンリング1
の上部に受台10を設け、この受台10上面と、前記炉体4
の外周部に設けた支持フランジ5下面とに対向方向に凸
状の球面座11A、11Bを設け、かつ受台10下面と支持フラ
ンジ5上面とに凹状の球面座12A、12Bを設け、前記凸状
球面座11A、11Bの間に、上下面が凹球面とされた支持ブ
ロック13を介在させると共に、前記凸状球面座11A、11
B、凹状球面座12A、12B、支持フランジ5、受台10及び
支持ブロック13を、これらに遊嵌貫通させた支持ボルト
14と、夫々の支持ボルト14端部に取り付けた、前記凹状
球面座12A、12Bに球面で摺接する端部固定金物15A、15B
とにより挟圧して接合したことを特徴としており、かか
る構成によって前記目的を達成するものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
図中1はトラニオンリングで、このトラニオンリング1
の中心線と直角な軸線上には一対のトラニオン軸2が外
方に突出して設けられている。そしてこれらトラニオン
軸2を介し軸受3により支持されてトラニオンリング1
は傾動可能となっている。
の中心線と直角な軸線上には一対のトラニオン軸2が外
方に突出して設けられている。そしてこれらトラニオン
軸2を介し軸受3により支持されてトラニオンリング1
は傾動可能となっている。
4は前記トラニオンリング1内に同芯に挿入配置された
転炉の炉体で、この炉体4のトラニオンリング1より上
方の外周部には支持フランジ5が設けられている。この
支持フランジ5とトラニオンリング1との間は、実施例
では平面視でトラニオン軸線から互いに反対方向に30
°、90°の3箇所で後述する支持連結機構6により連結
されている。
転炉の炉体で、この炉体4のトラニオンリング1より上
方の外周部には支持フランジ5が設けられている。この
支持フランジ5とトラニオンリング1との間は、実施例
では平面視でトラニオン軸線から互いに反対方向に30
°、90°の3箇所で後述する支持連結機構6により連結
されている。
この炉体4にはトラニオンリング1を挟んでトラニオン
軸線の上下に突出する一対の傾動用ブラケット7が設け
られ、夫々の傾動用ブラケット7とトラニオンリング1
間には隙間8が設けられると共に、トラニオンリング1
の上下面には前記傾動用ブラケット7を挟んでトラニオ
ンリング1の周方向に対向するストッパー9が設けられ
ており、これらストッパー9により炉体4の傾動時にお
けるトラニオン軸線と直角方向への移動が防止され、ま
た傾動用ブラケット7により支持フランジ5を介して炉
体4に傾動トルクが伝達可能となっている。
軸線の上下に突出する一対の傾動用ブラケット7が設け
られ、夫々の傾動用ブラケット7とトラニオンリング1
間には隙間8が設けられると共に、トラニオンリング1
の上下面には前記傾動用ブラケット7を挟んでトラニオ
ンリング1の周方向に対向するストッパー9が設けられ
ており、これらストッパー9により炉体4の傾動時にお
けるトラニオン軸線と直角方向への移動が防止され、ま
た傾動用ブラケット7により支持フランジ5を介して炉
体4に傾動トルクが伝達可能となっている。
前記支持連結機構6は、トラニオンリング1の上部に側
面視逆U形の受台10を端部脚10aにて設け、この受台10
の上面と支持フランジ5の下面に対向方向に凸状の球面
座11A、11Bを設け、かつ受台10の下面と支持フランジ5
の上面に凹状球面座12A、12Bを設け、前記凸状球面座11
A、11Bの間に、上下面が凹球面とされた支持ブロック13
を介在させると共に、前記凸状球面座11A、11B、凹状球
面座12A、12B、支持フランジ5、受台10及び支持ブロッ
ク13を、これらに遊嵌貫通させた支持ボルト14と、夫々
支持ボルト14端部に取り付けた、前記凹状球面座12A、1
2Bに球面で摺接する端部固定金物15A、15Bとにより挟圧
して接合している。
面視逆U形の受台10を端部脚10aにて設け、この受台10
の上面と支持フランジ5の下面に対向方向に凸状の球面
座11A、11Bを設け、かつ受台10の下面と支持フランジ5
の上面に凹状球面座12A、12Bを設け、前記凸状球面座11
A、11Bの間に、上下面が凹球面とされた支持ブロック13
を介在させると共に、前記凸状球面座11A、11B、凹状球
面座12A、12B、支持フランジ5、受台10及び支持ブロッ
ク13を、これらに遊嵌貫通させた支持ボルト14と、夫々
支持ボルト14端部に取り付けた、前記凹状球面座12A、1
2Bに球面で摺接する端部固定金物15A、15Bとにより挟圧
して接合している。
支持ブロック13の上下面は凸状球面座11A、11Bに摺動可
能に当接しており、支持ブロック13と凸状球面座11Aの
摺動面16は支持ボルト14の軸中心線上の上方位置を球心
とする球面に形成され、また支持ブロック13と凸状球面
座11Bの摺動面17は支持ボルト14の軸中心線上の下方位
置を球心とする球面に形成されている。
能に当接しており、支持ブロック13と凸状球面座11Aの
摺動面16は支持ボルト14の軸中心線上の上方位置を球心
とする球面に形成され、また支持ブロック13と凸状球面
座11Bの摺動面17は支持ボルト14の軸中心線上の下方位
置を球心とする球面に形成されている。
凹状球面座12Aと端部固定金物15Aの摺動面18は前記摺動
面16と同芯の球面に形成され、また凹状球面座11Bと端
部固定金物15Bの摺動面19は前記摺動面17と同芯の球面
に形成されている。
面16と同芯の球面に形成され、また凹状球面座11Bと端
部固定金物15Bの摺動面19は前記摺動面17と同芯の球面
に形成されている。
支持フランジ5、受台10、凸状球面座11A、11B、凹状球
面座12A、12B、支持ブロック13の中心部には、夫々に形
成した支持ボルト14より大径の開口部を介して支持ボル
ト14が遊嵌しており、この支持ボルト14との間に隙間2
0、21、22、23、24、25、26が設けられている。
面座12A、12B、支持ブロック13の中心部には、夫々に形
成した支持ボルト14より大径の開口部を介して支持ボル
ト14が遊嵌しており、この支持ボルト14との間に隙間2
0、21、22、23、24、25、26が設けられている。
以上の構成において、炉体4の直立時には、炉体荷重は
支持フランジ5、凸状球面座11A、支持ブロック13、凸
状球面座11B、受台10を介してトラニオンリング1に支
持され、上部傾動用ブラケット7Aとトラニオンリング1
間には隙間8があるために上部傾動用ブラケット7Aを介
してトラニオンリング1に支持されることはない。
支持フランジ5、凸状球面座11A、支持ブロック13、凸
状球面座11B、受台10を介してトラニオンリング1に支
持され、上部傾動用ブラケット7Aとトラニオンリング1
間には隙間8があるために上部傾動用ブラケット7Aを介
してトラニオンリング1に支持されることはない。
炉体4の傾動時には、炉体荷重及び傾動によるモーメン
トは傾動角度に応じて夫々支持フランジ5及び傾動用ブ
ラケット7に分配支持される。
トは傾動角度に応じて夫々支持フランジ5及び傾動用ブ
ラケット7に分配支持される。
炉体4の倒立時には、支持ボルト14に引張り力が働くよ
うに炉体荷重は支持フランジ5、凹状球面座12A、端部
固定金物15、支持ボルト14、端部固定金物15B、凹状球
面座12B、受台10を介してトラニオンリング1に支持さ
れ、下部傾動用ブラケット7Bとトラニオンリング1間に
隙間8があるため下部傾動用ブラケット7Bを介してトラ
ニオンリング1に支持されることはない。
うに炉体荷重は支持フランジ5、凹状球面座12A、端部
固定金物15、支持ボルト14、端部固定金物15B、凹状球
面座12B、受台10を介してトラニオンリング1に支持さ
れ、下部傾動用ブラケット7Bとトラニオンリング1間に
隙間8があるため下部傾動用ブラケット7Bを介してトラ
ニオンリング1に支持されることはない。
精錬時の熱影響及び経年使用等により炉体4が不均一に
変形したり、炉体4とトラニオンリング1が相互に不均
一に変形した場合、支持フランジ5が押されてトラニオ
ンリング1上に設けた受台10に対して平行に移動し、こ
の支持フランジ5により支持ボルト14の上部が押された
状態となる。このため、支持ボルト14はこれが遊嵌した
支持フランジ5、受台10、凸状球面座11A、11B、凹状球
面座12A、12B、支持ブロック13内において隙間20、21、
22、23、24、25、26分だけ移動し、その移動が夫々の開
口部壁で阻止された後、凸状球面座11Aと支持ブロック1
3、凹状球面座12Aと端部固定金物15Aは夫々摺動面16、1
8で摺動し、かつ、凹状球面座12Bと端部固定金物15B,凸
状球面座11Bと支持ブロック13は夫々摺動面17、19で摺
動する。従って、炉体変形の方向を問わず、支持ボルト
14は押される方向側に第5図に示すように角度θだけ傾
いて炉体4の不均一な変形が吸収され、支持連結機構6
に炉体荷重以外の無理な力が働くことはなく、また支持
ボルト14と各部材の間に存在する隙間20、21、22、23、
24、25、26により前記支持ボルト14の傾き角θは小さく
なる。しかも、凸状球面座11A、11B間に介在する支持ブ
ロック13は上下方向に短く座屈の問題を生じないと共
に、支持連結機構6によって連結された支持フランジ5
とトラニオンリング1間の距離(第5図に示す間隔l)
は小さくなる。従って、凸状球面座11A、11Bが相対的に
水平方向に大きくズレてもそのズレによる影響は小さい
から、炉体荷重の支持はより確実となる。
変形したり、炉体4とトラニオンリング1が相互に不均
一に変形した場合、支持フランジ5が押されてトラニオ
ンリング1上に設けた受台10に対して平行に移動し、こ
の支持フランジ5により支持ボルト14の上部が押された
状態となる。このため、支持ボルト14はこれが遊嵌した
支持フランジ5、受台10、凸状球面座11A、11B、凹状球
面座12A、12B、支持ブロック13内において隙間20、21、
22、23、24、25、26分だけ移動し、その移動が夫々の開
口部壁で阻止された後、凸状球面座11Aと支持ブロック1
3、凹状球面座12Aと端部固定金物15Aは夫々摺動面16、1
8で摺動し、かつ、凹状球面座12Bと端部固定金物15B,凸
状球面座11Bと支持ブロック13は夫々摺動面17、19で摺
動する。従って、炉体変形の方向を問わず、支持ボルト
14は押される方向側に第5図に示すように角度θだけ傾
いて炉体4の不均一な変形が吸収され、支持連結機構6
に炉体荷重以外の無理な力が働くことはなく、また支持
ボルト14と各部材の間に存在する隙間20、21、22、23、
24、25、26により前記支持ボルト14の傾き角θは小さく
なる。しかも、凸状球面座11A、11B間に介在する支持ブ
ロック13は上下方向に短く座屈の問題を生じないと共
に、支持連結機構6によって連結された支持フランジ5
とトラニオンリング1間の距離(第5図に示す間隔l)
は小さくなる。従って、凸状球面座11A、11Bが相対的に
水平方向に大きくズレてもそのズレによる影響は小さい
から、炉体荷重の支持はより確実となる。
支持連結機構6の部材間(摺動面16、17、18、19)に摩
耗が発生した場合、上下の端部固定金物15A、15Bを増締
めすることにより摩耗によりガタを簡単に除去できる。
耗が発生した場合、上下の端部固定金物15A、15Bを増締
めすることにより摩耗によりガタを簡単に除去できる。
尚、実施例では、凸状球面座11A、11B及び凹状球面座12
A、12Bは夫々支持フランジ5及び受台10に固着されてい
るが、支持フランジ5及び受台10に一体にリングを突設
し、このリング内に凸状球面座11A、11B及び凹状球面座
12A、12Bを嵌合係止させるようにしても同効である。
A、12Bは夫々支持フランジ5及び受台10に固着されてい
るが、支持フランジ5及び受台10に一体にリングを突設
し、このリング内に凸状球面座11A、11B及び凹状球面座
12A、12Bを嵌合係止させるようにしても同効である。
以上の通り、この考案によれば、上下方向に短い支持ブ
ロックを介して炉体側(支持フランジ側)とトラニオン
リング側(台座側)に2段ずつ計4段の球面摺動機構を
重ねた支持連結機構により支持フランジとトラニオンリ
ングを連結し、その連結距離を小さくしたから、剛性の
大きな連結構造が得られる。また、トラニオンリングに
対して支持フランジが相対的に位置ズレを生じても支持
ボルトと各部材の間に存在する隙間により支持ボルトの
傾斜角度を小さくできるから、炉体荷重を確実に支持し
ながら、精錬時の熱影響及び経年使用等により炉体の不
均一変形や炉体・トラニオン相互の不均一変形を円滑に
かつ大きく吸収することができ、耐久性の向上が図れ
る。
ロックを介して炉体側(支持フランジ側)とトラニオン
リング側(台座側)に2段ずつ計4段の球面摺動機構を
重ねた支持連結機構により支持フランジとトラニオンリ
ングを連結し、その連結距離を小さくしたから、剛性の
大きな連結構造が得られる。また、トラニオンリングに
対して支持フランジが相対的に位置ズレを生じても支持
ボルトと各部材の間に存在する隙間により支持ボルトの
傾斜角度を小さくできるから、炉体荷重を確実に支持し
ながら、精錬時の熱影響及び経年使用等により炉体の不
均一変形や炉体・トラニオン相互の不均一変形を円滑に
かつ大きく吸収することができ、耐久性の向上が図れ
る。
第1図、第2図はこの考案の実施例を示す平面図、右側
面図、第3図は同実施例の要部を示す第1図のA〜線に
沿う断面図、第4図は第3図の拡大詳細図、第5図は作
用説明図である。 1……トラニオンリング、4……炉体、 5……支持フランジ、6……支持連結機構、 7……傾動用ブラケット、9……ストッパー、 10……受台、11A、11B……凸状球面座、 12A、12B……凹状球面座、 13……支持ブロック、14……支持ボルト、 15A、15B……端部固定金物、 16、17、18、19……摺動面、8、20、21、22、23、24、
25、26……隙間.
面図、第3図は同実施例の要部を示す第1図のA〜線に
沿う断面図、第4図は第3図の拡大詳細図、第5図は作
用説明図である。 1……トラニオンリング、4……炉体、 5……支持フランジ、6……支持連結機構、 7……傾動用ブラケット、9……ストッパー、 10……受台、11A、11B……凸状球面座、 12A、12B……凹状球面座、 13……支持ブロック、14……支持ボルト、 15A、15B……端部固定金物、 16、17、18、19……摺動面、8、20、21、22、23、24、
25、26……隙間.
Claims (1)
- 【請求項1】トラニオンリング内に挿入配置された転炉
炉体のトラニオンリングより上方の外周部に支持フラン
ジを設け、この支持フランジを介して前記炉体をトラニ
オンリング上に支持する転炉炉体支持装置において、前
記トラニオンリングの上部に受台を設け、この受台上面
と、前記炉体外周部に設けた支持フランジ下面とに対向
方向に凸状の球面座を設け、かつ受台下面と支持フラン
ジ上面とに凹状の球面座を設け、前記凸状球面座の間
に、上下面が凹球面とされた支持ブロックを介在させる
と共に、前記凸状球面座、凹状球面座、支持フランジ、
受台及び支持ブロックを、これらに遊嵌貫通させた支持
ボルトと、夫々の支持ボルト端部に取り付けた、前記凹
状球面座に球面で摺接する端部固定金物とにより挟圧し
て接合したことを特徴とする転炉炉体支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11775889U JPH0638105Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 転炉炉体支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11775889U JPH0638105Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 転炉炉体支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0359351U JPH0359351U (ja) | 1991-06-11 |
| JPH0638105Y2 true JPH0638105Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31665961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11775889U Expired - Lifetime JPH0638105Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 転炉炉体支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638105Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP11775889U patent/JPH0638105Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0359351U (ja) | 1991-06-11 |
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