JPH0638121Y2 - 織機タペットカム軸への給油装置 - Google Patents

織機タペットカム軸への給油装置

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JPH0638121Y2
JPH0638121Y2 JP9357488U JP9357488U JPH0638121Y2 JP H0638121 Y2 JPH0638121 Y2 JP H0638121Y2 JP 9357488 U JP9357488 U JP 9357488U JP 9357488 U JP9357488 U JP 9357488U JP H0638121 Y2 JPH0638121 Y2 JP H0638121Y2
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JP
Japan
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oil
tappet
cam shaft
box
belt
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JP9357488U
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JPH0214380U (ja
Inventor
充博 岩崎
尚義 加藤
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、織機開口装置のタペットカム軸駆動機構への給
油装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のタペットカム軸駆動機構への給油は、実開昭58-1
92980号公報の図にもみられるごとく、織機の機台側方
に設けられた経糸開口装置駆動機構を内蔵したタペット
ボックス内で駆動機構の軸受部分へオイル潤滑をしてい
るが、例えば織機側方に設けたタペットボックスには潤
滑のためのオイルが定められた容量入れられており、複
数のタペットカムが回転可能に支持され、カムやカムフ
ォロアの一部が油浴の状態となっているので、これらの
回転により潤滑が行われるが、軸受部への十分な潤滑が
できなかった。
また、第4図に示したようなオイルパンをタペットカム
軸より上方に設け、その底部に滴下穴を設けてオイルの
滴下による潤滑のため、タペットボックス内のオイルを
オイルポンプで汲み上げ、オイルを循環させるようにし
ていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のようにタペットボックス内のオイルをオイルポン
プによりオイルパンに汲み上げ、給油部へ滴下するよう
にした給油装置では、ボックス内に侵入した風綿やカ
ム、カムフォロアなどの摩擦面での摩耗によって生じた
金属粉でオイルポンプを傷つけ、ポンプの性能を低下さ
せるだけでなく高価なポンプの取替やその関連部品、配
管部品等の部品点数も多くなるため、このオイルポンプ
を使わないで済む給油装置が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) そこで本案においては、タペットボックス内に油浴状態
で配設した油浴ローラと、タペットカム軸の軸受部分よ
り高位置にある油溜り近傍に配設したローラとの間にベ
ルトを張架するとともに、周回する前記ベルトに付着し
たオイルを回収するスクレーパを油溜りに近接して設
け、そのスクレーパにより油溜りに回収されたオイルが
オイル通路を経てタペットカム軸の軸受部分に分配給油
されるようにした。
また、前記油溜りをタペットカム軸より高い位置に配し
たオイルパンとし、その底部にあけた穴より前記軸受部
分へオイルが滴下できるようにした。
(作用) 本案は、前述のような構成であるので、タペットボック
ス内の油浴部分で周回するベルトの表面にオイルが付着
し、このベルトに付着したオイルが油溜り近傍、ときと
してオイルパン近傍のローラ上部でスクレーパによって
掻き取られ、オイルパンなど油溜りへオイルが回収され
るようになっており、この回収されたオイルは油溜り底
部にあけられた穴からタペットカム軸の軸受部分に滴下
されるようになっている。
このように本案においては、スクレーパでオイルを掻き
取り、かつオイル中に含まれる摩耗金属粉をスクレーパ
に付着させ取り除いた後、オイルだけをタペットカム軸
などへ滴下するようにしたので、従来のようなオイルポ
ンプを使わずにオイル潤滑ができるようになった。
(実施例1) 本案を実施した第1図、第2図の実施例について説明す
る。この第1実施例は織機機台側方に設けたタペットカ
ム軸駆動機構の軸受部分にオイルパン底部の穴からオイ
ルを滴下させるようにした例である。
1はヘルドフレームで、その左右下側で連結したワイヤ
ロープ2によって開口装置駆動機構のカムレバー4に連
結され、その一端にあるカムフォロア5はタペットカム
6に従動されるようになっている。そして、このタペッ
トカム6はカム駆動軸7の軸上に軸受けされ、この回転
によってカムレバー4は支軸8を中心に揺動し、ヘルド
フレーム1の昇降運動とし、開口運動が行われている。
すなわち、アイドル軸(図示してない)を経由してタペ
ットカム6は駆動されるようになっているが、固定した
タペット軸7にタペットカム6は軸受部6aを介して嵌合
され、織物組織によってタペットカム6の回転が決めら
れており、その動きによってカムレバー4の揺動に変換
され、ワイヤロープ2を介してヘルドフレーム1の昇降
運動に変換される。このような開口装置は、従来におい
ては第4図のごとく、タペットボックス3内のオイルを
オイルポンプ21で汲み上げオイルパン17に貯留させ、そ
の底部にあけた穴22,23からタペットカム軸7の軸受部
分6aおよびカムレバー4と連結部材20との接触部分に挿
入されたブッシュ19にオイルが滴下される。しかし、こ
のような場合、風綿やオイルに混在される金属粉がオイ
ルポンプ21で汲み上げられるため、ポンプ21が傷みやす
い。
このため本案においては、第2図に示すごとくタペット
ボックス3内に支承されたタペットカム軸7の端側に、
タペットギヤ9およびチェンジギヤ10が設けられてい
て、これら2つの歯車の端数組合せによりタペットカム
6の回転が決められているが、油浴ローラ12を駆動させ
るため、例えば前記タペットギヤ9に噛み合うチェンジ
ギヤ10を軸11に支承させる。そして、このチェンジギヤ
10に同軸固定のプーリ10aと、それより下部にあってタ
ペットボックス3に固定された軸13に遊合の油浴ローラ
12、それにタペットボックス3の上方かつオイルパン17
に近接して設けられた支軸16に遊合されるローラ15との
間にベルト14を張架し、歯車10の回転によってベルト14
は油浴ローラ12を経、上方のローラ15へ到達し、再びプ
ーリ10aへと周回できるようになっている。
このとき、ベルト14は駆動部分を持つプーリ10aから直
接オイルパン17に近いローラ15へ張架してもよいし、ま
た、タペットギヤ9、チェンジギヤ10との噛み合いにつ
いては歯車以外の伝動機構であってもよい。
このようにして、ベルト14はタペットボックス3内のオ
イルに油浴状態となった後、上方オイルパン17近傍のロ
ーラ15まで運ばれ、そこでベルト14に付着して運ばれて
来たオイルをローラ15に接するスクレーパ18で掻き取
り、スクレーパ18で濾過されたオイルはオイルパン17へ
回収され貯留されるようになっている。
そして、タペットカム軸7の軸受部分やカムレバーブッ
シュ19の部分に穴22,23から滴下されたオイルで給油さ
れるようになっている。
(実施例2) 第3図に示した第2実施例について説明する。第1実施
例と共通するところは同一符号で示す。タペットボック
ス3内のタペットカム軸7に支承されたタペットカム6
が回転し、これに従動するカムフォロア5によりカムレ
バー4が揺動され、その動きが方向変換され、ヘルドフ
レーム1は上下に往復運動する。
この場合、第3図に示すごとく、固定のタペットカム軸
7上の軸受部6aを軸受として回転の伝えられるブッシュ
6bに、ベルト14用の溝を持つプーリ6cを固着させ、この
プーリ6cとボックス3に支軸の軸13に支承の油浴ローラ
12との間にベルト14が張架される。そして、この油浴ロ
ーラ12の下側はボックス3のオイルに油浴状態となって
いる。したがって張架されたベルト14はプーリ6cの駆動
回転によってプーリ6cと油浴ローラ12との間を周回し、
オイルはベルト14に付着し上方へ運ばれる。
このときブッシュ6b上のプーリ6cの上方近傍にスクレー
パ18を鉤状に設け、端部の固定フープ7aに切り込みをつ
くり、スクレーパ18で掻き取ったベルト14に付着したオ
イルをこの切り込みに導き、ここから軸受部6aに給油さ
れるようになっている。
したがって、ベルト14で運ばれたオイルは、この切り込
み部分が油溜り17aとなってタペットカム6の各軸受部6
aへ給油する。
(考案の効果) このように本案によれば、オイルポンプを使用すること
がないので、タペットカム軸受部への給油に際し、風綿
や摩耗金属粉によるトラブルの発生がなく、しかも、ポ
ンプ駆動部品や配管部品を使わないので低コストで済
み、また、油浴ローラをタペットボックス下面に近づけ
て配置すれば、オイルが減少しても確実に給油ができ、
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案第1実施例による給油装置を備えた開口装
置の概略正面図で、第2図はオイルパンを用いた第11実
施例給油装置を一部断面にて示した正面図である。次の
第3図は第2実施例を示したもので、タペットカム軸の
一部を断面にて示した側面図である。また、第4図は従
来のオイルパンを用いた給油装置の概略正面図である。 3:タペットボックス 6:タペットカム、6a:軸受部 6b:ブッシュ 6c:プーリ 7:タペットカム軸 7a:固定フープ 9:タペットギヤ 10:チェンジギヤ 10a:駆動プーリ 12:油浴ローラ 14:ベルト 15:ローラ 17:オイルパン、17a:油溜り 18:スクレーパ 22,23:オイル滴下穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機機台側方に設けた経糸開口装置駆動機
    構内蔵のタペットボックス内タペットカム軸受部にオイ
    ル潤滑するようにした給油装置において、タペットボッ
    クス内で油浴状態に配設した油浴ローラと、前記軸受部
    より高い位置の油溜り近傍に配設したローラとの間にベ
    ルトを張架するとともに、周回する前記ベルトに付着し
    たオイル回収のスクレーパを油溜り近傍に設け、スクレ
    ーパにより油溜りに回収されたオイルがオイル通路を経
    てタペットカム軸の軸受部分へ分配できるようにしたこ
    とを特徴とする織機タペットカム軸への給油装置。
  2. 【請求項2】前記油溜りがタペットカム軸より高い位置
    に配置したオイルパンであり、その底部にあけた穴より
    前記タペットカム軸の軸受部分へ回収されたオイルが滴
    下できるようにしてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の給油装置。
JP9357488U 1988-07-14 1988-07-14 織機タペットカム軸への給油装置 Expired - Lifetime JPH0638121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9357488U JPH0638121Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 織機タペットカム軸への給油装置

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JP9357488U JPH0638121Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 織機タペットカム軸への給油装置

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Publication Number Publication Date
JPH0214380U JPH0214380U (ja) 1990-01-29
JPH0638121Y2 true JPH0638121Y2 (ja) 1994-10-05

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JP9357488U Expired - Lifetime JPH0638121Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 織機タペットカム軸への給油装置

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