JPH0639796Y2 - 破砕機本体の構造 - Google Patents

破砕機本体の構造

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JPH0639796Y2
JPH0639796Y2 JP5133690U JP5133690U JPH0639796Y2 JP H0639796 Y2 JPH0639796 Y2 JP H0639796Y2 JP 5133690 U JP5133690 U JP 5133690U JP 5133690 U JP5133690 U JP 5133690U JP H0639796 Y2 JPH0639796 Y2 JP H0639796Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は破砕機本体の構造に関し、特に電力利用に不便
な場所に於いて、繰り返しの衝撃力により物体の破砕に
用いられる破砕機本体の構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
破砕機は土木工事などに幅広く使用されている。通常破
砕機はブルドーザ本体のリフトアーム末端部に設けら
れ、硬いコンクリートや岩石等の破砕に使用されてい
た。従来この破砕機本体は、ほとんどが電動操作される
タイプなので、現場に電気が容易に利用出来る所か、或
いは、発電機を設けるなどによって大電力を得られる所
に限られ、この電力によるモータの動力と、ばねの弾性
反発力との繰り返しにより、質量大なピストンロッドの
持ち上げ及び槌打ち動作を反復させ、破砕機のハンマー
としてその先端の鏨ロッドに繰り返しの衝撃を与えて、
破砕の作用を得るものである。然し乍ら、この様な破砕
機は、本体のばねによる反発力が小さい欠点を有し、該
反発力による衝撃力の大きさに限界があり、若しばね力
を増大すると、それに必要な電力もそれに伴って大きく
なり、電力が充分でないと使いこなせず、装備上も大型
化になりがちになると共に、負荷が不安定(周期的波
動)になるなどと色々な問題点をもたらしていた。
よって、一般には充分な衝撃力が得られる油圧タイプの
使用が考えられるが、油圧とて快速衝撃を行なう槌打ち
動作時と、戻り動作時とのピストンロッド往復行程に起
きる周期的管路圧力差が大きく、このため、戻りの低圧
側油圧回路に、大きな衝撃的圧力波動をきたすので、こ
お圧力波動を解消するためには、低圧管路に波動の衝撃
減衰のための蓄圧器を設けて、低圧管路の圧力衝撃の波
動変化を或る範囲内に保つようにしてこの問題点を解消
していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の如く従来の油圧タイプの破砕機は、戻り低圧側の
油圧回路に大きなショックによる圧力波動を緩衝するた
め、低圧管路に蓄圧器を設けることを要し、現場で使用
する角度から見て、経済性や機動性の点でなお改良の余
地が残されている。
本考案は、前記改良の余地に着目してなされたもので、
所要電力が少なくても済む油圧タイプの破砕機におい
て、本体の戻りの低圧側油圧回路に起こる大きな衝撃的
圧力波動を軽減することにより、衝撃緩和減衰のための
蓄圧器が解消され、大幅に経済性や機動性を向上させた
油圧タイプの破砕機本体を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するための本考案が取った手段として
は、 その内部に、下端に開口部を有する細長い空間部を設け
た本体と、 その中間一部分がカラー状に突き出して両突き出し端面
をそれぞれ上受圧面と下受圧面とにした太径のピストン
部とされ、前記空間部に往復動可能に挿入させたピスト
ンロッドと、 その先端部が前記開口部より本体外部へ延出するように
一部を前記空間部に滑り嵌合させた鏨ロッドと、 前記本体内部の空間部は、前記ピストンロッド上端面側
をその端面部に圧力が作用するようガスを充填した気体
室と、前記ピストン部の付近を油圧室と、前記鏨ロッド
と対向する下端部側から鏨ロッドの後端部側に亘る衝撃
室とをそれぞれ径を拡大して形成し、それと同時に、該
油圧室は、ピストン部が上下往復動する行程の上下死点
部分を各拡大して低圧部と高圧部とし、それらの中間位
置を該往復動時交互に高、低圧部の一方に連続する輪溝
状の制御部に形成してなり、 本体には、内部に細長い空洞を設けて弁室とし、この弁
室内に上下動可能に弁体を嵌挿すると共に、本体の外部
にそれぞれ開口する油の入り口と出口とを設け、前記弁
体が行程上、下死点にあるときの弁室の下記各1か所を
介し、ピストンロッドが下死点にきた時該高圧部と油圧
入り口を、及びピストンロッドが上死点にきた時該低圧
部及び高圧部を同時に油出口とにそれぞれ連通させる入
力及び戻り油路を形成し、 前記弁体は、大小径の異なる2段部に分かれ、この連接
箇所からその両側面が各大小異なる面積をした低圧面部
と高圧面部とにされる突縁部を突設し、弁室のこの突縁
部の上下動範囲内の周りが該突縁部により容積可変の低
圧面部側の低圧弁室部と高圧面部側の高圧弁室部に拡大
され、そして、小径段部の先端部分と中段部分とがさら
に、各凹陥みぞを設けることにより上、下切換部に形成
され、弁室の対応する部分がそれぞれ第1、第2及び第
3の弁室部に拡張され、弁体の上下動時該上、下切換部
の何れかにより第2の弁室部が第1、第3の弁室部の一
方と連続するようにさせてなり、 前記戻り油路は、前記油圧室の低圧部と連通すると共
に、戻り岐路により前記弁室の第1の弁室部に連通する
ようにさせ、 前記油圧室の制御部と前記弁室の1か所である低圧弁室
部との連通として低圧管路を設け、 前記油圧室の高圧部と前記弁室の他の1か所である第2
の弁室部との連通として入力管路を設け、 前記入力油路は、前記弁室の第3の弁室部に分岐入力路
にて連接すると共に、分岐油路により弁室の高圧弁室部
に連通させ、 前記油圧入り口を油圧ポンプの高圧吐出口と、かつ、前
記油出口を油圧ポンプのドレンタンクとそれぞれ連接さ
せるように破砕機本体を構成してなる。
〔作用〕
前記のように構成された破砕機本体は、通常制御弁は入
力油路、分岐油路から高圧弁室部へ油圧をかけ、高圧面
部に対し作用させ、弁体を上死点に上動させる。これに
より、分岐入力路から第3と第2の弁室部を連通させ、
入力管路より油圧室の高圧部に作動油を送り、気体室の
ガス圧作用で下死点にあるピストンロッドを、ピストン
部の下受圧面より作動させ、ガス圧に抗して上死点へ上
動させる。また、前記上動運動は、単に前記油圧作用、
又は本機を破砕物に鏨ロッドから押付ける動作、或いは
両方によりさせることもできる。
ピストンロッドが上死点に来ると、ピストン部の上動で
制御部と高圧部が連通され、油圧室の作動油は低圧管路
より制御弁の低圧弁室部へ入り、弁体を圧力作用面積の
大きな低圧面部より圧し、下死点へ下動させる。この結
果、第2と第3の弁室部間が遮断され、入力管路から油
圧室高圧部への作動油は停止し、同時に上切換部の下動
により第2と第1の弁室部間が連通し、高圧部より戻り
油路への経路が形成され、高圧部の圧力は解消される。
ピストンロッドが上死点に上動の際、気体室は容積の減
少により気圧が上昇蓄積されているが、前記高圧部の圧
力解消によって釈放されるため、ピストンロッドの後端
面部に気圧が作用してこれを押し、急速下動させること
になり、先端部により鏨ロッドを打ち付ける破砕動作を
行なう。この時、油圧室の高圧部における作動油は、ピ
ストン部の下動により、急速に排斥されるため入力管路
と戻り油路の油量流並びに油圧が急増するが、分岐油路
がピストン部の下降により容積増大する低圧部へ連通し
ているので、その一部を分担導入し、油出口側への流量
と油圧の急激な変化を緩和するように作用する。
前記破砕機の破砕動作が完了すれば、プストン部は下死
点位置にあるので、低圧管路により低圧弁室部が油圧室
の制御部と連通され、低圧面部に作用する圧力が低下
し、対向側の高圧弁室部の圧力上昇が優勢になると、弁
体を上死点位置へ押すことが出来るようになり、前記動
作を最初から反復させる。
この考案の上記またはその他の目的、特徴および利点
は、図面を参照しての以下の実施例に詳細な説明から一
層あきらかとなろう。
〔実施例〕
破砕機の本体1は内部に、下端に開口部11を有する細長
い空間部10を設け、該空間部10は、所定行程の上下動が
可能にピストンロッド5を嵌挿し、続いて鏨ロッド6
を、その先端部が該開口部11より延出するように遊挿
し、ピン61により本体1から抜けないように保持させて
いる。
又、ピストンロッド5は、中段部に径がカラー状に太く
突き出し両端面を上、下受圧面13,14としたピストン部5
1にされ、下死点に下動したとき、鏨ロッド6の後面を
叩くようになっている。
前記空間部10は、ピストンロッド5の後端面に臨み窒素
ガス等を充満する空気の気体室101、ピストン部51が上
下動行程範囲に摺動する空間の油圧室100、及び先端部
と鏨ロッド6の後端部にわたる空間の衝撃室103にそれ
ぞれ径を拡大形成し、前記油圧室100は、さらにピスト
ン部51により上下両側の容積可変の2室に仕切られると
共に、ピストン部51が上下死点位置にあるとき、それぞ
れ前記上、下受圧面13,14に臨むように低、高圧部104,1
02をリング溝状に拡大され、両者の中間に位置して交互
に前記容積可変の2室によって低、高圧部104,102と連
通されるような制御部105が拡大形成されている。前記
各部104,105,102には、それぞれ戻り油口7、制御油口
8及び入力油口9が開口されている。
次いで、図に於いて、制御弁4は、径の大小異なった棒
状弁体40を、上下動自在に嵌挿させた細長な空洞の弁室
400からなり、弁体40の大小径の連接箇所よりその両側
面の面積が互いに小大異なる高、低圧面部412,411にな
るフランジ部42が突設され、小径部分側の先端部と中段
部にそれぞれリング溝による上、下切換部43,41が設け
られ、弁室400は、前記フランジ部42の上、下死点位置
の付近に各高、低圧面412,411に臨むか所の径を拡大し
て高、低圧弁室部405,404に形成され、また、前記上切
換部43の上死点位置に臨んで第1の弁室部401を、下切
換部41の両側面がそれぞれ上、下死点位置に臨む付近に
第2、第3の弁室部402,403を径を拡大して形成し、弁
体40が上死点位置にあるときは、下切換部41により第2
と第3の弁室部402と403とを連通させ、弁体40が下死点
位置にあるとき、上切換部43により第1と第2の弁室部
401と402とを連通させるようにしてなる。
本体1の前記油圧室100と制御弁4の弁室400には、破砕
機を油圧操作するための油圧回路がもうけられている。
図中、油の入り口Pは、図示しない油圧ポンプの高圧作
動油吐き出口に接続され、入力油路2により分岐入力路
21から第3の弁室部403へ、また分岐油路22から高圧弁
室部405へと連通させ、油の出口Tは、図示しない油圧
ポンプのドレンタンクへ接続され、本体1内で戻り油路
3により油圧室100の低圧部104と戻り油口において、か
つ戻り岐路231により弁体400の第1の弁室部401とそれ
ぞれ連通される。そして、油圧室100の高圧部102と弁室
400の第2の弁室部402が、入力油口9を経て入力管路25
により連通されると共に、油圧室100の制御部105は制御
油口8において、低圧管路24により弁室400の低圧弁室
部404と連通される。
前記実施例の構成による破砕機は、以下に説明するごと
く作動する。
すなわち、第1図が示す状態に、通常制御弁4は入力油
路2、分岐油路22から高圧弁室部405へ油圧をかけ、高
圧面部412に対し作用させ、この際対向側の低圧弁室部4
04は戻り油路3へ通じ低圧状態にあるので、弁体40を下
死点位置より上死点方向へ上動させる。弁体40の上動に
より、下切換部41によって分岐入力路21から第3と第2
の弁室部403と402とを連通させ、入力管路25より油圧室
100の高圧部102に作動油を送り、気体室101のガス圧作
用で下死点にあるピストンロッド5を、ピストン部51の
下受圧面14より作動させ、ガス圧に抗して第2図が示す
状態のごとく上死点へ上動させる。また、前記上動運動
は、単に前記油圧作用、又は本破砕機を被破砕物に鏨ロ
ッド6から押付ける動作、或いは両方によりさせること
もできる。この際、ピストン部51から上側の油圧室100
内部作動油は、戻り油路3へ排出され、気体室101は容
積の減少により圧縮される。
ピストンロッド5が上死点に来ると、第2図示のよう
に、ピストン部51の上動で油圧室100の制御部105と高圧
部102が連通され、油圧室100の作動油は低圧管路24より
制御弁4の低圧弁室部404へ入り、弁体40を圧力作用面
積の大きな低圧面部411により圧し、高圧弁室部405の油
圧に抗して下死点へ下動させる。この結果、第3図示の
状態のごとく、第2と第3の弁室部402と403間が遮断さ
れ、入力管路25から油圧室100の高圧部102への作動油は
停止し、同時に上切換部43の下動により第2と第1の弁
室部402と401間が連通し、高圧部102より戻り岐路231、
戻り油路3への経路が形成され、高圧部102の油圧は解
消される。
ピストンロッド5が上死点に上動の際、気体室101は容
積の減少により気圧が上昇蓄積されているが、前記高圧
部102の油圧解消によって釈放されるため、ピストンロ
ッド5の後端面部に気圧が作用してこれを押し、急速下
動させることになり、第4図示の状態のごとく、衝撃室
103における先端部により鏨ロッド6を打ち付ける破砕
動作を行なう。この時、油圧室100の高圧部102における
作動油は、ピストン部51の下動により、急速に排斥され
るため入力管路25と戻り岐路231油流量並びに油圧が急
増するが、戻り油路3がピストン部51の下降により容積
増大する低圧部104へ戻り油口7において連通し、負圧
吸入現象気味になっているので、その一部を分担導入
し、油出口T側への油流量と油圧の急激な変化を緩和す
るように作用する。
前記破砕機の破砕動作が完了すれば、ピストン部51は下
死点位置にあるので、低圧管路24により低圧弁室部404
が油圧室100の制御部105と連通され、低圧面部411に作
用する圧力が低下し、対向側の高圧弁室部405の圧力上
昇が優勢になると、高圧面部412に油圧が作動して弁体
を上死点位置へ押すことが出来るようになり、前記動作
を最初からふたたび反復させる。
〔考案の効果〕
本考案の破砕機によれば、ピストンロッド5の上端面部
に臨む気体室101が設けられ、窒素などガスが充満さ
れ、ピストンロッド5が上死点に上動の際、気体室101
は容積の減少により気圧が上昇蓄積されるが、前記高圧
部102の油圧解消によって釈放されるとき、ピストンロ
ッド5の後端面部に前記蓄積された気圧が作用してこれ
を押し、急速下動させることになり、第4図示の状態の
ごとく、衝撃室103における先端部により鏨ロッド6を
打ち付ける破砕動作を行なう。またこの時、油圧室100
の高圧部102における作動油が、ピストン部51の下動に
より、急速に排出されるために、急増する入力管路25と
戻り岐路231油流量並びに油圧が、戻り油路3がピスト
ン部51の下降により容積増大する低圧部104へ戻り油口
7において連通し、負圧吸入現象気味になっているの
で、その一部を分担導入し、油出口T側への油流量と油
圧の急激な変化を緩和するように作用する。
このように、ガス圧力を圧縮蓄積した気体室101の釈放
時の反発力の利用により、ピストンロッド5の下向きの
衝撃的な下動速度が非常に速いため、本体1以外の油圧
装置にある管路、又はブルドーザ本体の機械部品が、こ
のピストン部51の下受圧面14から生じた強い油圧のショ
ックを、ピストン部51の下動時、その上受圧面13の上側
油圧室100が容積増大することにより、作動油の量と圧
力の大部分が吸収されることになり、大幅に戻り油路3
より油出口Tへ排出される油量の減少及び油圧の緩衝を
するので、従来のような戻り油路の低圧側に、この大き
なショックによる圧力の緩衝のための蓄圧器を設けるこ
となく、低圧油圧回路をほぼ一定の圧力に保つことがで
きる。
これにより、従来の油圧装置における波動状負荷衝撃が
緩和ないし解消され、低電力に適した油圧タイプの破砕
機といえども、平穏且つ安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案破砕機の本体構造の一実施例にかかる構
成説明のための縦断側視概要図、第2図ないし第4図は
それぞれ同前の異なる位置のピストンロッド作動状態説
明の概要図である。 1……本体、2……入力油路、 3……戻り油路、5……ピストンロッド、 6……鏨ロッド、10……空間部、 11……開口部、13……上受圧面、 14……下受圧面、21……分岐入力路、 22……分岐油路、23……戻り油路、 24……低圧管路、25……入力管路、 40……棒状弁体、41……下切換部、 42……突縁部、43……上切換部、 51……ピストン部、100……油圧室、 101……気体室、102……高圧部、 103……衝撃室、104……低圧部、 105……制御部、400……弁室、 401……第1の弁室部、402……第2の弁室部、 403……第3の弁室部、404……低圧弁室部、 405……高圧弁室部、411……低圧面部、 412……高圧面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その内部に、下端に開口部(11)を有する
    細長い空間部(10)を設けた本体(1)と、 その中間一部分がカラー状に突き出して両突き出し端面
    をそれぞれ上受圧面(13)と下受圧面(14)とにした太
    径のピストン部(51)にされ、前記空間部(10)に往復
    動可能に挿入させたピストンロッド(5)と、 その先端部が前記開口部(11)より本体(1)外部へ延
    出するように一部を前記空間部(10)に滑り嵌合させた
    鏨ロッド(6)と、 前記本体(1)内部の空間部(10)は、前記ピストンロ
    ッド(5)上端面側をその端面部に圧力が作用するよう
    ガスを充填した気体室(101)と、前記ピストン部(5
    1)の付近を油圧室(100)と、前記鏨ロッド(6)と対
    向する下端部側から鏨ロッド(6)の後端部側に亘る衝
    撃室(103)とをそれぞれ径を拡大して形成し、それと
    同時に、該油圧室(100)は、ピストン部(51)が上下
    往復動する行程の上、下死点部分を各拡大して低圧部
    (104)と高圧部(102)とし、それらの中間位置を該往
    復動時交互に高、低圧部(104,102)の一方に連続する
    輪溝状の制御部(105)に形成してなり、 本体(1)には、弁室(400)とする細長い空洞と、こ
    の弁室(400)内に上下動可能に棒状弁体(40)を嵌挿
    すると共に、本体(1)の外部にそれぞれ開口する油の
    入り口(P)と出口(T)とを設け、前記弁体(40)が
    行程上下死点にあるときの弁室(400)の下記各1か所
    を介し、ピストンロッド(5)が下死点にきた時該高圧
    部(102)と油圧入り口(P)を、及びピストンロッド
    (5)が上死点にきた時該低圧部(102)及び高圧部(1
    04)を同時に油出口(T)とにそれぞれ連通させる入力
    及び戻り油路(2,3)を形成し、 前記弁体(40)は、大小径の異なる2段部に分かれ、こ
    の連接箇所からその両側面が各大小異なる面積をした低
    圧面部(411)と高圧面部(412)とにされる突縁部(4
    2)を突設し、弁室(400)のこの突縁部(42)の上下動
    範囲内の周りが該突縁部(42)により容積可変の低圧面
    部側の低圧弁室部(404)と高圧面部側の高圧弁室部(4
    05)に拡大され、そして、小径段部の先端部分と中段部
    分とがさらに、各凹陥みぞを設けることにより上、下切
    換部(43,41)に形成され、弁室(400)の対応する部分
    がそれぞれ第1、第2及び第3の弁室部(401,402,40
    3)に拡張され、弁体(40)の上下動時該上、下切換部
    (43,41)の何れかにより第2の弁室部(402)が第1、
    第3の弁室部(401,403)の一方と連通するようにさせ
    てなり、 前記戻り油路(3)は、前記油圧室(100)の低圧部(1
    04)と連通すると共に、戻り岐路(23)により前記弁室
    (400)の第1の弁室部(401)に連通するようにさせ、 前記油圧室(100)の制御部(105)と前記弁室(400)
    の1か所である低圧弁室部(404)との連通として低圧
    管路(24)を設け、 前記油圧室(100)の高圧部(102)と前記弁室(400)
    の他の1か所である第2の弁室部(402)との連通とし
    て入力管路(25)を設け、 前記入力油路(2)は、前記弁室(400)の第3の弁室
    部(403)に分岐入力路(21)にて連接すると共に、分
    岐油路(22)により弁室(400)の高圧弁室部(405)に
    連通させ、 前記油圧入り口(P)を油圧ポンプの高圧吐出口と、か
    つ、前記油出口(T)を油圧ポンプのドレンタンクとそ
    れぞれ連接させるように構成してなる破砕機本体の構
    造。
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