JPH0639805Y2 - 散布機の薬剤などの供給開口開度調整装置 - Google Patents
散布機の薬剤などの供給開口開度調整装置Info
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- JPH0639805Y2 JPH0639805Y2 JP17721787U JP17721787U JPH0639805Y2 JP H0639805 Y2 JPH0639805 Y2 JP H0639805Y2 JP 17721787 U JP17721787 U JP 17721787U JP 17721787 U JP17721787 U JP 17721787U JP H0639805 Y2 JPH0639805 Y2 JP H0639805Y2
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Description
【産業上の利用分野】 この考案は散布機の薬剤などの供給開口開度調整装置に
関し、さらに詳しくは、自走型粒剤散布機や、背負型動
力散布機などの粒状の肥料や、除草薬剤を圃場に散布す
る際の開度微調整に適した開度調整装置に関する。
関し、さらに詳しくは、自走型粒剤散布機や、背負型動
力散布機などの粒状の肥料や、除草薬剤を圃場に散布す
る際の開度微調整に適した開度調整装置に関する。
自走型粒剤散布機や、背負型動力散布機は圃場に粒状の
肥料や、薬剤を散布する際に使用するもので、自走型粒
剤散布機はエンジン出力を動力源とする自走車体にエン
ジンなどで駆動されるブロワを搭載して、その圧送風に
より粒剤タンク内の粒剤を噴管から噴出させて散布する
ものであって、噴管に供給される粒剤の供給口の開度調
整により散布濃度を選択できるように構成されている。
例えば、実公昭55-11621号公報を挙げることができる。
肥料や、薬剤を散布する際に使用するもので、自走型粒
剤散布機はエンジン出力を動力源とする自走車体にエン
ジンなどで駆動されるブロワを搭載して、その圧送風に
より粒剤タンク内の粒剤を噴管から噴出させて散布する
ものであって、噴管に供給される粒剤の供給口の開度調
整により散布濃度を選択できるように構成されている。
例えば、実公昭55-11621号公報を挙げることができる。
上述のような散布機では、施肥機の肥料供給路の開度調
整を行うことはできるが、単に開口面積の大小を選択で
きるにすぎない。 したがって、粒剤の肥料や、防除薬,除草剤などを散布
するときの薬剤濃度に合せて規定どおりの濃度で散布す
ることがきわめて困難であるなどの問題があった。 そこで、この考案は粒剤の散布濃度を任意に選択できる
ことは勿論、噴管の開口面積を作業者の手元において、
容易に微調整できるようにして、薬剤などの濃度を一定
にして散布することができる散布機の開度調整装置を提
供することを目的とするものである。
整を行うことはできるが、単に開口面積の大小を選択で
きるにすぎない。 したがって、粒剤の肥料や、防除薬,除草剤などを散布
するときの薬剤濃度に合せて規定どおりの濃度で散布す
ることがきわめて困難であるなどの問題があった。 そこで、この考案は粒剤の散布濃度を任意に選択できる
ことは勿論、噴管の開口面積を作業者の手元において、
容易に微調整できるようにして、薬剤などの濃度を一定
にして散布することができる散布機の開度調整装置を提
供することを目的とするものである。
そこで、この考案は前述のような目的を達成するため
に、供給路を横切る方向にスライドできるシャッタと、
このシャッタをスライドさせる作業者の手元に延びる操
作ロッドと、操作ロッドの端部が着脱自在に連結されて
いて、走査レバーの回転運動により回転運動する調節板
とを備え、前記調節板には操作ロッドのシャッタ駆動系
寄りの端部を中心とする仮想円上に少なくとも2つの調
節孔を設け、その中の1つは調節板の回転中心近くに位
置するように構成したことを特徴とするものである。
に、供給路を横切る方向にスライドできるシャッタと、
このシャッタをスライドさせる作業者の手元に延びる操
作ロッドと、操作ロッドの端部が着脱自在に連結されて
いて、走査レバーの回転運動により回転運動する調節板
とを備え、前記調節板には操作ロッドのシャッタ駆動系
寄りの端部を中心とする仮想円上に少なくとも2つの調
節孔を設け、その中の1つは調節板の回転中心近くに位
置するように構成したことを特徴とするものである。
以下、この考案を自走型粒剤散布機に適用したの実施例
を添付した図面に沿って説明する。これらの図において
符号11は車体を示し、2個の車輪12が幅方向に配列さ
れ、それらの車軸12Aの中央部に動力伝達が行われるト
ランスミッション12Bが設けてあり、車体11の進行方向
後端部には2本のハンドル13のグリップ部13Aが張出し
て設けられ、走行しながら追従歩行する作業者がハンド
ル13のグリップ部13Aを握ることができるようになって
いる。 ハンドル13の間の車体11上には走行用エンジン14が搭載
されており、その出力が連結管14A内の伝達軸(図示せ
ず)により前記トランスミッション12Bに供給されて車
輪12を駆動するようになっている。 車体11の前部,言換えると、反ハンドル側には延長フレ
ーム15が設けてあって、この延長フレーム15の下側には
補助車輪15Aが設けてあり、延長フレーム15上にはエン
ジン16で駆動されるブロワ16Aが搭載されている。 このブロワ16Aからダクト16Bが自走車体11側に向って延
出されて、フレキシブルダクト16Xを介して噴管16Yに連
続されている。 さらに、車体11上には前記ブロワ16Aと隣合って肥料,
薬剤などの粒剤を充填収容する粒剤タンク17が搭載され
ており、ロート部17Aを介して連通管17Bに粒剤を落下供
給できるようになっている。この連通管17Bにはその管
路の開口面積を調整するための後述する開閉機構20が装
備されていて、連通管17Bの下端部はダクト16Bに対して
連通している。 前記ハンドル13のグリップ部13A近くにはエンジン16の
リコイルスタータ操作ひも18の操作グリップ18Aが配置
され、また、開閉機構20の操作ロッド21を操作する操作
レバー22が配置されている。 そして、前記車軸12Aの軸端部には噴管16Yを揺動駆動さ
せる駆動源となるクランクアーム31が設けてあり、この
クランクアーム31に自在接手31Aを介してコンロッド32
が連接され、このコンロッド32の端部は自在接手32Aを
介してスイングアーム33の端部に連接されている。 このスイングアーム33は前記車体11の中央部分から側面
に沿って噴管16Y近くまで延びている揺動支持杆34の一
端部に取付けられており、スイングアーム33は2本一対
のアーム33A,33Bが端部でピン33Xで連接され、この部分
に前記コンロッド32の端部が連接されて構成されたもの
である。アーム33A,33Bのうち、アーム33Aのボス部33
A′は前記揺動支持杆34に固定されており、アーム33Bの
ボス部33B′は揺動支持杆34に対して滑動自在になって
いる。従って、スイングアーム33は、揺動支持杆34に対
して揺動方向において固定されていることになる。さら
に、アーム33A,33Bにはそれぞれ雌ねじ部33Y,および遊
転軸支部33Y′が取付けられ、この雌ねじ部33Yにねじ杆
35が螺合され、ねじ杆35の端部は中折状態の連接杆35A
を介して揺動角調節ハンドルとしてのクランクハンドル
35Bに連接されている。 さらに、揺動支持杆34の他端部には噴管支持アーム35の
基部36Aが固定されており、この噴管支持アーム36は吊
持杆36Bを介して噴管16Yを支持している。 前記コンロッド32は両端部にねじ部32X,32Yをもち、自
在接手31A,32Aに対するねじ込み量をナット32Zで調整し
て実質的な長さを選ぶことができ、揺動支持杆34の揺動
中心線の傾きを定めるようになっている。 そして、前記開閉機構20は次のような構成であって、操
作ロッド21の端部21Aがハンドル13のグリップ部13A近く
に設けた操作レバー22に対して操作レバー22の基部22A
に固定した調節板23を介して連結されており、操作レバ
ー22の支軸22Bに対して操作レバー22と共に回転運動が
許容されている。支軸22Bはハンドル13に設けてある支
板22Xに固定されているもので、支板22Xと調節板23とは
平行平面に位置し、支板22Xから腕板22Yが直角方向に延
び、その端部に操作レバー22の操作ガイド22Zが固定さ
れている。調節板23と操作ロッド21の端部21Aとの連結
はピンによる枢支連結であり、調節板23に穿けた調節孔
23X,23Yの何れかを選び、後述するシャッタの開閉微調
整度を選択する。調節孔23X,23Yは操作ロッド21の他端
部21Bを中心として描く仮想円S上で支軸22Bおよび他端
部21Bの中心を結ぶ仮想線Pの上側,すなわちシャッタ2
4を開口する側に位置すると共に、調節孔23Yは操作レバ
ー22の支軸22Bに接近した位置にある。操作ロッド21の
他端部21Bはシャッタ24を収容する開閉機構20のケーシ
ング25を貫いているシャッタ駆動軸24Aにクランクアー
ム26を介して連結されている。ケーシング25にはシャッ
タ駆動軸24Aを通す軸孔25Aが穿けてあり、ここの軸孔25
Aを中心として扇形で、シャッタ駆動アーム24Bの部分回
転運動を許容し、シャッタ駆動アームの厚さよりやや深
い扇形の凹空間25Bが形成されている。この凹空間25Bに
連続して空気圧送室25Xとなる凹空間が形成され、この
空気圧送室25Xに対してブロワ16Aからの圧送風の一部を
導く取入孔25Yが穿けられている。空気圧送室25Xはシャ
ッタ24のスライドを許容している空間となっており、粒
剤の供給路25Mまで延び、これと連通している。 前記ケーシング25に対して板状の上ケーシング27が被せ
られ、前記シャッタ24を収容すると共に、その直線運動
だけを許容する凹空間27Aがケーシング25との対向面側
に開放されて形成されている。この凹空間27Aの上内面
には空気圧送室25Xと同形の空気圧送室27Bが形成されて
おり、この空気圧送室27Bがシャッタ24のスライドを許
容して連通管17Bに連通する供給路27Yまで延びて、これ
と連通状態になっている。 そして、空気圧送室25Xは常に開かれており、シャッタ2
4が全開状態であっても,言換えると、シャッタ24が最
も空気圧送室25X,27Bの奥まで収容された状態であって
も、シャッタ24は取入孔25Yと重ならないようになって
いる。 次に、この考案による散布機の薬剤などの供給開口開度
調整装置を用いた散布作業について説明する。先ず、エ
ンジン14,16が始動されて走行準備、ならびに、ブロワ1
6Aの運転準備が行われ、さらに、開閉機構20の開閉調整
により散布する粒剤との関係でその開度が定められ、圃
場において噴管16Yから噴出散布される量が決められ
る。そして操作ロッド21の端部21Aを調節板23の調節孔2
3Xを選んで連結した状態では、操作レバー22のワンスト
ローク(全閉T〜全開K)でシャッタ24を供給路27Y,25
Mの全域にわたってスライドさせることができる。言換
えると、全閉状態から全開状態までを操作することがで
きる。 また、調整孔23Yを選んで操作ロッド21の端部21Aを調節
板23に連結するときは、操作ロッド21の長さ調整が不要
であり、また、この連結した状態では、操作レバー22の
ワンストローク(全閉T〜全開K)でのシャッタ24は全
閉状態から半開状態まで移動するにとどまり、供給路27
Y,25Mの開口面積の半分を閉じている。 言換えると、調整孔23Xと調整孔23Yとでは、操作レバー
22の全閉Tから全開Kに至るワンストロークに応動する
距離が2倍になっており、時間的には2倍の速度でシャ
ッタ24がスライドすることになり、微量散布の際にはと
くにシャッタ24による開度の微調整を容易にしている。 シャッタ24の開閉運動は操作ロッド21により行うのであ
って、操作ロッド21の動作によりクランクアーム26,シ
ャッタ駆動軸24Aを介してシャッタ駆動アーム24Bが駆動
され、ピン24Cが長孔24Xで回転させられてシャッタ24が
凹空間27A内で直線運動させられる。 空気圧送室25X,27B中にはブロワ16Aからの圧送風の一部
が取入孔25Yから導入されて、その圧送風はシャッタ24
を収容した空間である空気圧送室25X,27Bの中をシャッ
タ24の上下面に沿って供給路25M,27Yに吹き抜け、この
吹き抜けによりシャッタ24の末端からその側面には回り
込んで残留粒剤を除去し、シャッタ全閉状態での粒剤の
噛込みを防いでいる。 さらに、圃場での走行はエンジン14の出力で車輪12が駆
動されることで行われるのであって、作業者はハンドル
13のグリップ部13Aを握り追従歩行しながら操向操作を
行う。車輪12が走行回転することで、クランクアーム31
がクランク運動してコンロッド32を長さ方向に直線運動
させ、コンロッド32の端部は自在接手32Aを介してアー
ム33A,33Bにより形成されるスイングアーム33に連接さ
れているから、スイングアーム33を垂直面内で揺動運動
させる。スイングアーム33の基部は揺動支持杆34に固定
されているから、スイングアーム33の揺動運動は揺動支
持杆34の回転揺動となり、その他端部に固定されている
噴管支持アーム36を前記スイングアーム33同様に垂直面
内で揺動運動させる。この噴管支持アーム36の揺動運動
により噴管16Yの粒剤噴出の仰角が変化して、粒剤の圃
場への到達領域が散布機の近くから遠くへ、また、遠く
から近くへと常に変化移動して均一散布が行われる。粒
剤の散布領域は噴管16Yの仰角で決められるが、ブロワ1
6Aからの圧送風の量との関係でも決められ、ブロワ16A
を駆動するエンジン16のスロットル開度の調整によりブ
ロワ16Aの出力が定められる。 粒剤散布領域を決める噴管16Yの仰角は、追従歩行する
作業者の手元において任意に選択される。即ち、クラン
クハンドル35Bを適当に回転することで連接杆35Aを介し
てねじ杆35が回転し、スイングアーム33を形成するアー
ム33A,33Bの螺合端部間の距離,言換えると、アーム33B
が揺動支持杆34に沿って移動することで、スイングアー
ム33の有効長が変えられる。例えば、アーム33A,33Bの
ねじ杆35との螺合端部が大きくなれば、スイングアーム
33の有効長は短かくなり、コンロッド32により回転させ
られる揺動弧長は短かくなるが、揺動運動の扇形中心角
は逆に大きくなって噴管支持アーム36を大きい角で振
り、粒剤の散布領域をワイドにしている。 また逆に、クランクハンドル35Bを前とは逆に回転させ
ることでスイングアーム33の有効長を長くすると、揺動
支持杆34が描く揺動扇形の軌跡の中心角は小さくなっ
て、噴管支持アーム36の揺動運動の軌跡は小さくなり、
粒剤の到達距離は小さくなる。 したがって、噴管16Yの揺動角調節ハンドルとしてのク
ランクハンドル35Bの回転によりスイングアーム33の有
効長を定めると、車輪12の回転に伴ってスイングアーム
33の有効長に対応した扇形運動が噴管16Yに与えられ
て、粒剤の散布域が変化しながら散布される。 なお、以上の説明では自走型粒剤散布機に適用した例を
挙げたが、背負型動力散布機にも適用でき、操作レバー
22を作業者の手元に位置させると有益である。
を添付した図面に沿って説明する。これらの図において
符号11は車体を示し、2個の車輪12が幅方向に配列さ
れ、それらの車軸12Aの中央部に動力伝達が行われるト
ランスミッション12Bが設けてあり、車体11の進行方向
後端部には2本のハンドル13のグリップ部13Aが張出し
て設けられ、走行しながら追従歩行する作業者がハンド
ル13のグリップ部13Aを握ることができるようになって
いる。 ハンドル13の間の車体11上には走行用エンジン14が搭載
されており、その出力が連結管14A内の伝達軸(図示せ
ず)により前記トランスミッション12Bに供給されて車
輪12を駆動するようになっている。 車体11の前部,言換えると、反ハンドル側には延長フレ
ーム15が設けてあって、この延長フレーム15の下側には
補助車輪15Aが設けてあり、延長フレーム15上にはエン
ジン16で駆動されるブロワ16Aが搭載されている。 このブロワ16Aからダクト16Bが自走車体11側に向って延
出されて、フレキシブルダクト16Xを介して噴管16Yに連
続されている。 さらに、車体11上には前記ブロワ16Aと隣合って肥料,
薬剤などの粒剤を充填収容する粒剤タンク17が搭載され
ており、ロート部17Aを介して連通管17Bに粒剤を落下供
給できるようになっている。この連通管17Bにはその管
路の開口面積を調整するための後述する開閉機構20が装
備されていて、連通管17Bの下端部はダクト16Bに対して
連通している。 前記ハンドル13のグリップ部13A近くにはエンジン16の
リコイルスタータ操作ひも18の操作グリップ18Aが配置
され、また、開閉機構20の操作ロッド21を操作する操作
レバー22が配置されている。 そして、前記車軸12Aの軸端部には噴管16Yを揺動駆動さ
せる駆動源となるクランクアーム31が設けてあり、この
クランクアーム31に自在接手31Aを介してコンロッド32
が連接され、このコンロッド32の端部は自在接手32Aを
介してスイングアーム33の端部に連接されている。 このスイングアーム33は前記車体11の中央部分から側面
に沿って噴管16Y近くまで延びている揺動支持杆34の一
端部に取付けられており、スイングアーム33は2本一対
のアーム33A,33Bが端部でピン33Xで連接され、この部分
に前記コンロッド32の端部が連接されて構成されたもの
である。アーム33A,33Bのうち、アーム33Aのボス部33
A′は前記揺動支持杆34に固定されており、アーム33Bの
ボス部33B′は揺動支持杆34に対して滑動自在になって
いる。従って、スイングアーム33は、揺動支持杆34に対
して揺動方向において固定されていることになる。さら
に、アーム33A,33Bにはそれぞれ雌ねじ部33Y,および遊
転軸支部33Y′が取付けられ、この雌ねじ部33Yにねじ杆
35が螺合され、ねじ杆35の端部は中折状態の連接杆35A
を介して揺動角調節ハンドルとしてのクランクハンドル
35Bに連接されている。 さらに、揺動支持杆34の他端部には噴管支持アーム35の
基部36Aが固定されており、この噴管支持アーム36は吊
持杆36Bを介して噴管16Yを支持している。 前記コンロッド32は両端部にねじ部32X,32Yをもち、自
在接手31A,32Aに対するねじ込み量をナット32Zで調整し
て実質的な長さを選ぶことができ、揺動支持杆34の揺動
中心線の傾きを定めるようになっている。 そして、前記開閉機構20は次のような構成であって、操
作ロッド21の端部21Aがハンドル13のグリップ部13A近く
に設けた操作レバー22に対して操作レバー22の基部22A
に固定した調節板23を介して連結されており、操作レバ
ー22の支軸22Bに対して操作レバー22と共に回転運動が
許容されている。支軸22Bはハンドル13に設けてある支
板22Xに固定されているもので、支板22Xと調節板23とは
平行平面に位置し、支板22Xから腕板22Yが直角方向に延
び、その端部に操作レバー22の操作ガイド22Zが固定さ
れている。調節板23と操作ロッド21の端部21Aとの連結
はピンによる枢支連結であり、調節板23に穿けた調節孔
23X,23Yの何れかを選び、後述するシャッタの開閉微調
整度を選択する。調節孔23X,23Yは操作ロッド21の他端
部21Bを中心として描く仮想円S上で支軸22Bおよび他端
部21Bの中心を結ぶ仮想線Pの上側,すなわちシャッタ2
4を開口する側に位置すると共に、調節孔23Yは操作レバ
ー22の支軸22Bに接近した位置にある。操作ロッド21の
他端部21Bはシャッタ24を収容する開閉機構20のケーシ
ング25を貫いているシャッタ駆動軸24Aにクランクアー
ム26を介して連結されている。ケーシング25にはシャッ
タ駆動軸24Aを通す軸孔25Aが穿けてあり、ここの軸孔25
Aを中心として扇形で、シャッタ駆動アーム24Bの部分回
転運動を許容し、シャッタ駆動アームの厚さよりやや深
い扇形の凹空間25Bが形成されている。この凹空間25Bに
連続して空気圧送室25Xとなる凹空間が形成され、この
空気圧送室25Xに対してブロワ16Aからの圧送風の一部を
導く取入孔25Yが穿けられている。空気圧送室25Xはシャ
ッタ24のスライドを許容している空間となっており、粒
剤の供給路25Mまで延び、これと連通している。 前記ケーシング25に対して板状の上ケーシング27が被せ
られ、前記シャッタ24を収容すると共に、その直線運動
だけを許容する凹空間27Aがケーシング25との対向面側
に開放されて形成されている。この凹空間27Aの上内面
には空気圧送室25Xと同形の空気圧送室27Bが形成されて
おり、この空気圧送室27Bがシャッタ24のスライドを許
容して連通管17Bに連通する供給路27Yまで延びて、これ
と連通状態になっている。 そして、空気圧送室25Xは常に開かれており、シャッタ2
4が全開状態であっても,言換えると、シャッタ24が最
も空気圧送室25X,27Bの奥まで収容された状態であって
も、シャッタ24は取入孔25Yと重ならないようになって
いる。 次に、この考案による散布機の薬剤などの供給開口開度
調整装置を用いた散布作業について説明する。先ず、エ
ンジン14,16が始動されて走行準備、ならびに、ブロワ1
6Aの運転準備が行われ、さらに、開閉機構20の開閉調整
により散布する粒剤との関係でその開度が定められ、圃
場において噴管16Yから噴出散布される量が決められ
る。そして操作ロッド21の端部21Aを調節板23の調節孔2
3Xを選んで連結した状態では、操作レバー22のワンスト
ローク(全閉T〜全開K)でシャッタ24を供給路27Y,25
Mの全域にわたってスライドさせることができる。言換
えると、全閉状態から全開状態までを操作することがで
きる。 また、調整孔23Yを選んで操作ロッド21の端部21Aを調節
板23に連結するときは、操作ロッド21の長さ調整が不要
であり、また、この連結した状態では、操作レバー22の
ワンストローク(全閉T〜全開K)でのシャッタ24は全
閉状態から半開状態まで移動するにとどまり、供給路27
Y,25Mの開口面積の半分を閉じている。 言換えると、調整孔23Xと調整孔23Yとでは、操作レバー
22の全閉Tから全開Kに至るワンストロークに応動する
距離が2倍になっており、時間的には2倍の速度でシャ
ッタ24がスライドすることになり、微量散布の際にはと
くにシャッタ24による開度の微調整を容易にしている。 シャッタ24の開閉運動は操作ロッド21により行うのであ
って、操作ロッド21の動作によりクランクアーム26,シ
ャッタ駆動軸24Aを介してシャッタ駆動アーム24Bが駆動
され、ピン24Cが長孔24Xで回転させられてシャッタ24が
凹空間27A内で直線運動させられる。 空気圧送室25X,27B中にはブロワ16Aからの圧送風の一部
が取入孔25Yから導入されて、その圧送風はシャッタ24
を収容した空間である空気圧送室25X,27Bの中をシャッ
タ24の上下面に沿って供給路25M,27Yに吹き抜け、この
吹き抜けによりシャッタ24の末端からその側面には回り
込んで残留粒剤を除去し、シャッタ全閉状態での粒剤の
噛込みを防いでいる。 さらに、圃場での走行はエンジン14の出力で車輪12が駆
動されることで行われるのであって、作業者はハンドル
13のグリップ部13Aを握り追従歩行しながら操向操作を
行う。車輪12が走行回転することで、クランクアーム31
がクランク運動してコンロッド32を長さ方向に直線運動
させ、コンロッド32の端部は自在接手32Aを介してアー
ム33A,33Bにより形成されるスイングアーム33に連接さ
れているから、スイングアーム33を垂直面内で揺動運動
させる。スイングアーム33の基部は揺動支持杆34に固定
されているから、スイングアーム33の揺動運動は揺動支
持杆34の回転揺動となり、その他端部に固定されている
噴管支持アーム36を前記スイングアーム33同様に垂直面
内で揺動運動させる。この噴管支持アーム36の揺動運動
により噴管16Yの粒剤噴出の仰角が変化して、粒剤の圃
場への到達領域が散布機の近くから遠くへ、また、遠く
から近くへと常に変化移動して均一散布が行われる。粒
剤の散布領域は噴管16Yの仰角で決められるが、ブロワ1
6Aからの圧送風の量との関係でも決められ、ブロワ16A
を駆動するエンジン16のスロットル開度の調整によりブ
ロワ16Aの出力が定められる。 粒剤散布領域を決める噴管16Yの仰角は、追従歩行する
作業者の手元において任意に選択される。即ち、クラン
クハンドル35Bを適当に回転することで連接杆35Aを介し
てねじ杆35が回転し、スイングアーム33を形成するアー
ム33A,33Bの螺合端部間の距離,言換えると、アーム33B
が揺動支持杆34に沿って移動することで、スイングアー
ム33の有効長が変えられる。例えば、アーム33A,33Bの
ねじ杆35との螺合端部が大きくなれば、スイングアーム
33の有効長は短かくなり、コンロッド32により回転させ
られる揺動弧長は短かくなるが、揺動運動の扇形中心角
は逆に大きくなって噴管支持アーム36を大きい角で振
り、粒剤の散布領域をワイドにしている。 また逆に、クランクハンドル35Bを前とは逆に回転させ
ることでスイングアーム33の有効長を長くすると、揺動
支持杆34が描く揺動扇形の軌跡の中心角は小さくなっ
て、噴管支持アーム36の揺動運動の軌跡は小さくなり、
粒剤の到達距離は小さくなる。 したがって、噴管16Yの揺動角調節ハンドルとしてのク
ランクハンドル35Bの回転によりスイングアーム33の有
効長を定めると、車輪12の回転に伴ってスイングアーム
33の有効長に対応した扇形運動が噴管16Yに与えられ
て、粒剤の散布域が変化しながら散布される。 なお、以上の説明では自走型粒剤散布機に適用した例を
挙げたが、背負型動力散布機にも適用でき、操作レバー
22を作業者の手元に位置させると有益である。
以上の説明から明らかなように、この考案の散布機の薬
剤などの供給開口開度調整装置によれば、粒剤供給路を
シャッタの動きで開閉するようにすると共に、このシャ
ッタの開閉は操作ロッドを介して操作レバーの回転運動
で行い、操作ロッドと操作レバーの連結点を操作レバー
の支軸との距離を異ならせて予め穿けた複数の孔の中か
ら選び、連結点の変更で操作ロッドの動作長さを定める
ように構成したから、同じ操作レバーの動作ストローク
であってもシャッタによる供給路の開口面積を自由に選
択でき、比較的濃度や、散布量の大まかな肥料と、濃度
や、散布量を厳密にしないと作物に悪影響を与える除草
剤とでは開口調整の際ののシャッタの動作幅をそれぞれ
適したものにすることができると共に、操作ロッドのさ
し換え時に長さ調整が不要であり、取扱いが容易である
などの効果がある。
剤などの供給開口開度調整装置によれば、粒剤供給路を
シャッタの動きで開閉するようにすると共に、このシャ
ッタの開閉は操作ロッドを介して操作レバーの回転運動
で行い、操作ロッドと操作レバーの連結点を操作レバー
の支軸との距離を異ならせて予め穿けた複数の孔の中か
ら選び、連結点の変更で操作ロッドの動作長さを定める
ように構成したから、同じ操作レバーの動作ストローク
であってもシャッタによる供給路の開口面積を自由に選
択でき、比較的濃度や、散布量の大まかな肥料と、濃度
や、散布量を厳密にしないと作物に悪影響を与える除草
剤とでは開口調整の際ののシャッタの動作幅をそれぞれ
適したものにすることができると共に、操作ロッドのさ
し換え時に長さ調整が不要であり、取扱いが容易である
などの効果がある。
添付図面はこの考案の実施例を示し、第1図は自走型粒
剤散布機の側面図、第2図は同背面図、第3図は第1図
III-III矢視平面図、第4図は第1図IV-IV矢視背面図、
第5図は第1図V−V線に沿う一部破断側面図、第6図
は開度調整機構の一部破断側面図、第7図はシャッタ部
分の分解斜面図である。 11……車体 12……車輪、12A……車軸、12B……トランスミッション 13……ハンドル、13A……グリップ部 14……走行用エンジン、14A……連結管 15……延長フレーム、15A……補助車輪 16……エンジン、16A……ブロワ、16B……ダクト、16X
……フレキシブルダクト、16Y……噴管 17……粒剤タンク、17A……ロート部、17B……連通管 18……リコイルスタータ操作ひも 20……開閉機構、 21……操作ロッド、21A,21B……端部 22……操作レバー 23……調節板、23X,23Y……調節孔 24……シャッタ、24A……シャッタ駆動軸、24B……駆動
アーム、24C……ピン、24X……長孔 25……ケーシング、25A……軸孔、25B……凹空間、25X
……空気圧送室、25Y……取入孔、25Z……凹溝、25M…
…供給路 26……クランクアーム 27……上ケーシング、27A……凹部空間、27B……空気圧
送室、27Y……供給路 30……噴管駆動機構、31……クランクアーム、31A,32A
……自在接手、32……コンロッド、32X,32Y……ねじ
部、32Z……ナット、33……スイングアーム、33A,33B…
…アーム、33X……ピン、33Y……雌ねじ部、34……揺動
支持杆、35……ねじ杆、35A……連接杆、35B……クラン
クハンドル、36……噴管支持アーム、36A……基部、36B
……吊持杆
剤散布機の側面図、第2図は同背面図、第3図は第1図
III-III矢視平面図、第4図は第1図IV-IV矢視背面図、
第5図は第1図V−V線に沿う一部破断側面図、第6図
は開度調整機構の一部破断側面図、第7図はシャッタ部
分の分解斜面図である。 11……車体 12……車輪、12A……車軸、12B……トランスミッション 13……ハンドル、13A……グリップ部 14……走行用エンジン、14A……連結管 15……延長フレーム、15A……補助車輪 16……エンジン、16A……ブロワ、16B……ダクト、16X
……フレキシブルダクト、16Y……噴管 17……粒剤タンク、17A……ロート部、17B……連通管 18……リコイルスタータ操作ひも 20……開閉機構、 21……操作ロッド、21A,21B……端部 22……操作レバー 23……調節板、23X,23Y……調節孔 24……シャッタ、24A……シャッタ駆動軸、24B……駆動
アーム、24C……ピン、24X……長孔 25……ケーシング、25A……軸孔、25B……凹空間、25X
……空気圧送室、25Y……取入孔、25Z……凹溝、25M…
…供給路 26……クランクアーム 27……上ケーシング、27A……凹部空間、27B……空気圧
送室、27Y……供給路 30……噴管駆動機構、31……クランクアーム、31A,32A
……自在接手、32……コンロッド、32X,32Y……ねじ
部、32Z……ナット、33……スイングアーム、33A,33B…
…アーム、33X……ピン、33Y……雌ねじ部、34……揺動
支持杆、35……ねじ杆、35A……連接杆、35B……クラン
クハンドル、36……噴管支持アーム、36A……基部、36B
……吊持杆
Claims (1)
- 【請求項1】粒剤タンクの粒剤をブロワの圧送風により
噴管から噴出散布すると共に、粒剤が圧送風に至る供給
路に開口面積を調節する開閉機構を備える散布機におい
て、供給路を横切る方向にスライドできるシャッタと、
このシャッタをスライドさせる作業者の手元に延びる操
作ロッドと、操作ロッドの端部が着脱自在に連結されて
いて、操作レバーの回転運動により回転運動する調節板
とを備え、前記調節板には操作ロッドのシャッタ駆動系
寄りの端部を中心とする仮想円上に少なくとも2つの調
節孔を設け、その中の1つは調節板の回転中心近くに位
置するように構成したことを特徴とする散布機の薬剤な
どの供給開口開度調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17721787U JPH0639805Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 散布機の薬剤などの供給開口開度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17721787U JPH0639805Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 散布機の薬剤などの供給開口開度調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0183462U JPH0183462U (ja) | 1989-06-02 |
| JPH0639805Y2 true JPH0639805Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31468891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17721787U Expired - Lifetime JPH0639805Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | 散布機の薬剤などの供給開口開度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639805Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-19 JP JP17721787U patent/JPH0639805Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0183462U (ja) | 1989-06-02 |
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