JPH0639404U - 加工材移送機の制御装置 - Google Patents

加工材移送機の制御装置

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JPH0639404U
JPH0639404U JP7138392U JP7138392U JPH0639404U JP H0639404 U JPH0639404 U JP H0639404U JP 7138392 U JP7138392 U JP 7138392U JP 7138392 U JP7138392 U JP 7138392U JP H0639404 U JPH0639404 U JP H0639404U
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 加工材の送り量検出センサーを利用して送り
異常を検出することにより、制御装置を簡素にかつ安価
にする。 [構成] モータ駆動部からの駆動信号により駆動され
る送りモータと、該送りモータにより回転される回転体
によりテーブルに載置した加工材を押圧して該加工材を
一定方向に移送する移送部と、該加工材の送り量を検出
する送り量検出センサーと、加工材の送り量を設定する
送り量設定部と、送り量設定部に設定された送り量と送
り量検出センサからの測長信号とに基づいて所定の送り
量になるように前記送りモータ駆動部を制御する送り制
御部とを有する加工材移送機の制御装置において、加工
材を移送中の送り量検出センサーからの検出信号の有無
により送り異常を検出する送り異常検出部と、スタート
時から送り量検出センサーが検出信号を出力するまでの
間は前記送り異常検出部の検出をカットオフするスター
ト用異常検出カットオフ部とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テーブルに載置された板材あるいは角材等の加工材を一定方向に定 寸送りする加工材移送機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、先に本出願人が出願した実願平4−23066号明細書に 記載されたものがあった。図1および図2において、1は加工機(図示省略)の テーブル、Aはテーブル1に載置された加工材Wを移送する移送機である。この 移送機Aは、ケース2をテーブル1に起立固定した支柱(図示省略)に支持し、 該ケース2の下側部に移送部3を取付ける。移送部3は、図2に示すように、ケ ース2の前後部(図2において左右)に2本の支持軸4(図2は一本省略)を側 方に向けて突出固定し、各支持軸4にそれぞれ一対のアーム5を前後方向に拡開 させて回動可能に嵌挿し、これら各アーム5をコイルばねからなる弾性体6によ り下方に押圧付勢する。上記各アーム5の回動端部に回転軸7を支持軸4と平行 の軸心を中心として回転自在に支持し、上記回転軸7の図1において右端部にそ れぞれローラ8を固定する。これら各ローラ8はその外周が摩擦係数の高いゴム 材で形成されている。
【0003】 上記ケース2の上部に送りモータ9を取付け、この送りモータ9にチェーン、 スプロケット等の伝導機構(図示省略)を介して上記各回転軸7を同期させて回 転駆動する。また図1に示すように、上記ケース2の右側部にブラケット10を 介して支持板11を取付け、該支持板11に上下一対の板ばね12、13を右方 に突出させて係止する。これら各板ばね12、13はその面をテーブル1の面に 対して共に平行に、また右方への突出長さは共に等くする。これら各板バネ12 ,13の突出端(右端)を連結板14により一体的に連結し、該連結板14に懸 垂板15を垂下固定する。
【0004】 上記懸垂板15の下部に回転型の送り量検出器、即ちエンコーダ16を係止す る。このエンコーダ16はその回転軸17を前述したローラ8の回転軸と平行に かつ該ローラ8方向に突出させて上記懸垂板15に係止し、この回転軸17の突 出端部(左端部)に円板状の測定子18を固定する。また前述した支持板11の 上下方向中間部に、図1に示すように、アーム19を右方に向けて突出固定し、 このアーム19に2個の調節ネジ20、21を左右に離間させて螺合させる。こ のうち、左部の調節ネジ20は、必要により下部の板バネ13に接触させて該バ ネ13の上方への初期ばね力を調節する。また右部の調節ねじ21は上部の板ば ね12に接触させて測定子18の初期高さを調節する。
【0005】 22は制御部であり、エンコーダ16の回転量に比例して出力されるパルス信 号に基づいて演算した測長信号が設定値に近づくと、送りモータ9の回転速度を 減速し、測長信号が設定値に達すると上記送りモータ9を停止させ、これにより テーブル1上の加工材Wを加工機に対して図2において左方に向けて定寸送りす る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような移送機Aにおいて、加工材Wの長さ不足、ローラ8と加工材Wとの 間のスリップ、あるいは部品、装置等の故障等により正確な移送の阻害を防止す るために、種々の安全装置を備えることが検討されている。新たな、センサー等 を移送機Aに装備することはコストアップになり好ましくない。そこで、加工材 Wの移送中は、必ず加工材Wに接触して測長信号を出力するエンコーダ16の信 号を利用し、送りモータ9の起動中にエンコーダ16の出力信号がない場合に、 これを送り異常として検出する手段があるが、この場合、例えばスタート起動後 、加工材Wが供給されるまでの間、即ち、加工材Wの先端がエンコーダ16の測 定子18に接触するまでの間、あるいは加工完了後の加工材Wの排出中にエンコ ーダ16の測定子18が加工材Wの端部から外れた際には、直ちに送り異常と検 出され、円滑な供給、排出ができなくなる欠点がある。本考案は上記欠点を解消 した新規な加工材移送機の制御装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、 モータ駆動部からの駆動信号により駆動される送りモータと、該送りモータによ り回転される回転体によりテーブルに載置した加工材を押圧して該加工材を一定 方向に移送する移送部と、該加工材の送り量を検出する送り量検出センサーと、 加工材の送り量を設定する送り量設定部と、送り量設定部に設定された送り量と 送り量検出センサからの測長信号とに基づいて所定の送り量になるように前記送 りモータ駆動部を制御する送り制御部とを有する加工材移送機の制御装置におい て、加工材を移送中の送り量検出センサーからの検出信号の有無により送り異常 を検出する送り異常検出部と、スタート時から送り量検出センサーが検出信号を 出力するまでの間は前記送り異常検出部の検出をカットオフするスタート用異常 検出カットオフ部とを設ける構成にしたものである。また、加工材を移送中の送 り量検出センサーからの検出信号の有無により送り異常を検出する送り異常検出 部と、加工材を排出中の所定時間は前記送り異常検出部の検出をカットオフする 排出用異常検出カットオフ部とを設ける構成にしたものである。
【0008】
【実施例】
図面において、図3は、図1および図2の移送機Aに適用した制御装置の回路 構成を示すブロック図である。23は加工条件等を設定する設定スイッチ、運転 操作スイッチおよび各種表示素子等を配置した操作盤パネル、24は制御プログ ラム、及び各種データ等を記憶するROM、RAMから構成されるメモリ、25 はメモリ24に記憶された制御プログラムにより各種演及び制御信号を出力する マイクロコンピュータの中央処理部(CPU)、26はエンコーダ16からのパ ルス信号をCPU25に入力したり、CPU25からの制御信号を外部器機(例 えば、送りモータ9、加工機)に出力するための入出力部、27は送りモータ9 を駆動するモータ駆動部である。
【0009】 図4は、操作盤パネル23の正面図である。28は電源スイッチ、29は非常 用送り停止スイッチ、30は加工機に加工指令信号を出力するか否かを選択する 連動出力スイッチ、31は各種パラメータ(原点寸法値、加工材Wの排出タイマ ー値、手動送りスピード値等)、排出モード、加工モード(1ショット、単工程 、全工程)、加工コース(加工ピッチをプログラム化したもの)等を加工開始前 に予めメモリ24に記憶させるためのモード選択スイッチ部、32はテンキース イッチ、33は加工数量(残数)を表示する数量表示部、34は選択された加工 コース値を表示するコ−ス及び工程表示部、35は送り量(長さ)の表示部、3 6はモータスピードの表示部、37は加工回数の表示部、38は選択された加工 モードを表示する表示部、39は選択された排出モードを表示する表示部である 。40は加工開始のスタートスイッチである。
【0010】 次に、図5はメモリ24に記憶されたCPU25の制御プログラムの動作を示 すフローチャートである。作業者は、送りピッチ(L)、加工回数(N)、加工 コース等の加工条件、及び順方向(A)、逆方向(B)、または停止(C)等の 排出モードをモード選択スイッチ部31等によりメモリ24に記憶設定した後、 スタートスイッチ40をオンすると制御プログラムがスタート(S1)し、送り モータ9が正転(S2)する。送りモータ9が正転するとローラ8は加工材Wを 順方向(図2において左方)に移送する。しかし、加工材Wがエンコーダ16の 位置まで移送され、エンコーダ16の測定子18が加工材Wの上面に接触して測 長信号を出力するまでの間は測長待機(S3)の状態としてスタート時における 送り異常の検出をカット(S4)する。この間に、作業者が加工材Wを図2の移 送部3の右端部に供給すると、ローラ8は加工材Wを順方向に移送し、やがてエ ンコーダ16の測定子18が加工材Wの上面に接触して回転すると、測長開始( S6)の状態となる。
【0011】 CPU25は、メモリに記憶した送りピッチ(L)とエンコーダ16からの測 長信号に基づいて演算した実測の送り量(Li)とを比較して、(L=Li)に なったとき、定寸信号を出力(S7)して送りモータ9を停止(S10)する。 定寸信号を出力するまではエンコーダ16からの測長信号の有無を判定(S8) し、測長信号がこの間で出力されなかったときに、送り異常警報を発して(S9 )送りモータを停止(S23)する。定寸信号が出力されると、CPU25は加 工機(図示せず)に対して、加工指令信号を入出力部26から出力(S11)す る。加工機は、入出力部26から加工指令信号を入力すると加工を開始し、加工 が完了すると加工完了信号を入出力部26に返送出力する。
【0012】 CPU25は、加工機から加工完了信号が出力されるのを判定(S12)する と、設定した加工回数(N)を減算(N=N−1)するとともに(S13)、減 算した加工回数(N)が(N=0)か否かを判定(S14)する。加工回数(N )が(N=0)でない場合、次の加工ピッチの加工をするために送りモータ9を 正転(S15)させ、再度前記測長開始(S6)にジャンプする。
【0013】 一方、加工回数(N)が(N=0)の場合、即ち予め設定した加工回数(N) の加工が終了した場合、CPU25はモータ駆動部27に対して設定された排出 モードに対応した制御を行う。即ち、設定した排出モードが順方向(A)のとき (S16)には、送りモータ9を正転(S17)させ、設定した排出モードが逆 方向(B)のとき(S18)には、送りモータ9を逆転(S19)させる。また 、設定した排出モードが停止(C)のときには、送りモータ9を停止(S23) させる。
【0014】 送りモータ9が正転する(S17)と移送部3のローラ8は加工材W(端材) を順方向(図2において左方)に自動排出する。また、送りモータ9が逆転する (S19)と移送部3のローラ8は加工材W(端材)を逆方向(図2において右 方)に自動排出する。一方、排出モードが停止(C)のときには、送りモータ9 を停止(S23)させるので、移送部3のローラ8は加工材W(端材)をテーブ ル1間に挾持したまま停止する。このように、予め作業者は排出モードをモード 設定部に設定するだけで、加工完了後の加工材W(端材)を自動的に所定の方向 に排出することができる。
【0015】 CPU25は順方向、逆方向に自動排出される加工材W(端材)がエンコーダ 16の測定子18から離脱したか否かをエンコーダ16からの測長信号の有無に より検出(S20)すると、予め制御プログラムに設定した所定時間(例えば、 1〜9秒間)をプログラムタイマー(排出遅延タイマー)よりカウント(S21 )し、その遅延時間中は送り異常検出をカット(S22)させる。排出遅延タイ マーがタイムアップ(S21)すると、CPU25は送りモータ9を停止(S2 3)させて、制御プログラムをエンド(S24)にする。
【0016】 図6は、前記実施例の機能構成を示すブロック図である。41は操作盤パネル 23にて排出モードを設定するモード設定部、42は図5のフローチャートの( S14〜S17、及びS21)に示すように加工材の移送部からの排出モードを 順方向、逆方向、または停止に選択するモード判定部、43は操作盤パネル23 にて加工コースにて各種の送り量(L)を設定する送り量設定部、44は送り量 設定部30に設定された送り量(L)と送り量検出センサであるエンコーダ16 からの出力信号に基づいて演算した測長信号とを比較して所定の送り量になるよ うにモータ駆動部27を制御する送り制御部である。45は加工材を移送中の送 り量検出センサーからの検出信号の有無により送り異常を検出する送り異常検出 部、46はスタート時に、材料(加工材W)の供給が確認、即ちエンコーダ16 が検出信号を出力するまでは前記送り異常検出部45の検出をカットオフするス タート用送り異常検出カットオフ部、47は排出中の所定時間は前記送り異常検 出部45の検出をカットオフする排出用送り異常検出カットオフ部である。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案は、加工材の送り量検出センサーを利用 して移送時の送り異常を正確に検出することができ、制御装置が簡素にかつ安価 になる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】移送機の要部断面正面図である。
【図2】移送機の側面図である。
【図3】本考案による制御装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本考案による操作盤パネルの正面図である。
【図5】本考案による制御プログラムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本考案による機能構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 テーブル A 移送機 2 ケース 3 移送部 4 支持軸 5 アーム 6 弾性体 7 回転軸 8 ローラ 9 送りモータ 16 エンコーダ 17 回転軸 18 測定子 23 操作盤パネル 24 メモリ 25 マイクロコンピュータ(CPU) 26 入出力部 27 モータ駆動部 40 スタートスイッチ 41 モード設定部 42 モード判定部 43 送り量設定部 44 送り制御部 45 送り異常検出部 46 スタート用送り異常検出カットオフ部 47 排出用送り異常検出カットオフ部 W 加工材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動部からの駆動信号により駆動
    される送りモータと、該送りモータにより回転される回
    転体によりテーブルに載置した加工材を押圧して該加工
    材を一定方向に移送する移送部と、該加工材の送り量を
    検出する送り量検出センサーと、加工材の送り量を設定
    する送り量設定部と、送り量設定部に設定された送り量
    と送り量検出センサからの測長信号とに基づいて所定の
    送り量になるように前記送りモータ駆動部を制御する送
    り制御部とを有する加工材移送機の制御装置において、
    加工材を移送中の送り量検出センサーからの検出信号の
    有無により送り異常を検出する送り異常検出部と、スタ
    ート時から送り量検出センサーが検出信号を出力するま
    での間は前記送り異常検出部の検出をカットオフするス
    タート用異常検出カットオフ部とを設けたことを特徴と
    する加工材移送機の制御装置。
  2. 【請求項2】 モータ駆動部からの駆動信号により駆動
    される送りモータと、該送りモータにより回転される回
    転体によりテーブルに載置した加工材を押圧して該加工
    材を一定方向に移送する移送部と、該加工材の送り量を
    検出する送り量検出センサーと、加工材の送り量を設定
    する送り量設定部と、送り量設定部に設定された送り量
    と送り量検出センサからの測長信号とに基づいて所定の
    送り量になるように前記送りモータ駆動部を制御する送
    り制御部とを有する加工材移送機の制御装置において、
    加工材を移送中の送り量検出センサーからの検出信号の
    有無により送り異常を検出する送り異常検出部と、加工
    材を排出中の所定時間は前記送り異常検出部の検出をカ
    ットオフする排出用異常検出カットオフ部とを設けたこ
    とを特徴とする加工材移送機の制御装置。
JP7138392U 1992-09-18 1992-09-18 加工材移送機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0639923Y2 (ja)

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JPH0639404U true JPH0639404U (ja) 1994-05-27
JPH0639923Y2 JPH0639923Y2 (ja) 1994-10-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106967A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Shinko Denshi Kk 寸法重量測定装置及び寸法重量測定方法
CN116274695A (zh) * 2023-02-17 2023-06-23 苏州市中模模具科技有限公司 一种编码器滚轮送料机构

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JP2011106967A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Shinko Denshi Kk 寸法重量測定装置及び寸法重量測定方法
CN116274695A (zh) * 2023-02-17 2023-06-23 苏州市中模模具科技有限公司 一种编码器滚轮送料机构

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