JPH0638326B2 - 偏向コイル用巻線機 - Google Patents
偏向コイル用巻線機Info
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- JPH0638326B2 JPH0638326B2 JP63333419A JP33341988A JPH0638326B2 JP H0638326 B2 JPH0638326 B2 JP H0638326B2 JP 63333419 A JP63333419 A JP 63333419A JP 33341988 A JP33341988 A JP 33341988A JP H0638326 B2 JPH0638326 B2 JP H0638326B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2209/00—Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
- H01J2209/236—Manufacture of magnetic deflecting devices
- H01J2209/2363—Coils
- H01J2209/2366—Machines therefor, e.g. winding, forming, welding, or the like
Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ブラウン管に装着される偏向コイルを自動巻
線する巻線機に係り、特に整列巻きができる偏向コイル
用巻線機の改良に関する。
線する巻線機に係り、特に整列巻きができる偏向コイル
用巻線機の改良に関する。
「従来の技術」 従来の偏向コイル用巻線機は、第15図乃至第17図に
示す如く、開離しかつ結合自在な雄型1及び雌型2から
成るコイル型3を有し、雄型1と雌型2とを結合させた
後に、コイル型3の周囲をフライヤー4が往復円弧運動
することで、線材5が巻線ガイド6によって案内され
て、コイル型3によって形成された空域、つまり巻線領
域7に線材5が巻回されるようになっている。偏向コイ
ルの巻回後、シャフト8が伸長して雌型2と連結した
後、キャフト8が復帰動作をして雄型1と雌型2とが型
開きをし、次いで巻回終了後の偏向コイルをコイル型3
から離型させるようになっている。上記偏向コイル用巻
線機によって製造される偏向コイルは、1個のブラウン
管に装着される偏向コイルを縦割りに2分割した形状の
ものである。
示す如く、開離しかつ結合自在な雄型1及び雌型2から
成るコイル型3を有し、雄型1と雌型2とを結合させた
後に、コイル型3の周囲をフライヤー4が往復円弧運動
することで、線材5が巻線ガイド6によって案内され
て、コイル型3によって形成された空域、つまり巻線領
域7に線材5が巻回されるようになっている。偏向コイ
ルの巻回後、シャフト8が伸長して雌型2と連結した
後、キャフト8が復帰動作をして雄型1と雌型2とが型
開きをし、次いで巻回終了後の偏向コイルをコイル型3
から離型させるようになっている。上記偏向コイル用巻
線機によって製造される偏向コイルは、1個のブラウン
管に装着される偏向コイルを縦割りに2分割した形状の
ものである。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の偏向コイル用巻線機は、フラ
イヤー4の往復円弧運動により巻線ガイド6を介在させ
てコイル型3の巻線領域7に線材5を単に巻回するか
ら、この巻線中は線材5と巻線ガイド6とが常に摩擦し
ている状態で接触している。この摩擦抵抗によって巻線
領域7に巻回される線材5の張力が低減する。このため
に、コイル型3の巻線領域7の断面は、第18図に示す
如く、ブラウン管のネックの形状に見合うように半円形
状になっている。このため、線材5と雌型2とのすべり
抵抗が大きいと、第18図に破線で示す理想の巻回状態
に対して二点鎖線で示す如く、巻線領域7の奥部から充
分に巻回されずに、不整列な巻回状態となって使用時に
良好な磁気特性が得られない場合がある。特にリッツ線
など複数の線材を一度に巻回する場合は、雌型2との間
のすべり抵抗が大きく、上記問題点の発生する確率が高
い。しかも、近時、偏向コイルの磁気特性を改善すべ
く、巻回の途中で巻線領域7内にピンを挿入して、偏向
コイルに線材が巻回されない磁気特性補正用の空域を形
成することも行われるようになっているが、上記の如く
コイル型2と線材5との引掛りにより予め定めた巻数毎
に磁気特性補正用の空域を形成することができず、所定
の磁気特性が得られないといった問題点があった。
イヤー4の往復円弧運動により巻線ガイド6を介在させ
てコイル型3の巻線領域7に線材5を単に巻回するか
ら、この巻線中は線材5と巻線ガイド6とが常に摩擦し
ている状態で接触している。この摩擦抵抗によって巻線
領域7に巻回される線材5の張力が低減する。このため
に、コイル型3の巻線領域7の断面は、第18図に示す
如く、ブラウン管のネックの形状に見合うように半円形
状になっている。このため、線材5と雌型2とのすべり
抵抗が大きいと、第18図に破線で示す理想の巻回状態
に対して二点鎖線で示す如く、巻線領域7の奥部から充
分に巻回されずに、不整列な巻回状態となって使用時に
良好な磁気特性が得られない場合がある。特にリッツ線
など複数の線材を一度に巻回する場合は、雌型2との間
のすべり抵抗が大きく、上記問題点の発生する確率が高
い。しかも、近時、偏向コイルの磁気特性を改善すべ
く、巻回の途中で巻線領域7内にピンを挿入して、偏向
コイルに線材が巻回されない磁気特性補正用の空域を形
成することも行われるようになっているが、上記の如く
コイル型2と線材5との引掛りにより予め定めた巻数毎
に磁気特性補正用の空域を形成することができず、所定
の磁気特性が得られないといった問題点があった。
本発明は如上従来技術の問題点に鑑み、巻線ガイドや雄
型、雌型に対し、線材が作動して擦れることにより生じ
る摩擦抵抗に抗して巻線領域の奥深くまで線材を到達さ
せるようにしたコイル用巻線機を提供する。
型、雌型に対し、線材が作動して擦れることにより生じ
る摩擦抵抗に抗して巻線領域の奥深くまで線材を到達さ
せるようにしたコイル用巻線機を提供する。
「課題を解決する手段」 本発明は、前記目的を達成させるための手段として、先
ず第一に、偏向コイル用巻線機において、雄型と雌型と
を接合したときに巻線領域を形成するコイル型と、前記
コイル型を超音波振動させるようにこのコイル型に取り
付けた超音波発振器とを備え、偏向コイル巻回時に、前
記超音波発振器を作動させて前記コイル型を超音波振動
させ、線材をコイル型に導入する際に生じる摩擦抵抗
を、前記コイル型の超音波振動によって減少せしめ、コ
イル型の巻線領域の深部に線材を円滑に導入せしめるよ
うにした。
ず第一に、偏向コイル用巻線機において、雄型と雌型と
を接合したときに巻線領域を形成するコイル型と、前記
コイル型を超音波振動させるようにこのコイル型に取り
付けた超音波発振器とを備え、偏向コイル巻回時に、前
記超音波発振器を作動させて前記コイル型を超音波振動
させ、線材をコイル型に導入する際に生じる摩擦抵抗
を、前記コイル型の超音波振動によって減少せしめ、コ
イル型の巻線領域の深部に線材を円滑に導入せしめるよ
うにした。
本発明は、次に、前記目的を達成させるための第二の手
段として、偏向コイル用巻線機において、雄型と雌型と
を接合したときに巻線領域を形成し、該雄型と雌型とは
開放可能なように構成したコイル型と、前記雄型に形成
された溝にガイドされて進退するアームと、該アームの
ロッドに枢支され、一定の姿勢を保つようにバネで付勢
される押込板とを備え、前記アームの進退作動時に前記
押込板が一体的に作動し、該押込板がその付勢によって
巻線領域の曲面に沿ってスライドし、巻回中の線材を押
圧し、巻線領域の深部へコイル巻線を押し込むようにし
た。
段として、偏向コイル用巻線機において、雄型と雌型と
を接合したときに巻線領域を形成し、該雄型と雌型とは
開放可能なように構成したコイル型と、前記雄型に形成
された溝にガイドされて進退するアームと、該アームの
ロッドに枢支され、一定の姿勢を保つようにバネで付勢
される押込板とを備え、前記アームの進退作動時に前記
押込板が一体的に作動し、該押込板がその付勢によって
巻線領域の曲面に沿ってスライドし、巻回中の線材を押
圧し、巻線領域の深部へコイル巻線を押し込むようにし
た。
本発明は、更に、前記目的を達成させるための第三の手
段として、偏向コイル用巻線機において、雄型と雌型と
を接合したときに巻線領域を形成し、該雄型と雌型とは
開放可能なように構成したコイル型と、圧縮コイルバネ
によってスラスト方向に付勢される押圧ロッドと、長孔
を形成し、該長孔をスライド自在に前記押圧ロッドに保
持されるアームと、該アームの先端部に枢支され、バネ
の付勢によって一定の姿勢を保持する習性を与えられ、
前記巻線領域内でスライド可能な押込板とを備え、コイ
ル巻線時にパルスモータにより前記押圧ロッドを圧縮コ
イルバネに抗して駆動し、アームを介して押込板を作動
させ、巻線領域内の深部へ線材を押圧するようにした。
段として、偏向コイル用巻線機において、雄型と雌型と
を接合したときに巻線領域を形成し、該雄型と雌型とは
開放可能なように構成したコイル型と、圧縮コイルバネ
によってスラスト方向に付勢される押圧ロッドと、長孔
を形成し、該長孔をスライド自在に前記押圧ロッドに保
持されるアームと、該アームの先端部に枢支され、バネ
の付勢によって一定の姿勢を保持する習性を与えられ、
前記巻線領域内でスライド可能な押込板とを備え、コイ
ル巻線時にパルスモータにより前記押圧ロッドを圧縮コ
イルバネに抗して駆動し、アームを介して押込板を作動
させ、巻線領域内の深部へ線材を押圧するようにした。
「実施例」 以下、本発明を図示した実施例により詳細に説明する。
先ず、本発明を第1図乃至第2図で示した第1実施例に
よって説明する。
よって説明する。
この第1実施例は、線材と巻線ガイドとの間に生じる摩
擦抵抗を、超音波振動によって減少するものである。
擦抵抗を、超音波振動によって減少するものである。
同図において、11は雄型、12は雌型である。雌型1
2は雄型11に対して結合自在に可動し、かつ巻線ガイ
ド13を有していることは従来と同一である。上記雌型
12には、押込み装置Aとしてのランジュバン振動子な
どを利用した超音波発振器14を付設する。超音波発振
器14を雌型12に付設するにあたり、第1図の軌跡1
5に示す如く、雄型11と雌型12との結合により形成
される巻線領域に線材を巻回するためのフライヤー18
の往復円弧運動に邪魔にならないような位置に付設す
る。又、超音波発振器14には、雌型12を雄型11か
ら離型させるためのシャフト17との連結部16を形成
する。該連結部16は、従来の雌型12に設けていた連
結部と同一のものであることは勿論である。
2は雄型11に対して結合自在に可動し、かつ巻線ガイ
ド13を有していることは従来と同一である。上記雌型
12には、押込み装置Aとしてのランジュバン振動子な
どを利用した超音波発振器14を付設する。超音波発振
器14を雌型12に付設するにあたり、第1図の軌跡1
5に示す如く、雄型11と雌型12との結合により形成
される巻線領域に線材を巻回するためのフライヤー18
の往復円弧運動に邪魔にならないような位置に付設す
る。又、超音波発振器14には、雌型12を雄型11か
ら離型させるためのシャフト17との連結部16を形成
する。該連結部16は、従来の雌型12に設けていた連
結部と同一のものであることは勿論である。
そして、従来と同様にシャフト17を伸長させてシャフ
トに連結された雌型12を雄型11に結合させた後にシ
ャフト17のみを後退させる。次いで、フライヤー18
を第1図の軌跡15に示す如く、往復円弧運動をさせれ
ば、従来と同様と巻線ガイド13に線材が案内されて、
雄型11と雌型12との結合により形成される巻線領域
19に巻回する。この時、上記超音波発振器14を駆動
させて、雌型12を振動し、該雌型12が振動すれば、
結合状態にある雄型11も振動する。このため、線材が
巻線ガイド13と常時接触してさほど張力の加わってい
ない状態にあって、巻回時に雄型11や雌型12と線材
とのすべり抵抗が大きく左右する場合でも、超音波発振
器14による雄型11及び雌型12の振動で雄型11及
び雌型12との線材の引掛りを軽減させて、これにより
線材を巻線ガイド19の奥部から順に整列巻きをするも
のである。
トに連結された雌型12を雄型11に結合させた後にシ
ャフト17のみを後退させる。次いで、フライヤー18
を第1図の軌跡15に示す如く、往復円弧運動をさせれ
ば、従来と同様と巻線ガイド13に線材が案内されて、
雄型11と雌型12との結合により形成される巻線領域
19に巻回する。この時、上記超音波発振器14を駆動
させて、雌型12を振動し、該雌型12が振動すれば、
結合状態にある雄型11も振動する。このため、線材が
巻線ガイド13と常時接触してさほど張力の加わってい
ない状態にあって、巻回時に雄型11や雌型12と線材
とのすべり抵抗が大きく左右する場合でも、超音波発振
器14による雄型11及び雌型12の振動で雄型11及
び雌型12との線材の引掛りを軽減させて、これにより
線材を巻線ガイド19の奥部から順に整列巻きをするも
のである。
以下、本発明を第3図乃至第6図で示した第2実施例に
よって説明する。
よって説明する。
この第2実施例は、雄型に形成した溝にガイドされて進
退するアームと、該アームのロッドに枢支され、一定の
姿勢を保つようにバネで付勢される押込板とを備え、前
記アームの進退作動時に前記押込板が一体的に作動し、
該押込板がその付勢によって巻線領域の曲面に沿ってス
ライドし、巻回中の線材を押圧し、巻線領域の深部へコ
イル巻線を押し込むようにしたものである。
退するアームと、該アームのロッドに枢支され、一定の
姿勢を保つようにバネで付勢される押込板とを備え、前
記アームの進退作動時に前記押込板が一体的に作動し、
該押込板がその付勢によって巻線領域の曲面に沿ってス
ライドし、巻回中の線材を押圧し、巻線領域の深部へコ
イル巻線を押し込むようにしたものである。
同図において、雄型21に押込板22を備えた押込み装
置Aを設けたものである。即ち、雄型21の後部(雌型
23との結合する側)と反対側の部分に支持基板24を
固設させ、該支持基板24に取付板25を介在させて数
値制御されるパルスモータ26を据え付ける。パルスモ
ータ26は、タイミングプーリ27,28及びタイミン
グベルト29を介してボールねじ30に回転可能に連結
させてある。ボールねじ30は一端を上記支持基板24
に回転自在に支承し、他端を他の支持基板31に回転自
在に支承する。支持基板31は上記支持基板24に対し
て適宜間隔をおいて、雄型21の後部に固設させてあ
る。ボールねじ30には、作動板32に設けた螺合部材
33を螺合する。作動板32は、ガイド孔を有して、該
ガイド孔にガイドロッド34,35が摺接自在に挿通さ
れて、パルスモータ26の駆動により往復運動が案内さ
れるようになっている。作動板32には、スプリングを
介在させて軸方向に進退自在な複数の押圧ロド37を取
付ける。押圧ロッド37は支持基板31に進退自在に支
持させてもある。支持基板31の先端には、第3図及び
第5図に示す如く回転自在な駒38を有し、該駒38を
アーム39の長孔40に摺動自在に嵌挿する。アーム3
9の基端は支点取付板41に回動自在に軸支する。支点
取付板41は、案内ロッド42に固設させておく。該案
内ロッド42は、支持基板31の案内孔に軸方向に進退
自在に挿通する。支点取付板41は、エアシリンダ43
に取り付ける。エアシリンダ43は支持基板31に据え
付けておく。上記アーム39は、第4図に示す如く、雄
型21の表面に凹設した溝44内から出没自在になって
いる。雄型21にはアーム39と当接するベアリングか
ら成る受けカム45を設けてある。アーム39は、その
先端に第3図及び第6図に示す如く、スプリング46の
弾発力に抗して没入できるロッド47が装着されてい
る。ロッド47の先端に、スプリング49の弾発力に抗
して首振り運動自在な押込板22を有し、該押込板22
の当接面22aは、雌型23の当接する表面の形状に沿
うような形状に形成させてある。
置Aを設けたものである。即ち、雄型21の後部(雌型
23との結合する側)と反対側の部分に支持基板24を
固設させ、該支持基板24に取付板25を介在させて数
値制御されるパルスモータ26を据え付ける。パルスモ
ータ26は、タイミングプーリ27,28及びタイミン
グベルト29を介してボールねじ30に回転可能に連結
させてある。ボールねじ30は一端を上記支持基板24
に回転自在に支承し、他端を他の支持基板31に回転自
在に支承する。支持基板31は上記支持基板24に対し
て適宜間隔をおいて、雄型21の後部に固設させてあ
る。ボールねじ30には、作動板32に設けた螺合部材
33を螺合する。作動板32は、ガイド孔を有して、該
ガイド孔にガイドロッド34,35が摺接自在に挿通さ
れて、パルスモータ26の駆動により往復運動が案内さ
れるようになっている。作動板32には、スプリングを
介在させて軸方向に進退自在な複数の押圧ロド37を取
付ける。押圧ロッド37は支持基板31に進退自在に支
持させてもある。支持基板31の先端には、第3図及び
第5図に示す如く回転自在な駒38を有し、該駒38を
アーム39の長孔40に摺動自在に嵌挿する。アーム3
9の基端は支点取付板41に回動自在に軸支する。支点
取付板41は、案内ロッド42に固設させておく。該案
内ロッド42は、支持基板31の案内孔に軸方向に進退
自在に挿通する。支点取付板41は、エアシリンダ43
に取り付ける。エアシリンダ43は支持基板31に据え
付けておく。上記アーム39は、第4図に示す如く、雄
型21の表面に凹設した溝44内から出没自在になって
いる。雄型21にはアーム39と当接するベアリングか
ら成る受けカム45を設けてある。アーム39は、その
先端に第3図及び第6図に示す如く、スプリング46の
弾発力に抗して没入できるロッド47が装着されてい
る。ロッド47の先端に、スプリング49の弾発力に抗
して首振り運動自在な押込板22を有し、該押込板22
の当接面22aは、雌型23の当接する表面の形状に沿
うような形状に形成させてある。
次に、上記第2実施例についてその動作を説明すれば、
第1実施例と同様にして雄型21と雌型23とで形成さ
れる巻線領域48に線材を巻回している間は、第3図に
示す如く、アーム39はもとより押込板22をも巻線領
域48から後退させて溝44内に没入させておく。そし
て、所定巻数毎に、巻回動作を停止させて、押込板22
を巻線領域48内に臨ませて、該押込板22で線材を巻
線領域48の奥部へ押込むものである。この場合、まず
エアシリンダ43を動作させて、支点取付板41を前進
させ、これによりアーム39の基端の軸支部39aを雌
型23の曲率半径の中心付近に位置させると、アーム3
9は、上記駒38を中心にして開き動作をし、これに伴
い押込板22が溝44から巻線領域48に突出し、該押
込板22の当接面22aが雌型23の表面に接触する。
次いで、パルスモータ26を駆動させれば、タイミング
プーリ27,28及びタイミングベルト29を介してボ
ールねじ30が回転するので、作動板33は螺合部材3
3とボールねじ30との螺合により前進する。作動板3
3の前進に伴い押圧ロッド37も前進するので、駒38
が長孔40内を移動しながらアーム39を押圧し、これ
によりアーム39は、基端の軸支部39aを中心にして
回動する。このアーム39の回動で押込板22が首振り
動作をしてその当接面22aが雌型23の表面を倣いな
がら巻線領域48の奥部に向って前進し、これにより押
込板22の押込面22bで線材を巻線領域48の奥部に
押込む。線材の押込みが終了すれば、パルスモータ26
を逆転させて押圧ロッド37を後退させ、これによりア
ーム39を開き動作させ、次いで、エアシリンダ43を
駆動させて支点取付板41を後退させれば、アーム39
が受けカム45との当接により上記とは逆に閉じる方向
に回動して、アーム39はもとより押込板22をも溝4
4内に没入する。これにより巻線領域48への線材の巻
回が可能になる。巻線領域48は、第4図に示す如く偏
向コイルが装着されるブラウン管のネックの形状に応じ
て湾曲する形状であるから、各押圧ロッド37毎に前進
する移動量が相違し、この相違する移動量をスプリング
36の弾発力で吸収する。各押込板22の移動量はスプ
リング36の有しない押圧ロッド37を基準にして設定
してある。スプリング36の弾発力で上記押圧ロッド3
7の移動量を吸収させることなく、各押圧ロッド37毎
に別個のパルスモータで駆動させることもできる。更
に、第1実施例の超音波発振器14を雌型23に付設し
て、該超音波発振器14と押込板22とを共用させるこ
とも可能である。
第1実施例と同様にして雄型21と雌型23とで形成さ
れる巻線領域48に線材を巻回している間は、第3図に
示す如く、アーム39はもとより押込板22をも巻線領
域48から後退させて溝44内に没入させておく。そし
て、所定巻数毎に、巻回動作を停止させて、押込板22
を巻線領域48内に臨ませて、該押込板22で線材を巻
線領域48の奥部へ押込むものである。この場合、まず
エアシリンダ43を動作させて、支点取付板41を前進
させ、これによりアーム39の基端の軸支部39aを雌
型23の曲率半径の中心付近に位置させると、アーム3
9は、上記駒38を中心にして開き動作をし、これに伴
い押込板22が溝44から巻線領域48に突出し、該押
込板22の当接面22aが雌型23の表面に接触する。
次いで、パルスモータ26を駆動させれば、タイミング
プーリ27,28及びタイミングベルト29を介してボ
ールねじ30が回転するので、作動板33は螺合部材3
3とボールねじ30との螺合により前進する。作動板3
3の前進に伴い押圧ロッド37も前進するので、駒38
が長孔40内を移動しながらアーム39を押圧し、これ
によりアーム39は、基端の軸支部39aを中心にして
回動する。このアーム39の回動で押込板22が首振り
動作をしてその当接面22aが雌型23の表面を倣いな
がら巻線領域48の奥部に向って前進し、これにより押
込板22の押込面22bで線材を巻線領域48の奥部に
押込む。線材の押込みが終了すれば、パルスモータ26
を逆転させて押圧ロッド37を後退させ、これによりア
ーム39を開き動作させ、次いで、エアシリンダ43を
駆動させて支点取付板41を後退させれば、アーム39
が受けカム45との当接により上記とは逆に閉じる方向
に回動して、アーム39はもとより押込板22をも溝4
4内に没入する。これにより巻線領域48への線材の巻
回が可能になる。巻線領域48は、第4図に示す如く偏
向コイルが装着されるブラウン管のネックの形状に応じ
て湾曲する形状であるから、各押圧ロッド37毎に前進
する移動量が相違し、この相違する移動量をスプリング
36の弾発力で吸収する。各押込板22の移動量はスプ
リング36の有しない押圧ロッド37を基準にして設定
してある。スプリング36の弾発力で上記押圧ロッド3
7の移動量を吸収させることなく、各押圧ロッド37毎
に別個のパルスモータで駆動させることもできる。更
に、第1実施例の超音波発振器14を雌型23に付設し
て、該超音波発振器14と押込板22とを共用させるこ
とも可能である。
以下、本発明を第7図乃至第10図で示した第3実施例
によって説明する。
によって説明する。
この第3実施例は、雄型と雌型とからなるコイル型と、
圧縮コイルバネによってスラスト方向に付勢される押圧
ロッドと、長孔を形成し、該長孔をスライド自在に前記
押圧ロッドに保持されるアームと、該アームの先端部に
枢支され、バネの付勢によって一定の姿勢を保持する習
性を与えられ、前記巻線領域内でスライド可能な押込板
とを備え、コイル巻線時にパルスモータにより前記押圧
ロッドを圧縮コイルバネに抗して駆動し、アームを介し
て押込板を作動させ、巻線領域内の深部へ線材を押圧す
るようにしたものである。
圧縮コイルバネによってスラスト方向に付勢される押圧
ロッドと、長孔を形成し、該長孔をスライド自在に前記
押圧ロッドに保持されるアームと、該アームの先端部に
枢支され、バネの付勢によって一定の姿勢を保持する習
性を与えられ、前記巻線領域内でスライド可能な押込板
とを備え、コイル巻線時にパルスモータにより前記押圧
ロッドを圧縮コイルバネに抗して駆動し、アームを介し
て押込板を作動させ、巻線領域内の深部へ線材を押圧す
るようにしたものである。
同図において、雌型51に押込板52を備えた押込み装
置Aを付設したものを示す。雌型51に押込板52を備
えた押込み装置Aを付設したものである。即ち、雌型5
1に支持板53,54を固設し、該支持板53,54に
はボールねじ55を回転自在に支承させると共に、ガイ
ドロッド56〜58を架設する。ボールねじ55には、
パルスモータ61を連結する。パルスモータ61は取り
付け板62を介在させて雌型51に固設する。更に、ボ
ールねじ55には、作動板59を螺合する。作動板59
にはボールねじ55と螺合する螺合部材60を有し、か
つ上記ガイドロッド56〜58が軸方向に摺接自在に挿
通されるガイド孔を有している。作動板59には第7図
及び第9図に示す如く、取り付け板63をビス止めし、
該取りけ板63にアーム64を回動自在に軸支する。ア
ーム64と取り付け板63との間にはスプリング65を
掛止めさせてある。アーム64は雌型51に形成した溝
66内から巻線領域67に出没自在になっていて、巻線
領域67から溝66内に没入する時には雌型51に取り
付けられたベアリングから成る受けカム68と当接して
閉じ動作をし、これにより溝66内に没入するようにな
っている。アーム64にスプリング69の弾性付勢力に
抗して第10図に示す方向に没入するロッド70を有
し、該ロッド70の先端に押込板52を第10図に示す
X方向に回動自在に軸支する。押込板52とロッド70
との間にはリターン用のスプリング1を介在させる。上
記ガイドロッド56,57とガイドロッド57,58に
は副作動板72,73をそれぞれ移動自在に装着する。
各副作動板72,73と作動板59との間には、それぞ
れスプリング74,75を介在させておく。各副作動板
72,73には、上記作動板59と同様に取り付け板5
9を介在させて押込板52を備えたアーム64をそれぞ
れ取り付ける。各アーム64及び押込板52は、それぞ
れ専用の溝66内から出没自在で、かつ受けカム68と
当接して溝66内に没入できるようになっていることも
上記と同一である。
置Aを付設したものを示す。雌型51に押込板52を備
えた押込み装置Aを付設したものである。即ち、雌型5
1に支持板53,54を固設し、該支持板53,54に
はボールねじ55を回転自在に支承させると共に、ガイ
ドロッド56〜58を架設する。ボールねじ55には、
パルスモータ61を連結する。パルスモータ61は取り
付け板62を介在させて雌型51に固設する。更に、ボ
ールねじ55には、作動板59を螺合する。作動板59
にはボールねじ55と螺合する螺合部材60を有し、か
つ上記ガイドロッド56〜58が軸方向に摺接自在に挿
通されるガイド孔を有している。作動板59には第7図
及び第9図に示す如く、取り付け板63をビス止めし、
該取りけ板63にアーム64を回動自在に軸支する。ア
ーム64と取り付け板63との間にはスプリング65を
掛止めさせてある。アーム64は雌型51に形成した溝
66内から巻線領域67に出没自在になっていて、巻線
領域67から溝66内に没入する時には雌型51に取り
付けられたベアリングから成る受けカム68と当接して
閉じ動作をし、これにより溝66内に没入するようにな
っている。アーム64にスプリング69の弾性付勢力に
抗して第10図に示す方向に没入するロッド70を有
し、該ロッド70の先端に押込板52を第10図に示す
X方向に回動自在に軸支する。押込板52とロッド70
との間にはリターン用のスプリング1を介在させる。上
記ガイドロッド56,57とガイドロッド57,58に
は副作動板72,73をそれぞれ移動自在に装着する。
各副作動板72,73と作動板59との間には、それぞ
れスプリング74,75を介在させておく。各副作動板
72,73には、上記作動板59と同様に取り付け板5
9を介在させて押込板52を備えたアーム64をそれぞ
れ取り付ける。各アーム64及び押込板52は、それぞ
れ専用の溝66内から出没自在で、かつ受けカム68と
当接して溝66内に没入できるようになっていることも
上記と同一である。
そして、線材を巻線領域67内に所定巻数だけ巻回する
毎に巻回動作を停止させて、パルスモータ61を駆動さ
せて、作動板59及び副作動板72,73を前進させる
ものである。即ち、パルスモータ61によりボールねじ
55が回転すると、該ボールねじ55に螺合する作動板
59がガイドロッド56〜58に案内されながら前進す
る。作動板59が前進すると、アーム64が受けカム6
8との当接が次第に解除されて、スプリング65の弾性
付勢力によりアーム64が開き動作をし、これにより押
込板52が溝66内から巻線領域67に臨んで雄型76
の表面に接触する。この時、アーム64は取り付け板6
3のストッパー77に当接して回動しないように押えら
れるが、作動板59が前進するにつれて押込板52の当
接面52aが雄型76の表面に倣って巻線領域67の奥
部に向って摺動する時に、押込板52がロッド70に対
してスプリング71の弾性付勢に抗して第10図に示す
X方向に首振り運動を行い、又ロッド70がスプリング
69の弾性付勢に抗してアーム64内から出没する。押
込板52が雄型76の表面に倣って巻線領域67の奥部
に向い前進するに従って押込板52の押込面52bで巻
線領域67内に巻回した線材を押圧して、該線材を整列
させる。押込板52の当接面52aは、雄型76の表面
形状に見合うように形成させてあることは勿論である。
上記作動板59が前進すると、スプリング74,75を
介して副作動板72,73もガイドロッド56〜58に
案内されながら前進し、これに伴い上記と全く同様にし
て押込板52が雄型76の表面を摺動しながら巻線領域
67の線材を押圧して整列させる。この時、スプリング
74,75は、各押込板52が雄型76の表面を摺動し
ながら移動する際に、その移動量が押込板52によって
相違するためにこれを吸収するためのものである。各押
込板52の移動量は、作動板59の移動量を基準にして
設定してある。押込板52により巻線領域67の線材を
押圧した後は、パルスモータ61を逆転させれば、作動
板59及び副作動板72,73の復動に伴い各押込板5
2が戻り、アーム64が受けカム68と当接してスプリ
ング65の弾性付勢に抗して閉じ動作をし、これにより
各押込板52が溝66内に没入する。
毎に巻回動作を停止させて、パルスモータ61を駆動さ
せて、作動板59及び副作動板72,73を前進させる
ものである。即ち、パルスモータ61によりボールねじ
55が回転すると、該ボールねじ55に螺合する作動板
59がガイドロッド56〜58に案内されながら前進す
る。作動板59が前進すると、アーム64が受けカム6
8との当接が次第に解除されて、スプリング65の弾性
付勢力によりアーム64が開き動作をし、これにより押
込板52が溝66内から巻線領域67に臨んで雄型76
の表面に接触する。この時、アーム64は取り付け板6
3のストッパー77に当接して回動しないように押えら
れるが、作動板59が前進するにつれて押込板52の当
接面52aが雄型76の表面に倣って巻線領域67の奥
部に向って摺動する時に、押込板52がロッド70に対
してスプリング71の弾性付勢に抗して第10図に示す
X方向に首振り運動を行い、又ロッド70がスプリング
69の弾性付勢に抗してアーム64内から出没する。押
込板52が雄型76の表面に倣って巻線領域67の奥部
に向い前進するに従って押込板52の押込面52bで巻
線領域67内に巻回した線材を押圧して、該線材を整列
させる。押込板52の当接面52aは、雄型76の表面
形状に見合うように形成させてあることは勿論である。
上記作動板59が前進すると、スプリング74,75を
介して副作動板72,73もガイドロッド56〜58に
案内されながら前進し、これに伴い上記と全く同様にし
て押込板52が雄型76の表面を摺動しながら巻線領域
67の線材を押圧して整列させる。この時、スプリング
74,75は、各押込板52が雄型76の表面を摺動し
ながら移動する際に、その移動量が押込板52によって
相違するためにこれを吸収するためのものである。各押
込板52の移動量は、作動板59の移動量を基準にして
設定してある。押込板52により巻線領域67の線材を
押圧した後は、パルスモータ61を逆転させれば、作動
板59及び副作動板72,73の復動に伴い各押込板5
2が戻り、アーム64が受けカム68と当接してスプリ
ング65の弾性付勢に抗して閉じ動作をし、これにより
各押込板52が溝66内に没入する。
上記第3実施例においても、第1実施例の超音波発振器
14を雌型51に付設して、該超音波発振器14により
雌型51を振動させながら巻線領域67に線材を巻回す
ることを併用できる。
14を雌型51に付設して、該超音波発振器14により
雌型51を振動させながら巻線領域67に線材を巻回す
ることを併用できる。
以下、本発明を第11図乃至第14図で示した第4実施
例によって説明する。
例によって説明する。
この第4実施例は、前記第3実施例を一部変更したもの
である。
である。
この第4実施例は、線材を巻線領域深部に押圧するため
の押込み装置として、押込駒を密着巻した密着角巻ばね
先端に設け、この押込駒を用いるようにしたものであ
る。
の押込み装置として、押込駒を密着巻した密着角巻ばね
先端に設け、この押込駒を用いるようにしたものであ
る。
同図において、押込み装置Aとして密着角巻ばね81に
より可撓性を持たせて、該密着角巻ばね81の先端の押
込駒82により巻線領域83の線材を奥部に向って押圧
するようにしたものである。即ち、従来より使用されて
いるハの字成形板84を利用して上記密着角巻ばね81
及び押込駒82を取りつけるようになっている。ハの字
成形板84は、雄型85と雌型86とで形成される巻線
領域83への巻線の完了後、雄型85と雌型86との型
開きをする前にエアシリンダなどにより支持板87,8
8及び取り付けロッド89を介して前進させて、上記巻
線領域83の線材を加圧するものである。上記ハの字成
形板84の表面に複数の溝90を形成させておき、各溝
90内に密着角巻ばね81を摺動自在に収納する。各密
着角巻ばね81の先端には押込駒82を固設させてお
く。角密着各巻ばね81の基端には連結部材91を介在
させてリニアモーションガイド部材92に連結する。リ
ニアモーションガイド部材92は、リニアモーションベ
アリングと移動部材とからなって、上記押込駒82の前
後動を案内し支持するためのもので、ハの字成形板84
に取り付けておく。リニアモーションガイド部材92か
ら突出する前後動ロッド93の基端には、取り付け部材
94を介在させて作動ロッド95に連結する。各作動ロ
ッド95は作動板96に取り付けるが、この取り付ける
にあたって、何れか一個の作動ロッド95を作動板96
に固設し、他の作動ロッド95を作動板96に対してス
プリング97の弾性付勢に抗して軸方向に移動できるよ
うに取り付ける。押込駒82の押込み量は、作動板96
に作動ロッド95を固設したものの押込駒を基準にする
ようになっている。作動板96は、螺合部材98を有
し、該螺合部材98がボールねじ99と螺合するように
なっている。ボールねじ99は、上記支持板87,88
に回転自在に支承させておき、タイミングプーリ10
0,101及びタイミングベルト102を介してパルス
モータ103に連結させてある。作動板96は、支持板
87,88間に架設したガイドロッド104,105に
案内されてボールねじ99の回転により前後動するもの
である。
より可撓性を持たせて、該密着角巻ばね81の先端の押
込駒82により巻線領域83の線材を奥部に向って押圧
するようにしたものである。即ち、従来より使用されて
いるハの字成形板84を利用して上記密着角巻ばね81
及び押込駒82を取りつけるようになっている。ハの字
成形板84は、雄型85と雌型86とで形成される巻線
領域83への巻線の完了後、雄型85と雌型86との型
開きをする前にエアシリンダなどにより支持板87,8
8及び取り付けロッド89を介して前進させて、上記巻
線領域83の線材を加圧するものである。上記ハの字成
形板84の表面に複数の溝90を形成させておき、各溝
90内に密着角巻ばね81を摺動自在に収納する。各密
着角巻ばね81の先端には押込駒82を固設させてお
く。角密着各巻ばね81の基端には連結部材91を介在
させてリニアモーションガイド部材92に連結する。リ
ニアモーションガイド部材92は、リニアモーションベ
アリングと移動部材とからなって、上記押込駒82の前
後動を案内し支持するためのもので、ハの字成形板84
に取り付けておく。リニアモーションガイド部材92か
ら突出する前後動ロッド93の基端には、取り付け部材
94を介在させて作動ロッド95に連結する。各作動ロ
ッド95は作動板96に取り付けるが、この取り付ける
にあたって、何れか一個の作動ロッド95を作動板96
に固設し、他の作動ロッド95を作動板96に対してス
プリング97の弾性付勢に抗して軸方向に移動できるよ
うに取り付ける。押込駒82の押込み量は、作動板96
に作動ロッド95を固設したものの押込駒を基準にする
ようになっている。作動板96は、螺合部材98を有
し、該螺合部材98がボールねじ99と螺合するように
なっている。ボールねじ99は、上記支持板87,88
に回転自在に支承させておき、タイミングプーリ10
0,101及びタイミングベルト102を介してパルス
モータ103に連結させてある。作動板96は、支持板
87,88間に架設したガイドロッド104,105に
案内されてボールねじ99の回転により前後動するもの
である。
そして、上記第4実施例では、巻線領域83に所定の巻
数だけ線材を巻回する度毎に巻回動作を停止させて、パ
ルスモータ103を駆動させる。パルスモータ103の
駆動でボールねじ99が回転して作動板96は所定量だ
け前進する。作動板96が前進すると、各密着角巻ばね
81は、リニアモーションガイド部材92により案内さ
れながら溝90内をそれぞれ前進して、押込駒82を巻
線領域83内に挿入し、これにより巻線領域83内に既
に巻回された線材を押圧する。この時、密着角巻ばね8
1は巻線領域83内の形状に沿って撓みながら押込駒8
2を巻線領域83内に押し込むが、通常巻線領域83が
奥部に行くに従って狭くなるものが多い。この場合に
は、雄型85若しくは雌型86に密着角巻ばね81及び
押込駒82の逃げ溝106を形成しておく。巻線領域8
3の形状によって各押込駒82の押し込み量が異なる
が、この差を上記スプリング97で吸収する。押込駒8
2による巻線領域83の線材の加圧が終了した後は、パ
ルスモータ103を逆転させて、作動板96や密着角巻
ばね81を復動させ、これにより押込駒82を溝90内
に没入させる。巻線領域83内への線材の巻回が終了す
れば、従来と同様に、支持材87,88などの全体をエ
アシリンダなどにより前進させて、ハの字成形板84に
より巻線領域83内の線材(偏向コイル)を成形し、そ
の後偏向コイルとして離型させることは勿論である。こ
の場合も、上記第1実施例の超音波発振器14を雌型に
付設して、超音波発振器14による雌型の振動を併用さ
せることもできる。
数だけ線材を巻回する度毎に巻回動作を停止させて、パ
ルスモータ103を駆動させる。パルスモータ103の
駆動でボールねじ99が回転して作動板96は所定量だ
け前進する。作動板96が前進すると、各密着角巻ばね
81は、リニアモーションガイド部材92により案内さ
れながら溝90内をそれぞれ前進して、押込駒82を巻
線領域83内に挿入し、これにより巻線領域83内に既
に巻回された線材を押圧する。この時、密着角巻ばね8
1は巻線領域83内の形状に沿って撓みながら押込駒8
2を巻線領域83内に押し込むが、通常巻線領域83が
奥部に行くに従って狭くなるものが多い。この場合に
は、雄型85若しくは雌型86に密着角巻ばね81及び
押込駒82の逃げ溝106を形成しておく。巻線領域8
3の形状によって各押込駒82の押し込み量が異なる
が、この差を上記スプリング97で吸収する。押込駒8
2による巻線領域83の線材の加圧が終了した後は、パ
ルスモータ103を逆転させて、作動板96や密着角巻
ばね81を復動させ、これにより押込駒82を溝90内
に没入させる。巻線領域83内への線材の巻回が終了す
れば、従来と同様に、支持材87,88などの全体をエ
アシリンダなどにより前進させて、ハの字成形板84に
より巻線領域83内の線材(偏向コイル)を成形し、そ
の後偏向コイルとして離型させることは勿論である。こ
の場合も、上記第1実施例の超音波発振器14を雌型に
付設して、超音波発振器14による雌型の振動を併用さ
せることもできる。
「発明の効果」 本発明によれば、以上の如く線材をコイル型に巻回する
際、この線材に作用するテンションが、コイル型と線材
との間に生じる摩擦抵抗に費やされず、偏向コイルを巻
き締める力として有効に作用する。
際、この線材に作用するテンションが、コイル型と線材
との間に生じる摩擦抵抗に費やされず、偏向コイルを巻
き締める力として有効に作用する。
即ち、線材が巻き込まれる際に、この線材はその長さ方
向に対して交わる方向に移動されながら巻き込まれる。
従って、線材は横手方向(線材の線径と交わる方向)に
移動するときに巻線ガイドと擦れ、摩擦抵抗を受けるか
ら、線材に作用するテンションが偏向コイルの巻き締め
の力として有効に作用しないが、本発明によって線材を
長手方向に引っ張る力を偏向コイル形成に有効に作用さ
せることができる。
向に対して交わる方向に移動されながら巻き込まれる。
従って、線材は横手方向(線材の線径と交わる方向)に
移動するときに巻線ガイドと擦れ、摩擦抵抗を受けるか
ら、線材に作用するテンションが偏向コイルの巻き締め
の力として有効に作用しないが、本発明によって線材を
長手方向に引っ張る力を偏向コイル形成に有効に作用さ
せることができる。
本発明の第1実施例によれば、雄型,雌型等に超音波振
動を加えることにより、線材とコイル型との摩擦が著し
く減少される。このため、巻線時に線材に加えるテンシ
ョンが巻き締め力として有効に作用し、隅々まで所望の
形状に形成することができる。従って、巻線領域の奥部
に順次整列して偏向コイルを巻き上げることが極めて容
易に行うことができる。
動を加えることにより、線材とコイル型との摩擦が著し
く減少される。このため、巻線時に線材に加えるテンシ
ョンが巻き締め力として有効に作用し、隅々まで所望の
形状に形成することができる。従って、巻線領域の奥部
に順次整列して偏向コイルを巻き上げることが極めて容
易に行うことができる。
本発明の第2乃至第4実施例によれば、偏向コイル巻回
時に湾曲した巻線領域内に、先端部を可撓性のあるよう
にした押込板若しくは押込駒で巻回途中で線材を押し込
み、前記巻線領域の奥部に線材の巻き付き位置を補正す
る。従って、偏向コイルの巻回閉じる途中の段階で常に
前記コイルの形状を整えるため、極めて小さい力で線材
の位置を補正させられるから、容易に適切なに形状に線
材を整列させることができる。
時に湾曲した巻線領域内に、先端部を可撓性のあるよう
にした押込板若しくは押込駒で巻回途中で線材を押し込
み、前記巻線領域の奥部に線材の巻き付き位置を補正す
る。従って、偏向コイルの巻回閉じる途中の段階で常に
前記コイルの形状を整えるため、極めて小さい力で線材
の位置を補正させられるから、容易に適切なに形状に線
材を整列させることができる。
以上の如く、本発明によれば、偏向コイル巻回中におい
て、線材の巻き取り時のテンションによって線材と雄
型,雌型との間に生じる摩擦抵抗を減少させ、若しくは
この摩擦抵抗に抗して線材を所定の位置に整列させるよ
うにして、偏向コイルを整列巻線することができる。
て、線材の巻き取り時のテンションによって線材と雄
型,雌型との間に生じる摩擦抵抗を減少させ、若しくは
この摩擦抵抗に抗して線材を所定の位置に整列させるよ
うにして、偏向コイルを整列巻線することができる。
第1図は本発明の第1実施例の平面図、 第2図は第1図の正面図、 第3図は本発明の第2実施例の一部を破断して示す正面
図、 第4図は第3図の一部を破断して示す側面図、 第5図は第3図に示した押圧ロッド37,駒38,アー
ム39,長孔40の関係を示す拡大正面図、 第6図は第3図の右上方に想像線の円弧内部を破断して
示した拡大断面図、 第7図は本発明の第3実施例の一部を破断して示す平面
図、 第8図は第7図で示した支持板53,54,ガイドロッ
ド56〜68部分の平面図、 第9図は第8図の矢印I−I部の矢視断面図、 第10図は第7図の想像線の円弧内部を破断して示した
拡大端面図、 第11図は本発明の第4実施例の一部を破断して示す平
面図、 第12図は第11図の正面図、 第13図はハの字成形板84の正面図、 第14図は第13図の斜視図、 第15図は従来例の全体の斜視図、 第16図は第15図のコイル型を示す拡大斜視図、 第17図は第16図で示すコイル型3を分解して示す拡
大斜視図、 第18図は従来のコイル型3とその巻線領域7に巻回さ
れる線材5を示す拡大正面図である。 A……押込み装置 1……雄型 2……雌型 3……コイル型 4……フライヤー 5……線材 6……巻線ガイド 7……巻線領域 8……シャフト 11,21,76,85……雄型 12,23,51,86……雌型 13……巻線ガイド 14……超音波発振器 15……軌跡 16……連結部 17……シャフト 18……フライヤー 19……巻線ガイド 20 22,52……押込板 22a,52a……当接面 52b……押込面 23 24,31……支持基板 25……取付板 26,61,103……パルスモータ 27,28,100,101……タイミングプーリ 29,102……タイミングベルト 30,55,99……ボールねじ 32,59,96……作動板 33,60,98……螺合部材 34,35,104,105……ガイドロッド 36,46,49,65,69,71,74,75,9
7……スプリング 37……押圧ガイドロッド 38……駒 39,64……アーム 39a……軸支部 40……長孔 41……支点取付孔 42……案内ロッド 43……エアシリンダ 44,66,90……溝 45……受けカム 47,70……ロッド 48,67,83……巻線領域 53,54,87,88……支持板 56,57,58……ガイドロッド 61……パルスモータ 62,63……取り付け板 68……受けカム 72,73……副作動板 77……ストッパー 81……密着角巻ばね 82……押込駒 84……ハの字成形板 89……取り付けロッド 91……連結部材 92……リニアモーションガイド部材 93……前後動ロッド 94……取り付け部材 95……作動ロッド 96……逃げ溝
図、 第4図は第3図の一部を破断して示す側面図、 第5図は第3図に示した押圧ロッド37,駒38,アー
ム39,長孔40の関係を示す拡大正面図、 第6図は第3図の右上方に想像線の円弧内部を破断して
示した拡大断面図、 第7図は本発明の第3実施例の一部を破断して示す平面
図、 第8図は第7図で示した支持板53,54,ガイドロッ
ド56〜68部分の平面図、 第9図は第8図の矢印I−I部の矢視断面図、 第10図は第7図の想像線の円弧内部を破断して示した
拡大端面図、 第11図は本発明の第4実施例の一部を破断して示す平
面図、 第12図は第11図の正面図、 第13図はハの字成形板84の正面図、 第14図は第13図の斜視図、 第15図は従来例の全体の斜視図、 第16図は第15図のコイル型を示す拡大斜視図、 第17図は第16図で示すコイル型3を分解して示す拡
大斜視図、 第18図は従来のコイル型3とその巻線領域7に巻回さ
れる線材5を示す拡大正面図である。 A……押込み装置 1……雄型 2……雌型 3……コイル型 4……フライヤー 5……線材 6……巻線ガイド 7……巻線領域 8……シャフト 11,21,76,85……雄型 12,23,51,86……雌型 13……巻線ガイド 14……超音波発振器 15……軌跡 16……連結部 17……シャフト 18……フライヤー 19……巻線ガイド 20 22,52……押込板 22a,52a……当接面 52b……押込面 23 24,31……支持基板 25……取付板 26,61,103……パルスモータ 27,28,100,101……タイミングプーリ 29,102……タイミングベルト 30,55,99……ボールねじ 32,59,96……作動板 33,60,98……螺合部材 34,35,104,105……ガイドロッド 36,46,49,65,69,71,74,75,9
7……スプリング 37……押圧ガイドロッド 38……駒 39,64……アーム 39a……軸支部 40……長孔 41……支点取付孔 42……案内ロッド 43……エアシリンダ 44,66,90……溝 45……受けカム 47,70……ロッド 48,67,83……巻線領域 53,54,87,88……支持板 56,57,58……ガイドロッド 61……パルスモータ 62,63……取り付け板 68……受けカム 72,73……副作動板 77……ストッパー 81……密着角巻ばね 82……押込駒 84……ハの字成形板 89……取り付けロッド 91……連結部材 92……リニアモーションガイド部材 93……前後動ロッド 94……取り付け部材 95……作動ロッド 96……逃げ溝
Claims (3)
- 【請求項1】雄型と雌型とを接合したときに巻線領域を
形成するコイル型と、 前記コイル型を超音波振動させるようにこのコイル型に
取り付けた超音波発振器とを備え、 偏向コイル巻回時に、前記超音波発振器を作動させて前
記コイル型を超音波振動させ、線材をコイル型に導入す
る際に生じる摩擦抵抗を、前記コイル型の超音波振動に
よって減少せしめ、コイル型の巻線領域の深部に線材を
円滑に導入せしめるようにしたことを特徴とする偏向コ
イル用巻線機。 - 【請求項2】雄型と雌型とを接合したときに巻線領域を
形成するコイル型と、 前記雄型に形成された溝にガイドされて進退するアーム
と、 該アームのロッドに枢支され、一定の姿勢を保つように
バネで付勢される押込板とを備え、 前記アームの進退作動時に前記押込板が一体的に作動
し、該押込板がその付勢によって巻線領域の曲面に沿っ
てスライドし、巻回中の線材を押圧し、巻線領域の深部
へコイル巻線を押し込むことを特徴とする偏向コイル用
巻線機。 - 【請求項3】雄型と雌型とを接合したときに巻線領域を
形成するコイル型と、 圧縮コイルバネによってスラスト方向に付勢される押圧
ロッドと、 長孔を形成し、該長孔をスライド自在に前記押圧ロッド
に保持されるアームと、 該アームの先端部に枢支され、バネの付勢によって一定
の姿勢を保持する習性を与えられ、前記巻線領域内でス
ライド可能な押込板とを備え、 コイル巻線時にパルスモータにより前記押圧ロッドを圧
縮コイルバネに抗して駆動し、アームを介して押込板を
作動させ、巻線領域内の深部へ線材を押圧することを特
徴とする偏向コイル用巻線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63333419A JPH0638326B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 偏向コイル用巻線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63333419A JPH0638326B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 偏向コイル用巻線機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02181341A JPH02181341A (ja) | 1990-07-16 |
| JPH0638326B2 true JPH0638326B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=18265901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63333419A Expired - Fee Related JPH0638326B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 偏向コイル用巻線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638326B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50121769A (ja) * | 1974-03-15 | 1975-09-23 | ||
| JPS5358660A (en) * | 1976-11-08 | 1978-05-26 | Sony Corp | Saddletype coil and manufacturing apparatus therefor |
| JPS58119137A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-15 | Denki Onkyo Co Ltd | 鞍型偏向コイルの巻線方法 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP63333419A patent/JPH0638326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02181341A (ja) | 1990-07-16 |
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