JPH0638697B2 - 磁石発電機の回転子 - Google Patents
磁石発電機の回転子Info
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- JPH0638697B2 JPH0638697B2 JP61002607A JP260786A JPH0638697B2 JP H0638697 B2 JPH0638697 B2 JP H0638697B2 JP 61002607 A JP61002607 A JP 61002607A JP 260786 A JP260786 A JP 260786A JP H0638697 B2 JPH0638697 B2 JP H0638697B2
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Links
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Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁石発電機の回転子に関し、特に、回転子が
フライホイールに兼用される形式のものの改良に係り、
例えば、オートバイ等の小型車両またはレーシングカー
やバギー等の特殊車両のように比較的高速回転領域にお
いて使用されるフライホイールマグネトの回転子に利用
して有効なものに関する。
フライホイールに兼用される形式のものの改良に係り、
例えば、オートバイ等の小型車両またはレーシングカー
やバギー等の特殊車両のように比較的高速回転領域にお
いて使用されるフライホイールマグネトの回転子に利用
して有効なものに関する。
従来のフライホイールマグネトとして、略有底円筒形状
に形成されているヨークの内周面に複数個のマグネット
が環状に配されて固定されている回転個が発電子周りに
配設されており、この回転子がエンジンに駆動されて発
電子の周囲を回転することにより、発電子の各磁極コイ
ルにおいて起電力を誘起せしめるように構成されている
ものがある。
に形成されているヨークの内周面に複数個のマグネット
が環状に配されて固定されている回転個が発電子周りに
配設されており、この回転子がエンジンに駆動されて発
電子の周囲を回転することにより、発電子の各磁極コイ
ルにおいて起電力を誘起せしめるように構成されている
ものがある。
このようなフライホイールマグネトの回転子において
は、回転時に自重による遠心力とマグネットの重量によ
る遠心力との合力をヨークが受けることになるが、ヨー
クの筒壁のうち有底側は底壁により支えられて充分な耐
遠心強度を確保されるのに対し、ヨークの開口端側は支
えがないため、有底側に比べて遠心力によって外方向へ
膨出変形が高速回転になるにしたがって大きくなるとい
う問題点があることが、本発明者によって明らかにされ
た。
は、回転時に自重による遠心力とマグネットの重量によ
る遠心力との合力をヨークが受けることになるが、ヨー
クの筒壁のうち有底側は底壁により支えられて充分な耐
遠心強度を確保されるのに対し、ヨークの開口端側は支
えがないため、有底側に比べて遠心力によって外方向へ
膨出変形が高速回転になるにしたがって大きくなるとい
う問題点があることが、本発明者によって明らかにされ
た。
本発明の目的は、大幅な改造を要せずに高速回転領域に
おける膨出変形を防止することができる磁石発電機の回
転子を提供することにある。
おける膨出変形を防止することができる磁石発電機の回
転子を提供することにある。
本発明に係る磁石発電機の回転子は、一端が開口し他端
が閉塞した円筒形状に形成されているヨーク(11)の
内周面のマグネット(12)が複数個、周方向に間隔を
置いて配されて固定されている磁石発電機の回転子にお
いて、 前記ヨーク(11)の開口端面に溝(20)が周方向に
環状に没設されていることを特徴とする。
が閉塞した円筒形状に形成されているヨーク(11)の
内周面のマグネット(12)が複数個、周方向に間隔を
置いて配されて固定されている磁石発電機の回転子にお
いて、 前記ヨーク(11)の開口端面に溝(20)が周方向に
環状に没設されていることを特徴とする。
ヨークの開口端面に没設された溝は、ヨークの開口端部
の自重を減少させるとともに、開口端面の表面積を増大
化することにより、遠心力を効果的に分散させ、かつま
た、遠心力を直接的に受けない中空部分を形成すること
により、ヨークの外方向への膨出変形の抗力を高める等
々の作用を発揮すると考えられ、これらの作用並びにこ
れらの作用の相乗効果により、遠心力によるヨーク開口
部における外方向への膨出変形は効果的に抑制される。
の自重を減少させるとともに、開口端面の表面積を増大
化することにより、遠心力を効果的に分散させ、かつま
た、遠心力を直接的に受けない中空部分を形成すること
により、ヨークの外方向への膨出変形の抗力を高める等
々の作用を発揮すると考えられ、これらの作用並びにこ
れらの作用の相乗効果により、遠心力によるヨーク開口
部における外方向への膨出変形は効果的に抑制される。
第1図は本発明の一実施例であるフライホイールマグネ
トの回転子を示す縦断面図、第2図はその一部省略一部
切断平面図、第3図は第1図III部の拡大部分断面図、
第4図(a)(b)(c)および第5図(a)(b)(c)は効果を説明す
るための回転テスト結果を示す各膨出変形度線図、第6
図は同じく半径変化量線図である。
トの回転子を示す縦断面図、第2図はその一部省略一部
切断平面図、第3図は第1図III部の拡大部分断面図、
第4図(a)(b)(c)および第5図(a)(b)(c)は効果を説明す
るための回転テスト結果を示す各膨出変形度線図、第6
図は同じく半径変化量線図である。
本実施例において、フライホイールマグネトの回転子は
フライホイールを兼用するヨーク11と、ヨーク11の
内周に配設される複数個のマグネット12と、マグネッ
ト12を位置決め固定するためのケース13と、マグネ
ット12を保護するためのカバー14と、押さえリング
15とを備えている。
フライホイールを兼用するヨーク11と、ヨーク11の
内周に配設される複数個のマグネット12と、マグネッ
ト12を位置決め固定するためのケース13と、マグネ
ット12を保護するためのカバー14と、押さえリング
15とを備えている。
ヨーク11は構造用鋼等のような磁性材料を用いて鍛造
等のような適当な手段により、上面が開口し下面が閉塞
した略円筒形状に一体成形されており、下面閉塞壁に
は、エンジンに直結させるボス(図示せず)を挿通する
ための軸孔16が中心に、この回転子をボスに結合させ
るための複数の取り付け孔17が軸孔16の外方位置に
それぞれ穿設されている。取り付け孔17の外方位置に
はケース13を回り止めするための凸部18が、下面閉
塞壁を外面から突き上げられることにより複数突設され
ており、取り付け孔17と凸部18とは任意の角度で周
方向に配設されている。ヨーク11の上端部には巻きか
しめ代部19が外周を切削加工されることにより形成さ
れており、ヨーク11の上端面には断面略半円形状の溝
20が巻きかしめ代部19の根元に配されて一連の環状
に没設されている。溝20の幅および深さはヨーク11
の筒壁部における肉厚の1/3程度に設定されている。
等のような適当な手段により、上面が開口し下面が閉塞
した略円筒形状に一体成形されており、下面閉塞壁に
は、エンジンに直結させるボス(図示せず)を挿通する
ための軸孔16が中心に、この回転子をボスに結合させ
るための複数の取り付け孔17が軸孔16の外方位置に
それぞれ穿設されている。取り付け孔17の外方位置に
はケース13を回り止めするための凸部18が、下面閉
塞壁を外面から突き上げられることにより複数突設され
ており、取り付け孔17と凸部18とは任意の角度で周
方向に配設されている。ヨーク11の上端部には巻きか
しめ代部19が外周を切削加工されることにより形成さ
れており、ヨーク11の上端面には断面略半円形状の溝
20が巻きかしめ代部19の根元に配されて一連の環状
に没設されている。溝20の幅および深さはヨーク11
の筒壁部における肉厚の1/3程度に設定されている。
マグネット12はヨーク11の深さ以下の高さを有し、
幅方向においてヨーク11の内周に沿って弯曲した円弧
形状を有する略直方体に一体成形されている。
幅方向においてヨーク11の内周に沿って弯曲した円弧
形状を有する略直方体に一体成形されている。
ケース13は樹脂等のような適度な弾性を有する非磁性
材料を用いて一体成形されており、全体的に前記ヨーク
11内に嵌合する略円筒形状に形成されている。ケース
13の筒壁30には複数の収容室31が互いに略等しい
位相差で周方向に配列されてそれぞれ形成されている。
収容室31は前記マグネット12の高さ以下の高さと、
マグネット12の幅よりも若干大きめの幅を有する中空
室に形成されており、その天井壁と背面壁と腹面壁の中
空部とはそれぞれ開放されている。各収容室31の床面
壁部32は互いに隣り合って一連のリング33を形成し
ている。リング33の下面には複数個の凹部34が没設
されており、各凹部34は前記ヨーク11における凸部
18に嵌合するように形成されている。隣合う収容室3
1、31間のそれぞれには、隔壁部35が柱状に立ち上
がるように形成されており、隔壁部35には押さえ部3
6が周方向の両側面に配されて、略接線方向(隔壁部に
おける周方向の中心を通る法線に対して直角方向)に突
出するようにそれぞれ形成されている。
材料を用いて一体成形されており、全体的に前記ヨーク
11内に嵌合する略円筒形状に形成されている。ケース
13の筒壁30には複数の収容室31が互いに略等しい
位相差で周方向に配列されてそれぞれ形成されている。
収容室31は前記マグネット12の高さ以下の高さと、
マグネット12の幅よりも若干大きめの幅を有する中空
室に形成されており、その天井壁と背面壁と腹面壁の中
空部とはそれぞれ開放されている。各収容室31の床面
壁部32は互いに隣り合って一連のリング33を形成し
ている。リング33の下面には複数個の凹部34が没設
されており、各凹部34は前記ヨーク11における凸部
18に嵌合するように形成されている。隣合う収容室3
1、31間のそれぞれには、隔壁部35が柱状に立ち上
がるように形成されており、隔壁部35には押さえ部3
6が周方向の両側面に配されて、略接線方向(隔壁部に
おける周方向の中心を通る法線に対して直角方向)に突
出するようにそれぞれ形成されている。
カバー14は薄鉄板等の磁性金属材料を用いて絞りプレ
ス加工により一体成形されており、全体的に前記ケース
13内に嵌合する略円筒形状に形成されている。押さえ
リング15は前記ケース13と同じ材料を用いてケース
13と略等しい円形のリング形状に一体成形されてい
る。
ス加工により一体成形されており、全体的に前記ケース
13内に嵌合する略円筒形状に形成されている。押さえ
リング15は前記ケース13と同じ材料を用いてケース
13と略等しい円形のリング形状に一体成形されてい
る。
そして、ヨーク11内にケース13が嵌入され、ヨーク
11の底壁に隆起されている各凸部18にケース13下
面の各凹部34がそれぞれ嵌合される。この凸部18と
凹部34との嵌合により、ケース13はヨーク11に一
体回転するように回り止めされることになる。
11の底壁に隆起されている各凸部18にケース13下
面の各凹部34がそれぞれ嵌合される。この凸部18と
凹部34との嵌合により、ケース13はヨーク11に一
体回転するように回り止めされることになる。
続いて、ケース13の各収容室31にマグネット12が
上方からそれぞれ圧入されて行く。マグネット12が収
容室31に強力に押し込まれると、第2図に示されてい
るように、隔壁部35の側面に突設されている押さえ部
36はマグネット12の側面に押し潰されるように強く
押圧される。この押し潰された状態は押さえ部36がマ
グネット12に圧縮変形されて強力に弾発している状態
であるため、相対的にマグネット12は収容室31内に
おいて両側の押さえ部36、36で押し合われることに
なる。
上方からそれぞれ圧入されて行く。マグネット12が収
容室31に強力に押し込まれると、第2図に示されてい
るように、隔壁部35の側面に突設されている押さえ部
36はマグネット12の側面に押し潰されるように強く
押圧される。この押し潰された状態は押さえ部36がマ
グネット12に圧縮変形されて強力に弾発している状態
であるため、相対的にマグネット12は収容室31内に
おいて両側の押さえ部36、36で押し合われることに
なる。
その後、ケース13の各収納室31に収容固定されて環
状に整列しているマグネット12群の内側に、マグネッ
ト12群が構成する円形内周面の直径と略等しい外径有
する円筒形状に形成されているカバー14が圧入され
る。次いで、ケース13の上端面を被覆しているカバー
14の上側鍔部上に押さえリング15が当てがわれ、ヨ
ーク11の上端部における巻きかしめ代部19にこれを
内側に押し倒す巻きかしめ加工が施される。これによ
り、ヨーク11、マグネット12、ケース13、カバー
14および押さえリング15はかしめ付けられて一体化
することになる。すなわち、この回転子において、各マ
グネット12はヨーク11に嵌入されたケース13にお
ける各収容室31にそれぞれ収容されてヨーク11の内
周に位置決めされ、かつ、隔壁部35、35間において
押さえ部36によって挟圧固定される。
状に整列しているマグネット12群の内側に、マグネッ
ト12群が構成する円形内周面の直径と略等しい外径有
する円筒形状に形成されているカバー14が圧入され
る。次いで、ケース13の上端面を被覆しているカバー
14の上側鍔部上に押さえリング15が当てがわれ、ヨ
ーク11の上端部における巻きかしめ代部19にこれを
内側に押し倒す巻きかしめ加工が施される。これによ
り、ヨーク11、マグネット12、ケース13、カバー
14および押さえリング15はかしめ付けられて一体化
することになる。すなわち、この回転子において、各マ
グネット12はヨーク11に嵌入されたケース13にお
ける各収容室31にそれぞれ収容されてヨーク11の内
周に位置決めされ、かつ、隔壁部35、35間において
押さえ部36によって挟圧固定される。
次に作用を説明する。
回転子が高速回転されると、ヨーク11は自重による遠
心力とマグネット12の重量による遠心力との合力を受
ける。その結果、ヨーク11の筒壁はマグネットが配さ
れている位置において強い遠心力を局所的に受けるた
め、当該箇所において外方向に膨出しようとする。ちな
みに、ケースの重量による遠心力はマグネット12に比
べて充分に小さい。
心力とマグネット12の重量による遠心力との合力を受
ける。その結果、ヨーク11の筒壁はマグネットが配さ
れている位置において強い遠心力を局所的に受けるた
め、当該箇所において外方向に膨出しようとする。ちな
みに、ケースの重量による遠心力はマグネット12に比
べて充分に小さい。
このとき、ヨークの筒壁うち下部(閉塞壁側部分)は閉
塞壁がリブのように作用して剛性を高められるため、耐
遠心力強度を充分に確保される。その結果、ヨークの筒
壁部下部は局所的な膨出変形を阻止される。
塞壁がリブのように作用して剛性を高められるため、耐
遠心力強度を充分に確保される。その結果、ヨークの筒
壁部下部は局所的な膨出変形を阻止される。
これに対して、ヨークの筒壁のうち上部(開口側部分)
は開口しているため、耐遠心強度は下部に比べて弱い。
その結果、ヨークの筒壁上部は遠心力をマグネットが配
された位置において局所的に強く受けると、外方向に膨
出変形することになる。
は開口しているため、耐遠心強度は下部に比べて弱い。
その結果、ヨークの筒壁上部は遠心力をマグネットが配
された位置において局所的に強く受けると、外方向に膨
出変形することになる。
つまり、ヨークの筒壁は第1図に想像線で示されている
ように、その開口部付近が外方向に倒れるように膨出
し、当該膨出変形は第2図に想像線で示されているよう
に周方向においてマグネットの中央部をそれぞれピーク
とする。そして、その変形量は回転子の回転数に略比例
する。
ように、その開口部付近が外方向に倒れるように膨出
し、当該膨出変形は第2図に想像線で示されているよう
に周方向においてマグネットの中央部をそれぞれピーク
とする。そして、その変形量は回転子の回転数に略比例
する。
ところが、前記構成にかかる回転子のように、ヨーク1
1の上端面に溝20が没設されていると、溝が没設され
ていない場合に比べて膨出変形が抑制されることが、本
発明者の研究によって明らかにされた。
1の上端面に溝20が没設されていると、溝が没設され
ていない場合に比べて膨出変形が抑制されることが、本
発明者の研究によって明らかにされた。
第4図および第5図は、本実施例にかかる回転子(第4
図)と、ヨークに溝がない回転子(以下、従来の回転子
という。第5図)とを同一条件下において高速回転させ
た場合についての膨出変形を比例的にそれぞれ示す各線
図であり、両図(a)(b)(c)は回転速度が24000rp
m、26000rpm、28000rpmの場合をそれ
ぞれ示している。ちなみに、第4図および第5図におい
て、膨出変形の各ピーク部位はマグネットが配された位
置に略対応する。
図)と、ヨークに溝がない回転子(以下、従来の回転子
という。第5図)とを同一条件下において高速回転させ
た場合についての膨出変形を比例的にそれぞれ示す各線
図であり、両図(a)(b)(c)は回転速度が24000rp
m、26000rpm、28000rpmの場合をそれ
ぞれ示している。ちなみに、第4図および第5図におい
て、膨出変形の各ピーク部位はマグネットが配された位
置に略対応する。
第6図は回転速度(横軸)と膨出変形ピーク箇所におけ
る半径変化量(縦軸)との関係を示す線図であり、曲線
Aが本実施例にかかる回転子の場合を、曲線Bが従来の
回転子の場合をそれぞれ示している。
る半径変化量(縦軸)との関係を示す線図であり、曲線
Aが本実施例にかかる回転子の場合を、曲線Bが従来の
回転子の場合をそれぞれ示している。
第4図と第5図との比較、および第6図の曲線AとBと
の比較から明らかなように、本実施例においては、従来
の回転子に比べて膨出変形が効果的に抑制される。これ
は、溝による次のような作用等、並びにそれらの相乗効
果によるものと考えられる。
の比較から明らかなように、本実施例においては、従来
の回転子に比べて膨出変形が効果的に抑制される。これ
は、溝による次のような作用等、並びにそれらの相乗効
果によるものと考えられる。
溝はヨークの開口端部の自重を減少させることにより、
その遠心力を緩和させる。溝はヨークの上端面の表面積
を増大化させることにより、開口部において局所的に強
く作用する遠心力を全体に分散させる。溝はヨークの開
口部に中空部を形成することにより、遠心力を直接的に
受けない空間を形成し、膨出変形時に作用する引張力と
圧縮力とを相殺させる。溝はヨーク開口部における断面
二次モーメントおよび断面係数を総合的に大きくさせ
る。
その遠心力を緩和させる。溝はヨークの上端面の表面積
を増大化させることにより、開口部において局所的に強
く作用する遠心力を全体に分散させる。溝はヨークの開
口部に中空部を形成することにより、遠心力を直接的に
受けない空間を形成し、膨出変形時に作用する引張力と
圧縮力とを相殺させる。溝はヨーク開口部における断面
二次モーメントおよび断面係数を総合的に大きくさせ
る。
本実施例によれば、ヨークの開口端面に溝を没設するこ
とにより、高速回転時におけるヨーク開口部における外
方向への膨出変形を抑制することができるため、回転子
の耐高速回転強度を高めることができ、その安全性を高
めることができる。すなわち、高速回転により、ヨーク
が膨出変形を繰り返すことは、金属疲労の危険性が高ま
ることを意味するが、膨出変形が抑制されるとともに、
それが起こる高速回転領域が高くなれば、金属疲労の危
険性は大幅に低減される。
とにより、高速回転時におけるヨーク開口部における外
方向への膨出変形を抑制することができるため、回転子
の耐高速回転強度を高めることができ、その安全性を高
めることができる。すなわち、高速回転により、ヨーク
が膨出変形を繰り返すことは、金属疲労の危険性が高ま
ることを意味するが、膨出変形が抑制されるとともに、
それが起こる高速回転領域が高くなれば、金属疲労の危
険性は大幅に低減される。
このようにして回転子の高速回転領域における使用を可
能とすることにより、フライホイールマグネトの性能を
大幅に向上させることができる。
能とすることにより、フライホイールマグネトの性能を
大幅に向上させることができる。
しかも、本実施例においてはヨークの開口端面に溝を没
設させるだけで済むため、きわめて経済的で、かつ、発
電子との取合性もよく、実用性に富む。つまり、ヨーク
開口部の耐回転強度を高める構造としては、ヨーク開口
部に鍔を突設することが一般的に考えられるが、この構
造によれば、加工が複雑化するとともに、回転バランス
の確保が困難になって不経済で、かつ発電子との取合性
も低下し、実用的でない。
設させるだけで済むため、きわめて経済的で、かつ、発
電子との取合性もよく、実用性に富む。つまり、ヨーク
開口部の耐回転強度を高める構造としては、ヨーク開口
部に鍔を突設することが一般的に考えられるが、この構
造によれば、加工が複雑化するとともに、回転バランス
の確保が困難になって不経済で、かつ発電子との取合性
も低下し、実用的でない。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
例えば、溝は一連の環状に形成するに限らず、断続的に
形成してもよい。
形成してもよい。
溝の断面形状は半円形に限らず、U字形状等であっても
よい。
よい。
溝は冷間または熱間鍛造等の塑性加工による形成に限ら
ず、切削加工等によって形成してもよい。
ず、切削加工等によって形成してもよい。
溝の幅、深さ、形状、連続、不連続、条数等々は実験や
コンピュータ解析等適当な手段により、回転子の能力、
使用並びに最大回転数、ヨークの径、肉厚、マグネット
の大きさ、重量等の各種条件に応じて最適値を求めるこ
とが望ましい。
コンピュータ解析等適当な手段により、回転子の能力、
使用並びに最大回転数、ヨークの径、肉厚、マグネット
の大きさ、重量等の各種条件に応じて最適値を求めるこ
とが望ましい。
また、回転子におけるマグネットの固定構造等のような
具体的構造は前記実施例に何等限定されない。
具体的構造は前記実施例に何等限定されない。
。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、ヨークの開口端
面に溝を没設することにより、高速回転時における開口
部の外方向への膨出変形を抑制することができる。
面に溝を没設することにより、高速回転時における開口
部の外方向への膨出変形を抑制することができる。
第1図は本発明の一実施例であるフライホイールマグネ
トの回転子を示す縦断面図、第2図はその一部省略一部
切断平面図、第3図は第1図III部の拡大部分断面図、
第4図(a)(b)(c)および第5図(a)(b)(c)は効果を説明す
るための回転テスト結果を示す各膨出変形度線図、第6
図は同じく半径変化量線図である。 11……ヨーク、12……マグネット、13……ケー
ス、14……カバー、15……押さえリング、16……
軸孔、17……取り付け孔、18……凸部、19……巻
きかしめ代部、20……溝、30……筒壁、31……収
容室、32……底面壁部、33……リング、34……凹
部、35……隔壁部、36……押さえ部。
トの回転子を示す縦断面図、第2図はその一部省略一部
切断平面図、第3図は第1図III部の拡大部分断面図、
第4図(a)(b)(c)および第5図(a)(b)(c)は効果を説明す
るための回転テスト結果を示す各膨出変形度線図、第6
図は同じく半径変化量線図である。 11……ヨーク、12……マグネット、13……ケー
ス、14……カバー、15……押さえリング、16……
軸孔、17……取り付け孔、18……凸部、19……巻
きかしめ代部、20……溝、30……筒壁、31……収
容室、32……底面壁部、33……リング、34……凹
部、35……隔壁部、36……押さえ部。
Claims (4)
- 【請求項1】一端が開口し他端が閉塞した円筒形状に形
成されているヨーク(11)の内周面にマグネット(1
2)が複数個、周方向に間隔を置いて配されて固定され
ている磁石発電機の回転子において、 前記ヨーク(11)の開口端面に溝(20)が周方向に
環状に没設されていることを特徴とする磁石発電機の回
転子。 - 【請求項2】溝(20)が、一連の環状に形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁石発
電機の回転子。 - 【請求項3】溝(20)が、断続して環状に形成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁石
発電機の回転子。 - 【請求項4】溝(20)が、その断面形状が略半円形に
なるように形成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の磁石発電機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61002607A JPH0638697B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 磁石発電機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61002607A JPH0638697B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 磁石発電機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62163548A JPS62163548A (ja) | 1987-07-20 |
| JPH0638697B2 true JPH0638697B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=11534081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61002607A Expired - Lifetime JPH0638697B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 磁石発電機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638697B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07118873B2 (ja) * | 1989-06-30 | 1995-12-18 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | 磁石発電機の回転子 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS552213U (ja) * | 1978-06-21 | 1980-01-09 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP61002607A patent/JPH0638697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62163548A (ja) | 1987-07-20 |
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