JPH0639807B2 - 大空間建築物の構築工法 - Google Patents

大空間建築物の構築工法

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JPH0639807B2
JPH0639807B2 JP6071387A JP6071387A JPH0639807B2 JP H0639807 B2 JPH0639807 B2 JP H0639807B2 JP 6071387 A JP6071387 A JP 6071387A JP 6071387 A JP6071387 A JP 6071387A JP H0639807 B2 JPH0639807 B2 JP H0639807B2
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JP
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lower chord
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upper chord
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JP6071387A
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繁 播
俊一 山田
泰嗣 黒川
▲吉▼男 滝田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、大空間建築物の構築工法に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、体育館や競技場あるいは工場等といった大空間の
建築物は、主にスペースフレーム(立体構造)によって
構築されている。
スペースフレームは、四角形あるいは三角形等といった
立体トラスの基本グリットを建築物の規模に応じて組立
てることにより構成されるもので、大空間建築物の建設
に適している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のスペースフレームによる大空間建
築物の構築工法は、スペースフレームの節点が少なくと
も6〜7本と多くの部材が立体的に1点に集中するた
め、部材数が大幅に増え、節点すなわち接合部が複雑で
組立てがきわめて面倒になるのが免れない。
また、ほとんどの場合、作業足場を必要とするためこの
作業足場の設置に多大な労力と資材を費やすことにな
り、工事費が大幅に嵩むことが免れない。
この発明は、このような前記従来の問題点を解消するた
めに提案されたもので、一切、作業足場を必要としない
で、きわめて簡単にしかも短期間で大空間建築物を構築
することができる大空間建築物の構築工法を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 端部に接合フランジを取付けた短尺管体からなる節点ユ
ニットと中間ユニットからフィーレンディールアーチを
組立てる大空間建築物の構築工法であって、節点ユニッ
トは上弦材と下弦材,上弦材・下弦材の中央を連結する
束材,下弦材の略中央の両側より直角方向に突設したつ
なぎ材、及び上弦材の略中央両側とつなぎ材の先端とを
連結した斜材を剛に接合して一体に構成され、中間ユニ
ットはそれぞれ上弦材または下弦材に接合される管体か
らなる上弦材または下弦材で構成され、これらの節点ユ
ニットと中間ユニットとを前記フィーレンディールアー
チのスパンの中央方向に順次交互に格子状に接合しつつ
設置することを特徴とする。
(実施例) 以下、この発明を図示する一実施例によって説明する。
この発明にかかる構築工法は節点ユニット1と中間ユニ
ット2を基本グリットとし、この節点ユニット1と中間
ユニット2をその長手方向に交互に連結することにより
アーチ状をしたフィーレンディールアーチ3,3をその
幅方向に一定間隔おきに構築し、かつフィーレンディー
ルアーチ3,3の構築に並行して、隣り合うフィーレン
ディールアーチ3,3間を連結することによって大空間
建築物の屋根部骨組を構築し、続いてこの屋根部骨組に
屋根パネルを取付ける工法である。
節点ユニット1は、短尺管体からなり上弦材4と下弦材
5とこの上弦材4と下弦材5間を連結する束材7と、下
弦材5のほぼ中央部の両側にこれとほぼ直角に突設され
たつなぎ材8,8、及び上弦材4の略中央両側とつなぎ
材8,8の先端と連結した斜材から構成されている。
上弦材4と束材7間,下弦材5と束材7間および下弦材
5とつなぎ材8,8間ならびに上弦材とつなぎ材,斜材
間は溶接により剛に一体に接合されている。
また、これらの部材は、すべて短尺鋼管によって形成さ
れ、かつ下弦材5が一番太く続いてつなぎ材8,8,上
弦材4,束材7,斜材の順に径が徐々に細くなってい
る。
さらに、フィーレンディールアーチ3の中央部に設置さ
れる節点ユニット1の束材7が一番長く両側方向に移行
するに伴って、各節点ユニット1の束材7は、徐々に短
くなっている。
また、束材7を除く各部材の先端部には各部材の径より
一回り大きい径をした接合フランジ9がそれぞれ形成さ
れている。
中間ユニット2は上弦材4または上弦材10と下弦材1
1とから構成されている。当該上弦材10および下弦材
11には節点ユニット1の上弦材4および下弦材5と同
じ径の鋼管が使用され、かつ上弦材10および下弦材1
1の両端には、これらの部材の径より一回り大きい径を
した接合フランジ12が形成されている。
また、フィーレンディールアーチ3の両端柱脚部には柱
脚ユニット13,13が取付けられる。
柱脚ユニット13は、節点ユニット1と同様に上弦4と
下弦材5と、この上弦4と下弦材5間を連結する束材7
と下弦材5の両側にこれと直角に突設されたつなぎ材
8,8とから構成されている。
柱脚ユニット13と節点ユニット1とは、上弦材4と下
弦材5がその先端部において束材7により剛に接合さ
れ、繋ぎ材8,8が下弦材5の先端部において両側に垂
直に突設され、さらに上弦材4と下弦材5の基端部が一
点に連結されている点で異なり、その他の構成は全く同
じである。
続いて、大空間建築物の構築工法を順を追って説明す
る。
まず、大空間建築物の下部構造体14を構築する。
下部構造体14には垂直アーチ15,15と水平アーチ
16,16をそれぞれ対向させて設置する。
続いて、下部14の水平アーチ16,16に柱脚ユニ
ット13,・・・をこれらの長手方向に、一定間隔おき
に設置する。
各柱脚ユニット13はその基端部を水平アーチ16,1
6にそれぞれピン着するとともに作業足場17によって
下部構造体14の内側に傾斜した状態に支持する。
また、隣り合う柱脚ユニット13,13のつなぎ材8,
8間を連結するとともに柱脚ユニット13,・・・のう
ち、一番外側両端に位置する柱脚ユニット13,13の
外側つなぎ材8,8を垂直アーチ15,15にそれぞれ
ピン着する。
つなぎ材8,8間は接合フランジ12,12を複数本の
高力ボルトでボルト止めすることにより連結する。
つなぎ材8,8間を連結することにより垂直アーチ1
5,15間につなぎ材8,・・・によって一本のアーチ
架構が構成され、その結果として、各柱脚ユニット1
3,13は作業足場がなくとも自立できる。
続いて、各柱脚ユニット13の上弦材4と下弦材5の
先端部に中間ユニット2の上弦材10と下弦材11をそ
れぞれ連結する。上弦材4と10間および下弦材5と1
1間は接合フランジ9と12を複数本の高力ボルトでボ
ルト止めすることにより連結する。
かかる場合、中央ユニット2の上弦材10および下弦材
11は短めに形成してあるので、作業足場がなくとも充
分自立できるものである。
続いて、各中間ユニット2の先端部に節点ユニット1
を連結する中間ユニット2と節点ユニット1間の接合
は、双方の上弦材4と10および5と11の接合フラン
ジ9と12を複数本の高力ボルトでボルト止めすること
により連結する。
また、これと並行して隣り合う節点ユニット1のつなぎ
材8,8間を連結するとともに、当該節点ユニット1,
・・・のうち、一番外側両端に位置する節点ユニット
1,1の外側つなぎ材8,8を垂直アーチ15,15に
ピン着する。
つなぎ材8,8を連結することにより垂直アーチ15,
15間につなぎ材8,・・・によって一本のアーチ架構
が構成され、その結果として各節点ユニット13,13
は作業足場がなくとも自立できる。
以下、同じ様に屋根周辺部から屋根中央部へと節点ユニ
ット1と中間ユニット2を交互に連結しつつ設置するこ
とにより屋根全体の骨組を構成する。そして、最後に屋
根全体屋根パネルを取付ける。
(発明の効果) この発明に係る大空間建築物の構築工法は、大空間建築
物のフィーレンディールアーチを構成する、上弦材,下
弦材,束材,つなぎ材及び斜材からなる多くの部材が集
中する節点をユニット化して一体の節点ユニットとした
から面倒な節点の組立を簡素化することができたもので
あり、節点ユニットと中間ユニットとを格子状に接合し
つつフィーレンディールアーチのスパン中心方向へ構築
していくものであるから節点ユニット及び中間ユニット
は設置と同時に既に設置済みの節点ユニット及び中間ユ
ニットに接合されるので、これらの部材を仮支持する足
場が一切不要になり、仮設工事費の大幅低減が図れるの
で、作業効率よく大空間建築物を構築することが可能と
なり、工期の大幅な短縮化が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は、この発明の一実施例を示したもの
で、第1図は大空間建築物の斜視図、第2図はスペース
フレームの一部側面部、第3図および第4図はスペース
フレーム柱脚部の側面図および平面図、第5図および第
6図はスペースフレームの一部斜視図および分解斜視
図、第7図〜第9図は大空間建築物の構築方法を示す順
序図、第10図は第7図におけるA部拡大図である。 1……節点ユニット、2……中間ユニット、3……フィ
ーレンディールアーチ、4……上弦材、5……下弦材、
7……束材、8……つなぎ材、9……接合フランジ、1
0……上弦材、11……下弦材、12……接合フラン
ジ、13……柱脚ユニット、14……下部構造体、15
……垂直アーチ、16……水平アーチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部に接合フランジを取付けた短尺管体か
    らなる節点ユニットと中間ユニットからフィーレンディ
    ールアーチを組立てる大空間建築物の構築工法であっ
    て、節点ユニットは上弦材と下弦材,上弦材・下弦材の
    中央を連結する束材,下弦材の略中央の両側より直角方
    向に突設したつなぎ材、及び上弦材の略中央両側とつな
    ぎ材の先端とを連結した斜材を剛に接合して一体に構成
    され、中間ユニットはそれぞれ上弦材または下弦材に接
    合される管体からなる上弦材または下弦材で構成され、
    これらの節点ユニットと中間ユニットとを前記フィーレ
    ンディールアーチのスパンの中央方向に順次交互に格子
    状に接合しつつ設置することを特徴とする大空間建築物
    の構築工法。
JP6071387A 1987-03-16 1987-03-16 大空間建築物の構築工法 Expired - Lifetime JPH0639807B2 (ja)

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