JPH0639647U - ロードセンシングバルブ - Google Patents
ロードセンシングバルブInfo
- Publication number
- JPH0639647U JPH0639647U JP8224992U JP8224992U JPH0639647U JP H0639647 U JPH0639647 U JP H0639647U JP 8224992 U JP8224992 U JP 8224992U JP 8224992 U JP8224992 U JP 8224992U JP H0639647 U JPH0639647 U JP H0639647U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- piston
- cylinder hole
- diameter portion
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 21
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 21
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】後輪車軸に加わる荷重と後輪制動用ホイールシ
リンダに供給される油圧との関係を直線的にする。 【構成】バルブボデー2aはフレームに支持する。引っ
張りばね22は上端をレバー20aの先端に係止し、下
端をデファレンシャルケースに係止する。荷重が増える
とレバー20aは時計方向に回動し、捩りコイルばね3
6の弾力によりピストン8aを下方に押圧する力が増大
する。この力が増大する程、ホイールシリンダに送られ
る油圧が高くなる。
リンダに供給される油圧との関係を直線的にする。 【構成】バルブボデー2aはフレームに支持する。引っ
張りばね22は上端をレバー20aの先端に係止し、下
端をデファレンシャルケースに係止する。荷重が増える
とレバー20aは時計方向に回動し、捩りコイルばね3
6の弾力によりピストン8aを下方に押圧する力が増大
する。この力が増大する程、ホイールシリンダに送られ
る油圧が高くなる。
Description
【0001】
この考案に係るロードセンシングバルブは、積載量に応じて後輪の制動力を自 動調整すべく、トラックの制動用油圧回路中に組み込んだ状態で使用する。
【0002】
トラックの場合、後輪に加わる荷重は、空車時と積載時とで大きく異なる。従 って、急制動時にもトラックの姿勢が乱れない様にする為には、制動時に後輪制 動用のホイールシリンダに供給する油圧を、積載量に応じて調整する必要がある 。即ち、積載時、後輪に大きな荷重が加わっている場合には、上記油圧を高くし て十分な制動力が得られる様にし、反対に空車時、後輪に加わる荷重が小さい場 合には上記油圧を低くして、後輪がロック(走行中に車輪の回転が停止する事) するのを防止する事が、積載時に於ける十分な制動力を確保しつつ、空車時に急 制動に伴なって車両の安定性が損なわれるのを防止する為に必要である。
【0003】 この為従来から、図3〜5に示す様なロードセンシングバルブを、トラックの 制動用油圧回路の一部で、マスターシリンダと後輪制動用のホイールシリンダと の間部分に設け、積載量に応じて後輪制動用のホイールシリンダに送り込む油圧 を調節している。
【0004】 支持板1はトラックのフレームに支持され、このフレームに固定された荷台と 共に、積載量に応じて昇降する。車軸の上方に板ばねを介して支持されたフレー ムは、空車時等積載量が少なく上記板ばねの変形量が少ない場合には上昇し、積 載量が多く上記板ばねの変形量が多い場合には下降する。
【0005】 上記支持板1にはバルブボデー2が、螺子3、3により固定されている。図5 に示す様にこのバルブボデー2の内側には、シリンダ孔4を、上下方向に亙って 設けている。このシリンダ孔4の上端部は第一の小径部5とし、この第一の小径 部5の下方に、同心の第一の大径部6を連続させている。このシリンダ孔4の下 端開口は、プラグ7により油密に塞いでいる。
【0006】 上記シリンダ孔4内にはピストン8を、昇降自在に嵌装している。このピスト ン8は、上記第一の小径部5と油密に嵌合する第二の小径部9、及び上記第一の 大径部6と油密に嵌合する第二の大径部10を備える。又、このピストン8の上 端部は、上記シリンダ孔4の上端開口より突出している。
【0007】 上記バルブボデー2の側面上部には油圧源に通じる送り込み口11を設け、こ の送り込み口11と上記シリンダ孔4の第一の大径部6の内側部分とを、第一の 小径部5側端部に於いて連通させている。又、上記バルブボデー2の側面中間部 には、後輪制動用のホイールシリンダに通じる送り出し口12を設け、この送り 出し口12と上記第一の大径部6の内側部分とを、上記プラグ7側端部に於いて 連通させている。
【0008】 上記ピストン8の下半部で、上記第二の大径部10の内側部分には、通油路1 3を設けている。この通油路13の下端は上記プラグ7の上面に向け開口させて 、上記送り出し口12に通じさせ、上端は上記第二の大径部10の直上部分に開 口させて、上記送り込み口11に通じさせている。尚、上記ピストン8の下面に は凹溝14を設け、上記通油路13の下端は、この凹溝14部分に於いて開口し ている。従って、上記ピストン8が完全に下降し切った状態でも、上記通油路1 3の下端開口が閉じられる事はなく、通油路13と送り出し口12との連通状態 は確保される。
【0009】 又、上記通油路13の途中には弁座15を、上記送り込み口11側に対向させ て上向きに設けている。そして、上記通油路13内でこの弁座15の上方位置に 、弁体である鋼球16を、昇降自在に設けている。そして、この鋼球16の上面 には第一のばねである圧縮ばね17を軽く弾接させて、この鋼球16を上記弁座 15に向け押圧している。
【0010】 一方、上記プラグ7の上面中央部には、押圧ピン18の下端部を結合している 。この押圧ピン18は上記通油路13内に挿入されて、上記ピストン8がプラグ 7側に変位した状態で上記鋼球16の下面を押し、この鋼球16を上記弁座15 から離隔させる。
【0011】 又、前記支持板1の一部でバルブボデー2の上方位置には、横軸19を設け、 この横軸19によりレバー20の基端寄り(図3の右寄り)部分を枢支している 。そして、このレバー20の先端部(図3の左端部)と、トラックの車軸と共に 昇降する部分であるデファレンシャルケース21とを、弾性結合部材である引っ 張りばね22により連結している。
【0012】 上記レバー20の一部下縁部は押圧部23とし、この押圧部23を上記ピスト ン8の上端面に当接させている。上記押圧部23は、上記横軸19の直下位置よ りも少しずれた位置に設けられている。従って、上記ピストン8を下方に押圧す る力の大きさは、上記レバー20の回転方向の弾力が変化するのに伴なって変化 する。
【0013】 更に、前記支持板1の下端部で、上記バルブボデー2の下方位置には、別の横 軸24を設け、この横軸24に、押上腕25の基端部(図3の左端部)を枢支し ている。そして、この押上腕25の先端部(図3の右端部)と上記レバー20の 基端部との間に、第二のばねである引っ張りばね26を設けている。この引っ張 りばね26の引っ張り方向に亙る弾力は、上記引っ張りばね22の弾力よりも大 きい。
【0014】 一方、前記バルブボデー2内には副シリンダ孔27を、前記シリンダ孔4と並 列に設けている。そして、この副シリンダ孔27の上端部と前記送り込み口11 とを、上記シリンダ孔4及び送り込み通路28を介して連通させ、上記副シリン ダ孔27の下端部と前記送り出し口12とを、上記シリンダ孔4及び送り出し通 路29を介して連通させている。
【0015】 上記副シリンダ孔27の上半部にはプラグ30が油密に挿入されており、上記 送り込み通路28と送り出し通路29とは、このプラグ30の内部に形成した通 路31を介して、互いに連通している。又、上記副シリンダ孔27の下半部には 副ピストン32を、昇降自在に嵌装している。この副ピストン32の上端部に支 持した鋼球33は、上記通路31の下端開口に対向しており、この副ピストン3 2が上昇して副シリンダ孔27内に押し込まれた場合に、この鋼球33が上記通 路31の下端開口を塞いで、上記送り込み通路28と送り出し通路29との連通 を断つ。
【0016】 上記副ピストン32の下端部で、上記副シリンダ孔27の下端開口から突出し た部分は、上記押上腕25の中間部上縁に当接させている。従って、通常時には 、引っ張りばね22の弾力によりレバー20が図3の反時計方向に回動する傾向 となり、別の引っ張りばね26が引き上げられるのに伴なって、上記押上腕25 が上記副ピストン32を押し上げ、鋼球33により上記通路31の下端開口を塞 いで、上記送り込み通路28と送り出し通路29との連通を断つ。
【0017】 上述の様に構成されるロードセンシングバルブの作用は次の通りである。非制 動時若しくは軽制動時、マスターシリンダ等の圧油供給源から送り込み口11に 送り込まれる油圧が零若しくは小さい場合には、レバー20の押圧部23がピス トン8を下方に押圧する力によって、図6(A)に示す様に、このピストン8が 下方に変位した状態のままとなる。
【0018】 この結果鋼球16は、押圧ピン18に押されて弁座15から離れ、上記送り込 み口11と送り出し口12とは、ピストン8内部の通油路13を介して互いに連 通した状態となる。従って、後輪制動用のホイールシリンダには、マスターシリ ンダから供給される油圧がそのまま送り込まれる。
【0019】 圧油供給源から送り込み口11を通じてシリンダ孔4内に送り込まれる油圧が 上昇すると、第二の小径部9と第二の大径部10とから成るピストン8が、軸方 向両側の受圧面積の差に基づき、上記レバー20の押圧部23がピストン8を下 方に押圧する力に打ち勝って、図6(B)に示す様に上昇する。この結果、鋼球 16が押圧ピン18の先端部から離れて弁座15に当接し、上記送り込み口11 と送り出し口12との連通が断たれる。
【0020】 上記油圧が更に上昇し、上記シリンダ孔4内の油圧が、第二の大径部10の上 側部分で上昇すると、図6(C)に示す様に、再びピストン8が下方に押され、 鋼球16が押圧ピン18に押されて弁座15から離れ、上記送り込み口11と送 り出し口12とが互いに連通する。
【0021】 この結果、図6(D)に示す様に、再び送り出し口12の側に圧油が達し、こ の送り出し口12からホイールシリンダに送られる油圧が高くなる。そして、送 り出し口12側の油圧が高くなる結果、再び鋼球16が弁座15に当接し、上記 送り込み口11と送り出し口12との連通が断たれる。
【0022】 結局、上記送り出し口12からホイールシリンダに送られる油圧の大きさは、 図6(A)に示す様に、ピストン8が下降した状態では、マスターシリンダから 送り込み口11に加えられる油圧と共に上昇し、上記レバー20の押圧部23に よりピストン8に加えられる下方への押圧力に抗してこのピストン8が上昇した 後は、上記送り込み口11に加えられる油圧よりも小さい油圧が、上記送り出し 口12からホイールシリンダに送られる。
【0023】 この際、上記送り出し口12から送り出される油圧P12は、次の(1)式で表 わされる。尚P11は送り込み口11から送り込まれる油圧、AL は第一、第二の 大径部6、10の断面積、AS は第一、第二の小径部5、9の断面積、Fは上記 押圧部23によりピストン8に加えられる押圧力である。 P12={P11・(AL −AS )/AL }+F/AL −−−(1)
【0024】 一方、上記ピストン8に加えられる下方への押圧力Fは、積載量が増え、後輪 に加わる荷重が大きくなる程大きくなる。即ち、積載量が増え、板ばねの変位量 が多くなってフレームが下降すると、前記引っ張りばね22が縮んで、前記レバ ー20を図3で反時計方向に回動させようとする力が小さくなる。この結果、上 記引っ張りばね22の弾力により別の引っ張りばね26の弾力を相殺している程 度が少なくなって、この別の引っ張りばね26の弾力に基づき、上記ピストン8 に加えられている押圧力Fが大きくなる。結局、上記送り出し口12からホイー ルシリンダに送られる油圧は、積載量が増え、後輪に加わる荷重が多くなる程高 くなる。
【0025】 尚、前記押上腕25は、通常状態に於いては常に引っ張りばね26の弾力によ り引き上げられており、副ピストン32はこの押上腕25により押し上げられて いる。この結果、副ピストン32上端部の鋼球33が通路31の下端開口に押し 付けられて、この通路31が閉じられている。従って、前記送り込み口11から 送り出し口12に送られる圧油は、総てピストン8内に設けた通油路13を通過 する事になり、上述の油圧調整作用を受ける。
【0026】 これに対して、引っ張りばね22、26の一方又は双方が折損する事で、上記 押上腕25を上方に引き上げる力が失われた場合には、前記送り込み通路28を 介して通路31内に送り込まれる油圧に基づき、上記副ピストン32が下降し、 上述の様に通路31内に送り込まれた油圧が、送り出し通路29、シリンダ孔4 を通じて送り出し口12に送られる。
【0027】 即ち、引っ張りばね22、26が折損する様な故障時にも、圧油がピストン8 内に設けた通油路13を通じてしかホイールシリンダに送られない様に構成した 場合、前記(1)式に於けるFが零となる結果、送り出し口12から送り出され る油圧P12は、次の(2)式で表わされる。 P12={P11・(AL −AS )/AL }−−−(2)
【0028】 軽制動時、或は空車時には、これでも十分な制動能力を得られるが、積載時に 急制動を行なう場合には制動能力が不足する事も考えられる。そこで、図3〜5 に示した構造の場合には、上記故障時には送り込み口11に供給される油圧P11 をそのまま送り出し口12に送り出す(P12=P11とする)事で、制動能力の確 保を図っている。
【0029】
本考案のロードセンシングバルブは、 後輪に加わる荷重とホイールシリンダに供給される油圧P12との関係を直線的 にする事 構成部品を少なくして、小型、軽量化を図る事 を目的としている。
【0030】 図3〜5に示した従来構造の場合、ホイールシリンダに供給される油圧P12を 調整する為、ピストン8を押圧する力を、1対の引っ張りばね22、26の釣り 合いにより得ている。この内、引っ張りばね22は比較的長尺で、しかもこの引 っ張りばね22の上端部を係止しているレバー20の先端部とこのレバー20の 揺動中心との距離は大きい為、引っ張りばね22の弾性と後輪に加わる荷重との 関係は直線的になる。
【0031】 一方、別の引っ張りばね26の上端部を係止しているレバー20の基端部とこ のレバー20の揺動中心との距離は小さい為、レバー20の揺動に伴なって引っ 張りばね26上端の係止部が、曲率半径の小さな円弧を描く。しかも、この引っ 張りばね26は短い為、引っ張りばね26の弾性と後輪に加わる荷重との関係は 非直線的になる。
【0032】 この結果、積載量に比例して後輪に加わる荷重と、制動時にホイールシリンダ に供給される油圧P12との関係が非直線的になる。より安定した制動能力を得る 為には、上記関係が直線的になる事が好ましく、改良が望まれている。
【0033】 又、上記別の引っ張りばね26の弾力により副ピストン32を押し上げるべく 、押上腕25を設けていた為、この押上腕25及びこの押上腕25を支持板1に 枢支する為の横軸24が必要になり、部品点数、組立工数が増大し、製作費が嵩 むだけでなく、ロードセンシングバルブの小型軽量化が難しかった。
【0034】 本考案のロードセンシングバルブは、前記した目的の内少なくともを達 成し、更に必要に応じてを達成するものである。
【0035】
本考案のロードセンシングバルブは、前述した従来のロードセンシングバルブ と同様に、トラックのフレーム側に支持されるバルブボデーと、このバルブボデ ーの内側に上下方向に亙って設けられ、第一の大径部及び第一の小径部を備えた シリンダ孔と、このシリンダ孔の第一の大径部側開口を油密に塞ぐプラグと、上 記第一の大径部と油密に嵌合する第二の大径部及び上記第一の小径部と油密に嵌 合する第二の小径部を備え、上記シリンダ孔の内側に昇降自在に嵌装されて、そ の先端部を上記シリンダ孔の第一の小径部側開口より突出させたピストンと、上 記第一の小径部側端部に於いて上記第一の大径部の内側に連通し、油圧源に通じ る送り込み口と、上記プラグ側端部に於いて上記第一の大径部の内側に連通し、 制動用ホイールシリンダに通じる送り出し口と、上記第二の大径部の内側に、一 端を上記プラグの内面に向け開口させた状態で設けられ、上記送り込み口と送り 出し口とを連通させる通油路と、この通油路の途中に、上記送り込み口側に対向 した状態で設けられた弁座と、この弁座に対する遠近動を自在として、上記通油 路の途中に設けられた弁体と、この弁体を上記弁座に向け押圧する第一のばねと 、上記プラグの内側面にその基端部を固定した状態で上記通油路内に挿入され、 上記ピストンがプラグ側に変位した状態で上記弁体を押し、この弁体を上記弁座 から離隔させる押圧ピンと、上記バルブボデーに固定の部分に設けられた横軸と 、この横軸に枢支されたレバーと、このレバーの先端部とトラックの車軸と共に 昇降する部分とを連結し、上記レバーに対してその先端部が下降する方向の弾力 を付与する弾性結合部材と、上記レバーの一部に設けられて上記ピストンの先端 面に当接し、上記レバーの揺動に伴なって上記ピストンを押圧する力の大きさを 変化させる第一の押圧部と、上記レバーに対し、このレバーの先端部が上昇する 方向の弾力を付与する第二のばねとから構成される。
【0036】 特に、本考案のロードセンシングバルブに於いては、上記第二のばねは、コイ ル部と第二、第三の押圧部とから成る捩りコイルばねである。そして、上記コイ ル部が上記横軸の周囲に配置されており、第二の押圧部が上記レバーの一部に、 第三の押圧部が上記バルブボデーに支持された部分に、それぞれ係合している事 を特徴としている。
【0037】 更に、請求項2に記載したロードセンシングバルブに於いては、バルブボデー 内にシリンダ孔と並列に設けられた副シリンダ孔と、この副シリンダ孔の一端部 と送り込み口とを連通させる送り込み通路と、上記副シリンダ孔の他端部と送り 出し口とを連通させる送り出し通路と、上記副シリンダ孔内に昇降自在に嵌装さ れ、この副シリンダ孔内への押し込みに伴なって上記送り込み通路と送り出し通 路との連通を断つ副ピストンとを備え、捩りコイルばねの第三の押圧部によりこ の副ピストンの端面を押圧している。
【0038】
上述の様に構成される本考案のロードセンシングバルブが、積載量に応じて後 輪制動用のホイールシリンダに送る油圧を調整する際の作用自体は、前述した従 来のロードセンシングバルブと同様である。
【0039】 特に、本考案のロードセンシングバルブの場合、レバーに対して、このレバー の先端部が上昇する方向の弾力を付与する第二のばねを捩りコイルばねとしてい る為、上記レバーの揺動に伴なってこのレバーに加えられている弾力がほぼ直線 的に変化する。この結果、或る程度強い制動を行なう際に於ける、後輪荷重と後 輪制動用のホイールシリンダに送り込まれる油圧との関係を直線的に出来る。
【0040】 更に、請求項2に記載したロードセンシングバルブの場合、捩りコイルばねの 第三の押圧部によりこの副ピストンの端面を押圧している為、前記従来構造に於 ける様な押圧腕25並びにこの押圧腕25を枢支する為の横軸24(図3参照) が不要になって、部品点数、組立工数の減少による製作費の低廉化、ロードセン シングバルブの小型、軽量化を図れる。
【0041】 弾性結合部材と第二のばねとの一方又は双方が折損した場合には、上記第三の 押圧部が副ピストンの端面を押圧している力が、零若しくは軽微なものになる。 この結果、副ピストンによる送り込み通路と送り出し通路との遮断機能が喪失し 、送り込み口に供給された油圧が、そのまま送り出し口に達する様になる。
【0042】
図1は、請求項1に対応する、本考案の第一実施例を示している。バルブボデ ー2aは支持板1(図3〜4参照)を介して、トラックのフレーム側に支持され る。このバルブボデー2aの内側にはシリンダ孔4aを、上下方向に亙り設けて いる。このシリンダ孔4aの上端部は第一の小径部5とし、中間部並びに下部は この第一の小径部5と同心の第一の大径部6としている。図示の実施例の場合、 この第一の大径部6の下半部を、更に大径に形成している。上記シリンダ孔4a の下端開口部にはプラグ7を螺着して、このシリンダ孔4aの下端開口を油密に 塞いでいる。
【0043】 上記シリンダ孔4aの内側にはピストン8aを、油密に、且つ昇降自在に嵌装 している。このピストン8aは、上記第一の大径部6と油密に嵌合する第二の大 径部10及び、上記第一の小径部5と油密に嵌合する第二の小径部9を備える。 そして、このピストン8aの上端部は、上記シリンダ孔4aの上端開口より突出 している。
【0044】 上記バルブボデー2aの中間部側面には送り込み口11(図5参照)を設け、 この送り込み口11を、上記第一の大径部6の上端部内側に連通させている。こ の送り込み口11は、マスターシリンダ等の油圧源に通じる。又、上記バルブボ デー2aの下部側面には送り出し口12(図5参照)を設け、この送り出し口1 2を、上記第一の大径部6の下端部内側に連通させている。この送り出し口12 は、後輪制動用のホイールシリンダに通じる。
【0045】 一方、上記ピストン8aの第二の大径部10の内側には、通油路13を設けて いる。この通油路13の下端開口は、前記プラグ7の上面中心部に対向し、上端 開口は第二の小径部9の下端部側面に開口している。従って上記通油路13の両 端は、上記送り込み口11と送り出し口12とにそれぞれ通じている。
【0046】 上記通油路13の途中には、上向きの弁座15を設けている。そして、この弁 座15の上方に、弁体である鋼球16を昇降自在に設け、第一のばねである圧縮 ばね17によりこの鋼球16に、下方に向く弾力を付与している。一方、上記プ ラグ7の上面中心部には、押圧ピン18の下端部を支持している。鉛直方向に設 けられたこの押圧ピン18は、上記通油路13内にその下端開口部から挿入され ており、上記ピストン8aがプラグ7側に向け下降した状態でこの押圧ピン18 は、上記鋼球16を上記圧縮ばね17の弾力に抗して押し上げ、この鋼球16を 上記弁座15から離隔させる。
【0047】 又、上記バルブボデー2aの上部には、側方が開口した中空の支持ケース34 が、このバルブボデー2aと一体に設けられており、この支持ケース34の中間 部で前記シリンダ孔4aの上方位置に、横軸19aが設けられている。そして、 この横軸19aによりレバー20aの基端部(図1の右端部)を枢支している。 このレバー20aの基端部下縁で、上記シリンダ孔4aの上端開口から突出した ピストン8aの上端面と当接する部分には第一の押圧部35を設けている。但し 、この第一の押圧部35とピストン8aの上端面との当接部は、上記横軸19a の中心よりも基端縁側(図1の右側)に位置させている。
【0048】 一方、上記レバー20aの先端部(図1の左端部)には、弾性結合部材である 引っ張りばね22の上端部を係止し、この引っ張りばね22の下端部を、前記図 3に示した従来構造の場合と同様に、トラックの車軸と共に昇降するデファレン シャルケース21(図3参照)に係止している。
【0049】 更に、上記支持ケース34とレバー20aとの間には、第二のばねである捩り コイルばね36を設け、この捩りコイルばね36によって上記レバー20aに、 図1で時計方向に回動しようとする弾力を付与している。コイル部37と第二、 第三の押圧部38a、38bとから成る捩りコイルばね36は、コイル部37を 上記横軸19aの周囲に配置すると共に、第二の押圧部38aを上記レバー20 aの一部に係合させ、第三の押圧部38bを上記支持ケース34の一部に螺着し た調整ボルト39の先端面に当接させている。
【0050】 上述の様に構成される本考案のロードセンシングバルブの場合、積載量が多く 、後輪に加わる荷重が大きい場合には、上記引っ張りばね22が縮む事に伴なっ て、レバー20aを図1の反時計方向に回動させようとする力が小さくなり、捩 りコイルばね36がレバー20aを時計方向に回動させる力が大きくなって、上 記第一の押圧部35がピストン8aを下方に押圧する力Fが大きくなる。この結 果、前記式(1)で表わされる、送り出し口12から送り出される油圧P12が大 きくなる。
【0051】 反対に、積載量が少なく、後輪に加わる荷重が小さい場合には、上記引っ張り ばね22が伸びて、レバー20aを図1の反時計方向に回動させる力が大きくな り、上記第一の押圧部35によりピストン8aを下方に押圧する力Fが小さくな る。この結果、送り出し口12から送り出される油圧P12が小さくなる。この様 に、後輪に加わる荷重に応じて後輪制動用のホイールシリンダに送る油圧を調整 する際の作用自体は、前述した従来のロードセンシングバルブとほぼ同様である 。
【0052】 特に、本考案のロードセンシングバルブの場合、上記レバー20aに対して、 このレバー20aの先端部が上昇する方向の弾力を付与する第二のばねを、捩り コイルばね36としている為、上記レバー20aの揺動に伴なってこのレバー2 0aに加えられている弾力がほぼ直線的に変化する。この結果、或る程度強い制 動を行なう際に於ける、後輪荷重と後輪制動用のホイールシリンダに送り込まれ る油圧との関係が直線的になる。
【0053】 次に、図2は請求項2に対応する、本考案の第二実施例を示している。本実施 例の場合、バルブボデー2b、シリンダ孔4b、ピストン8b、レバー20b、 支持ケース34a等の構成部品を、上述の第一実施例の場合とは、上下逆方向に 配置すると共に、第一の押圧部35とピストン8bとの当接部を、横軸19aの 中心よりもレバー20bの先端寄り(図2の左寄り)部分に位置させている。又 、上記バルブボデー2b内に副シリンダ孔27aを、上記シリンダ孔4bと並列 に設けている。そして、この副シリンダ孔27aの中間部と送り込み口11(図 5)とを、送り込み通路28とシリンダ孔4bとを介して連通させ、上記副シリ ンダ孔27aの上端部と送り出し口12(図5)とを、送り出し通路29とシリ ンダ孔4bとを介して連通させている。
【0054】 上記副シリンダ孔27a内には副ピストン32aを昇降自在に嵌装し、この副 ピストン32aの下端部を、上記副シリンダ孔27aの下端開口から支持ケース 34a内に突出させている。上記副ピストン32a内に設けられ、上記送り込み 通路28と送り出し通路29とを連通する通路31aの上端開口部には鋼球33 を対向させている。この鋼球33は、上記副ピストン32aの上昇時に上記通路 31aの上端開口部を塞ぎ、上記送り込み通路28と送り出し通路29との連通 を断つ。
【0055】 本実施例の場合、レバー20bに図2で時計方向の回転弾力を付与する捩りコ イルばね36の第三の押圧部38bを、上記副ピストン32aの下端面に当接さ せ、上記捩りコイルばね36により、上記副ピストン32aを上方に押圧してい る。
【0056】 上述の様に構成される第二実施例のロードセンシングバルブの場合、捩りコイ ルばね36の第三の押圧部38bにより副ピストン32aの下端面を押圧してい る為、前記図3〜5に示した従来構造に於ける様な押圧腕25並びにこの押圧腕 25を枢支する為の横軸24が不要になって、部品点数、組立工数の減少による 製作費の低廉化、ロードセンシングバルブの小型、軽量化を図れる。
【0057】 引っ張りばね22と捩りコイルばね36との一方又は双方が折損した場合には 、上記第三の押圧部38bが副ピストン32aの下端面を押圧している力が、零 若しくは軽微なものになる。この結果、副ピストン32aによる送り込み通路2 8と送り出し通路29との遮断機能が喪失し、送り込み口11に供給された油圧 が、そのまま送り出し口12に達する様になる。
【0058】
本考案のロードセンシングバルブは、以上に述べた通り構成され作用する為、 後輪に加わる荷重とホイルシリンダに供給される油圧との関係を直線的に出来る 他、必要に応じ構成部品を少なくして、小型、軽量化を図れる。
【図1】本考案の第一実施例を示す縦断側面図。
【図2】同じく第二実施例を示す部分縦断側面図。
【図3】従来構造を示す側面図。
【図4】図3のA矢視図。
【図5】要部縦断面図。
【図6】作用を説明する為の要部略縦断面図。
1 支持板 2、2a、2b バルブボデー 3 螺子 4、4a、4b シリンダ孔 5 第一の小径部 6 第一の大径部 7 プラグ 8、8a、8b ピストン 9 第二の小径部 10 第二の大径部 11 送り込み口 12 送り出し口 13 通油路 14 凹溝 15 弁座 16 鋼球 17 圧縮ばね 18 押圧ピン 19、19a 横軸 20、20a、20b レバー 21 デファレンシャルケース 22 引っ張りばね 23 押圧部 24 横軸 25 押上腕 26 引っ張りばね 27、27a 副シリンダ孔 28 送り込み通路 29 送り出し通路 30 プラグ 31、31a 通路 32、32a 副ピストン 33 鋼球 34、34a 支持ケース 35 第一の押圧部 36 捩りコイルばね 37 コイル部 38a 第二の押圧部 38b 第三の押圧部 39 調整ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 トラックのフレーム側に支持されるバル
ブボデーと、このバルブボデーの内側に上下方向に亙っ
て設けられ、第一の大径部及び第一の小径部を備えたシ
リンダ孔と、このシリンダ孔の第一の大径部側開口を油
密に塞ぐプラグと、上記第一の大径部と油密に嵌合する
第二の大径部及び上記第一の小径部と油密に嵌合する第
二の小径部を備え、上記シリンダ孔の内側に昇降自在に
嵌装されて、その先端部を上記シリンダ孔の第一の小径
部側開口より突出させたピストンと、上記第一の小径部
側端部に於いて上記第一の大径部の内側に連通し、油圧
源に通じる送り込み口と、上記プラグ側端部に於いて上
記第一の大径部の内側に連通し、制動用ホイールシリン
ダに通じる送り出し口と、上記第二の大径部の内側に、
一端を上記プラグの内面に向け開口させた状態で設けら
れ、上記送り込み口と送り出し口とを連通させる通油路
と、この通油路の途中に、上記送り込み口側に対向した
状態で設けられた弁座と、この弁座に対する遠近動を自
在として、上記通油路の途中に設けられた弁体と、この
弁体を上記弁座に向け押圧する第一のばねと、上記プラ
グの内側面にその基端部を固定した状態で上記通油路内
に挿入され、上記ピストンがプラグ側に変位した状態で
上記弁体を押し、この弁体を上記弁座から離隔させる押
圧ピンと、上記バルブボデーに固定の部分に設けられた
横軸と、この横軸に枢支されたレバーと、このレバーの
先端部とトラックの車軸と共に昇降する部分とを連結
し、上記レバーに対してその先端部が下降する方向の弾
力を付与する弾性結合部材と、上記レバーの一部に設け
られて上記ピストンの先端面に当接し、上記レバーの揺
動に伴なって上記ピストンを押圧する力の大きさを変化
させる第一の押圧部と、上記レバーに対し、このレバー
の先端部が上昇する方向の弾力を付与する第二のばねと
から成るロードセンシングバルブに於いて、上記第二の
ばねは、コイル部と第二、第三の押圧部とから成る捩り
コイルばねであり、上記コイル部が上記横軸の周囲に配
置されており、第二の押圧部が上記レバーの一部に、第
三の押圧部が上記バルブボデーに支持された部分に、そ
れぞれ係合している事を特徴とするロードセンシングバ
ルブ。 - 【請求項2】 バルブボデー内にシリンダ孔と並列に設
けられた副シリンダ孔と、この副シリンダ孔の一端部と
送り込み口とを連通させる送り込み通路と、上記副シリ
ンダ孔の他端部と送り出し口とを連通させる送り出し通
路と、上記副シリンダ孔内に昇降自在に嵌装され、この
副シリンダ孔内への押し込みに伴なって上記送り込み通
路と送り出し通路との連通を断つ副ピストンとを備え、
捩りコイルばねの第三の押圧部によりこの副ピストンの
端面を押圧した、請求項1に記載のロードセンシングバ
ルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992082249U JP2568883Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ロードセンシングバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992082249U JP2568883Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ロードセンシングバルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639647U true JPH0639647U (ja) | 1994-05-27 |
| JP2568883Y2 JP2568883Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=13769167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992082249U Expired - Lifetime JP2568883Y2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ロードセンシングバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568883Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51146671A (en) * | 1975-06-02 | 1976-12-16 | Automotive Prod Co Ltd | Method of setting for spring load |
| JPS57166970U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-21 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP1992082249U patent/JP2568883Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51146671A (en) * | 1975-06-02 | 1976-12-16 | Automotive Prod Co Ltd | Method of setting for spring load |
| JPS57166970U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2568883Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6062578A (en) | Trailing arm suspension | |
| JPH01218948A (ja) | 車両荷重応動型制動補正装置 | |
| EP1016584A2 (en) | Axe lift system | |
| JPS6311409A (ja) | ハイドロニユ−マチツクサスペンシヨン | |
| CZ307999A3 (cs) | Zdvihací systém nápravy pro pneumaticky odpružené nápravy vozidel | |
| CN108045189A (zh) | 无人搬运车 | |
| US6036200A (en) | Rolling reducing apparatus for a vehicle | |
| JPS6147746B2 (ja) | ||
| JP2568883Y2 (ja) | ロードセンシングバルブ | |
| US5052761A (en) | Load-dependent brake valve for controlling the brake line pressure of compressed air brakes of a vehicle | |
| JPS6118544A (ja) | ブレーキ圧力制御装置 | |
| JP2549364B2 (ja) | ロ−ル剛性自動調節装置 | |
| CN207772823U (zh) | 无人搬运车 | |
| JPS60163742A (ja) | ダンプ荷降し時の車体安定装置 | |
| JPH0533430Y2 (ja) | ||
| US5653513A (en) | Dual circuit load-conscious-type hydraulic pressure control valve apparatus | |
| JP2859094B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
| JP3307147B2 (ja) | ロードセンシングバルブ装置 | |
| JP3706564B2 (ja) | 前二軸三軸車の非常走行装置 | |
| JPH0121842Y2 (ja) | ||
| JP3166577B2 (ja) | トラニオン型サスペンション | |
| JPH019749Y2 (ja) | ||
| JPS6310016B2 (ja) | ||
| EP0595128B1 (en) | Device for the load-dependent regulation of the brake pressure at the axles of a utility vehicle twin axle unit | |
| JPH051707Y2 (ja) |